4384 ラクスル 2021-06-10 15:00:00
業績予想の修正及び法人税等調整額(益)の計上に関するお知らせ [pdf]
2021 年 6 月 10 日
各 位
会 社 名 ラクスル株式会社
代表者名 代表取締役社長 CEO 松本 恭攝
(コード:4384、東証第一部)
問合せ先 取締役 CFO 永見 世央
(TEL.03-6629-4893)
業績予想の修正及び法人税等調整額(益)の計上に関するお知らせ
最近の業績動向を踏まえ、2020 年9月 10 日に公表した 2021 年7月期(2020 年8月1日~2021 年7
月 31 日)の業績予想を下記の通り修正いたします。また、法人税等調整額(益)を計上する見込みと
なりましたので、併せてお知らせいたします。
記
1.業績予想の修正
(1)2021 年7月期通期業績予想数値の修正(2020 年8月1日~2021 年7月 31 日)
non-GAAP 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
営業利益 当期純利益
百万円 百万円 百万円 百万円 百万円 円 銭
前 回 発 表 予 想 27,000 △150 300
- - -
(A) ~28,000 ~50 ~500
今 回 修 正 予 想 29,650 110 720 40 60 2.11
(B) ~30,150 ~190 ~800 ~120 ~140 ~4.91
増減額(B-A) 2,150 140 300
- - -
~2,650 ~260 ~420
増減率(%) 7.7 - 60.0
- - -
~9.8 ~280.0 ~140.0
(ご参考)前期実績
21,494 △244 △159 △368 △494 △17.64
(2020 年7月期)
(注)non-GAAP 業績値は、財務会計上の数値(GAAP、日本基準)から非経常項目やその他特定の調整
項目を一定のルールに基づいて控除もしくは調整したものです。当社の恒常的な経営成績を理解するた
めに有用な情報と判断しており、当社は non-GAAP ベースで予想値を開示しております。具体的には、株
式報酬費用を中心に、当社が控除すべきと判断する一過性の利益や損失などを控除もしくは調整してお
ります。
(2)修正の理由
当期においては、新型コロナウイルス感染症の拡大に関して緊急事態宣言が断続的に発令される
など、市場環境は当初想定より悪化したものの、売上高につきましては、前回発表予想を上回る前
年同期比 37.9%~40.3%の成長を見込んでおります。ラクスルセグメントにおいては外部環境の変
化に対応し、封筒やダイレクトメール等在宅需要を取り込む商材や、新規商材のノベルティ等が成
長に寄与し、当初計画を上回りました。また、ノバセルセグメントは新規顧客の増加及び放映案件
の大型化により成長速度が加速し、ハコベルセグメントについても飲料・小売業界の顧客からの都
市内・ラストマイル輸送が好調に推移し、それぞれ継続的に成長しております。
利益面につきましては、各セグメントにおいて売上総利益率の改善に注力し、当社企業価値の源
泉である売上総利益が 7,100 百万円~7,200 百万円となる見込みです。営業利益(non-GAAP)につ
いては、720 百万円~800 百万円を見込んでおり、プラットフォーム価値を高めるための再投資を積
極的に行う一方、継続的な売上総利益率の改善及び生産性向上の取り組み等により、前回発表予想
を大きく上回る見込みであります。なお、通期の営業利益(non-GAAP)は前回発表予想を大幅に超
過することが確実であるため、第4四半期においては、来期以降の成長に向けた投資を実施する予
定としております。また、当期純利益につきましては営業利益の増加及び法人税等調整額(益)の
計上により、60 百万円~140 百万円を見込んでおります。
(注)上記の業績予想につきましては、現時点で当社が入手可能な情報に基づき作成したもので
あり、実際の業績は、今後の新型コロナウイルス感染症の拡大又は収束の影響及びオリンピック開
1
催をはじめとする外部環境の変化等、様々な要因によりこれら予想数値とは異なる場合がありま
す。
2.法人税等調整額(益)の計上
当期の業績及び今後の業績の見通しを踏まえ、繰延税金資産の回収可能性について慎重に検討した
結果、回収可能性が見込まれる部分について 2021 年7月期において繰延税金資産 198 百万円を計上
し、法人税等調整額(益)を同額計上する見込みです。
以 上
2