ビープラッツ株式会社 （ 東 証 マ ザ ー ズ ： 4 3 8 1 ）
2020年３月期 第３四半期決算説明資料
2020年２月13日
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目次
（１）2020年３月期 第３四半期業績概要
（２）2020年３月期 通期業績予想
（３）事業の業況
APPENDIX
・会社概要
・事業内容
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（１）2020年３月期 第３四半期業績概要
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2020年３月期第３四半期 業績ハイライト
◆ ストック収入は新規顧客獲得に伴い、前年同期比122.4％と順調に拡大
◆ 販売パートナーも８社に大幅増加するも、案件大型化による商談期間の長期化や
カスタイマイズ開発に依存した従来製品から汎用新製品への転換などの要因により、
スポット収入が減少し、売上全体では大幅減収
（単位：百万円）
2019年３月期 2020年３月期 2020年３月期
３Q実績(単体) ３Q実績(連結) 業績予想(連結)
前年同期比 増減率 (2020/１/15公表) 進捗率
売上高 454 378 ▲76 83.2％ 511 73.9％
営業損益 ▲22 ▲132 ▲110 ― ▲216 ―
経常損益 ▲24 ▲131 ▲107 ― ▲216 ―
親会社株主に帰属する
当期純損益 ― ▲142 ― ― ▲217 ―
2019年 2019年
３月末実績(単体) 12月末実績(連結) 前期末比 増減率
総資産 791 791 ▲0 99.9％
純資産 507 396 ▲111 78.1％
自己資本比率 64.1％ 48.5％ ▲15.6pt
※当社は、2020年3月期第1四半期より連結財務諸表を作成しております。従い、2019年3月期第３四半期及び
2019年3月期実績は単体実績を記載しており、前期比較は参考値となります。
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2020年３月期第３四半期 損益計算書
（単位：百万円）
2019年３月期 2020年３月期
３Q実績(単体) ３Q実績(連結) 前年同期比 増減率
売上高 454 378 ▲76 83.2％ ◆ 売上高
ストック収入は契約
売上原価 163 193 29 118.3％ 社数増加により前年比
約122％の拡大
売上総利益 291 184 ▲106 63.5％ カスタマイズ前提の旧
製品から汎用新製品へ
販売費及び一般管理費 313 317 4 101.3％
の戦略転換等に伴うス
営業損益 ▲22 ▲132 ▲110 ―
ポット収入の前期比大
幅減少により売上全体
経常損益 ▲24 ▲131 ▲107 ― として減収
税金等調整前 ◆ 売上原価
▲24 ▲131 ▲107 ―
四半期純損益
ソフトウエア開発投資
法人税等合計 ▲0 12 12 ― に伴う減価償却費の増
加により前年同期比で
四半期純損益 ▲24 ▲143 ▲119 ― 増加
非支配株主に帰属する
四半期純損益 ― ▲1 ― ―
親会社株主に帰属する
四半期純損益 ― ▲142 ― ―
※当社は、2020年3月期第1四半期より連結財務諸表を作成しております。従い、2019年3月期第３四半期及び
2019年3月期実績は単体実績を記載しており、前期比較は参考値となります。
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2020年３月期第３四半期 貸借対照表
（単位：百万円）
2019年 2019年
３月末実績 12月末実績
(単体) (連結) 前期末比 増減率
資産合計 791 791 ▲0 99.9% ◆ 固定資産
本年度も積極的な開発投
流動資産 419 336 ▲82 80.2％ 資を継続、ソフトウェア
資産が大幅増加
固定資産 372 455 82 122.2％
◆ 固定負債
負債合計 284 395 110 139.0％
新規借入により
流動負債 215 201 ▲14 93.3％ 長期借入金が増加
固定負債 68 193 125 283.9％
純資産 507 396 ▲110 78.1％
株主資本 507 383 ▲123 75.5％
非支配株主持分等 ― 12 ― ―
※当社は、2020年3月期第1四半期より連結財務諸表を作成しております。従い、2019年3月期第３四半期及び
2019年3月期実績は単体実績を記載しており、前期比較は参考値となります。
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四半期売上高推移
３Q累計実績
◆ スポット収入：商談期間の長期化、カスタイマイズ開発に依存した従来製品から
汎用新製品への転換等により前年同期比46.0％
◆ ストック収入：新規顧客増加に伴い前年同期比122.4％ （単位：百万円）
635 今期計画
（2020/1/15公表業績修正予想）
561 4Q
511
505 3Q 4Q 見込
3Q
2Q
スポット
2Q 1Q
収入
363 1Q 4Q 見込
4Q
3Q
3Q
ストック 2Q
収入 2Q
1Q 1Q
2016年3月期(単体) 2017年3月期(単体) 2018年3月期(単体) 2019年3月期(単体) 2020年3月期(連結)
※当社は、2020年3月期第1四半期より連結財務諸表を作成しております。従い、2019年3月期以前の実績は単
体実績を記載しており、前期比較は参考値となります。
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スポット収入 汎用製品への転換期
◆ 個社ごとの導入カスタマイズ開発を前提とする旧製品「Bplats® Channel Edition」
から、汎用新製品「Bplats® Platform Edition」への製品戦略転換を実施
スマートな初期導入を可能にすることで導入社数の増加を企図
◆ これに伴い、従来導入カスタマイズ開発の売上（初期開発）に依存していたスポット収
入について、製品提供に伴う初期費用の売上へと、売上の構成も転換中
◆ 導入社数の増加による初期開発の売上を拡大させる計画なるも、商談の長期化傾向もあ
初期費用 初期開発費等
り導入カスタマイズ開発案件の減少をカバーするには至らず、当期においてはスポット
収入は減収
月額固定料
2019年3月期3Q 2020年3月期3Q
月額従量料
開発
・初期開発
・追加開発
初期費用
月額固定料
月額従量料
スポット収入の構成変化
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ストック収入 引き続き順調に拡大
（単位：百万円）
◆ 導入社数は前年同期比24社増加し
ストック収入は前年同期比122.4％と順調に拡大中
導入社数：107社
284
導入社数：83社
232
導入社数：58社
191
導入社数：34社
151
固定
導入社数：32社
107
従量
2016年3月期3Q 2017年3月期3Q 2018年3月期3Q 2019年3月期3Q 2020年3月期3Q
※導入社数は無償版導入社数を含みます。
※当社は、2020年3月期第1四半期より連結財務諸表を作成しております。従い、2019年3月期第３四半期以前
の実績は単体実績を記載しており、前期比較は参考値となります。
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販売体制の強化
◆ 継続的な販売契約に基づく販売パートナー
2018年03月期末：ファイナンス系企業 2社
⇒2019年12月末：SI系企業へのOEM（相手先ブランドによる提供）や
コンサルティングファーム等も含め 8社
◆ 販売パートナーを経由した商談を含む商談数も順調に増加
プラットフォーム協業パートナー※
エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社
富士通株式会社
東京センチュリー株式会社
※「Bplats®」の相手先ブランドによる提供を行っているパートナー企業
販売パートナー※
株式会社電通国際情報サービス
PCIソリューションズ株式会社
都築電気株式会社
GMOペイメントゲートウェイ株式会社 ほか
※「Bplats®」の販売を行っているパートナー企業
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（２） 2020年３月期 通期業績予想
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2020年３月期 通期業績予想
◆ 販売パートナー経由を含めた商談数は順調に増加するも、案件規模の大型化もあり
商談期間が長期化傾向にあり、当期中の売上寄与に結びつかず。スポット収入が当
初計画410百万円を大きく下回る通期127百万円の見込み。
◆ 一方で、販売パートナーとの協業実績は着実に拡大しており、ストック収入は契約
社数の増加により前年比122.4％（2019年12月末現在）と引き続き順調に増加中。
（単位：百万円）
2019年３月期 2020年３月期 2020年３月期
実績(単体) 業績予想(連結) 業績予想(連結) 増減額 増減率
(2019/8/13公表) (2020/1/15公表)
(前回予想比) （前回予想比）
売上高 635 856 511 ▲345 40.2％
営業損益 7 88 ▲216 ▲304 ―
経常損益 4 89 ▲216 ▲305 ―
(親会社株主に帰属する)
当期純利益 8 64 ▲217 ▲281 ―
１株当たり当期純利益（円） 3.74 27.86 ▲93.90 ▲121.76 ―
※当社は、2020年3月期第1四半期より連結財務諸表を作成しております。従い、2019年3月期実績は単体実績
を記載しております。
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（３） 事業の業況
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2020年3月期 事業方針
1. 仕入・販売の両方向につながるパートナー間サブスクリプ
ション取引機能などを中心とした、製品の強化
2. 既存販売パートナーとの取り組みの深化、あらたな販売
パートナーの開拓を通じた市場ニーズの拡大に追従しうる、
販売体制の強化
3. MaaS（Mobility as a Service）、電力、各種インフラなど
の新たな事業領域に対応しうる、機能の強化
以上３つの戦略を柱に、BtoB向けサブスクリプションプラッ
トフォームとして市場での存在感を確固たるものとし、デファ
クトスタンダードの地位を確立する
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主なトピックス
2019年04月01日 株式会社サブスクリプション総合研究所を設立
2019年04月05日 トヨタの愛車サブスクリプションサービス「KINTO」にプラットフォームを提供
2019年04月09日 NTTコミュニケーションズ株式会社と「サブスクリプションビジネス」の支援サービス
において協業
2019年04月18日 電子決済等代行業者の登録を完了し、 銀行APIを活用した機能の開発を開始
2019年04月24日 Microsoft Azure、Office365の販売パートナー向け 流通プラットフォームとして
Bplats®の本格展開を開始
2019年05月14日 NECネッツエスアイ「ネッツダイレクトマーケット」にBplats®を採用
販売パートナーへの展開を開始
2019年05月14日 株式会社SETE MARESに出資
2019年05月16日 東京センチュリー株式会社との資本業務提携強化
2019年06月03日 株式会社サブスコアを設立
2019年07月01日 クウジット株式会社に出資 サブスクリプションビジネスでのAIを用いたデータ
利活用に取り組み
2019年07月17日 富士通株式会社に「Bplats® Platform Edition」のOEM提供を開始
2019年09月30日 サブスクリプションビジネスのための統合プラットフォーム「Bplats＠」の
NTTコミュニケーションズ株式会社への提供を開始
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主なトピックス
2019年10月04日 株式会社サブスクリプション総合研究所より書籍「SMARTサブスクリプション」を出版
2019年10月10日 株式会社三菱総合研究所が主催する未来共創イノベーションネットワークに加盟
2019年10月15日 書籍「SMARTサブスクリプション」が発売初週で売上ランキング（丸善丸の内本店
（10/3～10/9） ）で1位を獲得
2019年11月13日 東京センチュリー株式会社と共同開発した資産管理ツール「TCplats-NEO」の提供開始
2019年11月27日 東京センチュリー株式会社の仲介によりパナソニック システムソリューションズ ジャパ
ン株式会社が「サブスクリプション用販売サイト」に「Bplats®」を採用
2019年12月04日 株式会社社電通国際情報サービスと「Bplats®」の販売パートナーシップ契約を締結
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APPENDIX
・会社概要
・事業内容
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会社概要
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会社概要
会社名 ビープラッツ株式会社
証券コード 4381
代表者 代表取締役社長 藤田健治
設立 2006年11月17日
本社所在地 東京都千代田区神田練塀町3 富士ソフト秋葉原ビル15階
クラウドコンピューティングを利用した
事業内容
サブスクリプション（継続ストックビジネス）のプラットフォームを提供
資本金 ４億9,267万円（2019年12月31日現在）
決算期 ３月末
従業員数 47名（2019年3月31日現在）
拠点 ビープラッツ・サブスクリプションセンター(福岡県北九州市)
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関係会社概要
会社名 株式会社サブスクリプション総合研究所 会社名 株式会社サブスコア
代表者 代表取締役社長 宮崎琢磨 代表者 代表取締役社長 沼田 至
設立 2019年４月１日 設立 2019年６月３日
東京都千代田区神田練塀町3 東京都千代田区神田練塀町3
本社所在地 本社所在地
富士ソフト秋葉原ビル15階 富士ソフト秋葉原ビル15階
サブスクリプションの啓蒙に関する研究、 顧客評価スコアリングサービスの開発、販売
事業内容 執筆、出版、公演 事業内容 SMSを活用した顧客自身による申込確定サー
サブスクリプション事業化支援 ビスの開発、販売
資本金 1,000万円（2019年12月31日現在） 資本金 ３,000万円（2019年12月31日現在）
株主 当社 100％ 株主 当社 51％ 株式会社光通信 49％
決算期 ３月末 決算期 ３月末
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事業内容
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事業構造の変化
「サブスクリプション」
利用・価値共創
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市場環境
・クラウドコンピューティング
・スマートデバイス
・IoT
・ビッグデータ
・AI
サブスクリプションを
取り巻くビジネスチャンス
・カーシェア
・民泊
・音楽配信 ・電力自由化
・動画見放題 ・ガス自由化
・シェアハウス ・MVNO（携帯）
・ライドシェア ・光コラボ
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プラットフォームシステム概要
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つながるビジネスモデル（３つの強み）1/3
１．つながる（仕入・従量商材もつながる）
網
羅
す
べ
き
業
務
領
域
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つながるビジネスモデル（３つの強み）2/3
２．つながる（利用者・契約がつながる）
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つながるビジネスモデル（３つの強み）3/3
３．つながる（取引先・エコシステムがつながる）
単体のエコシステムが、相互に繋がり
バックオフィス管理システム
エコシステム間連携を実現する
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売上拡大イメージ
B to B to E
B to B to C
導入後の
月額収入
B to B to B
スポット収入
B to B
上図の収益モデルは、当社の事業において、事業者（当社の顧客）の事業拡大とともに収益が拡大していくことの想定を示す概念図であり、
事業者（当社の顧客）による事業展開の状況、今後のリスクや不確実性その他の要因により、実際には、当該想定のとおりにならない可能性があります。
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事業系統図
事業者 利用者
プラットフォームシステムの提供
（当社の顧客） （事業者の顧客）
B to B
初期費用 初期開発費等
スポット
事業者サービス
B to B の提供
月額固定料
月額
月額従量料
B to B to C
事業者サービスの
従量
利用料
販売パートナーを通じた
プラットフォームシステム 販売 B to B to C
の提供 パートナー
手数料控除後 （当社の顧客）
初期費用等
B to B
初期費用 初期開発費等 スポット
手数料控除後
B to B
月額固定料 月額
月額従量料 B to B to C
従量
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■本資料の注意点
• 本資料は当社をご理解いただくために作成されたもので、当社への投資勧誘を目的としておりません。投資に関する決定
は、ご自身のご判断において行われるようお願いいたします。
• 本資料に掲載されている業績見通し中期計画、その他今後の予測・戦略等に関わる情報は、現時点で入手可能な情報と合
理的であると判断する一定の前提に基づき当社が予測したものです。実際の業績は、様々なリスク要因や不確実な要素に
より、業績見通しと大きく異なる可能性があります。
• 本資料中の情報によって生じた影響や損害については、当社は一切責任を負いません。
• なお、いかなる目的であれ、本資料を無断で複写複製、または転送等を行わないようにお願いいたします。
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