4387 M-ZUU 2020-08-14 16:00:00
2021年3月期第1四半期決算短信〔日本基準〕 [pdf]
2021年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年8月14日
上場会社名 株式会社ZUU 上場取引所 東
コード番号 4387 URL https://zuu.co.jp
代表者 (役職名) 代表取締役 (氏名)冨田 和成
問合せ先責任者 (役職名) コーポレート部部長 (氏名)大井 賢治 TEL 03-4405-6102
四半期報告書提出予定日 2020年8月14日 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無:有
四半期決算説明会開催の有無 :無
(百万円未満切捨て)
1.2021年3月期第1四半期の連結業績(2020年4月1日~2020年6月30日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益
四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年3月期第1四半期 515 34.0 △192 - △192 - △137 -
2020年3月期第1四半期 384 28.9 76 36.9 77 85.7 51 88.9
(注)包括利益 2021年3月期第1四半期 △154百万円 (-%) 2020年3月期第1四半期 51百万円 (90.6%)
潜在株式調整後
1株当たり
四半期純利益
1株当たり
四半期純利益
円 銭 円 銭
2021年3月期第1四半期 △64.83 -
2020年3月期第1四半期 24.71 24.00
(注)当第1四半期連結累計期間の潜在株式調整後1株当たり四半期純利益については、潜在株式は存在するものの、1株当たり四半期純損失
であるため、記載しておりません。
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2021年3月期第1四半期 1,131 778 64.8
2020年3月期 1,354 893 62.8
(参考)自己資本 2021年3月期第1四半期 733百万円 2020年3月期 851百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2020年3月期 - 0.00 - 0.00 0.00
2021年3月期 -
2021年3月期(予想) 0.00 - 0.00 0.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無
3.2021年3月期の連結業績予想(2020年4月1日~2021年3月31日)
(%表示は、通期は対前期、四半期は対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
2,650 43.5 0 0 0 0.00
通期 - - -
~3,020 ~63.5 ~200 ~200 ~51 ~24.25
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無:無
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動):無
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用:有
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年3月期1Q 2,116,430株 2020年3月期 2,112,430株
② 期末自己株式数 2021年3月期1Q 75株 2020年3月期 75株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2021年3月期1Q 2,113,498株 2020年3月期1Q 2,100,369株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判
断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等
は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用にあたっての
注意事項については、添付資料P.2「1.当四半期決算に関する定性情報(3)連結業績予想などの将来予測情報に
関する説明」をご覧ください。
(決算補足説明資料の入手方法)
当社の決算補足説明資料は決算発表後速やかに当社ウェブサイトに掲載する予定です。
株式会社ZUU(4387)
2021年3月期第1四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… 4
(1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………… 5
四半期連結損益計算書
第1四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 5
四半期連結包括利益計算書
第1四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 6
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… 7
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 7
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用) ……………………………………………………… 7
(セグメント情報等) ……………………………………………………………………………………………… 7
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株式会社ZUU(4387)
2021年3月期第1四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第1四半期連結累計期間における我が国経済は、新型コロナウイルス感染症拡大とそれに対応する企業活動の
自粛や緊急事態宣言の発令により、急速な悪化が続く厳しい状況となりました。緊急事態宣言解除後も依然として
先行き不透明な状況が続いております。
当社グループを取り巻く事業環境におきましては、株式会社電通発表の『2019年 日本の広告費』(2020年3月
11日発表)によると、2019年のインターネット広告費は、6年連続で二桁成長し、テレビメディアを超えて2.1兆
円を超える市場規模となっております。加えて、矢野経済研究所『FinTech市場の実態と展望 2019』(2019年8月
30日発刊)によれば、成長を続ける国内FinTech市場は2018年度の0.2兆円から2022年度には1.2兆円ほどに達する
と予測されております。
このような環境の中で、当社グループはお客様や従業員の健康・安全を確保するため、全社でのリモートワーク
実施、商談のオンラインへの切り替え、社内イベントのオンライン化等の施策を講じるとともに、「世界に、熱
を。人に、可能性を。」というミッションの下、「ZUU online」等の自社メディアのユーザー層の拡大、及び他有
力メディアとの連携も強力に推進いたしました。
その結果、当第1四半期連結累計期間の業績は、売上高は515,314千円(前年同四半期比34.0%増)、営業損失
は192,137千円(前年同四半期は営業利益76,479千円)、経常損失は192,292千円(前年同四半期は経常利益77,363
千円)、親会社株主に帰属する四半期純損失は137,021千円(前年同四半期は親会社株主に帰属する四半期純利益
51,909千円)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
なお、当第1四半期連結会計期間より、報告セグメントを変更しております。詳細は「2.四半期連結財務諸表
及び主な注記(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項(セグメント情報等)」に記載のとおりであります。
(フィンテック・プラットフォーム事業)
自社メディアの認知度向上や訪問ユーザー数は順調に推移しており、新型コロナウィルス感染拡大に伴う証券口
座開設等の需要も継続していることから送客事業は引き続き堅調に推移いたしました。またMP-Cloud(注1)、PDCA
-Cloud(注2)の販売は新型コロナウィルス感染拡大の影響で一部顧客企業との契約締結の遅れはあったものの、商
談をオンライン中心の体制へ切り替えることで、新規顧客の開拓を進めた結果、引き続き堅調に推移いたしまし
た。一方で当連結会計年度前半は今後の事業拡大に向けた成長投資段階と位置付けており、金融系プラットフォー
ム及びSaaS開発人材の確保、金融サービスのシステム開発等を積極的に実施いたしました。その結果、当第1四半
期連結累計期間はコストが先行する形となり、売上高505,107千円(前年同四半期比31.3%増)、営業損失は
123,480千円(前年同四半期は営業利益76,479千円)となりました。
(クラウド・ファンディング事業)
前連結会計年度に融資型クラウド・ファンディング運営会社及び株式型クラウド・ファンディング運営会社を当
社グループに加え、今後の金融サービス直接運営に向けて体制構築を進めております。当第1四半期連結累計期間
は、今後の本格稼働に向けて子会社のPMI、システムリニューアル等を進めた結果、売上高は10,425千円(前年同
四半期実績なし)、営業損失は68,656千円(前年同四半期実績なし)となりました。
(注1):MP-Cloudは、当社のコンテンツマネジメントシステム(CMS)をクラウド化して顧客向けに提供する商品を意味します。
(注2):PDCA-Cloudは、顧客の課題にあわせた組織のPDCAの最適活用を目指し、主に経営・マネジメント・セールス面のPDCAプロセスを
クラウド上に可視化して提供する商品を意味します。
(2)財政状態に関する説明
(資産)
当第1四半期連結会計期間末における流動資産は646,049千円となり、前連結会計年度末に比べ203,672千円減少
いたしました。これは主に売掛金が199,409千円減少したことによるものであります。固定資産は485,823千円とな
り、前連結会計年度末に比べ18,823千円減少いたしました。これは主にのれんが償却により15,472千円減少したこ
とによるものであります。
この結果、総資産は、1,131,872千円となり、前連結会計年度末に比べ222,496千円減少いたしました。
(負債)
当第1四半期連結会計期間末における流動負債は353,448千円となり、前連結会計年度末に比べ107,837千円減
少いたしました。これは主に短期借入金の減少106,744千円によるものであります。
この結果、負債合計は、353,448千円となり、前連結会計年度末に比べ107,837千円減少いたしました。
(純資産)
当第1四半期連結会計期間末における純資産合計は778,423千円となり、前連結会計年度末に比べ114,658千円
減少いたしました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純損失137,021千円を計上したことによるものであ
ります。
この結果、自己資本比率は64.8%(前連結会計年度末は62.8%)となりました。
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2021年3月期第1四半期決算短信
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
当第1四半期連結累計期間の連結業績は概ね計画どおりに推移しており、2020年5月29日公表の業績予想に修正
はありません。
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2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年6月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 331,590 306,055
売掛金 434,391 234,981
仕掛品 5,817 4,190
その他 79,475 102,372
貸倒引当金 △1,552 △1,552
流動資産合計 849,722 646,049
固定資産
有形固定資産 39,196 28,319
無形固定資産
のれん 298,958 283,485
その他 5,612 13,137
無形固定資産合計 304,570 296,623
投資その他の資産 160,880 160,880
固定資産合計 504,647 485,823
資産合計 1,354,369 1,131,872
負債の部
流動負債
買掛金 61,726 41,672
短期借入金 125,914 19,170
未払金 176,117 163,290
未払法人税等 639 4,913
資産除去債務 26,401 26,408
その他 70,487 97,993
流動負債合計 461,286 353,448
負債合計 461,286 353,448
純資産の部
株主資本
資本金 467,842 472,642
資本剰余金 448,016 462,376
利益剰余金 △63,441 △200,463
自己株式 △337 △337
株主資本合計 852,079 734,217
その他の包括利益累計額
為替換算調整勘定 △1,041 △987
その他の包括利益累計額合計 △1,041 △987
新株予約権 34,945 40,376
非支配株主持分 7,099 4,817
純資産合計 893,082 778,423
負債純資産合計 1,354,369 1,131,872
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(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第1四半期連結累計期間)
(単位:千円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年6月30日) 至 2020年6月30日)
売上高 384,675 515,314
売上原価 91,470 154,036
売上総利益 293,204 361,277
販売費及び一般管理費 216,724 553,415
営業利益又は営業損失(△) 76,479 △192,137
営業外収益
受取利息 - 0
為替差益 108 -
その他 893 -
営業外収益合計 1,001 0
営業外費用
支払利息 - 96
為替差損 - 58
その他 118 -
営業外費用合計 118 155
経常利益又は経常損失(△) 77,363 △192,292
税金等調整前四半期純利益又は税金等調整前四半期
77,363 △192,292
純損失(△)
法人税、住民税及び事業税 25,454 △37,894
法人税等合計 25,454 △37,894
四半期純利益又は四半期純損失(△) 51,909 △154,398
非支配株主に帰属する四半期純損失(△) - △17,376
親会社株主に帰属する四半期純利益又は親会社株主
51,909 △137,021
に帰属する四半期純損失(△)
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(四半期連結包括利益計算書)
(第1四半期連結累計期間)
(単位:千円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年6月30日) 至 2020年6月30日)
四半期純利益又は四半期純損失(△) 51,909 △154,398
その他の包括利益
為替換算調整勘定 △709 53
その他の包括利益合計 △709 53
四半期包括利益 51,199 △154,345
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 51,199 △136,968
非支配株主に係る四半期包括利益 - △17,376
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2021年3月期第1四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)
(税金費用の計算)
税金費用については、当第1四半期連結会計期間を含む連結会計年度の税引前当期純利益に対する税効果会計適用
後の実効税率を合理的に見積り、税引前四半期純利益に当該見積実効税率を乗じて計算しております。
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第1四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年6月30日)
「Ⅱ 当第1四半期連結累計期間 3.報告セグメントの変更等に関する事項」に記載のとおりでありま
す。
Ⅱ 当第1四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年6月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント 四半期連結
調整額 損益計算書
フィンテック・ クラウド・ (注)1 計上額
計
プラットフォーム ファンディング (注)2
売上高
外部顧客への売
504,888 10,425 515,314 - 515,314
上高
セグメント間の
内部売上高又は 219 - 219 △219 -
振替高
計 505,107 10,425 515,533 △219 515,314
セグメント損失
△123,480 △68,656 △192,137 - △192,137
(△)
(注)1.セグメント損失の調整額は、セグメント間取引消去であります。
2.セグメント損失は、四半期連結損益計算書の営業損失と調整を行っております。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
該当事項はありません。
3.報告セグメントの変更等に関する事項
当社グループはフィンテック・プラットフォーム事業の単一セグメントとしてセグメント別の記載を省略し
ておりましたが、2020年3月期にクラウド・ファンディング事業を営む会社を連結子会社化し、2021年3月期
よりクラウド・ファンディング事業において本格的にビジネス展開していくことから、今後重要性が増加する
こととなるため、報告セグメントの区分を「フィンテック・プラットフォーム事業」と「クラウド・ファンデ
ィング事業」に変更しました。
「フィンテック・プラットフォーム事業」は金融領域特化型ウェブ/スマートフォン・メディアの運営を中
心とした、金融関連市場に特化した各種サービスを展開しており、「クラウド・ファンディング事業」は融資
型・株式型クラウド・ファンディングを運営しております。
なお、クラウド・ファンディング事業を営む子会社は、前第3四半期連結会計期間末において連結の範囲に
含められたため、前第1四半期連結累計期間における開示は該当ありません。
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