4390 ips 2019-11-11 11:00:00
会社説明資料 [pdf]

会社説明資料
2019年11月11日
株式会社アイ・ピー・エス
証券コード 4390




               Copyright © 2019 IPS, Inc. All Rights Reserved.
    企業理念


                        企業理念




       私たちは、いまだ誰も突破できていない障壁のある生活に密着した分野で、誰よりも先んじて
       事業機会を創造し、事業を展開し、産業構造を変え、あるべき社会を実現してまいります。

                        経営目標

                      「共生社会の実現」
               少子高齢化の中では、移民の受け入れは不可欠であり、
                多様な価値が調和していく社会の実現を目指します。




2                                          Copyright © 2019 IPS, Inc. All Rights Reserved.
当社事業内容




         1998年              2012年             2010年                      1992年

      国内通信事業            海外通信事業            医療・美容事業         在留フィリピン人関連事業

    1.コールセンター向け      1.ケーブルテレビ事業者向け      1.フィリピン国内2か所で、   1.介護施設等への在留フィリ
      サービス             に、香港までの国際通信回        近視矯正(レーシック)美      ピン人の人材紹介・派遣
                       線を提供                容外科を運営            その他人材関連事業
    2.MVNO事業者向け
      通話サービス
                            2015年                         2.在留フィリピン人向け生活
もともとは、在留フィリピン人向                                              商材の提供
                      フィリピン国内通信事業
け国際電話サービスを提供。
在留外国人向け国際電話サービス      2.(InfiniVAN社による)
                                                          3.在留フィリピン人向けに、
で業界の中心的な位置にあった。        マニラ商業地域での、
                                                             マニラのコールセンターを
2012年   国内法人向けサービス     法人向けインターネット
                                                             通じて、多様な生活商材・
に転換                    接続サービス
                                                             情報を提供




                                                          Copyright © 2019 IPS, Inc. All Rights Reserved.
3
フィリピンについて




4           Copyright © 2019 IPS, Inc. All Rights Reserved.
    市場環境 フィリピンについて〈地理的条件など〉

           地理的位置                   人口ピラミッド(2019年)                                            2018年/2020年予想GDP成長率

                          平均年齢24.4歳(日本︓約46歳)
                          (出所国連,中央値ベース)




                          2019年 推定人口 約1億800万人
                          2050年 推定人口 約1億5,000万人
                          ASEAN主要国と比べて、今後も人口増が                                              2012年以降、成長率6%以上が続く。
                          期待でき、人口の伸びによる経済成長が期                                               出 所 ) International Monetary Fund, World Economic
     位置                                                                                     Outlook Database, April 2018をもとに作成
                          待できる。
    マニラから香港まで飛行機で1時間半                人口増加率                                   推定期間 中変 化率
                                                  2017年人口      2050年推定人口
    マニラから東京まで飛行機で4時間                 (2017)                                  (2017-2050)
                          フィリピン            1.5%      104,918       151,293           144%

    経済                    米国               0.6%      324,459       389,592           120%   一人当たりGDPが3,000ドルを超えると
                          日本              ▲0.2%      127,484       108,794            85%
                                                                                            耐久消費財の消費拡大するなど、さらな
    華僑財閥とスペイン系財閥が大きく支配。   シンガポール           0.1%        5,709         6,575           115%
                          インドネシア           1.1%      263,991       321,551           122%   る経済成長が見込まれると言われている
     公用語                  タイ               0.3%       69,038        65,372            95%
                                                                                            重要なポイント
    英語 海外出稼ぎ・BPOが経済成長を    出所      World Population Prospects The 2017 Revision United

    支えている。
                          Nations   Department of Economic and Social Affairs 世界銀行          2018年10月IMFの推計で3,099米ドル
                          DataBank Micro Data



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市場環境   フィリピンについて<英語と出稼ぎ>
              フィリピンは米国の元植民地なので公用語は英語。
              (フィリピン人同士の契約は英語 / 議会の演説も英語)
              理科や算数などは、小学校から英語で教育される。


              正しい文法で話すことができるかはともかく、フィリピン人の多くは日
              常英会話ぐらいはできるし理解する。


              米国由来の自由放任社会ということもあり、もともと格差は激しい。海
              外に職を求める人が多く、海外で多くの人が働き、家族に送金している。
               ● 船員(日本郵船殿などは、商船大学を開設)
               ● エンジニアリング会社 スタッフ(日揮殿が有名)
               ● エンターテイナー(日本 後述 今は難しい)
               ●   看護師(中近東・米国・カナダなど)
               ●   メイド(香港・中国・シンガポール) 介護(台湾)
               ●   ホテル等サービス業スタッフなど(米国・マカオ・中近東地)
               ●   建設作業員(中近東)




               英語が公用語だから、海外でも仕事ができる。
               外国の永住権を持っている方を含めると、
               約1割のフィリピン人が海外で働き、一族の生活を支えていた。
               (仕送りの送金がGDPの10%弱を占める)

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市場環境           フィリピンについて <通信の変革とBPO>

    1990年代後半   インターネットが普及
    従来︓
    電話網=音声、インターネット網=データの関係(音声は電話)
    電話料金は、時間・距離に比例するのが一般で、通信料が高くなりが
    ちな、新興国に電話を転送して受けようとは考えていなかった。



    音声もデータもインターネット網でライブで転送可能に
    英語圏の企業は、自国でやっていたコールセンター業務やシステム開
    発・運用業務を、人件費の安いフィリピンやインドなどに移管。他の
    業務の委託も進み、英米企業の業務の受託、BPO(Business Process    課題
    Outsourcing)が、フィリピンの主要産業に。
                                               ● 英語ができてマネジメントもできる人材は不足気味。特にマ
                                                ネージメントできる層は、海外に出る必要が全くないぐら
    2010年以降                                     いの売り手市場。
    世界各国の主要な金融機関(JPモルガン・Citi等)がマニラにバック         ● 人材難で、BPOも地方への展開が始まる。ただ国内通信コ
    オフィス業務を集結。各社は、世界中の社内システムの開発・運用、             ストが高すぎ。
    ネットワークの監視、バックオフィス業務を行う部門を、マニラに集            ● アフリカや南アジア諸国でも、政府がBPOを積極的に支援
    結させている。(BPOの多様化)                            しており、既に国家間の競争が生まれている。
                                               ● フィリピンだけが選択肢ではない。安いインターネットの供
                                                給が、国の優先課題にならざるを得ない。通信事業の新規
    2018年                                       参入を促進して、競争を促進させることが国の課題になっ
    BPO産業の売上額が、出稼ぎ者からの送金額を上回る。                  ている。
    外貨収入を得る最大の産業に成長


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フィリピンでの通信事業について




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当社のフィリピンでの通信事業の内容
当社グループは、フィリピンで少しユニークな通信事業を行っております。
    1.海外通信事業 ケーブルテレビ事業者(ISP事業者)向け国際通信サービス

2012年
当社は、マニラ首都圏地域及びその周辺にあるCATV事業者に対して、マニラー香港等の回線をリースしております。
2020年1月以降、ミンダナオ地域やネグロス島等に、InfiniVAN社が設備を構築し、取引するCATV事業者の拡大を進めてまいります。

    当社参入によるブロードバンドサービス提供の流れ


           エンドユーザー            大手事業者2社                                 国内IX
                             (PLDT・Globe)
                     ラスト
                     ワンマイル
                                  競              マニラGW              香港IX
                                  合                               インターネット
                             CATV事業者等                             エクスチェンジ

                                            現地通信事業者                               インターネット
                                            自社網での提供計画が進行中

        大手2社の回線︓競合先のCATV事業者には、有利な条件で提供しない→高い                弊社提供の回線︓協業先のCATV事業者には、有利な条件で提供→安い


    2.フィリピン国内通信事業               法人向けインターネットサービス
2017年
InfiniVAN,Inc.は、マニラ首都圏地域のマカティ地区・オルティガス地域で、法人向けにインターネット接続サービス(ISP)を
提供しております。

    3.フィリピン国内通信事業              国内通信サービス(Carrier s           Carrier    事業者向けサービス)
2018年
InfiniVAN,Inc.は、マニラ首都圏地域内・ミンダナオ地域内等で回線設備を構築。
競合も含めた通信事業者・CATV事業者に対して長期で設備をリースしております。


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フィリピンでの通信市場のビジネス機会

 成熟した日本の通信市場とは異なり、フィリピンには、通信インフラの整備などに、大きな収益機会があります。


        インターネット速度                                       マニラの通信設備の老朽化             地方の中継回線の未整備
 Global Fixed Broadband Speed             (単位︓mbps)
 2019 September




                   出典:Speedtest Global Index          マニラの通信インフラは、電柱がスタン       地方の通信インフラは、1社しか整備でき
インターネットの速度が遅い。                                        ダード。各社が共用しており、電柱の容量      ていない地域もあり、競争が発生していな
フィリピンはBPOが主産業。インター                                    を超過。                     い。ポテンシャルのあるCATV事業者に、
ネットが遅い(高い)と、アフリカ等に                                    光ファイバー化とあわせて、マニラの通信      高速回線を提供することで、フィリピンの
仕事が奪われる。インターネットの遅さ                                    インフラの需要が拡大。通信事業者向けの      インターネット環境は大きく変わる。(こ
(高さ)が、政治問題になってきた。高                                    卸売りに事業機会がある。             の写真は、ヤシの木に直接電線を巻き付け
速インターネットを、法人向けに安価で                                                             て電柱の代わりにしている様子)
                                                      → InfiniVAN,Inc.のマニラでの
出す事業になおビジネスチャンスがある。                                    光ファイバー敷設(競合へのリース)       → ミンダナオでの光ファイバー敷設
→ InfiniVAN,Inc.法人向けブロード
  バンドサービス

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当社のフィリピンでの通信事業【強み1】
     InfiniVAN,Inc.(フィリピンでの事業免許)                            5G
幹線道路・鉄道・都心に自社で回線敷設                                          2019年6月 24GHzの周波数帯を割当
2015年設立 2016年同社のために立法された共和国法10898号が施行。                      5Gによる通信に使うことができる周波数帯の
外資規制があり、フィリピンでは4割までしか外資は出資できない。当社は4割出資。                     割当を受けている。
InfiniVAN,Inc.にフランチャイズを与えるという法律(共和国法10898号)が制定され、その法律によ     24GHz帯を、他の通信事業者に先立って取得。
り通信事業が許されている。                                               これから実証実験を行い、商用化を進める方針
①外資規制と②フランチャイズのプロセス、③CATVが外資が出資できない業種となっているため、
フィリピンでは長い間、固定通信事業を行おうとする外資企業が参入してこなかった。

     マニラでの自社回線敷設              地方での自社回線敷設                    自社スタッフによる積極的な営業
幹線道路・鉄道・都心に自社で回線敷設           高速回線が未整備のエリアでの回線敷設             営業代理店に頼らない自前の強力な組織
従来回線敷設の場として活用されてこなかった        大手2社に複占されており、適切な料金でブロー         1国1事業者で、自前による長期的視点でのネッ
鉄道に光ファイバーの敷設。                ドバンドサービスが提供できなかった地方の           トワーク構築が重要だった時代、通信工学出身
また都心部の不動産開発事業者・権利者の組合        CATV事業者向けに、ミンダナオで回線の敷設を        者がマネージメントを行い、今日の売上を追い
と協業して都心部に光ファイバーを敷設。業界        進めております。InfiniVAN,Inc.が回線の権利   かける営業は片隅の存在。数字は、代理店と
の常識に縛られず、高い収益性を見込める都心        は持ちますが、CATV事業者が回線の敷設・保守        いった外注頼み。
部での自社回線敷設を進めています。            を担当。採算が取りにくい地方で、資金と時間を         当社は、逆にエリートの採用をせず、売ること
                             セーブするユニークな手法がポイントです。           にどん欲なスタッフを組織化しております。




最大7社の回線を敷設できます。
                             ミンダナオ ダバオ周辺での工事作業


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当社の通信事業の特徴【強み2】

        当社通信事業の特徴                        大手通信事業者の特徴
1. 局地的に収益が上がる分野に絞った事業展開             1.1国1社の頃とあまり変わらず。大手通信事業
   (範囲・サービス等を絞り込み)                    者は、全国津々浦々に自らネットワークを広げ
2. Carrier s Carrier(通信事業者のための通信事     て、あらゆる属性に、多様なサービスを提供。
   業者 卸に特化) を積極的に展開(他社にも              (ネットワークを埋めるために、より多くの通
   使ってももらって、早期に投資を回収)                 信を集める必要がある。結果として、それほど
3. 顧客獲得を代理店に依存しない。自社で営業組              儲からない)
   織を抱えて顧客を獲得                       2.エンドユーザーを獲得するために代理店を多用
                                      (リテール営業は負担が大きいので、外注する
                                      が獲得コストは大きい。)インフラ投資が重視
                                      され、営業が会社の中心にはいない。




       日本の通信業界の状況
光ファイバーインフラを、NTT東西が全国に敷設。NTTの通信設備は解放されているので、簡単にISP事業に参入できる。
(Yahoo︕BBなど)
日本では、ISP事業者が光回線を敷設する意味がない。ISP業界は淘汰と再編が進み、ユニークなもの以外は、大手ベンダー系な
どしか残っていない。




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法人向けインターネットサービス1

       サービス内容

マニラ首都圏地域のマカティ地区・オルティガス地域で、法人向けにインターネット接続サービスを提供しており
ます。料金は、競合キャリアの1/2-1/3を目標にして料金設定をしております。


           課金顧客数(単位︓社)                                             ビル数(単位︓棟)                                      課金帯域数(単位︓mbps)
                                                                                                 146                                                           21,324
                                            598                                         137                                                        19,984
                                  553
                         475                                                   116                                                     16,265
                  404                                                 101
                                                              86                                                           13,560
          303                                        70                                                           10,485
 222                                                                                                     7,495



2018/6   2018/9 2018/12 2019/3   2019/6    2019/9   2018/6   2018/9 2018/12   2019/3   2019/6   2019/9   2018/6   2018/9 2018/12 2019/3            2019/6      2019/9



         法人向け                  InfiniVAN               A社例                           B社例
                                                                                 815USD
                           420USD                   1,155USD
                                                                               (帯域保証なし)
                          (帯域保証あり)                  (帯域保証あり)
     Standard             帯域保証 20M                  帯域保証 20M
                                                                               最高速度 50M
                                                                               (実勢2−3M)
                          月間リミットなし                  月間リミットなし
                                                                              月間リミット 300G

                                                                                1,425USD
                           750USD                   2,310USD
                                                                              (帯域保証なし)
                          (帯域保証あり)                  (帯域保証あり)
     Premium              帯域保証 30M                  帯域保証 30M
                                                                              最高速度 100M
                                                                                (実勢5M)
                          月間リミットなし                  月間リミットなし
                                                                              月間リミット 1T



13                                                                                                                     Copyright © 2019 IPS, Inc. All Rights Reserved.
法人向けインターネットサービス2

        強み1   市場開拓    戸別訪問営業の徹底             強み2   冗長性の確保

●当社の沿革は、法人を対象とした通信サービスの販売代理店。      ■フィッシュボーン(一般的なネットワークモデル)
     当社は、積極的・具体的な営業活動をためらう大手キャリア
     の体質をもっていない。
●フィリピンは格差社会。大手キャリアは、学歴・職歴最優先
     で、官僚組織化した大手キャリアでは、営業社員が、自らど
     ぶ板営業をするわけではない。




                                     回線が環状になっていないので、
                                     断線が生ずると、サービスが止まる。

                                   ■当社ネットワークモデル(Makati市)


                                                                        0系



     日本より派手な、営業数字管理ボード。
                                                                        1系

                                     0系では通信できなくても、1系でサービス継続中



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マニラでの通信インフラ整備の計画1
法人向けブロードバンドサービスの顧客開拓のためには、より多くのビルとの接続が必要となります。
そこで、当社グループでは、提供エリアを拡大させるため、各CBDでビルに引き込む回線(ラストワンマイル回線)を整備するとともに、各
CBDを結ぶ回線(バックボーン回線)を、鉄道もしくは幹線道路に敷設しております。また当社グループは、このメトロファイバーを、投資の
早期回収のため、競合他社に対して積極的に、敷設した回線を長期リースをしております。

     8の字構造の複数ルート                       ラストワンマイル・バックボーン経路

                                                                        CBD
                                                                        (central business district)
                                                                        街や都市の、主要なビジ
                                                                        ネス地区や商業地区のこ
                                                                        と。英国の表現で、アメ
                                                                        リカでは、ダウンタウン
                                                                        と呼ばれることが多い。




上記図の見方(当社ネットワークが強固と言える理由)
1.各CBDの中が、異なる複数のルートで到達できるようになっている。(8の字になっている)
2.各CBDとマカティとの間が複数のルートで到達できるようになっている。(都市間のバックアップの確保が難しい)
3.事故があって、回線が切断されても、他のルートがあるのでサービスが止まらない(確率が高い)。


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マニラでの通信インフラ整備の計画2(サービス提供できるCBDの拡大)




      サービス
     地域の拡大
      (ラストワン
     マイルの拡大)        Makati            Ortigas      Bonifacio Global City(構想)         A r a n e t a Center( 構 想 )

               約700ビル 2019−2021   約400ビル 2021      約400ビル 2020                    約150ビル 2019-20
               ビルの大家の組合との共同事      不動産所有者・組合と回線敷    ビルの大家の組合との間で回                  2019年7月この地域の大家で
               業として、回線敷設用の管を      設のための管の埋設を協議中。   線敷設のための管の埋設で基                  あ る Araneta Family の 傘 下
               埋設中。                                本合意。                           Araneta Centerと、各ビル
                                                                                  への光ファイバー引き込みで
                                                                                  合意。

      サービス
     種類の拡大           法人向け              法人向け                  法人向け                                  法人向け
                     ブロードバンド           ブロードバンド               ブロードバンド                               ブロードバンド
     自社サービス          サービス              サービス                  サービス                                  サービス

                     レジデンスでのISP                             レジデンスでのISP
     CATV向け          向け回線のリース                               向け回線のリース
      サービス           (CATV)                                 (CATV)

                     通信事業者に            通信事業者に               通信事業者に                                通信事業者に
 通信事業者向け
                     対する光回線の           対する光回線の              対する光回線の                               対する光回線の
   サービス              リース               リース                  リース                                   リース

                                                                                                  4G、5G向け基地局
                                                                                                  設置場所提供



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マニラでの通信インフラ整備の計画2(鉄道回線への敷設)

              LRT2号線(供用中)

          通信回線を敷設。クバオと中心部を結んでい
          る。また沿線のメタルを光ファイバーに置き
          換えるためCATV事業者が利用(リース済)




           MRT3号線(2019年6月合意)

          通信回線を敷設予定。クバオ・オルティガ
          ス・マカティを結ぶ計画。場所の特性を活か
          して、5G携帯電話基地局を設置する予定。
          また沿線のメタルを光ファイバーに置き換え
          るためCATV事業者が利用する予定


              PNR北・南線(折衝中)

          通信回線を敷設。アラバンと中心部を結んで
          いる。また沿線のメタルを光ファイバーに置
          き換えるためCATV事業者が利用する予定今
          後海底ケーブル取得を計画したとき、マニラ
          と陸揚局を結ぶ回線になる。
イメージ




17                                Copyright © 2019 IPS, Inc. All Rights Reserved.
地方での通信インフラ整備の計画(ミンダナオ島)




左)通信線が、電柱から垂れており、   右)電柱がなく、木に括りつけて
  車両の接触による切断のリスク大     代替している。

           ミンダナオ島の通信事情                         ミンダナオ島中継回線網計画
若年人口も多く、インターネットの需要は大きいものの、通信インフ       2019年ダバオとミンダナオ島各地とを結ぶ回線を、InfiniVAN,Inc.が、
ラの整備が十分でない。またBPO事業者の安定したインターネットの      現地のCATV事業者と提携して構築。
ニーズも大きい。
                                      沿線のCATV事業者に対して、グアムでのインターネットへの接続を
「遅くて高いインターネット」がそのまま残っている。
                                      提供。沿線のCATV事業者は、130社余り。そのうち3割と接続するこ
なおトラック(陸上ケーブル)、漁船(海底ケーブル)が、通信回線       とを目指しております。
をひっかけることが、最大の回線断の理由


18                                                          Copyright © 2019 IPS, Inc. All Rights Reserved.
フィリピン通信事業 将来構想




     ビサヤ内の
     陸上部分は、
     検討中




ルソン島からミンダナオ島までの
複数のルートの整備を行う計画
国外と接続する大容量の回線整備を計画


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フィリピン通信事業 将来構想

1.安定的でリーズナブルなインターネット接続サービス(ISP)を提供するための国内外のネットワーク

① 安定化したマニラ域内の回線ネットワーク
② その他の地域でも、経路が2重化された回線ネットワーク
③ マニラとダバオから、海外にインターネットトラフィックを流すことができる構造(構想)
④ 香港・シンガポールは、フィリピンで唯一の、大手2社が陸揚げをしない陸揚局。(構想)

2.マニラ都心部に、データセンターを設置し、インターネットエクスチェンジ(IX)を誘致。

① CATV事業者が中心となって行っている、IX立ち上げ計画をサポートする計画です。


3.5Gの提供

① 主要CBDで、InfiniVAN,Inc.がFixedwireless(競合他社が提供開始したサービス)による5Gサービスを提供する計画
② それ以外の地域では(個人・法人)、SkycableなどのCATV事業者が、5Gサービスを提供する計画




法人・リテール顧客向けの安定したブロードバンドサービスの提供を、自社グループで完結させてまいります。

通信設備の整備が遅れていたキャリアに、積極的に回線を提供することで、投資回収を早期に行い、資金負担を軽くして当社グ
ループの設備の整備を進めます。

今後の予想される市場環境の変化に対応してまいります。



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フィリピン通信事業 将来構想

     フィリピン通信事業概念図

通信
インフラ     Metro   Fiber(都心部の光回線)+5G+Submarine Cable(海底ケーブル)+Data Center



        法人向けブロード       個人向けブロード
                                    事業者向け        事業者向け      Internet                 5Gブロード
サービス     バンドサービス        バンドサービス
                                   通信設備リース      ネットワーク卸     Exchange                バンドサービス
           (光)            (卸)




手法       InfniniVANの   CATV事業者との   長年のフィリピン    長年に渡る事業開     通信事業者・サービスプロバイダー・
        積極的な法人営業        長期的な関係     通信業界との関係    発・所管官庁折衝          ベンダーとの提携




テーマ            CATVを巻き込んだ               Carrier s Carrier          5Gと周辺
            独立系ブロードバンドキャリア          (通信事業者のための卸売事業者)             サービスとの融合



     事業方針

1.安定しかつ無駄のないネットワークをフィリピン国内外に構築し、特に非効率ゆえに高収益が見込める案件を
     探して具体化。
2.2022年以降の、5Gのブロードバンドを使ったサービスの多様化に対応する。


21                                                               Copyright © 2019 IPS, Inc. All Rights Reserved.
参考1 フィリピンの市場環境<プレイヤー>
     通信業界の現状


     PLDT    固定首位・携帯2位(5,800万契約数) Smart、Sun cellular、 Digitel、などを買収

 インドネシア サリム財閥傘下       NTTコミュニケーションズ殿・NTTドコモ殿も出資                                 競合




     Globe   固定2位・携帯首位(6,000万契約数) Bayantelなどを買収

 フィリピン アヤラ財閥傘下 シングテルが2位          競合                                             競合


 携帯通信︓Dito                                固定通信︓SKY Cable
 ミンダナオのインフラ会社 UDENNA社とChina Telecom       マニラ・セブなどで70万世帯に有料放送とブロードバンド
 のコンソーシアムによる4G(LTE)携帯通信事業者                サービスを提供するCATV最大手。実質的にグローブに次ぐ3
 将来、携帯2社と競合する可能性。                         位の通信事業者。
                                          かつて電力会社と同一財閥の傘下であったため、電柱を利用
                                          している上、光ファイバー化していないので、今後大きな設
                                          備投資の負担がかかる。
                      競合                                      競合



             PT&T・Philcom・ETPI・Radius・Wificity・Convergeなど
             地方の有力キャリアや携帯ライセンスをもつキャリア、先進的な都市型キャリアなどは大手2社に買収され、実力のあるキャリアは
     中小      残っていない。ビール大手サンミゲル傘下のETPIがPLDT・Globeに共同して買収されようとして、フィリピン政府が阻止。新政権
             の下で、サンミゲルの手元にあった携帯周波数の入札に参加できるキャリアの選別が今月行われた。(China Telecomが審査を通過。
             現在上記Dito社が事業準備中)Convergeは、ルソン島北部が本拠地の現地資本の通信事業者。CATVを傘下に置き、拡大している。
             (上記6事業者は、マカティの法人向けで競合。ただConverge以外の5事業者は、当社にマカティ地区の回線を卸提供している。)


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参考2 フィリピンの市場環境< 携帯・固定通信の売上推移>
                固定首位・携帯2位(5,800万契約数)
     PLDT       携帯通信の収入が減少傾向。 伝統的に固定が強く、固定の増益で、携帯の音声・SMSの減収を穴埋めしてい
                る。特に2018年は、Home(家庭用)の売上が急拡大。

■ 売上推移(携帯通信) 単位100万ペソ                                   ■ 売上推移(固定データ) 単位100万ペソ
               2015     2016      2017         2018                    2015     2016              2017                2018 48%増
     Voice    46,129   37,094    30,724      28,052        Home       12,338   14,896          18,054              26,733
                                          ▲34.4%
     SMS      37,982   32,745    26,045       13,103     Corporate    21,410   22,815          26,240              28,037
                                          ▲31.4%
     Data     20,179   25,517    26,281       38,350          合計      33,748   37,711          44,294              54,770
     合計      104,290   95,356    83,050 +30.2%
                                           79,505      46%増

              固定2位・携帯首位(6,000万契約数)
     Globe    携帯データの伸びが、通話の減少を上回っており、携帯通信の収入は増収傾向
              ただ固定通信はマニラ中心で、顧客が地方に広がっていない。地方向けの回線を必要とする当社とは補完関係
■ 売上推移(携帯通信) 単位100万ペソ                                   ■ 売上推移(固定データ) 単位100万ペソ
               2015     2016      2017         2018                    2015     2016              2017                2018
     Voice    37,128   34,065    32,275       30,348          Home    11,320   14,680          15,645              18,543
     SMS      26,398   23,199    23,149       20,190      Corporate    7,698    9,873          10,288              11,782
     Data     27,717   34,991    43,059       55,296          合計      19,018   24,553          25,933              30,325
     合計       91,243   92,255    98,483      105,834

      市場規模(2社合計)                                       ブロードバンド(個人)91.4%          ブロードバンド(法人)36.8%
                                携帯 ▲5.2%
       4年間の伸び率
携帯電話市場は厳しいのに、さらに競合が入ってくる。固定データが収益源。経済成長を背景に、特に家庭用マーケットが拡大。

23                                                                                      Copyright © 2019 IPS, Inc. All Rights Reserved.
フィリピンでの医療・美容事業について




24             Copyright © 2019 IPS, Inc. All Rights Reserved.
医療・美容事業 事業内容

         事業内容

     マニラ首都圏地域で、近視矯正手術と美容外科を行うクリニックを運営しております。

     2016年後半から、近視矯正手術数が急速に伸びはじめ、今ではこの事業の主力サービ
スとなっております。(ある調査によると、フィリピン国内での施術数では、シェア
70%超)日本の技術に対する海外の方の信頼が成長の原動力。

     レーシックが盛況であること、今後も経済成長と所得水準の向上が見込まれるため、
レーシックに特化したクリニックを年内にオープンさせ3院体制に。


5,000


4,000


3,000


2,000


1,000
                        上)Makatiにある第1院
     0                  左)近視矯正手術(Lasik)の年間施術件数
                        右 ) 第 3 院 を 開 設 す る 予 定 の 、 Bonifacio
                        Global Cityにあるビル




25                                                              Copyright © 2019 IPS, Inc. All Rights Reserved.
医療・美容事業 マーケティング

     マーケティング

当社が、日本で集客のためにコンサートを開催したとき以来、長い時間をかけて構築してきた芸能
人を中心にしたShowbiz人脈を活用。レーシックの体験談を有名人にSNSであげていただくことを
中心とした、デジタルマーケティングが主力になっております。(有名ブロガーや女優のLasik体験
動画などは、youtubeにアップしております。 体験談は、クリニックのサイトにあります。
http://shinagawa.ph/)
また富裕層マーケティングに向いた銀行、高級ショッピングモールなどとも、積極的に提携してお
ります。インバウンドを確実にマネタイズするため、Webコンテンツの効果測定、問い合わせから
                                                            フィリピン最大の商業銀行BDOと
施術の完了まで徹底した工程管理を行い、より高確度での売上計上ができるように、マーケティン
                                                            提携したキャンペーン広告(2018年)
グのプロセスの改善を継続しております。

体験いただいた方︓例1                     体験いただいた方︓例2




Megan   Young                   Nelson Canlas
ミスワールド2013フィリピン代表 世界大会優勝        主要地上波放送局GMA Networkの
女優・モデルとして活躍 SNSのフォロワーは200万人以上   フラッグシップニュース番組「24Oras」アンカー


26                                                          Copyright © 2019 IPS, Inc. All Rights Reserved.
日本国内での通信事業について




27               Copyright © 2019 IPS, Inc. All Rights Reserved.
ニッチな通信サービス



     当社では、在日外国人向け国際電話サービスを提供するために構築してきたネットワークや機器を活用して、多くの事業
     者から持ち込まれるニッチな通信サービスを提供しております。




          電話投票
                           MVNO事業者向け          金融機関向け
       プラットフォームの
                           格安通話サービス           通信サービス
           運営


                                              在留外国人・
                         認証用ショートメールの
        選挙時の世論調査                            インバウンド市場向け
                              発信
                                              通信サービス




28                                              Copyright © 2019 IPS, Inc. All Rights Reserved.
コールセンター向けサービス
コールセンターが集積するフィリピンでの経験、大手電話会社との長期的関係を利用した
コールセンター向けサービスを提供しております。


                  AmeyoJ                            秒課金


       コールセンター運営のためのソフトウェア            1秒単位で課金される着信課金サービス ※

     インドのベンダーから日本国内での販売代理権を取得し、   競合他社では携帯電話発信は1分毎の課金・固定電話3分
     コールセンターに提供しております。インドはフィリピ    毎の課金ですが、当社は1秒単位の料金体系で提供してい
     ン同様BPOの集積地。米国向けコールセンター事業者に   ます。当社名義の大手2社の回線をお客様の拠点に引き込
     利用されております。                   み、お客様に利用していただきます。日本の固定電話の
     現在コンタクトセンターで主流になりつつあるチャット    網使用料の体系が、通話時間比例とは言い切れない形に
     への対応・チャットとAIへの対応も進めております。    なっているので、こういう料金体系で卸を受けている事
                                  業者は少ないです。コールセンター市場では珍しい存在
                                  となっております。

                                  1秒課金1分2.4円と3分課金で2.4円の比較
                                  通話時間10秒の場合
                                  (営業電話を掛けてすぐに切られるようなケース)
                                    1秒課金   (0.04円×10)   0.4円
                                    3分課金の場合             7.2円

                                  ※ 着信課金サービス︓着信者が料金を負担する通話サービスのこと。いわゆるフリー
                                  ダイヤルのことです。




29                                                         Copyright © 2019 IPS, Inc. All Rights Reserved.
当社沿革




30     Copyright © 2019 IPS, Inc. All Rights Reserved.
当社沿革 <在留フィリピン人にフォーカス>

              1992 在留外国人マーケットに特化して、国際電話の顧客開拓を開始。
                  在留フィリピン人の顧客獲得のため、日曜日の教会、閉店後のフィリピンパブ
                  などを巡回。全国各地で、フィリピンの歌手を呼んでコンサートを開催して申
                  込書を集める。(国際デジタル通信株式会社の営業代理店)




              1998 国際電話用プリペイドカードを販売開始(特別第2種電気通信事業者となる)。
                  フィリピン食材店・教会・フィリピンパブなどで販売
              1999 マニラにコールセンターを開設 マニラから電話でも、プリペイドカードな
                  どを販売

                  アップセルのため、プリペイドカードだけでなく、食品や化粧品も取り扱い。
                  (この化粧品が医療・美容のきっかけに)


              2002年頃 当時香港でもプリペイドカードの販売。日本からフィリピンまでの電話
                   のおおよそ半分に当たるボリュームを取り扱い。
                                                            日本国内区間を当社か
                                                            ら仕入れた回線を利用
                                                            した、Globe社の日本
                                                            マーケット用国際電話
                                                            プリペイドカード。両
                                                            社のロゴが入っている。
              しかしここから厳しくなります。



31                                       Copyright © 2019 IPS, Inc. All Rights Reserved.
当社沿革 <事業転換のきっかけ>

                      1 入管法改正
                    2005   エンターテイナー向けの興行ビザが事実上出なくなり、フィリピンパブの多くが閉店
                    当時の在留フィリピン人の市場構成

                                                             その他
                     エンターテイナー5万人       日本人との(元)配偶者15万人       2万人


                              入管法改正でこの5万人がなくなる

                     ● 新しく日本人の配偶者になる方が少なくなるので、市場が拡大するイメージがもてない。
                     ● 在日フィリピン人に、通信を提供するだけ、化粧品などを販売するだけでは、今後先細り
                       であることが明らかに。


                      国際電話からインターネットへ(電話需要の減退)
                    2000   マイクロソフトからMSN Messenger Service(チャット)がリリースされる。
                    2004   Skype(音声チャット)がリリースされる。自宅のPCを使って、インターネットカ
           (イメージ)
                           フェにいるフィリピンの家族と国際電話を使わずにコミュニケーションするのが増え
                           てきた。

                     電話を掛けなくなり、フィリピン人に国際電話カードを売るというモデルが、将来成り立た
                     なくなることは明白に。



                    国内通信事業は、国際電話から日本のコールセンター向けにソリューション(格安フ

                    リーダイヤルとCTIソフト)を提供する事業に業態転換。


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当社沿革 <国際電話事業からの転換>

            介護施設への人材紹介・派遣
           2005   在留フィリピン人向けに旧法のホームヘルパーの資格を取得できる講座を開講。奉仕の精神につ
                  ながる職種として、看護・介護の仕事に多くのフィリピン人が世界中で携わっていることに着目
                  しました。5000名以上の方が修了し、各地の介護施設で働いております。「クローズアップ現
                  代」、「WBS」、その他多くのメディアで取り上げられました。ただ今では、外国人を直接採用
                  することに事業者の抵抗がなくなっていることもあり、外国人にフォーカスした人材派遣・紹介
                  事業は、厳しい環境にあり、求人広告や集団面接会の開催などに収益源を移しております。また
                  現在需要が豊富な、IT技術者の人材紹介もはじめております。



            医療・美容事業
           2010    当社は、在留フィリピン人のし好に合わせて開発させた化粧品を、販売しておりました。後に
                  その販売をフィリピンで行うに際して、ブランディングの一環としてマニラに美容外科とレー
                  シックを行う医療機関を設置しました。美容外科の業界は競争が激化していますが、レーシック
                  はおおよそ7割のシェアを獲得しております。



            海外通信事業▶現在の基幹事業に
           2012   フィリピンは、地上波デジタルの方式を日本方式としましたが、政府関係者・日本企業は、多く
                  の放送関係者と会っておりました。当社もそうした動きの中で、CATV事業者やその業界団体と
                  関係を構築しました。ブロードバンドがCATV事業者の収益の柱になっている国が多い中、仕入
                  れのコストが高すぎて収益を十分に上げきれていませんでした。当社ではCATV事業者に国際通
                  信回線を提供して、CATV事業者が通信事業者に対抗できるブロードバンドサービスを提供でき
                  るようにしております。


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フィリピン事業所視察
2019年7月
株主及び機関投資家等が、当社のフィリピン事業の視察をされました。
当社事業所及び回線敷設工事の現場を視察いただき、事業戦略説明会と外部スピーカーによる講演に参加いただきました。
フィリピンの市場環境や当社事業の理解をいただくための機会の提供が投資家の方に必要と考えております。
今後も定期的に開催する予定です。

     1日目                   2日目                  3日目
                                    Makati市内の
                                    回線敷設工事現場




                          子会社見学
会場となったペニンシュラ・マニラ                                                               マニラ旧市街の
                                                                               視察




             到着後の歓迎パーティ

                          事業戦略説明会


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     会社概要
会社名         株式会社アイ・ピー・エス
(英文社名)      IPS, Inc.

設    立      1991年10月

本社所在地       〒104-0045 東京都中央区築地4-1-1 東劇ビル8階

事業内容        海外通信事業︓フィリピンのCATV事業者等に国際通信回線を提供


            フィリピン国内通信事業︓フィリピン国内での法人向けISPの提供


            国内通信事業︓日本国内での通信サービスの提供


            在留フィリピン人関連事業︓日本国内での在留外国人向け求人サービスの提供など


            医療・美容事業︓フィリピンでの医療・美容サービスの提供

グループ企業      連結子会社(特定子会社)
             KEYSQUARE INC.
             Shinagawa Lasik & Aesthetics Center Corporation
             InfiniVAN, Inc.


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     免責事項


      本書には、当社に関連する見通し、将来に関する計画、経営目標などが記載されています。これらの将来の見通しに
      関する記述は、将来の事象や動向に関する現時点での仮定に基づくものであり、当該仮定が必ずしも正確であるとい
      う保証はありません。様々な要因により実際の業績が本書の記載と著しく異なる可能性があります。

      別段の記載がない限り、本書に記載されている財務データは日本において一般に認められている会計原則に従って表
      示されています。

      当社は、将来の事象などの発生にかかわらず、既に行っております今後の見通しに関する発表等につき、開示規則に
      より求められる場合を除き、必ずしも修正するとは限りません。

      当社以外の会社に関する情報は、一般に公知の情報に依拠しています。




                                                 《IRに関するお問い合わせ先》
                                                   株式会社 アイ・ピー・エス
                                                                   IR室
                                           〒104-0045      東京都中央区築地4-1-1
                                                               東劇ビル8階
                                      TEL: 03-3549-7719    FAX: 03-3545-7331



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