4390 ips 2020-02-07 12:00:00
2020年3月期第3四半期決算説明補足資料 [pdf]
2020年3月期第3四半期
決算説明補足資料
2020年2月7日
株式会社アイ・ピー・エス
証券コード 4390
Copyright © 2020 IPS, Inc. All Rights Reserved.
Executive Summary
決算概要
売上高:4,756百万円 営業利益:832百万円
事業概要
フィリピン国内通信事業、国内通信事業及び医療・美容
事業が好調に推移し、増収、増益。
2 Copyright © 2020 IPS, Inc. All Rights Reserved.
1 2020年3月期第3四半期 決算概要
3 Copyright © 2020 IPS, Inc. All Rights Reserved.
決算ハイライト
【2020年3月期第3四半期 連結実績】
(単位:百万円)
第3四半期(10月~12月) 第3四半期累計(4月~12月)
2019年3月期 2020年3月期 前年同期比 2019年3月期 2020年3月期 前年同期比 通期予想 達成率
150 570
売上高 1,444 1,594 4,186 4,756 7,000 68.0%
(+10.4%) (+13.6%)
64 137
営業利益 221 286 694 832 1,200 69.3%
(+29.3%) (+19.9%)
221 99
経常利益 117 339 734 834 1,190 70.1%
(+188.8%) (+13.6%)
親会社株主に帰属する 155 80
55 210 446 527 640 82.4%
当期純利益 (+280.9%) (+18.1%)
2020年3月期3四半期累計期間 実績分析
売 上 高:法人向けインターネットサービスの伸長によるフィリピン国内通信事業の大幅増収と、国内通信事業
及び医療・美容事業が好調に推移したことにより、前年同期比13.6%増加。
営業利益:フィリピン国内通信事業、国内通信事業などが好調に推移したことから、前年同期比19.9%増加。
経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益:
第2四半期に64百万円計上したリース資産および外貨建て資産の評価替えによる為替差損は縮小し、
15百万円を計上。前年同期比13.6%増加。(前年同期には為替差益57百万円を計上。)
各セグメントごとに進捗に差があるものの、事業全体では順調に推移しているため、通期予想は変更していない。
4 Copyright © 2020 IPS, Inc. All Rights Reserved.
セグメント別実績
■海外通信事業
2019/3 3Q 2020/3 3Q 前年同期比 (単位:百万円)
売 上 高 1,167 951 ▲215(▲18.5%)
営 業 利 益 359 359 ▲0(▲0.0%)
利 益 率 30.8% 37.8% -
回線容量は増加したものの、短期リース契約の単価の下落、マニラ地域で過去に提供した一部のIRU
(長期リース契約)の売上計上の終了及び地方のIRU案件の開通遅れにより、前年同期比で減収。
回線提供容量の拡大と主要回線の減価償却期間の終了による効率化などにより、利益率が改善。
■フィリピン国内通信事業
2019/3 3Q 2020/3 3Q 前年同期比
(単位:百万円)
売 上 高 227 606 378(+166.3%)
営 業 利 益 22 70 48(+210.7%)
利 益 率 10.0% 11.7% -
マカティ市での法人向けインターネット接続サービスが順調に伸長し、増収・増益。
事業拡大のためのマニラ都市部及びミンダナオ島での回線敷設などの先行投資を積極的に実施中。
5 Copyright © 2020 IPS, Inc. All Rights Reserved.
セグメント別実績
■国内通信事業
2019/3 3Q 2020/3 3Q 前年同期比
(単位:百万円)
売 上 高 2,047 2,406 358(+17.5%)
営 業 利 益 173 259 85(+49.2%)
利 益 率 8.5% 10.8% -
AmeyoJ及び秒課金サービスを組み合わせたコールセンターソリューションサービスが好調に推移し、
売上・利益ともに大きく増加。
■在留フィリピン人関連事業
2019/3 3Q 2020/3 3Q 前年同期比
(単位:百万円)
売 上 高 200 155 ▲45(▲22.5%)
営 業 利 益 ▲24 ▲53 ▲28(-)
利 益 率 - - -
厳しい採用環境の影響で人材の確保が難しく、減収・減益。他業種への人材紹介サービスなどの拡大や、
通販事業での商材販売の強化により収益の改善を図っている。
6 Copyright © 2020 IPS, Inc. All Rights Reserved.
セグメント別実績
■医療・美容事業
2019/3 3Q 2020/3 3Q 前年同期比
(単位:百万円)
売 上 高 542 635 93(+17.2%)
営 業 利 益 162 195 33(+20.3%)
利 益 率 29.9% 30.7% -
レーシック施術が引き続き順調に拡大。今年度末までにBonifacio Global Cityに第3院を開院予定。
7 Copyright © 2020 IPS, Inc. All Rights Reserved.
営業利益増減(前年同期比)
フィリピン国内通信事業と国内通信事業が利益拡大を牽引。
(百万円) 在留フィリピン人
国内通信事業 関連事業 医療・美容事業 2020/3
900
フィリピン国内 +85 ▲28 +33 3Q
通信事業
800 2019/3 海外通信事業 +48
3Q ▲0
700
600
500
400 832
694
300
200
100
0
8 Copyright © 2020 IPS, Inc. All Rights Reserved.
財務状態
連結貸借対照表(サマリー)
(単
資産の部 負債・純資産の部
2019年3月期末 2020年3月期3Q 増減 2019年3月期末 2020年3月期3Q 増減
資 産 5,142 5,076 ▲ 66 流 動 負 債 2,306 2,158
び預金 2,512 2,620 108 買 掛 金 406 396
金 1,011 948 ▲ 62 借 入 金 300 369
資 資産 1,247 1,107 ▲ 139 そ の 他 1,600 1,392
他 371 400 28 固 定 負 債 711 680
負 債 合 計 3,018 2,839
資 産 1,603 2,183 579 純 資 産 3,728 4,420
定資産 868 1,405 536 株 主 資 本 3,170 3,722
定資産 198 168 ▲ 29 累 積 包 括 利 益 ▲ 45 ▲ 48
他 資産 536 609 72 新 株 予 約 権 - 7
非支配株主持分 603 738
合 計 6,746 7,259 513 負 債 ・ 純 資 産 合 計 6,746 7,259
9 Copyright © 2020 IPS, Inc. All Rights Reserved.
2 2020年3月期第3四半期 Topics
10 Copyright © 2020 IPS, Inc. All Rights Reserved.
Topics1 MRT3号線への回線敷設
当社フィリピン子会社InfiniVAN社は、12月にマニラ
の主要商業地域を結ぶ高架鉄道MRT3号線の回線敷設
を完了しました。
一部回線は、最大手のCATV事業者に対して長期で貸し
出し、残りの通信設備については、当社グループで使
用するほか、携帯電話事業者に貸し出す計画です。
マカティ オルティガス クバオ
11 Copyright © 2020 IPS, Inc. All Rights Reserved.
Topics2 ミンダナオ島での回線敷設
ミンダナオ島は、中心地ダバオとグアムを結ぶ回線が ミンダナオ島回線敷設計画
あるにもかかわらず、都市間の回線が整備されていな
いために、多くの地方自治体で高速なインターネット
接続サービスを提供することが困難な状況が続いてお
ります。当社グループは、各地のCATV事業者と提携
して、ミンダナオ島の回線敷設を進めております。
12月末の段階で、新規敷設区間の700キロメートル超
の工事が終了しております。
ダ バ オ ま で の 区 間 が 開 通 次 第、 当 該 ル ー ト 沿 い の
CATV事業者に対して、国際通信回線の提供を行いま
す。
ミンダナオ島各地で工事を進めております。(CDO 2019年11月)
12 Copyright © 2020 IPS, Inc. All Rights Reserved.
Topics3 5G向け周波数割り当てについて
2020年1月、フィリピンの所管官庁であるNational Telecommunication Committeeは、
当社子会社InfiniVAN,Inc.に対して、すでに他国で5Gの実績のある周波数帯を割当ました。
割当内容
3.6‐3.8GHz(そのうち利用できるのは、100MHz)
NTTドコモ殿とKDDI殿に割り当てられた周波数
用途
フィックスドワイヤレスサービス(ポケットWi-FiやWimaxのような、通信用の端末を介して、
無線インターネット接続サービスを行うもの)
CATV事業者のもつ従来のメタルの有線放送ネットワークを、この5Gネットワークに置き換える。
日本では、ローカル5Gの一環として、CATV事業者が周波数の割当を受けることが可能。
フィリピンでは、5Gの割当は、通信事業者に限られるため、通信事業者と協働して行う必要あり。
フィックスドワイヤレスサービスイメージ図
13 Copyright © 2020 IPS, Inc. All Rights Reserved.
会社概要
会社名 株式会社アイ・ピー・エス
(英文社名) IPS, Inc.
設 立 1991年10月
本社所在地 〒104-0045 東京都中央区築地4-1-1 東劇ビル8階
事業内容 海外通信事業:フィリピンのCATV事業者等に国際通信回線を提供
フィリピン国内通信事業:フィリピン国内での法人向けISPの提供
国内通信事業:日本国内での通信サービスの提供
在留フィリピン人関連事業:日本国内での在留外国人向け求人サービスの提供など
医療・美容事業:フィリピンでの医療・美容サービスの提供
グループ企業 連結子会社
KEYSQUARE INC.
Shinagawa Lasik & Aesthetics Center Corporation
InfiniVAN, Inc.
14 Copyright © 2020 IPS, Inc. All Rights Reserved.
免責事項
本書には、当社に関連する見通し、将来に関する計画、経営目標などが記載されて
います。これらの将来の見通しに関する記述は、将来の事象や動向に関する現時点
での仮定に基づくものであり、当該仮定が必ずしも正確であるという保証はありま
せん。様々な要因により実際の業績が本書の記載と著しく異なる可能性があります。
別段の記載がない限り、本書に記載されている財務データは日本において一般に認
められている会計原則に従って表示されています。
当社は、将来の事象などの発生にかかわらず、既に行っております今後の見通しに
関する発表等につき、開示規則により求められる場合を除き、必ずしも修正すると
は限りません。
当社以外の会社に関する情報は、一般に公知の情報に依拠しています。
《IRに関するお問い合わせ先》
株式会社 アイ・ピー・エス
〒104-0045 東京都中央区築地4-1-1
東劇ビル8階
TEL: 03-3549-7719 FAX: 03-3545-7331
15 Copyright © 2020 IPS, Inc. All Rights Reserved.