4393 M-バンクオブイノベ 2020-07-31 15:00:00
2020年9月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2020年9月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年7月31日
上 場 会 社 名 株式会社バンク・オブ・イノベーション 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 4393 URL https://www.boi.jp/
代 表 者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 樋口 智裕
問合せ先責任者 (役職名) 取締役CFO経営管理部長 (氏名) 河内 三佳 (TEL) 03-4500-2899
四半期報告書提出予定日 2020年7月31日 配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 :無
四半期決算説明会開催の有無 :無
(百万円未満切捨て)
1.2020年9月期第3四半期の連結業績(2019年10月1日~2020年6月30日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属
売上高 営業利益 経常利益
する四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年9月期第3四半期 2,413 ― 50 ― 42 ― 9 ―
2019年9月期第3四半期 ― ― ― ― ― ― ― ―
(注) 包括利益 2020年9月期第3四半期 9百万円( ―%) 2019年9月期第3四半期 ―百万円( ―%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2020年9月期第3四半期 2.52 2.52
2019年9月期第3四半期 ― ―
(注) 当社は、2020年9月期第1四半期より四半期連結財務諸表を作成しているため、2019年9月期第3四半期の数値及び対前年同四半期増
減率については記載しておりません。
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2020年9月期第3四半期 2,629 1,341 51.0
2019年9月期 ― ― ―
(参考) 自己資本 2020年9月期第3四半期 1,341百万円 2019年9月期 ―百万円
(注) 当社は、2020年9月期第1四半期より四半期連結財務諸表を作成しているため、2019年9月期の数値については記載しておりません。
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2019年9月期 ― 0.00 ― 0.00 0.00
2020年9月期 ― 0.00 ―
2020年9月期(予想) 0.00 0.00
(注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3.2020年9月期の連結業績予想(2019年10月1日~2020年9月30日)
2020年9月期の連結業績予想につきましては、現時点で適正かつ合理的な業績予想の算定が困難であるため記載して
おりません。なお、当該理由等につきましては、添付資料P.2「1.(3)連結業績予想などの将来予測情報に関
する説明」をご覧ください。
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動 :有
(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動)
株式会社バンク・オブ・インキュ
新規 1社 (社名) 、 除外 ―社 (社名) ―
ベーション
(注) 詳細は、添付資料P.7「2.四半期連結財務諸表及び主な注記(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項(当四半期連結累計期間
における重要な子会社の異動)」をご覧ください。
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 :有
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年9月期3Q 3,951,000株 2019年9月期 3,924,000株
② 期末自己株式数 2020年9月期3Q 118,674株 2019年9月期 58,635株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2020年9月期3Q 3,864,982株 2019年9月期3Q 3,898,421株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
2020年9月期の連結業績予想につきましては、現時点で適正かつ合理的な業績予想の算定が困難であるため記載し
ておりません。なお、当該理由等につきましては、添付資料P.2「1.(3)連結業績予想などの将来予測情報
に関する説明」をご覧ください。
株式会社バンク・オブ・イノベーション(4393) 2020年9月期 第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 ……………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 ……………………………………………………………………………… 2
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ………………………………………………… 2
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………… 4
(1)四半期連結貸借対照表 ……………………………………………………………………………… 4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ………………………………………… 5
四半期連結損益計算書
第3四半期連結累計期間 ………………………………………………………………………… 5
四半期連結包括利益計算書
第3四半期連結累計期間 ………………………………………………………………………… 6
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………… 7
(継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………… 7
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) …………………………………………… 7
(当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動) ………………………………………… 7
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用) ………………………………………… 7
(追加情報) …………………………………………………………………………………………… 7
(セグメント情報等) ………………………………………………………………………………… 8
(重要な後発事象) …………………………………………………………………………………… 8
1
株式会社バンク・オブ・イノベーション(4393) 2020年9月期 第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響による経済活動の一時停滞
が、個人消費や生産の減少、雇用情勢にも大きく影響を及ぼし、厳しい状況となりました。5月25日には緊急事態
宣言が全国的に解除されたものの、第2波の流行の懸念もあり、先行きは非常に不透明であります。
当社グループの事業領域であるスマートフォンアプリのゲームを取り巻く環境においては、2019年の国内ゲーム
アプリ市場規模は前年比4.1%増の1兆2,140億円と安定した推移が続いております (参考:株式会社KADOKAWA Game
Linkage「ファミ通ゲーム白書2020」)。
このような事業環境のもと、当社グループでは、各タイトルの運営維持、新作の開発及び海外に向けたIP展開に
引き続き取り組むとともに、第3四半期会計期間においては、新型コロナウイルス感染症の予防策として、在宅勤
務体制構築への投資を実施してまいりました。
また、当社は2019年11月5日付で完全子会社 (株式会社バンク・オブ・インキュベーション) を設立いたしまし
たが、子会社では、スマートフォンゲーム以外の新規サービスの提供を目指し、日々開発に取り組んでおります。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は2,413,692千円、営業利益は50,253千円、経常利益は42,851千
円、親会社株主に帰属する四半期純利益は9,742千円となりました。
なお、当社グループはスマートフォンアプリ関連事業の単一セグメントであるため、セグメント情報の記載を省
略しております。
(2)財政状態に関する説明
(資産)
当第3四半期連結会計期間末における総資産は2,629,926千円となりました。主な内訳は、現金及び預金が
1,908,341千円、売掛金が427,062千円であります。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末における負債合計は1,288,720千円となりました。主な内訳は、長期借入金 (1年内
返済予定の長期借入金を含む。) が890,074千円、未払金が176,265千円であります。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末における純資産合計は1,341,206千円となりました。主な内訳は、資本金が490,943
千円、資本剰余金が468,383千円、利益剰余金が575,895千円であります。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
当社グループは、「品質最優先」の方針のもと、既存ゲームアプリの長期運営並びに自社IPとしての育成を行い
つつ、高品質の新作ゲームアプリの開発・運営等によって、数年ごとに年間売上高を数倍規模に引き上げていくこ
とを目指しております。また、当社グループの新作ゲームアプリ等は、自社IPかつ自社開発であることから利益率
が高く、ヒットによって大きなリターンを得られる可能性がある一方、開発本数を絞ることによるリスクが存在す
るのも事実であり、また既存サービスの経年による売上高減少も想定しております。
① 既存ゲームアプリの長期運営
当社は、日本国内においてゲームアプリ「クリプトラクト」及び「ミトラスフィア」の2本を提供しており、本
書提出日時点においては、それぞれ配信開始から5年5カ月、2年11カ月を経過しております。当社は引き続き、
ゲーム内外問わず、ユーザーに長く楽しんでいただける施策の投入等を通して質の高いサービスの提供に取り組ん
でまいります。
② 新作ゲームアプリ及び新規サービスの開発
当社グループは、新作ゲームアプリ2本及び新規スマートフォン向けサービス2本の開発に取り組んでおります
が、いずれも海外市場の調査を行いながら、より高い品質を目指して開発に注力しており、新作ゲームアプリにつ
いては、1本あたり日本国内月額課金高5億円以上のタイトルとなることを目指して開発を進めております。なお、
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株式会社バンク・オブ・イノベーション(4393) 2020年9月期 第3四半期決算短信
競争優位性の確保の観点から、ベータ版が完成し配信を目指せるフェーズに進むまでの間の情報開示は差し控えさ
せていただきます。
③ 既存及び新作ゲームアプリのIP展開
当社は、既存のゲームアプリ2本のIP展開として、現地企業等のパブリッシャーとの連携により配信の準備を進
めているほか、既定の国以外の展開も検討してまいります。なお、新作ゲームアプリ2本は中国本土等の一部の
国・地域を除き、世界同時配信及び当社が運営を行うことを前提として開発に取り組んでおります。本書提出日時
点における各サービスの進捗状況及び配信開始予定時期は以下のとおりであります。
「ミトラスフィア」 「クリプトラクト」 新作RPG① 新作RPG②
日本 配信中 配信中 開発中 開発中
2020年9月期中 2020年9月期中
中国本土 (※1)
(※2)(※3) (※2)(※3)
検討中 検討中
台湾・香港・
配信中(※2) 配信中(※2) 開発中 開発中
マカオ
契約締結済
英語圏 配信中 開発中 開発中
(配信開始時期未定)
韓国 ― ― 開発中 開発中
その他 配信中(※2) ― 開発中 開発中
※1 ゲーム版号の取得時期が遅れる場合、上記の配信開始予定時期が延期となる可能性があります。
※2 売上に対する一定割合の金額を当社のロイヤリティとして受け取る契約となっておりますが、当該契約に基
づく現地企業からの収益報告に一定の期間を要することから、継続的に発生月の2カ月遅れで収益計上を行
うこととしております。
※3 契約上、ロイヤリティのうち一定額がミニマムギャランティとして事前入金される契約となっており2019年
9月期において当該ミニマムギャランティの一部について入金がありましたが、当該入金額は配信開始日以
降に収益化するものであり、当第3四半期連結会計期間においては前受金として流動負債の「その他」に計
上しております。
連結業績予想については、当社グループが属する業界の変化が激しいこと、また機動的な投資判断を実施するこ
とから、現時点で適正かつ合理的な業績予想の算定が困難であり、具体的な予想値は非開示とさせていただきます
が、当社は上記の取り組みを通してさらなる成長を目指してまいります。なお、情報利用者をミスリードさせるこ
とのない適正かつ合理的な業績予想を行うことが可能となった時点で速やかに開示する方針であります。
また、本書提出日時点における新型コロナウイルス感染症による当社グループへの影響は軽微でありますが、今
後、当社グループの業績等に重要な影響を及ぼす変化が観測された場合には、適時開示にてお知らせいたします。
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株式会社バンク・オブ・イノベーション(4393) 2020年9月期 第3四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:千円)
当第3四半期連結会計期間
(2020年6月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 1,908,341
売掛金 427,062
その他 111,410
流動資産合計 2,446,814
固定資産
有形固定資産 10,439
無形固定資産 2,240
投資その他の資産 170,431
固定資産合計 183,112
資産合計 2,629,926
負債の部
流動負債
1年内返済予定の長期借入金 439,620
未払金 176,265
その他 222,380
流動負債合計 838,266
固定負債
長期借入金 450,454
固定負債合計 450,454
負債合計 1,288,720
純資産の部
株主資本
資本金 490,943
資本剰余金 468,383
利益剰余金 575,895
自己株式 △194,015
株主資本合計 1,341,206
純資産合計 1,341,206
負債純資産合計 2,629,926
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株式会社バンク・オブ・イノベーション(4393) 2020年9月期 第3四半期決算短信
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
四半期連結損益計算書
第3四半期連結累計期間
(単位:千円)
当第3四半期連結累計期間
(自 2019年10月1日
至 2020年6月30日)
売上高 2,413,692
売上原価 1,884,225
売上総利益 529,466
販売費及び一般管理費 479,213
営業利益 50,253
営業外収益
受取利息 39
物品売却益 4
その他 0
営業外収益合計 43
営業外費用
支払利息 5,510
支払手数料 1,935
営業外費用合計 7,445
経常利益 42,851
税金等調整前四半期純利益 42,851
法人税等 33,109
四半期純利益 9,742
親会社株主に帰属する四半期純利益 9,742
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株式会社バンク・オブ・イノベーション(4393) 2020年9月期 第3四半期決算短信
四半期連結包括利益計算書
第3四半期連結累計期間
(単位:千円)
当第3四半期連結累計期間
(自 2019年10月1日
至 2020年6月30日)
四半期純利益 9,742
四半期包括利益 9,742
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 9,742
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株式会社バンク・オブ・イノベーション(4393) 2020年9月期 第3四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動)
第1四半期連結会計期間より、新たに設立した株式会社バンク・オブ・インキュベーションを連結の範囲に含め
ております。なお、株式会社バンク・オブ・インキュベーションは、当社の特定子会社に該当しております。
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)
税金費用の計算
税金費用等については、当第3四半期連結会計期間を含む連結会計年度の税引前当期純利益に対する税効果会
計適用後の実効税率を合理的に見積り、税引前四半期純利益に当該見積実効税率を乗じて計算しております。
(追加情報)
四半期連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項
当社は、第1四半期連結会計期間より四半期連結財務諸表を作成しております。
四半期連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項は以下のとおりであります。
1.連結の範囲に関する事項
連結子会社の数 1社
連結子会社の名称 株式会社バンク・オブ・インキュベーション
2.持分法の適用に関する事項
該当事項はありません。
3.連結子会社の事業年度等に関する事項
連結子会社の四半期決算日は、四半期連結決算日と一致しております。
4.会計方針に関する事項
(1) 重要な減価償却資産の減価償却の方法
有形固定資産
定率法を採用しております。
ただし、2016年4月1日以後に取得した建物附属設備については、定額法によります。
なお、主な耐用年数は以下のとおりであります。
建物 2~3年
工具、器具及び備品 5年
無形固定資産
定額法を採用しております。
なお、自社利用のソフトウェアについては、社内における利用可能期間 (5年) に基づいております。
(2) その他四半期連結財務諸表作成のための重要な事項
消費税等の会計処理
消費税及び地方消費税の会計処理は、税抜方式によっております。
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株式会社バンク・オブ・イノベーション(4393) 2020年9月期 第3四半期決算短信
会計上の見積り
新型コロナウイルス感染症については、5月25日に緊急事態宣言が解除されて以降、「新しい生活様式」のも
と、社会経済の活動レベルの段階的緩和が行われております。しかしながら、第2波の感染拡大が懸念されてい
る状況であることから、当社では、2021年9月期にかけて感染拡大の収束及び経済状況の本格的な回復がなされ
るという仮定に基づき、固定資産の減損、繰延税金資産の回収可能性などの見積りを行っております。
なお、新型コロナウイルス感染症の収束時期は不透明であり、影響の長期化によって上述の仮定が見込まれな
くなった場合には、将来において損失が発生する可能性があります。
(セグメント情報等)
当社グループはスマートフォンアプリ関連事業の単一セグメントであるため、セグメント情報の記載を省略して
おります。
なお、当社グループの報告セグメントは、従来より「スマートフォンゲーム事業」の単一セグメントとしており
ましたが、第1四半期連結会計期間より、株式会社バンク・オブ・インキュベーションが連結子会社になったこと
に伴い、「スマートフォンアプリ関連事業」の単一セグメントに変更しております。
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
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