4390 ips 2019-11-11 11:00:00
2020年3月期第2四半期 決算説明会資料 [pdf]
2020年3月期 第2四半期
決算説明会資料
2020年11月11日
株式会社アイ・ピー・エス
証券コード 4390
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企業理念
企業理念
私たちは、いまだ誰も突破できていない障壁のある生活に密着した分野で、誰よりも先んじて
事業機会を創造し、事業を展開し、産業構造を変え、あるべき社会を実現してまいります。
経営目標
「共生社会の実現」
少子高齢化の中では、移民の受け入れは不可欠であり、
多様な価値が調和していく社会の実現を目指します。
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目次
1 Executive Summary
2 2020年3月期上期 決算概況
3 2020年3月期上期 Topics
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1.Executive Summary
2020年3月期上期 決算概要
売上高:3,161百万円 営業利益:546百万円 営業利益率:17.3%
(前年同期比15.3%増) (前年同期比15.5%増)
2020年3月期上期の事業推移
1.海外通信事業の短期リース販売単価の下落などの影響により、減収・減益。
2.フィリピン国内通信事業は、法人向けブロードバンド事業が順調に拡大。
3.国内通信事業は、コールセンター向けのサービスが拡大し、増収・増益。今後は、フィリピンにいる高度
人材の紹介に業態転換を図る。
4.在留外国人関連事業は、案件はあるも、人材確保が厳しく、減収・損失。
5.医療・美容事業は、レーシック手術件数が伸長し、増収・増益。
ビジネス
1.マニラ首都圏のMRT3への光ファイバー回線敷設を進める。
2.ミンダナオ地域の現地CATV事業者と提携して光ファイバー回線敷設を開始。
競争が激化するマニラではなく、地方に収益源を求める。
3.パナイ島での回線敷設のための資材を供給。工事開始。
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2 2020年3月期上期 決算概要
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決算ハイライト
【2020年3月期上期 連結実績】
(単位:百万円)
2019年3月期 2020年3月期
上期実績 1Q実績 2Q実績 上期累計 前年同期比 通期予想 達成率
419
売上高 2,742 1,577 1,583 3,161 7,000 45.2%
(+15.3%)
73
営業利益 472 308 237 546 1,200 45.5%
(+15.5%)
▲122
経常利益 617 231 263 495 1,190 41.6%
(▲19.8%)
親会社株主に帰属する ▲74
390 139 176 316 640 49.5%
当期純利益 (▲19.0%)
2020年3月期上期実績分析
売 上 高:法人向けインターネットサービスの伸長によるフィリピン国内通信事業の大幅増収と、
国内通信事業および医療・美容事業が好調に推移したことにより、前年同期比15.3%増。
営業利益:コールセンター関連サービスなどの伸長により国内通信事業が大幅増益し、前年同期比15.5%増。
経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益:
第1四半期に80百万円計上したリース資産および外貨建て資産の評価替えによる為替差損は縮小し、
64百万円を計上。その影響により前年同期比減益。(前年同期には為替差益155百万円を計上。)
各セグメントごとに進捗に差があるものの、事業全体では順調に推移しているため、通期予想は変更していない。
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営業利益増減(前年同期比)
フィリピン国内通信事業と国内通信事業が利益拡大を牽引。
(百万円) 在留フィリピン人
国内通信事業 関連事業
600 医療・美容事業 2020/3
フィリピン国 +61 ▲25 +14 上期
内通信事業
2019/3 海外通信事業
+36
500 上期 ▲13
400
300
546
472
200
100
0
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事業セグメント別経営成績
(単位:百万円)
2019年3月期 2020年3月期
前年同期比
上期 上期 増減率
売 上 高 899 644 ▲ 255 -28.4%
海 外 通 信 事 業
営 業 利 益 250 237 ▲ 13 -5.2%
フィリピン国内 売 上 高 21 401 379 1756.6%
通 信 事 業 営 業 利 益 5 42 36 634.2%
売 上 高 1,321 1,584 263 20.0%
国 内 通 信 事 業
営 業 利 益 111 172 61 54.7%
在留フィリピン人関 売 上 高 139 105 ▲ 34 -24.5%
連 事 業 営 業 利 益 ▲ 13 ▲ 39 ▲ 25 190.0%
売 上 高 360 426 65 18.2%
医療・美容事業
営 業 利 益 118 133 14 12.1%
売 上 高 2,742 3,161 419 15.3%
合 計
営 業 利 益 472 546 73 15.5%
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海外通信事業
(百万円)
1,000
899
短期リースの提供容量は拡大したもの
900 の、単価が下落
800
マニラの顧客数が頭打ち。地方での回
線敷設が急務
700 644
600 ミンダナオ島において、現地のCATV事業者と協業し、
光ファイバー回線敷設を実施中。
500
売上高 地方でのIRU案件の開拓を推進。
400 営業利益
マニラ地区でのCATV事業者向けには、引き続き戦略的
300 250 237 な価格提供を実施。
200
100
0
2019年3月期 2020年3月期
上期 上期
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フィリピン国内通信事業
マニラ首都圏法人向けインターネット接
(百万円)
続サービスが順調に拡大
450
401
マカティ市でのサービス提供可能ビルが増加し、顧客
400
数も順調に拡大。
350
マカティなどでの、CBD(商業地域)での自社回線
300
の拡大。
250 あわせてマニラ首都圏の鉄道網に回線を敷設して、
CBDを接続している。
200
売上高 マニラ首都圏での高架鉄道LRT2に光ファイバー網を
営業利益 敷設し、他社への長期リースを開始。MRT3での敷設
150 を推進中。
100 今後も、法人向けインターネット接続サービスの積極
的な販売を実施していく。
42
50 21
5
0
2019年3月期 2020年3月期
上期 上期
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国内通信事業
(百万円)
コールセンターシステム、秒課金
1,800
サービス等が好調に推移
1,584
1,600 コールセンターシステムAmeyoJのライセンス料の
伸長や、AmeyoJと秒課金サービスを合わせたコー
1,321
1,400 ルセンターソリューションの売上が拡大し、引き続
き好調を保持。
1,200
1,000 今後も、市場環境の変化に応じた多様なサ―ビスの
売上高
提供により、新規顧客開拓を進めていく。
800 営業利益
600
400
172
200 111
0
2019年3月期 2020年3月期
上期 上期
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在留フィリピン人関連事業
(百万円)
2019年3月期 2020年3月期 厳しい採用環境の状況が
160
上期 上期
業績にも影響
139
140 厳しい採用環境の影響で人材の確保が難しく、人材
派遣・職業紹介が伸び悩んだ。
120
105
100 IT技術者・フィリピンで活躍している人材など、高
度人材分野の事業化を進めて、収益の改善を図って
80 おります。
売上高
60
営業利益
40
20
0
▲ 20
▲ 13
▲ 40
▲ 39
▲ 60
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医療・美容事業
(百万円)
レーシック施術が牽引役となり、
450 426
引き続き好調に推移
400
インフルエンサーとタイアップしたSNSマーケティングや、
360 保険会社と提携したプロモーションなど、積極的な営業活
350 動により、レーシック施術が引き続き好調に推移した。
300 今年度中にはBonifacio Global Cityに、新たに高所得者
を対象とした第3院を開設、2020年初頭より本格営業活
250 動の予定。
売上高
200
営業利益
150 133
118
100
50
0
2019年3月期 2020年3月期
上期 上期
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財務状態
連結貸借対照表(サマリー)
(単位:百万円)
資産の部 負債・純資産の部
2019年3月期末 2020年3月期2Q 増減 2019年3月期末 2020年3月期2Q 増減
流 動 資 産 5,142 5,107 ▲ 34 流 動 負 債 2,306 2,120 ▲ 186
現金及び預金 2,512 2,719 206 買 掛 金 406 329 ▲ 77
売 掛 金 1,011 951 ▲ 59 借 入 金 300 299 ▲1
リ ー ス 投資 資産 1,247 1,162 ▲ 84 そ の 他 1,600 1,492 ▲ 108
そ の 他 371 273 ▲ 97 固 定 負 債 711 625 ▲ 85
負 債 合 計 3,018 2,745 ▲ 272
固 定 資 産 1,603 1,862 259 純 資 産 3,728 4,224 496
有形固定資産 868 1,147 278 株 主 資 本 3,170 3,507 337
無形固定資産 198 163 ▲ 34 累 積 包 括 利 益 ▲ 45 ▲ 23 21
投 資 そ の他 資産 536 551 15 新 株 予 約 権 - 7 7
非支配株主持分 603 733 130
資 産 合 計 6,746 6,970 224 負 債 ・ 純 資 産 合 計 6,746 6,970 224
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2020年3月期 業績予想
(単位:百万円)
2019年3月期 2020年3月期
通期実績 通期予想 前年実績比
1,219
売上高 5,780 7,000
(+21.1%)
254
営業利益 945 1,200
(+26.9%)
188
経常利益 1,001 1,190
(+18.8%)
親会社株主に帰属する 51
588 640
当期純利益 (+8.8%)
通期予想の概要
売上は70億円、営業利益は12億円を計画。
海外通信事業では、ミンダナオ島などの地方案件の積極的な獲得を計画。
フィリピン国内通信事業では、法人向けインターネット接続サービスの安定的な拡大を図るとともに、
ミンダナオ島での光ファイバー敷設など、積極的な投資を計画。
国内通信事業では、引き続きコールセンター向けサービスの拡大を計画。
在留フィリピン人関連事業では、旺盛な人材需要に対応した体制の再構築中。
医療・美容事業では、引き続きレーシックの拡大を計画。
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2020年3月期 セグメント別業績予想
(単位:百万円)
前年比
セグメント 2019年3月期 2020年3月期予想
増減 増減率
売上高 5,780 7,000 1,219 21.1%
海外通信事業 1,503 1,565 61 4.1%
フィリピン国内通信事業 354 1,010 655 184.9%
国内通信事業 2,895 3,190 294 10.2%
在留フィリピン人関連事業 264 400 135 51.5%
医療・美容事業 762 835 72 9.5%
営業利益 945 1,200 254 26.9%
海外通信事業 489 540 50 10.3%
フィリピン国内通信事業 ▲ 12 130 142 ー
国内通信事業 268 270 1 0.4%
在留フィリピン人関連事業 ▲ 40 0 40 ー
医療・美容事業 240 260 19 8.2%
営業利益率 16.4% 17.1% ー ー
海外通信事業 32.6% 34.5% ー ー
フィリピン国内通信事業 ー 12.9% ー ー
国内通信事業 9.3% 8.5% ー ー
在留フィリピン人関連事業 - - ー ー
医療・美容事業 31.5% 31.1% ー ー
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3 2020年3月期上期 Topics
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Topics1 MRT3号線への回線敷設
当社フィリピン子会社InfiniVAN社は、6月にマニラ
の主要商業地域を結ぶ高架鉄道MRT3号線の運営会社
との間で、通信回線の敷設で合意いたしました。
年内の全線開通を目指して、回線敷設を進めており
ます。
これにより、下記の3つの主要商業地域が接続され、
BPOが集積するクバオでも本格的にインターネット
接続サービスが始まります。
546
マカティ オルティガス クバオ
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Topics2 ミンダナオ島での回線敷設
2019年8月より、回線敷設工事が開始。 ミンダナオ島回線敷設計画
20か所以上に、CATV事業者との接続ポイントを設置。
10 月 末 の 段 階 で 、 新 規 敷 設 区 間 の 約 2 割 に あ た る
379㎞の工事が終了しております。
ダバオ周辺では、年度内にCATV事業者にグアムまで
の回線が提供できるよう、機器の調達など準備を進め
てまいります。
ミンダナオ島各地で工事を進めております。(CDO 2019年11月)
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Topics3 パナイ島での回線敷設
2019年11月7日パナイ島で、現地パートナーに対 パナイ島回線敷設計画
する建設に関する説明会を実施し、回線敷設のため
の資材を供給いたしました。
今月より敷設工事を開始することになっております。
距離は600㎞ほどになります。
パナイ島の位置
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Topics4 レーシックに特化した、第3院目のクリニックの新設
Shinagawa Lasik & Aesthetics Corporationは、
レーシックに特化した第3院を、来年2月に
Bonifacio Global Cityに開院するための準備を
進めております。
レーシックは、新しいイメージキャラクターも採用
し、イベントやSNSを通じてさらに市場の掘り起こ
しを進めてまいります。
また同社のフィリピン証券取引所本則市場への上場
に向けて、増資やアドバイザーの選定しております。
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会社概要
会社名 株式会社アイ・ピー・エス
(英文社名) IPS, Inc.
設 立 1991年10月
本社所在地 〒104-0045 東京都中央区築地4-1-1 東劇ビル8階
事業内容 海外通信事業:フィリピンのCATV事業者等に国際通信回線を提供
フィリピン国内通信事業:フィリピン国内での法人向けISPの提供
国内通信事業:日本国内での通信サービスの提供
在留フィリピン人関連事業:日本国内での在留外国人向け求人サービスの提供など
医療・美容事業:フィリピンでの医療・美容サービスの提供
グループ企業 連結子会社
KEYSQUARE INC.
Shinagawa Lasik & Aesthetics Center Corporation
InfiniVAN, Inc.
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免責事項
本書には、当社に関連する見通し、将来に関する計画、経営目標などが記載されて
います。これらの将来の見通しに関する記述は、将来の事象や動向に関する現時点
での仮定に基づくものであり、当該仮定が必ずしも正確であるという保証はありま
せん。様々な要因により実際の業績が本書の記載と著しく異なる可能性があります。
別段の記載がない限り、本書に記載されている財務データは日本において一般に認
められている会計原則に従って表示されています。
当社は、将来の事象などの発生にかかわらず、既に行っております今後の見通しに
関する発表等につき、開示規則により求められる場合を除き、必ずしも修正すると
は限りません。
当社以外の会社に関する情報は、一般に公知の情報に依拠しています。
《IRに関するお問い合わせ先》
株式会社 アイ・ピー・エス
〒104-0045 東京都中央区築地4-1-1
東劇ビル8階
TEL: 03-3549-7719 FAX: 03-3545-7331
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