4390 ips 2020-08-14 16:30:00
2021年3月期第1四半期決算説明補足資料 [pdf]

2021年3月期第1四半期

決算説明補足資料
2020年8月14日
株式会社アイ・ピー・エス
証券コード 4390




                Copyright © 2020 IPS, Inc. All Rights Reserved.
    Executive   Summary

           決算概要
          売上高:1,813百万円    営業利益:325百万円



           事業概要

          海外通信事業、国内通信事業が好調に推移し、増収・増益。




          今期業績予想
           売上高:8,900百万円   営業利益:1,700百万円




2                                       Copyright © 2020 IPS, Inc. All Rights Reserved.
    1 2021年3月期第1四半期 決算概要




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    決算ハイライト

                               【2021年3月期第1四半期 連結実績】
                                                                                                          (単位:百万円)

                                  2020年3月期                            2021年3月期

                        1Q      2Q       3Q      4Q      1Q       前年同期比                  通期予想
                                                                                                             進捗率

           売上高         1,577   1,583    1,594   1,752   1,813   236       15.0%           8,900              20.4%


          営業利益         308     237      286     238     325     16        5.3%            1,700              19.1%


          経常利益         231     263      339     241     286     54        23.4%           1,650              17.3%

        親会社株主に帰属する
                       139     176      210     117     193     54        38.7%           1,050              18.4%
          当期純利益


    2021年3月期第1四半期 実績分析
        売 上 高:新型コロナウイルス感染症の影響による在宅勤務やリモート会議の増加などにより国内通信事業の売上が増加したことから、
                  前年同期比15.0%増加。
        営業利益:国内通信事業が好調に推移したことから、前年同期比5.3%増加。
        経常利益:リース資産および外貨建て資産の評価替えによる為替差損を31百万円計上(前年同期は80百万円為替差損を計上)。
                  営業利益の増加、為替差損の減少により、前年同期比23.4%増加。
        新型コロナウィルス感染症による損失:2020年3月にフィリピン政府より発令された人の移動を制限する外出規制により、SLACは
                  レーシック施術などを提供する3院を一時閉院。この期間に発生した賃借料および減価償却費等を「新型コロナウィルス
                  感染症による損失」として特別損失に10百万円計上。
        親会社株主に帰属する当期純利益:新型コロナウィルス感染症による損失を計上したものの、営業利益、経常利益の増加により、
                  前年同期比38.7%増加。


4                                                                            Copyright © 2020 IPS, Inc. All Rights Reserved.
    セグメント別実績
■海外通信事業
                           2020/3 1Q   2021/3 1Q   前年同期比            (単位:百万円)


       売       上       高      340         422      81(23.8%)


       営   業       利   益      150         146      ▲3(▲2.5%)


       利       益       率     44.2%       34.8%        -

       短期リース契約の単価の下落の影響を受けるものの、コロナウイルス感染症の影響による国際通信回線の需要の
       増加などにより増収。



■フィリピン国内通信事業
                           2020/3 1Q   2021/3 1Q   前年同期比
                                                                    (単位:百万円)

       売       上       高      188         211      23(12.3%)


       営   業       利   益       6          10       4(60.3%)


       利       益       率     3.6%        5.1%         -

       マカティ市での法人向けインターネット接続サービスの売上が増加し、増収・増益。コロナウィルス感染症の影響で、
       新規顧客開拓や光ファイバー網の敷設に遅れが生じている。


5                                                      Copyright © 2020 IPS, Inc. All Rights Reserved.
    セグメント別実績
■国内通信事業
                           2020/3 1Q   2021/3 1Q    前年同期比
                                                                   (単位:百万円)

       売       上       高      786         989      202(25.8%)


       営   業       利   益      99          141       41(42.0%)


       利       益       率     12.7%       14.3%         -

       AmeyoJ及び秒課金サービスを組み合わせたコールセンターソリューションサービスが引き続き堅調に推移。コ
       ロナウィルス感染症の影響により在宅勤務やWeb会議等が増加し、通信トラフィックの需要が拡大。売上・利益
       ともに大きく増加。


■在留フィリピン人関連事業
                           2020/3 1Q   2021/3 1Q    前年同期比
                                                                       (単位:百万円)


       売       上       高      56          22       ▲33(▲59.8%)


       営   業       利   益      ▲16        ▲13          3(-)


       利       益       率      -           -            -


       コロナウィルス感染症の影響で、介護事業者を除く求人需要が大きく減少したため、介護事業者向けの人材紹介サービス
       提供に注力。今期より事業規模を縮小したことにより、営業損失が縮小。


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    セグメント別実績
■医療・美容事業
                           2020/3 1Q   2021/3 1Q    前年同期比
                                                                   (単位:百万円)

       売       上       高      204         167      ▲37(▲18.2%)


       営   業       利   益      68          39       ▲29(▲42.4%)


       利       益       率     33.5%       23.6%         -


       2020年1月2月は順調に推移したものの、コロナウイルス感染症の影響で、既存の2院に加え、2020年3月開院し
       たBonifacio Global Cityの第3院も3月中旬から休業したことにより減収、減益。




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    営業利益増減(前年同期比)

                                  国内通信事業が利益拡大を牽引。


    (百万円)
                                                        在留フィリピン人
     400                                                  関連事業        医療・美容事業
                                               国内通信事業
                                                           +3           ▲29
                                  フィリピン国内        +41                                      2021/3
     350    2020/3       海外通信事業    通信事業                                                     1Q
              1Q           ▲3        +4
     300


     250


     200

            340                                                                             325
     150


     100


      50


       0
             2020/3 1Q     海外通信    フィリピン国内通信     国内通信    在留フィリピン人関連     医療美容                 2021/3 1Q




8                                                                              Copyright © 2020 IPS, Inc. All Rights Reserved.
    財務状態

                                     連結貸借対照表(サマリー)
                                                                                                                   (単位:百万円)

                             資産の部                                               負債・純資産の部
                        2020年3月期末    2021年3月期1Q    増減                        2020年3月期末    2021年3月期1Q                    増減
    流   動       資   産        5,121         5,761    640 流    動       負   債        2,445                4,457              2,012
    現 金 及 び 預 金              2,498         3,318    819 買        掛       金          419                   286            ▲ 133
    売       掛       金          947          932     ▲ 15 借       入       金          444                   669                 225
    リース投資資産                  1,163         1,112    ▲ 51 そ       の       他        1,581                3,501              1,920
    そ       の       他          510          398    ▲ 112 固   定       負   債          629                2,025              1,395
                                                         長 期 借 入 金                  449                1,838              1,388
                                                         そ       の       他          179                   186                     6
    固   定       資   産        2,669         5,743   3,074 負   債       合   計        3,074                6,482              3,407
    有 形 固 定 資 産              1,737         1,963    225 純        資       産        4,715                5,022                  307
    無 形 固 定 資 産                173         3,013   2,840 株   主       資   本        3,840                4,038                  198
    投資その他資産                    758          766         7 累 積 包 括 利 益                47                      24             ▲ 23
                                                         新 株 予 約 権                    7                        7                  0
                                                         非支配株主持分                    820                   952                 132
    資   産       合   計        7,790        11,505   3,714 負債 ・純 資産 合計              7,790              11,505               3,714

     C2Cの海底ケーブルシステムの光ファイバーの一部の取得により、無形固定資産が大幅に増加。
     回線購入に伴い長期借入金が増加したことで、固定負債が増加。




9                                                                                          Copyright © 2020 IPS, Inc. All Rights Reserved.
新型コロナウイルス感染症の影響について

      海外通信事業
      コロナウイルス感染症の影響により、ミンダナオ島などでの回線敷設に一部遅延が発生するものの、業績に対
      する大きな影響はなく、通信需要の増加により全体的に順調に推移。
      海底ケーブルC2Cについては、人・モノの移動などに制限があり、一部機器設置等に遅れが生じたものの、開
      通に向け、現在試験中。
      フィリピン国内通信事業
      フィリピンのロックダウンの影響により、一部営業活動に影響を受ける。
      国内通信事業
      在宅勤務、Web会議の増加に伴い、トラフィックの増加。コールセンター関連の売上も増加。
      在留フィリピン人関連事業
      介護を除き、飲食・清掃などの人材紹介の件数が大幅に減少。
      医療・美容事業
      フィリピン人でのロックダウンにより5月中旬まで3院を閉院。新型コロナウイルス感染症に配慮した形で3
      院とも開院。




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海底ケーブルC2Cについて
     当社は、2020年5月にオーストラリア最大手通信事
     業者の海外部門子会社からフィリピンと香港・シンガ
     ポールを結ぶC2Cの海底ケーブルシステムの光ファイ
     バーの一部を取得いたしました。
     この海底ケーブルに通信機器を接続することにより、
     大容量の通信回線の提供を進めており、コロナウイル
     ス感染症の影響を受けましたが、伝送装置などの機器
     の設置が完了し、現在試験中です。
     今後、当該海底ケーブルを活用した新たなサービスを
     検討するとともに、フィリピンのCATV事業者や通信
     事業者への国際通信回線を提供による事業の拡大を
     図ってまいります。




11                               Copyright © 2020 IPS, Inc. All Rights Reserved.
フィリピンでのクリニックの開院について

当社子会社のShinagawa Lasik & Aesthetics
Center Corporationでは、フィリピンでレー
シックなどのクリニックを3院運営しており
ます。
新型コロナウイルス感染症の影響により、3
月中旬より3院とも閉院しておりましたが、
フィリピンでの外出規制の緩和により、新型
コロナウイルス感染症に配慮した運営により
5月中旬より順次開院し、3院とも開院して
おります。




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     会社概要

     会社名      株式会社アイ・ピー・エス
     (英文社名)   IPS, Inc.

     設 立      1991年10月

     本社所在地    〒104-0045 東京都中央区築地4-1-1 東劇ビル8階

     事業内容     海外通信事業:フィリピンのCATV事業者等に国際通信回線を提供


              フィリピン国内通信事業:フィリピン国内での法人向けISPの提供


              国内通信事業:日本国内での通信サービスの提供


              在留フィリピン人関連事業:日本国内での在留外国人向け求人サービスの提供など


              医療・美容事業:フィリピンでの医療・美容サービスの提供

     グループ企業   連結子会社
               KEYSQUARE INC.
               Shinagawa Lasik & Aesthetics Center Corporation
               InfiniVAN, Inc.

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