4390 ips 2021-11-12 15:30:00
2022年3月期第2四半期 決算説明補足資料 [pdf]
2022年3⽉期第2四半期
決算説明補⾜資料
2021年11⽉18⽇
株式会社アイ・ピー・エス
証券コード 4390
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企業理念
企業理念
私たちは、いまだ誰も突破できていない障壁のある⽣活に密着した分野で、誰よりも先んじて
事業機会を創造し、事業を展開し、産業構造を変え、あるべき社会を実現してまいります。
当社グループでは、フィリピンにおいて、最先端の通信技術を活⽤した
通信サービスを提供することにより、フィリピン経済の発展に貢献するため、
積極的な投資を⾏い、事業の拡⼤を図っております。
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Executive Summary
四半期決算概要
売上⾼︓4,076百万円 営業利益︓828百万円
事業状況
⾃社C2C回線などの提供の拡⼤し、海外通信事業が増収に、
国内通信事業も好調に推移し、医療・美容事業においても
レーシック施術が回復し、増収・増益。
今期業績予想
売上⾼︓11,100百万円 営業利益︓2,400百万円
※変更なし
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1 2022年3⽉期第2四半期 決算概要
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決算ハイライト
【2022年3⽉期第2四半期 連結実績】
(単位︓百万円)
第2四半期 第2四半期累計
2021年3⽉期 2022年3⽉期 前年同期⽐ 2021年3⽉期 2022年3⽉期 前年同期⽐
% %
売上⾼ 1,559 2,115 556 35.7% 3,373 4,076 703 20.9%
営業利益 299 458 158 53.1% 624 828 204 32.7%
経常利益 283 439 155 54.6% 570 820 250 43.9%
親会社株主に帰属
198 300 101 50.8% 392 518 125 32.1%
する当期純利益
2022年3⽉期第2四半期連結累計期間 実績分析
売 上 ⾼︓各セグメントにおいて売上⾼が前年同期を上回り、前年同期⽐20.9%の増加。
営業利益︓国内通信事業及び医療・美容事業などが増益になったことにより、前年同期⽐32.7%の増加。
経常利益︓営業利益の増加により、前年同期⽐43.9%の増加。
親会社株主に帰属する当期純利益︓経常利益の増加により、前年同期⽐32.1%の増加。
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セグメント別実績
■海外通信事業
2021/3 2Q累計 2022/3 2Q累計 前年同期⽐ (単位︓百万円)
売 上 ⾼ 755 950 195(+25.8%)
営 業 利 益 265 183 ▲82(▲30.9%)
営 業 利 益 率 35.2% 19.3% -
C2C回線の新規契約案件が順調に積み上ってきており前年同期⽐増収となる。
(ご参考)2022年3⽉期 第1四半期、第2四半期の推移
2022/3 1Q 2022/3 2Q 1Q⽐ (単位︓百万円)
売 上 ⾼ 382 568 186(+48.7%)
営 業 利 益 43 139 95(+217.5%)
営 業 利 益 率 11.5% 24.6% -
2022年3⽉期第2四半期は、第1四半期に⽐べ、C2C回線の提供拡⼤により増収・増益となる。
今後の海外通信事業は、C2C回線提供の積み上げに加え、昨年第3四半期計上案件の5年にわた
る売上計上や毎年急増しているフィリピンの通信トラフィックに応じて追加されるキャリアズ
キャリア案件の売上が計上される⾒込。
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セグメント別実績
■フィリピン国内通信事業
2021/3 2Q累計 2022/3 2Q累計 前年同期⽐ (単位︓百万円)
売 上 ⾼ 480 562 82(+17.2%)
営 業 利 益 77 131 54(+69.9%)
営 業 利 益 率 16.1% 23.3% -
フィリピンにおけるコロナウイルス感染症の蔓延により法⼈向けインターネット接続サービス
の新規契約が低調に推移するものの、C2C回線関係の売上計上などにより、増収・増益となる。
■国内通信事業
2021/3 2Q累計 2022/3 2Q累計 前年同期⽐ (単位︓百万円)
売 上 ⾼ 1,878 2,024 145(+7.8%)
営 業 利 益 287 365 77(+27.0%)
営 業 利 益 率 15.3% 18.0% -
AmeyoJ及び秒課⾦サービスを組み合わせたコールセンターソリューションサービスが
引き続き伸⻑し、採算性も向上し、増収・増益となる。
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セグメント別実績
■医療・美容事業
2021/3 2Q累計 2022/3 2Q累計 前年同期⽐ (単位︓百万円)
売 上 ⾼ 213 522 308(+144.0%)
営 業 利 益 23 156 132(+574.2%)
営 業 利 益 率 10.8% 29.9% -
コロナウイルス感染症対策を強化し、安全な運営を徹底することにより、ボニファシオグロー
バルシティに開設した第3院を中⼼にレーシックの提供が引き続き拡⼤し、⼤幅に増収・増益
となる。
■その他(旧 在留フィリピン⼈関連事業)
(単位︓百万円)
営 業 2021/3 2Q累計 2022/3 2Q累計 前年同期⽐
売 上 ⾼ 44 16 ▲28(▲62.9%)
営 業 利 益 ▲29 ▲7 21(▲74.1%)
利 益 率 - - -
2021年1⽉に、⼈材関連事業から撤退したことにより、規模が縮⼩したことにより第1
四半期より報告セグメントから除外。フィリピンのコールセンターから送⾦斡旋などの勧
誘を実施するも低⽔準となる。
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営業利益増減(前年同期⽐)
フィリピン国内通信事業、国内通信事業及び医療・美容事業が増益に寄与
2021/3 フィリピン国内 2022/3
海外通信事業 国内通信事業 医療・美容事業 その他
2Q 通信事業 2Q
900 ▲82 +77 +132 +21
+54
800
700
600
500
828
400
308 325
300
624
200
100
0
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財務状態
連結貸借対照表(サマリー)
(単位︓百万円)
資産の部 負債・純資産の部
2021年3⽉期末 2022年3⽉期2Q末 増減 2021年3⽉期末 2022年3⽉期2Q末 増減
流 動 資 産 7,665 8,152 486 流 動 負 債 3,361 3,878 516
現 ⾦ 及 び 預 ⾦ 3,625 3,234 ▲ 391 買 掛 ⾦ 701 522 ▲ 179
売 掛 ⾦ 1,091 1,332 241 借 ⼊ ⾦ 518 573 55
リース投資資産 2,327 2,737 409 そ の 他 2,141 2,782 641
そ の 他 620 847 226 固 定 負 債 1,645 1,722 77
⻑ 期 借 ⼊ ⾦ 1,431 1,486 54
そ の 他 214 236 22
固 定 資 産 4,096 4,951 855 負 債 合 計 5,007 5,601 593
有 形 固 定 資 産 2,510 3,318 808 純 資 産 6,754 7,503 748
無 形 固 定 資 産 829 931 102 株 主 資 本 5,332 5,739 406
投資その他資産 755 701 ▲ 54 累 積 包 括 利 益 ▲ 26 139 166
新 株 予 約 権 210 207 ▲3
⾮⽀配株主持分 1,238 1,417 178
資 産 合 計 11,762 13,104 1,341 負債・純資産合計 11,762 13,104 1,341
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2 2022年3⽉期第2四半期 Topics
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Topics1 フィリピン国内海底ケーブル、海洋調査の進捗
フィリピン国内での海底ケーブルについて
当社⼦会社のInfiniVAN, Inc.は、フィリピン国内の通信事業者2
社と共同で国内の海底ケーブルシステムの建設を計画し、海洋調
査を実施中です。新型コロナウイルス感染症の影響を受けている
ものの、ほぼ計画通りの進捗状況で、2022年末の敷設完成を⽬指
し、協議中です。
この敷設により、ルソン島からビサヤ諸島、ミンダナオ島を結ぶ
フィリピン国内を貫通するバックボーン回線を所有することがで
きます。また、このバックボーン回線と、別途構築しているミン
ダナオ島やパナイ島の回線などを繋ぐことにより、当社グループ
の提供サービスのフィリピン国内での⼈⼝カバー率は 96%に達
する⾒込みです。
このバックボーン回線の敷設により、これまでC2C回線の提供が
難しかった地⽅のCATV事業者や通信事業者にもサービスの提供
できることになることから、さらなる事業拡⼤を図ることが可能
になります。
使⽤中の海洋調査船
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Topics2 WeLinkとの次世代5Gアクセスサービス共同開発に合意
2021年10⽉、当社フィリピン⼦会社のInfiniVANが、⽶国で
5G mmWave ( ミ リ 波 ) 技 術 に よ る イ ン タ ー ネ ッ ト ア ク セ ス
サ ー ビ ス を 提 供 す る WeLink Communications, Inc
(WeLink)と、フィリピンにおける次世代無線テクノロジー展
開のための共同開発(業務提携)に合意しました。
法⼈ならびに個⼈向けの、有線と無線、5Gと4Gの併⽤を視野に
いれた、快適な通信サービスの提供を構想しております。
InfiniVANは、2017年の事業開始以降、マニラ⾸都圏の特に経済
集積地での光ファイバー網の敷設を実施しております。
2019年6⽉、続いて2020年1⽉に、5G専⽤の周波数帯の割り当
てを受け、2021年2⽉には、5Gサービスの提供のために必要不
可⽋な4Gの周波数帯の割当を新たに受けております。
現在、マニラ⾸都圏の商業地域などにおいて、WeLinkの技術も盛
り込んだ実証実験を開始したく、許可の取得や機器の輸⼊などの
準備を急いでおります。
イメージ図
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Topics3 国内通信事業のトータルソリューションが好調
⽇本の国内通信事業では、コールセンター事業者
など向けの、⾃動架電や顧客管理を統合するシス
テム(AmeyoJ)と、格安通話料⾦サービス(秒
課⾦フリーダイヤルサービス)をパッケージした、
トータルソリューションが引き続き好調に推移し
ております。
AmeyoJは、他社のシステムと連携するAPIを圧倒的に多く持ち、早期導⼊が可能。
このAmeyoJに、秒単位で課⾦するフリーダイヤルサービスを組み合わせ、営業とエンジニアが⼀体と
なって最適なプランをコンサルティング提案することにより、新規顧客の開拓を拡⼤してまいります。
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Topics4 コロナ禍における医療・美容事業の業績回復
フィリピンでの新型コロナウィルス感染症の影響が続き、⼀時ロックダウンなどの外出制限が強化されるな
ど厳しい環境下におけるオペレーションを確⽴し、顧客やスタッフの安全を第⼀にした運営を徹底すること
により、昨年ボニファシオグローバルシティ(BGC)に開院した眼科専⽤の第3院を中⼼にレーシック施術
が回復しております。
今後の拡⼤に向け、⽇本の画像診断を使った予防医療としての⼈間ドックセンターの開設を検討中。
エントランス 受付 待合室
※写真はすべてBGC院
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会社概要
会社名 株式会社アイ・ピー・エス
(英⽂社名) IPS, Inc.
設 ⽴ 1991年10⽉
本社所在地 〒104-0045 東京都中央区築地4-1-1 東劇ビル8階
事業内容 海外通信事業︓フィリピンのCATV事業者等に国際通信回線を提供
フィリピン国内通信事業︓フィリピン国内での法⼈向けISPの提供
国内通信事業︓⽇本国内での通信サービスの提供
医療・美容事業︓フィリピンでの医療・美容サービスの提供
グループ企業 連結⼦会社
KEYSQUARE INC.
Shinagawa Lasik & Aesthetics Center Corporation
InfiniVAN, Inc.
ISMO Pte. Ltd.
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免責事項
本書には、当社に関連する⾒通し、将来に関する計画、経営⽬標などが記載されて
います。これらの将来の⾒通しに関する記述は、将来の事象や動向に関する現時点
での仮定に基づくものであり、当該仮定が必ずしも正確であるという保証はありま
せん。様々な要因により実際の業績が本書の記載と著しく異なる可能性があります。
別段の記載がない限り、本書に記載されている財務データは⽇本において⼀般に認
められている会計原則に従って表⽰されています。
当社は、将来の事象などの発⽣にかかわらず、既に⾏っております今後の⾒通しに
関する発表等につき、開⽰規則により求められる場合を除き、必ずしも修正すると
は限りません。
当社以外の会社に関する情報は、⼀般に公知の情報に依拠しています。
《IRに関するお問い合わせ先》
株式会社 アイ・ピー・エス
〒104-0045 東京都中央区築地4-1-1
東劇ビル8階
TEL: 03-3549-7719 FAX: 03-3545-7331
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