4389 M-プロパティDBK 2020-07-30 15:00:00
プロパティデータバンクと野村総合研究所とによる「不動産投資顧問業務のデジタルトランスフォーメーション推進」に向けた協業について [pdf]

                                              2020 年 7 月 30 日
 各 位

                         会 社 名 プロパティデータバンク株式会社
                         代表者名 代表取締役社長          板谷      敏正
                                  (コード番号:4389 東証マザーズ)
                         問 合 せ 先 常務取締役 管理部門管掌 大田 武
                                        (TEL. 03-5777-3468)

          プロパティデータバンクと野村総合研究所とによる
  「不動産投資顧問業務のデジタルトランスフォーメーション推進」に向けた協業について

 プロパティデータバンク株式会社(代表取締役社長:板谷敏正、以下、       「PDB」
                                            )及び株式会社野村
総合研究所(代表取締役会長兼社長:此本臣吾、以下、      「NRI」、は不動産投資顧問業務のデジタル
                                    )
トランスフォーメーション(以下、    「DX」
                       )推進に向けたサービスを共同で提供(以下、    「本協業」)
することに合意いたしましたので、お知らせいたします。
 本協業では、   不動産投資運用会社等を対象に PDB が提供する不動産投資顧問 DX プラットフォーム
「@プロパティ」 と、NRI が資産運用業界向けに提供するコンサルティングサービス、IT サービス
             (注1)
「T-STAR ファミリー」  、アウトソーシングサービスなど、両社のナレッジを融合していくこと
により、これからの J-REIT や不動産ファンド業務領域における DX を推進します。

1.本協業で予定する主なサービス
(1)業務の見える化と標準化コンサルティングおよび BPO サービス
   「@プロパティ」の導入支援とあわせ、業務の見える化と標準化を進めるためのコンサルテ
  ィングにより、顧客企業の業務特性や規模に応じたマニュアル作成や業務再構築をはじめとす
  る BPR を提案します。顧客企業の要望に応じて、
                          「@プロパティ」で得られるデータの入出力・
  編集・加工・照合などの業務とともに、さまざまな DX ソリューションを活用した BPO サービ
  スを提供します。

(2)PMO(プロジェクトマネジメントオフィス)支援サービス
   ファンド組成や期中運用などさまざまな不動産投資顧問業務の繁閑に応じて、個別案件ごと
  のタスク・スケジュール・課題の進捗管理、会議コーディネートおよびファシリテーション支
  援、資料および議事録作成支援などの PMO 支援サービスを提供します。日本語のほか、英語・
  中国語など多言語に対応するとともに、短期から長期にわたって3ヶ月程度の単位でサービス
  契約を結ぶことができます。また、新たな IT サービスの追加などにあたっては、RFI(情報提
  供依頼書) ・RFP(提案依頼書)作成支援やベンダ選定に関わる事務局サービスを提供します。

(3)文書 AI 支援サービス
   ファンド組成時や資産売却時など短期間に集中して生じる物件情報等の収集整理や申請・契
  約の手続き業務、また期中運用におけるプロパティマネジメント会社との情報共有・連携など
  のドキュメンテーション業務を支援します。AI ソリューションを活用した契約業務支援では、
  法令に適合する契約書について書面を電子化することで印紙税コストの削減を図るとともに、
  これまで蓄積された文書の一括デジタルアーカイブを支援します。

(4)IT セキュリティサービス
   NRI セキュアテクノロジーズ株式会社(注2)が、IT セキュリティに関する課題の解決を支援
                                            (注3)
     します。セキュリティ対策実行支援プラットフォーム「Secure SketCH」    の無償プランを
     はじめ、テレワーク環境にも対応した業務情報のセキュアな共有、ゼロトラストネットワーク
     (注4)
         時代を見据えたクラウドセキュリティ対策の実行についても、顧客企業に最適なソリュ
     ーションを提供します。

(5)T-STAR ファミリーを活用した受託銀行データ連携
   受託銀行など、外部機関との間で共有・交換されるさまざまな情報について、30 年以上にわ
  たり実績のある「T-STAR ファミリー」 を活用した業務効率化および DX 推進のあり方について
  ご提案します。

2.協業の相手先の概要
名称        株式会社野村総合研究所
所在地       東京都千代田区大手町一丁目9番2号
代表者の役職・氏名 代表取締役会長兼社長 此本臣吾
          コンサルティング、金融 IT ソリューション、産業 IT ソリューション、
事業内容
          IT 基盤サービス
資本金       20,067,939 千円
設立日年月日    1965 年4月 1 日
※任意開示のため、一部情報を省略しております。

3.日程
協業覚書締結日                    2020 年7月 30 日
協業開始日                      2020 年 10 月 1 日

4.今後の見通し
  本件による 2021 年3月期の業績への影響は軽微と見込んでおりますが、
                                     他の要因も含め業績予
 想の修正が必要と判断される場合には速やかに開示いたします。

                                                                        以 上

(注1)T-STAR ファミリー:資産運用会社における投資顧問業務・投資信託業務をトータルサポートするソリューション
https://www.nri.com/jp/service/solution/fis/t_star_family
(注2)NRI セキュアテクノロジーズ株式会社:NRI グループの情報セキュリティ専門会社 https://www.nri-secure.co.jp/
(注3)Secure SketCH(セキュアスケッチ)
                          :企業のセキュリティ担当者自らがセキュリティ対策の状況を定量的に可視化できる
サービス https://www.secure-sketch.com/
(注4)ゼロトラストネットワーク:信頼せず攻撃されることを前提とした「ゼロトラストモデル」という考えに基づいたネット
ワーク