4390 ips 2021-02-12 15:00:00
2021年3月期第3四半期 決算説明補足資料 [pdf]

2021年3⽉期第3四半期

決算説明補⾜資料
2021年2⽉12⽇
株式会社アイ・ピー・エス
証券コード 4390




                Copyright © 2021 IPS, Inc. All Rights Reserved.
    Executive Summary

          決算概要
         売上⾼︓7,308百万円    営業利益︓1,725百万円



          事業概要

         海外通信事業、国内通信事業が好調に推移し、増収・増益。




         今期業績予想
          売上⾼︓9,600百万円   営業利益︓1,900百万円




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    1 2021年3⽉期第3四半期 決算概要




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    決算ハイライト

                             【2021年3⽉期第3四半期 連結実績】
                                                                                                                         (単位︓百万円)

                                 第3四半期                                          第3四半期累計
                                                                                                     2020年5⽉公表
                  2020年3⽉期   2021年3⽉期    前年同期⽐            2020年3⽉期   2021年3⽉期   前年同期⽐                                       達成率
                                                   %                                       %             の通期予想

        売上⾼        1,594      3,935      2,340   246.7%    4,756      7,308     2,551     53.6%           8,900             82.1%


       営業利益         286       1,100       814    384.7%     832       1,725      893    107.3%            1,700            101.5%


       経常利益         339       1,001       662    295.1%     834       1,571      737      88.4%           1,650             95.3%

     親会社株主に帰属する
                    210        713        502    338.4%     527       1,105      578    109.7%            1,050            105.3%
       当期純利益


    2021年3⽉期第3四半期 実績分析
     売 上 ⾼︓海外通信事業において海底ケーブルシステムC2C回線の提供が開始されたことにより⼤幅に売上が増加すると
              ともに国内通信事業が好調に推移したことにより、前年同期⽐53.6%増加。
     営業利益︓売上が伸⻑した海外通信事業及び国内通信事業が⼤幅増益となり、前年同期⽐107.3%増加。
     経常利益及び親会社株主に帰属する当期(四半期)純利益︓円⾼による為替差損113百万円計上したものの、営業利益の
               増加に伴い、それぞれ、前年同期⽐88.4%、109.7%増加。




4                                                                                          Copyright © 2021 IPS, Inc. All Rights Reserved.
    セグメント別実績
■海外通信事業                                                        (単位︓百万円)

                           2020/3     3Q   2021/3     3Q     前年同期⽐

       売       上       ⾼       951            3,324        2,373(249.4%)


       営   業       利   益       359            1,056        696(193.7%)


       利       益       率      37.8%          31.8%              -

       コロナウイルス感染症の影響による国際通信回線の需要の増加に加え、第3四半期においてC2C回線のフィリピ
       ンのCATV事業者や通信事業者への提供による売上、営業利益が⼤幅に増加。


                                                              (単位︓百万円)
■フィリピン国内通信事業
                           2020/3     3Q   2021/3   3Q      前年同期⽐

       売       上       ⾼       606            776          169(28.0%)


       営   業       利   益       70             287          217(306.6%)


       利       益       率      11.7%          37.1%              -

       コロナウィルス感染症の影響によりマカティ市での法⼈向けインターネット接続サービスの新規顧客開拓などが遅れて
       いるものの、海外通信事業で売上計上したC2C回線のフィリピン国内区間の提供により営業利益が⼤きく増加。


5                                                               Copyright © 2021 IPS, Inc. All Rights Reserved.
    セグメント別実績
■国内通信事業                                                       (単位︓百万円)

                           2020/3     3Q   2021/3    3Q    前年同期⽐

       売       上       ⾼      2,406          2,774         367(15.3%)


       営   業       利   益      259             402          143(55.3%)


       利       益       率     10.8%           14.5%             -

       AmeyoJ及び秒課⾦サービスを組み合わせたコールセンターソリューションサービスが好調に推移。コロナウィ
       ルス感染症の影響による通信トラフィックの需要が拡⼤し、売上・営業利益がともに増加。


■医療・美容事業                                                       (単位︓百万円)

                           2020/3     3Q   2021/3    3Q     前年同期⽐

       売       上       ⾼       635            369         ▲266(▲41.9%)


       営   業       利   益       195             26         ▲169(▲86.7%)


       利       益       率      30.7%           7.0%             -


       コロナウイルス感染症の影響で、3医院とも3⽉中旬から5⽉中旬まで休業したことにより減収、減益。
       感染防⽌策を徹底し、昨年3⽉に開院したBonifacio Global Cityの第3院を中⼼にレーシックなどを提供。



6                                                              Copyright © 2021 IPS, Inc. All Rights Reserved.
    セグメント別実績
■在留フィリピン⼈関連事業                                             (単位︓百万円)


                           2020/3   3Q   2021/3   3Q    前年同期⽐

       売       上       ⾼      155            63        ▲92(▲59.2%)


       営   業       利   益      ▲53           ▲47           5(-)


       利       益       率       -             -             -

       コロナウィルス感染症の影響で、求⼈需要が⼤きく減少し、介護事業者向けの⼈材紹介サービスも競争激化。
       ⼈材関連事業について2021年1⽉1⽇をもって事業譲渡し、撤退。




7                                                          Copyright © 2021 IPS, Inc. All Rights Reserved.
    営業利益増減(前年同期⽐)

                              通信事業が利益拡⼤を牽引。
                                                 在留フィリピン⼈
                                        国内通信事業    関連事業      医療・美容事業
    (単位:百万円)
                              フィリピン国内
                                         +143       +5       ▲169
      2,000
                               通信事業

      1,800          海外通信事業    +217

      1,600           +696

      1,400

      1,200

      1,000

       800                                                                    1,725

       600

       400     832

       200

         0




8                                                                     Copyright © 2021 IPS, Inc. All Rights Reserved.
    財務状態

                                      連結貸借対照表(サマリー)
                                                                                                                        (単位︓百万円)

                             資産の部                                                  負債・純資産の部
                        2020年3⽉期末     2021年3⽉期3Q     増減                         2020年3⽉期末       2021年3⽉期3Q                     増減
    流   動       資   産         5,121          7,308   2,187 流    動       負   債         2,445                     3,828           1,383
    現 ⾦ 及 び 預 ⾦               2,498          2,911    413 買         掛       ⾦          419                         418              ▲1
    売       掛       ⾦          947           1,476    528 借         ⼊       ⾦          444                         763             318
    リ ー ス 投 資 資 産             1,163          2,409   1,245 そ        の       他         1,581                     2,647           1,066
    そ       の       他          510            511         0 固   定       負   債          629                      1,785           1,156
                                                           ⻑    期   借   ⼊   ⾦          449                      1,559           1,109
                                                           そ        の       他          179                         226               46
    固   定       資   産         2,669          4,416   1,747 負    債       合   計         3,074                     5,614           2,540
    有 形 固 定 資 産               1,737          2,416    679 純         資       産         4,715                     6,110           1,394
    無 形 固 定 資 産                173           1,239   1,065 株    主       資   本         3,840                     4,950           1,110
    投 資 そ の 他 資 産              758            760         2 累 積 包 括 利 益                 47                         ▲3             ▲ 50
                                                           新    株   予   約   権               7                          7               0
                                                           ⾮ ⽀ 配 株 主 持 分               820                      1,155              335
    資   産       合   計         7,790         11,725   3,934 負 債 ・ 純 資 産 合 計            7,790                   11,725            3,934



     C2Cの開通及びその提供により、リース投資資産、有形固定資産、無形固定資産が増加。
     C2C提供に係る未実現利益を負債計上したことにより、流動負債が増加。
     C2C回線購⼊に伴い⻑期借⼊⾦が増加したことにより、固定負債が増加。




9                                                                                               Copyright © 2021 IPS, Inc. All Rights Reserved.
     業績予想の修正
                                                                                          (単位︓百万円)

                    2020/3⽉期             2021/3⽉期                       増減
                     通期実績      前回(5⽉)公表             今回公表    前年度⽐                     前回公表⽐

        売上⾼          6,508       8,900              9,600   3,091                        700


       営業利益          1,070       1,700              1,900   829                          200


       経常利益          1,075       1,650              1,700   624                           50

     親会社株主に帰属する
                      645        1,050              1,150   504                          100
       当期純利益


     業績予想修正の理由
      売 上 ⾼︓海外通信事業において海底ケーブルシステムC2C回線の通信事業者への提供が追加されること、国内通信事業が
           好調に推移していることから、前回計画⽐700百万円の増加を⾒込む。
      営業利益︓海外通信事業及び国内通信事業の売上拡⼤により計画⽐400百万円増加の2,100百万円を⾒込む。この結果、
           2019年8⽉に発⾏した新株予約権の業績による⾏使条件(営業利益17億円)を達成する⾒込みとなり、
           株式報酬費⽤約200百万円を第4四半期に計上することから、200百万円増加の1,900百万円を⾒込む。
      経常利益及び親会社株主に帰属する当期(四半期)純利益︓円⾼による為替差損などの計上を⾒込むものの、営業利益の
              増加に伴い、それぞれ50百万円、100百万円の増加を⾒込む。




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     セグメント別の業績予想の修正
                                                      (単位︓百万円)

                                                   前回公表⽐
         セグメント         前回(5⽉)公表   今回公表
                                           増減          増減率
売上⾼                      8,900    9,600    700             7.9%

     海外通信事業              3,100    4,275    1,175       37.9%
     フィリピン国内通信事業         1,550    1,000    ▲ 550       -35.5%

     国内通信事業              3,400    3,625     225            6.6%
     医療・美容事業              670      625     ▲ 45        -6.7%

     在留フィリピン⼈関連事業         180      75      ▲ 105       -58.3%
営業利益                     1,700    1,900    200         11.8%

     海外通信事業               885     1,260     375        42.4%
     フィリピン国内通信事業(注1)      330      290     ▲ 40        -12.1%

     国内通信事業               380      530      150        39.5%
     医療・美容事業              100      80      ▲ 20        -20.0%

     在留フィリピン⼈関連事業          5      ▲ 60     ▲ 65             -     (注)1.フィリピン国内通信事業においては、
                                                                       C2C回線のフィリピン国内分の売上
     株式報酬費⽤(注2)           -       ▲ 200     -               -
                                                                       の計上を見込んでおりましたが、連
営業利益率                    19.1%    19.8%     ー               ー          結調整の結果、売上高は海外通信
                                                                       事業へ全て計上され、利益のみの
     海外通信事業              28.5%    29.5%     ー               ー          計上となっております。
     フィリピン国内通信事業         21.3%    29.0%     ー               ー
                                                                     2.新株予約権の行使条件達成に伴う
                                                                       株式報酬費用はセグメントに配賦い
     国内通信事業              11.2%    14.6%     ー               ー          たしますが、現時点で配賦先が決
                                                                       定しておりませんので、各セグメント
     医療・美容事業             14.9%    12.8%     ー               ー          の進捗が分かるよう別掲しておりま
     在留フィリピン⼈関連事業        2.8%     -80.0%    ー               ー          す。




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 2 Topics




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新型コロナウイルス感染症の影響について

      海外通信事業
      海底ケーブルC2Cについては、コロナウイルス感染症の影響により、⼈・モノの移動などに制限のため、当初
      7⽉開通を予定していたが、10⽉に開通。新たに通信事業者への提供を開始。
      ミンダナオ島などでの回線敷設に⼀部遅延が発⽣するものの、業績に対する⼤きな影響はなく、通信需要の増
      加により全体的に順調に推移。
      フィリピン国内通信事業
      フィリピンのロックダウンの影響により、回線敷設⼯事や営業活動の⼀部に影響を受ける。
      国内通信事業
      在宅勤務、Web会議の増加に伴い、通信トラフィックの増加が続く。コールセンター関連の売上も増加。
      在留フィリピン⼈関連事業
      介護を除き、飲⾷・清掃などの⼈材紹介の件数が⼤幅に減少するなど厳しい環境が続く。2021年1⽉1⽇付
      で⼈材紹介・⼈材派遣事業を事業譲渡。
      医療・美容事業
      フィリピン⼈でのロックダウンにより5⽉中旬まで3院を閉院。新型コロナウイルス感染症に配慮した形で3
      院とも開院。




13                                          Copyright © 2021 IPS, Inc. All Rights Reserved.
海底ケーブルC2Cの開通について

     当社は、2020年5⽉にオーストラリア最⼤⼿通
     信事業者の海外部⾨⼦会社からフィリピンと⾹
     港・シンガポールを結ぶ海底ケーブルシステム
     C2Cの光ファイバーの⼀部を取得いたしました。

     コロナウイルス感染症の影響から、当初予定の7
     ⽉からは遅延しましたが、必要な機器の設置や
     バックホール回線の確保を⾏い、2020年10⽉に
     回線が開通いたしました。

     開通した回線の⼀部を、フィリピン国内のケー
     ブルテレビ事業者及び新たに通信事業者への提
     供を開始いたしました。

     今後とも、C2C回線の提供による事業拡⼤を図っ
     てまいります。




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     会社概要

     会社名      株式会社アイ・ピー・エス
     (英⽂社名)   IPS, Inc.

     設   ⽴    1991年10⽉

     本社所在地    〒104-0045 東京都中央区築地4-1-1 東劇ビル8階

     主な事業内容   海外通信事業︓フィリピンのCATV事業者等に国際通信回線を提供


              フィリピン国内通信事業︓フィリピン国内での法⼈向けISPの提供


              国内通信事業︓⽇本国内での通信サービスの提供


              医療・美容事業︓フィリピンでの医療・美容サービスの提供


     グループ企業   主な連結⼦会社
               KEYSQUARE INC.
               Shinagawa Lasik & Aesthetics Center Corporation
               InfiniVAN, Inc.


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免責事項

      本書には、当社に関連する⾒通し、将来に関する計画、経営⽬標などが記載されて
       います。これらの将来の⾒通しに関する記述は、将来の事象や動向に関する現時点
       での仮定に基づくものであり、当該仮定が必ずしも正確であるという保証はありま
       せん。様々な要因により実際の業績が本書の記載と著しく異なる可能性があります。
      別段の記載がない限り、本書に記載されている財務データは⽇本において⼀般に認
       められている会計原則に従って表⽰されています。
      当社は、将来の事象などの発⽣にかかわらず、既に⾏っております今後の⾒通しに
       関する発表等につき、開⽰規則により求められる場合を除き、必ずしも修正すると
       は限りません。
      当社以外の会社に関する情報は、⼀般に公知の情報に依拠しています。




                                         《IRに関するお問い合わせ先》
                                          株式会社 アイ・ピー・エス
                                   〒104-0045 東京都中央区築地4-1-1
                                                  東劇ビル8階
                              TEL: 03-3549-7719       FAX: 03-3545-7331


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