4387 M-ZUU 2021-02-12 18:00:00
2021年3月期第3四半期決算説明資料 [pdf]
株式会社ZUU
(東証マザーズ:4387)
2021年3月期第3四半期
決算説明資料
金融× I T でイノベーションを
誰もが夢に向かって走ることができる世界を実現する
ZUUのミッション
MISSION
世界に、熱を。人に、可能性を。
世界は、万人にとって均一ではない。生まれる国も、言語も、文化も、慣習も、そ
れぞれに違う。
しかし、わたしたち、ZUUは思います。たとえ、環境が違っても、学び、成長する
機会は、夢に挑戦する自由は、平等にあるべきだと。
ZUUが目指すのは、全世界90億人が “それぞれの人生の経営者”となる時代。
企業が理念を掲げて事業を推進するように、一人ひとりが夢を掲げ、自らの人生を
経営する。
ZUUは、世界中の人々に向けて“ヒト・モノ・カネ…”、人生の経営に必要なあらゆ
る情報を提供することで、そんな個の時代を実現します。
1
ZUUが提供する価値
さまざまなプレイヤーと連携し、個人や法人の経営資源(B/S)最適化を支援。
B/S支援プレイヤー B/S支援のニーズ
人的資本 (間接支援) 個人 法人
デジタル店舗
アドバイザー
事業資本 ・デジタル
人的資本 人的資本
店舗
事業資本 事業資本
固定資本
固定資本 固定資本
(直接支援)
金融資本 金融資本
各種金融サービス
金融資本 各種SaaSサービス
2
個人のB/S支援
メディアプラットフォーム上で金融機関とユーザーのマッチングを促進。情報格差
の解消と金融機関のDX支援で新たな金融プラットフォームを実現。
3
法人のB/S支援
当社が創業以来培ってきたメディア構築のノウハウ、目標達成に向けたPDCAのノ
ウハウ※を2つのSaaSサービス中心に提供し、顧客企業の事業資本を支援。
※ 当社PDCAノウハウは代表取締役 冨田による書籍『鬼速PDCA』(インプレス)として2016年10月に発行。累計20万部を超えるベストセラーに
4
主要なサービス
個人・法人向けにB/Sを支援する、さまざまなサービスを展開。
個人向け 個人/法人向け 法人向け
株式型
メディアプラットフォーム クラウドファンディング メディアプラットフォームSaaS
融資型
クラウドファンディング 組織マネジメントSaaS
5
今期の事業方針と投資戦略(再掲)
事業方針
• 引き続きトップラインの成長率を重視
• SaaSを中心としたストックモデルの強化
• デジタル店舗、アドバイザーマッチング等、金融プラットフォームの実現
に注力
• 買収子会社が提供する金融サービスの早期黒字化
投資戦略
• 通期2億円を目安とした成長投資を引き続き実施
• 成長投資の内訳は、主にIT人材関連に1.4億円、金融サービス(子会社)の
開発推進に0.6億円を予定
• 営業利益は黒字確保を前提に推進するも、成長局面では状況に応じて赤字
も視野
• 固定比率増も覚悟でプラットフォームの構築を優先
6
今期の業績予想(再掲)
新型コロナウイルスの影響を考慮し、売上高・営業利益ともに伸長予定ではあるもの
のレンジでの業績予想。
2021年3月期の業績予想
単位:百万円 業績予想 前年度実績 増収率
売上高 2,650〜3,020 1,847 +43.5〜63.5%
単体 2,400〜2,770 1,841 +30.3〜50.4%
子会社 250 6 -
(子会社買収で定義変わったため)
営業利益 0〜200 ▲106 -
7
目次
01 FY21.3 3Q業績
02 FY21.3 3Q業績(サービスドメイン別)
03 サービスドメイン別ハイライト
04 下期戦略と4Qアクション
05 Appendix
※本資料の画像出典: PIXTA, Shutterstock(他社ウェブサイト等との各出典元の記載がある場合を除く)
8
01 FY2021.3 3Q業績
9
FY21第3四半期 連結業績ハイライト
売上高 売上総利益 営業利益
売上高 売上総利益 営業利益
(単位:百万円)
1Q-3Q
3Q累計 1,856 1,388 △139
YoY +63.7% YoY +81.1% YoY △82.7%
3Q 3Q単体 656 490 31 2四半期
連続黒字化
達成
YoY +73.7% YoY +109.2% YoY +124.7%
⚫ 連結売上高は前年同期比+63.7%の18.6億円。3Q単体では前年同期比+73.7%の
656百万円で着地。3Q累計で前年通期売上高と同規模へと急成長。
⚫ 先行投資、買収子会社2社のれん償却により、連結では引き続き赤字も、ZUU単体
では黒字化。連結でも2Q単体に続き、3Q単体も黒字を達成。
10
FY21第3四半期 連結業績
売上高は通期見込みの進捗率70.0%で業績予想レンジ内に計画通り推移。営業利益
もレンジ内ではあるが、期初からの成長投資の影響で引き続き赤字。
売上高
第3四半期売上高 営業利益
第3四半期営業利益
通期見通し
2,650-3,020
(百万円) (百万円)
2,000
150
1,600
100 通期見通し
0-200
50 99
1,200
0
FY19/3Q FY20/3Q FY21/3Q
1,856 -50
△76
800
△139
1,134 -100
400
948
-150
0 -200
FY19/3Q FY20/3Q FY21/3Q
11
FY21第3四半期 四半期売上高の推移
3Q単体での売上高は、前年同期比+73.7%と引き続き高成長。
4Qは季節要因もあり、さらに売上成長を見込む。
前年同期比
+73.7%
(百万円)
800
700
600
500
400
713 686 657
300
515
200
370 385 372 378
298 325 325
100
0
FY19/1Q 2Q 3Q 4Q FY20/1Q 2Q 3Q 4Q FY21/1Q 2Q 3Q
12
FY21第3四半期 四半期利益の推移
累計では期初からの成長投資により赤字先行も、2Q単体に続き3Q単体では黒字。
特に売上総利益は前年同期比+109.2%と倍以上に増加。
(百万円)600 90%
78% 78%
76% 76% 76% 80%
500 75% 75%
70%
69%
70%
400 64%
62%
60%
300
555 536
490 50%
200
361
293 40%
282
246 238 235
225 222 83
100 76
56 47 30%
21
32
0
FY19/1Q 2Q 3Q -3 4Q FY20/1Q 2Q 3Q 4Q FY21/1Q 2Q 3Q 20%
-24 -30
-100 売上総利益 営業利益 売上総利益率 10%
-129
-200 0%
-192
13
FY21第3四半期 成長投資※の推移
エンジニアやデザイナー等のIT人材採用、子会社のシステム開発関連に3Qで33百万
円(3Q累計134百万円)を投資。子会社システム開発関連への投資は予定通り進捗。
250 60
54
投資進捗率 200 50 47
67.0%
200
40
150
134 33
30
100
20
50
10
0 0
FY21/3Q累計 FY21累計見込み FY21/1Q 2Q 3Q 4Q
IT人材 金融システム関連 IT人材 金融システム関連
※成長投資の定義は、今期の重点分野への一過性の投資
14
FY21第3四半期 販売管理費/損益分岐点の推移
販売管理費は引き続きPDCAによるコスト効率化や利益率の低い案件精査により削減。
結果、損益分岐点は下がり、引き続き単体での黒字化を達成。
販売管理費の推移 損益分岐点の推移
(百万円) (百万円)
700 900 損益分岐点
採用教育費
△2.3pt
売上高
広告宣伝費 800
600
損益分岐点売上高
人件費 700
500 その他
600
400 500
300 400
300
200
200
100
100
0 0
FY20/1Q 2Q 3Q 4Q FY21/1Q 2Q 3Q FY20/1Q 2Q 3Q 4Q FY21/1Q 2Q 3Q
15
P/Lサマリー
3Q単体および3Q累計の前年同月比。
FY2021.3 FY2020.3 YoY FY2021.3 FY2020.3 YoY
3Q 3Q 増減率 1Q-3Q 1Q-3Q 増減率
売上高 656 378 +73.7 1,856 1,134 +63.7
百万円 百万円 % 百万円 百万円 %
売上総利益 490 234 +109.2 1,388 766 +81.1
百万円 百万円 % 百万円 百万円 %
売上総利益率 74.7 62.1 +12.6 74.8 67.6 +7.2
% % pt % % pt
販売管理費 458 363 +26.3 1,527 842 +81.3
百万円 百万円 % 百万円 百万円 %
営業利益 31 △ 128 +124.7 △ 139 △ 76 △82.7
百万円 百万円 % 百万円 百万円 %
16
B/Sサマリー
2020年9月14日、想定13.52億円で発行した新株予約権の内、第8回新株予約権は
2020年11月30日で行使完了。現預金2.2倍、純資産1.6倍と財務基盤を強化。
B/S B/S
(2020年9月末) (2020年12月末)
負債合計
5.05億円
負債合計 資産合計
うち有利子負債
0.19億円
4.55億円 20.43億円
資産合計 うち有利子負債
14.22億円 0.19億円
うち現預金 純資産合計
11.78億円
うち現預金 純資産合計 (+6.39億円) 15.37億円
5.39億円 (+5.7億円)
9.67億円
自己資本比率 自己資本比率
63.4% 71.9%
17
IR活動の強化
新株予約権発行決議から継続してIR活動を強化。3Q決算発表後の機関投資家面談数
をさらに増加予定。半期開催だった決算説明会も四半期開催に変更し、投資家との
直接コミュニケーションの場や発信を強化。
機関投資家面談数の推移 平均出来高数の推移
(件)20 (株)70,000
60,000
15
第8回新株予約
50,000 権の行使完了
40,000
• 第三者割当による行使
10
18 30,000
価額修正条項付き新株
予約権の発行決議
13 株式分割
12 20,000 •
5 10 10
8
10,000
0 0
FY20/1Q 2Q 3Q 4Q FY21/1Q 2Q 3Q 2020年7月 8月 9月 10月 11月 12月
※機関投資家面談数は、各四半期決算発表後の実施件数
18
02 FY2021.3 3Q業績(サービスドメイン別)
19
FY21第3四半期 サービスドメイン別ハイライト
フィンテックサービス
⚫ フィンテックサービス売上高は広告売上が伸長し、前年同期比+70.1%。
⚫ 融資型、株式投資型に続き、購入型クラウドファンディング『ZUU online funding』
β版をリリース。第一弾プロジェクトから順調に資金が集まり、目標額の289%達成。
⚫ 12月初旬のGoogleコアアルゴリズムアップデートで『NET MONEY』売上が影響を
受けて3Qでは減少するも、改善施策により12月後半から1月以降は売上が急増。
セールステックサービス
セールステックサービス
⚫ セールステックサービス売上高は、前年同期比+57.7%と引き続き高成長。
⚫ セールステック全体のストック売上高比率が90.1%(QoQ+0.4pt)と微増。ストック売
上高比率は引き続き高水準を維持。
⚫ 横浜FCやヴォレアス北海道など、スポーツチームとのスポンサー契約、オフィシャル
パートナー契約を締結。地場企業の生産性向上に向けてPDCA Engineeringの提供。
20
サービスドメイン別売上高(前年同期比)
3Q累計の売上高は、フィンテックサービスが前年同期比+70.1%と高成長。セール
ステックサービスも前年同期比+57.7%と、2サービスがほぼ同規模で牽引。
フィンテックサービス セールステックサービス
(百万円) (百万円)
1,000 1,000
800
前年同期比 800 前年同期比
+70.1% +57.7%
600 600
954
902
400 400
561 572
200 200
0 0
FY20/3Q累計 FY21/3Q累計 FY20/3Q累計 FY21/3Q累計
21
サービスドメイン別売上高(四半期の推移)
両サービスともに前期比+70%以上と順調に売上高が増加。新型コロナウイルスや季
節要因での広告需要、Googleアルゴリズム、案件期ズレが一定あるもベースは逓増
フィンテックサービス セールステックサービス
(百万円) +75.4% (百万円) +72.2%
400 400
300 300
200 200
374
357
330 338
327 326
296
218
100 195 188 100 189 193 189
177
0 0
FY20/1Q 2Q 3Q 4Q FY21/1Q 2Q 3Q FY20/1Q 2Q 3Q 4Q FY21/1Q 2Q 3Q
22
ドメイン別ハイライト
03 フィンテックサービス
23
フィンテックサービス《個人のB/S支援》
メディアプラットフォーム上で金融機関とユーザーのマッチングを促進。情報格差
の解消と金融機関のDX支援で新たな金融プラットフォームを実現する。
24
フィンテックサービスのビジネス
メディアプラットフォームが構築してきたユーザー基盤を活用し、法人と個人の
マッチングを促進。3Qからは新サービスもリリース。
メディアを基盤とする金融系プラットフォーム
プラットフォーム データ トランザクション 顧客
資産アドバイザー
金融機関
金融商品 ・金融機関のDX推進
・資産運用アドバイザーの
ID
活用
・ M&A・事業承継
デ 企業
ー
タ New 購入型CF ・スモールM&A仲介
基
盤 ・資金調達の支援
株式投資型CF 融資型CF ・IPO支援
・テストマーケティング
25
メディアプラットフォーム『ZUU online』ユーザー数は引き続き拡大
会員数10万以上の国内最大級の金融経済メディア。提携メディアを含め『ZUU
online』を中心にメディアプラットフォームを構築。
『ZUU online』ユーザー数は過去最高を更新中
(千UU)
12,000
10,782
10,000
8,772
8,000
6,000 5,629
4,000
3,015
2,534
2,000
1,803
340
0
14年9月 15年9月 16年9月 17年9月 18年9月 19年9月 20年9月
26
メディアプラットフォームを中心とするマネタイズポイント増加
成長するメディアプラットフォームのユーザー基盤を中心に、マネタイズポイントが
増加。ユーザー数×CVRのPDCAを推進し、フィンテックサービス全体の売上増加。
金融系プラットフォームでのマネタイズポイント
ユニコーン社買収 複数の証券会社と提携
株式型クラウドファンディング 証券
①デジタル店舗(Brand Channel)
COOL社及びCOOL SERVICES社買収 複数のクレジットカード会社と提携
融資型クラウドファンディング クレジットカード
④有料会員
(サブスクリプション)
『ZUU online』で新サービスリリース 複数のローン会社と提携
新
購入型クラウドファンディング ローン
フィナンシャル・エージェンシーと資本業務提携 ②広告 ③アドバイザーマッチング 複数の外貨投資関連会社と提携
生命保険&損害保険 外貨投資
日本M&Aセンターと合弁会社設立
スモールM&A仲介
27
送客事業が急成長し、ドメイン売上げを牽引
『ZUU online』『NET MONEY』を中心とする送客収益が急成長。12月のGoogle
コアアルゴルズムアップデートの影響を一時的に受けるもV字回復し、さらに伸長。
「アクセストレードアワード2020 金融部門」に選出 『NET MONEY』検索流入がV字回復
メディアプラットフォー 前月比
ムによる送客事業が急成
長し、アクセストレード 約 400%
主催の賞も受賞
7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月
SEOが伸長し、11月時点ではOrganic UUが2Qの約6
倍に上昇。12月にアルゴリズムアップデートの影響
※ アクセストレードアワード概要 https://www.accesstrade.ne.jp/event/awards/result/ 受けるもV字回復し、急成長中。
28
購入型クラウドファンディング(CF)のサービス提供を開始
融資型、株式投資型に続き、購入型CF『ZUU online funding』β版をリリース。主
要CF3タイプの提供により、様々な企業ニーズに応えるCFプラットフォームを構築。
購入型CF 融資型CF 株式投資型CF
出資金 出資金 融資 出資金 投資 出資金
運営 運営 運営
事業者 支援者 事業者 投資家 事業者 投資家
会社 会社 会社
返済 分配
商品・サービス 売却益
主な収益源: 主な収益源: 主な収益源:
✓ 総支援額から一定割合を徴収すること ✓ 融資実行手数料(1%~3%) ✓ 株式発行価格の総額から一定割合
で得られる手数料(10%~25%) ✓ 融資の利ざや(1.5%~5%) を徴収することで得られる手数料
✓ 決済を行う際の手数料(0%~5%) (10%~20%)
29
『ZUU online』ユーザー基盤を活用したテストマーケティング/PR支援
購入型CFでは主に『ZUU online』に集まる富裕層に向けた新商品・新サービスのテ
スト販売によるマーケティングリサーチや初期顧客獲得等の機会を提供。
融資型CF
投資 融資
返済 分配
株式投資型CF
出資 払込
売却益 未上場企業
購入型CF
購入 払込
商品・サービス
30
(参考)メディアプラットフォーム『ZUU online』のユーザー属性(再掲)
『ZUU online』は個人投資家だけでなく、経営者等のエグゼクティブ層やマネジメ
ント層から支持を得るフィンテックサービスのプラットフォーム。
会員属性 会員の具体例
【相続・事業承継】 【投資全般】
52歳企業オーナー 40歳金融機関勤務
年収:1,800万 年収:1,200万
既婚/ 二児の父 既婚/ 夫婦二人暮らし
親からの相続、事業継承。 金融・投資に関する情報収
資産を守り殖やす必要性を感 集、知識の深堀に余念がな
じてきた。 い。
4人に1人が
エグゼクティブ層
マネジメント層
25.7% ✔ 相続や事業継承に関する情報を
ZUU onlineで収集
✔ 株式投資や節税対策に関する情報
をZUU onlineで収集
✔ 「備える」「相続する」カテゴ ✔ 主に「投資の応用」「銘柄分析」
リー記事を閲覧 「Fintech特集」カテゴリーを閲覧
✔ 定期的(週末・連休等)にじっくり ✔ 毎日、1~2記事閲覧
閲覧
出所:ZUU online 会員出現率調査2020年3月(n=11,612)
31
購入型CF:第一弾募集は目標金額の289%達成で成立
2020年12月24日の『ZUU online funding』 β版をリリースと同時に、第一弾案
件・高級ナイフセットの募集を開始。以降の案件獲得に向けて企業連携等を推進。
目標達成率
289%
32
(参考)購入型CF市場規模※の推移
購入型CF(寄付型含む)の市場規模は、2017年〜2019年で平均成長率48.2%と順調に成
長。2020年はコロナ禍での事業者の資金調達手段として利用者が急増し、購入型CF
各社の流通総額も急増。更なる拡大を見込む。
購入型CF市場規模の推移 CF市場規模の構成(2019年)
(億円)
180
169 株式型
購入型(寄付型を含む)
5.6億円 0.4%
160 12.7%
169億円
140
120 115
100
77
80
融資型(不動産特
60
定共同事業法型
40 を含む)
86.8%
20 1152億円
0 購入型(寄付型を含む) 融資型(不動産特定共同事業法型を含む) 株式型
2017年 2018年 2019年
※ 消費者庁ウェブサイト/三菱UFJリサーチ&コンサルティングの資料より引用
33
融資型CF:日本保証と業務提携/保証提携し、安心できる投資環境を構築
グループ会社である日本保証と貸付への保証業務を開始。投資家の出資元本の保全性
を高め、安心できる投資環境構築と日本保証による顧客層拡大を見込む。
3号案件は最低成立金額の300%達成 日本保証との業務提携/保証提携を発表
3号案件では、LEGALAND不動産事業ファンド(株式会社
リーガル不動産)の資金調達を実施。最低成立金額10百万
円に対して300%達成し、上限30百万円を調達。
直近では最初の保証案件の募集を開始。
開始約1分で目標達成するほどの人気に。
※
※ 資料はCOOL社の情報提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません
34
株式投資型CF:月2-4の案件を安定募集し、順調に目標達成
3Q(10月〜12月)で6案件を募集。月2〜4案件を安定提供により、投資家会員数も順
調に増加(期初比+63.9%)。Riche Lab社との業務提携を始め、企業支援体制も強化。
第2四半期の倍となる6案件を募集 Riche Lab社との業務提携を発表
8000万円
を調達
目標対比達成率
266.7%
エンジェルラウンドでの資金調達に強みを持つRiche
Lab社と連携し、企業サポートを相互提供。共同でベ
ンチャー企業の支援を行い、成長を総合サポート。
※ 資料はユニコーン社の情報提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません
35
ドメイン別ハイライト
04 セールステックサービス
36
セールステックサービス《法人のB/S支援》
マーケティングからセールスまでのプロセスを2つのSaaSサービス『MP Cloud』
『PDCA Cloud』を中心に支援するtoB事業。
認知 興味・関心 比較・検討 購入 フォロー
マーケティング インサイドセールス フィールドセールス
メディア PDCA Engineering
組織的な「PDCA」の仕組みの
(顧 導入・定着や、社員のオンボー
PR広告 記事 ナ客 ディングを支援するSaaSサービ
ネット検索 ー育 ス
見込み客 案
SNS リード獲得 チ成 件
DM 抽出 TEL ャ 化
資料請求 リ フ
セミナー 資料送付 ア 商 受 納
ホワイト ン ォ
動画 イベント ポ 談 注 品 ロ
ペーパー グ
メルマガ ー
)
MA
各種データ
(SFA・CRM・購読履歴データ)
37
セールステックサービスのビジネス①『MP Cloud』
自社メディア運営で培ったノウハウを活用し、SaaSサービス『MP Cloud』をエン
タープライズ中心に提供。企業のメディア構築によるマーケティング活動を支援。
『MP Cloud』によるメディア構築支援 メディア構築からさまざまな事業展開へ
金融機関様 非金融企業様
金融 不動産 その他業界
(メガバンク:三菱UFJ銀行様)
(通信) スコアリング
IFA 不特法
プラットフォーム
自動投資 STO等
(地方銀行:第三銀行様)
構築
(航空)
旅行
(証券:みずほ証券様) セールス
教育
(クレジットカード:クレディセゾン様)
マーケティング
ヘルスケア
(不動産投資:リーガル不動産様) Horizontal SaaSとして、多業界のマーケティング
支援から『PDCA Cloud』でのセールス支援に接続。
また、『MP Cloud』をベースとしたマーケティン
グから、各社事業に合わせた事業構築にも展開。
(M&A:日本M&Aセンター様)
38
『THE OWNER』会員数10,000名を突破、大規模カンファレンスも予定
『THE OWNER』(日本M&Aセンター社とZUUの合弁会社ZUUM-A運営)のオンラインセミナー
実施による会員数が拡大。会員数が10,000名を突破。
会員数10,000名を突破 3月に大規模カンファレンスを開催
『THE OWNER』の会員向けて大規模オンラインカン
ファレンス「2021年の企業経営 」を3月に開催。3,000
2020年9月~12月で計52回のオンラインセミナーを実施。 名規模の参加を見込む。
会員数、トラフィックともに順調に増加。オーナー経営者
向けメディアとして最大級に。
39
セールステックサービスのビジネス② 『PDCA Cloud』
当社のPDCAノウハウを活用した組織マネジメントSaaS『PDCA Cloud』をSMB中
心に提供。PDCAサービスの体系化や新たにセールス支援サービスも提供開始。
PDCAサービスを体系化
経営戦略〜セールスまでコンサルティング
+SaaS提供による目標達成のPDCAマネジメン
トサービス
PDCA Engineering
鬼速 PDCA Cloud 80
営業コ ン テ ン ツ 閲覧数と 受注率
Fさん
(SaaS)
70 Iさん
営業コ ン テ ン ツ の閲覧数( PV数)
Cさん
アウトプット 60
FBを基に実践
をもとにFB 50
Aさん
40
Bさん
30 Gさん
Dさん
20
10 Hさん
0
Eさん
現場のセールスチームの具体的な支援を実施。
0 5 10 15 20 25 30 35
営業受注率
PDCAの設計〜セールスチーム構築〜目標達
成までのマネジメントサービス 1 2 3 鬼速サーベイを社
鬼速PDCAの 適切な改善ポイ
組織内定着 ントを標準化 内施策等へ活用
Sales Engineering
40
ネットワーク拡大による安定したリード獲得と営業活動で顧客数は増加
メディアプラットフォームのユーザー基盤を始め、様々なネットワークを構築。安
定したリード獲得からの効率的な営業活動と高いコンサルティング力で順調に顧客
は拡大。
強固なネットワークを構築 豊富なリード情報 効率的な営業・マーケティング
• インサイドセールス、
フィールドセールスによる
メディアプラットフォーム
効率的な営業活動
• 顧客の多様なニーズに応え
る営業力とコンサルティン
グラインナップ
アライアンスパートナー
金融機関、会計事務所、 経営者
スポーツクラブなど
PDCA Engineering
中小企業 鬼速
経営者向け勉強会、鬼 経営・組織・財務・事業・
勉強会・セミナー
速PDCAセミナーなど 営業コンサルティング
PDCA Engineeringの既 Sales Engineering
既存顧客 存顧客
41
スポーツクラブとのアライアンスによる中小企業支援を拡大
ZUUの持つ顧客基盤を活用した、スポーツクラブのスポンサー企業とのビジネス
マッチング、スポーツクラブを支援する地域企業に対して『PDCA Cloud』の提供
や「鬼速PDCA」の考え方を活用した様々な取り組みを実施。
スポーツクラブを通した「鬼速PDCA」の提供
× スポーツクラブ
• 中小企業の生産性向上
• 中小企業の働き方改革
• 中小企業を通じた地域経済
活性化へ貢献
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経営者限定イベント『PDCA経営』を開催予定
約5,000名の経営者に実施してきた勉強会やセミナーのノウハウを用い、コロナ禍で
も事業成長させ続けるための経営術を伝える経営者限定イベントを2月に開催。
43
05 下期戦略と4Qアクション
44
FY21下期戦略(再掲)
フィンテックサービスは期初より推進しているデジタル店舗、アドバイザーマッチン
グをはじめとする金融プラットフォーム構築、セールステックサービスは引き続き
SaaSサービスのプロダクト開発・提供による事業開発を推進。
フィンテックサービス セールステックサービス
① 金融プラットフォーム確立 ① 『MP Cloud』サービスの拡張
② 金融機関のDX推進 ② 『PDCA Cloud』シリーズの
新プロダクト投下
③ 金融系企業の ③ 経営者向けオムニチャネル
トランザクション最大化 プラットフォーム構築
45
サービスドメイン別4Qアクション
3Qに引き続き、以下のアクションを継続して実施。3Qで具体的に成果が出ている部
分も含め、特に以下の強調部分への施策を優先していく。
金融プラットフォームの強化 SaaSラインナップの拡充
• 『資産家(資本家)』向け新規サービス立ち上げ
• アドバイザーマッチングの立ち上げ • サービスラインの拡張
• マーケティング支援パッケージの開発
• 自社サービスとの連携等による事業開発
• 金融商品の既存カテゴリ改善
• 金融商品新領域の立ち上げと収益化
• オムニチャネル化に向けたネットワーク開拓
• 『PDCA Cloud』シリーズ展開
• 多業界とのアライアンスによるバーティカル型
• クラウドファンディングのプロダクト強化 の事業開発
• クラウドファンディングの新領域立上げ
47
46
4Qから来期への注力アクション領域
注力領域として主に以下を4Qで推進。新領域への参入、M&Aや戦略的提携により、
来期以降の更なる成長に向けて新たな施策に取り組んでいく。
『ZUU online』の抱える富裕層に向けた
新領域での収益構築 資産家向け新サービスの提供 フィンテック領域での新サービスを提供開始。
新たに信用スコア事業への参入を開始。
新規事業への参入 金融機関向け、非金融機関向けと幅広い領域
に向けたサービス提供を見込む。
SMB向けSaaS『PDCA Cloud』に続く、新
新SaaSサービスの提供 SaaSを提供。培ってきた強固な経営者ネット
ワークを活用し一気に提供拡大を見込む。
融資型CF「COOL」、株式投資型CF「Unicorn」
資本提携等による成長加速 M&Aや資本業務提携の推進 に続き、積極的にM&A、資本業務提携を推進。
幅広く事業シナジーを生む領域を検討。
47
FY21下期の業績予想(再掲)
2Qまでは売上高・利益ともに期初計画通り推移。下期以降は、期初からの成長投資は
維持しつつ、新事業立ち上げ/提携/M&Aなどによる中期的な非連続成長に向けて調達
した資金を投下予定。
FY21下期の成長イメージ
(百万円)
1,000 計画(予想)※
800
600
400
200
0
2018年3月期 同 同 同 2019年3月期 同 同 同 2020年3月期 同 同 同 2021年3月期 同 同 同
第1四半期 第2四半期 第3四半期 第4四半期 第1四半期 第2四半期 第3四半期 第4四半期 第1四半期 第2四半期 第3四半期 第4四半期 第1四半期 第2四半期 第3四半期 第4四半期
※計画(予想)は、業績予想レンジの下限~上限の中間の計画
48
06 Appendix
49
会社概要
2013年の創業以降、順調に成長。
(百万円)
2,000
社名 株式会社ZUU(ZUU Co.,Ltd.)
東京都目黒区青葉台3-6-28 1,500
住所
住友不動産青葉台タワー9F
代表者 代表取締役 冨田 和成 1,000
設立 2013年4月2日
500
128名
従業員数
(臨時雇用除く、2020年9月末)
• アッパーマス~富裕層向けフィン 0
テック・プラットフォームの運営 (百万円)
• セールステック・プラットフォー 売上高 335 729 944 1,317 1,847
ムの運営とセールステック推進支 6 ▲15 71 182 ▲106
事業内容 営業利益
援
(子会社含む) 純利益 9 ▲46 44 107 ▲92
• 融資型クラウドファンディング
サービス・株式型クラウドファン 総資産 636 662 725 1,238 1,354
ディングサービスの運営 自己資本比率 88% 78% 78% 80% 63%
• その他
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経営陣の紹介
金融およびIT両面で経験豊富な経営メンバーが当社を支援。
経営陣
冨田 和成 / 代表取締役 赤羽 雄二 / 社外取締役
大学在学中にソーシャル・マーケティング 大学卒業後、小松製作所に入社、米国留学を
関連で起業。卒業後、野村證券に入社、本 経て以降、米マッキンゼーで長年コンサル業
社の富裕層向けプライベート・バンキング 務に従事。
業務、ASEAN地域の経営戦略担当等に従 その後、独立し、複数のベンチャー企業の創
事。 業を支援。ZUUも、創業期から支援。
2013年に同社退職、ZUUを設立し、代表
取締役に就任。
原田 佑介 / 取締役 五味 廣文 / 社外取締役
東京都出身。2008年に早稲田大学卒業後、 東京大学法学部卒業。ハーバード大学ロース
新卒で株式会社ベンチャー・リンクに入社 クール卒業(LL.M.)。大蔵省(現 財務省)入省。
し、中小企業の経営コンサルティング業務 金融庁検査部長・局長、監督局長、金融庁長官
に従事。その後2011年に株式会社ディー・ を歴任し、現在は、複数社の顧問・アドバイ
エヌ・エーに入社し、ゲーム開発、国内外 ザーを務める傍ら、SBIホールディングス株式会
の開発会社のコンサルティング業務に従事。 社、アイダエンジニアリング株式会社、株式会
2014年に株式会社ZUUに参画。 社ミロク情報サービス、およびアステリア株式
会社の取締役に就任。また、2020年、株式会社
福島銀行社外取締役に就任予定。
51
「2020年 日本テクノロジー Fast50」を受賞
デロイト トーマツ グループが発表したテクノロジー・メディア・テレコミュニケー
ション業界の収益(売上高)に基づく成長ランキングで、過去3決算期の収益(売上高)
成長率95.6%を記録し、29位にランクイン。2016年から4年連続受賞。
※ 「日本テクノロジー Fast 50」は、デロイト トウシュ トーマツ リミテッドが世界約40カ国および北米・欧州・アジア太平洋地域の3地域ごとに実施しているランキング
プログラムの日本版です。上場・未上場企業を問わずTMT業界に含まれる企業からの応募をもとに、過去3決算期の収益(売上高)成長率の上位50社がランキングされ
ます。 http://www.deloitte.com/jp/fast50
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創業時からのCAGR
日本経済新聞社が選ぶ、過去3年間の増収率をランキング化した「NEXT1000」で19位
選出、一人当たりの売上高伸び率が高い中堅上場企業「NEXT1000」でも20位に選出。
過去5年間のCAGR
2,000
「日経NEXT1000」に選出
• 過去3年間の増収率が高い企
5年間のCAGR
業19位
(年平均成長率)
1,500 • 一人当たり売上高伸び率が高
い中堅上場企業20位 99.6%
1,000
500
0
2015年3月期 2016年3月期 2017年3月期 2018年3月期 2019年3月期 2020年3月期
53
デジタル店舗/アドバイザーマッチングの強化
金融商品の購買は一般的な商品に比べて学習コストが大きく、オンライン完結しきれ
ない。金融商品の購買判断に不可欠な「店舗」と「人(アドバイザー・セールス)」をオン
ライン上に揃え、マッチングを図る。
オンライン上の店舗&アドバイザー 金融商品カスタマージャーニーの特徴
購買金額の オンライン完結が難しく、
大きさ カスタマージャーニーが長くなる
ECが代替
不動産売買
(例:Amazon・楽天・メ
ルカリなど)
住宅ローン
生命保険
投資信託 株式・債券
美容
洋服 グッズ
家電
食品
書籍 「店舗」と「人」が
購買判断をサポート
日用品
学習コストの大きさ
(※2020年3月期第3四半期決算説明資料より抜粋) (金融商品の購買に必要な前提知識や経験)
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金融サービス仲介業創設の流れ
金融サービス総合化の時流に合わせて、いち早く「金融系プラットフォーム」と「総合
的な金融サービス」を本格展開していく予定。
総合的な金融サービス仲介機能の必要性 金融商品仲介業免許取得に向けた進展
(※2020年第1四半期の決算説明資料より抜粋)
(※未来投資会議(第33回) 金融担当大臣提出資料より抜粋)
口座獲得ノウハウ
2020年1月、2021年度の「金融サービス仲介業」創
設が決定。指導が規制緩和され、登録制度を一本化。 口座獲得ノウハウ
ワンストップで商品販売ができる金融仲介ビジネス
口座獲得ノウハウ
が可能に。
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本資料の取り扱いについて
本書には、当社に関連する見通し、将来に関する計画、経営目標などが記載され
ています。これらの将来の見通しに関する記述は、将来の事象や動向に関する現
時点での仮定に基づくものであり、当該仮定が必ずしも正確であるという保証は
ありません。今後、様々な要因により、実際の業績が本書の記載と著しく異なる
可能性があります。
別段の記載がない限り、本書に記載されている財務データは日本において一般に
認められている会計原則に従って表示されています。
当社以外の会社に関する情報は、一般に公知の情報に依拠しています。
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