東証第二部 4386
2022年３月期
第２四半期決算説明資料
2021年11月11日
社会を変革する Ｉ Ｔ イ ノ ベ ー タ
当社は、2021年3月期については連結財務諸表を作成しておりません。
そのため本資料において、過去数値との比較を行っている項目については、
特段の記載がない限り単体の過去数値との対比になっておりますのでご了承ください。
アジェンダ 2
会社概要 事業内容
業績概要
SIG成長戦略と長期ビジョン
配当について
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会社概要 3
2021年10月１より持株会社体制となり、社名を
SIGグループと変更いたしました
経営理念
ITイノベーションにより社会の高度化に貢献する 会社名
1 ITは社会をより便利な方向へ、より安全な方向へと変えなが
ら皆さんを幸せにしていきます。ＳＩＧグループはそんなIT
株式会社ＳＩＧグループ
イノベーションの先頭に立ちます。
代表取締役社長
石川 純生
自己革新と研鑽により社会のニーズにこたえる
ITの技術を真に社会に役立つものにするには安全で迅速で確 連結従業員数
2 実なシステムを構築する必要がありますし、これら高いレベ
432名（2021年９月末日時点）
ルの要求を実現するために自己変革と先端技術の研鑽を実施
しています。
設立
幅広く人材を受け入れプロフェッショナルとして育成する
1991年12月16日
3 幅広い人材の育成は企業の使命であり、特に大切とするテー
マです。私たちは育成・指導・話し合いを行うことで ビジネ
グループ会社
スを常に前進させています。 株式会社SIG
株式会社アクロホールディングス
会社の発展と業績の拡大によって社員の幸福を目指す 株式会社Ｙ．Ｃ．Ｏ．
会社は社員みんなの夢を実現しつつ、事業を通して社会に貢
4 献することが目標であり、 その実現に向けて社員一人一人の
力を集結させることが大切です。 「Going All Together to
SUCCESS」を合言葉に、挑戦していきます。
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ビジネスモデル 4
●官公庁・上場企業のシステム開発から事業拡大し多数の実績とノウハウを獲得
●ソリューション提供を通して、多種・多様なシステムニーズに対応
●ユニークなシステム開発とクラウド化ソリューション提供のポジションを構築
エンド
仕入れ先 SIG ソリューション提供 協業
ユーザー
●ソフトウェア ●システム ●官公庁
開発会社
インテグレーター
●自治体
●国内メーカー
●メーカー・
●海外メーカー
協業 納品 ●金融
販売会社
●各種法人
●データセンター システム開発
ハードウェア、ソフトウェア ●大手企業
の選定から、開発や構築、運
●SIer
用までを提供
●学校
新アプリケーションや インフラ・セキュリティー
商品の紹介と提供 サービス 納品 ●病院など
サーバからクラウド、セキュ
リティまで、信頼性・拡張性
を重視したサービスを提供
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事業内容 5
システム開発 インフラ・セキュリティサービス
最適なシステムとなるよう、業務内容や目的 サーバからクラウド、セキュリティまで設
に応じた企画の提案、ハードウェア、ソフト 計・構築導入支援、運用管理まで信頼性・拡
ウェアの選定、システムの開発や構築、運用 張性を重視したサービスを提供
までを提供
官公庁 エネルギー 通信 証券オンライン 防災システム クラウド／
システム構築 構築 ビッグデータ
自動車 FA クラウド環境
指紋認証
セキュリティ診断
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業績概要
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第２四半期累計業績・通期計画サマリー 7
■各分野において業績は堅調に推移したほか、製造系・不動産系システムが好調
■売上の伸長と一部先送りされた販管費の影響等で営業利益は対前年を大きく上回る
■ （株）アクロホールディングスの持分法による投資利益は計画通りの進捗
（単位：百万円）
2021年3月期 2022年3月期（連結）
第２四半期 第２四半期 修正 当初
前年同期比 進捗率
実績 実績 通期業績予想 通期業績予想
売上高 2,102 2,341 ＋11.4% 4,930 47.5% 4,700
営業利益 114 137 ＋19.3% 359 38.2% 304
営業利益率 5.5% 5.9% - 7.3％ - 6.5%
持分法投資利益 ｰ 39 ｰ 47 83.6％ 47
経常利益 112 172 ＋54.2% 400 43.2% 347
当期純利益 75 129 ＋71.2% 266 48.5% 231
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事業別概況 8
システム開発
（単位：百万円）
2021年3月期２Q 2022年3月期２Q 前年同期比
累計売上高 1,607 1,805 +12.3％
主要事業領域の各分野での業績は堅調に推移
• 公共系：自治体のDX化推進に伴うシステムの標準化・共通化による需要が伸びたことで計画を上回り推移
• 製造系：電子部品実装装置の市況の好調により、組み込み系開発およびIoT投資による上位システム開発の請負
案件受注が伸長
• エネルギー系、サービス系：顧客別の案件流動はあったものの分野別合計としては概ね計画どおり
その他不動産の既存システムの2次開発、エンハンス開発等の受注・売上の計上がプラスに影響
（単位：百万円）
売上四半期推移
13.4％増
1,200 1019 1065
885 945
869
935
822 780 763
830 783 824 791
747
800
400
-
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q
2019年3月期 2020年3月期 2021年3月期 2022年3月期
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事業別概況 9
インフラ・セキュリティサービス
（単位：百万円）
2021年3月期２Q 2022年3月期２Q 前年同期比
累計売上高 494 536 +8.5％
主要事業領域の各分野での業績は堅調に推移
• エネルギー系、保守系：クラウドおよびセキュリティソリューションの請負受注の伸びにより計画を大幅に上回る
• セキュリティ系：一部顧客のオリンピック開催中の計画業務の縮小の影響により計画値に対しわずかにマイナス
その他委任、派遣比率の高い公共、金融、サービスは安定需要により、計画をやや上回り推移
（単位：百万円）
売上四半期推移
800
11.3％増
400 254 281
241 252 283 274
214 240 212 225 230 262
189 212
-
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q
2019年3月期 2020年3月期 2021年3月期 2022年3月期
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事業別通期計画（売上高） 10
（百万円） 3,800
3,370 3,543 3,344
3,048
システム開発 2,850 計画
前期実績：33.4億円 → 当期計画：38.0億円
（前年比+13.8％） 2017年 2018年 2019年 2020年 2021年 2022年
当初計画：35.7億円 3月期 3月期 3月期 3月期 3月期 3月期
業績が堅調である公共系については、上期に拡充を図ることのできた案件を維持継続し、
製造系においては、電子部品実装装置での市況好調を背景に下期も請負案件が受注増の見込み。 当初計画
その他、エネルギー系、サービス系の主要事業領域も好調に推移。
＋2.3億円
（百万円） 1,129
インフラ・セキュリティサービス 856 932 1,052
697 755 計画
前期実績：10.5億円 → 当期計画：11.３億円
（前年比+7.3％） 2017年 2018年 2019年 2020年 2021年 2022年
3月期 3月期 3月期 3月期 3月期 3月期
当初計画：11.3億円
2021年４月１日にスタートしたCSソリューションセンターのプロジェクトを中心に
セキュリティソリューションの計画に対するわずかな減少分をクラウドソリューションの 概ね
堅調な伸びでカバーする見込み。
計画通り
その他安定した受注が続く公共、金融、サービス分野においても引き続き堅調に推移。
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ＳＩＧ成長戦略と長期ビジョン
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これからのSIG 長期ビジョン～人と共に成長し続ける企業へ～ 12
• ITイノベーションにより社会の高度化に貢献する
• 自己革新と研鑽により社会のニーズにこたえる
• 幅広く人材を受け入れプロフェッショナルとして育成する
• 会社の発展と業績の拡大によって社員の幸福を目指す 経営理念
ITトータルソリューションカンパニー
「企業の外部CIO *として成長に貢献」 長期ビジョン
ありたい姿
現状維持へのシステム構築 既存事業
顧客の所属する業界特有のニーズと仕様・用途を
熟知するSIGができるソリューションを構築
事業成長へのシステム投資 新規事業 中期計画
既存事業の業界知識を事業成長のソリューション 課題と施策
へ活かす仕組みを構築
*CIO (Chief Information Officer)企業の情報システム責任者 Copyright © 2021 SIG Group Co., Ltd. All rights reserved.
長期ビジョン達成に向けた中期計画 13
第1フェーズは、ＳＩＧ文化の再評価から体制構築
第１フェーズ ～2024
第２フェーズ ～2027 第３フェーズ ～2030
文化の融合による
ビジネスチャンスの拡大
ITトータルソリューションカンパニーへ 企業の外部CIOとして成長に貢献
■バリューアップソリューションを既存顧客へ ■国内：外部CIOとして企業成長に貢献
「崖越え*はＳＩＧ」 ■システム構築支援から事業成長支援企業へ ■海外：国内実績を活かした事業支援を展開
■売上：170億円（既存60億、新規110億） ■売上：300億円（従業員2,000人体制）
■大量のDX案件へ対応できる体制を作る
■顧客に訴求できるソリューションの組成
■売上：60億円
*崖越えとは、「2025年の崖」に由来し、IT環境のシステム変換ニーズの高需要とその
需要に対応する人材の不足を当社で多くを対応しようという試み
顧客のビジネス変革（DX）を支援
新規事業 既存事業
持株会社として機能を活かして
注力分野 得意領域
得意領域の実績と M&Aで機能強化
新規事業の注力分野 スマートデバイス 公共 製造
を融合させ、DX クラウド 社会インフラ
ソリューションを
提案できる体制へ セキュリティ 金融 拠点
お互いの強みを活かす アクロHD との グローバル
パートナー開発 協業 人材
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第１フェーズ(～2024年）の目標 14
「崖越えはＳＩＧ」の体制を構築し、売上高60億円を達成
■事業体制強化と成長を勘案した数値目標を設定
方針 ■事業執行の確実性とスピード化、ガバナンス強化のための持株会社化
■DX需要を確実に捉える体制を構築する
売上目標 （単位：百万円）
2021年３月期（実績） 2024年３月期
売上高 4,397 6,000
営業利益（営業利益率） 325（7.4%） 600（10.0%）
グループ体制
2021年10月1日現在
（株）ＳＩＧ コア事業・企業文化を形成
事業会社
（株）SIGグループ （株）アクロホールディングス
（株）Y. C. O.
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成長戦略 15
AI・IoT事業 製造現場の人手不足対策と クラウド・セキュリティ事業
してスマートファクトリ―
化を加速する企業の支援 旧サーバーからのデータ移管に留まらず、クラウド
上のデータ利活用・セキュリティに配慮した提案を
実施
クラウド環境でデータを集 実績 クラウド化支援 セキュリティサービス
積・AI分析し、効率性を改善 ・クラウドへのデータ ・脆弱性診断
• IoTを利用した設備 移管業務 ・アプリケーション
保全管理 ・データ分析・解析用 設定確認
• AI技術による生産 の基板構築支援
性向上システム 保守サービス
・運用状況確認サービス
・ミドルウェアのバージョンアップ
ソリューションセンター 次世代の独自ソリューション開発を検討するプロジェクトを立上げ
現状維持へのシステム投資：ラン・ザ・ビジネス
システム ICT 西日本
ソリューション 事業部 事業部
「スマートデバイスソリューションセ
各事業部から 事業部 ンター」では、AI・IoT技術を活かし
次世代事業を たソリューションを提供します
検討できる ・スマートデバイスソリューションセンター 新規事業
・CSソリューションセンター
人材を結集 「CSソリューションセンター」は、
新規事業
クラウド及びセキュリティ事業に関し
事業戦略室 推進部 てソリューションを提供します
事業成長へのシステム投資：バリュー・アップ
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主要事業「システム開発」の強み 16
顧客のシステムニーズに応える技術と実績
■地方自治体・電力会社等への基幹システム系の導入実績多数
要素 ■30年の積み重ねで各業態固有の導入ノウハウを蓄積
■DX対応を背景に、各業態のあるべき姿へのシステム支援を提供
SIGグループの強み
・各業界へソリューション提案ができる組織
・ ・
●基幹システム さ 導 ・顧客データ資産の付加価値を分析で支援出来る組織
地方 ●政令都市向け ら 入
な ノ
自治体 ●国保 る ウ
●共済 領 ハ 企業価値を高めるシステム構築の
域 ウ ソリューション提供
●基幹システム の の
企業 ●工場・ICT対策 拡 蓄
インフラ
大 積
●金融系
●小売・流通業
得意分野
公共 製造 金融 サービス などの
各業態
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注力事業「セキュリティ」事業の成長の布石 17
需要が伸びる中小企業へ説得力のあるサービス設計を構築
■大手企業のパートナーとしてセキュリティ業務ノウハウを蓄積
計画 ■顧客層のニーズを意識したソリューション提供先との事業提携を模索
■SIG発、特徴のあるセキュリティソリューション提供を目指す
目的
SIGの
セキュリティ事業のコア • 効果の訴求が難しいセキュリ
ティソリューションニーズの
セキュリティ 特徴ある企業 実績のある 掘り起こし
業務の との 社会インフラ
ノウハウの蓄積 アライアンス 事業との連携
• 実績と信頼のある既存業務・
事業に特徴のある外部の
ソリューションを加えて
新規顧客獲得へ
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株式会社Ｙ.Ｃ.Ｏ.との資本・業務提携 18
コンサル業務の強化を見据えた相乗効果への期待
■独立行政法人や国立大学、公益法人市場への新規参入
構想 ■DX・法改正に伴う新たなニーズへの対応
■両社のシステムコンサル人材を統合し、サービス強化を図る
株式会社Y.C.O.
予算統制・執行管理システム「BASE-One」*ご紹介
⚫ 独立行政法人等へオリジナル ⚫ 受託開発とインフラ・セキュ
システムBASE-One*導入支援 リティに強み。官公庁・公共
とコンサルティング業務 事業が得意先
「BASE-One」は、発生源入力による
様々な業務に対応する予算統制・執行
管理の機能を標準装備し「独立行政法
DX進捗や法改正*等により、
人会計基準」や「国立大学法人会計基
需要が高まるシステムへアップ
準」に準拠した財務会計及び管理会計
デートと拡販
*電子帳簿保存法 業務を一元的に管理するシステムです。
・予算編成 ・予算執行
SIG Groupから提供するコンサルティング業務 ・契約管理 ・固定資産管理
の強化のため人財交流等、体制を強化する ・旅費計算
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配当について 19
配当予想の修正に関するお知らせ
当社の配当政策は将来の事業展開と経営体質の強化のために必要な内部留保を確保
しつつ、安定した配当を継続して実施していくことを基本方針としております。
当社は、2021年10月１日付で持株会社体制へと移行いたしました。
「株式会社ＳＩＧグループ」と商号を変更し、今後はグループ全体の競争力および
経営効率をより一層高め、企業価値向上を目指してまいります。
株主の皆様の日頃のご支援に感謝の意を表するとともにこのたびの持株会社体制化を
記念して、2022年３月期の期末配当につきましては、１株当たり５円の記念配当を
実施することといたしました。
これにより、１株当たりの年間配当金は、普通配当と合わせ合計17円となる予定です。
2022年３月期 第2四半期末 期末（予想） 合計
普通配当 ６円 ６円 １２円
記念配当 ー ５円 ５円
合計 ６円 １１円 １７円
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ディスクレーマー
本資料に記載された意見や予測などは資料作成時点での当社の
判断であり、その情報の正確性を保証するものではありません。
さまざまな要因により実際の業績や結果とは大きく異なる可能性
があることをご承知おきください。
当資料に関するお問い合わせ
株式会社ＳＩＧグループ
経営企画室 ＴＥＬ 03-5213-4580（代表）
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