事業計画及び成長可能性に関する事項
株式会社 ボードルア
2021年11月
01. 会社概要 P3
02. 事業概要 P9
03. 強みと特徴 P18
04. 市場動向 P28
05. 成長戦略 P33
06. APPENDIX P41
会社概要
Company Introduction
Company Introduction Biz Summary Our Strength Market Trend Growth Strategy
会社概要
商 号 株式会社 ボードルア 設 立 2007年4月
取 締 役 代表取締役社長 冨永 重寛 決 算 期 2月
代表取締役 藤井 和也
取締役 程島 義明 社 員 数 631名
社外取締役 安藤 温 (正社員/契約社員含)*2021年8月現在
常勤監査役 竹内 靖浩 業 務 内 容 ITインフラストラクチャ事業
常勤監査役 岡本 俊夫
主 要 取 引 先 ソフトバンク株式会社
監査役 尾中 直也 KDDI株式会社
監査役 西川 研一 NTTコミュニケーションズ株式会社
株式会社インターネットイニシアティブ
株式会社野村総合研究所
本 社 東京都港区赤坂9-7-1 ミッドタウン・タワー37階 住信SBIネット銀行株式会社
東京都港区六本木7-3-12 六本木インターナショナル 有 資 格 者 CCNA: 592名
第 二 オフィス CCNP: 403名
ビル7階
ネットワークスペシャリスト: 30名
第三オフィス 東京都港区六本木3-10-9 枻川誠志堂ビル4階
クラウド関連資格: 41名（AWS） 他
*2021年8月現在
Company Introduction Biz Summary Our Strength Market Trend Growth Strategy 4
経営理念
ネットワークインフラ技術分野におけるフロントランナーとして、
弛まぬ技術革新を推し進め、急速に進化している情報化社会の発展に貢献する。
ミッション
新たなITサービスの誕生と成長をネットワークインフラの側面から支え、
社会の発展へ寄与する。
社名の由来
ボードルアは、フランス語で魚「アンコウ」。
「提灯アンコウ」は深海に棲み発光することから、ITを底から支えるインフラストラクチャ分野のガイ
ド役になぞらえて、この名前を会社名にいたしました。
Company Introduction Biz Summary Our Strength Market Trend Growth Strategy 5
経営陣プロフィール
冨永 重寛 藤井 和也 程島 義明 安藤 温
代表取締役 社長 代表取締役 取締役 社外取締役
2007年に慶應義塾大学在学中 2007年に設立メンバーとして 2007年に慶應義塾大学在学中 王子板紙（現：王子マテリア
に当社設立。代表取締役社長 当社入社。2018年に当社代表 に当社設立メンバーとして入 株式会社）の代表取締役社長、
に就任。長年にわたり優れた 取締役就任。経営管理本部長 社。2019年に取締役へ就任。 王子製紙株式会社の取締役専
リーダーシップを発揮し、当 を現任。経理、財務、人事労 営業統括本部長を現任。入社 務執行役員に従事し、2020年
社の成長と企業価値向上を牽 務、法務、コーポレートガバ 以来、一貫して営業チームの に当社、非常勤取締役に就任。
引してきました。当社の持続 ナンスなどのバックオフィス 責任者として活躍。その実行 企業経営者としての活躍をは
的成長を実現するための事業 関連業務全般を構築し、幅広 力によって顧客を開拓し、当 じめ、豊富な経験と幅広い見
基盤構築と中長期的な企業価 く管掌。当社業務全般に精通 社の事業拡大を牽引してきま 識をもち、独立した客観的な
値の向上を実現していきます。 し、経営の意思決定など重要 した。 立場から、経営判断の場にお
な役割にも携わっています。 ける適切な助言及び提言を
行っております。
Company Introduction Biz Summary Our Strength Market Trend Growth Strategy 6
事業沿革
ネットワーク・インテグレーション事業を目的に創業
創業期より黒字 顧客ニーズにマッチしたサービスを展開 将来の市場を見据えた技術革新分野へ積極展開
設立 マネージドサービス 新卒採用開始
開始
2007 2010 2011 2012 2014 2017 2018 2019 2020 2021
受託 ホスティング
サービス開始 サービス開始
先端技術分野に取り組み更なる成長へ
ITインフラ分野における技術・サービスの確固たる構築
Company Introduction Biz Summary Our Strength Market Trend Growth Strategy 7
業績推移
2013年2月期より9期連続で増収増益。利益率も上昇トレンド。
売上高および売上高成長率推移 経常利益および経常利益率推移
売上高成長率 CAGR: 17％ 経常利益率 CAGR: 47％
売上高(百万円) 経常利益(百万円)
28.3% 17.6%
17.1% 16.5% 14.9%
8.4% 542
3,084
10.4% 10.5%
2,648
7.1%
2,261 395
2,087
1,626
237
217
116
2017年2月 2018年2月 2019年2月 2020年2月 2021年2月 (期) 2017年2月 2018年2月 2019年2月 2020年2月 2021年2月 (期)
Company Introduction Biz Summary Our Strength Market Trend Growth Strategy 8
事 業 概 要
Business Summary
Company Introduction Biz Summary Our Strength Market Trend Growth Strategy
ITインフラストラクチャサービスとは
様々なアプリケーション・システムを利用するために、システムを動作させるサーバー、システムに接続するた
めのネットワーク、安全な通信・情報を守るためのセキュリティなど複雑なITインフラストラクチャを設計・構
築することや、運用・保守を請け負うこと。これらが構成されITインフラストラクチャは今や生活インフラの一
部となっている。
Webサービス
IaaS/PaaS
4G/5G
IoT
仮想基盤
Internet
企業システム ロードバランサー
セキュリティ
クラウドサービス テレワーク
企業 環境
ネットワーク
SDN
(仮想ネットワーク)
無線LAN
※クラウドサービス(Iaas/PaaS)：主にクラウドコンピューティングサービスを指す。
※SDN：ソフトウエアによって仮想的なネットワーク環境を作る技術。物理的な制約に縛られず、ネットワーク構成の柔軟な設定が可能。
※仮想基盤：1つの物理機器上で、複数のホスト・OSを動作させる仕組み。
※ロードバランサー：サーバを複数台で構成した場合に、端末からの通信をリソース毎に適切に振り分ける仕組み。
※セキュリティ：ファイアーウォール、IPS/IDS、サンドボックス、Webフィルタリング、など。
Company Introduction Biz Summary Our Strength Market Trend Growth Strategy 10
事業領域/ ITインフラストラクチャのパラダイムシフト
・従来のITインフラストラクチャはシステムをデータセンターで一元管理したシンプルなシステム
・IT技術の進化により、ITインフラストラクチャにおいても先端技術を取り入れシステムが複雑化
⇨ より専門性が高いサービスが必要な時代へシフト
過去 現在
• シンプルなシステム • 通信量の増加
• システムの複雑化
Company Introduction Biz Summary Our Strength Market Trend Growth Strategy 11
事業領域
ITインフラストラクチャサービスに特化した専門事業者
ITインフラストラクチャサービス市場の位置づけ ITインフラストラクチャ分野で成長が著しい技術領域
2020年における国内IT市場全体は17.9兆
そのうちITインフラストラクチャサービス市場は1.7兆円
シ アプリ
ス
テ
ム
全 ミドルウェア クラウド セキュリティ 無線LAN
体
イ
ITインフラストラクチャ
ン
フ
(当社事業領域)
1.7兆 円
ラ
ス
ト
ラ SDN 仮想基盤 ロードバランサー
ク （Software-Defined Networking）
チ 通信工事
ャ
※出典：IDC Japanプレスリリース「新型コロナウイルス感染症の2021年3月末時点での影響を考慮した国内IT市場予測アップデート」（2021年5月25日）
※出典：IDC Japanプレスリリース「国内ITインフラストラクチャサービス市場予測を発表」（2021年5月24日）
Company Introduction Biz Summary Our Strength Market Trend Growth Strategy 12
システム開発会社及びファシリティ工事業者との違い
当社はアプリやミドルウェア、通信工事は行わず、ITインフラ領域に専門特化
ファシリティ
システム開発会社
工事業者
アプリ アプリや
ミドルウェアを
中心に幅広く
ミドルウェア サービス提供
インフラ市場の
ITインフラストラクチャ
付随して担当
（ネットワーク/サーバー）
パラダイムシフトで、
専門特化型サービスの 付随して担当
需要が増大
機器設置及び
通信工事
配線工事、基地局等
※アプリ(アプリケーション)：基幹業務システム（ERP）やWEBアプリ、スマートフォンアプリなどのユーザが操作する部分、グループウェア(Office365)、AI・機械学習、Java・C・Pythonなどのプログラミング言語を用いて開発を行う。
※ミドルウェア：アプリケーションとOSの間で動作するソフトウェア、Oracle Database/WebLogic・Apache HTTP Serverなど。
※通信工事：屋内のLAN配線や基地局設備の建設、機器設置等
Company Introduction Biz Summary Our Strength Market Trend Growth Strategy 13
業務内容
コンサルティングから保守運用まで、
高度な顧客ニーズに応えるサービスと技術を提供
IT コンサルティング マネージドサービス
ネットワーク、サーバーなどの運用や導入における課 ITインフラストラクチャ環境に関する運用管理、保守対応
題をヒアリング、要件定義を行い、データセンター、 などの一連の業務を24h/365dで請け負うアウトソーシン
サーバー集約化、仮想基盤への移行、ITコストの削減 グサービス。ネットワークの基礎知識を有したエンジニア
や、ネットワークセキュリティの改善などITインフラ 構成で、安全快適なITインフラストラクチャ環境の運用、
ストラクチャ全般に関連するコンサルティングを提供。 お客様の運用負荷軽減を実現。
マルチベンダー構 築 支 援 クラウド基 盤 導 入 支 援
(AWS、Azure、GCPほか※)
マルチベンダーの多種多様な機器から構成される、IT
運用コスト、イニシャルコストがかかるオンプレミス環境
インフラストラクチャ全般構築を支援。得意分野であ
から、クラウドサービスへの移行、各種検証、そして適切
るネットワークやサーバーの構築は勿論の事、近年需
かつオンデマンドな運用設計を支援。
要が高い仮想化、ロードバランサーやセキュリティの
構築にも対応。
※代表的なクラウドコンピューティングサービス。
AWS：Amazon Web Service
Azure：Microsoft Azure
GCP：Google Cloud Platform
Company Introduction Biz Summary Our Strength Market Trend Growth Strategy 14
マルチベンダー構築支援サービス提供事例
ネットワーク仮想化技術を用いた設計構築
某金融機関向けクラウドサービスの拡張の際に、新技術・新製品を用いて 従来
SDN(オーバーレイ方式)環境を設計構築。
従来の環境ではレガシーのネットワーク機器
収容数増 を使用していた為、顧客数に応じた設定可能
数に上限があった。
また、東日本のデータセンターをアクティブ
として利用し、西日本をバックアップとして
いた為、正常時はリソースを最大限に利用で
きていなかった。
サービス提供後
外部接続層
VMware社のVMware NSXを使用し、ネット
セキュリティ層
ワークを仮想化することにより、設定可能上
限数が増加。
コアネットワーク層 仮想ネットワーク
また、物理構成にとらわれず、両データセン
ターを現用化することにより、基盤に収容で
仮想基盤層 VM VM VM VM VM VM VM VM
きる顧客数の最大化を実施。
西日本(Active) 東日本(Active)
※オーバーレイ方式：設置場所、物理構成にとらわれずに通信を行う環境を構築する技術
※VMware NSX：ネットワーク機能をソフトウェアで提供するネットワーク仮想化技術
Company Introduction Biz Summary Our Strength Market Trend Growth Strategy 15
クラウド基盤導入支援サービス提供事例
オンプレミスからクラウドへのシステム移行
大規模システムのクラウド移行を支援。
20以上のシステムをオンプレミス環境から2年かけて移行。
従来
サーバー、セキュリティ機器、ネットワーク
AWSアカウント A
お客様DC クラウド接続
AWSアカウント B 機器、すべてをオンプレミスで運用。
事業者 Internet
東京Region Gateway 構成変更を行うにもリードタイムがかかり、
東京Region
保守対応においても都度データセンターに出
VPC
VPC 向く必要がある為、高工数・高コストがか
Router
かっていた。システムの老朽化に伴い、クラ
Router Router
Direct
Connect ウドシステムへの移行を検討。
お客様 AWSアカウント C
本社/ 支社 Direct Transit
IP-VPN
Connect Gateway Gateway 東京Region サービス提供後
Router Router Direct VPC
Connect
VPC AWS上にシステム構築をすることにより、IT
Router
関連機器の購入が不要になる為、イニシャル
AWSアカウント D
コストを大幅にダウン。
保守拠点 Peering connection IT関連機器のハードウェア運用がなくなり、
東京Region
大阪Region 構成変更も柔軟に行えるため、効率的なシス
VPC
テムの運用に貢献。
VPC
移行を機に大阪にバックアップサイトを構築、
Router
耐障害性を高めた。
※オンプレミス：ネットワーク機器、サーバーなどのハードウェアを自社で保有し、管理運用する形態。データセンターの契約や、ハードウェアの故障時には自社で対応しなければならない点において、運用コストがかかる。また、シス
テムのスケールアップや構成変更が発生した際には、ハードウェアの購入・設置が必要になる為、クラウド環境に比べてリードタイムが長くかかる。
Company Introduction Biz Summary Our Strength Market Trend Growth Strategy 16
事業系統図
お客様 プロジェクトリーダー(PM) システムエンジニア(SE)
ネットワーク ネットワーク
ネットワークPM
対価 弊 リーダー サブリーダー
社
営 SE
業 メンバー
ご 窓
サーバー クラウド
担 口 サーバーPM
リーダー リーダー
当 お
者 よ
様 び
ブ
プロジェクト別
役務 リ
請負部隊
ッ
ネットワーク/
ジ サーバー/クラウド
SE • 新規案件の創出
• 発注元の調整
• 案件の取りまとめ
• プロジェクト別作業の策定など
※ブリッジSE：お客様先に常駐しフロント業務を行い、案件を弊社へ橋渡しする役割のエンジニア。
Company Introduction Biz Summary Our Strength Market Trend Growth Strategy 17
強みと特徴
Our Strength
Company Introduction Biz Summary Our Strength Market Trend Growth Strategy
強みと特徴
ITインフラ領域への専門特化で、競争力の高いサービス提供と効率的人材育成が可
能となり、ストック性の高い収益構造を確立出来る
1
競争力の高い
サービス
3 2
高い 効率的な
継続性と収益性 人材育成
Company Introduction Biz Summary Our Strength Market Trend Growth Strategy 19
1 競争力の高いサービス
① ITインフラストラクチャ領域の高いスキルによって競争力の高いサービスを提供
品質と実績をもとに
付加価値の源泉 プ ロ ジ ェ クトを横展 開
既存顧客の他部署へ展開
A B
A部の実績をもとに
早期学習 ナレッジの蓄積 供給力 B部から受注
モデルケースを展開
限られた専門分野の 専門分野の深い業務 他の会社では専門分
集中的な研修と実務 ナレッジが溜まり、 野であるため人材が
による早期育成から 過去の蓄積された経 限られているが、当
生まれる価格競争力 験で効率的な業務を 社は機動力のある対
C D
実現 応が可能
大手C社での実績が
同業D社に派生
Company Introduction Biz Summary Our Strength Market Trend Growth Strategy 20
1 ②顧客からの支持
競争力の高いサービスであり、98%が既存顧客からの追加オーダーにより売上増
さらに需要過多により選別受注が可能に
受注形態別の内訳構成 選別受注が可能な売り手市場
新規:2%
リピート顧客
98%
依頼をうけた件数 受任件数
※2020年2月時点の既に取引のある顧客をリピート顧客とし、 2020年3月～2021年2月を集計 ※2021年4月1カ月間の引き合い件数を社内営業会議から集計
Company Introduction Biz Summary Our Strength Market Trend Growth Strategy 21
2 効率的な人材育成
①未経験から高度専門人材へ早期育成フローの仕組みを確立
人材確保が困難なエンジニアを自社で育成
エ ン ジ ニ アの需 給 推 移 ・ 見 通 し 未経験者の早期育成フロー
(千人)
採用 学習・成長 レベルアップ
2000
1800
1600 資格 難易度の
取得 高い現場
1400
1200
リーダー
未経験者 研修 プロジェクト
1000 昇格
800
600 スキル 後進
獲得 育成
400
2018 2019 2020 2021 2022 2023 2024 2025 2026 (年)
供給人材数 人材不足数
※出典：我が国におけるデータ駆動型社会に係る基盤整備、IT 人材需給に関する主な試算結果① (経済産業省)
Company Introduction Biz Summary Our Strength Market Trend Growth Strategy 22
2 ②未経験から高度専門人材へ早期育成フローの仕組みを確立
システム設計~先端技術プロジェクトマネジメント人材まで社内で育成
入社 入社
未経験 ３年目 専門人材 5～6年目 高度専門人材
経験者採用ゼロ 先端技術
システム保守・運用 設計・構築
新卒・第2新卒を採用 プロジェクトマネジメント
技術研修
➢ 資格取得
CCNP AWSソリューション
CCNA (コアテクノロジー/ルーティング)
CCNP(SD-WAN)
アーキテクト
➢ 技術カレッジ
クラウド基礎 仮想化基礎(SDN)
ネットワーク基礎 ネットワーク構築
クラウド構築 自動化
サーバー基礎 サーバー構築
ロードバランサー
マネジメント研修
メンバー研修 サブリーダー研修 リーダー研修 マネージャー研修
▼ネットワーク関連資格
CCNA 592人 注）CCNA…Cisco Certified Network Associate 注）高度専門人材
CCNP 403人 CCNP…Cisco Certified Network Professional ・ITコンサルタント、システムアーキテクト
▼クラウド関連資格 • ネットワーク機器大手ベンダーであるシスコシステムズ ・クラウド、セキュリティなどの先端技術者
(Cisco Systems)が主催している認定資格 ・ブリッジSEやプロジェクトマネジメントを行うプロジェクト管理者
AWS 41人
・先端技術プロジェクト、上流工程に携わるのテクニカルスペシャリスト
Company Introduction Biz Summary Our Strength Market Trend Growth Strategy 23
2 ③人材育成力を背景に、採算改善を伴った成長を実現
未経験者を効率的に育成し収益を拡大、粗利率は40％を突破
エンジニアの入社人数 平均年次と平均粗利率の推移
(人)
平均粗利率 平均年次
200
41.5%
160 39.3%
38.6%
120
35.0%
80
40 3.8
3.7
3.6
3.4
0
2020年2月期 2021年2月期 2021年3月-7月末 2018 2019 2020 2021 (年)
※本グラフの粗利率は、研修期間、ビジネスパートナーの売上及び売上原価を除いて算出しているため、有価証券
報告書の売上総利益率とは異なります。
Company Introduction Biz Summary Our Strength Market Trend Growth Strategy 24
3 高い継続性と収益性
①継続性の高いストックに繋がるビジネスへの展開
上流から下流工程をサービス内容×時間別・プロジェクト別で受注し、ストックビジネスへと
つなげる
継続的な
運用
企画・提案 設計 構築・検証 導入 運用 保守契約
収益モデル③
収益モデル①
サービス内容
×時間 ストック型
収益モデル②
プロジェクト別
※タイムチャージ制はサービス内容×所要時間での請求、プロジェクト制は検収基準、ストック型は運用保守契約を月次報酬により売上計上
Company Introduction Biz Summary Our Strength Market Trend Growth Strategy 25
3 ストック型売上の推移
既存顧客から評価を得ることで、安定的にストックビジネスを拡大
開始年度別ストック型売上 ストック型売上の割合
180,000
開始年度
150,000 ～2021年2月
～2020年2月
120,000
～2019年2月 ストック型売上
90,000
～2018年2月 56.4%
60,000
30,000 ~2017年
(千円)
※2021年２月期実績
2016年2月 2017年2月 2018年2月 2019年2月 2020年2月 2021年2月
Company Introduction Biz Summary Our Strength Market Trend Growth Strategy 26
3 ②高い利益率と成長率を達成
継続的な経営努力によって利益率の上昇と持続的な成長を実現
営 業 利 益 率 と 売 上高 成長率
売上高成長率
30%
ボードルア
通建D
通建B
通建C SI D SI E
SI C社
0% 通建A
0% 3% 6% 9% 12% 15% 18%
SI A社
SI B社 営業利益率
-30%
※国内市場上場会社かつ、時価総額2,000億円以上の通建業者、システム会社を選出。直近本決算実績より作成。
Company Introduction Biz Summary Our Strength Market Trend Growth Strategy 27
市 場 動 向
Market Trend
Company Introduction Biz Summary Our Strength Market Trend Growth Strategy
関連市場の動向
5G/IoTの普及を背景に、ネットワーク仮想化、クラウド、セキュリティ、ワイヤ
レス接続技術、ロードバランサー市場の益々の拡大が見込まれる
通信制御の革新 デバイスと通信量の増大
5G IoT
SDN / NFV
ロード 無線
バランサー
サーバー クラウド 無線
セキュリティ セキュリティ
クラウド
Company Introduction Biz Summary Our Strength Market Trend Growth Strategy 29
国内ネットワーク仮想化/クラウド市場の動向
SDN市場とクラウド市場は大幅な成長が見込まれる
国 内 ネ ッ トワーク仮 想化／ 自 動 化 市 場 規 模 推 移 と 予 想 クラウド市場規模推移と予想
CAGR: 5％ CAGR: 19％
(億円) (億円)
800 30,000
25,000
600
20,000
400 15,000
10,000
200
5,000
0 0
2020年 2025年 2020年 2025年
出典：IDC Japanプレスリリース「国内ネットワーク仮想化／自動化市場およびNFV市場予測を発表」 ※出典：IDC Japanプレスリリース「国内パブリッククラウドサービス市場予測を発表」（2021年3月8日）
（2021年5月10日）
Company Introduction Biz Summary Our Strength Market Trend Growth Strategy 30
国内情報セキュリティ市場の動向
セキュリティ市場はIoT普及がカタリスト
情 報 セ キ ュリティ製 品 市 場 規 模 推 移 と 予 想 標的型サイバー攻撃製品対策市場規模推移と予想
CAGR: 6％ CAGR: 11％
(億円) (億円)
6000 400
5000
300
4000
3000 200
2000
100
1000
0 0
2020年 2025年 2019年 2024年
※出典：IDC Japanプレスリリース「2020年下半期 国内情報セキュリティ市場予測を発表」（2021年5月27日） ※出典：IDC Japanプレスリリース「国内標的型サイバー攻撃対策市場規模予測を発表」（2020年9月23日）
Company Introduction Biz Summary Our Strength Market Trend Growth Strategy 31
ワイヤレス、ロードバランサー市場
ワイヤレス市場とロードバランサー市場は大幅な成長が見込まれる
ワ イ ヤ レ ス接 続 の 世 界 市 場 ロードバランサー (負荷分散装置) の世界市場
CAGR: 15％ CAGR: 14％
(億米ドル) (億米ドル)
1600 60
1200
40
800
20
400
0 0
2021年 2026年 2018年 2023年
※出典：BCC Research「世界のワイヤレス接続市場」 (株式会社グローバルインフォメーション) ※出典：MarketsandMarkets「ロードバランサー (負荷分散装置) の世界市場」(株式会社グローバルインフォメーション)
Company Introduction Biz Summary Our Strength Market Trend Growth Strategy 32
成 長 戦 略
Growth Strategy
Company Introduction Biz Summary Our Strength Market Trend Growth Strategy
成長戦略
先端技術分野の市場成長を好機としてとらえ、
人材育成とエンタープライズ顧客※の深耕により更なる成長を実現
先端技術分野への注力
成長
高度専門人材育成を通じた競争力強化 エンタープライズ顧客の拡大と深耕
※ 日経225、日経400、日経500いずれかの採用企業または売上500億円以上の企業をエンタープライズ顧客として定義
Company Introduction Biz Summary Our Strength Market Trend Growth Strategy 34
①高度専門人材育成を通じた競争力強化
高度専門人材の育成カリキュラムを完備
多数在籍の成長余地の大きいエントリークラスを育成を継続し、競争力のあるサービスを一段と提供する
エンジニア総数 ✓高度専門人材比率の拡大
800
高度専門人材 他
専門人材
リーダー
エントリークラス(入社2年未満) 効率的な教育体制 研修
600 集中的な実務経験 技術推進
委員会
優秀者
表彰制度
400
資格取得
マラソン ※
CCNP資格取得率 90 %
技術
※
200
カレッジ
プログラム参加率 93%
…入社2年未満の社員数241名/498名
0
2021年2月
※2019年新入社員、2021年8月時点データ
Company Introduction Biz Summary Our Strength Market Trend Growth Strategy 35
②先端技術分野への注力
従来型ITインフラのみならず、先端技術分野に重点を置き、積極受注を行う
高い成長性が期待される先端技術分野 先端技術サービスの売上推移
(千円)
市場の 当社の ※6 31.1%
市場規模予想 2,000,000 29.2%
CAGR 売上比率
先端技術 23.5%
ワイヤレス 1,306億米ドル 15% 11% 1,600,000 売上成長率
18.8%
(グローバル市場) (2026年)※1
ロードバランサー 50億米ドル 14％ 16%
1,200,000
(グローバル市場) (2023年)※2
800,000
ネットワーク
仮想化 (国内市場)
704億円 5% 10% 先端技術売上
(2025年)※3
400,000
クラウド
(国内市場)
2.5兆円
(2025年)※4
19% 24% 0
2017年2月 2018年2月 2019年2月 2020年2月 2021年2月 (期)
セキュリティ
(国内市場)
5,033億円
(2025年)※5
6% 12% 待ちから攻めへの積極的な提案営業
引き合いの中で先端技術案件を優先
※1 出典：BCC Research「世界のワイヤレス接続市場」 (株式会社グローバルインフォメーション)
※2 出典：MarketsandMarkets「ロードバランサー (負荷分散装置) の世界市場」(株式会社グローバルインフォメーション)
※3 出典：IDC Japanプレスリリース「国内ネットワーク仮想化／自動化市場およびNFV市場予測を発表」（2021年5月10日）
※4 出典：IDC Japanプレスリリース「国内パブリッククラウドサービス市場予測を発表」（2021年3月8日）
※5 出典：IDC Japanプレスリリース「2020年下半期 国内情報セキュリティ市場予測を発表」（2021年5月27日）
※6「当社の売上比率」は2021年2月期実績のものであり、2つ以上の分野の重複売上も含む
Company Introduction Biz Summary Our Strength Market Trend Growth Strategy 36
③エンタープライズ顧客の拡大と深耕
実績を武器に大手事業者との取引を拡大させ、
案件規模の拡大とストックビジネスの積み上げを図る
エ ン タ ー プライズ顧 客の １ 社 あ た り 平 均 売 上 と 社 数
積極的なアウトバウンド営業
営業統括本部を組成し、エンタープライズ顧客・先端技術分野PJを専
(千円) エンタープライズ 顧客の平均売上 社数
門に営業行う「ソリューション部」を新設
160,000 22 待ちの姿勢から攻めの姿勢へ
積極的な実績構築
15 15
120,000
13 当初は小さな案件でもエンタープライズであれば積極的に受注して
10 11
取引実績を構築し、その後深堀を推進へ
80,000 エンタープライズにブリッジSEを配置
ブリッジSEを活用した受注活動を行う
40,000
モデルケースの横展開
0 業界大手で評価されたケースをべストプラクティス化し、
2017年2月 2018年2月 2019年2月 2020年2月 2021年2月 第2四半期 (期) 展開可能な業種や事業者へモデルケースとして横展開
累計期間
2021年8月
Company Introduction Biz Summary Our Strength Market Trend Growth Strategy 37
主要KPI
主要KPIを達成することで利益成長を実現
人材育成の拡大と
1 2 先端技術分野への注力 3 エンタープライズ顧客の深耕
競争力の確立
専門人材・高度専門人材 先端技術分野の売上高 エンタープライズ顧客売上
総額（平均/者数）
21年
2月期 122名・97名 13億円 18億円（1.2億円/15社）
2022年
第二 177名・102名 9億円 11.5億円(0.5億円/22社)
四半期
ネットワーク分野のフロントランナーとして突出したポジショニングへ
Company Introduction Biz Summary Our Strength Market Trend Growth Strategy 38
成長戦略のまとめ
ネットワーク分野のフロントランナーとして突出したポジショニングを確立する
高度専門人材育成を通じた競争力強化 先端技術分野への注力 エンタープライズ顧客の深耕
売上高
案件規模の拡大と
ストックビジネスの積上げ
シェア獲得と市場成長のキャプチャー
既存事業の拡大と採算向上
時間
Company Introduction Biz Summary Our Strength Market Trend Growth Strategy 39
主要リスクへの対策
当社の事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響
を及ぼす可能性のある事項の一部は以下の通りです。
主なリスク 顕在化可能性/時期 対応策
当社が今後事業の拡大を図るためには、優秀な人材の確保及び育成が必須
となります。当社は、積極的に人材の採用及び育成を進めております。 採用活動を強化するほか、人事評価の適正
人材の確保
しかしながら、人材採用及び育成等が計画どおり進まない場合、大量離職 低/中長期 の確保、福利厚生制度の拡充、入社後の研
育成について
が発生した場合等には、必要な人材を確保することが困難となり、当社の 修等の充実に努めております。
事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。
当社の売上高上位3社に対する売上高は2021年2月期において、売上高全体
の33.9％を占めております。現在まで、長期にわたり取引を維持しており、
特定顧客への 他の顧客との取引額の拡大を図り、特定顧
今後も継続的かつ安定的に取引を行っていく方針であります。何らかの事 低/中長期
依存 客への依存割合の低減に努めております。
情によりこれら特定顧客において事業方針の変更等がなされた場合、当社
の経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
顧客のIT投資は経済情勢や景気動向の影響を受ける傾向にあり、日本経済が
低迷又は悪化した場合には、顧客のIT投資が減少するおそれがあり、その場
先端のIT技術の取り込みや、安定収益の基
合には当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。なお、2020年年初に
IT投資環境 低/中長期 盤となるストック型売上の確保に努めてお
顕在化した新型コロナウイルス感染症の世界的な感染拡大による影響から
ります。
景気の先行きの不透明感が増しており、今後、企業のIT投資への抑制が進ん
だ場合、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。
※当社の認識する上記以外のリスクにつきましては、有価証券届出書の「事業等のリスク」を参照下さい。
Company Introduction Biz Summary Our Strength Market Trend Growth Strategy 40
Appendix
業績推移
単位(千円) 業績推移
2017年2月期 2018年2月期 2019年2月期 2020年2月期 2021年2月期
• 売上は堅調に伸長
第10期 第11期 第12期 第13期 第14期
• ネットワークへの特化により
営業利益率の伸長が顕著
売上高 1,626,968 2,087,013 2,261,561 2,648,008 3,084,973
営業利益 131,471 230,012 274,696 409,339 509,439
要因/変化点
経常利益 116,255 217,992 237,982 395,841 542,494
サービスの進化に伴い
当期純利益 79,757 135,544 162,557 278,824 415,711
顧客システムが複雑化
営業利益率 ( % ) 8.1% 11.0% 12.1% 15.5% 16.5%
経常利益率(%) 7.1% 10.4% 10.5% 14.9% 17.6%
当社のように
売上高成長率(%) - 28.3% 8.4% 17.1% 16.5%
専門性の高い企業
営業利益成長率(%) - 75.0% 19.4% 49.0% 24.5%
が求められている
42
顧客構成
大手事業者向けが多く、業種構成は偏りが少ない
エ ン タ ー プライズ 顧 客 の 売 上 構 成 顧客業種別売上構成
※2021年２月期実績 ※2021年２月期実績
22%
エンタープライズ顧客
43%
58% 4%
5%
26%
IT・通信キャリア 金融 官公庁 サービス その他
43
顧客規模別の売上推移
深耕余地が大きく、売上拡大につながりやすいエンタープライズ
エ ン タ ー プライズ顧 客の １ 社 あ た り 平 均 売 上 と 社 数 SMB顧客の１社あたり平均売上と社数
(千円) エンタープライズ 顧客の平均売上 社数 SMB 顧客の平均売上 社数
(千円)
160,000 22 25,000
61
57
15 15 52 52 52
13 20,000
120,000 11 47
10
15,000
80,000
10,000
40,000
5,000
0 0
2017年2月 2018年2月 2019年2月 2020年2月 2021年2月 第2四半期 (期)
2017年2月 2018年2月 2019年2月 2020年2月 2021年2月 第2四半期 (期)
累計期間
累計期間
2021年8月
2021年8月
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ユニークなポジショニング
ニッチかつエキスパートなため、競合が参入しにくい
事業会社 競合他社
ニッチのため 対象領域が狭く
専門特化型サービス
ITインフラストラクチャの 社内部門を インフラ部隊を
業務領域 育てにくい 拡大させにくい による需要獲得
システム開発会社
専門性が高いため
または工事業者にとっては 専門人材の育成
ITインフラストラクチャの 外部サービスを利用
各々の専門分野からは による高い競争力
技術領域 した方が低コスト
外れる
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専門人材・高度専門人材の当社における定義
高度専門人材
当社の人事評価上のクラス評価がリーダー以上、または、グレード評価がプロフェッショナル以上の社員で、以下に該当する者。
・ITコンサルタント、システムアーキテクト
・クラウド、セキュリティなどの先端技術者
・ブリッジSEやプロジェクトマネジメントを行うプロジェクト管理者
・高度プロジェクト、上流工程に携わるテクニカルスペシャリスト
専門人材
当社の人事評価上のクラス評価がサブリーダー以上またはグレード評価がアソシエイト以上で、CCNP(プロフェッショナル)を保有する者。(高度専門人材を除く)
クラス
ゼネラル
マネージャー
クラス
マネージャー
業務改善、顧客調整、指導育成などを含むゼネラリストとしての総合力（メンバー、
サブリーダー、リーダー、マネージャー、ゼネラルマネージャーの五段階）
リーダー
リーダー：自分の所属するプロジェクトの計画を理解した上で実行して成果を出し、
後輩にも的確な指導ができる。
サブ
リーダー
グレード
知識・経験・スキルなどプレイヤーとしての技術力（ビギナー、アソシエイト、プ
ロフェッショナル、エキスパート、マスターの五段階）
プロフェッショナル：職務領域の基本的な知識と経験があり、定型業務は自力で対
処できる。
メンバー グレード
ビギナー プロ
アソシエイト エキスパート マスター
フェッショナル
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教育研修とナレッジ共有
研修カリキュラム一覧
共通基礎 ネットワーク サーバ セキュリティ
ドットコムマスター
LAN/WAN samba,bind,http,https,
ボードルア カレッジ
インターネット/閉域網 smtp,pop,imap
インフラエンジニアの教科書
01.インフラエンジニアの仕事 02.サーバー 02.サーバー
09.インフラ運用
10.大規模インフラ.
04.ネットワーク 03.OS
05.ストレージ
03.OS
05.ストレージ ナレッジ共有サイト
“ボードルア ナレッジ”
CCNP/ CCNP/
CCNA
CORE CONCE
ITインフラフェーズ説明
01.ネットワーク 02.サーバ
認証技術 NW構築
演習
QoS
VPN
SSL
VPN
IPSEC
ハードウェア
設定
FW プロキシ
SDN
SD-WAN ロードバランサ 無線 Linux WinSV その他 エンドポイントセ
ストレージ
概要 構築 構築 セキュリティ キュリティ
ファイル ファイル IDS/IPS EDR
WEB/AP/DB AD WAF Cloud
Proxy
DNS メール
イーサネット
IPv6
ファブリック
メール
仮想化
Vmware Vmware
VDI
構築
概要
ホスト
サーバー
vCenter
仮想マシン 仮想マシン 仮想マシン
NSX
構築 構築 構築
Open コンテナ
Stack 仮想型
クラウドサービス
クラウド
AWS Azure CDN
概要
運用全般
Excel Service
VBA TTL バッチ PowerShell Zabbix Shell script RPA ansible Python Ruby
関数 Now
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企業の社会的責任
持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)
新たなIT産業を創出する若者や、高度なITスキルを持つ実践的な若者を育成することは、持続可能な
SDGs４ 社会の発展につながると考えています。
（質の高い教育を
みんなに） 当社では、社員に対する教育研修はもちろん、これから社会で活躍する一般の大学生向けにもIT資格
を習得する研修を実施しております。(年間150名以上の大学生の合格実績)
サーバーやストレージなどの仮想化の導入をお客様へ提案し、そのサービスを普及させてまいります。
SDGs７ ITインフラ機器の利用効率の向上させることによって、サーバやストレージの台数の集約につながり、
（エネルギーをみんなに
そしてクリーンに） 台数が少なくなれば発熱量や冷却設備に必要となる電力も抑えることができます。このような仮想化の
技術でITインフラ機器の省電力化に貢献してまいります。
人々に便利さをもたらしたITは、今や人を守ったり、命をつないだり、さらに重要な役割を担いはじめ
SDGs９
ています。日々新しいITサービスが生まれ、現実になってきている今、ITのチカラを最大限に発揮でき
（産業と技術革新の
基盤をつくろう） るようITインフラストラクチャサービスによる基盤づくりに貢献し、よりよい未来を創ってまいりたい
と考えています。
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本資料の取り扱いについて
本資料には、将来の見通しに関する記述が含まれています。これらの記述は、当該記述を作成した時点にお
ける情報に基づいて作成されたものにすぎません。さらに、こうした記述は、将来の結果を保証するもので
はなく、リスクや不確実性を内包するものです。実際の結果は環境の変化などにより、将来の見通しと大き
く異なる可能性があることにご留意ください。上記の実際の結果に影響を与える要因としては、国内外の経
済情勢や当社の関連する業界動向等が含まれますが、これらに限られるものではありません。今後、新しい
情報・将来の出来事等があった場合において、当社は、本資料に含まれる将来に関するいかなる情報につい
ても、更新・改訂を行う義務を負うものではありません。また、本資料に含まれる当社以外に関する情報は、
公開情報等から引用したものであり、かかる情報の正確性、適切性等について当社は何らの検証も行ってお
らず、またこれを保証するものではありません。
なお、本資料のアップデートは今後、本決算後5月頃を目途として開示を行う予定です。