4387 M-ZUU 2020-11-11 17:05:00
2021年3月期第2四半期決算説明資料 [pdf]
株式会社ZUU
(東証マザーズ:4387)
2021年3月期第2四半期
決算説明資料
金融× I T でイノベーションを
誰もが夢に向かって走ることができる世界を実現する
ZUUのミッション
MISSION
世界に、熱を。人に、可能性を。
世界は、万人にとって均一ではない。生まれる国も、言語も、文化も、慣習も、そ
れぞれに違う。
しかし、わたしたち、ZUUは思います。たとえ、環境が違っても、学び、成長する
機会は、夢に挑戦する自由は、平等にあるべきだと。
ZUUが目指すのは、全世界90億人が “それぞれの人生の経営者”となる時代。
企業が理念を掲げて事業を推進するように、一人ひとりが夢を掲げ、自らの人生を
経営する。
ZUUは、世界中の人々に向けて“ヒト・モノ・カネ…”、人生の経営に必要なあらゆ
る情報を提供することで、そんな個の時代を実現します。
1
ZUUが提供する価値
さまざまなプレイヤーと連携し、個人や法人の経営資源(B/S)最適化を支援。
B/S支援プレイヤー B/S支援のニーズ
人的資本 (間接支援) 個人 法人
デジタル店舗
アドバイザー
事業資本 ・デジタル
人的資本 人的資本
店舗
事業資本 事業資本
固定資本
固定資本 固定資本
(直接支援)
金融資本 金融資本
各種金融サービス
金融資本 各種SaaSサービス
2
個人のB/S支援
メディアプラットフォーム上で金融機関とユーザーのマッチングを促進。
情報格差の解消と金融機関のDX支援で新たな金融プラットフォームを実現。
3
法人のB/S支援
当社のコアバリューであるPDCAノウハウ※をSaaSサービスとして他社に
展開。国内最大級のPDCAサービス等を提供し、事業資本を支援。
※ 当社PDCAノウハウは代表取締役 冨田による書籍『鬼速PDCA』(インプレス)として2016年10月発行。累計10万部を超えるベストセラーに
4
主要なサービス
個人・法人向けにB/Sを支援する、さまざまなサービスを展開。
個人向け 個人/法人向け 法人向け
株式型 MP Cloud
メディアプラットフォーム クラウドファンディング (メディアプラットフォームクラウド)
融資型 PDCA Cloud
クラウドファンディング (旧PDCAシステム)
5
今期の事業方針と投資戦略(再掲)
事業方針
• 引き続きトップラインの成長率を重視
• SaaSを中心としたストックモデルの強化
• デジタル店舗、アドバイザーマッチング等、金融プラットフォームの実現
に注力
• 買収子会社が提供する金融サービスの早期黒字化
投資戦略
• 通期2億円を目安とした成長投資を引き続き実施
• 成長投資の内訳は、主にIT人材関連に1.4億円、金融サービス(子会社)の
開発推進に0.6億円を予定
• 営業利益は黒字確保を前提に推進するも、成長局面では状況に応じて赤字
も視野
• 固定比率増も覚悟でプラットフォームの構築を優先
6
今期の業績予想(再掲)
新型コロナウイルスの影響を考慮し、売上高・営業利益ともに伸長予定では
あるもののレンジでの業績予想。
2021年3月期の業績予想
単位:百万円 業績予想 前年度実績 増収率
売上高 2,650〜3,020 1,847 +43.5〜63.5%
単体 2,400〜2,770 1,841 +30.3〜50.4%
子会社 250 6 -
(子会社買収で定義変わったため)
営業利益 0〜200 ▲106 -
7
目次
01 FY21.3 2Q業績(累計)
02 FY21.3 2Q業績(サービスドメイン別)
03 サービスドメイン別ハイライト
04 下期戦略と3Qアクション
05 Appendix
※本資料の画像出典: PIXTA, Shutterstock(他社ウェブサイト等との各出典元の記載がある場合を除く)
8
01 FY2021.3 2Q業績(連結)
9
FY2021.3 2Q業績ハイライト(連結)
売上高 売上総利益 営業利益
2Q累計 1,200 百万円 897 百万円 △171 百万円
YoY +58.7% YoY +68.8% YoY △427.1%
2Q 685 百万円 536 百万円 21 百万円
YoY +84.3% YoY +124.7% YoY +186.1%
・連結売上高は前年同期比+58.7%と引き続き高い成長率を維持。フィンテックサー
ビス、セールステックサービス共に売上高が前年同期比+50%以上の高成長
・売上総利益率は前年同期比で4.5pt改善し、売上総利益は前年同期比+68.8%
・先行投資と買収子会社2社のれんにより赤字拡大も、先行投資の回収フェーズへ移
行。2Qでは利益面も大きく改善し、第2四半期での黒字転換を達成
10
FY2021.3 2Q 業績推移(累計)
売上高は進捗率45.3%で推移。前年同期47.3%と比較して微減も期初計画通
りには進捗。先行投資から回収フェーズへ移行し、赤字も営業利益は改善。
売上高進捗 営業利益進捗
業績予想 (百万円)
150
2,650-3,020
(百万円) 103
1,400 100
業績予想
1,200 52
1,200
50 0-200
1,000
0
FY19/2Q FY20/2Q FY21/2Q
800 756
-50
624
600
-100
400
-150
200
-200
-171
0
FY19/2Q FY20/2Q FY21/2Q
11
FY2021.3 2Q 四半期売上高推移
子会社PMIの進捗、SaaSの受注拡大等により2サービスともに伸長し、
FY21/2Q連結売上高は、前年同期比+84.3%と成長が加速。
PwCあらた有限責任監 福井銀行と鬼速PDCAを活 フィナンシャルエー 前年同期比
+84.3%
(百万円) 査法人と金融機関向け 用した中小企業の働き方改 ジェンシー社と保険業
DXで業務提携 革に向けて業務提携 界向けデジタル店舗拡
800
大の資本業務提携
横浜信用金庫と鬼速PDCA 足利銀行と
を活用した中小企業の働き 『PDCA Cloud』 713 685
700 方改革に向けて業務提携 拡販の業務提携
リーガル不動産と業務提携
600 不動産テック分野での共同事業開始
COOL/COOL SERVICES社を買収 515
日本M&Aセンター社
500 ユニコーン社と資本業務提携
東京証券取引所 と業務提携
マザーズへ上場 合弁会社ZUUM-A設立
400 370 385 372 378
325 325
299
300
200
100
0
FY19/1Q 2Q 3Q 4Q FY20/1Q 2Q 3Q 4Q FY21/1Q 2Q
12
FY2021.3 2Q 四半期利益推移
成長投資による赤字先行も、FY21/2Qで黒字転換。売上総利益
(YoY+125%)、売上総利益率(+14pt)、営業利益(+186.1%)と大きく伸長。
(百万円)600 90%
555 536
500 80%
75% 76% 76% 78%
76% 78%
400
69% 361 70% 70%
64%
282 293 62%
300 60%
225
246 238 235
222
200 50%
100 83 76 40%
56 47 21
0 30%
FY19/1Q 2Q -3
3Q 4Q FY20/1Q 2Q 3Q 4Q FY21/1Q 2Q
-24 -30
-100 20%
-129
-200 売上総利益 営業利益 売上総利益率
10%
-192
-300 0%
13
FY2021.3 2Q 成長投資※の推移
メディアプラットフォームやSaaS開発のエンジニア、デザイナー等のIT人
材、クラウドファンディング子会社のシステム開発関連に引き続き投資。
2Qは54百万円を投資。通期投資予定額の50.5%を消化。
250
60
54
200 50
200 47
投資進捗率
150 50.5% 40
30
101
100
20
50
10
0 0
FY21/2Q累計 FY21累計見込み FY21/1Q 2Q 3Q 4Q
IT人材 金融システム関連 IT人材 金融システム関連
※成長投資の定義は、今期の重点分野への一過性の投資
14
FY2021.3 2Q グループ従業員数の推移
IT人材採用への積極投資、クラウドファンディング子会社の買収等により、
従業員数(正社員数、役員除く)は、前年同期比で74名増加。
(人)
140
131 128
120 従業員数
+74名
100 96
80
60 62
60
52
57
54 54
50
40
20
0
FY19/1Q 2Q 3Q 4Q FY20/1Q 2Q 3Q 4Q FY21/1Q 2Q
15
FY2021.3 2Q 販売管理費の推移
FY2020からの成長投資により人件費は増加も、採用費の適正化やマーケ
ティング施策の効率化が進み、採用費、広告費を中心とする全体費用は削減
傾向。
(百万円)
700
採用教育費 広告宣伝費 人件費 その他
600
500
400
300
200
100
0
FY19/1Q 2Q 3Q 4Q FY20/1Q 2Q 3Q 4Q FY21/1Q 2Q
16
FY2021.3 2Q 損益分岐点の推移
継続した成長投資の投資額はQoQ+15.2%も、売上高の成長、採用・マーケ
ティング効率化により、2Qで損益分岐点が17.4pt改善し、2Q単体で黒字化。
(百万円)
900
損益分岐点
800
売上高
-17.4pt
713
700 685
600
515
500
400 370 385 378
372
325 325
299
300
200
100
0
FY19/1Q 2Q 3Q 4Q FY20/1Q 2Q 3Q 4Q FY21/1Q 2Q
17
3年間で総資本回転率も大幅増
総資本回転率は過去3年間で大幅に増加。前期比は+44.4%。先行投資から
の投資回収フェーズ移行によって資産の効率的な活用・収益化を実現。
過去3年間の総資本回転率
1.8
1.69
総資本回転率 YoY YoY 1.6
(年換算) 増減率 増減率
1.4
1.17
FY2019 1.2 1.06
2Q累計 1.06 - -
回 1
3年平均総資本回転率
0.8
FY2020
2Q累計 1.17回 0.11 回 +9.9 0.6
1.33回
%
0.4
FY2021
2Q累計 1.69 0.52 +44.4 0.2
回 回 %
0
FY19/2Q FY20/2Q FY21/2Q
18
P/Lサマリー(連結)
売上、利益共に前年同期比で大きく成長。1QからのIT人材等への成長投資
により、累計で販管費が前年同期比123.0%増も、2Qで利益構造が改善。
FY2021.3 FY2020.3 YoY FY2021.3 FY2020.3 YoY
2Q 2Q 増減率 2Q累計 2Q累計 増減率
売上高 685 372 84.3 1,200 756 58.7
百万円 百万円 % 百万円 百万円 %
売上総利益 536 238 124.7 897 532 68.8
百万円 百万円 % 百万円 百万円 %
売上総利益率 78.3 % 64.2 % 14.1pt 74.8% 70.3 4.5 pt
%
販売管理費 515 263 96.2 1,069 479 123.0
百万円 百万円 % 百万円 百万円 %
営業利益 21 △ 24 186.1 △ 171 52 △427.1
百万円 百万円 % 百万円 百万円 %
19
資金調達の目的と進捗
9/14に想定13.52億円で新株予約権を発行、9月末までの2週間で1.50億円を
調達(株数ベースの進捗率13.6%)。さらなる成長へ向け財務基盤を強化し、
中長期の投資資金の確保を目指す。
資金調達前B/S 資金調達後B/S
(2020年6月末) (2020年9月末)
1.50億円調達、13.6%進捗
負債合計
4.55億円
負債合計 資産合計 うち有利子負債
3.53億円 14.22億円
0.19億円
資産合計 うち有利子負債
11.31億円 0.19億円
うち現預金
純資産合計
5.39億円
うち現預金 純資産合計 (+2.33億円) 9.67億円
3.06億円
7.78億円 (+1.89億円)
20
資金調達の使途
中長期の成長・企業価値向上に向けて、システム開発投資、新規会員・ユー
ザー獲得のプロモーション、既存事業の拡大や新規領域での事業創出につな
がるM&Aを積極的に推進する。
システム開発関連 プロモーション M&A
既存事業拡大&新規事業
事業拡大に向けた M&A及び資本・業務
立ち上げに関する
プロモーション費用 提携に係る資金
システム開発関連投資
想定 6.00億円 想定 3.00億円 想定 4.52億円
21
02 FY2021.3 2Q業績(サービスドメイン別)
22
FY2021.3 2Q サービスドメイン別業績サマリー
フィンテックサービス
⚫ フィンテックサービス売上高は前年同期比+67.3%。クラウドファンディング子会社
のPMIが進み、金融系メディアプラットフォーム構築へ
⚫ コロナ禍を機に開始した『ZUU online』ウェビナーでは利用者が4〜9月で60,000人
を突破。ユーザーの定着率が向上
⚫ 1Qにリリースした『NET MONEY』の証券、ローン、外貨投資等、新領域が立ち上
がり好調。口座開設に加え、金融系企業への送客による広告収益が拡大
セールステックサービス
セールステックサービス
⚫ セールステックサービス売上高は、前年同期比+50.4%。特にSaaSサービス『PDCA
Cloud』の新規顧客獲得が好調で、QoQ+63.3%と大きく伸長
⚫ SaaSサービスの売上拡大により、セールステック全体のストック売上高比率が
89.7%(QoQ+0.7pt)と微増。ストック売上比率は引き続き高水準を維持
⚫ クレディセゾン社やケイズグループ社などの業務提携による大型アライアンスを実施
23
2サービスドメイン共に売上高+50%以上の成長
2サービスドメインが前年同期比+50%以上と成長。特にフィンテックサー
ビスはクラウドファンディング事業のPMIが順調に進み+67.3%と高成長。
(百万円)
1,400
セールステック フィンテック
1,200
1,200
フィンテックサービスは、買収した
子会社の株式型クラウドファンディ
1,000
ング事業の売上増、また1Qに続き、
624 送客事業が好調で増収に大きく寄与。
800 756
600
373
セールステックサービスは、コロナウ
400
イルス感染症の影響で契約締結の遅れ
による期ズレが発生していた一部案件
576 の受注に加え、新規顧客の獲得が順調
200
383 に進む。
0
FY2020.3 FY2021.3
※ 上記「連結売上高」には、その他の売上高として、FY2020.3 2Q累計は41
2Q累計 2Q累計 万円、FY2021.3 2Q累計は11万円をそれぞれ含む
24
サービスドメイン別四半期売上高の推移
両サービスドメインともに売上は伸長。セールステックがコロナ禍による契
約締結遅れが順調に進むとともに新規受注拡大によりQoQで+63.3%。
(百万円)
800
700
セールステック フィンテック その他 713 685
600
515
500
400 370 385 372 378
325 325
299
300
200
100
0
FY19/1Q 2Q 3Q 4Q FY20/1Q 2Q 3Q 4Q FY21/1Q 2Q
25
ドメイン別ハイライト
03 フィンテックサービス
26
フィンテックサービス《個人のB/S支援》
メディアプラットフォーム上で金融機関とユーザーのマッチングを促進。情
報格差の解消と金融機関のDX支援で新たな金融プラットフォームを実現する。
27
フィンテックサービスの主要KPI
フィンテックサービスでは以下の指標を拡大。
1 2 3
ユニークユーザー数 会員数 ARPU
(1ユーザーあたり平均売上)
メディアプラット 訪問者→無料会員→有料 金融系サービスの提供で
フォームによる 会員の強化による マネタイズ手段の拡大・
ユーザー基盤の強化 ユーザーストック拡大 マッチング精度向上
28
フィンテックサービスのビジネス
業務提携やM&Aにより、間接・直接両面での金融サービスを提供。メディア
のユーザー基盤を活用し、法人・金融機関等とのマッチングを促進。
メディアを基盤とする金融系プラットフォーム
プラットフォーム データ トランザクション 顧客
資産アドバイザー
金融機関
金融商品 ・金融機関のDX推進
・資産運用アドバイ
ID
ザーの活用
・ M&A・事業承継
デ
ー 企業
タ 株式投資
基 ・スモールM&A仲介
盤 ・資金調達の支援
融資
・IPO支援
29
メディア訪問数、総会員数の推移
『ZUU online』を中心とするメディアプラットフォームの訪問数、総会員
数は順調に伸長。月間訪問数は直近3年成長率+38.4%で1000万規模に成長。
訪問者数の推移 総会員数の推移
(千UU) (総会員数)
12,000 160,000
直近3年平均
10,782
140,000 総会員数
10,000 成長率
+38.4% 8,772 120,000
10万人突破
8,000
100,000
6,000 5,629 80,000
60,000
4,000
3,015
2,534 40,000
2,000
1,803
20,000
340
0 0
14年9月 15年9月 16年9月 17年9月 18年9月 19年9月 20年9月 20年1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月
30
ウェビナー企画によるユーザー再訪率の向上
コロナ禍によるDX化を背景にオンラインセミナーを強化。各業界インフル
エンサーによる投資家・経営者向けウェビナーを2020年4月から積極開催。
利用者数64,000人にまで拡大し、『ZUU online』のユーザー再訪率が向上。
ウェビナー
累計利用者
64,000人以上
(2020年10月末時点)
31
『NET MONEY』の金融商品カテゴリ拡充
前Qにリリースした『NET MONEY』のカテゴリ数が拡充。新規カテゴリに
よるトラフィック、広告収益が増加。SEO経由のトラフィックが大幅に伸張
し、SEO経由のUUがQoQ約40倍に成長。
新規カテゴリの拡充による売上増 検索流入によるトラフィックが急成長
PV Organic UU
ローン
証券
外貨投資 2020年4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月予想
『NET MONEY』のSEOが伸長。新規カテゴリリリー
クレジットカード スによる効果で、QoQでOrganic UUは約40倍に上昇。
32
メディア⇄クラウドファンディングの連携促進
グループ化した子会社2社による融資型・株式型のクラウドファンディング
では、法人の資金調達(金融資本)支援を推進。メディアのユーザー基盤を
活用した連携を促進。
33
融資型クラウドファンディング『COOL』のリニューアル稼働開始
システムリニューアルが完了し、ZUUグループとなって初の案件募集を2Q
に開始。新1号案件は上限一杯の5000万円を調達。
『COOL』でのファンド組成の仕組み リニューアル後初の案件調達を実施
5000万円
を調達
目標対比達成率
166.7%
新1号案件では、民泊・マンスリーファンド事業
融資ファンド(株式会社ファンドクリエーショ
ン)の資金調達を実施。
※資料は、COOL社の情報提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません
34
株式型クラウドファンディング『Unicorn』が相次ぐ大型調達
グループ間連携によるPMIが進み、チャネル、コンテンツ、募集案件等の改
善が促進。8〜9月で公開半日での大型調達を実現し、10月以降の案件も順調
に調達。
『Unicorn』がエンジェル税制認定事業者へ
8000万円
を調達
目標対比達成率
533.3%
(中小企業庁HPより引用)
『Unicorn』がエンジェル税制の認定事業者に経
済産業大臣から認定。この認定により、投資家に
とっては、総所得や株式譲渡益から投資金額の控
6084万円 除を受けられるようになり、減税された資金を再
投資に回すこともできるように。
を調達
目標対比達成率
608.4%
※資料は、ユニコーン社の情報提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません
35
ドメイン別ハイライト
04 セールステックサービス
36
セールステックサービス《法人のB/S支援》
マーケティングからセールスまでのプロセスを2つのSaaSサービス『MP
Cloud』『PDCA Cloud』を中心に支援するtoB事業。
認知 興味・関心 比較・検討 購入 フォロー
マーケティング インサイドセールス フィールドセールス
メディア PDCA-Cloud
組織的な「PDCA」の仕組みの
(顧 導入・定着や、社員のオンボー
PR広告 記事 ナ客 ディングを支援するSaaSサービ
ネット検索 ー育 ス
見込み客 案
SNS リード獲得 チ成 件
DM 抽出 TEL ャ 化
資料請求 リ フ
セミナー 資料送付 ア 商 受 納
ホワイト ン ォ
動画 イベント ポ 談 注 品 ロ
ペーパー グ
メルマガ ー
)
MA
各種データ
(SFA・CRM・購読履歴データ)
37
セールステックサービスの主要KPI
セールステックサービスでは以下の指標を拡大。
1 2 3
新規顧客数 ストック売上高比率 ARPA
(1顧客あたり売上高)
新規顧客数を拡大 カスタマーサクセス向上 アップセル、クロスセル
マーケティング→イン による顧客の継続利用を 等での顧客あたり売上向
サイドセールスを強化 促進 上でネガティブチャーン
の実現
38
セールステックサービスのビジネス①『MP Cloud』
メディア運営で培ったノウハウを活用し、企業のマーケティングを支援する
SaaSサービス『MP Cloud』をエンタープライズ中心に提供。
『MP Cloud』によるメディア構築支援 メディア構築からさまざまな事業展開へ
金融機関様 非金融企業様
金融 不動産 その他業界
(メガバンク:三菱UFJ銀行様)
(通信) スコアリング
IFA 不特法
プラットフォーム
自動投資 STO等
(地方銀行:第三銀行様)
構築
(航空)
旅行
(証券:みずほ証券様) セールス
教育
(クレジットカード:クレディセゾン様)
マーケティング
ヘルスケア
(不動産投資:リーガル不動産様) Horizontal SaaSとして、多業界のマーケティング
支援から『PDCA Cloud』でのセールス支援に接続。
また、『MP Cloud』をベースとしたマーケティン
グから、各社事業に合わせた事業構築にも展開。
(M&A:日本M&Aセンター様)
39
業務提携による各種メディアの急成長/連携強化
『BUSINESS OWNER LOUNGE』(クレディセゾン社)を7月に新規リリース、
『THE OWNER』(日本M&Aセンター社)は月間200万PV、会員数6,000名を突破。
各種メディアと『ZUU online』のSSO連携によるユーザー基盤強化。
オーナー経営者の支援プラットフォーム
月間 200万PV
月間 140万UU
会員数 6,000名超
40
セールステックサービスのビジネス②『PDCA Cloud』
当社のPDCAノウハウを活用した企業経営・組織マネジメント支援SaaSサー
ビス『PDCA Cloud』をSMB中心に提供。経営者のパートナーとして事業支
援を推進。
『PDCA Cloud』でPDCAの仕組みを構築 SaaSサービスとして急速に成長
(百万円)
350
300
前年同期比
250
424%成長
200
150
営業コ ン テ ン ツ 閲覧数と 受注率
80
70 Iさん Fさん
営業コ ン テ ン ツ の閲覧数( PV数)
Cさん
アウトプット 60
100
FBを基に実践
をもとにFB 50
Aさん
40
Bさん
30 Gさん
Dさん
20
10
50
Hさん
0
Eさん
0 5 10 15 20 25 30 35
営業受注率
0
FY20/2Q累計 FY21/2Q累計
1 2 3 鬼速サーベイを社
鬼速PDCAの 適切な改善ポイ
組織内定着 ントを標準化 内施策等へ活用 前年同期比424%成長と『PDCA Cloud』が大きく躍
進。顧客数、大型アライアンスなど、事業立ち上げ
から急速に拡大中。
41
『PDCA Cloud』受注数が約200社まで増加
『PDCA Cloud』の提供先が順調に拡大。Horizontal SaaSとしてSMBを中
心に約200社に導入。多業界に渡り、経営者のパートナーとしてSaaS導入・
導入コンサルティングを提供。
導入業種一覧
美容・化粧品・エステ/アパレル・ファッション/放送・通信・メディア/医療・製薬/教
育・資格/住宅・不動産/製造・メーカー・工業/飲食店・食品・飲料/金融・保険/IT・シ
ステム/広告・デザイン・PR ほか
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ケイズグループと業務提携、組織コンサルティングを開始
鍼灸整骨院を東京・千葉・各地域に展開する最大級の整骨院グループ、ケイ
ズグループと業務提携。『PDCA Cloud』のベースである鬼速PDCAの考え
方を活用した人材育成・コンサルティングサービスを共同開発し、全国100
店舗、700人の治療家育成や幹部育成に乗り出す。
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ストック売上高比率、ARPAともに増加
FY21/2Q累計のストック売上高比率※は89.7%(YoY+1.4pt)に上昇。今期に
営業効率、マーケティング効率、顧客単価がQoQで数値が大きく改善。
ストック売上高比率が89.7%に上昇 営業効率・獲得効率・顧客単価が改善傾向
(百万円)
営業一人当たり平均売上高
700 ストック フロー
600
2.0倍(QoQ)
前年同期比
顧客獲得単価
500 +1.4pt △ 63%(QoQ)
400
300 83.5%
200
100
0
FY20/2Q累計 FY21/2Q累計 2020年4月 5月 6月 7月 8月 9月
※ストック売上高の定義は、サービス提供期間が3ヶ月以上 平均顧客単価 顧客獲得単価 営業一人当たり売上高
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05 下期戦略と3Qアクション
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FY21下期戦略
フィンテックサービスは期初より推進しているデジタル店舗、アドバイザー
マッチングをはじめとする金融プラットフォーム構築、セールステックサー
ビスは引き続きSaaSサービスのプロダクト開発・提供による事業開発を推進。
フィンテックサービス セールステックサービス
① 金融プラットフォーム確立 ① 『MP Cloud』サービスの拡張
② 金融機関のDX推進 ② 『PDCA Cloud』シリーズの
新プロダクト投下
③ 金融系企業の ③ 経営者向けオムニチャネル
トランザクション最大化 プラットフォーム構築
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サービスドメイン別3Qアクション
金融プラットフォームの強化へ向けて、各プラットフォームのトランザク
ション最大化に向けてUI/UX改善を推進。また、SaaS拡充によるストック売
上の強化と連携によるARPA増加を目指す。
金融プラットフォームの強化 SaaSラインナップの拡充
• 『資産家(資本家)』向け新規サービス立ち上げ • サービスラインの拡張
• アドバイザーマッチングの立ち上げ • マーケティング支援パッケージの開発
• 自社サービスとの連携等による事業開発
• 金融商品の既存カテゴリ改善
• 金融商品新領域の立ち上げと収益化
• オムニチャネル化に向けたネットワーク開拓
• 『PDCA Cloud』シリーズ展開
• 多業界とのアライアンスによるバーティカル型
• クラウドファンディングのプロダクト強化 の事業開発
• クラウドファンディングの新領域立上げ
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FY21下期の業績予想
2Qまでは売上高・利益ともに期初計画通り推移。下期以降は、期初からの成
長投資は維持しつつ、新事業立ち上げ/提携/M&Aなどによる中期的な非連続
成長に向けて調達した資金を投下予定。
FY21下期の成長イメージ
(百万円)
1,000 計画(予想)※
800
600
400
200
0
2018年3月期 同 同 同 2019年3月期 同 同 同 2020年3月期 同 同 同 2021年3月期 同 同 同
第1四半期 第2四半期 第3四半期 第4四半期 第1四半期 第2四半期 第3四半期 第4四半期 第1四半期 第2四半期 第3四半期 第4四半期 第1四半期 第2四半期 第3四半期 第4四半期
※計画(予想)は、業績予想レンジの下限~上限の中間の計画
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06 Appendix
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会社概要
2013年の創業以降、順調に成長。
(百万円)
2,000
社名 株式会社ZUU(ZUU Co.,Ltd.)
東京都目黒区青葉台3-6-28 1,500
住所
住友不動産青葉台タワー9F
代表者 代表取締役 冨田 和成 1,000
設立 2013年4月2日
500
128名
従業員数
(臨時雇用除く、2020年9月末)
• アッパーマス~富裕層向けフィン 0
テック・プラットフォームの運営 (百万円)
• セールステック・プラットフォー 売上高 335 729 944 1,317 1,847
ムの運営とセールステック推進支 6 ▲15 71 182 ▲106
事業内容 営業利益
援
(子会社含む) 純利益 9 ▲46 44 107 ▲92
• 融資型クラウドファンディング
サービス・株式型クラウドファン 総資産 636 662 725 1,238 1,354
ディングサービスの運営 自己資本比率 88% 78% 78% 80% 63%
• その他
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経営陣の紹介
金融およびIT両面で経験豊富な経営メンバーが当社を支援。
経営陣
冨田 和成 / 代表取締役 赤羽 雄二 / 社外取締役
大学在学中にソーシャル・マーケティング 大学卒業後、小松製作所に入社、米国留学を
関連で起業。卒業後、野村證券に入社、本 経て以降、米マッキンゼーで長年コンサル業
社の富裕層向けプライベート・バンキング 務に従事。
業務、ASEAN地域の経営戦略担当等に従 その後、独立し、複数のベンチャー企業の創
事。 業を支援。ZUUも、創業期から支援。
2013年に同社退職、ZUUを設立し、代表
取締役に就任。
原田 佑介 / 取締役 五味 廣文 / 社外取締役
東京都出身。2008年に早稲田大学卒業後、 東京大学法学部卒業。ハーバード大学ロース
新卒で株式会社ベンチャー・リンクに入社 クール卒業(LL.M.)。大蔵省(現 財務省)入省。
し、中小企業の経営コンサルティング業務 金融庁検査部長・局長、監督局長、金融庁長官
に従事。その後2011年に株式会社ディー・ を歴任し、現在は、複数社の顧問・アドバイ
エヌ・エーに入社し、ゲーム開発、国内外 ザーを務める傍ら、SBIホールディングス株式会
の開発会社のコンサルティング業務に従事。 社、アイダエンジニアリング株式会社、株式会
2014年に株式会社ZUUに参画。 社ミロク情報サービス、およびアステリア株式
会社の取締役に就任。また、2020年、株式会社
福島銀行社外取締役に就任予定。
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創業時からのCAGR
日本経済新聞社が選ぶ、過去3年間の増収率をランキング化した
「NEXT1000」で19位選出、一人当たりの売上高伸び率が高い中堅上場企業
「NEXT1000」でも20位に選出。
過去5年間のCAGR
2,000
「日経NEXT1000」に選出
• 過去3年間の増収率が高い企 5年間のCAGR
業19位 (年平均成長率)
• 一人当たり売上高伸び率が高
99.6%
1,500
い中堅上場企業20位
1,000
500
0
2015年3月期 2016年3月期 2017年3月期 2018年3月期 2019年3月期 2020年3月期
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メディアプラットフォーム『ZUU online』のユーザー属性
会員数10万以上の国内最大級の金融経済メディア。個人投資家だけでなく、
経営者等のエグゼクティブ層やマネジメント層から支持を得るフィンテック
サービスの基盤。
会員属性 会員の具体例
【相続・事業承継】 【投資全般】
52歳企業オーナー 40歳金融機関勤務
年収:1,800万 年収:1,200万
既婚/ 二児の父 既婚/ 夫婦二人暮らし
親からの相続、事業継承。 金融・投資に関する情報収
資産を守り殖やす必要性を感 集、知識の深堀に余念がな
じてきた。 い。
4人に1人が
エグゼクティブ層
マネジメント層
25.7% ✔ 相続や事業継承に関する情報を
ZUU onlineで収集
✔ 株式投資や節税対策に関する情報
をZUU onlineで収集
✔ 「備える」「相続する」カテゴ ✔ 主に「投資の応用」「銘柄分析」
リー記事を閲覧 「Fintech特集」カテゴリーを閲覧
✔ 定期的(週末・連休等)にじっくり ✔ 毎日、1~2記事閲覧
閲覧
出所:ZUU online 会員出現率調査2020年3月(n=11,612)
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デジタル店舗/アドバイザーマッチングの強化
金融商品の購買は一般的な商品に比べて学習コストが大きく、オンライン完
結しきれない。金融商品の購買判断に不可欠な「店舗」と「人(アドバイザー・
セールス)」をオンライン上に揃え、マッチングを図る。
オンライン上の店舗&アドバイザー 金融商品カスタマージャーニーの特徴
購買金額の オンライン完結が難しく、
大きさ カスタマージャーニーが長くなる
ECが代替
不動産売買
(例:Amazon・楽天・メ
ルカリなど)
住宅ローン
生命保険
投資信託 株式・債券
美容
洋服 グッズ
家電
食品
書籍 「店舗」と「人」が
購買判断をサポート
日用品
学習コストの大きさ
(※2020年3月期第3四半期決算説明資料より抜粋) (金融商品の購買に必要な
前提知識や経験)
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クラウドファンディングの主要3タイプ
融資型と株式型は金融免許の取得やノウハウが必要であることから参入障壁
も高いため、国内では、購入型の主要プレイヤーは複数存在しているもの
の、 。
購入型 融資型 株式型
クラウドファンディング クラウドファンディング クラウドファンディング
出資金 出資金 融資 出資金 投資 出資金
運営 運営 運営
事業者 支援者 事業者 投資家 事業者 投資家
会社 会社 会社
返済 分配
商品・サービス 売却益
主な収益源: 主な収益源:
主な収益源:
✓ 融資実行手数料(1%~3%) ✓ 株式発行価格の総額から一定割合
✓ 総支援額から一定割合を徴収する
✓ 融資の利ざや(1.5%~5%) を徴収することで得られる手数料
ことで得られる手数料
(10%~20%)
(10%~25%)
✓ 決済を行う際の手数料
(0%~5%)
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融資型&株式型クラウドファンディングのWライセンスを活用
複数免許を持つ国内の数少ないプレイヤーとして、株式会社COOL
SERVICES 、株式会社ユニコーンの持つクラウドファンディングを活用し、
他社プレイヤーとの連携等、事業展開を促進。
複数免許を保有する
子会社概要と買収日程・金額
クラウドファンディングプレイヤー※
✓ 融資型(株式会社COOL SERVICES)
✓ 株式型(株式会社ユニコーン)
Aクラウド・ファンディング運営会社
✓ 融資型
✓ 株式型
Bクラウド・ファンディング運営会社
✓ 融資型
✓ 株式型
✓ 購入型
✓ 寄付型
(※2020年1月28日適時開示より抜粋)
※記載している取得免許の種類や数量については当社調べ
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金融サービス仲介業創設の流れ
金融サービス総合化の時流に合わせて、いち早く「金融系プラットフォーム」
と「総合的な金融サービス」を本格展開していく予定。上場時より継続して金
融商品を仲介できるプラットフォームの実現に向けて投資を進める。
総合的な金融サービス仲介機能の必要性 金融商品仲介業免許取得に向けた進展
(※2020年第1四半期の決算説明資料より抜粋)
(※未来投資会議(第33回) 金融担当大臣提出資料より抜粋)
口座獲得ノウハウ
2020年1月、2021年度の「金融サービス仲介業」創
設が決定。指導が規制緩和され、登録制度を一本化。 口座獲得ノウハウ
ワンストップで商品販売ができる金融仲介ビジネス
口座獲得ノウハウ
が可能に。
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本資料の取り扱いについて
本書には、当社に関連する見通し、将来に関する計画、経営目標などが記載され
ています。これらの将来の見通しに関する記述は、将来の事象や動向に関する現
時点での仮定に基づくものであり、当該仮定が必ずしも正確であるという保証は
ありません。今後、様々な要因により、実際の業績が本書の記載と著しく異なる
可能性があります。
別段の記載がない限り、本書に記載されている財務データは日本において一般に
認められている会計原則に従って表示されています。
当社以外の会社に関する情報は、一般に公知の情報に依拠しています。
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