4390 ips 2021-11-18 11:00:00
2022年3月期第2四半期 決算説明会資料 [pdf]
2022年3⽉期第2四半期
決算説明会資料
2021年11⽉18⽇
株式会社アイ・ピー・エス
証券コード 4390
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企業理念
企業理念
私たちは、いまだ誰も突破できていない障壁のある⽣活に密着した分野で、誰よりも先んじて
事業機会を創造し、事業を展開し、産業構造を変え、あるべき社会を実現してまいります。
当社グループでは、フィリピンにおいて、最先端の通信技術を活⽤した
通信サービスを提供することにより、フィリピン経済の発展に貢献するため、
積極的な投資を⾏い、事業の拡⼤を図っております。
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⽬次
1 Executive Summary
2 2022年3⽉期第2四半期 決算概況
3 各事業の⽅向性と進捗
(1) フィリピン通信事業
(海外通信事業+フィリピン国内
通信事業)
(2) 国内通信事業
(3) 医療・美容事業
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1.Executive Summary
2022年3⽉期第2四半期 決算概要
売上⾼︓4,076百万円 営業利益︓828百万円 営業利益率︓20.3%
(前年同期⽐20.9%増) (前年同期⽐32.7%増)
2022年3⽉期第2四半期の事業推移
1.海外通信事業は、C2C回線の提供拡⼤により増収。
2.フィリピン国内通信事業は、法⼈向けインターネット接続サービスが横ばいに推移するものの、C2C
回線の提供により、増収・増益。
3.国内通信事業は、コールセンター向けトータルソリューションが拡⼤し、在宅勤務などの増加により
通信トラフィックが引き続き増加したことにより、増収・増益。
4.医療・美容事業は、前期はコロナウイルス感染症の影響を受けたが、今期はコロナウイルス感染症対策
を徹底し、安全な運営を⾏うことによりレーシックが増加し、⼤幅な増収・増益。
ビジネス
1.フィリピン国内通信網の拡充を図るため、フィリピン国内海底ケーブル敷設に関する海洋調査の実施。
2.フィリピンでの無線ブロードバンドサービス提供に向けた事業活動を推進。
3.フィリピンの通信トラフィックの増加に対応した事業展開を推進。
4.コロナウイルス感染症に対応した運営の確⽴を図り、医療・美容事業などで成果。
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2 2022年3⽉期第2四半期 決算概要
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決算ハイライト
【2022年3⽉期第2四半期 連結実績】
(単位︓百万円)
第2四半期 第2四半期累計
2021年3⽉期 2022年3⽉期 前年同期⽐ 2021年3⽉期 2022年3⽉期 前年同期⽐
% %
売上⾼ 1,559 2,115 556 35.7% 3,373 4,076 703 20.9%
営業利益 299 458 158 53.1% 624 828 204 32.7%
経常利益 283 439 155 54.6% 570 820 250 43.9%
親会社株主に帰属
198 300 101 50.8% 392 518 125 32.1%
する当期純利益
売 上 ⾼︓各セグメントにおいて売上⾼が前年同期を上回り、前年同期⽐20.9%の増加。
営業利益︓国内通信事業及び医療・美容事業などが増益になったことにより、前年同期⽐32.7%の増加。
経常利益及び親会社株主に帰属する当期(四半期)純利益︓営業利益の増加に伴い、それぞれ、前年同期⽐
43.9%、32.1%増加。
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事業セグメント別経営成績
(単位︓百万円)
2021年3⽉期 2022年3⽉期
前年同期⽐
2Q累計 2Q累計 %
売上⾼ 755 950 195 25.8%
海 外 通 信 事 業
営業利益 265 183 ▲ 82 ▲30.9%
フ ィ リ ピ ン 国 内 売上⾼ 480 562 82 17.2%
通 信 事 業 営業利益 77 131 54 69.9%
売上⾼ 1,878 2,024 145 7.8%
国 内 通 信 事 業
営業利益 287 365 77 27.0%
売上⾼ 213 522 308 144.0%
医 療 ・ 美 容 事 業
営業利益 23 156 132 574.2%
売上⾼ 44 16 ▲ 28 ▲62.9%
そ の 他
営業利益 ▲ 29 ▲7 21 ▲74.1%
売上⾼ 3,373 4,076 703 20.9%
合 計
営業利益 624 828 204 32.7%
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営業利益増減(前年同期⽐)
フィリピン国内通信事業、国内通信事業及び医療・美容事業が増益に寄与
2021/3 フィリピン国内 2022/3
海外通信事業 国内通信事業 医療・美容事業 その他
2Q累計 通信事業 2Q累計
900 ▲82 +77 +132 +21
+54
800
700
600
500
828
400
308 325
300
624
200
100
0
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海外通信事業
売上⾼(百万円) 通信事業者として、さらなる事業拡⼤を図る
ため、 C2C回線の提供を推進。
4,259
4,050
1.C2C回線の提供の拡⼤
国際通信回線において、フィリピンで第3番⽬
のキャリアとして、CATV事業者を中⼼に積極
的に提供を拡⼤。
950
755
2.キャリアズキャリア案件の提供
昨年も提供した規模の⼤きな通信事業者向けの
2Q累計 通期 2Q累計 通期計画 キャリア(キャリズキャリア)案件の提供が
2021年3月期 2022年3月期 第4四半期に提供予定。
営業利益(百万円) 今後の海外通信事業は、CATV事業者などへ
1201 1250 のC2C回線などの国際通信回線の積み上げ型
の売上に、昨年第3四半期計上案件の5年に
わたる売上計上や毎年急増しているフィリピ
ンの通信トラフィックに応じて追加される
キャリアズキャリア案件の売上が計上される
265
183 ⾒込。
2Q累計 通期 2Q累計 通期計画
2021年3月期 2022年3月期
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フィリピン国内通信事業
売上⾼(百万円)
1.コロナウイルス感染症蔓延の影響を受け、
1,300 法⼈向けインターネット接続サービスの
新規獲得の伸びが鈍化。
837
マカティ市での法⼈向けインターネット接続
562
480 サービスの積極的な営業活動を⾏うも、
引き続き在宅勤務が続くことから、営業活動
に⼤きな影響を受けている。
2Q累計 通期 2Q累計 通期計画 2.フィリピン国内通信網の整備
2021年3月期 2022年3月期
(1)フィリピン国内海底ケーブル敷設のための
営業利益(百万円) 海洋調査の実施
350
(2)ミンダナオ島、パナイ島などの地⽅の光
ファイバー網の敷設の推進
251
3.5Gサービスの提供の推進
131
77
InfiniVAN社とWeLink社との提携
2Q累計 通期 2Q累計 通期計画
2021年3月期 2022年3月期
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国内通信事業
売上⾼(百万円)
4,650
コールセンターシステム、格安通話サービス
を組み合わせたコールセンター向けトータル
3,718
ソリューションが好調。
1,878 2,024 コールセンターシステムAmeyoJのライセンス料
の伸⻑や、AmeyoJと格安通話サービスである秒
課⾦サービスを合わせたコールセンター向けトー
タルソリューションの売上が拡⼤。
2Q累計 通期 2Q累計 通期計画
2021年3月期 2022年3月期 コロナウイルス感染症の影響による引き続き
在宅勤務やWeb会議等により、通信トフィッ
営業利益(百万円) ク需要が増加。
600
410
市場環境の変化に応じたサ―ビスの提供によ
365
り、新規顧客開拓を進めることで事業拡⼤を
287
図る。
2Q累計 通期 2Q累計 通期計画
2021年3月期 2022年3月期
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医療・美容事業
売上⾼(百万円)
コロナウイルス感染症対策を徹底し、安全な
1,050 運営を⾏うことにより、Bonifacio Global
Cityに昨年開設した第3院を中⼼にレーシッ
623
ク施術が増加。
522
昨年はロックダウンの際には、3院とも⼀時休
213 業したものの、マニラ⾸都圏がロックダウンと
なった場合でも、ソーシャルディスタンスを
考慮し、安全な運営を⾏うことができるように
2Q累計 通期 2Q累計 通期計画 なった。
2021年3月期 2022年3月期
営業利益(百万円)
今後は、⽇本の画像診断を使った予防医
療としての⼈間ドックセンターの開設を
200 検討中。
156
129
23
2Q累計 通期 2Q累計 通期計画
2021年3月期 2022年3月期
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その他(旧 在留フィリピン⼈関連事業)
売上⾼(百万円)
昨年までの報告セグメントである「在留フィ
リピン⼈関連事業」は、主⼒事業である⼈材
77
関連事業(⼈材紹介業・⼈材派遣業)を2021
50
年1⽉1⽇付で、事業譲渡したことから、重
44
要性が低下したため、報告セグメントから除
外しております。
16
在留フィリピン⼈に送⾦の斡旋などを⾏っておりま
2Q累計 通期 2Q累計 通期計画
す。
2021年3月期 2022年3月期
営業利益(百万円)
0
▲7
▲ 29
▲ 73
2Q累計 通期 2Q累計 通期計画
2021年3月期 2022年3月期
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連結貸借対照表(サマリー)
(単位︓百万円)
資産の部 負債・純資産の部
2021年3⽉期末 2022年3⽉期2Q末 増減 2021年3⽉期末 2022年3⽉期2Q末 増減
流 動 資 産 7,665 8,152 486 流 動 負 債 3,361 3,878 516
現 ⾦ 及 び 預 ⾦ 3,625 3,234 ▲ 391 買 掛 ⾦ 701 522 ▲ 179
売 掛 ⾦ 1,091 1,332 241 借 ⼊ ⾦ 518 573 55
リース投資資産 2,327 2,737 409 そ の 他 2,141 2,782 641
そ の 他 620 847 226 固 定 負 債 1,645 1,722 77
⻑ 期 借 ⼊ ⾦ 1,431 1,486 54
そ の 他 214 236 22
固 定 資 産 4,096 4,951 855 負 債 合 計 5,007 5,601 593
有 形 固 定 資 産 2,510 3,318 808 純 資 産 6,754 7,503 748
無 形 固 定 資 産 829 931 102 株 主 資 本 5,332 5,739 406
投資その他資産 755 701 ▲ 54 累 積 包 括 利 益 ▲ 26 139 166
新 株 予 約 権 210 207 ▲3
⾮⽀配株主持分 1,238 1,417 178
資 産 合 計 11,762 13,104 1,341 負債・純資産合計 11,762 13,104 1,341
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2022年3⽉期 通期業績予想
(単位︓百万円)
2021年3⽉期 2022年3⽉期
通期実績 通期予想 前年⽐(%) 第2四半期実績 達成率(%)
売上⾼ 9,515 11,100 16.7% 4,076 36.7%
営業利益 1,921 2,400 24.9% 828 34.5%
経常利益 2,187 2,400 9.7% 820 34.2%
親会社株主に帰属する
1,487 1,650 11.0% 518 31.4%
当期純利益
今期の海外通信事業においては、C2C回線提供の積み上げに加え、昨年第3四半期計上案件の5年にわたる売
上計上や第4四半期にキャリアズキャリア案件の売上が計上されます。
また、事業の進捗状況に差異はあるものの、概ね計画通りの進捗のため、通期業績予想は変更しておりません。
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2022年3⽉期 セグメント別通期業績予想
(単位︓百万円)
2022年3⽉期
セグメント 2021年3⽉期実績
通期予算 2Q累計実績 達成率
売上⾼ 9,515 11,100 4,076 36.7%
海外通信事業 4,259 4,050 950 23.5%
フィリピン国内通信事業 837 1,300 562 43.3%
国内通信事業 3,718 4,650 2,024 43.5%
医療・美容事業 623 1,050 522 49.7%
その他 77 50 16 33.2%
営業利益 1,921 2,400 828 34.5%
海外通信事業 1,201 1,250 183 14.7%
フィリピン国内通信事業 251 350 131 37.5%
国内通信事業 410 600 365 60.9%
医療・美容事業 129 200 156 78.1%
その他 ▲73 0 ▲7 -
営業利益率 20.2% 21.6% 20.3% -
海外通信事業 28.2% 30.9% 19.3% ー
フィリピン国内通信事業 30.1% 26.9% 23.3% ー
国内通信事業 11.0% 12.9% 18.0% ー
医療・美容事業 20.8% 19.0% 29.9% ー
その他 ▲95.1% 0.0% ▲45.9% ー
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3 各事業の⽅向性と進捗
(1)フィリピン通信事業
(2)国内通信事業(⽇本)
(3)医療・美容事業
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当社の事業内容
各事業の⽅向性について、海外通信事業とフィリピン国内通信事業は関連性が
⾼いため、まとめてフィリピン通信事業として説明いたします。
フィリピン国内外 ⽇本
海外通信事業 フィリピン国内通信事業 医療・美容事業 国内通信事業
2012年 2015年 2010年 1998年 ※2012年法⼈向けに転換
• ケーブルテレビ事業者向けに、 • 当社⼦会社のInfiniVAN社による、 • マ ニ ラ 商 業 地 域 で 、 近 視 矯 正 • コールセンター向けサービス
⾹港等への国際通信回線を提供 マニラ商業地での法⼈向けイン (レーシック)、美容外科の院 • MVNO事業者その他通信事業者
ターネット接続サービス (クリニック)を運営 向け通話サービス
• フィリピン国内の通信回線の敷
2020年 設や取得、提供
2020年
• C2C国際海底ケーブルの⼀部を
• 新たに、ボニファシオ・グロー
取得し、新たに通信事業者へも
バル・シティに、レーシックに
回線提供を開始
特化した第3院を開院
(1)フィリピン通信事業 (3)医療・美容事業 (2)国内通信事業
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(1)フィリピン通信事業
①取引先セグメント別、 次の構想「フィリピン通信の開国」
成⻑のロードマップ 国際海底ケーブルを建設
⇒OTTやフィリピン外の⼤⼿通信事業者と協業し、国内の
コンテンツデリバリネットワーク(CDN)などを提供
⼤型パートナーシップを積み重ね、
フィリピン通信の発展へ媒介役と
なりながら、様々なビジネスの
展開・拡⼤を⽬指す 2022年以降
国内海底ケーブルを建設
⇒中堅通信事業者や地域CATV向けに提供
2020年~
国際通信回線(C2C等)のIRU取得
⇒通信事業者向けに提供
(キャリアズキャリア取引)
個⼈向けインターネット接続
法⼈向けインターネット接続
CATV向け国際回線
取引先の拡⼤+容量増⼤や次世代サービス提供を⽀えて関係を深化
Y1 ※グラフはイメージ図
※将来の記載については、実施を約束するものではありません
(現在)
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(1)フィリピン通信事業
②フィリピン国内海底ケーブル建設(海洋調査が進捗。)
海洋調査の進捗はほぼ計画通り。
敷設完成は2022年末を⽬指す。
フィリピン国内での海底ケーブルについて
当社⼦会社のInfiniVAN, Inc.は、フィリピン国内の通信事業者2
社と共同で国内の海底ケーブルシステムの建設を計画し、海洋調
査を実施中です。新型コロナウイルス感染症の影響を受けている
ものの、ほぼ計画通りの進捗状況で、2022年末の敷設完成を⽬指
し、協議中です。
この敷設により、ルソン島からビサヤ諸島、ミンダナオ島を結ぶ
フィリピン国内を貫通するバックボーン回線を所有することがで
きます。また、このバックボーン回線と、別途構築しているミン
ダナオ島やパナイ島の回線などを繋ぐことにより、当社グループ
の提供サービスのフィリピン国内での⼈⼝カバー率は 96%に達
する⾒込みです。
このバックボーン回線の敷設により、これまでC2C回線の提供が
難しかった地⽅のCATV事業者や通信事業者にもサービスの提供
できることになることから、さらなる事業拡⼤を図ることが可能
になります。
使⽤中の海洋調査船
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(1)フィリピン通信事業
③5Gアクセスサービス(WeLinkと業務提携。実証実験へ。)
ミリ波を⽤いた5Gアクセスサービスの提供実績と技術⼒を持つWeLinkと、提携。
フィリピンでの、本格的な速度・品質でのサービス実現を⽬指し、実証実験を急ぐ。
[実証実験や商⽤サービスでの構想]
上り下り共に500mbpsや700mbpsなど、
⾼解像度の動画の同時視聴も可能なインターネット速度を視野
︓WeLinkでは商⽤提供の実績有
InfiniVANが敷設済の光ファイバー網を活⽤し、アンテナを設置
︓マニラ⾸都圏内の鉄道沿いの駅の端や、駅間数百メートル毎 など
⼤容量・⾼速インターネットサービスを求める個⼈や法⼈に提供
︓オルティガスセンターや、近郊住宅地で実施
今も速度や品質で劣るサービス以外に選択肢がない、⼯業団地の
企業に提供
︓適切な間隔でアンテナを設置し、メッシュネットワークを構成
遮蔽物には、適切なネットワーク構成で対応
︓ガラス、コンクリート、⽊などに対策
⾬には、WeLinkの独⾃アルゴリズムで対応
先⾏して割当て済の周波数帯の活⽤なども並⾏して検討
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(1)フィリピン通信事業
④国内CDNの構築(NTCが陸揚局建設などを許可。OTTとの協業へ。)
フィリピンの国家通信委員会(NTC)が、InfiniVANによる、⻑く寡占状態だった
陸揚局などの建設・管理・保守への参⼊を、許可。
OTT等との協業や、⼤容量・⾼速通信に適した通信インフラ(CDN)の整備や投資
を進める。
[フィリピンの、5Gサービスに適した通信インフラのイメージ] InfiniVANが陸揚局を、建設・所有する。
OTTの国際海底ケーブルを、収容する。
国際海底ケーブル、InfiniVANの国内中継回線、OTTのコン
テンツサーバーが、接続される。
他の事業者が中⽴的に接続できるIXやPoPを、設置する。
他の地域にもコンテンツサーバー、IX、PoPを、設置する。
⼤容量コンテンツを効率的に扱う、通信インフラ網へ。
・⾼度な5Gサービスの実⽤化
・当社グループの他社との差別化
・フィリピンの国や地域の、SDGsや経済発展に寄与
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(2)国内通信事業(⽇本)
コールセンター事業者向けソリューション(⾼評価が持続。)
エンドユーザーの⾏動が多様化。クラウド・AIなど技術の進歩により、コールセ
ンター事業者の、ユーザーと接触しそれを管理するシステムは、複雑化が進⾏。
当社のオールインワンの通信インフラを提供する⼒を磨き、他社との差別化を強化。
⽇本の国内通信事業では、コールセンター事業者
など向けの、⾃動架電や顧客管理を統合するシス
テム(AmeyoJ)と、格安通話料⾦サービス(秒
課⾦フリーダイヤルサービス)をパッケージした、
トータルソリューションが引き続き好調に推移し
ております。
AmeyoJは、他社のシステムと連携するAPIを圧倒的に多く持ち、早期導⼊が可能。
このAmeyoJに、秒単位で課⾦するフリーダイヤルサービスを組み合わせ、営業とエンジニアが⼀体と
なって最適なプランをコンサルティング提案することにより、新規顧客の開拓を拡⼤してまいります。
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(3)医療・美容事業
医療インフラ運営(レーシックが回復。⼈間ドックセンター開設を検討。)
経済発展がもたらす⼒強い需要により、コロナ禍の中だが、レーシック施術数が過去
最⾼ペースで推移。
フィリピンの成⻑に必要な次の医療インフラとして、⼈間ドックセンターの検討を進
める。
フィリピンでの新型コロナウィルス感染症の影響が続き、⼀時ロックダウンなどの外出制限が強化されるな
ど厳しい環境下におけるオペレーションを確⽴し、顧客やスタッフの安全を第⼀にした運営を徹底すること
により、昨年ボニファシオグローバルシティ(BGC)に開院した眼科専⽤の第3院を中⼼にレーシック施術
が回復しております。
今後の拡⼤に向け、⽇本の画像診断を使った予防医療としての⼈間ドックセンターの開設を検討中。
エントランス 受付 待合室
※写真はすべてBGC院
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会社概要
会社名 株式会社アイ・ピー・エス
(英⽂社名) IPS, Inc.
設 ⽴ 1991年10⽉
本社所在地 〒104-0045 東京都中央区築地4-1-1 東劇ビル8階
事業内容 海外通信事業︓フィリピンのCATV事業者等に国際通信回線を提供
フィリピン国内通信事業︓フィリピン国内での法⼈向けISPの提供
国内通信事業︓⽇本国内での通信サービスの提供
医療・美容事業︓フィリピンでの医療・美容サービスの提供
グループ企業 連結⼦会社
KEYSQUARE INC.
Shinagawa Lasik & Aesthetics Center Corporation
InfiniVAN, Inc.
ISMO Pte. Ltd.
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免責事項
本書には、当社に関連する⾒通し、将来に関する計画、経営⽬標などが記載されて
います。これらの将来の⾒通しに関する記述は、将来の事象や動向に関する現時点
での仮定に基づくものであり、当該仮定が必ずしも正確であるという保証はありま
せん。様々な要因により実際の業績が本書の記載と著しく異なる可能性があります。
別段の記載がない限り、本書に記載されている財務データは⽇本において⼀般に認
められている会計原則に従って表⽰されています。
当社は、将来の事象などの発⽣にかかわらず、既に⾏っております今後の⾒通しに
関する発表等につき、開⽰規則により求められる場合を除き、必ずしも修正すると
は限りません。
当社以外の会社に関する情報は、⼀般に公知の情報に依拠しています。
《IRに関するお問い合わせ先》
株式会社 アイ・ピー・エス
〒104-0045 東京都中央区築地4-1-1
東劇ビル8階
TEL: 03-3549-7719 FAX: 03-3545-7331
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