4390 ips 2021-08-13 15:00:00
2022年3月期第1四半期決算説明補足資料 [pdf]

2022年3月期第1四半期

決算説明補足資料
2021年8月13日
株式会社アイ・ピー・エス
証券コード 4390




                Copyright © 2021 IPS, Inc. All Rights Reserved.
    企業理念


                        企業理念




      私たちは、いまだ誰も突破できていない障壁のある生活に密着した分野で、誰よりも先んじて
       事業機会を創造し、事業を展開し、産業構造を変え、あるべき社会を実現してまいります。


            当社グループでは、フィリピンにおいて、最先端の通信技術を活用した
           通信サービスを提供することにより、フィリピン経済の発展に貢献するため、
                積極的な投資を行い、事業の拡大を図っております。




2                                          Copyright © 2021 IPS, Inc. All Rights Reserved.
    Executive   Summary

          四半期決算概要
          売上高:1,961百万円    営業利益:370百万円


           事業状況

           C2C回線など自社長期管理・保有回線の投資と販売を順調に
           進め、レーシック施術の増加により医療・美容事業が回復し
           増収・増益。


          今期業績予想
          売上高:11,100百万円   営業利益:2,400百万円
           ※変更なし


3                                       Copyright © 2021 IPS, Inc. All Rights Reserved.
    1 2022年3月期第1四半期 決算概要




4                     Copyright © 2021 IPS, Inc. All Rights Reserved.
    決算ハイライト

                          【2022年3月期第1四半期 連結実績】
                                                                                                    (単位:百万円)

                             2021年3月期                           2022年3月期

                  1Q       2Q      3Q      4Q      1Q       前年同期比                 通期予想
                                                                                                      進捗率

      売上高        1,813    1,559   3,935   2,207   1,961   147      8.1%          11,100               17.7%


      営業利益       325      299     1,100   195     370     45       13.9%          2,400               15.4%


      経常利益       286      283     1,001   616     381     95       33.2%          2,400               15.9%


    親会社株主に帰属
                 193      198      713    381     218     24       12.8%          1,650               13.2%
    する当期純利益



    2022年3月期第1四半期 実績分析
     売 上 高:フィリピン国内通信事業及び医療・美容事業が増加したことにより、前年同期比8.1%増加。
     営業利益:フィリピン国内通信事業及び医療・美容事業が増益になったことにより、前年同期比13.9%増加。
     経常利益:為替差益を11百万円計上(前年同期は31百万円為替差損を計上)したことにより、前年同期比
               33.2%増加。
     親会社株主に帰属する当期純利益:経常利益の増加により前年同期比12.8%増加。



5                                                                     Copyright © 2021 IPS, Inc. All Rights Reserved.
    セグメント別実績
■海外通信事業
                              2021/3 1Q      2022/3 1Q        前年同期比           (単位:百万円)


         売        上       高      422            382          ▲39(▲9.4%)


         営    業       利   益      146            43          ▲102(▲70.0%)


         利        益       率     34.8%          11.5%             -

         C2C回線の新規契約案件は計画通り積み上がってきておりますが、当第1四半期には大口
         顧客向けのリース案件がC2C回線への切替により売上計上が年1回下期になったことなど
         により、減収、減益となる。

    (ご参考)C2C回線の積み上げ状況            ※単位:月平均増加率(CMGR)
                               2021年1月~3月の     2021年1月~6月の       2021年1年間での
              対象
                                  CMGR実績         CMGR見通し           CMGR計画

             契約社数                  26.5%              22%                 27%

             提供中帯域                 3.6%               23%                 24%

         C2C回線の契約社数、提供中帯域の増加率は、1月~6月迄を見ると、1年間での計画に近い
         ペースで推移。
                                 ※当社と海外子会社で決算月が異なる為、4月~6月の分は見通しとしています。




6                                                                Copyright © 2021 IPS, Inc. All Rights Reserved.
    セグメント別実績
■フィリピン国内通信事業
                              2021/3 1Q   2022/3 1Q   前年同期比
                                                                      (単位:百万円)

        売         上       高      211         301      89(42.4%)


        営     業       利   益      10          87       76(703.6%)


        利         益       率     5.1%        28.9%         -

        コロナウイルス感染症の影響によりマカティ市での法人向けインターネット接続サービスの新
        規契約が低調に推移するものの、C2C回線関係の売上などにより、増収・増益となる。

    ■国内通信事業
                              2021/3 1Q   2022/3 1Q   前年同期比
                                                                      (単位:百万円)

        売         上       高      989        1,019     29(3.0%)


        営     業       利   益      141         158      16(11.9%)


        利         益       率     14.3%       15.6%         -

         AmeyoJ及び秒課金サービスを組み合わせたコールセンターソリューションサービスが
         引き続き好調に推移。
         また引き続きWeb会議などの通信トラフィックの需要も拡大し、増収増益となる。
7                                                          Copyright © 2021 IPS, Inc. All Rights Reserved.
    セグメント別実績
    ■医療・美容事業
                            2021/3 1Q   2022/3 1Q     前年同期比 (単位:百万円)

        売       上       高       167         246       78(47.1%)


        営   業       利   益       39          83       43(110.9%)


        利       益       率      23.6%       33.8%         -


       コロナ禍における安全な運営を徹底することにより、レーシックの提供が拡大し、増収・増益
       となる。なお、前期はコロナウイルス感染症の影響により3月中旬に休業したことから減収、
       減益となった。
■その他(旧      在留フィリピン人関連事業)
                            2021/3 1Q   2022/3 1Q    前年同期比
                                                                       (単位:百万円)

        売       上       高      22          11       ▲11(▲49.1%)


        営   業       利   益      ▲13         ▲2         11(-)


        利       益       率      -           -            -

        2021年1月に、人材関連事業から撤退したことにより、規模が縮小したことにより報告
        セグメントから除外。フィリピンのコールセンターから送金斡旋などの勧誘を実施。

8                                                           Copyright © 2021 IPS, Inc. All Rights Reserved.
    営業利益増減(前年同期比)

                  フィリピン国内通信事業及び医療・美容事業が増益に寄与


                             フィリピン国内   国内通信事業   医療・美容事業   その他
                    海外通信事業                                                 2022/3
                              通信事業                +43     +11
    400   2021/3     ▲102               +16                                  1Q
            1Q                 +76
    350


    300


    250


    200
                                                                                370

    150   308
            325                                                              325

    100


     50


      0




9                                                               Copyright © 2021 IPS, Inc. All Rights Reserved.
     財務状態

                                   連結貸借対照表(サマリー)
                                                                                                                (単位:百万円)

                          資産の部                                              負債・純資産の部
                     2021年3月期末 2022年3月期1Q    増減                          2021年3月期末 2022年3月期1Q                          増減
 流   動       資   産         7,665     8,529    863 流      動       負   債         3,361                 3,744                   382
 現 金 及 び 預 金               3,625     3,731    105 買          掛       金          701                      617               ▲ 84
 売       掛       金         1,091     1,265    173 借          入       金          518                      893                 375
 リース投資資産                   2,327     2,768    441 そ          の       他         2,141                 2,233                     92
 そ       の       他          620       763     142 固      定       負   債         1,645                 1,816                   170
                                                    長 期 借 入 金                  1,431                 1,545                   113
                                                    そ        の       他          214                      271                   57
 固   定       資   産         4,096     4,187        91 負   債       合   計         5,007                 5,561                   553
 有 形 固 定 資 産               2,510     2,541        30 純       資       産         6,754                 7,155                   400
 無 形 固 定 資 産                829       867         37 株   主       資   本         5,332                 5,427                     94
 投資その他資産                    755       778         22 累 積 包 括 利 益               ▲ 26                      140                 167
                                                    新 株 予 約 権                   210                      210                     0
                                                    非支配株主持分                    1,238                 1,362                   123
 資   産       合   計        11,762    12,716    954 負債・純資産合計                    11,762               12,716                    954




10                                                                                     Copyright © 2021 IPS, Inc. All Rights Reserved.
2 2022年3月期第1四半期 Topics




11                   Copyright © 2021 IPS, Inc. All Rights Reserved.
Topics1      フィリピン国内海底ケーブルの海洋調査

            フィリピン国内での海底ケーブルについて

 当社子会社のInfiniVAN, Inc.は、フィリピン国内の通信事業者2社
     と共同で国内の海底ケーブルシステムの建設を計画し、現在、海洋
     調査中。

 工事区間は 24 区間、総投資額は約 120 百万ドル(約 12,480 百
     万円)見込み。負担割合は三社均等とし、当社グループではその3
     分の1を負担予定(詳細は、2021年2月19日に開示)。

 新型コロナウイルス感染症の影響などで遅れがあるが、2022年の敷
     設完成を目指す。

 敷設により、ルソン島の回線に加え、別途構築中であるミンダナオ
     島やパナイ島の回線がつながり、国内を貫通するバックボーン回線
     となる。当社グループの提供サービスのフィリピン国内での人口カ
     バー率は 96%に達する見込み。

 この国内バックボーン回線は、昨年利用開始したC2C回線とつなが
     り、今後益々膨大になるトラフィックが、香港やシンガポールに流
     れる様になる。

                                     使用中の海洋調査船


12                                               Copyright © 2021 IPS, Inc. All Rights Reserved.
Topics2 (フィリピン)5Gサービスの実証実験




                法人ならびに個人向けの、有線と無線、5Gと4Gの併用を視野に
                いれた、快適な通信サービスの提供を構想。

                当社子会社のInfiniVAN社は、2017年の事業開始以降、マニラ首
                都圏の特に経済集積地での光ファイバー網の敷設を継続。

                2019年6月、続いて2020年1月に、5G専用の周波数帯の割り当
                てを受ける。

                2021年2月には、5Gサービスの提供のために必要不可欠な4Gの
                周波数帯の割当を新たに受ける。

                現在、マニラ首都圏の商業地域で、5Gの基地局を設置した実証実
                験を開始する為の最終調整中。



基地局の調査中




13                                     Copyright © 2021 IPS, Inc. All Rights Reserved.
Topics3    (日本)国内通信事業のトータルソリューション


日本の国内通信事業では、コールセンター事業者など向けの、自動架電や顧客管理を統合するシステム
(AmeyoJ)と、格安通話料金サービス(秒課金フリーダイヤルサービス)をパッケージした、トータルソ
リューションが好調。

 AmeyoJは、他社のシステムと連携するAPIを圧倒的
     に多く持ち、早期導入が可能。

 これに、秒単位で課金するフリーダイヤルサービスを
     組み合わせ、営業とエンジニアが一体で最適なプラン
     をコンサルティング提案。

 現在、新型コロナウィルスワクチン接種の予約関係の
     事業者にも貢献中。




14                                     Copyright © 2021 IPS, Inc. All Rights Reserved.
Topics4(フィリピン)コロナ禍における医療・美容事業の業績回復


 フィリピンでの新型コロナウィルスの影響が続く中、顧客やスタッフの安全を第一にし、外出などの規制レ
     ベルの随時の変化に適応。

 顧客の根強いサービスニーズに支えられ、対応サービスの種類や対応顧客数を随時調整しながらも、営業を
     継続。

 昨年ボニファシオグローバルシティ(BGC)に開院したレーシック専用の第3院も、業績に貢献。




オルティガス院             マカティ院          BGC院




15                                        Copyright © 2021 IPS, Inc. All Rights Reserved.
     会社概要

     会社名      株式会社アイ・ピー・エス
     (英文社名)   IPS, Inc.

     設 立      1991年10月

     本社所在地    〒104-0045 東京都中央区築地4-1-1 東劇ビル8階

     事業内容     海外通信事業:フィリピンのCATV事業者等に国際通信回線を提供


              フィリピン国内通信事業:フィリピン国内での法人向けISPの提供


              国内通信事業:日本国内での通信サービスの提供


              医療・美容事業:フィリピンでの医療・美容サービスの提供

     グループ企業   連結子会社
               KEYSQUARE INC.
               Shinagawa Lasik & Aesthetics Center Corporation
               InfiniVAN, Inc.
               ISMO Pte. Ltd.


16                                                               Copyright © 2021 IPS, Inc. All Rights Reserved.
免責事項

      本書には、当社に関連する見通し、将来に関する計画、経営目標などが記載されて
       います。これらの将来の見通しに関する記述は、将来の事象や動向に関する現時点
       での仮定に基づくものであり、当該仮定が必ずしも正確であるという保証はありま
       せん。様々な要因により実際の業績が本書の記載と著しく異なる可能性があります。
      別段の記載がない限り、本書に記載されている財務データは日本において一般に認
       められている会計原則に従って表示されています。
      当社は、将来の事象などの発生にかかわらず、既に行っております今後の見通しに
       関する発表等につき、開示規則により求められる場合を除き、必ずしも修正すると
       は限りません。
      当社以外の会社に関する情報は、一般に公知の情報に依拠しています。




                                         《IRに関するお問い合わせ先》
                                          株式会社 アイ・ピー・エス
                                   〒104-0045 東京都中央区築地4-1-1
                                                  東劇ビル8階
                              TEL: 03-3549-7719       FAX: 03-3545-7331


17                                            Copyright © 2021 IPS, Inc. All Rights Reserved.