4420 イーソル 2019-02-13 15:30:00
2018年12月期 決算短信 〔日本基準〕(連結) [pdf]
2018年12月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
2019年2月13日
上場会社名 イーソル株式会社 上場取引所 東
コード番号 4420 URL https://www.esol.co.jp/
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名)長谷川 勝敏
問合せ先責任者 (役職名) 取締役経営企画室長 (氏名)久保田 伊佐雄 TEL 0120-065-166
定時株主総会開催予定日 2019年3月28日 配当支払開始予定日 -
有価証券報告書提出予定日 2019年3月29日
決算補足説明資料作成の有無:有
決算説明会開催の有無 :有 (機関投資家向け)
(百万円未満切捨て)
1.2018年12月期の連結業績(2018年1月1日~2018年12月31日)
(1)連結経営成績 (%表示は対前期増減率)
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2018年12月期 8,752 16.0 698 61.4 687 54.3 524 50.3
2017年12月期 7,546 14.2 432 5.0 445 19.2 348 31.3
(注)包括利益 2018年12月期 441百万円 (0.8%) 2017年12月期 438百万円 (43.1%)
1株当たり 潜在株式調整後 自己資本 総資産 売上高
当期純利益 1株当たり当期純利益 当期純利益率 経常利益率 営業利益率
円 銭 円 銭 % % %
2018年12月期 122.08 - 15.5 13.4 8.0
2017年12月期 85.45 - 16.1 12.1 5.7
(参考)持分法投資損益 2018年12月期 -百万円 2017年12月期 -百万円
(注)当社は、2018年7月2日付で普通株式1株につき10株の割合で株式分割を行っております。前連結会計年度の期首
に当該株式分割が行われたと仮定して、1株当たり当期純利益を算定しております。
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
2018年12月期 6,125 4,382 71.5 861.70
2017年12月期 4,097 2,387 58.3 585.04
(参考)自己資本 2018年12月期 4,382百万円 2017年12月期 2,387百万円
(3)連結キャッシュ・フローの状況
営業活動による 投資活動による 財務活動による 現金及び現金同等物
キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー 期末残高
百万円 百万円 百万円 百万円
2018年12月期 602 △95 1,402 3,434
2017年12月期 694 △88 - 1,525
2.配当の状況
年間配当金 配当金総額 配当性向 純資産配当
(合計) (連結) 率(連結)
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 百万円 % %
2017年12月期 - 0.00 - 0.00 0.00 - - -
2018年12月期 - 0.00 - 0.00 0.00 - - -
2019年12月期(予想) - 0.00 -
0.00 0.00 -
3.2019年12月期の連結業績予想(2019年1月1日~2019年12月31日)
(%表示は、通期は対前期、四半期は対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
第2四半期(累計) 4,772 9.5 272 △43.1 369 △24.7 256 △25.5 50.53
通期 9,780 11.8 690 △1.2 800 16.5 574 9.6 112.98
※ 注記事項
(1)期中における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動):無
新規 -社 (社名) 、除外 -社 (社名)
(2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更:無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(3)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2018年12月期 5,365,200株 2017年12月期 4,360,000株
② 期末自己株式数 2018年12月期 279,851株 2017年12月期 279,820株
③ 期中平均株式数 2018年12月期 4,292,396株 2017年12月期 4,080,180株
(注)当社は、2018年7月2日付で普通株式1株につき10株の割合で株式分割を行っております。前連結会計年度
の期首に当該株式分割が行われたと仮定して、1株当たり当期純利益を算定しております。
(参考)個別業績の概要
1.2018年12月期の個別業績(2018年1月1日~2018年12月31日)
(1)個別経営成績 (%表示は対前期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2018年12月期 8,287 12.6 601 26.6 598 20.6 465 21.0
2017年12月期 7,362 15.0 475 21.7 496 9.0 384 16.5
1株当たり 潜在株式調整後
当期純利益 1株当たり当期純利益
円 銭 円 銭
2018年12月期 108.34 -
2017年12月期 94.20 -
(2)個別財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
2018年12月期 6,082 4,443 73.1 873.78
2017年12月期 4,122 2,506 60.8 614.42
(参考)自己資本 2018年12月期 4,443百万円 2017年12月期 2,506百万円
※ 決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判
断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等
は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用にあたっての
注意事項等については、添付資料P.3「1.経営成績等の概況 (4)今後の見通し」をご覧ください。
(決算補足説明資料の入手方法について)
当社は、2019年2月27日(金)に機関投資家向け説明会を開催する予定であります。この説明会で配布した資料
は、開催後速やかに当社ウェブサイトに掲載する予定であります。
(日付の表示変更について)
当連結会計年度より、日付の表示を和暦から西暦へ変更しております。
○添付資料の目次
1.経営成績等の概況 ……………………………………………………………………………………………………… 2
(1)当期の経営成績の概況 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)当期の財政状態の概況 …………………………………………………………………………………………… 2
(3)当期のキャッシュ・フローの概況 ……………………………………………………………………………… 3
(4)今後の見通し ……………………………………………………………………………………………………… 3
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方 …………………………………………………………………………… 4
3.連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………………… 5
(1)連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………………… 5
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書 ……………………………………………………………………… 7
連結損益計算書 …………………………………………………………………………………………………… 7
連結包括利益計算書 ……………………………………………………………………………………………… 8
(3)連結株主資本等変動計算書 ……………………………………………………………………………………… 9
(4)連結キャッシュ・フロー計算書 ………………………………………………………………………………… 11
(5)連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………………… 12
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 12
(セグメント情報) ………………………………………………………………………………………………… 12
(1株当たり情報) ………………………………………………………………………………………………… 16
(重要な後発事象) ………………………………………………………………………………………………… 16
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1.経営成績等の概況
(1)当期の経営成績の概況
当連結会計年度におけるわが国経済は、企業収益や雇用情勢、個人消費に改善の動きが見られ、景気は緩やかな
回復が続きましたが、米国の政策運営や世界的な保護主義の台頭による先行き不透明感により、海外経済は不確実
性が高まっております。
当社グループの組込みソフトウエア事業がターゲットとして注力している自動車市場では、車載エレクトロニク
ス技術がますます高度化し、常時インターネットに接続し多数のセンサを搭載した「コネクテッドカー(つながる
車)」や自動運転に注目が集まっております。また、自動車や医療分野を中心に、安全技術への需要が高まってお
り、機能安全規格の認証取得が求められる傾向にあります。そのような中、欧州地区における同事業の展開をはか
るため、2018年3月、フランスに子会社、eSOL Europe S.A.S.を設立しました。
センシングソリューション事業がメインターゲットの1つとしている食肉市場では、食肉相場の変動や原材料価
格の上昇など、企業収益に不安定な要素があります。
このような環境の中、当社グループは自動車関連業界をメインターゲットと位置づけ、ワンストップソリューシ
ョンの提供に注力するとともに、研究開発への投資を引き続き行ってまいりました。食肉市場並びに倉庫・物流業
界に対しては、指定伝票発行用車載プリンタ(以下「車載プリンタ」)並びにハンディターミナルの拡販を進めま
した。
この結果、当連結会計年度の業績は、売上高8,752百万円(前年同期比16.0%増)、営業利益698百万円(同
61.4%増)、経常利益687百万円(同54.3%増)、親会社株主に帰属する当期純利益524百万円(同50.3%増)とな
りました。
各セグメントの業績は次のとおりであります。
(組込みソフトウエア事業)
当事業は、幅広い分野における電子機器向けの自社製ソフトウエア製品RTOS(リアルタイム・オペレーティン
グ・システム)の開発・販売、受託開発を主に行っており、自動車向け、AV機器向け、FA向けが伸張しました。そ
の結果、売上高7,906百万円(前年同期比18.6%増)及び営業利益717百万円(同40.5%増)となりました。
また、当セグメントの売上高の内訳としては、ソフトウエア製商品は1,699百万円(前年同期比28.7%増)、エ
ンジニアリングサービス等は6,207百万円(同16.1%増)となっております。
(センシングソリューション事業)
当事業は、冷菓・冷凍食品市場、食肉市場及び物流市場において、車載プリンタやハンディターミナルの販売を
進め、また、新たなセンサネットワーク関連ビジネスを進めましたが、一部に不採算案件が発生しました。その結
果、売上高818百万円(前年同期比15.6%減)及び営業損失49百万円(前年同期は3百万円の営業利益)となりま
した。
(2)当期の財政状態の概況
(資産)
当連結会計年度末における流動資産は5,563百万円となり、前連結会計年度末に比べて2,099百万円増加いたしま
した。これは主に現金及び預金が1,908百万円、受取手形及び売掛金が109百万円それぞれ増加したことによるもの
であります。固定資産は562百万円となり、前連結会計年度末に比べて71百万円減少いたしました。これは主に建
物附属設備が15百万円増加した一方、ソフトウエアが8百万円、投資有価証券が82百万円それぞれ減少したことに
よるものであります。
この結果、総資産は、6,125百万円となり、前連結会計年度末に比べて2,027百万円増加いたしました。
(負債)
当連結会計年度末における流動負債は1,511百万円となり、前連結会計年度末に比べて67百万円増加いたしまし
た。これは主に支払手形及び買掛金が25百万円、未払金が103百万円、受注損失引当金が13百万円、未払法人税等
が29百万円、未払消費税等が19百万円それぞれ増加した一方、短期借入金が120百万円減少したことによるもので
あります。固定負債は232百万円となり、前連結会計年度末に比べて35百万円減少いたしました。これは主に繰延
税金負債が22百万円、持分法適用に伴う負債が30百万円それぞれ減少したことによるものであります。
この結果、負債合計は、1,743百万円となり、前連結会計年度末に比べて32百万円増加いたしました。
(純資産)
当連結会計年度末における純資産合計は4,382百万円となり、前連結会計年度末に比べて1,995百万円増加いたし
ました。これは資本金が776百万円、資本剰余金が776百万円、利益剰余金が524百万円それぞれ増加したことによ
るものであります。
- 2 -
(3)当期のキャッシュ・フローの概況
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度末において営業活動の結果獲得した資金は602百万円となりました。これは主に税金等調整前当
期純利益686百万円、減価償却費75百万円、仕入債務の増加額25百万円、その他の負債の増加額92百万円等の資金
増加要因が、売上債権の増加額109百万円、法人税等の支払額172百万円等の資金減少要因を上回ったことによるも
のであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度末において投資活動の結果使用した資金は95百万円となりました。これは主に有形固定資産の取
得による支出48百万円、無形固定資産の取得による支出17百万円、投資有価証券の取得による支出34百万円等の支
出によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度末において財務活動の結果獲得した資金は1,402百万円となりました。これは主に株式の発行に
よる収入1,529百万円によるものであります。
(4)今後の見通し
今後の見通しにつきましては、米国の対外・国内経済政策の動向や中国経済の減速と米中貿易摩擦、EU内の混乱
に加えて、今夏の参議院選挙など、今まで以上に先行きが不透明な経営環境が予想されております。しかしながら
自動運転やコネクテッドカーなど次世代のモビリティ開発に向けた自動車関連市場は底堅いと考えております。
このような環境の下、当社グループは引き続き自動車関連業界をメインターゲットと位置づけ、ワンストップソ
リューションの提供に注力するとともに研究開発、製品開発への投資も続け、さらなる成長のための事業基盤を強
化してまいります。なお、国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)より、「高効率・高
速処理を可能とするAIチップ・次世代コンピューティングの技術開発」に係る3年間の研究開発プロジェクトが採
択されたため、営業外収益を計上する見込みとなっております。
この結果、次期(2019年12月期)の連結業績の見通しは売上高9,780百万円、営業利益690百万円、経常利益800
百万円、親会社株主に帰属する当期純利益574百万円を計画しております。
- 3 -
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方
当社グループは、連結財務諸表の期間比較性及び企業間の比較可能性を考慮し、当面は、日本基準で連結財務諸表を
作成する方針であります。
なお、今後につきましては、外国人株主比率の推移及び国内外の諸情勢を考慮し、検討を進めていく方針でありま
す。
- 4 -
3.連結財務諸表及び主な注記
(1)連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2017年12月31日) (2018年12月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 1,638,723 3,547,574
受取手形及び売掛金 1,319,354 1,428,486
商品 115,525 122,337
仕掛品 155,131 186,841
前払費用 95,859 116,316
繰延税金資産 80,136 123,329
その他 59,067 38,574
流動資産合計 3,463,797 5,563,460
固定資産
有形固定資産
建物附属設備 144,182 164,341
減価償却累計額 △81,899 △87,027
建物附属設備(純額) 62,282 77,314
工具、器具及び備品 296,872 294,650
減価償却累計額 △253,191 △253,622
工具、器具及び備品(純額) 43,681 41,027
有形固定資産合計 105,963 118,341
無形固定資産
ソフトウエア 55,500 47,245
のれん 12,156 6,545
その他 2,637 2,637
無形固定資産合計 70,295 56,428
投資その他の資産
投資有価証券 274,714 192,230
長期前払費用 39,388 43,915
繰延税金資産 56 8,001
敷金及び保証金 143,657 143,314
投資その他の資産合計 457,817 387,461
固定資産合計 634,075 562,232
資産合計 4,097,873 6,125,692
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(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2017年12月31日) (2018年12月31日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 470,055 495,939
短期借入金 120,000 -
未払金 357,227 460,289
未払費用 13,801 17,818
未払法人税等 120,439 149,684
未払消費税等 141,351 160,953
前受金 155,646 141,507
預り金 15,674 18,019
賞与引当金 40,687 43,997
受注損失引当金 5,737 18,755
その他 2,895 4,483
流動負債合計 1,443,516 1,511,448
固定負債
長期未払金 20,750 20,750
繰延税金負債 22,708 -
役員退職慰労引当金 88,494 98,194
資産除去債務 32,915 31,328
持分法適用に伴う負債 102,439 71,927
その他 - 9,976
固定負債合計 267,307 232,176
負債合計 1,710,824 1,743,625
純資産の部
株主資本
資本金 265,000 1,041,818
資本剰余金 165,275 942,093
利益剰余金 1,894,485 2,418,486
自己株式 △84,993 △85,165
株主資本合計 2,239,766 4,317,232
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 147,282 66,188
繰延ヘッジ損益 - △864
為替換算調整勘定 - △489
その他の包括利益累計額合計 147,282 64,834
純資産合計 2,387,049 4,382,067
負債純資産合計 4,097,873 6,125,692
- 6 -
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書
(連結損益計算書)
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年1月1日 (自 2018年1月1日
至 2017年12月31日) 至 2018年12月31日)
売上高 7,546,838 8,752,265
売上原価 5,460,769 6,148,210
売上総利益 2,086,068 2,604,054
販売費及び一般管理費 1,653,332 1,905,444
営業利益 432,736 698,609
営業外収益
受取利息 83 61
受取配当金 5,253 7,088
為替差益 654 2,918
助成金収入 5,000 5,954
その他 3,309 4,073
営業外収益合計 14,300 20,095
営業外費用
支払利息 1,043 842
株式交付費 - 24,514
株式公開費用 - 6,034
その他 462 41
営業外費用合計 1,505 31,431
経常利益 445,530 687,273
特別損失
固定資産除却損 265 274
特別損失合計 265 274
税金等調整前当期純利益 445,265 686,998
法人税、住民税及び事業税 154,306 200,673
法人税等調整額 △57,685 △37,675
法人税等合計 96,621 162,998
当期純利益 348,644 524,000
親会社株主に帰属する当期純利益 348,644 524,000
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(連結包括利益計算書)
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年1月1日 (自 2018年1月1日
至 2017年12月31日) 至 2018年12月31日)
当期純利益 348,644 524,000
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 89,598 △81,093
繰延ヘッジ損益 - △864
為替換算調整勘定 - △489
その他の包括利益合計 89,598 △82,447
包括利益 438,242 441,552
(内訳)
親会社株主に係る包括利益 438,242 441,552
- 8 -
(3)連結株主資本等変動計算書
前連結会計年度(自 2017年1月1日 至 2017年12月31日)
(単位:千円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 265,000 165,275 1,545,841 △84,993 1,891,122
当期変動額
親会社株主に帰属する
当期純利益
348,644 348,644
株主資本以外の項目の
当期変動額(純額)
当期変動額合計 - - 348,644 - 348,644
当期末残高 265,000 165,275 1,894,485 △84,993 2,239,766
その他の包括利益累計額
純資産合計
その他有価証券評価差額金 その他の包括利益累計額合計
当期首残高 57,684 57,684 1,948,806
当期変動額
親会社株主に帰属する
当期純利益
348,644
株主資本以外の項目の
89,598 89,598 89,598
当期変動額(純額)
当期変動額合計 89,598 89,598 438,242
当期末残高 147,282 147,282 2,387,049
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当連結会計年度(自 2018年1月1日 至 2018年12月31日)
(単位:千円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 265,000 165,275 1,894,485 △84,993 2,239,766
当期変動額
新株の発行 776,818 776,818 1,553,637
自己株式の取得 △172 △172
親会社株主に帰属する
当期純利益
524,000 524,000
株主資本以外の項目の
当期変動額(純額)
当期変動額合計 776,818 776,818 524,000 △172 2,077,465
当期末残高 1,041,818 942,093 2,418,486 △85,165 4,317,232
その他の包括利益累計額
純資産合計
その他有価証券評価 その他の包括利益累
差額金
繰延ヘッジ損益 為替換算調整勘定
計額合計
当期首残高 147,282 - - 147,282 2,387,049
当期変動額
新株の発行 1,553,637
自己株式の取得 △172
親会社株主に帰属する
当期純利益
524,000
株主資本以外の項目の
△81,093 △864 △489 △82,447 △82,447
当期変動額(純額)
当期変動額合計 △81,093 △864 △489 △82,447 1,995,017
当期末残高 66,188 △864 △489 64,834 4,382,067
- 10 -
(4)連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年1月1日 (自 2018年1月1日
至 2017年12月31日) 至 2018年12月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前当期純利益 445,265 686,998
減価償却費 50,877 75,292
のれん償却額 5,610 5,610
賞与引当金の増減額(△は減少) 1,961 3,310
役員退職慰労引当金の増減額(△は減少) 3,700 9,700
受注損失引当金の増減額(△は減少) 4,595 13,017
受取利息及び受取配当金 △5,336 △7,149
支払利息 1,043 842
為替差損益(△は益) △368 △238
固定資産除却損 265 274
株式交付費 - 24,514
株式公開費用 - 6,034
売上債権の増減額(△は増加) 1,130 △109,132
たな卸資産の増減額(△は増加) 14,004 △38,521
仕入債務の増減額(△は減少) 90,795 25,884
その他の資産の増減額(△は増加) △28,745 △20,590
その他の負債の増減額(△は減少) 251,087 92,385
その他 371 472
小計 836,257 768,705
利息及び配当金の受取額 5,336 7,149
利息の支払額 △1,040 △787
法人税等の支払額 △146,009 △172,846
営業活動によるキャッシュ・フロー 694,544 602,221
投資活動によるキャッシュ・フロー
定期預金の預入による支出 △3 △3
有形固定資産の取得による支出 △39,122 △48,526
無形固定資産の取得による支出 △23,204 △17,282
投資有価証券の取得による支出 - △34,400
貸付金の回収による収入 804 -
敷金及び保証金の差入による支出 △23,711 -
その他 △3,424 4,267
投資活動によるキャッシュ・フロー △88,662 △95,944
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入れによる収入 360,000 240,000
短期借入金の返済による支出 △360,000 △360,000
株式の発行による収入 - 1,529,122
自己株式の取得による支出 - △172
その他 - △6,034
財務活動によるキャッシュ・フロー - 1,402,916
現金及び現金同等物に係る換算差額 368 △345
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 606,249 1,908,847
現金及び現金同等物の期首残高 919,561 1,525,810
現金及び現金同等物の期末残高 1,525,810 3,434,658
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(5)連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(セグメント情報)
a.セグメント情報
1.報告セグメントの概要
当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、
経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものでありま
す。
当社は、製品・サービス別に事業部を置いておりますが、取り扱う製商品・サービスについては、事業
部を超えて顧客市場別に国内及び海外の包括的な戦略を立案し、事業活動を展開しております。
このように、当社は、「組込みソフトウエア事業」、「センシングソリューション事業」の2つを報告
セグメントとしております。
「組込みソフトウエア事業」は、主としてRTOS(リアルタイム・オペレーティング・システム)や開発
支援ツールの開発・販売と、エンジニアリングサービスを提供しております。「センシングソリューショ
ン事業」は、主に車載プリンタ、常温ハンディターミナル、耐環境ハンディターミナル、及び販売支援用
ソフトウエアの開発・販売と、農漁業等のICT(情報通信技術)の遅れている市場に対してセンサネット
ワークシステムの提案をしております。
2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法
報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事
項」における記載と概ね同一であります。
報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値であります。
セグメント間の内部収益及び振替高は一般の取引条件と同様の価格に基づいております。
3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報
前連結会計年度(自 2017年1月1日 至 2017年12月31日)
(単位:千円)
報告セグメント
組込みソフトウエア センシングソリュー
合計
事業 ション事業
売上高
外部顧客への売上高 6,666,471 969,722 7,636,194
セグメント間の内部売上高
1,162 - 1,162
又は振替高
計 6,667,634 969,722 7,637,357
セグメント利益 510,574 3,921 514,496
セグメント資産 2,035,403 454,883 2,490,286
その他の項目
減価償却費 43,158 7,718 50,877
のれんの償却額 5,610 - 5,610
有形固定資産及び無形固定資産の
51,139 11,187 62,327
増加額
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当連結会計年度(自 2018年1月1日 至 2018年12月31日)
(単位:千円)
報告セグメント
組込みソフトウエア センシングソリュー
合計
事業 ション事業
売上高
外部顧客への売上高 7,903,025 818,728 8,721,753
セグメント間の内部売上高
3,357 - 3,357
又は振替高
計 7,906,382 818,728 8,725,110
セグメント利益又は損失(△) 717,322 △49,224 668,097
セグメント資産 2,301,624 381,176 2,682,801
その他の項目
減価償却費 68,462 6,829 75,292
のれんの償却額 5,610 - 5,610
有形固定資産及び無形固定資産の
58,873 6,935 65,809
増加額
4.報告セグメント合計額と連結財務諸表計上額との差額及び当該差額の主な内容(差異調整に関する事
項)
(単位:千円)
売上高 前連結会計年度 当連結会計年度
報告セグメント計 7,637,357 8,725,110
セグメント間取引消去 △1,162 △3,357
未実現利益の調整額 △89,356 30,512
連結財務諸表の売上高 7,546,838 8,752,265
(単位:千円)
利益 前連結会計年度 当連結会計年度
報告セグメント計 514,496 668,097
セグメント間取引消去 7,596 -
未実現利益の調整額 △89,356 30,512
連結財務諸表の営業利益 432,736 698,609
(単位:千円)
資産 前連結会計年度 当連結会計年度
報告セグメント計 2,490,286 2,682,801
投資と資本の相殺消去 △10,000 △23,170
全社資産(注) 1,617,586 3,466,060
連結財務諸表の資産合計 4,097,873 6,125,692
(注)全社資産は、主に報告セグメントに帰属しない現金及び預金であります。
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(単位:千円)
報告セグメント計 調整額 連結財務諸表計上額
その他の項目
前連結 当連結 前連結 当連結 前連結 当連結
会計年度 会計年度 会計年度 会計年度 会計年度 会計年度
減価償却費 50,877 75,292 - - 50,877 75,292
のれんの償却額 5,610 5,610 - - 5,610 5,610
持分法投資利益又は損失
- - - - - -
(△)
有形固定資産及び無形固
62,327 65,809 - - 62,327 65,809
定資産の増加額
b.関連情報
前連結会計年度(自 2017年1月1日 至 2017年12月31日)
1.製品及びサービスごとの情報
報告セグメントと同一のため記載を省略しております。
2.地域ごとの情報
(1)売上高
本邦の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しておりま
す。
(2)有形固定資産
本邦に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるた
め、記載を省略しております。
3.主要な顧客ごとの情報
(単位:千円)
顧客の名称又は氏名 売上高 関連するセグメント名
株式会社オーバス 1,292,545 組込みソフトウエア事業
ソニーイメージングプロダクツ&
796,668 組込みソフトウエア事業
ソリューションズ株式会社
当連結会計年度(自 2018年1月1日 至 2018年12月31日)
1.製品及びサービスごとの情報
報告セグメントと同一のため記載を省略しております。
2.地域ごとの情報
(1)売上高
本邦の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しておりま
す。
(2)有形固定資産
本邦に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるた
め、記載を省略しております。
3.主要な顧客ごとの情報
(単位:千円)
顧客の名称又は氏名 売上高 関連するセグメント名
株式会社オーバス 1,777,920 組込みソフトウエア事業
ソニーイメージングプロダクツ&
1,131,622 組込みソフトウエア事業
ソリューションズ株式会社
株式会社デンソー 912,771 組込みソフトウエア事業
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c.報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報
該当事項はありません。
d.報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報
前連結会計年度(自 2017年1月1日
至 2017年12月31日)
(単位:千円)
組込みソフトウエア センシングソリュー
全社・消去 合計
事業 ション事業
当期償却額 5,610 - - 5,610
当期末残高 12,156 - - 12,156
当連結会計年度(自 2018年1月1日 至 2018年12月31日)
(単位:千円)
組込みソフトウエア センシングソリュー
全社・消去 合計
事業 ション事業
当期償却額 5,610 - - 5,610
当期末残高 6,545 - - 6,545
e.報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報
該当事項はありません。
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(1株当たり情報)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年1月1日 (自 2018年1月1日
至 2017年12月31日) 至 2018年12月31日)
1株当たり純資産額 585.04円 861.70円
1株当たり当期純利益金額 85.45円 122.08円
(注)1.潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、潜在株式が存在しないため記載しておりま
せん。
2.当社は、2018年6月14日開催の取締役会決議に基づき、2018年7月2日付で普通株式1株につき10
株の割合で株式分割を行っております。前連結会計年度の期首に当該株式分割が行われたと仮定し
て1株当たり純資産額及び1株当たり当期純利益金額を算定しております。
3.1株当たり当期純利益金額の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年1月1日 (自 2018年1月1日
至 2017年12月31日) 至 2018年12月31日)
親会社株主に帰属する当期純利益金
348,644 524,000
額(千円)
普通株主に帰属しない金額(千円) - -
普通株式に係る親会社株主に帰属す
348,644 524,000
る当期純利益金額(千円)
普通株式の期中平均株式数(株) 4,080,180 4,292,396
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
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