2021年7月期決算説明会資料
第一部：2021年7月期業績及び2022年7月期業績予想
ラクスル株式会社（東証 市場第一部：4384）
2021年9月10日
1. 2021年7月期通期 業績
2. 2022年7月期通期 業績予想
3. Q＆A
4. 参考資料
第二部(別紙)：ビジョン実現のための事業展開と蓄積し続けるアセット
1. ビジョン実現のための事業展開
2. 長期で蓄積するアセット：事業
3. 長期で蓄積するアセット：組織
4. 長期で蓄積するアセット：財務
5. ビジョン実現を支えるガバナンスポリシー
6. 参考資料
2
2021年7月期通期 業績
3
（百万円）
売上高
30,261
2021年7月期通期 売上総利益
(1)
営業利益(non-GAAP) 21,494
業績ハイライト 17,168
◼ 緊急事態宣言の影響を受けつつ 11,174
も、売上高・売上総利益ともに 7,675 7,151
3,944 4,928
大幅に成長 2,761
1,738 833
93 143
◼ 営業利益も過去最高益、成長と
-1,145 -159
収益性を両立
2017年7月期 2018年7月期 2019年7月期 2020年7月期 2021年7月期
◼ ラクスル：商品、サービスの拡
張を進め、着実に成長 (百万円) ラクスル ノバセル ハコベル 全社合計(2)
売上高 20,311 6,719 2,939 30,261
◼ ノバセル：運用型テレビCMの認 成長率(前年比) +24.4％ +135.4％ +34.5％ +40.8％
知向上と提携効果で案件が大型 売上総利益 5,509 1,082 445 7,151
成長率(前年比) +31.1％ +123.0％ +134.5％ +45.1％
化。急成長により全社成長をけ
売上総利益率 27.1％ 16.1％ 15.2％ 23.6％
ん引 成長率(前年比) +1.4pt -0.9pt +6.5pt +0.7pt
営業/セグメント利益 2,212 29 -95 833
◼ ハコベル：改善した売上総利益 (non-GAAP) (1)
率を維持しながら、再成長
注
(1)2020年7月期より営業利益、経常利益および当期純利益は、株式報酬費用を足し戻したnon-GAAPベースの開示に変更（差異はご参考資料に記載。以下同様）
(2)ラクスル、ノバセル、ハコベルの実績合計と全社合計の差分はその他事業、本社費によるもの 4
2021年7月期4Q 2021年7月期通期
（2021年5月-2021年7月） （2020年8月-2021年7月）
業績
2021年7月期第4四半期 前年同期 前年同期
予想
実績 実績
及び通期業績 実績 増減率 実績 増減率 達成率(1)
（百万円）
◼ 4Q売上高は前年同期比 売上高 7,939 4,896 +62.2% 30,261 21,494 +40.8% +102.1%
+62.2％、売上総利益は同
売上総利益 1,818 1,296 +40.2% 7,151 4,928 +45.1% +100.7%
+40.2％
◼ 昨年度4Qは売上総利益率を 売上総利益率 22.9% 26.5% -3.6pt 23.6% 22.9% +0.7pt -
大幅に改善したため、 営業利益 -35 237 - 833 -159 - +115.7%
前年同期比では売上総利益率 （non-GAAP）
が減少。通期で0.7ptの改善 (株式報酬費用) 263 46 +467.6% 612 84 +625.1% +100.4%
◼ 4Qの営業利益(non-GAAP)
(広告宣伝費) 515 197 +161.2% 2,017 1,633 +23.5% -
は3Q時の開示の通り、成長
投資のため赤字。 経常利益 -44 205 - 807 -280 - +115.3%
（non-GAAP）
通期では修正後業績予想の
上限値を超過して着地 当期純利益 120 185 -34.7% 837 -406 - +116.3%
（non-GAAP）
◼ 繰延税金資産計上に伴う
法人税等調整額(益)を計上
注
©️RAKSUL INC. All Rights Reserved. (1)2021年6月10日修正開示の通期業績予想下限値に対する達成率
5
成長率の回復 成長率推移(前年同期比)
◼ 新型コロナウイルス環境以前 +62.2％
の成長ペースに復帰
+40.2％
上場~FY2020 2Q
YoY成長率平均
売上高 +50%
売上総利益 +44%
3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q
2018年7月期 2019年7月期 2020年7月期 2021年7月期
売上高 売上総利益
6
全社売上高の推移 （百万円） 8,966
7,939
◼ 4Qは全事業で閑散期(ラクス 7,417 73
ル及びノバセルは3Q、ハコベ 723
ルは2Qと3Qが繁忙期)
5,792 5,937
5,353 5,451 1,983
◼ 緊急事態宣言、オリンピック
4,852 4,819 4,896
開催のマイナス影響は限定的
4,065
に受けつつも成長トレンドは
3,235 3,429
継続 3,034
2,388 2,514
5,158
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q
2018年7月期 2019年7月期 2020年7月期 2021年7月期
ラクスル ノバセル ハコベル その他
7
事業別売上高構成比の 0.1% 0.6% 0.6% 0.6% 1.0%
2.2% 4.6% 9.0%
推移 1.8% 10.2% 9.7% ハコベルの
15.5% 6.2% 売上総利益率イメージ
16.0% 13.3% 15%~20%程度
17.2% 22.2%
◼ 印刷ECサービスが継続的に
15.3%
拡大する中、他サービスが
14.3%
同時に拡大しており、複数の ノバセルの
産業向け事業が多層的に成長 売上総利益率イメージ
82.2% 15%~20%程度
◼ 印刷ECサービス以外の 77.0%
67.0%
60.7%
売上高比率が45％超まで上昇 52.8%
◼ 直近ではノバセルセグメント ラクスルの
売上総利益率イメージ
の貢献増加が顕著 25％~28%程度
2017年7月期 2018年7月期 2019年7月期 2020年7月期 2021年7月期
印刷ECサービス（ラクスル） 集客支援サービス（ラクスル）
ノバセル ハコベル
その他
8
全社売上総利益の推移 （百万円）
2,076
1,818
◼ 売上総利益も成長トレンド 1,757 28
は継続(季節性及びオリン 96
1,499
ピック影響によりQoQでは 305
減少) 1,296
1,245 1,216
1,170
1,098
1,042
981
821
760 774
594 632
1,386
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q
2018年7月期 2019年7月期 2020年7月期 2021年7月期
ラクスル ノバセル ハコベル その他
9
（百万円） 28.6%
セグメント別 27.4%
30. 0%
27.1% 27.2% 26.9%
25.6% 26.1%
6,500
24.9% 25.3% 25.0% 24.7% 24.6% 24.6% 25.0% 25.1%
24.5%
売上高、売上総利益 5,617
25. 0%
5,158
セグメント利益 5,090
5,500
20. 0%
4,382 4,444
4,094
4,500
4,028 4,043
◼ 4Qは閑散期であったもの 3,870 3,876 15. 0%
の、YoYでは30%以上の成 3,403
3,093
3,500
2,907
長。印刷EC市場で最も成
10. 0%
2,791
長している認識 2,500
2,298 2,394
5.0 %
◼ 売上総利益率は27%前後を 1,527
1,216
1,378 1,386
1,074 1,107
1,500
維持 888 1,008 952 1,007 1,013 0.0 %
725 762 731
572 613 705 608 533 529
358 299 303 360 418
312 349 329 205 223
500
341 -5.0%
(500)
(24) -10.0%
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q
2018年7月期 2019年7月期 2020年7月期 2021年7月期
売上高 売上総利益 セグメント利益 売上総利益率
(non-GAAP)
10
（百万円）
(参考)
新規登録年別 25,000
売上高推移(1) 20,000
2021年7月期
◼ リピートユーザーが着実に 15,000
2020年7月期
蓄積することで、リカーリ
ングレベニューを創出 2019年7月期
10,000
2018年7月期
5,000 ~2017年7月期
0
2017年 2018年 2019年 2020年 2021年
7月期 7月期 7月期 7月期 7月期
注
(1)管理会計ベースで算出 11
（千ユーザー） 1,532
累計登録ユーザー数(1) 1,451
の推移 1,400
1,203
1,200
◼ 新型コロナウイルス環境下
においても顧客基盤は継続 1,000
的に拡大
800
◼ 4Qの累計登録数は
1,532,172ユーザー
600
400
200
0
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q
2015年7月期 2016年7月期 2017年7月期 2018年7月期 2019年7月期 2020年7月期 2021年7月期
個人 法人
注
(1)「ラクスル」の累計登録ユーザー数。「ハコベル」は含まない 12
高い定着性を有する 年間購入者数 年間平均注文回数 平均注文単価(1)
顧客基盤の確立
+16.8% +4.1% +15.6%
◼ コロナウィルス環境下で影響 全 3.90回 17,019円
ユ 347,492人 406,032人 3.75回 14,725円
を受けていた年間購入者数と
ー (2)
(2)
12,818円
年間平均注文回数の両KPIの ザ 12,540円
成長率が改善 ー
◼ ラクスルセグメントのみの 2019/8-2020/7 2020/8-2021/7
平均注文単価増加率は、
全ユーザー +2.2%
法人ユーザー +1.8% +17.7% +5.2% +17.3%
法
人 207,779人 4.96回 5.21回 18,286円 21,456円
ユ 176,597人
(2) (2)
ー 15,034円 15,307円
ザ
ー
1 2
注
(1)ノバセルアナリティクス(SaaS)を除く、管理会計ベースで算出 13
(2)ノバセルを除いた平均注文単価
32.6%
（百万円）
2,700
2,613 28.0%
セグメント別 19.3% 16.8% 19.5% 20.5% 16.8%19.3% 18.9%
13.4% 16.1% 16.5% 16.5% 15.5%
売上高、売上総利益 2,200
11.2% 15.4%
1,983
セグメント利益
1,700
◼ YoYでは強い成長トレンドを継
続。オリンピック開催によるテ 1,248
レビCM枠の制約があったもの 1,200 -11.0%
の、3Q開示の「17-17.5億円」 847 872
732 743
の見込みを超過して着地 700 530
387 405
◼ 放映の割合が想定以上に大きく、 315 278 305
165 206
売上総利益率は15.4%で着地 143 8628 61 57 118 122 142 102
499 3 29 51 92
246 22 18 15
200
91 1 45 4 9
◼ ノバセルアナリティクス(SaaS)
(0) (1) (1) (25)
による売上総利益率の押し上げ (300)
(97) -50.0%
効果は4Q単独で+1.2%、累計導 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q
入社数は119社(無償利用含む) 2018年7月期 2019年7月期 2020年7月期 2021年7月期
売上高 売上総利益 セグメント利益 売上総利益率
(non-GAAP)
14
KPIの推移
◼ 運用型テレビCMの特性を 年間利用社数 平均放映月数 月平均単価
鑑みたKPI開示
◼ 新規利用社数の増加に加え、
放映月数と月平均単価の +27.5% +70.0%
増加が重要 +8.7%
167社 18.9百万円
131社 2.13か月
1.96か月
11.1百万円
2019/8-2020/7 2020/8-2021/7
15
利用顧客例
◼ ラクスルセグメントの顧客
およびスタートアップ・新
規事業を主なユーザーとし
て事業を開始
◼ 広告効果の可視化ニーズに
合致し徐々に顧客が大口化
16
（百万円）
セグメント別 15.5% 1,004
17.4%
1,000
14.3% 13.4%
売上高、売上総利益 10.6%
12.0%
10.2% 9.9% 16.6%
9.2% 14.2%
セグメント利益 800
7.4%
6.8% 5.3%
6.2% 5.7% 723
10.0%
657
639
◼ 売上総利益率の水準を維持し 564 553
600
535 532
ながら、売上高が再成長して 453 449
いくフェーズに移行 400
325
◼ 増収基調ではあるものの、
-10.0%
228
175 164
緊急事態宣言下で成長ペース 200
155 (1) 143
93 91 114 96
75 69
及び売上総利益率に一部影響 38 22 24 30 28 35 36 48
10 9 18 (1) 16 16
あり 0
(21) (26) (3) (1) (25) (16) (26) (21)
◼ ハコベルコネクト(SaaS)の (23)
(30) (40) (51)
(74) (83) (64)
(102)
利用社数は18社、平均月次 (200) (129) -30.0%
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q
単価は18万円
2018年7月期 2019年7月期 2020年7月期 2021年7月期
売上高 売上総利益 セグメント利益 売上総利益率
(non-GAAP)
注
(1)2018年7月期3QはヤマトHDから受託したシステム開発による売上高を計上（一時売上）、売上総利益率は当該売上を除いて算出 17
KPIの推移(1)
利用顧客数 ARPU
◼ 足元は小規模顧客が増加
しており、顧客数が着実に
増加する一方、ARPUは
下落 +48.4%
◼ 利用顧客数は営業及びマー 603千円 -10.9%
5,373社
ケティングにより、ARPU 537千円
は顧客内の配送オペレー
3,620社
ションに深く入り込んでい
くことにより、継続的に
向上を目指す
2019/8 2020/8 2019/8 2020/8
-2020/7 -2021/7 -2020/7 -2021/7
注
(1)ハコベルコネクト(SaaS)を除く 18
(参考) 注文件数 注文単価(1)
（件） （円）
注文件数、注文単価の
推移 +59.1%
51,585
+1.3%
◼ 前頁のKPI開示に今後統一す 42,504 18,335
19,478
17,781 17,923
るため、本頁のKPIは以後開 36,681 16,406 17,026
34,885 16,304 16,81415,872
34,866
示しない予定 32,84034,416 15,186
29,967 14,103
29,847
26,709 11,743
23,071
19,500
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q
2019年7月期 2020年7月期 2021年7月期 2019年7月期 2020年7月期 2021年7月期
注
(1)内部取引消去前の財務会計をベースに算出 19
登録車両台数の推移 （台） 29,296
26,918
◼ 登録車両台数は順調に増加し、 24,010
事業成長を支える運送キャパ 12,687
21,217
シティを確保 11,865
18,867
10,853
◼ 特に軽貨物においては、 16,189
9,618
運送業界内での認知が確立し、 14,337
8,892
自然流入が一定継続 12,319
8,014
9,501 6,886
5,729
16,609
6,312 4,590 15,053
13,157
4,186 11,599
3,207 3,372 9,975
2,505 7,451 8,175
1,647 2,044 2,386 6,590
1,391 4,911
1,634 1,961
853 1,035 1,284 1,800 2,940
538 612 760 871 1,246
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q
2018年7月期 2019年7月期 2020年7月期 2021年7月期
一般貨物輸送 軽貨物輸送
(トラック)
20
ARPU
年間購入者数 売上総利益率
（参考） 利用回数 平均注文単価(1)
KPI改善のためのドラ ・マーケティング施策の ・顧客体験の向上 ・大企業利用を推進 ・プライシングの最適化
継続的な改善 するための
イバーと投資ポイント ・継続的なCRM、 サービス提供 ・サプライヤーの
ラクスル ・事業領域、取り扱い クロスセルの拡大 生産性や原価改善支援
商品の拡大
・資材の共同調達による
原価改善
・マーケティングチャネル ・クライアントと二人三脚での ・(利益率の高い)SaaS事業
の拡大 マーケティング戦略の策定及び実行支援 の拡大
ノバセル ・外部広告代理店との協業 ・ノバセルアナリティクス分析内容の改善
・取り扱い媒体の拡大・充実
・営業人員の採用 ・マッチング：顧客オペレーションへの ・発注アルゴリズムの改善
入り込みとそれに合わせた提案の強化
・アンカー顧客の獲得と ・(利益率の高い)SaaS事業
ハコベル それを起点にしたマーケ ・マッチング：マッチング率向上 の拡大
ティング
・SaaS：顧客システムとの連携強化
及び顧客要望の機能追加
21
全社販売管理費の推移 （百万円、売上高比率%）
375
Others
◼ 広告宣伝費、技術開発を 285 740
48
862
(8.3%) (10.9%)
212 97
中心に成長投資を継続 212 617 563
618 49
199 144 51 (8.3%) 104
59 (10.7%) (10.3%) 537
51 95 284
196 91 60 (9.1%)
◼ 4Qは賞与支給および組織強 580 79 84
227
248
56
60 (10.8%) 203 129 536 39
169 212
化により人件費増加 82
50
61 (11.0%) 31 53
30 Sales&
54 72 44 33
192 32 31 32 547 Marketing
526
224 515
◼ その他費用の増加は、ノバ 49
26
586 521 (7.4%)
495 (5.9%) 555
417 (10.1%) (9.6%) 48 236 525 513
(7.0%)
554 489 492
セルのサービス向上を目的 (7.8%)
38 (4.8%) (8.8%)
391 197 101
Tech&
とした先行投資が中心 72 67 73
80
92
Development
66 68
324 334
214 173
241 210 283 218 286 202 275 244 277 369 435
148 (4.4%)
(4.0%) (4.2%) (5.2%) (5.9%) (4.6%) (4.1%) (5.5%)
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q
2020年7月期 2021年7月期
その他
オフィス費用
IT・サーバー費用 営業人件費
Tech&Development Sales&Marketing Others 決済手数料
エンジニア人件費 広告宣伝費
その他人件費
注 CS人件費
(1)株式報酬費用を含まない 22
（百万円）
17.8%
9.6% 9.0%
全社広告宣伝費・ 700
4.1%
8.0% 7.6% 8.2% 7.6% 6.5% 7.3% 8.3%
6.9% 5.5% 6.5%
4.0%
10.0%
2.9%
広告宣伝費比率の推移 600
554
0.0%
513 515
◼ ラクスルセグメントのテレ 489 492 495 -10.0%
500
ビCMを中心とした広告宣 424
伝投資を継続 391 -20.0%
400
367
334
◼ 緊急事態宣言下での広告宣 311 -30.0%
伝効率を見極めながら投資 300
243
261
505
を行い、通期では売上高に
-40.0%
197 443
422 428
対し7％弱の投資 200
357 350
334 -50.0%
103 93
◼ 来期は7%程度の広告宣伝 100
153
-60.0%
費比率を予定
0 -70.0%
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q
2018年7月期 2019年7月期 2020年7月期 2021年7月期
(1)
広告宣伝費 広告宣伝費(ラクスル) 全社売上高広告宣伝費率
注
(1)ラクスルのみの数値を参考として掲載 23
全社営業利益及び広告 （百万円） 936
宣伝費を除く営業利益 780
653
の推移
480
445 434
◼ 4Qは変動費を中心に成長投 370 440
348 353 337
308 296 306
資を強化 206
243
237 266
199
149 160
◼ 広告宣伝費は全額変動費で 103 64 77
34 36
あり、コントロール可能な
CFは確実に増加 (5) (43) (35)
(152)
(200)
(224) (200)
(400)
(600)
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q
2018年7月期 2019年7月期 2020年7月期 2021年7月期
営業利益（non-GAAP) 広告宣伝費除く営業利益（non-GAAP)
24
従業員数(1)の推移 450 （名）
399
400 372
◼ 開発体制の強化のため海 42
338 34
外開発拠を継続的に拡大 350 323 322
315
303 25 79
282 290 10 18
◼ 新型コロナ環境下で採用 300 267 77
257 45 53 61 64
41 57
を抑制していたため、足 231 39
250 39 57
37 65 54
元は採用を強化 201 64 70 58 57 54
34 47 57
200 168 177 40 46
155 27 31 14 22 25 34 40
8 10 16 22 29
26 26 30 6
150 27 4
22 25
18 2 4
100
160 172 171 172 169 166 175 169 161 161 167 175
122 140
50 110 118
0
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q
2018年7月期 2019年7月期 2020年7月期 2021年7月期
（2）
ラクスル ノバセル ハコベル コーポレート 海外開発拠点（非連結）
注
(1) 会社概要等にて開示している従業員数はフルタイム当量換算値であるため、本頁数値とは異なる
(2) ノバセルは2020年7月期より独立した事業本部として運営。2019年7月期以前はラクスルと同一事業本部にて運営 25
（2018年7月期および2019年7月期の人数は、テレビCMサービスに従事していた従業員数。印刷ECおよび集客支援サービスも兼務していた従業員を含む）
（百万円）
2021年7月期
BSサマリー
流動負債 5,068
◼ ペライチ社とダンボールワ
現預金
ン社合計で約34億円の関係 13,447
（対総資産比率 61%） 長期借入 3,712
会社株式を保有(両社とも約 固定負債 2024～2026年最終弁済期限
49%の出資比率) 8,851 CB 5,033
2024年11月償還
◼ 134億円の現預金を保有し、
純資産も厚いことから、
財務健全性は引き続き高い
状態 その他流動資産 3,468
純資産
7,996
固定資産 （純資産比率 36%）
資本金 2,452
4,999 資本剰余金 5,260
利益剰余金 ▲249
新株予約権 529
資産 負債/純資産
26
2022年7月期通期 業績予想
27
2022年7月期業績予想 業績見込み セグメント別のポリシー
と各セグメントの
財務ポリシー 水準
成長率
ガイダンス
売上総利益・セグメント利益拡大
◼ 中長期の財務ポリシーに ラクスル
ラクスル
を重視
基づき、売上高・売上総利益
売上高 394億円以上 +30％以上
共に30％以上の成長
◼ 営業利益(non-GAAP)は成長 売上高・売上総利益拡大を重視
投資ガバナンス・赤字幅のコント
投資を除く定常収益性として ノバセル
ノバセル
ロールを実施しつつ、成長のため
15-20億円程度を創出できるも 売上総利益 93億円以上 +30％以上 の赤字は一定許容
のの、成長を重視し一定の再
投資を継続。増益基調は維持
売上高・売上総利益拡大を重視
◼ 各事業セグメントのポリシー 営業利益 ハコベル 投資ガバナンス・赤字幅のコント
10億円以上 増益 ハコベル
(non-GAAP) ロールを実施しつつ、成長のため
は引き続き右の通り
の赤字は一定許容
28
中長期での財務目標・ 売上総利益 中長期目標
（百万円）
ポリシー 17,500
~20,000
2021年7月期(1)
◼ 30%を上回る成長率により、 ~2025年7月期
2025年7月期の175-200億円 CAGR 30%
の売上総利益達成に向けて、
超過したペースで推移
2017年7月期 9,300以上
~2021年7月期
CAGR 42% 7,151
4,928 (1)
3,944
2,761
1,738
904
2016年 2017年 2018年 2019年 2020年 2021年 2022年 2023年 2024年 2025年
7月期 7月期 7月期 7月期 7月期 7月期 7月期 7月期 7月期 7月期
(見込) (見込) (見込) (見込)
注
(1)2020年9月10日開示の修正前2021年7月期通期業績予想の下限値 29
Q&A
30
質問 回答
全社 業績に織り込まれてい アップサイド：
Q&A ないアップサイド・ • 経済再開に伴い、各事業が想定以上に成長するシナリオ
ダウンサイドシナリオ
は？ ダウンサイド：
• 大都市圏で緊急事態宣言が通年で続くシナリオ
(大規模投資先のペライチ社、ダンボールワン社には
ポジティブに影響)
全社 なぜ売上高、売上総利 • 単年ではなく複数年に亘り継続して高い成長率を
益の30%以上成長の 維持することが大事だと考えている。効率的な成長投資
ガイダンスなのか？ を継続しつつ利益も一定マネージする前提において、
継続可能な成長率水準として設定した
• 30%以上のガイダンスを前提に、より具体的な成長率
レンジが見えてきたタイミングで速やかに期中開示を
していく
• (売上高ではなく)売上総利益の30%以上成長を最優先して
いる
各事業 来期の売上総利益率の ラクスル：27%をベースに、期中で改善を図る
見通しは？ ノバセル：16-17%をベースに、期中で改善を図る
ハコベル：早期に15%に復帰を目指す
31
参考資料
-緊急事態宣言の影響
-数値資料
会社概要については、同日開示の別資料「第二部」に掲載
32
参考資料：緊急事態宣言の影響
33
各事業における 業界への影響(当社認識) 当社ビジネスへの影響
緊急事態宣言の影響 • 印刷業界全体として、需要が前年比 • 5月に一部マイナス影響はありつつも、
で回復、コロナ前(前々年比)では 昨年4-5月の緊急事態宣言と比べると限
▲5%ほどの影響 定的
◼ ラクスルセグメントでは ラクスル • 昨年4-5月の緊急事態宣言と比較し、
影響は限定的
5月に一部マイナスの影響を
受けるも、6月にかけて回復
◼ ノバセルセグメントでは • 市場全体は一定影響を受けつつも、 • 運用型テレビCM市場が拡大する中、
影響がほぼなく、一部追い風 視聴率上昇により出稿量は戻ってき 当社が先行しているため、
ている 相対的に影響は受けにくい状況
のトレンド ノバセル • 顧客側の広告投資の効率化ニーズが
高まり、運用型テレビCM市場が
◼ ハコベルセグメントでは
立ち上がりつつある
2月以降ラストマイル輸送に
マイナスの影響 • 運送業界全体として、 • ラストマイル輸送においては、直近フー
需要が前年比1-2割の減少 ドデリバリーの配送が内製化（店舗ス
◼ 今後の経済回復期においては、
タッフが配達）されたことにより、需要
全事業ともその恩恵を享受す ハコベル が減少
る見通し • 都市内輸送においては、当社は相対的に
影響を受けにくい食品・飲料の配送シェ
アが高く、業界比で影響は軽微
34
商材・業種別需要状況
需要が加速 需要が回復 需要が弱い
◼ 新型コロナウイルス環境下 ・ノベルティ ・主要商材全般 ・パネル、バナー等
においても需要がある商品 ・封筒、DM(在宅需要) (展示会、イベント関連)
・ポスティング等
の強化を行う等、変化への 商材 (ローカルマーケティング)
対応力は着実に向上
・広範な業種 ・広告、制作
(需要が弱い以外の業種) ・人材サービス
・学校、教育
業種
(イベント自粛・オンライン化)
注 35
(1)管理会計ベースで算出
リピートユーザーの FY2019までに獲得したユーザーからのリピート売上高推移(1)
(FY2020-FY2021に獲得したユーザーを含まず)
売上高推移
（2020年1月
リピート売上高比）
◼ 緊急事態宣言の影響を限定 緊急事態宣言 8月は1月に比べ 緊急事態宣言
緊急事態宣言
需要が弱い
的には受けつつも、2019年 対2020年
1月比
100% 104% 102% 110%
120%
までに獲得したユーザーか 99% 99% 100%
94%
100% 88% 91% 88% 85% 92% 89%
らのリピート売上高は堅調 74% 77% 77% 77%
66%
に推移
80%
60%
◼ 2020-2021年に獲得した 40%
ユーザーからの売上高が加 20%
わり、前年比では成長率が 0%
再加速 1月 7月 1月 7月
2020年 2021年
注
(1)管理会計ベースで算出 36
参考資料：数値資料
37
2019年7月期 2020年7月期 2021年7月期
（百万円） 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q
ラクスル 3,093 3,403 4,094 3,870 4,028 4,382 4,043 3,876 4,444 5,090 5,617 5,158
セグメント別財務情報 ノバセル 86 315 278 387 732 743 847 530 872 1,248 2,613 1,983
売上高
ハコベル 228 325 453 535 564 639 532 449 553 1,004 657 723
その他 21 21 26 26 27 27 28 40 66 73 77 73
ラクスル 762 888 1,008 952 1,007 1,074 1,013 1,107 1,216 1,378 1,527 1,386
ノバセル 28 61 57 51 118 122 142 102 165 206 405 305
売上総利益
ハコベル 22 24 30 28 35 36 48 69 91 143 114 96
その他 7 7 2 9 9 11 11 17 26 29 29 28
ラクスル - - - - 329 205 223 608 418 533 731 529
セグメント ノバセル - - - - 22 4 9 -25 18 15 92 -97
利益 ハコベル - - - - -102 -129 -83 -51 -26 16 -21 -64
(non-GAAP)
その他及び
- - - - -292 -280 -302 -294 -249 -298 -361 -402
全社費用
ラクスル 299 303 360 350 329 205 207 598 408 515 711 505
セグメント ノバセル 1 45 29 -1 22 4 5 -27 16 10 85 -103
利益 ハコベル -16 -30 -40 -74 -102 -129 -85 -52 -27 11 -28 -70
(財務会計)
その他及び
-249 -281 -271 -279 -292 -296 -303 -327 -330 -391 -462 -631
全社費用
営業利益
(non-GAAP)
全社 34 36 77 -5 -43 -200 -152 237 160 266 440 -35
38
non-GAAP利益と 2021年7月期4Q
（2021年5月-2021年7月）
2021年7月期通期
（2020年8月-2021年7月）
会計上の利益の差異 差異 差異
実績 実績 実績 実績
(株式報酬 (株式報酬
(non-GAAP) （財務会計） (non-GAAP) （財務会計）
（百万円） 費用) 費用)
◼ 2020年7月期より利益の開
示は、株式報酬費用を足し 売上高 7,939 - 7,939 30,261 - 30,261
戻したnon-GAAPベースの
開示に変更
売上総利益 1,818 - 1,818 7,151 - 7,151
◼ 退職者保有のRS償却を営
業外費用で計上するため、
営業利益 -35 263 -299 833 612 220
営業利益段階と経常利益段
階での差異は異なる
経常利益 -44 301 -345 807 677 130
当期純利益 120 301 -180 837 677 160
39
（百万円） 2020年7月期末 2021年7月期末
貸借対照表
流動資産 18,023 16,916
現金及び預金 15,451 13,447
固定資産 1,356 4,999
資産合計 19,379 21,916
流動負債 2,405 5,068
（うち有利子負債） (40) (-)
固定負債 10,172 8,851
（うち有利子負債） (10,043) (8,746)
純資産 6,801 7,996
資本金 2,152 2,452
資本剰余金 4,959 5,260
負債・純資産合計 19,379 21,916
40
キャッシュフロー
計算書 2020年7月期末 2021年7月期末
（百万円）
営業活動によるキャッシュ・フロー -126 1,539
投資活動によるキャッシュ・フロー -283 -3,618
財務活動によるキャッシュ・フロー 9,956 75
現金及び現金同等物の増減額 9,546 -2,003
現金及び現金同等物の期末残高 15,451 13,447
41
仕組みを変えれば、世界はもっと良くなる
42
ディスクレーマー
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