4385 M-メルカリ 2021-10-28 15:00:00
子会社の設立及び新規事業の開始に関するお知らせ [pdf]
2021年10月28日
各 位
会社名 株式会社メルカリ
代表者名 代表取締役CEO 山田 進太郎
(コード番号:4385 東証マザーズ)
問合せ先 上級執行役員 SVP Corporate 横田 淳
TEL. 03-6804-6907
子会社の設立及び新規事業の開始に関するお知らせ
当社は、本日付の当社取締役会において、物流サービスの企画・開発・運営を行うことを目
的に、子会社(株式会社メルロジ、以下「メルロジ」という。)を設立し、当該子会社にて新
規事業を開始することを決議いたしましたので、以下のとおりお知らせいたします。
1.子会社設立の目的
メルカリグループでは、「新たな価値を生みだす世界的なマーケットプレイスを創る」をミッ
ションに掲げ、個人が簡単かつ安心・安全にモノの売買が可能なマーケットプレイスをめざし、
2013年7月からフリマアプリ「メルカリ」の提供を開始いたしました。アプリ内の機能改善や
オフラインでのユーザ体験向上を追求することで、利用者数を拡大し、累計出品件数は20億品※1
を超え、更なる成長を目指しております。
一方で、「メルカリ」の流通取引総額の拡大にともない、郵便局やコンビニエンスストア等
における発送・集荷時のオペレーション負荷も年々増加しております。これまでもオペレーシ
ョン負荷軽減への対応として、無人投函ボックス「メルカリポスト」の設置などを行なってき
ましたが、メルカリグループの継続成長を見据え、更なる持続可能な発送オペレーションの構
築が必要と考えています。また、これまで様々なオフラインの施策や発送の簡便化など取り組
んできたものの、配送の複雑さはいまだ完全には解消できておらず、ユーザ体験向上の余地も
大きいと考えています。合わせて、配送における環境負荷への配慮に関しても、今後、より必
要になってくると認識しています。
「メルカリ」の物量やメルカリポスト等インフラを活かしつつ、上記課題に取り組むと共に、
より良いユーザ体験の提供を目的として、メルロジにて新たな集荷物流網を構築します。パー
トナーとの提携によって、トラック・倉庫等の自社アセットを持たない物流ビジネスを展開し
ていきます。
メルロジが展開する集荷物流網の特徴として、以下三点が挙げられます。自社で効率的な集荷
物流網を構築することによって、ユーザ体験を更に向上させるサービスの開発・提供(梱包レ
ス発送等)を行っていきます。
1) 荷量が多い場所を科学的に特定する等、当社グループのデータを駆使した効率的なエリ
ア展開
2) メ ル カ リ ポ ス ト 等 自 社 タ ッ チ ポ イ ン ト の 活 用 に よ る 集 荷 効 率 の 最 大 化
(現在約1,000か所。2024年末までにタッチポイントを全国8,000か所へ拡大予定)
3) 自社のタッチポイントから集荷をし、仕分け拠点に集約する過程で、付加価値サービス
(クリーニング・リペア等)が提供可能
当社は、メルロジにおける新たな挑戦を通じて、循環型社会の加速、メルカリグループの更
なる発展を目指していきます。
※1:2020年12月27日時点
2.設立する子会社の概要
(1)名称 株式会社メルロジ
(2)所在地 東京都港区六本木六丁目10番1号
代表取締役CEO 野辺 一也
(3)代表者の役職・氏名
代表取締役COO 進藤 智之
(4)事業内容 物流サービスの企画・開発・運営
(5)資本金 150百万円
(6)設立年月日 2021年10月28日
(7)大株主及び持株比率 株式会社メルカリ 100%
(8)上場会社と当該会社 資本関係 当社が100%出資する、当社の子会社であ
との間の関係 ります。
人的関係 当社より役員及び従業員を派遣する予定
です。
取引関係 該当事項はありません。
3.日程
(1)取締役会決議日 2021年10月28日
(2)会社設立日 2021年10月28日
(3)事業開始日 2021年中
4.当該事業の開始のために特別に支出する金額及び内容
現在のところ、当該事業のための特別な支出の予定はございません。
5.今後の見通し
当該事業は、中長期的に当社グループの業績向上に資するものと考えておりますが、当期業
績に与える影響は軽微です。
以上