4387 M-ZUU 2019-12-13 16:00:00
株式会社ユニコーンとの資本業務提携に関するお知らせ [pdf]

                                                2019 年 12 月 13 日
各   位
                                   会 社 名 株式会社ZUU
                                   代表者名 代表取締役社長       冨田     和成
                                        (コード:4387 東証マザーズ)
                                   問合せ先 コーポレート部       大井     賢治
                                        (TEL.03-4405-6102)




             株式会社ユニコーンとの資本業務提携に関するお知らせ




 当社は、2019 年 12 月 13 日開催の取締役会において、以下のとおり、株式会社ユニコーンと
の間で、株式投資型クラウドファンディング事業及び起業家・企業向け各種支援プログラム提供
事業に関する資本業務提携を行うことについて決議いたしましたので、下記のとおりお知らせ
いたします。


                             記




1.業務提携の目的及び理由
    当社は、「世界に、熱を。人に、可能性を。」というミッションのもと、90 億人が平等に学
 び、競争し、夢に挑戦できる世界の実現をするべく、フィンテック・プラットフォーム事業を
 とおして、着実な成長を図ってまいりました。


    今後の更なる成長へ向けて、当社は、2019 年 10 月 17 日付「株式会社 COOL SERVICES の株
 式取得(子会社化)に関するお知らせ」で公表しましたとおり、融資型クラウドファンディン
 グ(ソーシャルレンディング)事業を提供している株式会社 COOL SERVICE 及び株式会社 COOL
 を当社グループに加えて同事業への参入をすでに果たしておりますが、このたびの株式会社
 ユニコーンとの資本業務提携により株式投資型クラウドファンディング事業へも事業領域を
 拡大し、金融サービスを総合的・直接的に提供することができる体制を整えてまいります。
    当社は、「金融に関する興味関心の高いユーザーの囲い込み」及び「購読履歴データを活用
 した潜在層の顕在層化」を強みとし、オンラインの金融プラットフォームの構築を進めており
 ます。
    一方株式会社ユニコーンは、第一種少額電子募集取扱業者として株式投資型クラウドファ
 ンディングプラットフォームを提供しており、運営するサイト「Unicorn(https://unicorn-
cf.com/)
       」において募集した第1号案件が目標募集額 5,000 万円(上限募集額 5,750 万円)を
達成するなど、株式投資型クラウドファンディング事業において経験と実績を有しており、当
社の事業運営のノウハウを共有することで、相互の顧客紹介や当社メディア・プラットフォー
ムと連携したユーザーの獲得を通じ、双方の事業収益の拡大を実現することができるものと
考えております。


  また当社は、コア・バリューである『鬼速 PDCA』
                          (※2016 年 10 月書籍出版)を、顧客企業
へ、業務効率化のための“鬼速 PDCA システム”として拡販しております(※当社の社内向け
業務管理システムを汎用化開発して提供)
                  。合わせて企業文化に昇華させ仕組み化することで
社員の動き/成果へと変わる様、組織コンサルも一部提供しております。
  一方、株式会社ユニコーンも、ユニコーン企業(注)を目指す起業家向けに、ビジネスプラ
ン作成支援やフィジビリティスタディなどのトータル支援プログラム「ユニコーンインキュ
ベーションプログラム」や「企業成長丸ごとサポート」を提供しており、当社の“鬼速 PDCA
システム”と連携することで、起業前だけでなく起業後も高成長を生み出す組織づくりを支援
することができることとなり、起業家・企業向け各種支援プログラム提供事業の分野において
も両社の強みを生かして相乗効果を発揮できるものと考えております。
  (注)ユニコーン企業とは、「評価額 10 億 US ドル(現在のレートで約 1,080 億円)以上」
      「未上場」「テクノロジー企業」「設立後 10 年以内」といった 4 つの条件を兼ね備え
      た企業をいいます。


2.資本業務提携の内容
(1)業務提携の内容
   両社は現時点で主に以下の内容の業務提携を実施する予定ですが、具体的な取り組みに
  ついては、今後も継続して両社間で協議を進める予定です。
  ① 株式投資型クラウドファンディング事業に関する相互顧客紹介
  ② 起業家・企業向け各種支援プログラム提供事業に関する相互顧客紹介及び統合プログラ
    ムの開発・提供
  ③ 当社が運営する経済・金融情報の総合プラットフォームサイト「ZUU online」への株式
    投資型クラウドファンディング事業に関するコンテンツの掲載
  ④ その他相互の営業活動を通じた新規顧客の獲得及びアップセルへの取り組み


(2)資本提携の内容
   当社は、これまで、株式会社ユニコーンの既存株主からの譲受けや、第三者割当増資の引
  受けにより、ユニコーン社株式を取得してきましたが、2019 年 12 月 13 日付で他の既存株
  主からも同社株式を譲り受ける(以下「本譲渡」といいます。)旨を合意しました。本譲渡
  は 2019 年 12 月 18 日付で実行される予定です。
      本譲渡後の当社のユニコーン社株式の所有割合は当該発行済株式総数(8,325 株)の
  49.13%(4,090 株)となり、取得価額の累計額は 143,150 千円となります。個別の取得株
  式数及び取得金額については、各譲渡人が非開示を希望しているため、非開示とさせていた
  だきます。


3.資本業務提携の相手先の概要
(1)    名               称   株式会社ユニコーン
(2)    所       在       地   東京都港区元赤坂 1 丁目 7 番 18 号       KIZUNA EAST
(3)    代表者の役職・氏名           代表取締役 安田次郎
                           株式投資型クラウドファンディング
                           企業成長丸ごとサポート
(4)    事   業       内   容
                           ユニコーンインキュベーションプログラム
                           セミナーの企画・運営
(5)    資       本       金   198,500 千円(資本準備金含む)
(6)    設   立   年   月   日   2015 年 12 月 28 日
                           株式会社 ZUU(当社)       49.13%
(7)    大株主及び持株比率           その他個人株主等            50.87%
                           (2019 年 12 月 18 日付、上記2(2)の本譲渡後)
                                          当社が 49.13%(2019 年 12 月 18 日付、上
                           資 本 関 係        記2(2)の本譲渡後)を所有する関連
                                          会社です。
       上場会社と当該会社
(8)                        人 的 関 係        該当事項はありません。
       と の 間 の 関 係
                           取 引 関 係        該当事項はありません。
                           関連当事者へ         上記の資本関係があるため関連当事者に
                           の 該 当 状 況      該当します。
※「当該会社の最近3年間の経営成績及び財政状態」については、当該会社は非公開の当社関連
会社であり、当社が経営権を取得していない状況下で当該会社から非開示としたい旨の要請が
あったため、非開示とさせていただいております。


4.日    程
(1)    本   件   決   定   日   2019 年 12 月 13 日
(2)    株式譲渡契約締結日           2019 年 12 月 13 日
(3)    株   式   譲   渡   日   2019 年 12 月 18 日(予定)
(4)    業務提携契約締結日           2019 年 12 月 20 日(予定)
5.今後の見通し
  当社は、本資本業務提携は、中長期的に当社業績に寄与し、将来にわたって企業価値の向上
を実現するものであると考えており、当期の連結業績に与える影響額は軽微であると見込ん
でおりますが、今後開示すべき事項が生じた場合は速やかにお知らせいたします。


                                        以   上