4384 ラクスル 2019-06-13 15:00:00
2019年7月期第3四半期 決算説明会資料 [pdf]
2019年7月期第3四半期
決算説明会資料
ラクスル株式会社
(東証マザーズ:4384)
2019年6月13日
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目次
1. 会社概要
2. 2019年7月期第3四半期 業績
3. 通期業績見込みについて
4. Q&A
5. ご参考資料
2
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1. 会社概要
3
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ヴィジョン/事業概要
ヴィジョン
「仕組みを変えれば、世界はもっと良くなる」
印刷や物流といったデジタル化が進んでいない伝統的な産業に、インターネットを持
ち込み産業構造を変えることで、より良い世界を実現する
印刷・広告のシェアリングプラットフォーム 物流のシェアリングプラットフォーム
2013年3月開始 2015年12月開始
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当社事業の意義:産業ごとのシェアリングプラットフォームの創出
大企業中心に垂直統合で成立していた産業構造を、プラットフォーム中心の水平分業さ
れた産業構造にアップデートする
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BtoBプラットフォームとしての大きな潜在的事業機会
伝統的で巨大なBtoBの業界のデジタル化を推進する
国内トラック物流市場
国内広告市場
(インターネットを除く) 14兆円
国内商業及び事務用
5兆円
印刷市場
3兆円
6
出所 経済産業省、電通「日本の広告費」(2018年)、国土交通省
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複数の産業を革新するBtoBプラットフォームを通じた持続的成長
中長期では、プラットフォームを展開する産業を拡大
中長期~ その他業界
他業界への参入
物流業界の
2015/12 ~ プラットフォーム
広告業界の
プラットフォーム
2015/3 ~
印刷業界の
プラットフォーム
2013/3 ~
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2019年7月期 経営の重点項目
3つの事業はフェーズが異なることから、それぞれのフェーズに即した事業マネジメント
が必要
(縦軸は事業利益のイメージ)
売上総利益、事業利益の拡張フェーズ
印刷ECサービス
(ラクスル)
(t)
運送事業
集客支援(広告)サービス
(ハコベル)
(ラクスル)
業界自体がデジタル化の立ち上がり期
業界のデジタル化をリードすべくリソース投下が必要
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当社の企業価値の源泉
顧客からの信頼の総和である売上高及び顧客/サプライヤーへの付加価値の総和である
売上総利益の最大化を重視
顧客への付加価値
プラットフォーム
顧客からの信頼 サプライヤーへの付加
としての価値
価値
財務数値*
財務数値 売上高 売上総利益率 売上総利益
事業KPI
サービスの高付加 原価低減/サプライ
顧客数 購入回数 単価
価値化 ヤーの生産性向上
ARPU
*売上高/売上総利益に関する会計基準
売上高:ラクスル、ハコベル共に顧客からの売上をグロスで計上
売上総利益:売上高からサプライヤーに生産原価を支払った残りを売上総利益として計上
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再投資による企業価値向上スパイラル
売上総利益額を最大化することで、営業利益以下の利益の継続拡張及びプラットフォー
ム価値を高めるための成長投資の拡大を両立
企業価値向上
成長投資の拡大
売上総利益
の拡大
現在
企業価値
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当社の競争優位性
テクノロジー企業でありながら、オペレーションに深く入り込み、マーケティングによ
るレバレッジを最大限活用する。純粋なインターネット企業とも既存産業とも異なる競
争優位性を有する
プラットフォーマーとしての3つの競争優位
Technology
エンジニアを中心とした
プロダクト開発に関わるメンバー
Marketing Operation
累計50億円以上の広告宣伝実施 R&D目的で印刷機を3台保有
企画から効果検証まですべて内製化 最適な生産プロセスを設計し横展開
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2. 2019年7月期第3四半期 業績
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2019年7月期第3四半期 業績
売上高は前年同期比+59.9%、売上総利益は同+44.5%
四半期営業利益は黒字を維持しつつ、広告宣伝投資および運送事業への成長投資を継続
2019年7月期3Q(2019年2月-4月) 2019年7月期3Q累計(2018年8月-2019年4月)
通期予想
前年同期 前四半期(2Q) 前年同期 (5月14日修正開示)
実績 実績
(百万円) 実績 増減率 実績 増減率 実績 増減率 通期予想 進捗率
16,200 72.6%
売上高 4,852 3,034 +59.9% 4,065 +19.4% 12,348 7,938 +55.6%
~17,000 ~76.2%
3,700 73.5%
売上総利益 1,098 760 +44.5% 981 +11.9% 2,901 1,986 +46.1%
~3,950 ~78.4%
21.8%
売上総利益率 22.6% 25.1% -2.5pt 24.2% -1.6pt 23.5% 25.0% -1.5pt -
~24.4%
120 93.3%
営業利益 77 64 +20.1% 36 +113.7% 149 -56 -
~160 ~124.4%
(広告宣伝費) 367 243 +50.9% 334 +10.0% 963 771 +24.9% - -
(運送事業
セグメント利益)
-40 -3 - -30 - -87 -51 - - -
96 101.7%
経常利益 72 49 +46.8% 34 +110.3% 138 -80 -
~136 ~144.0%
20 126.6%
当期純利益 54 47 +14.3% 20 +167.8% 75 -84 -
~60 ~379.9%
2017年7月期3Q末 2018年7月期3Q末 2019年7月期3Q末
「ラクスル」の +205,754 +252,892
405,383 611,137 864,029
累計ユーザー数 対前年同期末 対前年同期末
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全社売上高の推移(セグメント別)
売上高は継続的に拡大、またハコベル(運送事業)の売上貢献も拡大
印刷事業は3Q、運送事業は2Qと3Qが繁忙期
(百万円)
4,852
26
453
4,065
3,429
3,235
3,034
2,514
2,388
2,144 2,168
4,372
1,633 1,728
1,428 1,493
1,026 1,132
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q
2016年7月期 2017年7月期 2018年7月期 2019年7月期
印刷事業 運送事業 その他
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事業別売上高構成比の推移
印刷ECサービスが継続的に拡大する中、他サービスが同時に拡大しており、複数の産
業向け事業が多層的に成長
印刷ECサービス以外の売上比率が30%を超過
0.6% 0.1% 0.6% 0.6%
2.2% 4.6% 8.2% ハコベル(運送事業)の
12.6%
15.5% 売上総利益率イメージ
17.8%
23.0% 一桁~10%程度
86.8%
82.2%
77.0%
68.3% ラクスル(印刷+広告)の
売上総利益率イメージ
25%程度
2016年7月期 2017年7月期 2018年7月期 2019年7月期3Q累計
印刷ECサービス(印刷事業) 集客支援(広告)サービス(印刷事業)
ハコベル(運送事業) その他
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全社売上総利益、全社売上総利益率の推移
当社の企業価値の源泉である売上総利益額は継続的に拡大
1,098
981
(百万円) 24.9% 25.1% 25.1%
23.9% 24.2%
23.2% 23.2%
印刷機3台を 23.9% 821 22.6%
R&D目的で導入 21.3% 22.6%
760 774
オペレーション
18.6% 19.2%
18.9%
ノウハウを獲得
632
17.3% 594
15.5% 497 490
13.3%
401
348
10.0% 9.8% 287
247
210
158
77 72 80 86
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q
2015年7月期 2016年7月期 2017年7月期 2018年7月期 2019年7月期
売上総利益 売上総利益率
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セグメント別売上高、売上総利益、セグメント利益
ラクスル(印刷事業)は売上高、売上総利益共に継続拡大(1)
元号変更に伴う印刷需要の増加は限定的
売上総利益率の低下は印刷用紙の調達価格上昇が主な要因(次頁参照)
(百万円) 4,372
25.5%
25.6% 25.2%
24.9% 24.6% 24.9%
23.5% 23.3% 22.7% 3,719 24.4%
3,050 3,179
2,840
21.4%
2,298 2,404
2,096 2,102
1,611 1,690
949 1,065
572 614 715 749 790
397 488 477 364 389
345 310 345 301 348
88
(84) (24)
(177)
(310)
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q
2017年7月期 2018年7月期 2019年7月期
売上高 売上総利益 セグメント利益 売上総利益率
注
(1)管理会計ベースで算出 17
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印刷用紙調達の業績への影響と今後の見通し
印刷用紙の供給不足と仕入れ値の上昇による影響は一定あったものの、4Q以降は大き
な影響は見込んでいない
項目 3Q業績への影響 4Q以降の見通し
印刷用紙不足による一部商品の販売停止 印刷用紙調達の多様化を進めることで、
売上高 はあったものの、全社売上高は前年同期 安定的な販売体制を構築し、増収基調を
比40%以上の成長 維持する見通し
印刷用紙の更なる値上げは想定しておら
印刷用紙の調達価格上昇による原価増は
ず、また、価格転嫁および原価低減によ
売上総利益率 発生したものの、価格転嫁により影響を
り引き続き売上総利益率への影響を最小
最小化
化する
計画を上回る売上高に対して売上総利益 売上高の伸長と売上総利益率のコントロ
売上総利益額 率の低下があったものの、引き続き好調 ールにより、売上総利益額も成長を目指
に推移 す
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セグメント別売上高、売上総利益、セグメント利益
ハコベル(運送事業)の売上高は前年同期比+191% (1)
短期的な売上総利益率最適化より売上高成長を重視(2)
(百万円) 453
15.5%
14.7%
14.3% 14.3%
(1) 325
12.0%
12.1%
10.2% 228
9.9%
10.6%
175 164
(1)
7.4%
155
93 6.8%
62 75
38 45 38
22 22 24 30
3 4 6 9 10 9 16
18 (1)
(3) (1)
(10) (12) (11) (16) (21) (16)
(26) (23) (25) (30) (40)
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q
2017年7月期 2018年7月期 2019年7月期
売上高 売上総利益 セグメント利益 売上総利益率
注
(1)2018年7月期3QはヤマトHDから受託したシステム開発による売上高を計上(一時売上)、前年同期比および売上総利益率は当該売上を除いて算出
(2)管理会計ベースで算出 19
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全社売上高販売管理費比率の推移
売上高成長に伴い売上高販管費比率は前年同期比で減少
(百万円)
57.2%
48.5% 330
46.7% 170 324
159 40.5% 183
39.9% 42.3% 42 171 263 81
136 30 34.6% 45
155 34.3% 206 68
185 122 44
117 31 165 261 63 241
22 27.3% 56 218
99 162
29 201 22.9% 23.3%
82 150 22.9%
161 110 197 21.0%
21.0% 187 59
34 48 19.3%
26
480 500
92 400 161 424 210
364 370 175 367
306 334
243 261
171
125 103 93
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q
2016年7月期 2017年7月期 2018年7月期 2019年7月期
広告宣伝費 人件費 決済手数料 その他 売上高販管費比率
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全社広告宣伝費・広告宣伝費比率の推移
広告宣伝投資はガバナンスを利かせて継続的に効率化していく
今後は年度を通じて広告宣伝投資を平準化していく方針
(百万円)
35.5%
4,852
29.4% 4,065
28.1%
3,429
23.3% 3,235
3,034
20.5% 17.8%
17.1% 2,388 2,514
2,144 2,168
15.1% 1,728
1,633
1,428 1,493
1,026 1,132 7.6% 8.2%
7.3% 8.0% 7.6%
364 400 306
480 500
370 424 4.1% 261 334 367
171 125 103 243 2.9%
93
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q
2016年7月期 2017年7月期 2018年7月期 2019年7月期
広告宣伝費 売上高 広告宣伝費比率
21
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全社営業利益及び広告宣伝費を除く営業利益の推移
6四半期連続で営業黒字、広告宣伝費を除いた営業利益も継続拡大
(百万円) 445
370
308 296
243
199 206
149
128
111 103
64 77
55
35 34 36
(18)
(38)
(63) (69) (70)
(224)
(241)
(259)
(344)
(371)
(428) (419)
(444)
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q
2016年7月期 2017年7月期 2018年7月期 2019年7月期
営業利益 広告宣伝費除く営業利益
22
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累計登録ユーザー数の推移
ユーザーは継続的に増加 (1)
1,000,000
900,000
800,000
700,000
600,000
500,000
400,000
300,000
200,000
100,000
0
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q
2015年7月期 2016年7月期 2017年7月期 2018年7月期 2019年7月期
法人 個人
注 23
(1)「ラクスル」の累計登録ユーザー数。「ハコベル」は含まない
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高い定着性を有する顧客基盤の確立
(1)
全ユーザーおよびコアユーザーである法人ユーザーともに全指標で上昇
法人ユーザーの平均注文単価増には集客支援サービス内のTVCM販売が寄与
年間購入者数 年間平均注文回数 平均注文単価
+25.4% +6.9% +10.5%
全
ユ 298,654人 3.57回 3.82回 11,380円 12,570円
ー 238,245人
ザ
ー
2017/5-2018/4 2018/5-2019/4
+27.0% +6.5% +12.0%
法
人
ユ 13,891円 15,557円
146,274人 4.75回 5.06回
ー 115,169人
ザ
ー
注 24
(1)管理会計ベースで算出
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注文件数、注文単価の推移
営業体制の構築及び一般貨物の取扱増加により注文件数、注文単価共に上昇
(1)
注文件数 注文単価
(件) (円)
+104.6% +38.2%
29,847 15,186
14,103
(2) 11,743
23,071
10,986 10,673
19,500 9,278
15,971 7,927
14,588
9,557 10,238
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q
2018年7月期 2019年7月期 2018年7月期 2019年7月期
注
(1)内部取引消去前の財務会計をベースに算出 25
(2)2018年7月期3QはヤマトHDから受託したシステム開発の売上高を控除して算出
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3. 通期業績見込みについて
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通期業績予想
2019年5月14日に通期業績予想を以下の通り修正開示
売上高は前年同期比+45%~52%、売上総利益は同+34%~43%の成長を見込む
2019年7月期通期予想 2018年7月期通期
通期予想 通期実績 増減率
(百万円)
16,200 +45.0%
売上高 11,174
~17,000 ~+52.1%
3,700 +34.0%
売上総利益 2,761
~3,950 ~+43.1%
120 +29.0%
営業利益 93
~160 ~+72.0%
96 +122.0%
経常利益 43
~136 ~+214.5%
20 +29.4%
当期純利益 15
~60 ~+288.1%
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4. Q&A
28
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Q&A
カテゴリー 質問 回答
売上高:前年同期比40%以上の成長を目指す
売上総利益額:前年同期比30%以上の成長を
目指す
全社 4Qの見通しは?
営業利益以下の段階利益:通期の黒字達成が
確実になったため、来期の成長のための再投
資(主に広告宣伝費)を強化する
印刷用紙の調達の安定性は維持可 調達の多様化を通じて供給安定化を図ってい
印刷
能か? く
印刷用紙の値上げがコスト構造に 価格転嫁と原価低減によって売上総利益率へ
印刷
与える影響は? の影響を最小化していく
初期的な需要の存在は確認できたため、現在
TVCM販売サービスの事業進捗
広告 は売上高成長よりサービス開発に注力してい
は?
る
ユーザーからのフィードバックを基にサービ
ハコベルコネクト(運行管理シス
運送 スのブラッシュアップを実施
テム)の3Q業績への影響は?
短期的な業績への影響を見込まず
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5. ご参考資料
30
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会社概要
会社名: ラクスル株式会社
所在地: 東京都品川区
設立: 2009年9月
経営陣: 松本 恭攝 代表取締役社長CEO
永見 世央 取締役CFO
田部 正樹 取締役CMO/広告事業本部長
福島 広造 取締役COO/印刷事業本部長
泉 雄介 取締役CTO/ハコベル事業本部長
朝倉 祐介 社外取締役
玉塚 元一 社外取締役
森 尚美 監査役
山田 啓之 監査役
琴坂 将広 監査役
宇都宮 純子 監査役
従業員数: 264名(2019年4月末)
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経営陣紹介
松本 恭攝 (代表取締役社長CEO) 永見 世央 (取締役CFO)
• 慶應義塾大学商学部卒 • 慶應義塾大学総合政策学部卒
• A.T.カーニーを経て2009年9月に当社設立 • 米国ペンシルバニア大学ウォートン校MBA修了
• 印刷業界の遊休資産を活用する「シェアリング・ • みずほ証券、カーライル・ジャパン・エルエルシ
エコノミー」というビジネスモデルを確立 ー、ディー・エヌ・エーを経て、2014年4月に当社
• 2018年9月アイスタイル取締役に就任 入社
• 金融・投資会社を通じて幅広い知見を有しており、
財務戦略全般に精通
田部 正樹 (取締役CMO/広告事業本部長) 福島 広造 (取締役COO/印刷事業本部長)
• 中央大学文学部卒業後、丸井グループ、テイクアンド • 慶應義塾大学理工学部卒業後、フューチャーアーキ
ギヴ・ニーズを経て2014年8月に当社入社 テクト、ボストン・コンサルティング・グループ
• TVCMを中心とした新規顧客獲得とデータドリブンな (BCG)を経て、2015年7月に当社入社
CRMによるリピート率の安定化を得意領域とし、プロ • 経営計画、生産管理や事業部支援などに携わって
モーションだけでなく、4P戦略全般を管掌 いる
泉 雄介 (取締役CTO/ハコベル事業本部長) 朝倉 祐介 (社外取締役)
• ニューイングランド音楽院作曲科卒業後 、モルガ • 東京大学法学部卒
ン・スタンレー証券(現モルガン・スタンレー • マッキンゼー・アンド・カンパニー、ネイキッドテ
MUFG証券)で主に債権関連商品の取引システム開 クノロジー代表取締役を経て、2013年ミクシィ代表
発に従事した後、ディー・エヌ・エーを経て2015年 取締役社長最高経営責任者に就任
10月に当社入社 • 2014年ミクシィ社長を退任し、スタンフォード大学
• 主に技術部門全般を管掌 客員研究員に就任
• 2015年5月当社取締役に就任
• 2017年7月シニフィアン共同代表に就任
玉塚 元一 (社外取締役) • 2017年12月セプテーニ・ホールディングス取締役に
就任
• 慶應義塾大学法学部卒業後、旭硝子入社
• 1998年日本アイ・ビー・エム入社
• 2002年ファーストリテイリング代表取締役社長兼
COO就任
• 2005年リヴァンプを創業し、代表取締役就任
• 2016年ローソン代表取締役会長CEO就任
• 2017年6月ハーツユナイテッドグループ(現デジタ
ルハーツホールディングス)代表取締役社長CEOに
就任
• 2017年10月当社取締役に就任 32
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貸借対照表
(百万円) 2018年7月期末 (1)
2019年7月期3Q末
流動資産 7,598 8,067
現金及び預金 6,366 6,032
固定資産 1,159 1,223
資産合計 8,758 9,291
流動負債 1,846 2,394
(うち有利子負債) (451) (429)
固定負債 235 103
(うち有利子負債) (132) (-)
純資産 6,675 6,793
資本金 1,926 1,945
資本剰余金 4,733 4,753
負債・純資産合計 8,758 9,291
注 33
(1)会計基準の変更に伴い、資産負債の残高を相殺したため前期末に開示した残高とは一致せず
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セグメント別財務情報
2017年7月期 2018年7月期 2019年7月期
(百万円) 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q
印刷事業 1,611 1,690 2,096 2,102 2,298 2,404 2,840 3,050 3,179 3,719 4,372
売上高 運送事業 22 38 45 62 75 93 175 164 228 325 453
その他 0 0 2 3 14 17 17 20 21 21 26
印刷事業 345 397 488 477 572 614 715 749 790 949 1,065
売上総
運送事業 3 4 6 9 10 9 38 16 22 24 30
利益
その他 0 0 2 3 10 7 6 7 7 7 2
印刷事業 -310 88 -177 -84 -24 310 345 364 301 348 389
セグメ
ント 運送事業 -10 -12 -11 -16 -21 -26 -3 -25 -16 -30 -40
利益
その他及
び全社費 -123 -146 -182 -158 -179 -180 -277 -189 -249 -281 -271
用
営業
全社 -444 -70 -371 -259 -224 103 64 149 34 36 77
利益
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印刷EC比率上昇による市場の成長ポテンシャル
印刷市場は、EC化の進展により今後も拡大の余地は大きい
~30%(3)
(2018年実績)
国内商業及び事務用印刷市場(1)
3兆円
国内オンライン
印刷市場(2)
920億円
3%
日本 ドイツ
出所 矢野経済研究所、経済産業省
注
(1)経済産業省「生産動態統計 紙・印刷・プラスチック」に基づき試算、事務用印刷及び商業印刷の合算、加工生産高ベース (2014年)
(2)株式会社矢野経済研究所「2013年版 印刷通販市場の展望と戦略」平成25年11月7日発表 35
(3)zipcon consulting(2019年)
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One Stopサービス展開による広範な市場機会の捕捉
印刷にとどまらず、広告領域のEC化も推進
印刷 広告
国内商業及び事務用印刷市場 インターネット広告以外の広告市場
3兆円 (長期的な市場機会):4.8兆円
テレビ+交通+DM+折込
国内オンライン (短期的な市場機会):2.9兆円
印刷市場
920億円
36
出所 矢野経済研究所、経済産業省、電通「日本の広告費」(2018年)
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国内印刷市場推移
国内印刷市場は縮小傾向にあるが、その主な要因は出版印刷市場の縮小
ラクスル対象市場である商業印刷、事務用印刷市場はほぼ横ばいで推移
(千億円)
70 70
68 68 67
7 7 63 63
7 7 62 62 62 61
7 60 58
6 5 7
5 7 7 7
7
20 20 22 22
19
18 18 15 14 12 12
16 11
9 9 9 9 10 12 11
10 10 12 13 11
12
10 10 9 9 9 9 9
8 8 8 8
8 8
22 22 23 23 22 21 21 21 22 23 21
19 20
2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016
商業印刷 事務用印刷 包装印刷 出版印刷 その他
出所 印刷市場全体:経済産業省「生産動態統計 紙・印刷・プラスチック」をベースに試算、加工生産高ベース 37
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事業領域
当初はラストマイルサービスとしてスタートし、現在は都市内輸送および都市間輸送まで
領域を広げサービスを展開
ラストマイル 都市内輸送 都市間輸送
サイズ 軽トラック・カーゴ 小型・中型トラック(2t,4t) 大型トラック(10t)
案件単価 ¥5,000 - ¥10,000 ¥20,000 - ¥40,000 ¥50,000 - ¥100,000
(1) (1)
市場規模 4兆円 10兆円
運送 個人事業主
法人のみ
事業者 法人
出所 全日本トラック協会
注 38
(1)全日本トラック協会「日本のトラック輸送産業 現状と課題2018」を元に当社推定
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ハコベルコネクト(一般貨物/都市内・都市間)の概要
荷主と一般貨物の運送会社をつなぐマーケットプレイスを主軸とし、双方の生産性向上の
ための運行管理システムも併せて提供する
運行管理システム機能 マッチング機能
荷主企業 自社車両だけでなく、 繁忙・閑散に応じて
委託先を含めた運行管理の実現 柔軟に供給を確保
運送会社 受注情報の一元管理により システム導入により
事務処理コストが大幅に低減 新規顧客の開拓が可能
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仕組みを変えれば、世界はもっと良くなる
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