事業計画及び
成長可能性に関する事項
2021年11月12日
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I. ビジネスモデル
1. 事業の内容
2. 収益構造
II. 市場環境
1. 市場規模
2. 競合環境
Ⅲ.競争力の源泉
1. 競争優位性
Ⅳ.事業計画
1. 成長戦略
2. 経営指標
3. 利益計画及び前提条件
4. 進捗状況
Ⅴ.リスク情報
1. 認識するリスク及び対応策
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Ⅰ．ビジネスモデル
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Ⅰ．ビジネスモデル
１．事業の内容
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（1）会社概要
会 社 名 ビープラッツ株式会社（Bplats, Inc.）
代 表 者 代表取締役社長 藤田健治
資 本 金 5億610万円（2021年3月31日時点）
U R L https://www.bplats.co.jp/
会 社 設 立 2006年11月17日
証 券 コ ー ド 4381（東証マザーズ）
事 業 内 容 クラウドコンピューティングを利用した
サブスクリプション（継続ストックビジネス）のプラットフォームを提供
従 業 員 数 51名（2021年3月31日時点）
主 な 株 主 東京センチュリー株式会社
役員・従業員 ほか
所 在 地 【本社】
東京都千代田区神田練塀町3 富士ソフト秋葉原ビル15階
【サブスクリプションセンター】
福岡県北九州市小倉北区浅野3-8-1 COMPASS小倉203
関 係 会 社 株式会社サブスクリプション総合研究所
株式会社サブスコア
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（2）事業テーマ
新しいつながり、新しいデジタル共創
持続可能な社会を実現するため、お客様とともに新しい時代のデジタル社会を築き上げる
《SMART》のためのSMARTサブスクリプションプラットフォーム『Bplats®』の開発・提供を行っています
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（3）ビープラッツの活動
スマートでサスティナブルな「新しい社会」
スマートな社会を実現するために、ITとITがつながる仕組みを提
供します
これまで事業者は商品を生産し、利用者に売ること（プロダクトアウト）が一般的でした。スマー
トな社会を実現するには、利用者目線で複数の事業者の提供するサブスクリプションサービス
をつなげ、ワンストップで提供することが求められます。また、事業者は利用者の声や活用状
況に耳を傾け、サブスクリプションサービスをアップグレードしていくこと（マーケットイン）が
求められます。ビープラッツは、新たな事業構想提案として、2021年5月に「Bplats®
Connect」を発表しました。既存産業の垣根を越えて、さまざまなサブスクリプションをつな
ぎます。
ゼロカーボンシティを目指す「新しい都市」
再生可能エネルギーの活用を目指し、サブスクリプションを活用した
ビジネス変革をITの力で推進します
再生可能エネルギーの活用のためには、さまざまな課題を解決する必要があります。新しいエ
ネルギーマネージメントの仕組みの導入、現在は高額な蓄電池の活用、そして、 持続可能な社
会の実現のためにはモノを大量生産することから、リユース、リサイクルにとどまることなく、廃
棄ゼロを目指した長期利用を行うための仕組みづくりが求められます。そうしたサーキュラーエ
コノミーの実現をサブスクリプションを活用し実現しようとする日本企業の取り組みをITの力
で推進しています。
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（3）ビープラッツの活動
デジタルがつながる「新しいデジタル流通」
企業がIoTやクラウドサービスを活用するとき、そのすべてを定額
課金という訳にはいきません。従量課金を含む使った分だけという
サブスクリプションを流通させるプラットフォームを提供しています
これまでサブスクリプションの議論は、「どのようにサービス化するのか、管
理するのか」が中心でしたが、これからは「サブスクリプションを前提として
どう使いこなすのか」というフェーズに変わってきています。デジタル化され
たサブスクリプションを流通させるプラットフォームの仕組みを開発し提供
することにより、日本企業のデジタル化、デジタルトランスフォーメーション
を支援しています
「どのようにサブスクリプション化するか」という事業活動から、「サブスクリプションを前提としてど
う使いこなすのか」と市場変化に合わせて当社のミッションも「サブスクリプションをすべてのビジネス
に」から「新しいつながり、新しいデジタル共創」に変更し、サブスクリプションを用いてどのように社
会課題の解決を実現するかというテーマに取り組んでまいります。
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（4）市場背景
事業者 Smart
仕入元
Building
（顧客対面者）
SMART CITY
（サービス提供元）
Internet
仕入元 代理店 of Things
（顧客対面者）
（サービス提供元） 管理システム Cloud
Computing
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（5）ビジネスモデルの進化
社会課題を解決する手段として、サブスクリプション化されたサービスが次々と世の中に提案されつつあります。それらを活用した
「スマートでサスティナブルな新しい社会」を実現するため、サブスクリプションの企業間取引を管理するための「新しいプラット
フォーム」が必要となります。既存産業の垣根を越えて、さまざまなサブスクリプションをつなぐことを実現します。
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（6）事業系統図
「Bplats®」をクラウドサービスとして提供しています。当社が事業者（当社の顧客）に直接提供する場合と、当社
の販売パートナー経由で事業者に提供される場合があります。
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Ⅰ．ビジネスモデル
２．収益構造
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（1）事業の収益構造
当社は、「Bplats®」をクラウドサービスとして提供しております。売上は、サービスの導入提供の際に発生するスポット
収入と導入後に継続的に利用いただく際の月額ストック収入から構成されております。事業者（当社の顧客）の事業拡大
にあわせ当社の収入も拡大していく事業モデルになっております。2021年3月期時点でのストック収入（448百万円）
は、売上高（754百万円）の約60％を構成しております。
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（2）経営成績の推移
■製品戦略の転換、販売パートナー戦略等が立ち上がる
デジタル・トランスフォーメーション（DX）推進も後押し ストック収入
平均成長率
■2020年3月期は、カスタマイズ開発を前提とする旧製品からカスタマイズ開発に依拠しない汎用製品への製品戦略
の転換に伴い、スポット収入のうち初期開発等が剥落したこともあり、一時的に売上高が減少。2021年3月期には
製品戦略の転換も定着し、売上高は2020年3月期比+217百万円（140.4％）と拡大し、過去最高を実現
■経常利益は、2020年3月期比＋209百万円と大幅回復し、黒字転換
44.7％
■親会社株主に帰属する当期純利益も2020年3月期比+215百万円と大幅回復し、黒字転換
■売上高 ■経常利益 ■親会社株主に帰属する当期純利益
（単位：百万円） +217百万円 +209百万円 +215百万円
過去最高
754 40 8 30
51 4 35
▲30
635 ▲29 ▲184
▲174
561
537
505
黒字転換 黒字転換
17年3期 18年3期 19年3期 20年3期 21年3期 17年3期 18年3期 19年3期 20年3期 21年3期 17年3期 18年3期 19年3期 20年3期 21年3期
※当社は、2020年3月期より連結財務諸表を作成しております。従い、2019年3月期以前の実績は単体実績を記載しており、比較は参考値となります。
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（3）売上高の推移
■売上高全体では、現状スポット収入の進捗が影響するものの、ストック収入の着実な増加により年平均成長率10.5％
と堅実に成長
■2021年3月期のスポット収入は、新規導入が大きく寄与し、前期比＋155百万円（202.3％）の306百万円と大き
く増加。また、2018年3月期より進めてきたカスタマイズ開発に依拠しない汎用製品への製品戦略の転換が定着し、
スポット収入のうちでも、個別開発を伴わない初期費用等が81.8％（2020年3月期69.4％）を占める
■2021年3月期のストック収入は、新規導入社数の増加が寄与し、2020年3月期比＋62百万円（116.1％）と着実に
伸長
■なお、サブスクリプション事業に新たに取り組む事業者を中心としたBtoBのビジネスモデルであるため、導入後の
解約は比較的低位であり、ストック収入に与える影響は相応に限定的
■売上高 ■スポット収入 ■ストック収入
（単位：百万円） +217百万円 +155百万円 +62百万円
過去最高 合計 初期費用等 大幅回復 着実に増加
754
313 306 448
299 292
635
385
561 251
537
505 321
268
初期費用等 年平均成長率
年平均成長率 151 205
81.8％を占める
10.5％
112
（前期69.4％） 21.5％
105
68 71
17年3期 18年3期 19年3期 20年3期 21年3期 17年3期 18年3期 19年3期 20年3期 21年3期 17年3期 18年3期 19年3期 20年3期 21年3期
※初期費用等には、初期費用（基本）、初期費用（オプション）、導入支援費、有償検証費、追加費用（基本アップグレード）、等を含みます。
※当社は、2020年3月期より連結財務諸表を作成しております。従い、2019年3月期以前の実績は単体実績を記載しており、比較は参考値となります。
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（4）費用構造（売上原価と販管費）
■売上原価（減価償却費、労務費、外注費といった固定費が中心）、販管費（人件費等の固定費が大半）ともに、固定費が
中心のコスト構造
■製品開発投資は例年概ね同程度(2022年3月期計画240百万円）で推移中。必要に応じて研究開発費（販管費）を投
じるものの、トータルとしての製品開発投資に含めてコントロール（2021年3月期の研究開発費はゼロ）
■比較的規模の大きい企業向けのBtoBのビジネスモデルであり、大規模なマーケティングコストはかけない直販営業
と販売パートナー経由の個別販売を中心とした販売チャネルを活用
（注）販管費の主な内訳
・人件費 ・・・ 給与・賞与、役員報酬、福利厚生費、採用教育費など
・会社運営費 ・・・ 監査報酬、弁護士費用、証券代行手数料、租税公課・保険料など
（単位：百万円） ・施設費 ・・・ 地代家賃、水道光熱費など
・マーケティングコスト ・・・ 広告宣伝費、販売手数料など
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Ⅱ．市場環境
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Ⅱ．市場環境
１．市場規模
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（1）サブスクリプション国内市場（個人市場（C）向け）拡大のイメージ
矢野経済研究所
「サブスクリプションサービス国内市場規模（7市場計）推移・予測」より
※2021年度以降は予測値 サブスク市場はB2Cが先行し、モノからコトへ、シェアリ
ングなどが継続して加速する。
2020年度 前年度比28.3％増
デジタル化が進むと共に、サブスク化も同時に進むと考
8,759億6,000万円 えられ、デジタル市場に呼応し拡大する。
顧客向けサービスの強化が進み、「単体サービス」の
31％の拡大
提供事業者に加え、それらのサービスをまとめて提供す
今後３年間で 約 るマーケットプレイス型のビジネスが始まる。
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（２）サブスクリプション国内市場（法人市場（B）向け）拡大のイメージ
国内IoT（Internet of Things）市場 国内パブリッククラウド市場
株式会社富士キメラ総研
「2021 クラウドコンピューティングの現状と将来展望 市場編/ベンダー編」プレスリ
リースより
2020年度（見込）
1兆7,265億円（25.2％増）
IT専門調査会社 IDC Japan 株式会社
「国内IoT（Internet of Things）市場における産業分野別予測とユース
ケース別の事例考察」より
企業向けサブスクリプション市場は、モノからコトへと
いったC向け市場とは少し異なる市場動向となり、
2020年実績（見込値）
6兆3,125億円 ・クラウドサービスの普及に伴う市場拡大
・IoTによる市場拡大
2020年～2025年の による市場拡大が大きく見込まれる。
年間平均成長率（CAGR） 10.1％
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（3）当社事業領域拡大のイメージ
企業のDX推進（新しい価値を産み出す）と共に
事業拡大を狙う
自社営業による直販に加え、システム
先進的 先進的大企業 インテグレータ等の大手パートナーとの
大企業 業界最大手を中心に導入顧客を拡大
共同提案を拡大中
中堅企業 中堅企業 大企業との共創モデルをサブスクリプ
Bplats Connectを活用した ションで実現する当社Bplatsの最大の
大企業との連携モデルを提案開始 強みである「つながる機能」の展開開始
地方・中小企業 地方・中小企業 企業内のIT化・SaaS導入による
社内のDX推進の為の「サブかん」に サブスクリプション管理の支援ツールと
よるアプローチを開始 して新製品「サブかん」を提案開始
企業内のDX推進（社内のデジタルの活用）と共に
顧客基盤層の拡大を狙う
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Ⅱ．市場環境
２．競合環境
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（１）競合比較：「Bplats®」と「Bplats®以外」
競合他社が、「サブスクリプションシステム」を管理システムとして提供していることと比較し、当社は「サブスクリプションは
顧客との継続的な関係を担保すること」と考え、「新しいつながり、新しいデジタル共創」を産み出すためのプラットフォー
ムシステムを提供しています。
「サブスクリプション」を用いたB2B2C、B2B2Bビジネスが活性化するとともに、Bplatsの強みの機能が重要となって
きています。
管理機能（契約管理・課金管理）に加え、顧客接点機能（マイページ/マーケットプレイス）、更にはつながる機能（企業間取引
連携）までをオールインワンパッケージのクラウドサービスとして提供しているのは当社独自の強みとなっています。
これまでのシステムや競合会社
①システム開発が不要で利用いた
だけるサブスクリプションの為の
「管理システム」と外部システムとのシステムや
オールインワンパッケージのクラウ
データの連携、自社で別途開発するオンラインス
ドサービスです。
トアやマイページなどとのシステム連携開発やメ
ンテナンスが必要となります。
②サブスクリプションの企業間取引を実現する当社独自のビジネスモデル・機能で
ある「Bplats Connect」により、システム開発が不要で企業間取引を実現します。
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（2）当社の製品サービスの実現するビジネスモデル（つながるモデル）
直販モデル マーケットプレイスモデル
事業者が自社のサービ サブスクリプショ
スなどを利用者に対し ンサービスを提供
直接販売するモデル する仕入元から
サービスを仕入れ
て、マーケットプ
レイスとして提供
するモデル
代理店モデル 共創モデル
既存のモノの商流の
活用など、代理店を 仕入先も代理店も
経由した再販モデル。 共創するエコシス
利用者へのサービス テムモデル。
の売り主は代理店と 再販として売上管
なるモデル 理課金管理をする
「代理店」と顧客
サポートだけを実
行する「取次店」
を併用することも
可能です
取次店モデル
サブスクリプション
の利用者対応や課金 Bplats® Connectモデル
対応は事業主が一元
的に対応し、利用者
へのサポートなどを まったく別のサブ
取次店と協業するモ スクリプションビ
デル ジネスを行ってい
た事業者と事業者
の契約取引が、
システム開発不要
で、つながること
ができます
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（3）導入事例
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（４）協業パートナー
プラットフォーム協業パートナー
販売パートナー
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Ⅲ．競争力の源泉
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Ⅲ．競争力の源泉
１．競争優位性
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（1）システム概要 機能一覧
最も導入コストが安いライト版から①＋②＋③が標準でパックとなっており、標準機能（ブルー）をご活用いただけます。プロフェッショナ
ル版以上のプランより、オプション機能（ホワイト）を有償で選択しご利用いただくことができます。標準機能の強化と新しいオプション機
能の開発を継続的に実施しており、事業者は必要なときに必要な機能を選択して利用いただくことができます。
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（2）システム概要 機能イメージ
サブスクリプションビジネスのために必要な豊富な機能をワンストップで提供する「管理機能」（上記１）、複数・複雑な商材の利
用者向けサイトを構築可能な「マーケットプレイス機能」（上記２）、利用者に契約内容や請求情報をオンライン上で提示すること
が可能な「マイページ機能」（上記３）をお客様は独自ブランドで活用いただけるクラウドサービスを提供しています。
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（３）継続的な新機能追加・機能強化による収益拡大
2021年3月期には顧客ニーズにお応えするため、様々な新しい機能を発表、提供を開始しております。
また、基本機能部分の機能強化も進めており、特に、日本の法律に適合させるため、2020年3月には民法改正施行対応や、2021年
3月には消費税の総額表示義務への対応なども実施しております。
事業者は必要な機能をオプション機能として申込むことができ、当社はそれにより収益を拡大してまいります。
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（4）市場の拡大に向けた新サービス サブかん
「企業内サブスク管理」という新市場へむけて、SaaS・サブスク型ツールの社内外手配業務のオンライン化、個々の従業
員の利用サービスを一元管理するクラウドサービス『サブかん®』を2020年10月28日より提供開始しております。
『サブかん』は、サブスクの手配と管理をオンライン化、部署や従業員に割当てているサブスク契約を一元管理、外部業者
への手配発注業務の自動化など、「サブスクの手配と管理を簡単にする」ためのサービスです。
「ASPIC IoT･AI･クラウドアワード2020」運用部門
「ニュービジネスモデル賞」を受賞
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（5）知的財産の状況
当社の主力製品である「Bplats®（ビープラッツ®）」に関する新たな技術について、４件の特許出願を行っております。
サブスクリプションビジネスを展開する事業者を支援する、当社のような位置付けの企業は未だ多くなく、当社が将来
にわたり当社製品ならびに事業の根幹となり、基幹機能となりえるこれら発明の知的財産化により、サブスクリプション
統合プラットフォーム提供事業者としての事業継続の安定性、当社顧客の益に資するものと考えております。
今後も、独自の機能開発を加速させるとともに、知的財産面でも強化を図ることにより、魅力的な製品の拡充を図って
まいります。
出願番号 発明の名称
特願2018-199453 サブスクリプション商品販売システム、サブスクリプション商品販売方法、及びサブスクリプション
（特開2020-067777） 商品販売用のコンピュータプログラム
特願2018-199454
販売管理システム、販売管理方法、及び販売管理用のコンピュータプログラム
（特開2020-067778）
サブスクリプション商品提供ユーザ管理システム、 サブスクリプション商品提供ユーザ管理方法、
特願2021-079209
及びサブスクリプション商品提供ユーザ管理用のコンピュータプログラム
サブスクリプション商品契約情報管理システム、 サブスクリプション商品契約情報管理方法、 及
特願2021-079210
びサブスクリプション商品契約情報管理用のコンピュータプログラム
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（6）サブスクリプションのプロフェッショナル集団として 株式会社サブスクリプション総合研究所
サブスクリプションビジネスは、各産業において多くの可能性を秘めている一方、未だ勃興 期といえるステージにあり、その社会
的意義や経済効果、産業内での影響などについて、研究や調査が十分に及んでいない状況にあります。こういった背景のなか、サ
ブスクリプション総研は、サブスクリプションビジネスについて中立的な立場で多面的に研究・著作・啓蒙活動をすすめております。
株式会社サブスクリプション総合研究所
【代表】代表取締役社長 宮崎琢磨
【住所】東京都千代田区神田練塀町3 富士ソフト秋葉原ビル
【設立】2019年4月1日
【資本】1000万円（ビープラッツ株式会社100%）
事業目的
【1】サブスクリプションに、価値を与える
【2】サブスクリプションの、価値を高める
【3】サブスクリプションと、価値を創り出す
事業内容
サブスクリプションビジネスに関する調査研究、情報提供、セミナー、コンサルティング、
文献その他出版物の刊行など
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（7）サブスクリプションのプロフェッショナル集団として
株式会社サブスクリプション総合研究所（当社100%子会社）による出版・執筆などを通じたサブスクリプションについての啓蒙活動から、
お客様へのプラットフォームシステムの業務設計からシステム構築については、ビープラッツ㈱が提供することにより、サブスクリプション
ビジネスのプロフェッショナル集団として活動しています。
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（8）サブスクリプションのプロフェッショナル集団として 株式会社サブスコア
株式会社サブスコア
【代表】代表取締役社長 沼田至
【住所】東京都千代田区神田練塀町3 富士ソフト秋葉原ビル
【設立】2019年6月3日
【資本】3000万円
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Ⅳ．事業計画
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Ⅳ．事業計画
１．成長戦略
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成長戦略
収益拡大のイメージ
ご採用時点 ご活用開始 ビジネスの活性化 事業モデルの拡大
事業者（当社顧客）の事業立ち上げ 事業者（当社顧客）の事業モデルに応 事業者（当社顧客）の事業拡大によ 事業者（当社顧客）の事業モデル拡
を様々な形でご支援。 じたプラン（ライト版・プロフェッショ り、売上等に応じた月額使用料（従 大に対応した、アップグレード、オプ
ナル版・エンタープライズ版・プレミア 量）が加算。 ション追加に伴い月額固定料が増加。
ム版など）が選択可能。 また、プランのアップグレードやオプ 事業拡大により月額使用料も増加。
プラン別の月額固定料が発生。 ション追加等により追加費用が発生。
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成長戦略
事業拡大のイメージ
サブスクリプション市場を取り巻く追い風や成長ポテンシャルを背景に、営業戦略を強化し新規導入顧客の増加を図るとともに、当社が
保有する経営資源を活用することにより新たな機能を追加し、継続的な成長を図ってまいります。
売上
2021年
2019年
つながる機能「Bplats® Connect」を発表
パートナー企業へのOEM開始を含め
1社の導入からその取引先の導入へ。業種業界を越えたつながりへ。
2017年 パートナー戦略を強化
（顧客が顧客を増やしていくビジネスモデルを新たな戦略に）
新バージョンの
Bplats Platform Editionを
販売開始 2018年
Bplats Platform Edition
V2提供開始より、追加機能オプション提供の強化 つながり＝導入社数の拡大
パートナーと共に 顧客が顧客との
機能OPの品揃えを ビジネスのつながりを
拡充し、様々な 目的に導入社数が
平均顧客単価の拡大 ニーズに応え得る 拡大していく
（初期、月額共） 総合提案を展開 ビジネスモデルを開始
新規導入社数×（基本＋オプション）
既存顧客にも
追加機能オプションによる
アップセルを実施
大手企業向けに
直接販売による
個社提案を実施
新規導入社数×（基本費用）
現在
時間
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Ⅳ．事業計画
２．経営指標
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経営指標
成長のために重要視する経営指標
①売上高
現状、サブスクリプション型ビジネスは、活性化
（百万円）
＜売上高・経常損益・契約社数の推移＞ フェーズにあり、新規顧客の事業立ち上げに加え、
既存顧客も事業拡大期を迎えつつある。
1,000
905 これまで注力してきた、パートナー企業を通じて、
ストック収入 売上高計 146
事業者単体から子会社等グループでの販路拡大、
経常損益 契約社数
113 中堅・中小企業も視野に入れた新規開拓を推進。
800 754 固定費中心のコスト構造のため売上高の拡大に
83
よる利益の拡大を図る。
58
635
34 ②ストック収入
600 561 306
537 新規顧客の増加に伴いストック収入（月額固定料）
505
が着実に増加。今後、既存顧客が事業拡大フェーズ
314
152 を迎えることに伴いストック収入（月額使用料）も
293
400 漸次増加の見込。
300
2021年3月期のストック収入は448百万円と前期
比＋62百万円（116.1％）の増加。
448
200 385
321 ③経常利益
268
205 売上高の拡大に伴い、経常利益は、2021年3月期
75 35百万円と、黒字回復。今後も売上高の拡大に伴
0
51 4 35 い、拡大を企図。
△29
△174
④契約社数
△ 200 新規契約社数の増加に伴い、契約社数は順調に増加。
17年3月期 18年3月期 19年3月期 20年3月期 21年3月期 22年3月期予想 サブスクリプション事業に新たに取り組む事業者を
中心としたBtoBのビジネスモデルであり導入後の
解約は比較的低位。
契約社数の増加により、スポット収入のみならず安
定的なストック収入が積み上げる。
※当社は、2020年3月期より連結財務諸表を作成しております。従い、2019年3月期以前の実績は単体実績を記載しており、比較は参考値となります。
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Ⅳ．事業計画
３．利益計画及び前提条件
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利益計画 2022年3月期業績予想
◼ コンタクトレス・エコノミーへの対応や新しい働き方など、事業者のデジタル・トランスフォーメーショ
ン（DX）への関心がさらに高まる中で、新しいデジタル共創を支援するプラットフォームシステムとし
て受注増加に注力
◼ 主力製品の機能強化は引き続き積極的に実施。新機能オプションの提供やアップグレードを推進
◼ 販売パートナーとの協業が立ち上がり、パートナー企業経由の商談をさらに推進し受注増加へ注力
（単位：百万円）
2021年３月期 2022年３月期
実績(連結) 業績予想(連結)
前年差 前年比
売上高 754 905 150 119.9％
営業利益 35 81 45 227.2％
経常利益 35 75 39 214.2％
親会社株主に帰属する
当期純利益 30 49 18 158.3％
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Ⅳ．事業計画
４．進捗状況
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進捗状況
◼ 進捗状況を含む最新の内容を記載した「事業計画及び成長可能性に関する事項」の開示は、毎年の通期決算発表後に
予定しております。
◼ なお、主要な経営指標のうち、スポット収入/ストック収入、契約社数の進捗状況については、四半期毎に開示する決
算説明資料において合わせて開示を行う予定です。
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Ⅴ．リスク情報
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Ⅴ．リスク情報
１．認識するリスク及び対応策
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認識するリスクとリスク対応策
顕在化の 顕在化し
主要なリスク 可能性/ た場合の 対応策
時期 影響度
【事業環境/競合】 先駆者としての製品における独自性・先行優位
当社グループが属する情報サービス産業においては、一般的に激し 性や独自のポジショニング、またサブスクリプ
い企業間競争が発生しやすい環境にあるため、当社グループの製品 ション事業に関する知見を活かした事業展開を
が顧客のニーズに合致せず、市場から受け入れられない場合には事 中/中期 中 図っております。新たな技術については積極的
業計画どおりの売上を達成できず、当社グループの財政状態及び経 に特許出願を行うなど適時適切な知財戦略を進
営成績に影響を及ぼす可能性があります。 めております。
【事業環境/情報セキュリティ】 ISO27001（情報セキュリティマネジメントシス
コンピュータウイルス、不正アクセス、人為的過失、システムの運 テム）およびISO27017（ISMSクラウドセキュリ
用障害、その他の理由により、機密情報等の漏洩が発生した場合、 ティ認証）を取得し、各種セキュリティー対策
低/随時 中 の実施、システム障害の発生防止対策、社内・
顧客企業等から損害賠償請求や信用失墜を招き、当社の財政状態及
び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 協力会社への教育・指導など、情報セキュリ
ティ体制の継続的強化に努めております。
【事業内容/事業の集中】 顧客ビジネスモデルのサブスクリプション型へ
当社グループの売上高は、主たる事業であるサブスクリプション事 の転換のためのコンサルティング機能の発揮や
業に依存しており、サブスクリプション管理システムの需要が国内 顧客ニーズの継続的な把握及び当該ニーズを反
外において今後も成長を維持すると想定しておりますが、事業環境 映するための機能改善開発に接触的に取り組ん
低/長期 大 でおり、変化し得る市場への対応力・適合力の
の変化等への対応が適切でない場合には、新規契約の減少や解約の
増加を通じ当社グループの事業展開及び経営成績に影響を及ぼす可 強化を図っております。
能性があります。
【事業運営体制/人材の確保・育成】 当社グループのビジョンやミッションに共感し、
当社グループの事業活動にあっては、顧客ニーズに合致する自社商 共に成長し得るポテンシャルの高い人材を意識
材の開発・運用と比較的高度な提案型営業を要するため、継続して した採用を積極的に行っております。IT人材や
優秀な人材の確保・育成が必要であると考えております。必要な人 中/中期 中 コンサルティング営業、カスタマーサクセスを
材の確保・育成が想定どおりに進まない場合、当社グループの事業 実現し得る即戦力人材の計画的な中途採用と社
展開及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 内育成に取り組んでおります。
当社グループの事業展開その他に関し、特筆すべき主要な事項を抜粋しております。
その他のリスクについては、有価証券報告書「事業等のリスク」をご参照ください。
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本資料の取り扱いについて
• 本資料は当社をご理解いただくために作成されたもので、当社への投資勧誘を目的としておりません。投資に関する決定は、ご自身のご判断に
おいて行われるようお願いいたします。
• 本資料に掲載されている業績見通し中期計画、その他今後の予測・戦略に関わる情報は、現時点で入手可能な情報と合理的であると判断する一
定の前提に基づき当社が予測したものです。実際の業績は、様々なリスク要因や不確実な要素により、業績見通しと大きく異なる可能性があり
ます。
• 将来展望に関する表明の中には、様々なリスクや不確実性が内在します。既に知られたもしくは未だに知られていないリスク、不確実性その他の
要因が、将来の展望に関する表明に含まれる内容と異なる結果を引き起こす可能性があります。
• 本資料に含まれる当社以外に関する情報は、公開情報から引用したものであり、かかる情報の正確性、適切性等について当社は何らの検証も
行っておらず、またこれを保証するものではありません。
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