4391 M-ロジザード 2019-02-13 14:00:00
2019年6月期 第2四半期決算説明資料 [pdf]
ロジザード株式会社
東証マザーズ
証券コード 4391
2019年6月期
第2四半期決算説明資料
1. 2019年6月期
第2四半期決算概要
2
業績ハイライト
売上・利益ともに順調に推移
✓ クラウドサービスは前期の積み上げ及びレンタル機器の需要増により、前年同期比17.6%増
✓ 開発・導入サービスも第1四半期の実績を踏まえ、第2四半期累計では前年同期比9.8%増
(単位:百万円、%)
18.6期第2四半期 19.6期第2四半期(累
前年同期比
(累計)* 計)
金額 構成比 金額 構成比 増減額 増減率
売上高 663 100.0% 757 100.0% 93 14.1%
クラウドサービス 421 63.4% 495 65.4% 74 17.6%
開発・導入サービス 196 29.6% 215 28.4% 19 9.8%
機器販売サービス 46 7.0% 46 6.1% 0 0.3%
売上原価 378 57.0% 387 51.2% 9 2.6%
売上総利益 285 43.0% 369 48.8% 84 29.4%
販売費及び一般管理費 212 32.0% 236 31.3% 24 11.4%
営業利益 72 11.0% 132 17.5% 59 82.0%
経常利益 72 10.8% 128 17.0% 56 78.4%
親会社株主に帰属する
当期純利益
45 6.9% 88 11.6% 42 91.9%
*18.6期第2四半期連結累計期間については四半期連結財務諸表を作成していないため、参考数値として掲載しており
ます。 3
通期業績見通しと進捗状況
✓ クラウドサービス、開発・導入サービスともに、計画を上回り推移
✓ 原価・販管費はほぼ計画通りに推移した事から各利益率は計画を上回る水準
(単位:百万円、%)
19.6期第2四半期
19.6期通期予想
(累計実績) 進捗率
金額 構成比 金額 構成比
売上高 757 100.0% 1,304 100.0% 57.9%
クラウドサービス 495 65.4% 969 74.3% 51.1%
開発・導入サービス 215 28.4% 278 21.3% 77.4%
機器販売サービス 46 6.1% 56 4.2% 82.9%
売上原価 387 51.2% 707 54.2% 54.9%
売上総利益 369 48.8% 597 45.8% 61.9%
販売費及び一般管理費 236 31.3% 430 33.0% 55.0%
営業利益 132 17.5% 166 12.7% 79.7%
経常利益 128 17.0% 165 12.7% 77.4%
親会社株主に帰属する
当期純利益
88 11.6% 105 8.1% 83.9%
※2019年1月15日に19.6期第2四半期業績予想の上方修正をいたしましたが、19.6期通期連結予想に関しまし
ては、引き続き予想を据え置きとしております。 4
貸借対照表ハイライト
(単位:百万円)
19.6期 19.6期
18.6期 増減額 18.6期 増減額
2Q 2Q
流動資産 513 965 451 流動負債 236 192 -43
固定資産 188 209 21 固定負債 14 9 -5
有形固定資産 25 24 -1 負債合計 251 202 -48
無形固定資産 140 164 24 純資産 450 972 521
投資その他資産 22 21 0 株主資本 451 973 522
その他の包括利益
累計額
0 -1 0
資産合計 701 1,174 473 負債純資産合計 701 1,174 473
流動資産増加要因 流動負債減少要因
・売上増加及び公募増資による現預金の増加 ・未払賞与の支払いによる減少
純資産増加要因
・公募増資による資本金、資本剰余金の増加
・親会社株主に帰属する当四半期純利益金の増加
5
サービス別粗利率の推移
✓ クラウドサービスはアカウント数が順調に増加した結果、増収に繋がった。
✓ 業績連動による賞与増加により第1四半期と比べ、粗利率は減少。
✓ 開発・導入サービスは通常案件に付随するカスタマイズ中心で効率的な開
発導入ができた事から好採算となった。
(単位:百万円、%)
クラウドサービス 開発・導入サービス 機器販売サービス
18.6 19.6 19.6 19.6 18.6 19.6 19.6 19.6 18.6 19.6 19.6 19.6
期 期 期 期 期 期 期 期 期 期 期 期
1Q 2Q 累計 1Q 2Q 累計 1Q 2Q 累計
売上 874 241 253 495 374 134 81 215 98 22 23 46
売上原 399 105 126 232 284 76 45 121 71 15 18 33
価
粗利 474 136 127 263 90 58 36 94 26 7 4 12
粗利率 54.3 56.3 50.1 53.2 24.0 43.3 44.3 43.7 27.3 34.4 20.5 27.3
% % % % % % % % % % % %
6
クラウドサービス売上高推移
直前四半期に引き続き増加
✓ 前期積み上げたアカウントの寄与
✓ レンタル機器の需要増
(単位:百万円)
300
18.6期1Qからの平均売上増加率:17.6%
19.6期1Qからの売上増加率 :19.9%
※いずれも年利換算
250
200
150
241 253
217 224 228
100 204
50
0
18.6期1Q 2Q 3Q 4Q 19.6期1Q 2Q
7
*18.6期は四半期連結財務諸表を作成していないため、18.6期の各四半期の数値は参考数値として掲載しております。
アカウント数推移
✓ 新規アカウントの獲得は、第2四半期も堅調に推移。
1008 1026 1065
921 977 963
858 886 906
791 829
16.6 16.9 16.12 17.3 17.6 17.9 17.12 18.3 18.6 18.9 18.12
8
市場におけるポジション
✓ EC市場や宅配便の伸びを上回る成長。
(百万個) (百万個)
5,500 65
直近3年間の年平均成長率
61
国内宅配便取扱個数 : 6.5% 60
5,000 ロジザードの取扱個数:23.8%
52 55
4,500
50
4,251
4,000 3,745 45
3,637 3,614 4,019
40
3,500
40
国内宅配便取扱個数 35
3,000
32 ロジザードの取扱個数 30
27
2,500 25
2013年度 2014年度 2015年度 2016年度 2017年度 2018年度
出所:国土交通省、ロジザード
注:国内宅配便取扱個数は3月期、ロジザードの取扱個数は6月期
9
2. 当期の施策進捗状況
10
当期における施策取り組み1
API連携
他の物流システムや省力化デバイスとの自動連係を可能にするAPIの開発を
行いました。Zeroとその周辺業務との連携を提供できる仕組みにし、物流
現場の人手不足問題解消策として提供してまいります。
EC支援システム
API 基幹業務
システム
・出荷確定
・在庫ロケー 輸配送システム
ロジザード ション移動 自動
ZERO ・入荷状況照会 連係 貿易システム
・出荷状況照会
POSシステム
・
・
物流機器
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当期における施策取り組み2
Zero機能追加
✓ 成長著しい「リピート通販」市場での通販事業者様のニーズに対応
✓ 5言語目となるタイ語対応を開始。
タイ現法を有す ロジザード リピート通販
る日系企業等 ZERO 事業者様
本部:日本語 【ニーズ】
現場:タイ語
利用者リピート
でリアルタイ リピート通販
タイ語対応 回数に応じてプ
ムに作業状 対応機能
レゼントや販促
況の管理が 物を同梱したい
可能
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当期における施策取り組み3
AI物流ロボット連携
当社WMSを利用いただいている
株式会社アッカ・インターナ
ショナルの現場で、WMSと株式
会社ギークプラスが提供するAI
物流ロボット「EVE」との連携
を開始。
※写真上
左より
株式会社ギークプラス
代表取締役社長 佐藤 智裕 氏
当社 代表取締役社長 金澤 茂則
株式会社アッカ・インターナショナル
代表取締役社長 加藤 大和 氏
※写真左
株式会社アッカ・インターナショナル倉庫
内でのAI物流ロボット「EVE」の様子
13
3. 事業概況
14
会社概要
会社名 ロジザード株式会社
英字会社名 Logizard Co., Ltd.
代表者 代表取締役社長 金澤 茂則
設立 2001年7月16日
所在地 東京都中央区日本橋人形町三丁目3番6号
クラウドサービス事業
事業内容 情報システムの開発及び販売
物流業務・小売業務コンサルティング
資本金 290百万円(2018年12月31日現在)
従業員数 73名(連結、2018年12月31日現在)
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事業領域
「物流・在庫」にフォーカスしたクラウドサービスを展開。
クラウドサービスの内容 当社のクラウドサービスについて
◼ 倉庫在庫管理システム
対象顧客 EC通販を行っているメーカー、流通業、3PL企業 商材の流れ
生産工場 倉
主要機能 入出荷作業・棚卸支援機能
庫
◼ 店舗在庫管理システム
在
対象顧客 実店舗を保有するメーカー、流通業
中間倉庫 庫 オ
主要機能 入出荷作業・棚卸支援機能、販売登録機能 ム
◼ オムニチャネル支援システム
店 ニ
舗 支
対象顧客 複数店舗を保有する小売業、流通業 店舗 在 援
主要機能 販売在庫情報提供機能、商品引当機能、出荷指示機能 庫
消費者
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沿革
設立のきっかけはアパレル企業の「在庫適正化」支援。
インターネットの普及に伴いEC通販からの需要が拡大。
倉庫在庫管理クラウドサービス「ロジザード PLUS」販売 中国に子会社設立
店舗在庫管理クラウドサービス「RB-Manager」販売
携帯店舗管理クラウドサービス 「ロジザード PLUS」の新バージョン
「POSぴたRBM」販売 「ロジザード ZERO」販売
設立
2001年 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016 2017
アパレル業界向け対応
EC通販企業向け対応
3PL企業向け対応
海外向け
対応
17
倉庫管理システム「ロジザードZERO」
18
店舗在庫管理システム「POSぴたRBM」
19
オムニチャネル支援システム「ロジザード OCE」
20
アカウント構成
9割以上はECによる出荷。
様々な業種の製品出荷に対応。
アカウント構成 海外での利用
商社 カー用品
家電・PC ✓ 中国
ペット
インテリア ✓ 台湾
その他 ✓ タイ
スポーツ
✓ ベトナム
アパレル
健康食品 ✓ フィリピン(予定)
サービス
機器・装置 服飾雑貨 *製造メーカーを中
心に利用されている
食品 化粧品・美容
生活雑貨・日用品
ホビー
21
モール系総合
特長と強み
22
1.安定的な収益モデル
既存の売上に加え、新規の売上が積み上がり、安定的に成長。
3年目の
新規売上
2年目の
新規売上 1年目+2年目
のストック
1年目のストック
1年目の
新規売上
1年目 2年目 3年目
23
2.明確なターゲットの設定
EC市場の急激な成長により、EC通販企業や3PL企業に共通した物
流ITニーズを捉える。
EC企業のニーズ 3PL企業のニーズ
受注増加で物流作業をアウトソースしたい 発展するEC物流業務を受託したい
成長スピードに合わせて素速く導入したい 荷主の要求するスピード稼働に応えたい
物流費を減らしたい 効率的に作業したい
過剰受注や機会ロスをなくしたい 誤配・遅配を防いでクレームをなくしたい
現在の自社で負担出来る費用にしたい 初期投資を抑え、変動費化したい
共通のITニーズをもつ顧客をターゲットに設定
24
2.明確なターゲットの設定
取扱数量や事業体の規模による製品ニーズを分析
ロジザードのシステムが最も適した層に照準を合わせる
EC企業 3PL企業
事業体の規模 取扱数量
大 多
A A
取扱数量 B B
100~500件/日
小 少
C C
各層のニーズ(左)×各システムの特徴(右)
システムの 開発ニーズ 性能 汎用性 導入期間 価格
費用
ニーズ (コスト、期間)
B層のニーズと
スクラッチ ◎ 専用 中長 高
A ◎ ○ ○ ロジザードの
B ○ × ○
パッケージ ○ 汎用 短 低 システムが合致
エクセル × 汎用 - -
C △ × ×
25
3.短納期×低価格×高サービス
「ロジザードメソッド」
運用
検討 受注 コンサルティング
導入 運用サポートサービス
運用開始時は必要最低限で導入 運用しながら完成に導く
短納期
稼働までのスピードを優先し、確実な稼働を実現
最短1か月で納品
低価格 高サービス
スピード導入へのコンサルティング
標準化されたシステムで
カスタマイズ不要の低価格導入
365日対応の運用サポートサービス
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3.短納期×低価格×高サービス
稼働までのスピードと安全稼働を優先し必要最低限で導入、運用しながら完
成させる「ロジザードメソッド」が競争優位性のキーポイント。
■他社の運用までのフロー
運用 保守
検討 受注 要件定義・開発 導入
コンサルティング サービス
■ロジザードの運用までのフロー
運用
検討 受注 コンサルティング 導入 運用サービス
運用ノウハウの長期蓄積による 圧倒的な経験を背景とした提案力
標準化された製品機能 と導入手順の形式知化
27
成長戦略
2大成長戦略により、ターゲットのニーズに応え成長を図る。
ニーズ: 人手不足解決のための省力化と自動化
1 パートナー企業との製品連携により差別化戦略を推進
ニーズ: リアルとバーチャルの販売融合
オムニチャネル対応へ
2
在庫データの付加価値化による顧客基盤の拡充
28
パートナー企業との製品連携
製品連携により機能拡充のスピードを上げ、新規導入拡大を図る。
製品連携していない場合 製品連携している場合
システム・機器間での システム・機器間のデータ自動連携がオプションで可能に
データ連携はすべて個別
EC支援システム
EC支援システム
サービス
基幹業務 メニュー化 基幹業務
システム 3 3 システム
P P
輸配送システム L L ロジザード
輸配送システム
・ ・ API
ZERO 貿易システム
貿易システム EC EC
通 通 POSシステム
POSシステム 販 販
認識技術
認識技術 物流機器
物流機器
自前で各システム・機器をつなぐよりも導入が早く、低コストで作業効率が向上
29
製品連携の事例
製品連携により入出荷やピッキングに関わる作業を効率化。
オプション例
■ シッピーノ株式会社様のアプリにより「ネクストエンジン」とのAPI経由による
データ連携操作の自動化
出荷情報、入庫情報を
リアルタイム自動連係
■ 株式会社サトー様とのAPI経由によるボイスピッキングデバイスとの連携
データ連携
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オムニチャネル対応
消費者の多様化するニーズにより、小売業者のオムニチャネル化対応がさら
に進み、市場は年5.4%成長が続く見込み。
オムニチャネルとは オムニチャネルコマースの市場成長予測
中小の小売業者 モバイル 消費者 (兆円)
5年間で15.8兆円の拡大
75
販売機会の増大 (年平均成長率は5.4%)
店舗 欲しい商品を
在庫の最適化 好きなチャネルで選び 70
欲しいタイミング、
都合にあった場所で 65
ネット 商品を受け取れる
店舗A 店舗B
在庫 在庫 60
55
50
倉庫
45
在庫
40
2017 2022 (年度)
出所:野村総合研究所「ITナビゲーター2018年度」
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オムニチャネル支援システム
変化する市場に対応する小売業者のニーズに応え、一元管理された場所別在
庫データを提供。付加価値で新規ニーズを取り込む。
小売業者のニーズ ロジザードの強み
複数の店舗の在庫を
圧倒的な導入実績数による
効率良く販売したい 1
「場所別在庫管理」ノウハウ
各店舗に加え、倉庫にある在庫を
正確に管理しなければならない
2 中小企業でも導入可能な料金体系
各店舗や倉庫の正確な在庫情報を
リアルタイムでつなぐ必要がある
3 クラウドサービスの利便性
在庫データの一元管理
システム未導入ターゲット層へはノウハウによるシステムの高い信頼性をアピール
他社WMS導入済みターゲット層へはオムニチャネルを切り口としたアプローチにより取り込む
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本資料の取り扱いについて
◆ 本資料には、当社に関連する見通し、将来に関する計画、経営目標などが記載さ
れています。これらの将来の見通しに関する記述は、将来の事象や動向に関する
現時点での仮定に基づくものであり、当該仮定が必ずしも正確であるという保証
はありません。様々な要因により実際の業績が本資料の記載と著しく異なる可能
性があります。
◆ 別段の記載が無い限り、本資料に記載されている財務データは日本において一般
に認められている会計原則に従って表示されています。
◆ 当社は、将来の事象などの発生にかかわらず、既に行っております今後の見通し
に関する発表等につき、開示規則により求められる場合を除き、必ずしも修正す
るとは限りません。
◆ 当社以外の会社に関する情報は、一般に公知の情報に依拠しています。
ロジザード株式会社(証券コード4391)
東京都中央区日本橋人形町三丁目3番6号
URL:https://www.logizard.co.jp
Tel:03-5643-6228
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