4390 ips 2019-08-09 18:30:00
2020年3月期第1四半期決算説明補足資料 [pdf]

2020年3月期第1四半期

決算説明補足資料
2019年8月9日
株式会社アイ・ピー・エス
証券コード 4390




                Copyright © 2019 IPS, Inc. All Rights Reserved.
    Executive   Summary


          決算概要
          売上高:1,577百万円    営業利益:308百万円




          事業概要
          海外通信事業の売上が底打ち。
          フィリピン国内通信事業の大型案件による大幅増収。
          国内通信事業における秒課金サービス等が好調に推移し、増収。




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目次




     1   2020年3月期第1四半期   決算概要


     2   2020年3月期第1四半期   Topics




3                                 Copyright © 2019 IPS, Inc. All Rights Reserved.
    1 2020年3月期第1四半期 決算概要




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    決算ハイライト

                      【2020年3月期第1四半期 連結実績】
                                                                             (単位:百万円)

                       2019年3月期              2020年3月期
                        1Q実績      1Q実績    前年同期比         通期予想                    達成率
                                            189
            売上高          1,387    1,577                 7,000                  22.5%
                                          (+13.7%)
                                            49
            営業利益         259      308                   1,200                  25.7%
                                          (+19.2%)
                                           ▲103
            経常利益         335      231                   1,190                  19.5%
                                          (▲30.8%)
         親会社株主に帰属する                        ▲56
                         196      139                   640                    21.8%
           当期純利益                          (▲28.8%)




     2020年3月期第1四半期 通期実績分析
        売 上 高:フィリピン国内通信事業における大型案件(LRT2号線)の提供と、国内通信事業の
              秒課金サービスが好調に推移したことにより、大幅増収。
      営業利益:海外通信事業の採算改善による売上増加により増益。
      経常利益:リース資産および外貨建て資産の評価替えにより為替差損80百万円を計上し、減益。
              (前年同期には為替差益85百万円を計上。)
      親会社株主に帰属する当期純利益:経常利益の減少に伴い、減益。

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    決算ハイライト

                    【2020年3月期第1四半期 連結実績推移】
                                                                                   (単位:百万円)
                           2019年3月期                       2020年3月期
                  1Q      2Q      3Q      4Q       1Q      前年同期比                前四半期比
                                                             189                     ▲16
        売上高       1,387   1,354   1,444   1,593   1,577
                                                           (+13.7%)             (▲1.0%)

                                                             49                        57
       営業利益       259     213     221     251     308
                                                           (+19.2%)            (+22.9%)

                                                            ▲103                     ▲35
       経常利益       335     282     117     266     231
                                                           (▲30.8%)            (▲13.2%)
     親会社株主に帰属する                                             ▲56                       ▲2
                  196     194      55     141     139
      当期純利益                                                (▲28.8%)             (▲1.6%)




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    セグメント別実績
■海外通信事業
                                                                             (単位:百万円)
                             2019/3 1Q   2020/3 1Q      前年比

         売       上       高      414         340      ▲73(▲17.7%)


         営   業       利   益      127         150      23(+18.0%)


         利       益       率     30.8%       44.2%          -

     マニラ地域で過去に提供した一部のIRUに関し、売上計上が終了したことにより減収。ただ収益性の高い案件サービス
     の開始等が寄与し、増益。




■フィリピン国内通信事業
                             2019/3 1Q   2020/3 1Q      前年比                (単位:百万円)

         売       上       高      38          188      150(+394.5%)


         営   業       利   益      ▲3           6         10(-)


         利       益       率      -          3.6%           -

      マカティ市での法人向けインターネット接続サービスが順調に拡大するとともに、LRT2号線敷設の光ファイバー回線
      の提供により、大幅増収。

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    セグメント別実績
■国内通信事業
                             2019/3 1Q   2020/3 1Q      前年比               (単位:百万円)


         売       上       高      683         786      102(+15.0%)


         営   業       利   益      74          99       25(+34.3%)


         利       益       率     10.9%       12.7%         -

     秒課金サービスやコールセンタシステムAmeyoJなどのコールセンター向け事業者向けサービスが好調。売上・利益
     ともに増加。




■在留フィリピン人関連事業
                             2019/3 1Q   2020/3 1Q      前年比              (単位:百万円)


         売       上       高      74          56       ▲17(▲23.3%)


         営   業       利   益      ▲6         ▲16         ▲10(-)


         利       益       率      -           -            -

     厳しい採用環境の影響で人材の確保が難しく、人材派遣・職業紹介が減収・減益。ジョブフェア(集団就職面接会)等
     新事業の拡大や、通販事業での新たな商材の販売により収益の改善を図っている途上。

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    セグメント別実績
■医療・美容事業                     2019/3 1Q   2020/3 1Q     前年比            (単位:百万円)


         売       上       高      177         204      27(+15.4%)


         営   業       利   益      66          68       1(+2.5%)


         利       益       率     37.7%       33.5%         -


    レーシック施術が順調に拡大するとともに、白内障治療の売上も増加。今年度中にはBonifacio Global Cityに、新た
    に第3院を開設予定。




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     営業利益増減(前年同期比)

                      海外通信事業と国内通信事業が利益拡大を牽引。

     (百万円)
                                                  在留フィリピン人
      350                                国内通信事業     関連事業
                               フィリピン国内                     医療・美容事業          2020/3
                                           +25       ▲10
                                通信事業                          +1              1Q
                      海外通信事業     +10
      300               +23
             2019/3
               1Q
      250


      200


      150                                                                     308
             259

      100


       50


        0




10                                                               Copyright © 2019 IPS, Inc. All Rights Reserved.
     財務状態

                                    連結貸借対照表(サマリー)
                                                                                                                  (単位:百万円)

                          資産の部                                               負債・純資産の部
                     2019年3月期末     2020年3月期1Q    増減                        2019年3月期末     2020年3月期1Q                          増減
流    動       資   産         5,142         5,088   ▲ 53 流    動       負   債         2,306                       2,146 ▲ 160
現金及び預金                     2,512         2,570    58 買         掛       金          406                            401             ▲4
売        掛       金         1,011          992    ▲ 18 借 入 金 ・ 社 債                 300                            290             ▲9
リ ー ス 投資 資産                1,247         1,118 ▲ 128 そ         の       他         1,600                       1,453 ▲ 146
そ        の       他          371           406     34 固     定       負   債          711                            630          ▲ 80
                                                       負   債       合   計         3,018                       2,776 ▲ 241
固    定       資   産         1,603         1,696    92
有形固定資産                      868           964     95 純         資       産         3,728                       4,007              279
無形固定資産                      198           188    ▲9 株      主       資   本         3,170                       3,320              149
投 資 そ の他 資産                 536           542         6 累 積 包 括 利 益              ▲ 45                         ▲ 25                 20
                                                       非支配株主持分                    603                            713            110
資    産       合   計         6,746         6,784    38 負 債 ・ 純 資 産 合 計             6,746                       6,784                 38




11                                                                                     Copyright © 2019 IPS, Inc. All Rights Reserved.
2 2020年3月期第1四半期 Topics




12                   Copyright © 2019 IPS, Inc. All Rights Reserved.
Topics1 ミンダナオ島開拓

                   当社及びInfiniVAN,Inc.は、2019年7月23日に
                   カガヤンデオーロ市内、同24日にダバオ市内で、
                   CATV事業者向けに、ミンダナオ島内回線敷設の
                   説明会及びダバオーグアム回線提供に関する
                   説明会を実施いたしました。

                   各社との協議の結果、左の地図の赤色の部分を
                   本年中に敷設し、開通した部分から随時使用を開始
                   することで合意いたしました。

                   敷設工事に参加する事業者は12社、今回の説明会を
                   通じて、ダバオーグアム間の国際回線を、新規で
                   注文いただいた事業者は、15社となりました。




                    上 赤色の部分が新設部分


                    左7月23日にカガヤンデオーロ市内で開催
                    した説明会の様子

                    右7月24日にダバオ市で開催した説明会の
                    様子



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Topics2 ネグロス島開拓

                  当社及びInfiniVAN,Inc.は、2019年8月8日に
                  ビサヤ地域のパナイ島イロイロ市・ネグロス島
                  バコロド市で、CATV事業者向けに国際通信回線
                  の提供について、説明会を実施いたしました。

                  今回ネグロス島で2社、大手通信事業者の既存設備を
                  利用した国際通信回線の提供で合意いたしました。

                  他事業者の設備がない部分については、
                  InfiniVAN,Inc.が敷設してサービス提供するものとし、
                  2つの島を合わせて約1,200㎞の回線を敷設することが
                  必要と見積もっております。

                  そのうちネグロス島につきましては、需要が大きいため、
                  海岸にそって、早急に500㎞の回線を敷設することを
                  計画しております。




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Topics3 5Gの周波数割当

                   2019年6月
                   InfiniVAN,Inc.は、国家通信委員会より、
                   24GHz帯の周波数の割当を受けております。

                   2019年7月
                   InfiniVAN,Inc.は、マニラ首都圏地域ケソン市
                   にあるアラネタコロシアムで、5Gの実証実験
                   を行うことにつき、アラネタコーポレーション
                   と合意しております。

                   現在実証実験の内容などを検討しております。




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 Topics4 MRT3号線への回線敷設

                  2019年6月
                  InfiniVAN,Inc.は、MRT DEVELOPMENT
                  CORPORATION との間で、マニラ首都圏地域の主要都市
                  を結ぶMRT3号線の設備上に、以下の設備を設置すること
                  を内容とする賃貸借契約を締結いたしました。

                  1)光ファイバーを最大8通信事業者分収容できるマイクロ
                  ダクトを、鉄道設備内に設置

                  2)各駅・駅間に5Gを含めたマイクロセル(省力型携帯電
                  話基地局)を設置


                  MRT3号線・LRT2号線に加えて、敷設中の幹線道路・PNRを
                  加えると、マニラ首都圏地域にある商業地域を8の字で結ぶ
                  ことが可能になります。
                  回線の物理的な断線が生じても、少なくとも2経路をバック
                  アップルートで取ることができ、マカティ以外の地域でも
                  安定したサービス提供が可能となります。




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 Topics5 SLAC第3院の開設について
     2019年7月

     Shinagawa Lasik & Aesthetics Corporationは、マニラ首都圏地域
     のTaguig市にある商業地域Bonifacio Global Cityに、プレミアムな
     医療サービスを求めるお客様に特化した、近視矯正クリニックを提供
     する新たなクリニックを開設いたします。

     こちらは、2019年10月ソフトオープン、2020年1月に本格営業を
     行う計画でございます。




5,000


4,000


3,000


2,000


1,000
                               上)Makatiにある第1院
     0                         左)近視矯正手術(Lasik)の年間施術件数
                               右 ) 第 3 院 を 開 設 す る 予 定 の 、 Bonifacio
                               Global Cityにあるビル




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 Topics6 フィリピン事業所視察
     2019年7月

     株主及び機関投資家等約200名の方が、当社のフィリ
     ピン事業の視察をされました。

     当社事業所及び回線敷設工事の現場を視察いただき、
     事業戦略説明会と外部スピーカーによる講演に参加
     いただきました。

     フィリピンの市場環境と当社事業を理解いただくため、
     今後も定期的に実施することを計画しております。

                                 事業戦略説明会




     Makati市内の回線敷設工事現場           会場となったペニンシュラ・マニラ

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     会社概要

     会社名      株式会社アイ・ピー・エス
     (英文社名)   IPS, Inc.

     設 立      1991年10月

     本社所在地    〒104-0045 東京都中央区築地4-1-1 東劇ビル8階

     事業内容     海外通信事業:フィリピンのCATV事業者等に国際通信回線を提供


              フィリピン国内通信事業:フィリピン国内での法人向けISPの提供


              国内通信事業:日本国内での通信サービスの提供


              在留フィリピン人関連事業:日本国内での在留外国人向け求人サービスの提供など


              医療・美容事業:フィリピンでの医療・美容サービスの提供

     グループ企業   連結子会社
               KEYSQUARE INC.
               Shinagawa Lasik & Aesthetics Center Corporation
               InfiniVAN, Inc.

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     免責事項

       本書には、当社に関連する見通し、将来に関する計画、経営目標などが記載されて
        います。これらの将来の見通しに関する記述は、将来の事象や動向に関する現時点
        での仮定に基づくものであり、当該仮定が必ずしも正確であるという保証はありま
        せん。様々な要因により実際の業績が本書の記載と著しく異なる可能性があります。
       別段の記載がない限り、本書に記載されている財務データは日本において一般に認
        められている会計原則に従って表示されています。
       当社は、将来の事象などの発生にかかわらず、既に行っております今後の見通しに
        関する発表等につき、開示規則により求められる場合を除き、必ずしも修正すると
        は限りません。
       当社以外の会社に関する情報は、一般に公知の情報に依拠しています。




                                          《IRに関するお問い合わせ先》
                                           株式会社 アイ・ピー・エス
                                    〒104-0045 東京都中央区築地4-1-1
                                                   東劇ビル8階
                               TEL: 03-3549-7719       FAX: 03-3545-7331


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