2 0 21 年 8 月 期 通 期
決算説明資料
株式会社チームスピリット
2021年10月13日
東証マザーズ : 4397
目次
01. 2021年8月期 通期実績
02. 基本戦略と今後の成長戦略
1. 基本戦略
2. 今後の成長戦略
03. 2022年8月期 事業計画
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1
01 2021年8月期 通期実績
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2
2021年8月期 ハイライト
ARR*1 ライセンス数
2,470百万円 321,534
YoY+13.8% YoY +15.8%
月次解約率 (ライセンス数ベース)
*2
リカーリングレベニュー比率*3
0.65% 89.3%
YoY △0.02pt YoY +1.0pt
*1 Annual Recurring Revenueの略で2021年8月末時点のライセンス契約金額の合計(Monthly Recurring Revenue)を12倍して算出
*2 2021年8月の直近12ヵ月の期間中における解約・削減となったライセンス数÷同期間の開始時点のライセンス数で算出(年間解約率を月次平均に換算して表記)
*3 リカーリングレベニュー(ライセンス売上高+プレミアサポート売上高)÷売上高で算出
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3
01. 2021年8月期 通期実績
2021年8月期 通期実績
エンタープライズ市場開拓の仕込みを中心に、中長期的なARR成長のための投資を積極的に実施
(百万円)
Point
FY2021 FY2020
実績 前年度比 実績
– 前年度比+18.5%の増収、
うちライセンス売上高は前年度
売上高 2,896 +18.5% 2,445 比+20.1%の増収
ライセンス 2,354 +20.1% 1,960 – 成長投資を計画通り実行したこ
とで、人件費や採用費、広告宣伝
費等の費用が増加し、前年度比
プロフェッショナルサービス* 542 +11.8% 485
減益
営業利益 169 ▲40.9% 285
経常利益 174 ▲40.4% 292
当期純利益 122 ▲51.9% 255
* スポットサポート売上高、プレミアサポート売上高、その他で構成 © 2021 TeamSpirit Inc., All Rights Reserved.
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01. 2021年8月期 通期実績
ARR
大口の新規・追加商談が獲得できず、YoY成長率はやや鈍化
ARR * 1 (四半期別)
Point
成長率 (YoY)
2,353
2,422
2,470
+13.8% – 前年度は以下の理由によりYoY
2,255 成長率がやや鈍化
2,170
2,091
1,984
1,840 ① EBUセグメント*2で期待していた
大口商談2件が獲得できなかった
1,636
1,513 こと(うち1件は新型コロナウイル
1,389 スの影響で延伸となるも、今年度
1,264
に入り、既に受注済み)
② エンタープライズ営業チームの立ち
上げが遅れ、EBUセグメントで新
規商談が獲得できなかったこと
Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4
FY2019 FY2020 FY2021
5
*1 Annual Recurring Revenueの略で2021年8月末時点のライセンス契約金額の合計(Monthly Recurring Revenue)を12倍して算出
*2 当社独自のセグメント分類による、EBU:契約ライセンス数が4,000ライセンス以上の企業から構成されるセグメント © 2021 TeamSpirit Inc., All Rights Reserved.
01. 2021年8月期 通期実績
ライセンス数
GBセグメントがライセンス数の増加を牽引
ライセンス数 セグメント別
成長率 (YoY)
GB/EBU成長率 (YoY) GB/EBU比率 Point
+15.8% +24.8% 47.5% – Q4の純増ライセンス数は、GB
321,534 321,534 セグメントで1件の中規模解約が
7,712
10,289
発生し、+7,712ライセンスで着
277,714 13,560 277,714 地
12,259
8,455
13,872
20,438 152,887 – GB/EBUセグメントの内訳とし
208,615 26,334 208,615
122,460 て、EBUセグメントで新規受注
17,561
が獲得できなかったものの、GB
15,568 Q4 *
14,370 77,989 GB/EBU セグメントは堅調に推移
Q3
21,945 MM
Q2
Q1 SMB
121,791
112,908
93,550
37,076 42,346 46,856
FY2019 FY2020 FY2021 FY2019 FY2020 FY2021
* 当社独自のセグメント分類による、GB/EBU:契約ライセンス数が500ライセンス以上の企業から構成されるセグメント(うち、EBU:契約ライセンス数が4,000ライセンス以上、GB:契約ライセンス数が500~3,999ライセンス)、
MM:契約ライセンス数が100~499ライセンスの企業から構成されるセグメント 、SMB:契約ライセンス数が99ライセンス以下の企業から構成されるセグメント
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01. 2021年8月期 通期実績
解約率
ライセンス数ベースのGross月次解約率は引き続き低位で推移
解約率(四半期別)
Point
YoY △0.02pt
Gross月次解約率(ライセンス数ベース) * 1 – Gross月次解約率は、Q4にGB
/Gross Monthly Churn Rate (# of active licenses basis)
セグメントの中規模解約が発生
0.68% 0.67% 0.64% 0.65%
0.57% し僅かに上昇するも、引き続き
0.52% 0.52%
低位で推移
0.40%
– 新型コロナウイルスの影響として、
予備枠として確保していたライ
センスをコスト圧縮の目的で細
Net月次解約率(ライセンス MRRベース) *2
/Net Monthly Churn Rate(Licenses MRR basis) かく削減する動きが見られた
△0.35%
△0.21%
△0.44%
△0.78% △0.59%
– 前年度は大口追加商談が少なく、
△0.96% △0.92%
Net月次解約率は上昇基調なが
△1.25%
ら、ネガティブチャーン*3を継続
(FY2022Q1では大口追加商
2019/11 2020/2 2020/5 2020/8 2020/11 2021/2 2021/5 2021/8 談が寄与し改善を見込む)
FY2020 FY2021
*1 対象月の直近12ヵ月の期間中に解約・削減となったライセンス数÷同期間の開始時点のライセンス数。年間解約率を月次平均に換算して表記
*2
*3
対象月の直近12ヵ月の期間中に追加・解約・削減により増減したライセンスMRRの合計÷同期間の開始時点のライセンスARR。年間解約率を月次平均に換算して表記
既存顧客から解約・削減を上回る追加契約を獲得出来ている状態
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01. 2021年8月期 通期実績
リカーリングレベニュー
リカーリングレベニュー比率は約9割と安定した事業基盤を堅持
リカーリングレベニュー *1
(百万円) Point
88.3%
89.3%
84.7%
– 今後も9割前後のリカーリングレ
2,585 ベニュー比率*2を維持しながら、
ARR成長を図る
231
2,159
198
1,541
147
2,354
1,960 プレミアサポート売上高
/Premier Support
1,394
ライセンス売上高
/License
FY2019 FY2020 FY2021
*1 リカーリングレベニュー:解約の申し出がない限り毎年継続される売上(ライセンス売上高+プレミアサポート売上高)
*2 リカーリングレベニュー比率:リカーリングレベニュー÷売上高
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01. 2021年8月期 通期実績
契約社数
GBセグメントが堅調に増加
契約社数(四半期別)
Point
YoY
1,531
1,479 1,491
+122社 – SMBセグメント*1の契約社数増
加がやや低調に推移するも、
1,428
1,409 GBセグメント*2が堅調に増加し、
1,384
1,351 全体で前年度比+122社
1,308
1,232
1,174
1,118
1,052
Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4
FY2019 FY2020 FY2021
*1 当社独自のセグメント分類による、 SMB:契約ライセンス数が99ライセンス以下の企業から構成されるセグメント
*2 当社独自のセグメント分類による、 GB:契約ライセンス数が500~3,999ライセンスの企業から構成されるセグメント
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01. 2021年8月期 通期実績
コスト構造
中長期的なARR成長のための投資を拡大中
コスト構造(四半期別)
772
(百万円) Point
725 30
32
31
34
630
73 – 人件費は、従業員数に比例して
604 599 48
29
売上原価・その他
24
24
増加
29 23 34 49
/Sales cost &Others
49
521 525 32 33 36 地代家賃
508 39
32 26 46 24
19
/Office rent – 広告宣伝費は、「TeamSpirit
19 21
49 31 31 12 153
13 152 業務委託費 EX」の本格販売開始に伴うキャ
426 31 18 29
383 397 16
16
20
18
13 148
/Outside contractors
ンペーン投資、Webマーケティン
24
369 24 26
15
15
137
143 32 IT関連費
29
26 21 16 41 グ施策の強化によりQ3以降で
18 14 /IT
19 19 16 125 134 16
18 13 113
12 16
12 19 36 13 広告宣伝費
増加
37 24 103 8 8 /Marketing
95 42
77 86 9 プラットフォーム仕入 – 業務委託費は、Q4に「Team
4 13
2 369 /Salesforce platform use
325 343 Spirit EX」 「TeamSpirit」そ
297 304
269 262 採用教育費
213 222 れぞれの機能強化のため外部リ
186 181 190 /Recruiting & Education
人件費
ソースを積極活用したため増加
/Labor costs
Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4
FY2019 FY2020 FY2021
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01. 2021年8月期 通期実績
従業員数
エンタープライズ営業チームの拡充を中心に採用を進め前年度末比+18名で着地
従業員数 *1
(人)
Point
134
116 23
– 「TeamSpirit EX」の本格販売
開始に伴い、エンタープライズ営
19
業チーム(セールス&マーケティ
29 ング)を中心に増員
83
25
8
71
8 27 コーポレート
21 19 /Corporate
16 サポート
14 /Support
16 セールス&マーケティング
/Sales & Marketing
53 55
40 開発 * 2
31 /Development
FY2018 FY2019 FY2020 FY2021
*1 契約社員、アルバイト含む
*2 シンガポール拠点の従業員数を含む
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01. 2021年8月期 通期実績
売上高
ライセンス売上高は継続的に成長
売上高(四半期別)
(百万円)
Point
YoY
750 744
+13.6%
731
13 10 – ライセンス売上高は、GB/EBU
8
671 56 62
654 58
セグメントが牽引し、着実に成長
631 10
9
606 11 54 102 61 56
中
50
12 50
552 49
48
521 65
16 54
14 47 64 – FY2021Q2のスポットサポート
449 455 42
12
50 売上高の増加は、大口開発プロ
12
394 35 38 65
ジェクトによる特殊要因
13 37
30 68
54 その他
602 614
558 578 /Others
515 527
479 プレミアサポート売上高
437
398 /Premier Support
366
332
296 スポットサポート売上高
/Spot Support
ライセンス売上高
/License
Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4
FY2019 FY2020 FY2021
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01. 2021年8月期 通期実績
B/Sの状況
手元現預金約25億円、自己資本比率約50%と財務基盤は安定
(前年度末比)
流動資産 流動負債
2,753百万円 1,594百万円
(+306百万円) (+229百万円)
繰延収益
現預金
1,193百万円
2,447百万円 (+136百万円)
(+274百万円)
純資産
前渡金
225百万円
(+22百万円)
自己資本比率
1,577百万円
(+131百万円)
49.7%
繰延税金資産+75百万円 固定資産
418百万円
(+54百万円)
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02 基本戦略と今後の成長戦略
1 基本戦略
2 今後の成長戦略
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ミッション
すべての人を、
創造する人に。
日本は少子高齢化による労働力人口の減少という社会課題に直面しており、多くの日本企業にとっ
て生産性の改善や多様な人材が活躍できる労働環境の整備が重要な経営課題となっています。
とりわけ、日本はOECD加盟国の中で労働生産性が最も低いとされています。
生産性を改善するために、AIやロボットといったテクノロジーの進化は不可欠ですが、
私たちは、それを使いこなす人の役割がより重要になると考えています。
私たちは、「TeamSpirit」を通じてEmployee Successを実現することで、すべての人を創造す
る人に変えていき、生産性の改善という大きな社会課題の解決に貢献していきます。
一人ひとりが創造的に働き、人が中心となってテクノロジーを使いこなすことで世の中を変えてい
く、それが私たちのミッションに込められた思いです。
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02. 基本戦略と今後の成長戦略
TeamSpiritの機能
「すべての人を、創造する人に。」変えていく、ERPのフロントウェア*
⚫入力が簡単で場所を選ばないので、無駄な作業時間が減ってよ ⚫手作業で集計していた部下の活動記録が日々簡単に見られる。
り重要な仕事に時間を割けるようになった。 長時間残業の抑制、コーチングの質向上につながった。
⚫自分の働き方が分析できる。社内ミーティング時間を減らしてお ⚫承認・決裁がモバイルでいつでもどこでもできて脱ハンコを実現。
担当者 客様対応時間をふやした結果、営業成績アップ。 マネージャー 簡単な承認は移動中に完了。
活動情報を
定量的に
可視化
勤怠/ コミュニケー レポート
工数管理 電子稟議 経費精算 ダッシュボード
就業管理 ション
ツール
⚫法令改正に自動アップデート。自分たちで対応を考えたり追加投
⚫既存の基幹システムはそのままに、クラウド&モバイル対応で
資に頭を悩ますことがなくなった。
従業員の利便性向上を手軽に実現。
⚫入力しやすいシステムでミスを未然に防いでくれる。エラー
人事部 ⚫Salesforce基盤なので運用後も安心。
チェック時間が大幅に短縮できた。 システム部
経理部
ERPのフロントウェアとして各種データを正確に収集しERPにエクスポート
業務系基幹システム(ERP) 財務会計 給与計算 管理会計 原価管理
* すべての従業員が日常的に利用する業務システムで、基幹システム(ERP)のフロント部分(従業員側)でデータエントリー機能を担うソフトウェアを指す当社が定義した造語。具体的には「勤怠管理システム」「工数管理システム」「経費精算システム」等を指す © 2021 TeamSpirit Inc., All Rights Reserved.
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02. 基本戦略と今後の成長戦略
TeamSpiritが解決する「働く」ことを巡る課題
持続的に企業価値を向上させるため、多くの日本企業が「働き方」の変革に迫られている
「働く」ことを巡る日本の社会課題 TeamSpiritが解決すること
⚫ 少子高齢化による労働力人口の減少
⚫ OECD加盟国の中で最も低いとされる労働生産性の改善
1 従業員の生産性を改善
► 日常的に利用する業務システムを集約し優れたUIで間接業務の負担を軽減
► 働き方を可視化し日々の活動を定量的に分析することで、マネジメント(セルフマネジメント
含む)を最適化
「働く」ことを巡る日本企業が抱える経営課題
► 様々なERPと接続できフロントウェアを手軽にDX可能且つ、システム保守負担も軽減(攻
めのIT領域へ貴重なIT人材リソースをシフト可能)
1 生産性の改善
► 間接業務の効率化とコア業務に投下する質と量の改善
► DXの加速(デジタル化、レガシーシステムの刷新) 2 多様な働き方を実現
► DXの担い手となるIT人材不足への対応(2025年の崖*)
► 働く場所を選ばないクラウドサービス&モバイル対応
2 多様な人材が活躍できる労働環境の整備 ► 多様な勤務形態に対応できる高機能な勤怠管理システムを搭載
► ポストコロナ時代に対応した新しい働き方へのシフト
► 年齢・性別・ライフスタイルに合わせた柔軟な働き方の導入
► ジョブ型雇用や副業解禁など、雇用に対する価値観の変化への対応 3 ガバナンス強化に貢献
3 コーポレートガバナンスの強化 ► 残業時間を正確に計算し可視化することで法令違反となる長時間残業を抑止
► 経費精算・稟議を電子化しワークフローを統一することで内部統制を強化
► コンプライアンス順守(厳格な労務管理や適切な原価管理)
► DXを通じた内部統制の強化(不正経費使用の未然防止、ワークフ ► セールスフォース社が提供するクラウド基盤で重要な情報をセキュアに管理
ローの透明化・電子化)
17
* 経済産業省が2018年5月に発表した「DXレポート~ITシステム『2025年の崖』克服とDXの本格的な展開~」にて、DXの推進を阻む要因として、既存のITシステムが技術面の老朽化・システムの肥大化・複雑化・ブラックボックス化等の問題を上げており、
その結果として経営・事業戦略上の足かせ、高コスト構造の原因となっている「レガシーシステム」問題を提起。2025年には稼働後21年以上を迎える基幹系システムが6割となり、同年にSAPの現行ERPのサポート期間が終了すること(現在は2年延長)を © 2021 TeamSpirit Inc., All Rights Reserved.
「2025年の崖」と表現したもの
02. 基本戦略と今後の成長戦略
TeamSpiritのポジショニング
フロントウェア市場におけるEmployee Successというユニークなポジショニング
フロントウェア市場
システム設計思想軸 Employee Successを実現する当社の強み
SoE * 1
Employee Success – 優れたUIにより従業員の入力負担を軽減す
ることで、正確でタイムリーなデータ収集に
繋がり、結果として高度な内部統制を実現
SoE – 従業員の日々の活動記録(ビッグデータ)を
収集し、働き方を可視化してアウトプットの
最大化に貢献
フロントウェア×Employee Success
の独自のポジショニング – 従業員が日常的に利用する勤怠管理、工数
管理、経費精算、電子稟議等の機能を一体
化することで、煩わしい日々の入力業務を
効率化
複合型
機能軸 – 複合的な視点で働き方を可視化することで、
より高精度な分析が可能となり、質の高い
特化型 複合型 インサイトを獲得
SoR * 2
*1 System of Engagementの略、企業とユーザーとのつながり・絆を強化する視点で設計・開発されたシステム
*2 System of Recordsの略、従来型の基幹系システム等に代表される、社内情報を安全に管理しそれを適切にアウトプットする点を重視し設計・開発されたシステム © 2021 TeamSpirit Inc., All Rights Reserved.
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02. 基本戦略と今後の成長戦略
TeamSpiritが実現するEmployee Success
すべての従業員にとってのEmployee Successを実現
当社が実現したい 従業員の生産性が向上することで、企業利益に貢献するだけでなく、
Employee Success 一人ひとりが成長し人生がより豊かになっていく状態
日々の間接業務の削減とアウトプットの チームの働き方を可視化し
高度な内部統制を実現しDXを加速
最大化で生産的な働き方を実現 パフォーマンスを最大化
⚫優れたUIと、作業場所を選ばないクラウドサービスで ⚫チームの働き方を日々、可視化することで、適切な労 ⚫適切な労務管理、各種業務のデジタル化、経費の適
日々の間接業務(勤怠管理、経費精算、各種申請)の負 務管理を実現。 正利用等、高度な内部統制を実現。
担を軽減。
⚫定量的な活動データに基づく適切なコーチング・ ⚫法改正への対応をはじめとした管理部門のシステム
⚫自分自身の働き方を可視化し、インサイトを得ることで、 ティーチングでチームメンバーをエンパワーメント。 保守・運用負担を軽減。
より効率的で生産性の高い働き方を実現。
⚫ワークフローをデジタル化することで、承認・決裁業 ⚫フロントウェア領域のDXを加速。
務が効率化。
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02. 基本戦略と今後の成長戦略
プロダクトラインアップ
2021年3月に「TeamSpirit EX」を本格ローンチし、ターゲット市場の異なる2つのプロダクトを保有
: メインターゲット
エンタープライズ ミッド スモール
プロダクト別
ターゲット市場 従業員 従業員 従業員
1,000名 以 上 100~999名 ~99名
• ミッド企業、成長企業を中心にDXによる生産性の改善・ガバナン
• 手組みのスクラッチシステムや独自仕様にカスタマイズされた国
ス強化への意識は高い
フロントウェア 内外のパッケージシステム等、多くのレガシーシステムが残存
市場の特徴 • SaaSの競合プレイヤーが少ない魅力的な市場 • アナログ管理からの移行を背景に、安定した成長が続く市場なが
ら、多くのSaaSプレイヤーが存在
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02. 基本戦略と今後の成長戦略
ターゲット市場の規模と当社シェア
ターゲット市場における当社ライセンスシェアは1%未満であり、広大な開拓余地が存在
3,240億円
日本企業で働く全従業員 当社シェア
TeamSpirit
SAM*1 約 4,500万人 現在の料金体系 * 2 約 0.7%
TeamSpirit
社数*3 従業員数*3 ライセンス数*4
SAMのうち
エンタープライズ メインターゲット
4,382 社 1,541 万人 0.3% 5.2万 市場規模
従業員
1,000名以上
約 2,100 億円
ミッド
55,043 社 1,381 万人 1.6% 22.2万
従業員100~999名 当社シェア
0.9%
スモール
1,818,013 社 1,584 万人 0.3% 4.7万
従業員~99名
*1 Serviceable Available Marketの略で、現在のサービスが獲得しうる市場規模
*2 現在のTeamSpiritの基本料金月額600円をもとに試算
*3
*4
平成28年経済センサス - 活動調査(総務省統計局)を基に当社作成
2021年8月末時点での契約ライセンス数を掲載
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02. 基本戦略と今後の成長戦略
ターゲット市場規模の広がり
中長期的にEmployee Successを実現するプラットフォームを目指すことで広大なTAMが獲得可能
Point
Employee Successを実現するプラットフォーム*4を目指すことで広大な市場ポテンシャルが存在
Employee
Success
深化機能
TAM FY2025のEmployee Successプラットフォーム市場規模
*3 – 現行のフロントウェア機能ベース
7,890億円
*1
約 広大な成長余地 のSAMは約3,240億円
– Employee Successプラット
– エンタープライズ企業の大半が利用する、スクラッチ(手組み)や フォームを目指すことでTAMは
SAM 3,240億円
ポテンシャル パッケージ(+カスタマイズ)、及びExcel・タイムカードなどの
市場 アナログ管理からのリプレイスが進む 約 大きく拡大 (FY2025時点で
*5
約1,270億円→約7,890億円
と約6倍の市場規模)
SaaS – SaaS市場が大きく成長
フロント
パッケージ
約 1,270億円
ウェア – FY2021実績ベースでのフロン
機能
*2 トウェアSaaS市場規模に対する
SaaS
約 550億円 当社シェアは5%程度
約 30 億円
当社の
売上実績
FY2021 FY2025
出所:富士キメラ「ソフトウェアビジネス新市場2021年版」をもとに当社作成(それぞれの年度は4月~3月)
*1 タレントマネジメント、データ分析ツール、E-ラーニング管理、グループウェア(コミュニケーションツール含む) *3 Total Addressable Marketの略で、獲得できる可能性のある最大の市場規模
22
電子契約ツールといった従業員が日常的に利用したり、マネジメントの向上に寄与する機能 *4 富士キメラ「ソフトウェアビジネス新市場2021年版」より、勤怠管理、経費精算、プロジェクト管理、ワークフロー、人財管理、
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*2 従業員がERPフロント領域で日常のデータのエントリーに利用する機能で、勤怠管理、経費精算、プロジェクト管理、 学習管理、BIツール(データ可視化)、グループウェア、労務管理、電子契約ツール、ビジネスチャット、Web会議の市場を合計して算出
ワークフローを指す(現在の当社事業ドメイン) *5 Serviceable Available Marketの略で、現在のサービスが獲得しうる市場規模
02. 基本戦略と今後の成長戦略
顧客基盤
エンタープライズ企業、成長企業を中心に、強固な顧客基盤を構築
東証一部、二部
上場企業
/
*1
エンタープライズ企業
2019年以降
マザーズ上場企業
マザーズ上場企業の
/
*1
未上場成長企業 6社に1社が
TeamSpiritを利用中*2
*1 ロゴの掲載許可をいただいている一部の企業を抜粋して掲載
*2 2019年初以降、2021年9月30日までにマザーズ市場に上場した193社について集計
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02 基本戦略と今後の成長戦略
1 基本戦略
2 今後の成長戦略
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02. 基本戦略と今後の成長戦略
中長期経営方針とARR成長イメージ
FY2026に向けてCAGR20%以上+αのARR成長を目指す
短期(FY2021-2023) 中期(FY2024-2026) 長期(FY2027-2030)
テーマ 成長投資 成長加速 非連続な成長の実現
– TSF*1の潤沢なキャッシュフローをもとに – エンタープライズ市場での成長を加速させ – TEXとTSFのFCFを最大化する
施策 エンタープライズ市場開拓をはじめとした TEX *2を黒字化させる – 新機能・新領域でARR成長を加速させ非連続
成長戦略実現のための積極投資を行う – 新機能・新領域への仕込み な成長を実現させる
ARRイメージ ~40 億円程度 70 ~100 億円程度 100 億円以上
(最終年度)
+α 成長
► エンタープライズ市場の成長加速
TEXの成長加速余地+α ► 新機能・新領域でのアップセル⇒ARPU向上
TEXのベース成長
CAGR20%以上 成長
► TEX:エンタープライズ市場開拓、
黒字プロダクトへの成長
► TSF:ミッド・スモール市場での安定した成長
TSFのベース成長
FY2021 FY2022 FY2026 FY2030
*1 TSF:「TeamSpirit」を指す
*2 TEX:「TeamSpirit EX」を指す
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02. 基本戦略と今後の成長戦略
ARRの成長ドライバーに関する戦略
短期ではライセンス数を拡大させるための施策に集中、中期以降ではARPU向上との両輪で成長を加速
短期(FY2021-2023) 中期(FY2024-)以降
ライセンス数の拡大 両輪で成長を加速
ARRの
成長ドライバー
ライセンス数 ライセンス数 ARPU
✓ プロダクトの継続的な機能強化 ✓ ライセンス数拡大施策の継続・強化
✓ アウトバウンド営業によるエンタープライズ企業開拓 ✓ 新機能の開発・新領域への進出によるアップセル・ク
主な施策 ロスセル機会の創出
✓ Webマーケティング強化によるリード増強
✓ カスタマーサクセスの強化によるチャーン抑制
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02. 基本戦略と今後の成長戦略
収益性の成長イメージ
短期ではTSFのCFをもとにTEXに戦略的投資を行い、中長期ではFCFを最大化し新領域プロダクトの育成を目指す
短期(FY2021-2023) 中期(FY2024-2026) 長期(FY2027-2030)
CF創出フェーズ 安定的にキャッシュを創出
収益性:高
キャッシュ創出
成長フェーズ
黒字化
収益性:低
投資フェーズ
新領域 新たな成長ドライバーへ育成
収益性 : マイナス
営業利益率
イメージ (成長投資重視) △5 %~5%程度 10~25 %程度 30 %程度
(単年度)
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02. 基本戦略と今後の成長戦略
今後の成長戦略
1 2 3
エン ター プ ラ イ ズ 市 場 を 開 拓 し 「 E m pl o ye e Su c c e ss 」 領 域 機能・領域を拡大させ
パイ オ ニ ア にな る で デファク トス タン ダー ド にな る AR R の 非 連 続 的 な 成 長 を 目 指 す
現在エンタープライズ市場のフロントウェ ミッド・スモール企業向けサービスを中心 中長期的にはM&Aや海外展開等も視野
アで主流となっているスクラッチシステム に競争環境が激化するフロントウェア市場 に、新機能の開発や新領域への進出により
やパッケージサービスをリプレイスして、エ において、「フロントウェア×Employee ARPUの向上を図り、ARRの非連続的な
ンタープライズ市場におけるフロントウェ Success」という当社独自のユニークな 成長を目指す
アSaaSのパイオニアになる ポジションを確立し、デファクトスタンダー
ドになる
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02. 基本戦略と今後の成長戦略
今後の成長戦略 1 TEX エンタープライズ市場を開拓しパイオニアになる ~市場環境~
– 働き方改革関連法案の施工に伴い長時間労働是正への動きが本格化
Politics – デジタル庁の新設等、DXに向けた動きが加速
政治的要因
– DX2025年の崖(IT人材の不足がDXを妨げるという、経産省による警鐘)
Technology エンタープライズ企業のフロントウェア市場シェア Economy
技術的要因 経済的要因
SaaS 約 10 % SaaS が主流に
– クラウドサービスの – 大手ERPの標準サ
本格普及に伴う 1 サーバー管理から解放され、 ポート期限到来
SaaSの拡大 (2027年)に伴う基
パッケージ スクラッチ
エンタープライズ企業
フロントウェア
優れたスケーラビリティを享受可能 幹システム刷新
– クラウドセキュリティ 国産パッケージ 形態別利用状況*2
+アナログ管理
レベルの向上 海外パッケージ+ • 表計算ソフト
2 短期間・安価での導入が可能 – 法改正への対応や
• タイムカード
アドオン開発
3 法改正等に合わせた追加投資が不要で サーバー管理等、シス
– マイクロサービスアー (カスタマイズ) • 紙台帳
テム運用保守費用が
キテクチャー*1の台頭 常に最新のサービスを利用可能 増大
(アプリケーションレ
ベルでの最適化) 自社仕様に複雑にカスタマイズされた – 経営資源の選択と
DXの追い風でSaaSへの変革は待ったなし
システムがDX推進を阻害 集中
– テレワークやダブルワーク、ジョブ型雇用といったポストコロナ時代の新しい働き方への対応
Society – 少子高齢化に伴う労働力人口の減少とIT人材の不足への対応(DXの推進が急務)
社会的要因
– ESGへの関心の高まり
*1 アプリケーションが持つ機能を細かい「サービス」に分割し、それぞれのサービスを連携させてシステムを動かすという考え方
*2 統計レポートや調査会社レポートをもとに当社が独自に算出、社数ベース
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02. 基本戦略と今後の成長戦略
今後の成長戦略 1 TEX エンタープライズ市場を開拓しパイオニアになる ~成長戦略~
キャズムを超えるための戦略 Horizontal × Focus × Expansion
自社の強み
– 勝ちパターンをレバレッジさせてドメイン拡大→メインストリーム化
勝ちパターンの横展開で
Expansion メインストリーム化
– パートナー活用によるチャネル戦略の拡大
– 再現性の高い導入・保守運用サポート体制の構築
► 世界中で利用されているセールス
フォースのクラウドプラットフォー
ム基盤に起居し、 10年以上フロ – 市場の魅力やパイプラインをもとにターゲットのプライオリティを設定
勝ちパターンの醸成と
ントウェアSaaSアプリケーション Focus 差別化機能の強化
し、集中的に経営資源を投下しセグメント毎の勝ちパターンを作る
– 業種や属性(導入ERP)、トレンドを先読みしたキラーコンテンツの実装
を開発・販売してきた実績と経験
► 1,500社/30万ユーザー超への
サービス提供を通じて蓄積された
Horizontal プロダクトの機能拡張
– エンタープライズ向け製品として求められる業務機能の拡張
– エンタープライズシステムとしての強固なシステムインフラ設計
カスタマーベネフィットの知見
アーリーアダプターの獲得 キャズムを超える メインストリーム化
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02. 基本戦略と今後の成長戦略
今後の成長戦略 2 TEX TSF 「Employee Success」領域でデファクトスタンダードになる
STEP 4
STEP 3
マネジメント/セルフマネジメント
を最適化し生産性の向上と
STEP 2 Employee Successを実現
他社システムとの連携を強化し
エコシステムを構築
STEP 1 – セルフマネジメントを最適化する新機能の開発
カスタマーサクセスを通じ – チームのパフォーマンスを最適化する新機能の開発
顧客体験(CX)価値を最大化
– 新たな顧客体験価値を生みだすための他社システム
UI/UXを進化させ やパートナーとの戦略的連携強化
– データプラットフォーム(ハブ)としての価値向上
利便性・運用保守性を向上 – 働き方の可視化や、そこから得られるインサイトを顧
客体験価値として提供するためにカスタマーサクセス
体制を強化
– リード創出からファン化までのカスタマージャーニー
– 日々の活動データを効率的にインプットするための基 を最適化するプロセスの構築
本機能の進化
– 各種法改正への迅速な対応
– 運用利便性向上のための機能充実
これまでの提供価値 新しい提供価値
これまでの強みに磨きをかけさらなる進化を遂げる Employee Success領域のデファクトスタンダードになる
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02. 基本戦略と今後の成長戦略
今後の成長戦略 2 TEX プロジェクトマネジメントを最適化する「TeamSpirit PSA」
「TeamSpirit EX」の拡張機能として、タレントアサインメントを最適化するオプション機能「TeamSpirit PSA」を今秋販売予定
*1
<スキル要件>
⚫ 英語(ビジネスレベル) 勤怠・休暇情報
スキル・資格
連携
⚫ 3名(シニア×1名、ジュニア2名) 1 リソース要求
マプ ⚫ 1人は会計知識に詳しく、同様の マリ
ネロ PJを経験済み ネソ
ージ ーー
ジェ ⚫ 2週間で各々50時間の工数を確 ジス
ャク 保 2 リソース回答 ャ
ート ー
リソース要求に対して最適な人材を抽出
アサイン アサイン履歴(経験)
3
メント をPSAに蓄積可能
*2
稼働率を最適化させ プロジェクト型ビジネス
能力のミスマッチ防止
チームの生産性を向上 における適切な労務管理
*1 PSA:プロフェッショナルサービスオートメーション
32
*2 プロジェクト型ビジネス:システムインテグレーター、コンサルティングファーム、ゼネコン、広告代理店等、顧客から特定のプロジェクトを請け負い、社内やパートナー企業の人材を割り当て、受注したプロジェクトを遂行していくビジネスモデル
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02. 基本戦略と今後の成長戦略
今後の成長戦略 3 TEX TSF 機能・領域を拡大させARRの非連続的な成長を目指す
中長期的にはM&Aや海外展開等も視野に、新機能開発や新領域進出によりARRの非連続的な成長を目指す
ARPU
成長戦略 3 機能・領域を拡大させARRの
非連続な成長を目指す
成長戦略 2 「Employee Success」領域で
デファクトスタンダードになる
成長戦略 1 エンタープライズ市場を
開拓しパイオニアになる
z
既存ARR
ライセンス数
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03 2022年8月期 事業計画
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03. 2022年8月期 事業計画
2022年8月期 重点戦略
プロダクト毎に戦略を最適化し、開発を中心に成長投資を大幅に拡大させる
戦略 主な施策
► プロダクト軸で社内横断型組織を設置(ビジネスユニット制の導入)
01 プロダクト毎に戦略を最適化
► エンタープライズ企業向けアウトバウンド営業の強化
► ターゲット市場への訴求効果を最大化するため、Webマーケティング
を強化
► TEX、TSFともに開発人材の採用を積極的に進めながら、
開発投資を増強し
02 プロダクト競争力を大幅に強化
外部リソースの活用も促進させ、各機能強化を急加速
► オフショアベンダーの活用等、機動的な開発体制の整備
► ガバナンス強化のため、監査等委員会設置会社へ移行予定
► 従業員エンゲージメント強化のため、従業員向け株式インセンティブ制
03 今後の成長戦略を支える経営基盤の強化 度を導入
► ポストコロナ時代に対応した柔軟な働き方を支援する各種施策の実施
► 積極的な採用の継続
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03. 2022年8月期 事業計画
2022年8月期 KPI計画
ARR
3,000百万円
YoY +20.0%以上
ライセンス数 月次解約率 (ライセンス数ベース)
392,000以上 0.50%
YoY +70,000以上 YoY △0.15pt
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03. 2022年8月期 事業計画
通期業績見通し
開発を中心に成長投資を大幅に拡大、営業利益は一時的に赤字化するも本源的な収益性は高水準を維持
(百万円)
Point
FY2022 FY2021
通期(計画) 前年度比 通期(実績) – 通期売上計画は現状のパイプラ
インを考慮すれば十分達成可能
な水準
売上高 3,300~3,350 +14~16% 2,896
– 開発メンバーを中心に積極採用
ライセンス 2,700~2,750 +15~17% 2,354 を継続するため人件費は増加
– 外部リソースを活用して開発ス
プロフェッショナルサービス 600 +11% 542 ピードを急加速させるため、ス
ポット的な業務委託費が大幅に
増加
営業利益 ▲150~▲200 ▲189~▲218% 169
– マーケティング費用は概ね前年
* 度並み
当期純利益 ▲105~▲140 ▲186~▲215% 122
37
* 当期純利益の算定にあたって、法人税等は税務上の調整項目を加減算した課税所得に各税目の見積税率を乗じて見積計上をしております。 法人税等には税効果会計の影響を加味して算定しておりますが、実績の業績動向に基づく繰延税金資産の
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回収可能性の見直しによって、実際に計上される金額と予想数値と異なる場合があります。これにより、当期純利益の実績金額が変動する可能性があります
03. 2022年8月期 事業計画
ライセンス計画
Q1はEBUセグメントの追加商談受注(前年度からの延伸分)もあり順調なスタート、通期では前年度比大幅な増加を見込む
ライセンス計画
Point
+70,000 程度
*
GB/EBUセグメントのマーケティングリード 実績
– 通期のライセンス純増計画は約
70,000を見込む
H2
30
25
約 4倍 – H1のライセンス純増計画は
+43,820
30,000~35,000を見込む
20
15
– 前年度に延伸となったEBUセグ
メントの追加商談は9月に受注
H2 10
済みでQ1のスタートは順調
5
0 – 前年度に実施したエンタープライ
9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月
2020年 2021年 ズ開拓施策の効果で2021年3
H1
H1 月以降のリード数は約4倍に増
► エンタープライズ営業チームの立ち上げによる戦力増強 加、今年度実績への貢献に期待
► リブランディングイベントや各種マーケティング施策の効果
FY2021 FY2022
38
* マーケティング活動により得られたリードのうち、実際に面談を行い、継続商談となったもののみを集計
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03. 2022年8月期 事業計画
営業利益計画
主な成長投資増加ポイントは、①人件費+3.4億円(採用加速)、②業務委託費+2.3億円(うち開発スポット活用+1.7億円)
FY2022費用構造
人件費
売上 FY2021比
1,500 +3.4億円 ► 今期も積極採用を継続、開発やサ
仕入 ×1.1 ポート/コンサルタントを中心に
1,000 Support * 30名程度の従業員数増加を計画
Development
► 増加分のうち2億円程度が今年度
人件費 ×1.3 500 S&M
G&A
の採用に伴うもの
0
FY2021 FY2022
広告宣伝費 ×0.8
業務委託費 ×2.2 業務委託費
500
► TEX、TSFそれぞれの機能強化
社内インフラ ×1.4 開発スポット活用
+2.3億円 (約1.7億円) を急加速させるため外部リソース
を積極活用
250 Support
その他 ×1.1 Development ► 開発のスポット活用に伴う業務委
S&M 託費が1.7億円程度増加
G&A
0
営業利益 ▲150~▲200百万円 FY2021 FY2022
39
• Support:導入コンサルティング、カスタマーサクセスに関連するもの。Development:開発に関連するもの。S&M(Sales & Marketing):営業、マーケティングに関連するもの。G&A(General & Administration):コーポレート部門に
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関連するもの。
03. 2022年8月期 事業計画
開発投資について
TEX、TSFそれぞれの市場環境に合わせた機能強化を図り、プロダクトの競争優位性を高める
エンタープライズ向けフロントウェアSaaS Employee Successを実現するための
としての地位を確立 機能強化や他システムとの連携強化を加速
開発強化の
ポイント
– エンタープライズ企業の複雑なニーズに対応する各種基本 – 運用利便性を向上させる各種UI/UXの強化
機能の強化(網羅性の向上) – 企業のDX推進やポストコロナ時代の働き方を支援するた
– 特定の業種・顧客属性にFocusした機能開発 めの新機能開発
– 勤怠管理・工数管理・経費精算の機能間連携を強化したキ – 他システムとの連携によるエコシステム構築
ラーコンテンツの開発
65 % 35%
開発投資に
占める割合 約 約
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40
03. 2022年8月期 事業計画
中長期収益モデル
中長期視点で規律ある投資判断を行い費用をコントロール、FY2026時点で営業利益率25%程度を目指す
FY2022計画 FY2026目標
売上高 33~33.5億円 CAGR 20%以上
売上高比率 売上高比率
– プラットフォーム仕入
仕入 – その他サービス原価
20%程度 20%程度
– 導入コンサルティング
Support – カスタマーサクセス
15%程度 10%程度
費
用 Development – 開発 40%程度 25%程度
– 営業
S&M – マーケティング
10%程度 10%程度
G&A – 本社、バックオフィス部門 20%程度 10%程度
営業利益 ▲5%程度 25%程度
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03. 2022年8月期 事業計画
コーポレート・ガバナンスの強化
2021年11月の定時株主総会での承認を以て監査等委員会設置会社へ移行予定
取締役会の監督機能を一層強化することでコーポレート・ガバナンス体制の更なる充実を図るとともに、
権限委任による意思決定と業務執行を迅速化し、持続的な企業価値の向上を目指す
取締役候補 執行役員( )
執行役員(新体制)
中野 剛 / サービスディベロップメント担当
荻島 浩司 / 代表取締役
アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア株式会社)、英国RS Components社
1996年当社設立。金融機関向けパッケージ開発、オペレーショナル・リスクコンサルティ APAC地区Head of Product Management等を経て2016年当社入社。2019年
ング等を経て、2011年「TeamSpirit」を企画・開発しSaaSビジネスに参入。 11月に取締役就任。
古市 克典 / 取締役(社外)
山下 康文 / 戦略企画担当 兼 コーポレート担当
日本ベリサイン株式会社(現デジサート・ジャパン合同会社)代表取締役社長等を経て、
日本オラクルの事業戦略、経営管理、社長補佐等を経て、2019年9月当社入社。
2013年株式会社Box Japan代表取締役社長に就任。2018年11月に当社社外取締
同年11月に取締役就任。
役就任。
虎見 英俊 / 取締役(社外/監査等委員) 菅原 義智 / ソリューションセールス&サービス担当
そーせいグループ株式会社執行役員副社長 、テラ株式会社 取締役等を経て、2020年 セールスフォース・ドットコム執行役員、コーナーストーンオンデマンドジャパン執行役員
ミラックスセラピューティクス株式会社取締役COO就任。同年11月に当社社外取締役就 等を経て、2020年7月当社入社。同年11月に取締役就任。
任。
田邉 美智子 / 取締役(社外/監査等委員)
2003年有限責任監査法人トーマツ入所。2019年に独立し、内部統制構築支援、内部監
査支援、IPO支援など広範囲のサービスを提供。note株式会社取締役監査等委員、
toBeマーケティング株式会社監査役を兼任。
氏家 優太 / 取締役(社外/監査等委員)
2009年長島・大野・常松法律事務所入所。グリー株式会社出向及びカリフォルニア大学
ロサンゼルス校(UCLA) ロースクール留学を経て、2015年青山綜合法律事務所に入所。
2017年より同所パートナー。2019年より株式会社イングリウッド社外監査役。
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Appendix
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四半期別 連結貸借対照表
(百万円) (Million Yen)
FY2020 FY2021
Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4
流動資産 Current Assets 2,116 2,171 2,344 2,447 2,706 2,790 2,747 2,753
現金及び預金 Cash and deposits 1,900 1,921 2,069 2,173 2,437 2,481 2,443 2,447
前渡金 Advance payments 163 174 197 202 204 199 212 225
その他 Other 52 75 78 71 66 109 90 80
固定資産 Non-current Assets 317 297 266 363 360 362 402 418
資産合計 Total Assets 2,434 2,469 2,611 2,810 3,067 3,153 3,149 3,171
流動負債 Current Liabilities 1,230 1,221 1,308 1,365 1,576 1,596 1,550 1,594
繰延収益 Deferred revenue 1,012 966 1,040 1,057 1,319 1,199 1,213 1,193
その他 Other 217 255 268 308 257 397 336 400
固定負債 Non-current Liabilities - - - - - - - -
負債合計 Total Liabilities 1,230 1,221 1,308 1,365 1,576 1,596 1,550 1,594
純資産 Net Assets 1,203 1,247 1,302 1,445 1,490 1,556 1,599 1,577
負債純資産合計 Total Liabilities and Net Assets 2,434 2,469 2,611 2,810 3,067 3,153 3,149 3,171
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四半期別 連結損益計算書/キャッシュフロー計算書
(百万円) (Million Yen)
FY2020 FY2021
Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4
売上高 Net sales 552 606 631 654 671 750 731 744
ライセンス(①) License 437 479 515 527 558 578 602 614
プロフェッショナルサービス Professional service 114 127 116 126 112 171 128 129
スポットサポート Spot support 50 64 54 65 48 102 61 56
プレミアサポート(②) Premium support 47 49 50 50 54 56 58 62
リカーリングレベニュー(①+②) Recurring Revenue 485 529 565 578 612 634 661 677
その他 Others 16 12 11 10 9 13 8 10
営業利益 Operating Profit 44 84 106 50 71 120 5 -28
経常利益 Ordinary Profit 43 84 111 53 74 121 7 -27
当期利益 Profit 14 42 55 142 36 65 41 -21
営業CF CF from operating activities - - - - 256 43 -39 5
投資CF CF from investing activities - - - - 0 0 0 -0
フリーCF Free Cash Flow - - - - 256 43 -39 4
財務CF CF from financing activities - - - - 7 0 0 -0
FY2021Q1,Q3の各CFに関する数値は未監査 © 2021 TeamSpirit Inc., All Rights Reserved.
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本資料における経営指標、用語の定義
MRR MRR=Monthly Recurring Revenue。各月末時点のライセンス契約金額の合計(前回まではライセンスMRRと記載)
ARR ARR=Annual Recurring Revenue。MRR×12で算出(前回まではライセンスARRと記載)
リカーリングレベニュー 解約の申し出がない限り毎年継続される売上高。ライセンス売上+プレミアサポート売上で算出
経営指標 リカーリングレベニュー比率 売上高に占めるリカーリングレベニューの割合。リカーリングレベニュー÷売上高で算出
Gross解約率 対象月の直近12ヵ月の期間中における解約・削減となったライセンス数÷同期間の開始時点のライセンス数(年間解約率を
(ライセンス数ベース) 月次平均に換算して表記)
Net解約率 対象月の直近12ヵ月の期間中に追加・解約・削減により増減したライセンスMRRの合計÷同期間の開始時点のライセンス
(ライセンスMRRベース) ARR(年間解約率を月次平均に換算して表記)
ネガティブチャーン 解約・削減を上回る追加契約を獲得出来ている状態
FY20XX:20XX年8月期(2021年8月期(2020年9月1日~2021年8月31日)をFY2021と記載)
会計期間について
Q1~Q4:四半期会計期間、H1:上半期、H2:下半期
製品について TeamSpirit:「TSF」、TeamSpirit EX:「TEX」
GB/EBU:General Business/Enterprise Business Unitの略で、1社あたりの契約ライセンス数が500ライセンス
以上(うち、EBU:契約ライセンス数が4,000ライセンス以上、GB:契約ライセンス数が500~3,999ライセンス)の企業か
用語 ら構成されるセグメント
セグメントについて
MM:Mid Marketの略で、1社あたりの契約ライセンス数が100~499ライセンスの企業から構成されるセグメント
SMB:Small and Medium Businessの略で、1社あたりの契約ライセンス数が99ライセンス以下の企業から構成され
るセグメント
エンタープライズ企業(市場):従業員が1,000名以上の企業(それを対象とした市場)
企業/市場について ミッド企業(市場):従業員が100~999名の企業(それを対象とした市場)
スモール企業(市場):従業員が99名以下の企業(それを対象とした市場)
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免責事項
• 本資料に掲載する情報につきましては、細心の注意を払って記載をしておりますが、その妥当性、正確性、有用性について保証するものではありません。
• 本資料の掲載内容のうち、過去または現在の事実に関するもの以外は、将来の見通しに関する記述に該当します。将来の見通しに関する記述は、現在入手可能な情
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すべての人を、創造する人に。