4384 ラクスル 2020-12-10 15:00:00
2021年7月期第1四半期決算説明会資料 [pdf]
2021年7月期第1四半期決算説明会資料
ラクスル株式会社(東証 市場第一部:4384)
2020年12月10日
1. 会社概要
2. 2021年7月期第1四半期 業績
3. Q&A
4. ご参考資料
2
会社概要
3
ヴィジョン/事業概要
「仕組みを変えれば、世界はもっと良くなる」
◼ 印刷、広告、物流といった
デジタル化が進んでいない
伝統的な産業に、インター
ネットを持ち込み産業構造 広告の 物流の
印刷・集客支援の
を変えることで、より良い プラットフォーム プラットフォーム プラットフォーム
世界を実現する
2013年3月開始 2020年4月開始 2015年12月開始
4
複数の産業を革新する
BtoBプラットフォーム
を通じた持続的成長
その他業界
◼ 中長期では、プラットフォーム 中長期 他業界への参入
を展開する産業を拡大 物流業界の
プラットフォーム
2015/12 ~
広告業界の
プラットフォーム
2015/3(1) ~
印刷業界の
2013/3 ~ プラットフォーム
注 5
(1)集客支援サービスの開始時期
当社の強み • 各事業が大規模な市場にアクセスしている
• EC化の進展余地
事業環境
◼ 当社の強みは、 • 主力の印刷EC事業において競争力が年々向上
①市場規模の大きな領域への (市場で最も成長している一社)
アクセス
②顧客・サプライヤー基盤の
継続的な拡大
• EC+SaaSのユニークなビジネスモデル
③スケールと共に実現してきた
• 業種が多様かつ裾野が広い顧客基盤
事業の重層化と収益性の向上 ビジネスモデル
• 周辺事業領域への展開余地
• サプライヤーとの強固な関係
• リピート性の高いトランザクション
収益構造 • 年々改善する粗利率
• スケールメリット(主に広告宣伝投資)
6
今後の事業の方向性
◼ EC/MarketplaceとSaaSの
2つのビジネスモデルを1つの
業界の中で同時に展開し、
取引コストと業務コストの
効率化を通じて、伝統的産業
を生産性・収益性の高い業界
に変革する
7
当社における
事業構成の考え方 当社が複数事業を運営する意義
◼ 当社ビジョン
「仕組みを変えれば、
世界はもっと良くなる」 長い時間 採用/資金
再現性 シナジー
を実現するため、業界構造の 軸の許容 調達力
変革が長く起きていない
数兆円規模の産業で
デジタルプラットフォームを
創出する 印刷事業で培った ペネトレーション 顧客資産の共有 グループ一丸で
ノウハウを活用し に要する長い時間 テクノロジー・ 行うことで競争力
た事業立ち上げ 軸を吸収できる複 コーポレート機能 を確保
数事業体制 の共有
8
2016年7月期~2020年7月期
事業への再投資による (百万円)
CAGR 43.4% 21,494
成長実現
17,168
◼ 事業から創出される
キャッシュフローを成長投資
に振り向けることで、
11,174
継続的な成長を実現
7,675
5,082
2,644
121 761
2013年7月期 2014年7月期 2015年7月期 2016年7月期 2017年7月期 2018年7月期 2019年7月期 2020年7月期
売上高 営業利益(non-GAAP) (1)
注
(1)2020年7月期より営業利益、経常利益および当期純利益は、株式報酬費用を足し戻したnon-GAAPベースの開示に変更 9
(差異はご参考資料に記載。以下同様)
2021年7月期業績予想と 売上高 売上総利益 営業利益
2021年7月期 (non-GAAP)
各セグメントの 業績予想
27,000~28,000 6,450~6,900
(百万円) 300~500
財務ポリシー 前年比+25.6-30.3% 前年比+30.9-40.0%
◼ 全社としては、ビジョンの
重要財務指標 ポリシー
実現のために成長を最重視
するスタンスに変更はない
売上総利益 売上総利益・セグメント利益拡大を継続しつつ、
ラクスル
◼ 2020年7月期後半に最適化 セグメント利益 利益の範囲内で事業内再投資を継続
したコスト構造は維持しつつ、
変動費を中心とした再投資を
売上高・売上総利益の拡大を重視
継続 売上高
ノバセル 事業で創出された利益の中での投資実行が主のため、
売上総利益率
赤字幅は限定的
◼ 全社の営業利益(non-GAAP)
は黒字かつ拡大
一定の投資ガバナンス・赤字幅のコントロールは
◼ 各事業セグメントのポリシー 売上高
ハコベル 実施しつつ、売上高の高い成長を重視
売上総利益率
は右の通り 売上総利益率は緩やかに改善
10
2021年7月期第1四半期 業績
11
2021年7月期1Q(2020年8月-2020年10月)
2021年7月期第1四半期
前年同期 前四半期
業績 実績
(百万円)
実績 増減率 実績 増減率
◼ 売上高は前年同期比+10.9%、
売上高 5,937 5,353 +10.9% 4,896 +21.3%
売上総利益は同+28.1%
◼ 営業利益(non-GAAP)は
売上総利益 1,499 1,170 +28.1% 1,296 +15.6%
160百万円 売上総利益率 25.3% 21.9% +3.4pt 26.5% -1.2pt
黒字を維持しつつも、再成長
営業利益
を加速すべく成長投資を強化 (non-GAAP)
160 -43 - 237 -32.2%
(広告宣伝費) 492 391 +25.7% 197 +149.5%
(運送事業セグメント利益
non-GAAP)
-26 -102 - -51 -
(株式報酬費用) 94 - - 46 +102.6%
経常利益
(non-GAAP)
156 -57 - 205 -23.6%
当期純利益
(non-GAAP)
140 -57 - 185 -24.2%
©️RAKSUL INC. All Rights Reserved. 12
2021年7月期第1四半期
ラクスル ノバセル ハコベル 全社合計(1)
(百万円)
セグメント別業績
売上高 4,444 872 553 5,937
前年同期比 +10.3% +19.1% -2.0% +10.9%
売上総利益 1,216 165 91 1,499
前年同期比 +20.8% +39.9% +162.0% +28.1%
売上総利益率 27.4% 18.9% 16.6% 25.3%
前年同期比 +2.4pt +2.8pt +10.4pt +3.4pt
営業/セグメント
利益 418 18 -26 160
(non-GAAP)
注
(1)ラクスル、ノバセル、ハコベルの実績合計と全社合計の差分はその他事業、本社費によるもの
13
業績予想下限
通期業績予想に対する 売上高
270億円
進捗率
2021年7月期
売上高
59億円
1Q実績 22.0%
◼ 売上高、売上総利益共に
通期業績予想に対して
過去3年と同水準での進捗(1) 2018~2020年7月期
売上高
平均1Q進捗率 22.1%
◼ 2Qは売上高が
前年同期比+20%前後、
最重視している売上総利益が 隙間
業績予想下限
同+30-35%程度の成長を見込む 売上総利益
64.5億円
2021年7月期
売上総利益
14億円
1Q実績 23.2%
2018~2020年7月期
売上高
平均Q1進捗率 22.0%
注 14
(1)2020年9月11日開示の通期業績予想下限値に対する進捗率
(百万円)
2021年7月期第1四半期
BSサマリー 流動負債 2,794
①142億円の現預金を保有
現預金 14,205
②のれんがない
(71%)
③純資産が厚い
固定負債 10,169
ことから、財務健全性が高い状態
長期借入 5,000
2024~2026年返済期日
CB 5,040
2024年11月償還
その他
2,915 純資産 6,941
流動資産 資本金 2,163
(35%) 資本剰余金 4,970
固定資産 2,784 利益剰余金 ▲366
新株予約権 181
資産 負債/純資産
15
業績推移 成長率(前年同期比)
(参考)
(百万円)
2021年7月期第1四半期
25.5% 25.3% 34.2%
25.0% 37.0%
全社月次業績推移 25.0%
28.4%
32.0%
2,261
◼ 10月単月の前年同期比が 1,980 23.0%
27.0%
売上高16.1%、 21.6%
1,694
売上総利益34.2%まで回復
22.0%
21.0%
16.1%
◼ 11月単月では全社売上高が
17.0%
約23.4億円まで成長 19.0%
8.2%
12.0%
572 7.6%
431 495
7.0%
120
17.0%
42 2.0%
(2) 15.0%
-3.0%
2020/8 2020/9 2020/10 2020/8 2020/9 2020/10
売上高 売上総利益
営業利益(non-GAAP) 売上総利益率 売上高 売上総利益
16
全社売上高の推移 (百万円)
5,792 5,937
5,451 66
(セグメント別) 5,353 553
4,852 4,819 4,896
872
◼ 各事業とも需要が回復し、 4,065
四半期売上高としては過去
3,429
最高額に成長 3,235
3,034
◼ 通常の外部環境の下では
2,388 2,514
ラクスル及びノバセルは3Q、
ハコベルは2Qと3Qが繁忙期
4,444
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q
2018年7月期 2019年7月期 2020年7月期 2021年
7月期
ラクスル ノバセル ハコベル その他
17
事業別売上高構成比の 0.1% 0.6% 0.6% 0.6% 1.1%
2.2% 4.6% 9.0%
推移 1.8% 10.2% 9.3% ハコベルの
15.5% 6.2% 売上総利益率イメージ
16.0% 13.3% 14.7% 15%~20%程度
◼ 印刷ECサービスが継続的に 17.2%
15.3% 16.0%
拡大する中、他サービスが
同時に拡大しており、 ノバセルの
複数の産業向け事業が多層的 売上総利益率イメージ
82.2% 15%~20%程度
に成長 77.0%
67.0%
60.7% 58.9%
◼ 印刷ECサービス以外の
売上高比率が40%超まで上昇
ラクスルの
売上総利益率イメージ
25%~28%程度
2017年7月期 2018年7月期 2019年7月期 2020年7月期 2021年7月期
1Q
印刷ECサービス(ラクスル) 集客支援サービス(ラクスル)
ノバセル ハコベル
その他
18
全社売上総利益の推移 (百万円) +28.1%
1,499
◼ 売上高の拡大に加えて、
各事業において前四半期で 1,296
1,245 1,216
売上総利益率水準を 1,170
1,098
改善したことから、 1,042
981
過去最高の売上総利益に拡大
774 821
760
594 632
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q
2018年7月期 2019年7月期 2020年7月期 2021年
7月期
19
(百万円) 28.6%
セグメント別 27.4%
30. 0%
25.6% 26.1%
6,500
24.9% 25.3% 25.0% 24.7% 24.6% 24.6% 25.0% 24.5% 25.1%
売上高、売上総利益 25. 0%
セグメント利益
5,500
20. 0%
4,382 4,444
4,500
4,094 4,028 4,043
◼ 改善した売上総利益率を維持 3,870 3,876 15. 0%
(前四半期に発生した一時的 3,500
3,093 3,403
2,791 2,907
な需要による上昇は除く)
10. 0%
2,298 2,394
2,500
◼ 成長のために規律を持った 5.0 %
広告宣伝投資を実施
1,074 1,107 1,216
1,013
1,500
1,008 952 1,007 0.0 %
705 725 762 888
572 613 608
312 341 358 299 303 360 349 329 223 418
500 205 -5.0%
(500)
(24) -10.0%
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q
2018年7月期 2019年7月期 2020年7月期 2021年
7月期
売上高 売上総利益 セグメント利益 売上総利益率
(non-GAAP)
20
(参考) 売上高、売上総利益、売上総利益率 セグメント利益(non-GAAP)
2021年7月期第1四半期 (百万円) (百万円)
月次業績推移 27.7% 27.5%
29.0%
26.9%
27.0%
1,716 209
1,466 25.0%
1,262
23.0%
121
21.0%
86
471 19.0%
350 394
17.0%
15.0%
2020/8 2020/9 2020/10 2020/8 2020/9 2020/10
売上高 売上総利益 売上総利益率
21
売上高成長率(1)(対前年同期)
30% 26%
足元の新型コロナ環境 25%
23%
19%
18%
20% 17% 16% 17%
からの回復状況 15%
15%
11% 11%
9% 10% 9% 8% (2)
10% 5% 4%
4% 4%
5%
◼ 売上高の成長率は継続的に 0%
改善傾向 -5%
-10% (2)
-10%
-15%
週 26 2 9 16 23 30 6 13 20 27 4 11 18 25 1 8 15 22 29
7月 8月 9月 10月 11月
需要が加速 需要が回復 需要が弱い
・ノベルティ ・チラシ、冊子、 ・パネル、バナー等
・封筒、DM(在宅需要) パンフレット、名刺等 (展示会、イベント関連)
商材
・ポスティング等 (主要商材全般)
(ローカルマーケティング)
・IT・通信 ・広範な業種 ・旅行・宿泊(需要減)
(デジタルサービスの需要増) (需要が加速・弱い以外の業種) ・学校(イベント自粛等)
業種
注
(1)管理会計ベースで算出 22
(2)営業日数(休祝日配置)の違いによる減少
リピートユーザーの 2019年までに獲得したユーザーからのリピート売上高推移(1)
(2020年に獲得した新規ユーザーを含まず)
売上高推移
(対2020年1月リピート 2020年1月
売上高比率)
120 緊急事態宣言 8月は1月に比べ
リピート売上高比 120%
◼ 昨年までに獲得したユーザー 100% 104% 需要が弱い
102% 99%
からの売上高は新型コロナ 100 91% 100%
88% 88%
ウイルス環境以前の水準まで
77%
既に回復 80 74% 80%
顧客基盤及び収益基盤は 66%
引き続き安定 60 60%
40 40%
20 20%
0 0%
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月
2013 2014 2015 2016 2017 2018 2019
注
(1)管理会計ベースで算出 23
ラクスルセグメントの
市場認識と成長戦略 オフィス/産業資材
オフィス/産業資材 紙への印刷 集客支援
への印刷
への印刷
・チラシ ・折込チラシ
・ラベル
チラシ印刷で成長し獲得した ・ラベル ・名刺 ・ポスティング
・ウェア
・ウェア ・冊子 ・DM
顧客基盤とシェアリング基盤を ・筆記具
・筆記具 ・封筒 ・テレビCM
・モバイル周辺機器
・モバイル (ノバセルとして
活用し、 ・ハガキ等
・バッグ・袋 別セグメント化)
周辺機器
① 販促サービスの拡張による、 ・ダンボール ・Webサイト
・バッグ・袋
既存顧客のARPU向上
② オリジナル製品の追加による、
印刷会社 顧客基盤
顧客基盤の拡大 シェアリング基盤 中小企業販促予算
の2方向の領域拡張でTAMの拡張と
1顧客あたりの収益拡張を目指す
シェアリングノウハウを活用し チラシ等紙への小ロット印刷 既存顧客へのクロスセルで
オフィス/産業資材の 当社は該当市場で 顧客のARPU向上を実現
小ロット印刷へ進出 最も高い成長を実現 市場規模:1-2兆円程度
市場規模:3-5兆円程度 市場規模:3兆円 (テレビCMを除く)
EC化率:1% EC化率:3-4% EC化率:1%未満
(Webサイトを除く)
24
出所:矢野経済研究所、経済産業省、電通「日本の広告費」、国内オンライン印刷会社の財務情報
ダンボールワン社の 会社名 :株式会社ダンボールワン
事業内容 :ダンボール・梱包材の受発注プラットフォーム『ダンボールワン』の運営
株式取得
代表者 :辻 俊宏
財務状況 :月次売上高3.5億円程度。新型コロナウィルス環境下によるEC取引の増加および
◼ ダンボールワン社の株式取得 ノバセルによるテレビCMサービスの提供によって事業成長が加速
を予定 今次案件概要 :既存株主からの譲受により約49%を取得
(2020年12月中に完了予定)
◼ シェアリングノウハウの活用、
商品数増加による顧客基盤の サービスの特徴
拡大など、当社サービスにお ・ダンボール/梱包材専門通販ECサイトとして
ける相乗効果を期待 3年連続国内売上シェアNo.1
・業界最大規模のダンボール製造会社/梱包材メーカーの
ネットワークを保有。低コストかつ小ロットで
商品を提供する仕組みを構築
・個人事業主や中小企業の利用が多く、
印刷ECとの顧客基盤の親和性も見込む
25
(百万円)
1,300 32.6%
セグメント別 30.0%
19.3% 19.5% 20.5%
売上高、売上総利益 1,100
16.8% 16.8% 19.3% 18.9%
13.4% 16.1% 16.5% 20.0%
11.2%
セグメント利益 900
847
872
10.0%
732 743
◼ 顧客側の広告宣伝投資再開に 700
より需要が回復
0.0%
530
◼ ノバセルアナリティクス(SaaS) 500
-10.0%
387
の売上総利益率への貢献は 315
278
1Q単独で+0.5%に上昇、 300
-20.0%
累計導入社数は45社 143 142 165
118 122 102
86 61 57
(無償利用を含む) 49 24 28 45 29
51
22 18
100
91 93 4 9
-30.0%
6 1
(0) (1) (1) (25)
(100) -40.0%
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q
2018年7月期 2019年7月期 2020年7月期 2021年
7月期
売上高 売上総利益 セグメント利益 売上総利益率
(non-GAAP)
26
(参考) 売上高、売上総利益、売上総利益率 セグメント利益(non-GAAP)
(百万円) (百万円)
2021年7月期第1四半期
月次業績推移 20.0% 21.0%
19.0%
17.9% 19.0%
10.0
309 322 17.0%
15.0%
241
13.0%
4.4
11.0% 4.0
9.0%
61 57
45 7.0%
5.0%
2020/8 2020/9 2020/10 2020/8 2020/9 2020/10
売上高 売上総利益 売上総利益率
27
ADKマーケティング・
ソリューションズ社と
ノバセルアナリティクスを軸とした オン・オフメディア横断で
の業務提携 効果を可視化し改善していく 最適なプランニングを実施し、
運用型サービス テレビCM運用 ターゲット視聴率の最大化や
運用型サービス
セントラルメディアバイイングを
◼ 運用型テレビCMの市場拡大を 実現する独自ツールを活用した
目的とした業務提携 テレビCM運用
◼ 同時に、総合広告代理店の持つ ノバセルアナリティクス ADKグループが持つ
だけでなく DMP(1)との接続や、
多様な資産(オンライン広告運 オペレーション自動化なども 顧客のCDP(2)構築支援等の
ソリューション開発
ソリューション開発
用力、メディアバイイング機能、 含めたシステム開発力 顧客向け開発力
データ基盤)を活用することで、
ノバセルの事業価値を大きく
ラクスルとして培った 総合広告代理店として様々な
向上させることを企図
顧客経営に直結する マーケティング課題に
実績・ノウハウ マーケティング実績・ノウハウ 向き合ってきた実績・ノウハウ
実績・ノウハウ
注
(1)「Data Management Platform」の略で、インターネット上に蓄積された様々な情報データを管理するためのプラットフォームを指す 28
(2)「Customer Data Platform」の略で、顧客一人ひとりの属性データや行動データを収集・蓄積・統合するためのデータプラットフォームを指す
20.0%
(百万円) 15.5% 16.6%
セグメント別 14.3%
1,000
12.0% 15.0%
10.6% 10.2% 9.9% 9.2%
売上高、売上総利益 7.4% 6.2%
10.0%
800
6.8% 5.3% 5.7%
セグメント利益 5.0%
639
564 553
600
535 532 0.0%
◼ 案件の選別による減収は
453 449
前四半期までに終了 -5.0%
400
◼ 新型コロナウイルス影響から 325 -10.0%
228
需要が回復基調 175 (1) 164
200
155 -15.0%
◼ 売上総利益とセグメント損失 75 93 69 91
38 (1) 30 28 35 36 48
10 9 18 16 22 24
を改善しながら、成長を実現 -20.0%
0
(21) (26) (3) (25) (16) (26)
(30)
-25.0%
(1)
(23) (40) (51)
(74) (83)
(102)
(200) (129) -30.0%
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q
2018年7月期 2019年7月期 2020年7月期 2021年
7月期
売上高 売上総利益 セグメント利益 売上総利益率
(non-GAAP)
注
(1)2018年7月期3QはヤマトHDから受託したシステム開発による売上高を計上(一時売上)、前年同期比及び売上総利益率は当該売上を除いて算出 29
(参考) 売上高、売上総利益、売上総利益率 セグメント利益(non-GAAP)
2021年7月期第1四半期 (百万円) 18.0% (百万円)
17.0%
16.7%
月次業績推移 17.0%
16.0%
16.0%
182 198
171 15.0%
(4)
14.0%
13.0%
12.0%
(9)
27 30 33
11.0%
(12)
10.0%
2020/8 2020/9 2020/10 2020/8 2020/9 2020/10
売上高 売上総利益 売上総利益率
30
1600
全社販売管理費の推移 (百万円、売上高比率%)
1400
212
199 145
1200 59
◼ 広告宣伝投資を中心に 196 91 60
51
84
79 537
成長投資を再開 1000
60 203 617 563 129
146 172
(10.7%) 169 212 (9.1%)
82 (10.3%) 61
145 536
◼ 五反田オフィスの解約により、 47 53
580
50
32 54
31
72 44
81
800
47 76 192 (11.0%) 32
104 (10.8%)
今四半期から月額で約4百万 68
151 477 537
49 224
47 438 183 (11.2%)
63 128 (9.8%) 26
円の賃料等を削減
600
(10.8%) 50 48 525
385 49 11 52 554 489 492 (8.8%)
122 9 14 586 521 38
(11.2%) (10.1%) 236
47 391 417 (9.6%)
400
8 197 (4.8%)
334 343 367 378 311 325 (7.8%)
261 269 (8.5%) (7.8%) (6.8%)
72 67 73
200
(7.9%) 66 68
41 42 46
34 129 163 164 183 214 173 241 210 283 218 286 202 275
95 121 (4.0%) 121 (3.4%) 137 148
0
(3.8%) (3.8%) (4.0%) (4.2%) (5.2%) (5.9%) (4.6%)
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q
2019年7月期 2020年7月期 2021年
7月期
その他
オフィス費用
IT・サーバー費用 営業人件費
Tech&Development Sales&Marketing Others 決済手数料
エンジニア人件費 広告宣伝費
その他人件費
注 CS人件費
(1)株式報酬費用を含まない 31
(百万円)
9,000
全社広告宣伝費・ 8,000
17.8% 20.0%
広告宣伝費比率の推移 9.6% 9.0%
8.0% 7.6% 8.2% 7.6% 7.3% 8.3%
6.5%
7,000
10.0%
4.1% 2.9% 4.0%
◼ 再成長に向けラクスルセグ 5,937
6,000 5,792
5,451
メントのテレビCMを中心と 5,353 0.0%
4,896
した広告宣伝投資を再開 5,000 4,852 4,819
◼ 今期は通期で8%程度の広告 4,065 -10.0%
4,000
宣伝費比率を予定 3,235 3,429
3,034
3,000
2,388 2,514 -20.0%
2,000
-30.0%
554 (1) 489(1) 492(1)
391 (1)
1,000
424 261 334 367 (505) (422) 197 (1) (428)
103 243 93 311 (334) (153)
0 -40.0%
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q
2018年7月期 2019年7月期 2020年7月期 2021年
7月期
売上高 広告宣伝費 売上高広告宣伝費率
注
(1)括弧内は、ラクスルのみの数値を参考として掲載 32
従業員数(1)の推移 400 (名)
350
◼ 採用ポジションを厳選 315 313
303 304
しながらも、 282 290
300
267 45 53 61
継続的に組織を強化 257 57
39 41
250 231 39
37
201 70 65 58
34 57 64 57
200 177 40 47
168 27 31 22 25
155 8 10 14 16 22 29
26 30 6
150 26
27 25 4
22 4
18 2
100
160 172 171 172 169 166 175 169 161
140
110 118 122
50
0
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q
2018年7月期 2019年7月期 2020年7月期 2021年
7月期
(2)
ラクスル ノバセル ハコベル コーポレート
注
(1) 会社概要等にて開示している従業員数はフルタイム当量換算値であるため、本頁数値とは異なる
(2) ノバセルは2020年7月期より独立した事業本部として運営。2019年7月期以前はラクスルと同一事業本部にて運営 33
(2018年7月期および2019年7月期の人数は、テレビCMサービスに従事していた従業員数。印刷ECおよび集客支援サービスも兼務していた従業員を含む)
全社営業利益及び広告 (百万円) 653
宣伝費を除く営業利益
445 434
の推移 370 348 353 337
308 296 306
243
199 206 237
◼ 前四半期の収益体質を維持
149 160
しながらも、変動費を中心に 103 64 77
34 36
成長投資を再開
◼ 広告宣伝費を除く営業利益は (5) (43)
過去最高益 (200)
(152)
(224) (200)
(400)
(運送事業セグメント利益)
(21)
(600)
(26) (3) (25) (16) (30) (40) (74) (102) (129) (83) (51) (26)
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q
2018年7月期 2019年7月期 2020年7月期 2021年
7月期
営業利益(non-GAAP) 広告宣伝費除く営業利益(non-GAAP)
34
(千ユーザー)
累計登録ユーザー数(1) 1,400
1,280
の推移 1,200
1,203
◼ 新型コロナウィルス環境下 1,001
1,000
においても顧客基盤は継続
的に拡大
800
◼ 1Qのユーザー数は
1,280,177人 600
400
200
0
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q
2015年7月期 2016年7月期 2017年7月期 2018年7月期 2019年7月期 -
2020年7月期 2021年
7月期
個人 法人
注
(1)「ラクスル」の累計登録ユーザー数。「ハコベル」は含まない 35
高い定着性を有する 年間購入者数 年間平均注文回数 平均注文単価(1)
顧客基盤の確立
+5.9% -3.6% +13.3%
◼ 前四半期時点と比較しても、 全 330,115人 349,607人 3.88回 3.74回 15,084円
ユ 13,310円
年間購入者数は着実に増加 (2)
ー (2)
11,977円
12,805円
◼ ラクスルセグメントのみの ザ
ー
平均注文単価増加率は、
全ユーザー +6.9% 2018/11-2019/10 2019/11-2020/10
法人ユーザー +3.2%
+11.6% -4.4% +11.8%
法
人 181,453人 5.15回 4.92回 16,709円 18,673円
ユ 162,608人 (2)
(2)
14,672円 15,139円
ー
ザ
ー
注
(1)ノバセルアナリティクス(SaaS)を除く、管理会計ベースで算出 36
(2)ノバセル除いた平均注文単価
注文件数、注文単価の 注文件数 注文単価(1)
(件) (円)
推移
◼ 注文件数が急速に回復
+1.3% -3.3%
18,335 17,781
◼ 軽貨物の案件増加により 34,416 34,885 34,866
32,840 16,304 16,406 16,814 15,872
平均注文単価は下落 29,967 15,186
29,847 14,103
26,709
11,743
23,071
19,500
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q
2021年
- 2021年
0
2019年7月期 2020年7月期 2019年7月期 2020年7月期
7月期 7月期
注
(1)内部取引消去前の財務会計をベースに算出 37
登録車両台数の推移 (台) 21,217
18,867
◼ 登録車両台数は順調に増加し、
事業成長を支える 16,189
9,618
運送キャパシティを確保 14,337
8,892
12,319
8,014
9,501 6,886
5,729
6,312 4,590
11,599
4,186 9,975
3,207 3,372
7,451 8,175
2,505 6,590
1,647 2,044 2,386
1,391 1,961 4,911
1,284 1,634 2,940
853 1,035 1,800
538 612 760 871 1,246
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q
2018年7月期 2019年7月期 2020年7月期 2021年
7月期
一般貨物輸送 軽貨物輸送
(トラック)
38
Q&A
39
質問 回答
トップラインは順調に
再成長軌道に戻ってい 売上高は通期業績予想達成に向けて順調に推移
Q&A 全社
るのか? 前年比成長率は下期にかけて加速する見込み
下期の見通しは?
買収時のvaluationとのれんの負担を保守的にマネージしつつ、
M&Aについての考え
全社 既存事業の周辺領域においてシナジーを創出できる機会につ
方は?
いては積極的に検討していく
通期の営業利益(non- 1Qで1.6億円の営業利益(non-GAAP)を創出し、順調に推移。
全社 GAAP)は達成可能 2Q以降にいかなるシチュエーションが発生しても通期予想
か? (3-5億円)を達成できるような投資ペースを想定
引き続きwithコロナで 印刷業界全体の需要は前年と比べ減少傾向である一方、
ラクスル 業界全体の需要が弱含 非対面かつ価格競争力のあるECへの需要は比較的高く、
(印刷・集客支援) んでいないか? 前年比フラットまで回復している
その影響は? その中で当社は最も回復と再成長のペースが早いと認識
企画、制作、放映だけではなく、CMの効果測定と分析までを
今後の成長の方向性
ノバセル 一気通貫して提供できることを付加価値として運用型TVCM
(成長率、赤字イメー
(テレビCM関連) 市場の拡大を目指す。SaaSの累計導入社数(有償・無償)は45
ジ)、SaaSの導入状況
社程度、プライシングについては検証中の段階
顧客数の拡大に加えて、運行管理システム(SaaS)の提供及び
今後の成長の方向性
ハコベル 顧客のコスト削減に資するソリューション営業により、顧客
(成長率、赤字イメー
(運送) あたりの売上高増を今後の成長ドライバーとする
ジ)、SaaSの導入状況
SaaSの導入社数は11月末時点で10社程度
40
参考資料
41
会社概要 会社名: ラクスル株式会社
所在地: 東京都品川区
設立: 2009年9月
経営陣: 松本 恭攝 代表取締役社長CEO
永見 世央 取締役CFO
田部 正樹 取締役CMO
福島 広造 取締役COO
泉 雄介 取締役CTO
玉塚 元一 社外取締役
宮内 義彦 社外取締役
小林 賢治 社外取締役
森 尚美 社外取締役 監査等委員
琴坂 将広 社外取締役 監査等委員
宇都宮 純子 社外取締役 監査等委員
従業員数: 316名(2020年10月末)
42
経営陣紹介 代表取締役社長CEO
松本 恭攝
取締役CFO
永見 世央
• 慶應義塾大学商学部卒 • 慶應義塾大学総合政策学部卒
• A.T.カーニーを経て2009年9月に当社設立 • 米国ペンシルバニア大学ウォートン校MBA修了
• 印刷業界の遊休資産を活用する • みずほ証券、カーライル、ディー・エヌ・エーを
「シェアリング・エコノミー」という 経て、2014年4月に当社入社
ビジネスモデルを確立 • 金融・投資会社を通じて幅広い知見を有しており、
財務戦略全般に精通
取締役CMO 取締役COO
田部 正樹 福島 広造
• 中央大学文学部卒業後、丸井グループ、テイクアン • 慶應義塾大学理工学部卒業後、
ドギヴ・ニーズを経て2014年8月に当社入社 フューチャーアーキテクト、
• テレビCMを中心とした新規顧客獲得と ボストン・コンサルティング・グループ(BCG)
データドリブンなCRMによる を経て、2015年7月に当社入社
リピート率の安定化を得意領域とし、 • 経営計画、生産管理や事業部支援などに
プロモーションだけでなく、4P戦略全般を管掌 携わっている
取締役CTO
泉 雄介
• ニューイングランド音楽院作曲科卒業後、
モルガン・スタンレー証券(現モルガン・スタン
レーMUFG証券)で主に
債権関連商品の取引システム開発に従事した後、
ディー・エヌ・エーを経て
2015年10月に当社入社
• 主に技術部門全般を管掌
43
社外取締役 社外取締役 監査等委員
玉塚 元一 森 尚美
• 慶應義塾大学法学部卒業後、旭硝子入社 • 埼玉大学教育学部卒
経営陣紹介 • 1998年日本アイ・ビー・エム入社
• 2002年ファーストリテイリング代表取締役社長兼
• 1997年10月 監査法人トーマツ
(現 有限責任監査法人トーマ ツ)入所
COO就任 • 1998年11月 朝日監査法人
(社外取締役) • 2005年リヴァンプを創業し、代表取締役就任
• 2016年ローソン代表取締役会長CEO就任
(現 有限責任あずさ監査法人)入所
• 2013年12月 佐藤誠会計事務所入所
• 2017年6月ハーツユナイテッドグループ(現デジタ • 2014年10月 当社社外監査役(現社外取締役 監査等委員)
ルハーツホールディングス)代表取締役社長CEOに
就任
• 2017年10月当社取締役
社外取締役 社外取締役 監査等委員
宮内 義彦 琴坂 将広
• 関西学院大学 商学部卒 • 慶應義塾大学環境情報学部卒
• ワシントン大学 経営学部大学院修士課程(MBA)修了 • オックスフォード大学経営学修士課程修了
• 1964年4月オリエント・リース株式会社(現 オリック • オックスフォード大学経営学博士課程修了
ス株式会社)入社 • 2004年9月 マッキンゼー・アンド・カンパニー・インク
• 1980年12月同社 代表取締役社長・グループCEO 入社
• 2000年4月同社 代表取締役会長・グループCEO • 2013年4月 立命館大学経営学部准教授
• 2003年6月同社 取締役兼代表執行役会長・グループ • 2015年4月 フランス国立社会科学高等研究院日仏財団
CEO アソシエイト・フェロー
• 2014年6月同社 シニア・チェアマン • 2016年4月 慶應義塾大学総合政策学部准教授(現任)
• 2019年10月当社取締役 • 2017年6月 当社社外監査役(現社外取締役 監査等委員)
社外取締役 社外取締役 監査等委員
小林 賢治 宇都宮 純子
• 東京大学大学院 人文社会系研究科修士課程修了 • 東京大学法学部卒
• 2005年4月 株式会社コーポレイト ディレクション 入社 • コロンビア大学ロースクール修士課程(LL.M.)修了
• 2009年4月 株式会社ディー・エヌ・エー入社、執行役 • 2000年4月 弁護士登録 長島・大野・常松法律事務所
員就任 入所
• 2011年6月同社 取締役 • 2007年 10月 株式会社東京証券取引所出向
• 2017年5月同社 退社 • 2011年11月 宇都宮総合法律事務所開設
• 2017年7月 シニフィアン株式会社設立(共同代表) • 2018年2月 宇都宮・清水・陽来法律事務所開設
• 2020年10月当社取締役 パートナー (現任)
• 2018年10月 当社社外監査役(現社外取締役 監査等委員)
44
貸借対照表 2020年7月期末 2021年7月期1Q
(百万円)
流動資産 18,023 17,121
現金及び預金 15,451 14,205
固定資産 1,356 2,784
資産合計 19,379 19,905
流動負債 2,405 2,794
(うち有利子負債) (40) (40)
固定負債 10,172 10,169
(うち有利子負債) (10,043) (10,040)
純資産 6,801 6,941
資本金 2,152 2,163
資本剰余金 4,959 4,970
負債・純資産合計 19,379 19,905
45
会計セグメントの変更 2020年7月期3Qまで 2020年7月期4Q以降
◼ テレビCM関連サービスは
顧客基盤を印刷EC・集客支
印刷事業 ラクスルセグメント
援サービスと共有するものの、
印刷EC 印刷EC
独自の価値提供・ビジネスモ
集客支援 集客支援
デルを構築しサービスリリー
スをしたことから、 テレビCM関連
2020年7月期4Qより独立し
た事業として管理
ノバセルセグメント
運送事業 テレビCM関連
◼ 今後は印刷・集客支援事業を
ラクスルセグメント、テレビ
CM関連事業をノバセルセグ
ハコベルセグメント
メント、運送事業をハコベル
セグメントとして開示 運送
46
2021年
2019年7月期 2020年7月期
7月期
(百万円) 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q
セグメント別財務情報 ラクスル 3,093 3,403 4,094 3,870 4,028 4,382 4,043 3,876 4,444
ノバセル 86 315 278 387 732 743 847 530 872
売上高
ハコベル 228 325 453 535 564 639 532 449 553
その他 21 21 26 26 27 27 28 40 66
ラクスル 762 888 1,008 952 1,007 1,074 1,013 1,107 1,216
ノバセル 28 61 57 51 118 122 142 102 165
売上総利益
ハコベル 22 24 30 28 35 36 48 69 91
その他 7 7 2 9 9 11 11 17 26
ラクスル - - - - 329 205 223 608 418
セグメント ノバセル - - - - 22 4 9 -25 18
利益 ハコベル - - - - -102 -129 -83 -51 -26
(non-GAAP)
その他及び
- - - - -292 -280 -302 -294 -249
全社費用
ラクスル 299 303 360 350 329 205 207 598 408
セグメント ノバセル 1 45 29 -1 22 4 5 -27 16
利益 ハコベル -16 -30 -40 -74 -102 -129 -85 -52 -27
(財務会計)
その他及び
-249 -281 -271 -279 -292 -296 -303 -327 -330
全社費用
営業利益
全社 34 36 77 -5 -43 -200 -152 237 160
(non-GAAP)
47
non-GAAP利益と 2021年7月期1Q
(2020年8月-2020年10月)
会計上の利益の差異
実績 差異 実績
(non-GAAP) (株式報酬費用) (財務会計)
◼ 2020年7月期より利益の開示は、 (百万円)
株式報酬費用を足し戻した
売上高 5,937 - 5,937
non-GAAPベースの開示に変更
売上総利益 1,499 - 1,499
売上総利益率 25.3% - 25.3%
営業利益 160 94 66
経常利益 156 97 59
当期純利益 140 97 42
48
当社事業の意義:
産業ごとのシェアリン
グプラットフォームの
創出
◼ 大企業中心に垂直統合で
成立していた産業構造を、
プラットフォーム中心の
水平分業された産業構造に
アップデートする
49
BtoBプラットフォーム
国内トラック物流市場
としての大きな潜在的
事業機会 国内広告市場
(インターネットを除く)
◼ 伝統的で巨大なBtoBの業界
のデジタル化を推進する 国内商業及び事務用
印刷市場
14兆円
5兆円
3兆円
出所 経済産業省、電通「日本の広告費」(2019年)、国土交通省
50
当社の企業価値の源泉
顧客への付加価値
プラットフォーム
◼ 顧客からの信頼の総和であ 顧客からの信頼 サプライヤーへの
としての価値
付加価値
る売上高及び顧客/サプラ
イヤーへの付加価値の総和
である売上総利益の最大化
を重視
財務数値* 売上高 売上総利益率 売上
総利益
事業KPI
サービスの高付加 原価低減/サプライ
顧客数 購入回数 単価
価値化 ヤーの生産性向上
ARPU
*売上高/売上総利益に関する会計基準
売上高:ラクスル、ハコベル共に顧客からの売上をグロスで計上
売上総利益:売上高からサプライヤーに生産原価を支払った残りを売上総利益として計上
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再投資による企業価値
向上スパイラル 企業価値向上
◼ 売上総利益額を最大化する
ことで、営業利益以下の利
益の継続拡張及びプラット 成長投資の拡大
フォーム価値を高めるため
の成長投資の拡大を両立
売上総利益
の拡大
現在
企業価値
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プラットフォーマーとしての3つの競争優位
当社の競争優位性
Technology
◼ テクノロジー企業でありな
がら、オペレーションに深 エンジニアを中心とした
プロダクト開発に関わるメンバー
く入り込み、マーケティン
グによるレバレッジを最大
限活用する。純粋なイン
ターネット企業とも既存産
業とも異なる競争優位性を
有する
Marketing Operation
累計50億円以上の広告宣伝実施 R&D目的で印刷機を3台保有
企画から効果検証まですべて内製 最適な生産プロセスを設計し横展開
化
53
印刷EC比率上昇によ
る市場の成長ポテン
~30% (3)
シャル (2018年実績)
国内商業及び事務用印刷市場(1)
3兆円
◼ 印刷市場は、EC化の進展に
より今後も拡大の余地は大
きい
国内オンライン
印刷市場(2)
1,000億円
3%
日本 ドイツ
出所 矢野経済研究所、経済産業省
注
(1)経済産業省「生産動態統計 紙・印刷・プラスチック」に基づき試算、事務用印刷及び商業印刷の合算、加工生産高ベース
(2)国内オンライン印刷会社の財務情報をベースに試算(2019年) 54
(3)zipcon consulting(2019年)
One Stopサービス展 印刷 広告
開による広範な市場
機会の捕捉 インターネット広告以外の広告市場
国内商業及び事務用印刷市場 (長期的な市場機会):4.8兆円
◼ 印刷にとどまらず、広告領 3兆円
域のEC化も推進
テレビ+交通+DM+折込
(短期的な市場機会):2.8兆円
国内オンライン
印刷市場
1,000億円
出所 矢野経済研究所、経済産業省、電通「日本の広告費」(2019年)
55
国内印刷市場推移 (千億円)
70 70
68 68 67
7 7 63 62 63 62 62 61
◼ 国内印刷市場は縮小傾向に 7 7 7 60 59 58
6
58
あるが、その主な要因は出 5 7 7 7 7
5
6 6
版印刷市場の縮小 7
20 20 22 22
19
ラクスル対象市場である商 18 18 15 14 12 12 10 10
16
11
業印刷、事務用印刷市場は
ほぼ横ばいで推移 9 9 9 9 10 12 11 12 12
10 10 12 13 11
12
10 10 9 9 9 9 9 9 9
8 8 8 8 8
8
22 22 23 23 22 21 21 21 22 23 21 22 22
19 20
2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016 2017 2018
商業印刷 事務用印刷 包装印刷 出版印刷 その他
出所 印刷市場全体:経済産業省「生産動態統計 紙・印刷・プラスチック」をベースに試算、加工生産高ベース
56
1300
66%
国内印刷EC市場の推 (億円) 70%
59%
1100
定市場規模および前 1,000
59%
45% 50%
年比成長率推移 910
900
800
◼ リーマンショック後の 37%
700 30%
不況期に、印刷EC市場は 31% 23% 21%
700 20% 630
大きく伸長 11% 590 14% 14%
11%
543 7% 10%
8% 10%
489
500
409
337
274 -10%
300
172
126
87 -30%
100 66
40
2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016 2017 2018 2019
-100 -50%
市場規模 前年比成長率
出所 矢野経済研究所(2004年~2014年)、国内オンライン印刷会社の財務情報をベースに当社試算(2015年~2019年)
57
(千億円)
国内広告市場推移
◼ インターネット広告を中心 69
に市場が伸長する中、地上 64 65
62 62 63
59 60
波テレビCM市場も横ばい
22
で維持 21 21
22 21 21
21 21
11 13 15 18 21
9 9 12
10 10 10 9 9 8 8 7
1 1 1 1 1 1 1 1
18 18 18 18 18 18 18 17
2012 2013 2014 2015 2016 2017 2018 2019
地上波テレビCM 衛星メディア関連 新聞・雑誌・ラジオ
インターネット広告 プロモーションメディア
出所 電通「日本の広告費」(2019年)
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事業領域
◼ 当初はラストマイルサービスと ラストマイル 都市内輸送 都市間輸送
してスタートし、現在は
都市内輸送及び都市間輸送まで 軽トラック・カーゴ 小型・中型トラック(2t,4t) 大型トラック(10t)
サイズ
領域を広げサービスを展開
案件単価 ¥5,000 - ¥10,000 ¥20,000 - ¥40,000 ¥50,000 -¥100,000
市場規模 4兆円(1) 10兆円(1)
運送 個人事業主
法人のみ
事業者 法人
出所 全日本トラック協会
注 59
(1)全日本トラック協会「日本のトラック輸送産業 現状と課題2018」を元に当社推定
仕組みを変えれば、世界はもっと良くなる
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ディスクレーマー
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