4401 ADEKA 2021-04-01 13:00:00
ADEKAグループ 中期経営計画(2021-2023年度)を策定~2030年 持続可能な社会と豊かなくらしに貢献する Innovative Companyを目指す~ [pdf]

                                                  2021 年 4 月 1 日

各    位

                                     会 社 名 株式会社ADEKA
                                     代表者名 代表取締役社長 城詰 秀尊
                                     (コード:4401、東証第 1 部)

                                     問合せ先 法務・広報部長 小八重 文武
                                     (TEL.03-4455-2803)



         ADEKAグループ 中期経営計画(2021-2023 年度)を策定
    ~2030 年 持続可能な社会と豊かなくらしに貢献する Innovative Company を目指す~


 株式会社ADEKA(代表取締役社長:城詰 秀尊)は、2021 年度から 2023 年度の中期経営計画
『ADX 2023』
         (読み方:アデックス にせんにじゅうさん)を策定し、本日よりスタートいたしました。
 中期経営計画『ADX 2023』は、ADEKAグループとしての 2030 年のありたい姿である
『ADEKA VISION 2030 ~持続可能な社会と豊かなくらしに貢献する Innovative Company~』の
実現に向けたファーストステージと位置付けています。
 社会価値と経済価値を基盤とした企業価値向上と持続可能な社会に一層の貢献を果たすべく、
利益を重視し、足腰の強い企業体質へと変革します。

中期経営計画(2021-2023 年度)『ADX 2023』 経営指標

                                   350 億円
              営業利益
    財務指標                         (売上高 3,800 億円)

 (2023 年度)
                 ROE                  9%


         設備投資額                   500 億円(3 ヵ年)


          配当方針                       30%以上
         (配当性向)        (適切な還元を総合的に勘案し、安定配当の維持を基本とする)




                         〈次ページに続く〉
1. ADEKAグループ経営体系
 ADEKAグループは、
           『新しい潮流の変化に鋭敏であり続けるアグレッシブな先進企業を目指す』
 『世界とともに生きる』という経営理念のもと、創立から 100 年以上の間、価値ある“素財”の
 提供を通じて、世の中の豊かなくらしに貢献してきました。
 外部環境が変化していくなかで、改めて経営理念に立ち返り、ADEKAグループ「CSR 基本
 方針」に基づき、中期経営計画『ADX 2023』を策定しました。




2. CSR基本方針について
 ADEKAグループは新しい社会環境に対応するため、 「CSR基本方針」
                          今回        を見直すとともに、
 新たに「CSR優先課題」を制定しました。サプライチェーン全体で企業の社会的責任を果たすと
 ともに、様々な社会的課題に対し“素財”メーカーとして価値を提供します。さらには変化し続ける
 ステークホルダーの期待に応え、本業を通じて持続可能な社会に貢献することで企業価値を高めて
 いきます。
 本中期経営計画は、「CSR優先課題」を施策に反映させており、ADEKAグループは今後経営
 とCSRの統合を図ってまいります。




                   〈次ページに続く〉
3. 2030 年のありたい姿について
  本中期経営計画策定に際し、ADEKAグループが 2030 年に経営理念を実現するための
  ありたい姿を設定しました。




  2030 年は、SDGs(持続可能な開発目標)の解決を目指す年です。ADEKAグループは、SDGs
  の達成をにらみ、幅広い事業を世界中で展開し革新的な技術で世界をリードすることで、持続可能
  な社会と人々の豊かなくらしに貢献する企業でありたいと考えています。


4. 中期経営計画:
         『ADX 2023』について
 (1) 名称

    『   ADX 2023   』 (読み方:アデックス にせんにじゅうさん)

    持続的な成長に向けたADEKAの変革する意志を、「ADEKA Transformation」と表し、
    名称を造語で表現しました。
    2030 年のありたい姿である『ADEKA VISION 2030 ~持続可能な社会と豊かなくらしに
    貢献する Innovative Company~』の実現に向けたファーストステージであり、利益を重視
    し、足腰の強い企業体質に変わる 3 年間と位置付けています。さらに、『ADX 2023』の
    実行を通じて自らを変革し、新しい社会環境へ対応することを目指します。

 (2) 基本方針

    新しい社会環境に対応する経営基盤へ変革し、利益を重視した持続的な成長を目指す




                        〈次ページに続く〉
       持続可能な社会の実現に向けて製品・サービスの提供を通じ、社会的課題の解決に取り組
       み、売上・利益を最大化していきます。長期的視野で持続的に成長できる収益構造を構築
       し、社会価値と経済価値を追求することで、企業価値の向上を図ります。

    (3) 基本戦略
       カーボンニュートラルをはじめとする新しい社会環境に対応するために、
       ”ADEKAは変わります。“
       社会価値と経済価値を最大化させるべく、
                         「収益構造の変革」
                                 「新規事業領域の拡大による持続
       的な成長」「グループ経営基盤の強化」を進めます。加えて、基本戦略遂行を支える基盤とし
       て、人財戦略、DX 戦略を進めます。

        収益構造の変革
         SDGs の達成に貢献していくため、樹脂添加剤・化学品・食品・ライフサイエンスの各事
         業における戦略製品にADEKAグループ「環境貢献製品」を組み入れ、社会価値と経済
         価値の双方を追求します。また、事業活動全体で生産性向上を進め、トータルコストの
         最適化を図ります。

        新規事業領域の拡大による持続的な成長
         成長ドライバーとして「ライフサイエンス」
                            「環境」「エネルギー」
                                      「次世代 ICT」分野を
         ターゲットとし、事業化を推進します。加えて M&A によるポートフォリオの拡充と最適
         化を図ります。

        グループ経営基盤の強化
         ADEKAグループの求心力を高めるべく、グループガバナンスを一層強化するととも
         に健全な財務基盤の構築により足腰の強い企業を目指します。
         また、同時に新しい働き方の追求にも取り組んでまいります。


   中期経営計画『ADX 2023』の詳細につきましては、2020 年度決算説明会(2021 年 6 月 2 日
    資料配信予定)の際にご説明いたします。



                                                        以上




    ■本リリースについてのお問い合わせ先
    株式会社ADEKA 法務・広報部 総務・広報グループ Tel:03-4455-2803