4375 M-セーフィー 2021-09-29 08:00:00
事業計画及び成長可能性に関する事項 [pdf]

事業計画及び成長可能性に関する事項


            September 29, 2021
目次
序.            ・・・ 3
1. 事業環境       ・・・11
2. 当社事業の特徴    ・・・14
3. 収益モデル・経営指標 ・・・29
4. 成長イメージ     ・・・34
Appendix.     ・・・46


                      © Safie Inc.|   2
          序.
          1. 事業環境
          2. 当社事業の特徴
           2-1. サービス概要
           2-2. Safieクラウドを
                活用した事例
           2-3. 当社の強み
序. 当社概要   3. 収益モデル・経営指標
          4. 成長イメージ
          Appendix.
           a.   当社カメラの特徴
           b.   事例紹介
           c.   事業環境
           d.   財務状況

                             3
会社概要

企業情報                                     主要投資家




    会社名:            セーフィー株式会社            累計調達金額                  33億円※2


    代表者名:           佐渡島 隆平
                                             Sony Network
                                           Communications Inc.

    所在地:            東京都品川区五反田


    設立年月:           2014年10月


    従業員数※1: 193名




※1 2021年7月末時点、取締役・監査役・アルバイト等を除く正社員数
※2 創業時+エンジェルシード+転換社債+シリーズA,Bの合計33.27億円
                                                                          © Safie Inc.|   4
Forbes JAPAN 起業家ランキング 第1位



                             代表取締役社長
                             共同創業者

                             佐渡島 隆平
                             ◼ 1999年
                               大学在学中、Daigakunote.com創業
                             ◼ 2002年
                               ソニーネットワーク
                               コミュニケーションズ株式会社 入社
                             ◼ 2010年
                               同社出資のモーションポートレート株式会社 CMO
                             ◼ 2014年
                               セーフィー株式会社 創業
                             ◼ 2020年
                               雑誌「Forbes JAPAN 2021年1月号」
                               『日本の起業家ランキング2021』第1位

 雑誌「Forbes JAPAN 2021年1月号」                           © Safie Inc.|   5
 主要マネジメント




       佐渡島 隆平                 森本 数馬   下崎 守朗   古田 哲晴
      代表取締役社長                  取締役     取締役    取締役CFO
       共同創業者                  共同創業者   共同創業者




Sony Network Communications           木原研究所




日本の起業家ランキング2021
    第1位受賞



                                               © Safie Inc.|   6
沿革
                                   課金カメラ台数・提携実績                                    課金カメラ台数※

                                                                                   12.9万台
    キヤノンマーケティングジャパン
       資本業務提携                         業務提携                        業務提携




                        業務提携                              業務提携




6月末 9月末 12月末 3月末

      2015           2016          2017             2018           2019     2020         2021


                      これまでに提供してきたカメラ・サービス(一部)
                対応カメラ                                                     サービス
                   Safie GO    Safie Pocket
                                                  Safie
自社ブランド                                        (映像プラットフォーム)
                                                                                   (来店者管理・属性分析)
                                                                 閲覧アプリ
             Axis製など対応機種1,000種類以上                                                  (入退室管理)
他社ブランド
                                                                                   (Open API等)


※    各四半期に販売したカメラ台数ではなく、各四半期末時点で稼働・課金しているカメラ台数                                      © Safie Inc.|   7
At a Glance



課金カメラ台数※1                       売上高
                                                                                        47.5                 %
12.9                            5,047
                                                                     その他

             万台                                   百万円
                                                                 E
(2021年6月末)                        (2020年12月期)                   D
                                                                           2020年
                                                            C
                                                                                                    シェア
                                                                     クラウドモニタリング
                                                                     ・録画サービスシェア※4
                                                                                                  No.1
                                                            B社
ARR※2                           直販NRR※3                    10.7%




4,549            百万円            138         %
                                                                        A社
                                                                       15.2%

(2021年6月末)                        (2020年12月期)




※1 2021年6月までの半期にて販売したカメラ台数ではなく、2021年6月末時点で稼働・課金しているカメラ台数
※2 ARR:Annual Recurring Revenue。対象月の月末時点のMRR(Monthly Recurring Revenue)を12倍して算出。
   MRRは対象月末時点における継続課金となる契約に基づく当月分の料金の合計額(販売代理店経由の売上を含む)
※3 NRR:Net Revenue Retention(売上継続率)。直販NRRは、「2019年12月末時点における直販課金顧客から生じる2020年12月末時点における直販MRR」を
   「2019年12月末時点の直販MRR」で除して算出(販売パートナーからのMRRは含まない)
   なお、販売パートナーのNRRは308%(「2019年12月末時点における販売パートナーから生じる2020年12月末時点におけるMRR」を
   「2019年12月末時点の販売パートナーから生じるMRR」で除して算出)
※4 出所:Techno Systems Research「ネットワークカメラのクラウド録画サービス市場調査」
   クラウドモニタリング・録画サービスの定義は、ネットワークカメラを利用したクラウドサービスであり、モニタリングもしくは録画サービス機能を
   提供している有料サービス。エンジン別カメラ登録台数ベース                                                            ©   Safie Inc.|   8
事業概要:クラウド映像PF※1を開発・運営
✓ 当社は、カメラ※2を直接またはパートナー経由で販売するとともに、クラウド録画サービス※3を提供し
  ています。
                                                                   約
                                                                  40%
各種ベンダー                                               直接販売          ※5               顧客

     カメラ                                          製品・サービス
     メーカー
                                                        ¥
                                                                                    法人
      通信
     事業者       調達                                                   約
                                                                   60%
                                                    パートナー           ※5

                                                    経由販売※4
     サーバー                                                                製品・
               支払                    製品・          OEMパートナー※4
     事業者                                                                 サービス
                                     サービス
                                                                                    個人
      工事                                 ¥                                ¥
     事業者                                        その他販売パートナー※4


            ◼ スポット収益(カメラ販売等)
       ¥
            ◼ リカーリング収益(クラウドへの映像データ保存・閲覧やアプリ利用等の月額課金)
※1 プラットフォームの略
※2 当社はカメラの製造は行なっておらず、 (自社ブランドカメラも含め)メーカーからカメラを仕入れています。
※3 当社は自社でインフラ等全てのクラウド環境を構築しているわけではなく、大手クラウドベンダーのサービスを利用しつつ、映像データの保存・閲覧サービスを提供しています。
※4 「OEMパートナー」とは、当社からクラウドサービスとカメラ(もしくは前者のみ)を仕入れ、利用者にパートナーのブランド名称で再販するパートナーを指します。
   「その他販売パートナー」とは、当社からクラウドサービスとカメラ(もしくは前者のみ)を仕入れ、利用者にSafieブランドのまま再販するパートナーを指します。
※5 比率は2020年12月期を基準としています。また、その他販売パートナーとOEMパートナーの内訳では後者の方が大きい比率を占めています。       © Safie Inc.|   9
Company Highlight

                               クラウド映像プラットフォームに対する
1.       事業環境            :
                               ニーズの高まりと広範な市場


                               Digital × Realのプラットフォームとして
2.      事業の特徴            :
                               様々な現場にソリューションを提供しDXを推進



3.      収益モデル            :    リカーリング収益+スポット収益




4.     成長イメージ            :    VDaaS※1としてIoTエコシステム※2を形成

※1 VDaaS:Video & Data as a Service(当社造語)。
   当社に集積したデータがAPI連携等により多様なサービスに利用されること、及び、データ利用に伴う収益獲得を想定
※2 長期的に、当社に接続されるデバイス/センサー等が増加し、当社に集積される映像データも増大していく中で、
   オープン(パートナーや3rd Partyも連携可能であること等)なプラットフォームを構築することで、
   多様なプレーヤーが参加し、提供・活用されるデータやソリューション等も多様化し、
   また、それらの関係性も複雑化・自律化(当社からの働きかけによらない取引が発生する等)することで、
   参加プレーヤーや取引が持続的に拡大していく姿を想定                                © Safie Inc.|   10
          序.
          1. 事業環境
          2. 当社事業の特徴
           2-1. サービス概要
           2-2. Safieクラウドを
                活用した事例
           2-3. 当社の強み
1. 事業環境   3. 収益モデル・経営指標
          4. 成長イメージ
          Appendix.
           a.   当社カメラの特徴
           b.   事例紹介
           c.   事業環境
           d.   財務状況

                             11
昨今の社会環境とクラウド映像プラットフォーム
✓ 労働人口の減少やコロナ禍による遠隔での業務推進等、クラウド映像PFを活用したDXへのニーズが高
  まっています。


                 クラウド映像プラットフォーム(PF)

          ◼ 映像データの質・量の向上
          ◼ データ活用の高度化・外部連携              ◼ 投資/利用拡大の可能性
          ◼ 低コスト化
                           多様なソリューション
                                        現場・社会の
                                        生産性向上


                                  社会


                        生産性向上           データの           テクノロジー
       コロナ禍
                         ニーズ           増加・多様化           の発達



   ◼   企業経営の悪化      ◼   労働人口の減少    ◼   非構造化データ     ◼    AI
   ◼   非接触・遠隔       ◼   企業競争の激化    ◼   リアルタイムデータ   ◼    センシング
                                                   ◼    5G   © Safie Inc.|   12
ビジネスの成長に伴い拡大する広大なTAM

✓ 国内約2,863万台の成長余地、さらにグローバル市場の大きな開拓余地が存在しています。



     グローバル
                                     ※3
     監視 / モニタリングカメラ総稼働台数
     (2024E / 当社試算)
                                                              約 4億台
     国内                                                       (2024年予想)
                             ※2
     潜在ネットワークカメラ台数
     (2021年3月時点 / 当社試算)



                         課金カメラ台数          ※1
                                                        約 2,863万台
                         12.9万台
                                                             (2021年3月時点)


                           (2021年6月末)




※1   2021年6月までの半期にて販売したカメラ台数ではなく、2021年6月末時点で稼働・課金しているカメラ台数
※2   ネットワークカメラとは、IP機能を内蔵し、単独でインターネット網に接続して使用可能な業務用カメラを指す(出所:矢野経済研究所)。
     各種資料を基に、一定の仮定を置いて算出した当社試算値。算出方法については、AppendixのP.61を参照
※3   監視/モニタリングカメラとは、監視カメラ製品を指し、IPカメラとアナログカメラに大別される。 (出所:矢野経済研究所)
     矢野経済研究所「2020年度版監視カメラ市場予測と次世代戦略」に記載の出荷台数を基に、一定の仮定を置いて算出した当社試算値。        © Safie Inc.|   13
             序.
             1. 事業環境
             2. 当社事業の特徴
                  2-1. サービス概要
                  2-2. Safieクラウドを
                       活用した事例
                  2-3. 当社の強み
2. 当社事業の特徴   3. 収益モデル・経営指標
             4. 成長イメージ
             Appendix.
                  a.   当社カメラの特徴
                  b.   事例紹介
                  c.   事業環境
                  d.   財務状況

                                    14
本章Agenda


                ◼ 製品・サービス概要
  2-1. サービス概要   ◼ 当社カメラの特徴



                ◼ 飲食店:オペレーション改善
  2-2. 活用事例     ◼ 大手飲食チェーン:臨店コスト減
                ◼ 建設現場:品質維持と効率化


                ◼   Digital×Realのプラットフォーム
                ◼   販売力(OEM含む販売パートナー)
  2-3. 当社の強み    ◼   顧客基盤
                ◼   当社テクノロジーを支える人材
                ◼   ポジショニング
                                   © Safie Inc.|   15
              序.
              1. 事業環境
              2. 当社事業の特徴
                   2-1. サービス概要
                   2-2. Safieクラウドを
                        活用した事例
                   2-3. 当社の強み
2-1. サービス概要   3. 収益モデル・経営指標
              4. 成長イメージ
              Appendix.
                   a.   当社カメラの特徴
                   b.   事例紹介
                   c.   事業環境
                   d.   財務状況

                                     16
    製品・サービス概要
✓ 当社はクラウド映像プラットフォームをベースとしたソリューションを展開しております。

             Safie PRO
                                                          Safie PROのサービスの
◼   クラウド録画サービス                           Safie GO          一種で、屋外用カメラと
    カメラで撮影した映像データをクラウド上に保存し、各種ユ
◼
    ーザー端末で閲覧可能
                                        (シリーズ)             防水LTEルーターが一体
                                                           となった機体で提供



             Safie映像                                      Safie PROのサービスの
           プラットフォーム                                        一種で、(バッテリー、
                                        Safie Pocket       LTEルーター、GPSが一
            データが集積                      (シリーズ)             体となった)胸ポケット
                                                           に入る程度の小型ウェア
                                                           ラブルカメラとして提供
                         映像
      映像                   解析データ
                             アプリケーション                  ◼   建物・部屋の出入口向け
                                                           アプリケーション
                                           Safie       ◼   自動顔認証により、扉
                                         Entrance          (電子錠)の解錠や勤怠
                                                           管理システムとの連携が
                                                           可能



                                                       ◼   店舗向けアプリケーショ
                                                           ン
                                           Safie
     カメラ                 各種ユーザー端末                      ◼   自動顔認証により、来店
                                          Visitors         者の属性分析や再来訪検
             入口/出口の                                        知が可能
           インターフェイスは
              問わない
                                                               © Safie Inc.|   17
当社カメラの特徴

                 映像データの質とUX                     高セキュリティ                                低価格

             ◼   高画質かつなめらかな映像             ◼   通信の暗号化                     ◼   初期導入:カメラのみ
                 (HD画質×30fps)             ◼   個人ごとのID管理                  ◼   運用:月額1,200円~※1
             ◼   ユーザーのスマートフォン等での          ◼   外部からカメラへの
                 リアルタイム・アクセス                  直接アクセス不可
             ◼   拠点間・ユーザー間の映像共有




                                                                             Safie対応      スマートフォン
                                                                              カメラ

                      HD画質: 1,280×720px
                                                          スマホ・PC・タブレット



             ◼   画質が悪い・なめらかではない           ◼   カメラにアクセスされ、                ◼   初期導入:カメラ、その他機器、
             ◼   現場のレコーダー(及びモニター)             情報漏洩となるリスク                     及び、各種工事
                 でないと映像が確認できない                                           ◼   運用:月額料金が高額な場合も



監視カメラ                                            端末からカメラに
                                                   アクセス
 の課題                                                                         カメラ       レコーダー     モニター


                                                          レコーダー・モニター


                      VGA画質: 640×480px
                                                                                       各種工事


※   7日間録画プランのカメラ1台当たりの金額、税抜                                                              © Safie Inc.|   18
                  序.
                  1. 事業環境
                  2. 当社事業の特徴
                       2-1. サービス概要
                       2-2. Safieクラウドを
                            活用した事例
2-2. Safieクラウドを        2-3. 当社の強み
                  3. 収益モデル・経営指標
     活用した事例
                  4. 成長イメージ
                  Appendix.
                       a.   当社カメラの特徴
                       b.   事例紹介
                       c.   事業環境
                       d.   財務状況

                                         19
活用事例:焼肉ライク

✓ 防犯以外の用途として、接客オペレーションの改善にも活用されています。




                  ◼ 全国66店舗(2021年6月末時点)の全店舗に当社カメラを導入
                  ◼ 全店舗の店内/厨房等の映像データの共有・分析と、
                    それによるオペレーションの改善が可能に

                                            © Safie Inc.|   20
活用事例:大手飲食チェーンM社
✓ 大手飲食チェーンM社では、当社カメラの導入により、映像を本部一括で管理することで、店舗への臨
  店、及び、その報告業務にかかるコストを削減することができています。


    Before                                        After




                              本社                                                   本社

     ◼   地方店舗の臨店のために毎週出張                          ◼   本社から遠隔で業務確認(出張時間・コスト削減)
     ◼   写真とテキストで出張報告書を作成                         ◼   報告書に替え、重要な映像をクリッピング


                          報告業務コスト               臨店コスト(イメージ)
                          約1,728万円              62.5%削減
         年間臨店コスト
         約4,608万円                                       約288万円
                            出張コスト
                          約2,880万円                                       約1,728万円
                                                      約1,440万円

※   当社の顧客(大手飲食チェーン)へのヒアリングを基に、当社にて以下のモデルを仮定として試算したイメージであり、実際の店舗における臨店コストの金額及び削減率とは異なる可
    能性があります。また、当社の他の顧客については前提・仮定自体が異なるため同等の臨店コストの減少が期待されるわけではありません。
    出張コスト:従業員10人が月間各8回ずつ支店に出張を行い、出張1回当たり3万円の交通費及びその他の経費が発生していたところ、 当社カメラの導入により各自の出張回数を半分に
    削減。報告業務コスト:従業員10人が月間各8回ずつ支店に出張を行い、出張1回当たり報告書の作成(写真とテキストにより作成)に6時間の勤務時間を要していたところ、
    当社カメラの導入により報告形式が重要な映像のクリッピングのみに変更され、当該勤務時間が1時間に削減(各従業員の時給を3,000円として金額換算)  © Safie Inc.| 21
活用事例:建設現場
✓ Safie Pocket2により、本部にいるベテラン社員が遠隔で指示することで、若手社員のみの現場であっ
  ても品質の維持ができ、かつ複数の施工現場の同時管理による効率化も実現しております。




                                          新人



                                    ウェアラブル
                                    カメラ



 施工現場
                         映像   音声
                                   本部から指示            本部
                                   (リアルタイム)
遠隔臨場
◼ 臨場時間の短縮と
  施工品質の維持を両立
                                                   ベテラン・
◼ 本部から多現場同時管理が可能                                   現場管理者
◼ 若手教育、熟練工のノウハウ伝承


                                               © Safie Inc.|   22
             序.
             1. 事業環境
             2. 当社事業の特徴
                  2-1. サービス概要
                  2-2. Safieクラウドを
                       活用した事例
                  2-3. 当社の強み
2-3. 当社の強み   3. 収益モデル・経営指標
             4. 成長イメージ
             Appendix.
                  a.   当社カメラの特徴
                  b.   事例紹介
                  c.   事業環境
                  d.   財務状況

                                    23
        Digital×Realのプラットフォームとして
              現場DXを推進
 現場DX
                        Digital
                  映像データを蓄積・活用



              顧客属性分析        混雑率             遠隔監視/指示
              レジ前行列状況       顧客待ち時間          入退情報

店舗内映像              接客映像              現場映像




        小売店               飲食店               建設現場

                        Real
                                              © Safie Inc.|   24
 当社の販売力:販売パートナーとの協力
✓ 当社は、ユーザーへの直販に加え、OEMを含む販売パートナーとの協力による販売体制を構築し、50%
  に迫る市場シェアを獲得しております。


                           OEMパートナー(一部)                             その他販売パートナー(一部)




キヤノンマーケティングジャパン
       2017年11月~                  2018年10月~           2019年6月~


                                                    セコム画像            Safieブランドにて
                                                  クラウドサービス                 展開


    直接販売
     40%


            直接販売と
           パートナー経由
           販売の売上比率
                                                          ◼ 販売加速
           (2020年12月期)
                                                          ◼ 開発に注力
                         パートナー
                         経由販売    クラウドモニタリング・録画サービス※
                          60%
                                      シェア47.5% No.1

※   出所:Techno Systems Research「ネットワークカメラのクラウド録画サービス市場調査」
    クラウドモニタリング・録画サービスの定義は、ネットワークカメラを利用したクラウドサービスであり、モニタリングもしくは録画サービス機能を
    提供している有料サービス。エンジン別カメラ登録台数ベース
                                                                          © Safie Inc.|   25
当社の顧客基盤:大手企業を含む導入実績(一部)
◼ 小売                                ◼ その他店舗等




◼ 飲食




◼ 建設・不動産




                                               (駐車場)
◼ オフィス                              ◼ 工場




◼ インフラ                     ◼ 物流施設   ◼ 交通




※   各社ユースケースは当社ヒアリング等による                   © Safie Inc.|   26
当社テクノロジーを支える人材
✓ プラットフォーム開発、インフラ/サーバ開発、Web、組込、AI等、幅広い技術領域を統合してサービ
  スを作り込むことができる体制が、当社独自の強みとなっております。

  多様な技術的バックグラウンドを有する人材が集結                       エンジニア・企画職の主な従業員の経歴

                                              職種                        主な経歴

         Web             組込                開発本部長(CTO)


                                           プロダクト開発部部長                              (事業部長)


 インフラ/                            プラット      開発部リーダー                                (執行役員)
 サーバー                            フォーム開発
                 AI
                                             AIエンジニア


                                            組込エンジニア
        エンジニア・企画職の従業員数推移

                                             企画本部長                            (木原研究所在籍)
                                   24人
                                            商品企画部部長       Sony Network
                                                        Communications Inc.



  企画職
                                   43人      商品企画リーダー

エンジニア
         2018年   2019年   2020年     2021年    事業企画リーダー
         12月末    12月末    12月末       6月末
                                                                               © Safie Inc.|   27
    ポジショニング

✓ 当社は技術に対する高い専門性を持ちながら、プラットフォームを構築している点で、他のSaaS事業者、
  及び、ネットワークカメラメーカーや専業・ITベンダーと異なった独特のポジションを築いております。


                               開発に求められる技術専門性:高



                   専業ベンダー
                (AI・セキュリティ等)


                                                  当社
ア
プ
リ                                                                          プ
ケ                                                                          ラ
ー                                                                          ッ
シ               ネットワークカメラ                                                  ト
ョ                  メーカー                                                    フ
ン                                                                          ォ
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ベ                                                                          マ
ン                                                                          ー
ダ                                                SaaS事業者
ー


                   ITベンダー
                    (SIer等)




                               開発に求められる技術専門性:低
※   上記ポジショニングは当社による分類                                      © Safie Inc.|   28
           序.
           1. 事業環境
           2. 当社事業の特徴
                2-1. サービス概要
                2-2. Safieクラウドを
                     活用した事例
3. 収益モデル        2-3. 当社の強み
           3. 収益モデル・経営指標
 ・経営指標
           4. 成長イメージ
           Appendix.
                a.   当社カメラの特徴
                b.   事例紹介
                c.   事業環境
                d.   財務状況

                                  29
 カメラ1台当たりの収益イメージ※1
✓ スポット収益としてカメラの機器代が売上計上され、またクラウド録画サービスの利用料がリカーリン
  グ収益として計上されます。さらに、各種アプリケーションによる追加の収益機会が存在します。

                                     アプリケーションを利用する場合※2
                                     例)Safie   Visitors:¥120,000/年

クラウド録画サービス30日間録画プランの場合
◼ スポット費用(カメラ本体):¥19,800~
◼ リカーリング料金:                  ¥24,000/年
  (クラウド記録サービス)


                          アプリケーションを利用する場合※2
                          例)YouTube   Live:¥36,000/年




                               ・・・                      ・・・                  ・・・

        1年目        2年目                     N年目                       N+X年目

※1 全て税抜の金額
   エンドユーザーにより支払われる料金を表しています。直販の場合、表示金額は全て当社の収益となりますが、
   OEMを含む販売パートナー経由の場合、表示金額の内の一部がパートナーに支払われ、残額が当社収益となります。
※2 図は、アプリケーションを利用する場合の収益の仕組みを示したものであり、全てのユーザーがアプリケーションを利用することを示しているわけではありません。
   現時点では当社売上高に占めるアプリケーションリカーリング料金の割合は限定的です                                 © Safie   Inc.|   30
業績イメージ

       売上成長イメージ                          x       収益別粗利率イメージ                =      全社粗利イメージ

                                                      リカーリング収益の内、
◼ スポット収益                                     70%
                                                    クラウドとアプリケーションは
                                                                                        全社粗利額
     (物販・工事等)                                           粗利率70%程度
                                                                                        全社粗利率
◼ リカーリング収益                                   60%

     (クラウド、
      アプリケーション、
                                             50%
      レンタル、SIM等)                                           リカーリング収益粗利率

                                                                                                39%
                                             40%
                                                                                        35%
                80.2億円                                                          31%             31.6億円
                                             30%

                                                       スポット収益粗利率
         50.4億円
                                             20%                                       17.7億円

    19.5億円                 ・・・               10%                               6.1億円
                                                                                                        ・・・


                                             0%
      2019   2020   2021   ・・・    202X              2019     2020   2021        2019     2020    2021   ・・・        202X
      実績     実績     予想           イメージ               実績       実績     予想          実績       実績      予想               イメージ


✓    スポット収益が、翌年以降の                           ✓     リカーリング収益は粗利率が高く、                ✓     全社の粗利額・粗利率は
     リカーリング収益の基盤となるた                               今後、アプリケーションの増加や、                      順調に増加傾向
     め、リカーリング収益比率の増加                               エッジでの画像処理開始※1により
     が見込まれる                                        更なる収益性向上余地あり

※1 画像処理の一部をクラウドではなくエッジ(カメラ)で行うことを検討しておりますが、具体的な開始時期等について決定しているものではありません                                 © Safie Inc.|   31
経営上重視している指標:ARR・課金カメラ台数
✓ 当社は、安定的かつ継続的な積み上げが見込めるリカーリング収益の獲得が重要だと考えており、
  その達成状況を判断するための経営上の指標としてARRを重視しています。
✓ また、関連する指標として、課金カメラ台数を増やしていくことも重要だと考えています。
                         ARR※1,3                                                  課金カメラ台数※2,3

                                      5,654                                                                15.0
                                                    (百万円)                                                               (万台)
                                                       6,000                                                                16
                                      (12月末予想)                                                             (12月末予想)

                                                                                                           12.9             14
                                  4,549                5,000                                              (6月末実績)
                                 (6月末実績)
                                                                                                                            12

                                                       4,000                                              10.1
                                                                                                                            10
                        3,285
                                                       3,000                                                                8



                                                                                                                            6
                                                       2,000
                                                                                                   4.2
                                                                                                                            4
1,195
                                                       1,000
                                                                                           1.6                              2
                                                                                    0.5
                                                                    0.05 0.2
                                                       0                                                                    0
 12月末    3月末   6月末   9月末 12月末   3月末   6月末   9月末 12月末                12月末    12月末    12月末    12月末   12月末    12月末    12月末

  2019           2020                  2021                       2015 2016       2017    2018   2019    2020    2021
※1 ARR:Annual Recurring Revenue。各四半期末時点のMRR(Monthly Recurring Revenue)を12倍して算出。
   MRRは対象月末時点における継続課金となる契約に基づく当月分の料金の合計額(販売代理店経由の売上を含む)
※2 各四半期に販売したカメラ台数ではなく、各四半期末時点で稼働・課金しているカメラ台数
※3 2021年9月末及び2021年12月末は予想値                                                                                  © Safie Inc.|       32
 既存顧客からの収益拡大
✓ 当社はARRの持続的な成長に向けて、顧客からの高い満足度の獲得とそれに伴う既存顧客からの収益拡
  大が重要と考えており、直販NRR138%を実現しています。

              直販ARR※1と直販NRR                                  全社ARR※1(顧客獲得時期別※4)

直販NRR※2
                                                                                                (百万円)
                                                                                                    5,000




    138
                                    当社直販顧客からの
                            直販ARR   平均月次解約率※5は                                              2021年

                %          (新規顧客)     1%未満であり                                               獲得顧客
                                                                                                    4,000
                                    (2020年12月期)、
                                    継続的な収益獲得の                                               2020年
                            直販ARR                                                           獲得顧客
                                      礎となっている
                           (既存顧客)
                                                                                                    3,000
  2019年12月末      2020年12月末                                                                  2019年
                                                                                            獲得顧客
     直販売上上位6顧客のARR推移※3
                                                                                                    2,000
 (百万円)
    50                               ■ 2020年12月末
                                                                                            2018年
    40
                                     ■ 2019年12月末                                            獲得顧客

                                     ■ 2018年12月末                                                    1,000
    30
                                     ■ 2017年12月末
    20
                                                                                 2016年      2017年
    10                                                                           獲得顧客       獲得顧客
                                                                                                  0
     0                                               12月末     3月末    6月末   9月末   12月末    3月末    6月末
         A社     B社    C社     D社     E社    F社          2019    2020                       2021

※1 ARR:Annual Recurring Revenue。対象月の月末時点のMRR(Monthly Recurring Revenue)を12倍して算出、
   MRRは対象月末時点における継続課金となる契約に基づく当月分の料金の合計額(販売代理店経由の売上を含む)
※2 NRR:Net Revenue Retention (売上継続率) 。
   直販NRRは、「2019年12月末時点における直販課金顧客から生じる2020年12月末時点における直販MRR」を「2019年12月末時点の直販MRR」で除して算出
   (販売パートナーからのMRRは含まない)。なお、販売パートナーのNRRは308%(「2019年12月末時点における販売パートナーから生じる2020年12月末時点におけるMRR」を
   「2019年12月末時点の販売パートナーから生じるMRR」で除して算出)
※3 当社における顧客単価上昇の一例(2020年12月末時点の直販売上上位6顧客)を示したものであり、全ての顧客が同様の傾向を示すわけではありません
※4 直販ARRは各直販課金顧客との契約時期、販売パートナーから生じるARRは各パートナーとの契約時期により分類
※5 月初における既存契約の月額課金台数に占める、当月中に解約に伴い減少した月額課金台数の割合の過去12ヵ月平均値。
   直販顧客においては2020年1月~12月の平均値は0.9%、OEMを含む販売パートナー経由の顧客においては同期間で2.9%、全社では同期間で2.1%        © Safie Inc.|          33
            序.
            1. 事業環境
            2. 当社事業の特徴
                 2-1. サービス概要
                 2-2. Safieクラウドを
                      活用した事例
                 2-3. 当社の強み
4. 成長イメージ   3. 収益モデル・経営指標
            4. 成長イメージ
            Appendix.
                 a.   当社カメラの特徴
                 b.   事例紹介
                 c.   事業環境
                 d.   財務状況

                                   34
目指す未来:IoTエコシステムの形成
✓ 将来的に、あらゆる現場のデータを収集し、そのデータを活用してソリューションを提供すること、及
  び、その過程における外部の企業・データとの連携によるIoTエコシステムの形成を目指しています。




      Data


     Solution




                                           © Safie Inc.|   35
現場DXプラットフォーマーへの進化
✓ 自社だけでなく、外部のパートナー企業との連携も活用し、提供ソリューションのラインナップ増強を
  図っております。


 顧
業客
界企
 業
 ・          建設           小売         飲食       不動産           医療          インフラ

                                                                               etc




                                                                           ・
                                                                           ・
                                                                           ・
                                                                                          多独
                                                                                           自
                                                                                          様の
基
                                      Safieクラウド                                           な映
盤                                                                                         ソ像
技コ                                   プラットフォーム
術ア                                                                                        リプ
とと                                                                                        ュラ
映な                                      データが集積                                            ーッ
像る                                                                                        シト
DB




                                    内部で活用   外部に開放                                         ョフ
                                                                                          ンォ
                                                                                          をー
                                                                                          各ム
 ソ                        自社                      パートナー企業                                 種か
 リ                                                                                        業ら
 ュ
開ー
                       開発ソリューション                 開発ソリューション                                界生
発シ                                                                                        にま
 ョ                                                                                        提れ
 ン                                                                                        供た
                   Safie Visitors
提              混雑率の可視化        顧客行動の分析    万引き防止      犯罪予防        YouTube Live
供
機
能                                   作業日報の                ゴルフスイング
         レジの不正検出      現場の監視                 駐車料金の精算                     授業動画の配信
 ※1




                                    自動作成                   矯正
                                                                                           etc




                                                                                     ・
                                                                                     ・
                                                                                     ・
※1 灰色文字のものは現時点では提供は開始しておらず、また、今後のサービス開始をお約束するものでもありません                         © Safie Inc.|   36
短期的な成長戦略
✓ 中長期的な成長の基盤を固めるため、短期的な成長戦略として、以下の3つの重点施策に先行投資するこ
  とを考えております。



            短期的な3つ重点施策及び先行投資の実施

 1                                  認知促進による販売拡大
     従来プロダクトの
                    Safie Pro     主に業界トップシェア企業に対する当
     継続的な販売拡大                     社サービスの認知度向上を目的とした
                                  積極的な広告宣伝費投資を行う


 2                                パートナー連携による顧客開拓
     成長プロダクトの
                  Safie Pocket2   社外のパートナーとの連携を通じた
     さらなる顧客開拓                     ARR及び課金台数の増加のために、事
                                  業開発人材を増強する


 3                                      開発加速
     業界に最適化した
                  アプリケーション        新規アプリケーションの開発等、プロ
     新ソリューション開発                   ダクト強化のためのエンジニア・企画
                                  人材を増強する




                                               © Safie Inc.|   37
上場時における調達資金の主な使途                                      ※1


✓ 費用対効果や事業環境の変化も踏まえながら先行投資の一部として本件調達資金を活用していきます。
✓ 主に認知向上のための広告宣伝費、また新サービスの企画開発及び社外のパートナーとの業務提携とい
  った事業拡大のための人材確保に係る人件費に集中的に投資していくことを考えております。



                 主な資金使途   ※1                                 予定時期
                                       予定金額
                                                  2021年      2022年     2023年
       項目            具体的な目的
                                                  12月期       12月期     12月期以降



                  主に業界トップシェア企業に
    広告宣伝費    ※2   対する当社及び当社サービス        19.6億円      2.4億円      4.0億円   13.1億円
                  の認知向上施策の展開




                  新たなサービスの企画開発
                  及び社外パートナーとの業務
      人件費   ※2                         58.1億円      0.6億円     10.6億円   46.7億円
                  提携など事業拡大のための
                  人材確保


※1 経営環境の急激な変化等により、上記の資金使途へ予定どおり資金を投入したとしても、想定通りの投資効果をあげられない可能性があります
   また、今後の事業環境の変化や、当社事業戦略等の変更等により、将来において調達資金に係る資金使途に変化が生じる可能性があります
※2 事業拡大のための広告宣伝費もしくは人件費の一部として使用

                                                                        © Safie Inc.|   38
 中長期的な成長戦略
✓ 集中的に資本を投下し、人材、提携パートナー及びソリューションの強化を継続的に行うことで、顧客
  規模・エリア/商流・業界の拡大を進め、映像プラットフォームとしてのプレゼンス向上を目指します。
                       Now

                        -                     短期~中期                中期~長期
                                       多様な産業に付加価値の高い          グローバルな映像
                                        アプリケーションを提供          プラットフォームを構築
                                        営業・サポート強化による
                                        既存顧客への浸透率向上と
                                       個人向け販路の開拓による拡大
 顧客規模
                                                                    個人※1
  の拡大
                                               大企業                  大企業
                     中小企業                     中小企業                  中小企業

                                        工事・設計に係る企業等
                                       専門性の高いパートナーとの
                                        業務提携の強化による拡大
エリア/商流                                                            海外 + 現地商流
 の拡大
                                          国内 + 設備商流※2         国内 + 設備商流※2
               国内 + 販売パートナー商流          国内 + 販売パートナー商流        国内 +販売パートナー商流

                                        プラットフォーム化による
                                         広範な業界に対応した
                                      アプリケーション提供による拡大
  業界                                   警備      金融            警備      金融          New
  の拡大                                  工場      公共       ビル   工場      公共          ビル
               飲食      建設      小売      飲食      建設       小売   飲食      建設          小売
※1 住宅向けカメラ等   ※2 設備工事・設計に係るパートナー企業を通じた商流を想定                               © Safie Inc.|   39
Safie現場DX 建設業界の深掘りイメージ
                                                                 2022年以降の提供に向けて検討中



                                                  各種データ
                                クラウド

                                                  API
                             顔データ     映像データ

                                                                   API連携※
                        ✓ アプリケーションの増加
提供中
                        ✓ 外部データ/機器との連携拡大                                        提供中




                                提供中                        提供中
進捗管理・防犯

                                                                    クレーンカメラ

              提供中


                                                          ドボレコ
                 現場巡回
                                      入退室管理             (重機安全確認)
      ※   当社の提供内容としては、カメラ及び連携のためのAPIのみとなり、システム全体を提供するわけではありません          © Safie Inc.|   40
 Safie現場DX 小売業界の深掘りイメージ
                                                       2023年以降の提供に向けて検討中

提供中


                                      各種データ
                       クラウド

                                      API                  スマート店舗
                    来店データ   映像データ
     防犯                                                     (無人店舗)
 (防犯/荷受効率化)                                            2022年以降の提供に向けて検討中
                ✓ アプリケーションの増加
                ✓ 外部データ/機器との連携拡大




                                                           物体検知AI
              提供中
                              提供中                         (KPI自動管理)
                                                               提供中
提供中


 業務ツールAPI連携
 (売場効率アップ)

               万引防止AI連携        AI People Count
                                                   Safie Visitors / AI Count
                (万引き防止)        (レジ業務効率化)
                                                 (入店率/来店者属性分析/エリア滞在)
                                                           © Safie Inc.| 41
 Safie現場DX 飲食業界の深掘りイメージ
                                                      2023年以降の提供に向けて検討中
提供中


                                            各種データ
                          クラウド

                                            API     出店&売上予測 / 自動化 /
                      顔データ      映像データ
                                                     立地分析・来客者予測
  POSレジ連携
 (レジトラブル防止)                                           2022年以降の提供に向けて検討中

提供中
                    ✓ アプリケーションの増加
                    ✓ 外部データ/機器との連携拡大


                                                       予約ツール連携
                                                        (来客者up)
              提供中               提供中                                    提供中

オートスナップショット
  (ウェブ臨店)

                                                    トリノ・ガーデン(株)との連携

              AI People Count      Safie Visitors     オペレーション向上
                                                     (例:ひじの角度判定)
               (混雑率把握)            (再来訪者割引)
                                                             © Safie Inc.|   42
映像を活用したアプリケーションマーケット構想
✓ 自社開発アプリだけではなく、他社が開発したアプリも含めて簡単に利用できるアプリケーションマー
  ケットの実現を検討しております。



   自社開発アプリ    他社開発・連携アプリ           アプリポータルサービス

                           ・自社・他社のアプリを紹介
                           ・オンライン上でダウンロード・決済できる
                           ・現在のSafieビューアーでそのまま使える
                                    (2023年以降の提供に向けて検討中)




                                             © Safie Inc.|   43
将来的的なプロダクト進化のイメージ
✓ 短期的には建設や小売のように、業界別のソリューション提供による高付加価値化を推進します。
✓ 中期的にはAPI等を介したパートナー企業との連携によるプラットフォーム構築を図ります。
✓ 長期的にはVDaaS※1として、IoT社会の中で、より多様なデバイス/データ/サービスと連携して事業展
  開を行うことで、企業価値のさらなる向上を目指します。
                             Now

        -                   短期                     中期               長期
     カメラ普及                高付加価値化             プラットフォーム構築         IoTエコシステム形成

                                                                  VDaaS ※1
                                                                  Video & Data
                                                                  as a Service


                                                   PaaS

                            SaaS                                 デバイス/データ
                                                                  /サービス連携
 ビジネスモデルの進化


      カメラ
                                                  Open API,
                                                3rd Party App
  各ステージにおいて
特に重要な成長ドライバー
                           業界に適した
                          ソリューション
    カメラ台数増


※1 VDaaS:Video & Data as a Service(当社造語)。
   当社に集積したデータがAPI連携等により多様なサービスに利用されること、及び、データ利用に伴う収益獲得を想定                 © Safie Inc.|   44
 経営において認識される主なリスク
 ✓ 以下は、成長の実現や事業計画の遂行に重要な影響を与える可能性があると認識する主要なリスクです。
   その他のリスクについては、有価証券届出書の「事業等のリスク」をご参照ください。

      成長の実現や事業計画の遂行に影響する主要なリスク                          リスク対応策

◼ 特定の販売先への依存について              可能性   時期   影響度
当社は、主要な販売パートナーとの緊密な関係を構築し当社                    当該取引先とは良好な関係を築いており、現時点にお
サービスの拡大を進めております。当社の主要取引先は、東                    いて取引関係等に支障を来たす事象は生じておらず、
日本電信電話株式会社、オリックス株式会社と日建リース工                    当社としては今後も継続的な取引が維持されるものと
業株式会社であり、当該特定取引先への依存度が高い状況に    中    中期   中     見込んでおります。当社といたしましては、今後も主
あります。販売パートナーにおける経営方針、販売方針・販                    要取引先との取引拡大に加え、他社への売上高の拡大
売施策の変更および取引条件の変更が生ずる場合等には、当                    にも努めることで、当該特定取引先への依存度低下を
社の事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。                       図り、リスク低減に努める方針です。


◼ 映像等の流出について                                   当社は顧客の録画映像を閲覧することはできない仕組
                                               みになっており、顧客の映像データは安全に管理され
顧客からの膨大な録画映像は当社が契約するクラウドサービ                    ております。また、録画映像データはカメラからクラ
スプラットフォーム上で管理されておりますが、不測の事態                    ウドへの送信時や配信時にそれぞれ暗号化を実施して
によりこれらの情報の漏洩や映像データに関するトラブルが
発生した場合、当社の企業価値の毀損、社会的信用の失墜、
                               低    中期   大     おり、万が一、第三者が違法に映像データをクラウド
                                               上から入手したとしても再生して見ることができない
流出の影響を受けた顧客その他関係者への補償等により、当                    設計になっています。さらに膨大なデータを預かるプ
社の業績に影響を及ぼす可能性があります。                           ラットフォームの健全性を保つために、個人情報保護
                                               やAIの利用に関する専門家を招いた外部有識者会議を
                                               定期的に開催しており、当社での研究開発や顧客にお
◼ 知的財産権の侵害等について                                けるデータ活用に対する啓蒙活動を協議しております。
当社の事業領域に関する第三者の知的財産権の完全な把握は
困難であるため、他社の知的財産権を侵害してしまう可能性                    当社で開発・設計しているソフトウェアやプログラム
があります。この場合、特許権侵害や商標権侵害を理由とす                    は、当社が独自に開発・設計したものであり、当社は
る損害賠償請求や差止請求を受けたり、知的財産権の使用に                    特許権侵害の調査等を、特許事務所を通じて行ってお
対する対価の支払い等が発生する可能性があり、これらの場    中    中期   中     ります。さらに、当社はサービスの名称等について商
合には当社の事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。                   標の出願、登録を行う等、第三者の商標権を侵害しな
また、当社が保有している知的財産権が第三者により侵害さ                    いように留意しております。
れた場合には、法的措置を含めた対応を要するなど、当社の
事業運営に影響が及ぶ可能性があります。                                          © Safie Inc.|   45
            序.
            1. 事業環境
            2. 当社事業の特徴
                 2-1. サービス概要
                 2-2. Safieクラウドを
                      活用した事例
                 2-3. 当社の強み
Appendix.   3. 収益モデル・経営指標
            4. 成長イメージ
            Appendix.
                 a.   当社カメラの特徴
                 b.   事例紹介
                 c.   事業環境
                 d.   財務状況

                                   46
              序.
              1. 事業環境
              2. 当社事業の特徴
                   2-1. サービス概要
                   2-2. Safieクラウドを
                        活用した事例
                   2-3. 当社の強み
a. 当社カメラの特徴   3. 収益モデル・経営指標
              4. 成長イメージ
              Appendix.
                   a.   当社カメラの特徴
                   b.   事例紹介
                   c.   事業環境
                   d.   財務状況

                                     47
Safie Pocket2:様々な現場に「遠隔○○」を
✓ Safie Pocket2は、通信機能を備えた胸ポケットサイズのウェアラブルカメラと、クラウド録画サービ
  スを一体として提供する製品・サービスであり、様々な業種の現場での遠隔業務を可能としています。




     遠隔臨場              遠隔工程検査               遠隔監査



                                                設置


                                                装着


                                                会話




     遠隔臨店                遠隔警備               遠隔点検 Inc.| 48
                                               © Safie
Safie Entrance
✓ Safie Entranceは、建物/部屋の出入口向けアプリケーションであり、自動顔認証により、扉(電子
  錠)の手ぶら解錠や、入退室記録の管理、勤怠管理システムとの連携が可能です。




                          Safieクラウド
                         プラットフォーム



                 解錠/施錠




            手ぶら解錠        多拠点・多扉管理     入退室管理




                                                © Safie Inc.|   49
Safie Visitors
✓ Safie Visitorsは、追加機能の一種で、店舗向けのアプリケーションであり、自動顔認証機能により、
  来店者の属性や行動データの分析が可能です。




                                                   ◼ 自動顔認証・記録
                                                   ◼ 自動属性判定(年齢・性別等)
                                                   ◼ 来店回数カウント

                                                   ◼ 店舗での登録(名前・ラベル)
                                                   ◼ 顧客DBとの紐付け

                                                          来店トラフィック分析



購買率測定    属性分析    リピーター獲得    優良顧客分析 複数店舗回遊※1        防犯※2




※1 来店者の自動顔認証・記録により、複数店舗への来店状況の把握が可能
※2 多店舗で万引きした人や不審者を登録し、当該人物が来店時にスタッフに通知を送信することが可能                 © Safie Inc.|   50
セキュリティ等

        当社カメラのセキュリティ                                  個人情報の取り扱い
◼ 当社カメラ
   外部からカメラへのアクセスは極めて困難で
    あり、安全性が高い
                                                      映像データの取得・保存
   Qualys SSL LABS「SSL Server       Test」※1に
                                                ◼ 当社サービスにて取り扱う映像データはお客様
    おいて、当社Webサイトは「A」評価※2
                                                  に帰属
    (オンラインバンキングサイトも
     運用されている水準※3)                               ◼ お客様から映像シェアを受けた特別なサポート
                                                  の場合を除き、当社の従業員が映像を閲覧する
◼ 一般的なネットワークカメラ
                                                  ことはできない
   悪意のある第三者からのカメラやレコーダー
    への不正アクセスにより、映像流出やハッキ
    ングのリスクがある
                                                      映像データの第三者提供
                                                ◼ 映像データを活用したアプリケーションの開
                                                  発・提供を行う等の目的のため、映像データを
                                                  AIサービス提供者などの第三者に提供する際は、
                                                  常にお客様の同意を得た上で提供
                                                  その際も暗号化を徹底し、想定外の流出リス
                                                   クを低減


※1 WebサイトのSSL/TSL暗号化の安全性をチェックするテスト
※2 2021年6月調査
※3 当社調べ                                                             © Safie Inc.|   51
機能一覧

                 標準機能※                                      アプリ機能




                                           Safie Visitors   Safie Entrance   YouTube Live連携




                                            Safie POS        データ無制限             オート
                                           ジャーナル連携           ダウンロード            タイムプラス




                                              オート
                                           スナップショット




※   主要機種における標準機能であり、一部機種では対応していない機能もあります                                       © Safie Inc.|   52
料金プラン※1

                                                    リカーリング利用料金/月
                                    初期費用
                                                 録画プラン     カメラ1台当たり
                                                    7日間      ¥1,200/月
                                                   14日間      ¥1,650/月
                                                   30日間      ¥2,000/月
        クラウド録画サービス                 ¥19,800~        60日間      ¥2,500/月
                                                   90日間      ¥3,000/月
                                                  180日間      ¥4,500/月
                                                  365日間      ¥7,000/月
                   レンタルプラン
                                   ¥15,000          -         ¥25,000/月
                     1ヶ月~
 Safie Pocket2
                  長期レンタルプラン
                                  オープン価格            -        オープン価格
                    24ヶ月~

◼ アプリ
                                 ドアコントローラ          カメラ1台当たり ¥2,000/月
          Safie Entrance
                                 ¥39,800~/台※2   + 登録人数100人まで ¥6,000/月※3

          Safie Visitors              -            カメラ1台当たり ¥10,000/月



※1 全て税抜の金額
※2 上記の他、工事費が発生する場合があります
※3 登録人数が100人を超える場合、追加の料金が発生します                                 © Safie Inc.|   53
    AI・解析技術企業等とのデータ連携
    ✓ AI・解析技術企業等とは、競合ではなく協力関係を築けると考えており、当社の映像データプラットフ
      ォームと各社の技術を組み合わせることによって、多様なソリューションの提供が可能になります。

                  パートナー企業(一部)    提供開始時期        機能連携         想定用途

                                             クラウド録画サービス
                                 2019年10月~                 取得映像に対する
                                                  ×
                                                          人検知・混雑検知等
                                              学習済みAIモデル



                                               顔認証機能      オフィス等における
                                 2020年03月~       ×          顔認証による
                                              受付管理機能       非接触な入退室



                                             クラウド録画サービス     手動でなく
                                 2020年09月~        ×        映像解析による
                                               映像解析AI     効率的な交通量調査



                                             クラウド録画サービス   不審行動の検知による
                                 2020年10月~        ×        万引等の犯罪行為の
                                               映像解析AI         未然防止


✓   様々な他社サービスとも連携できるプラットフォームとして、その健全性を保つために、
    ① 外部連携の際は顧客からの個別の同意のもと、適切な認証プロセスを経た上での共有が徹底されております。
    ② 個人情報保護やAIの利用に関する専門家を招いた外部有識者会議を定期的に開催しており、当社での研究開発の方向性や
      顧客におけるデータ活用に対する啓蒙活動を協議しております。                   © Safie Inc.| 54
当社が社会にもたらす変革
◼ レコーダー+モニターで閲覧する必要                 ◼ 多拠点×多カメラ×多人数の映像データ共有
◼ 拠点間で映像データが共有されない                  ◼ 多様なデータとの連携・活用
  (臨場コスト大)




                                          現場B         現場C
             現場B        現場C




                              現場D     PC、スマホ、                 ウェアラブル・カメラ
                                      タブレット等で閲覧
                                                            現場D
レコーダー+モニター
                                    現場A
現場A




                   本部

      :データの流れ      :人の動き                               © Safie Inc.|   55
          序.
          1. 事業環境
          2. 当社事業の特徴
               2-1. サービス概要
               2-2. Safieクラウドを
                    活用した事例
               2-3. 当社の強み
b. 事例紹介   3. 収益モデル・経営指標
          4. 成長イメージ
          Appendix.
               a.   当社カメラの特徴
               b.   事例紹介
               c.   事業環境
               d.   財務状況

                                 56
活用事例:建設(大和ハウス工業株式会社)

                             音声

                             映像
         本部から指示                             内装の品質検査
         (リアルタイム)
                             音声


                             映像

                                          施行中の防犯・進捗管理


スマートコントロールセンター

全国12箇所に設置した「スマートコン
トロールセンター」(SCC)で、全国各          指示を受け撮影・確認
地の戸建住宅の施工現場の状況を、定点
カメラ、ウェアラブルカメラで撮影。
映像データやセンサーなどから得たデー            確認箇所を指示
タを一元管理し、移動・作業時間短縮と
施工品質の維持を両立する実証実験を行
っている。                 施工現場                    本部


                                                © Safie Inc.|   57
活用事例:医療機関
当社カメラによる医療機関での遠隔監視                                                患者の遠隔監視
◼ 患者・医療機器等を遠隔監視
◼ 病室・医療機器等のIoT化は不要
  (導入が容易・安価)


導入事例:
◼ ダイヤモンドプリンセス号重症患者受け入れ時、
  遠隔監視環境を迅速に構築




                                                                バイタルデータの遠隔監視




        医療従事者は別室のモニターで一括監視




※   聖マリアンナ医科大学「聖マリアンナ医科大学病院におけるCOVID19対応の検証【資料2】」(2020年3月30日)           © Safie Inc.|   58
    活用事例:インフラ(ガス会社)
           7:00        9:00                       18:00                    22:00

             準                                                 報告業務・
監    事務所     備                                                 書類作成等
督
業
務   (移動)          移動                                      移動
の                                 1現場に常駐
実
態    現場A                      現場立会



           7:00        9:00   生産性UP               18:00                    22:00
                                                           労働時間削減
                       準                  報告業務・
     事務所               備      遠隔現場管理      書類作成等

当                                                    移動時間削減
社   (移動)
が                                      複数現場同時
可
能    現場A
と
す
る    現場B
遠
隔
管    現場C
理
     ・
     ・
     ・

                                                               © Safie Inc.|   59
          序.
          1. 事業環境
          2. 当社事業の特徴
               2-1. サービス概要
               2-2. Safieクラウドを
                    活用した事例
               2-3. 当社の強み
c. 事業環境   3. 収益モデル・経営指標
          4. 成長イメージ
          Appendix.
               a.   当社カメラの特徴
               b.   事例紹介
               c.   事業環境
               d.   財務状況

                                 60
 TAM①国内カメラの導入余地(業界別)
                戦略                        業界                潜在拠点数              想定設置台数※1             潜在カメラ台数
            創業~2017                飲食業                         142万拠点※2                    約4台              約567万台
             創業来
                                   小売業                          99万拠点※3                    約4台              約396万台
           重点領域として
            導入を推進                  サービス業                        47万拠点※4                    約4台              約189万台
            2018~2020
                                   建設業                          21万拠点※5                    約5台              約105万台
           Safie GOで開拓
                                   金融業                          25万拠点※6                    約3台               約75万台
           2021~
      販売パートナーを活用し                  インフラ業                       200万拠点※7                    約3台              約601万台
      新たなEnterpriseの領域へ
                                   製造・物流業                        5万拠点※8                   約10台               約45万台
                                   駐車場                         534万拠点※9                    約1台              約534万台
                                   病院・介護施設                     19万拠点※10                    約5台               約97万台

             中長期的な                 教育施設                         8万拠点※11                   約10台               約83万台
              開拓余地                 事務所                         19万拠点※12                    約3台               約57万台
                                   マンション                       12万拠点※13                    約3台               約36万台
                                   エレベーター                      77万拠点※14                    約1台               約77万台
                                   合計                          1,208万拠点                         -         約2,863万台
※1    1拠点あたり想定設置台数:過去の事業経験等を踏まえた当社の試算値
※2    厚生労働省「令和元年度衛生行政報告例」に記載の飲食店営業施設数(2019)
※3    経済産業省「平成28年経済センサス‐活動調査結果(卸売業,小売業)」に記載の小売業の事業所数(2016)
※4    アミューズメント産業界の実態調査平成29年度に記載のアミューズメント施設店舗数(2017)、警察庁公表資料に記載のパチンコ/パチスロ店舗数(2018)、厚生労働省「衛生行政報告例」に記載のホテル数(2017)及び旅館数
      (2017)及び公衆浴場数(2018)及び理容室・美容室数(2018) 、文部科学省「社会教育調査H30年度・中間報告」に記載の博物館数(2018)の合計
※5    国土交通省「令和元年建設工事受注動態統計調査報告」に記載の公共機関からの受注工事件数(2019)
※6    平成30年版決済統計年報に記載の金融(銀行店舗数:2018-2019)、全国信用組合主要勘定及び系統信用事業の現状と農林中央金庫の役割 他に記載の金融(ATM数:2018)の合計
※7    資源エネルギー庁公表の自然エネルギー発電設備総数(2019)、地域交通年報に記載の鉄道等駅数(2018)、水道技術研究センター「水道ホットニュース」に掲載の水道・浄水場数(2014)、国土交通省公表の下水道処理場数
      (2015)及び河川管理施設数(2014)の合計
※8    国土交通省「建築統計年報」「土地・建物基本調査」に記載の工場・作業場(2018)及び物流センター推定数(2013)及び大型物流センター推定数(2013)の合計
※9    一般社団法人 全日本駐車協会「全国駐車場整備状況調査2020」に記載の駐車場総共用台数(2018)
※10   厚生労働省「令和元年医療施設(動態)調査・病院報告」に記載の医療施設数(2019)と、厚生労働省「令和元年社会福祉施設等調査」に記載の有料老人ホーム数(2019)の合計
※11   文部科学省「学校基本調査」に記載の学校数(2019)及び幼稚園数(2019)、厚生労働省公表の保育所(2019)及び他保育施設数(2019)の合計
※12   国土交通省「平成30年法人土地・建物基本調査」に記載の主な利用現況が事務所の建物件数(2018)
※13
※14
      一般社団法人マンション管理業協会「令和2年マンション管理受託動向調査結果概要」に記載のマンション棟数(2020)
      一般社団法人日本エレベーター協会「2019年度昇降機設置台数等調査結果報告」に記載のエレベーター保守台数(2020)                                          © Safie Inc.|   61
  人口あたりCCTVカメラ台数※1
 ✓ 東京における人口あたりのCCTVカメラ台数は、海外主要都市と比較しても数が少なく、将来的な成長の
   余地があると考えられます。

                                                           人口あたりCCTVカメラ台数
                                                (主要都市の人口1,000人あたりCCTVカメラ台数※2)

(台/1,000人)

      70                                                                                                                        67.47



      60
                                                                                                                   56.20



      50



      40



      30



      20
                                                                                                      14.18


      10
                                                                                          4.90
                                                                2.78         3.78
                                       1.92         2.44
             0.74         1.06
      0
           ブラジリア           東京         ローマ           パリ         トロント       ニューヨーク         ベルリン         デリー           北京         ロンドン

 ※1   CCTVは、”Closed-circuit television”の略で、CCTVカメラは一般的に映像監視カメラシステムの意
 ※2   Comparitech “Surveillance camera statistics: which cities have the most CCTV cameras?”(2020年7月22日) から、人口1,000人あたりCCTVカメラ台数の数値を参照
      主要都市は、GDP上位10ヵ国(世界銀行公表の2019年実績値を参照)の都市と定義し、上記記事の中で首都の数値が確認できたものは首都の数値を、
      そうでないものは該当国の中で数値が確認できた都市のうち、人口が最も多い都市の数値を使用                                                                               © Safie Inc.|   62
業種別テレワーク実施率
✓ コロナ禍によりテレワークが普及しましたが、未だ多くの「現場」ではテレワーク実施率が低位にとど
  まっており、DX・遠隔での業務を推進する余地が多く残されていると考えられます。

オフィスワーク主体                                                          「現場」を持つ業種
      65.6%


60%




40%                           35.2%
                                      32.5%
              29.0%                           28.9%
                                                      25.6%
                                                              21.8%
                      18.0%                                           17.6% 17.0%
20%
                                                                                    14.5% 13.9%
                                                                                                  11.1%
                                                                                                          9.4%
                                                                                                                 4.8%
                                                                                                                        1.4%
0%
       情       金       右       電      (        製       卸       教       建     農       公       そ     小      運      医       保
       報               記       気          そ    造       売               設     林       務   (   の     売      輸      療       育
               融                      対   の                    育
       通               業       ・               業       業       、       業     漁       員   対   他     業      業      、       関
               ・                      事   他                                              人
       信       保       種       ガ      業                        学             業               の                   福       係
       業               平       ス          の                                              サ                       祉
               険                      所   サ                    習                             サ
                       均       ・                               支                         ー   ー
               ・                      サ   ー                                              ビ
               不       値       水      ー                        援                             ビ
                                          ビ                                              ス
               動               道      ビ   ス                    行                             ス
               産               業      ス                                                  )   業
                                          業
               業                      )


※   調査期間:2020年12月11~17日。出所:内閣府「第2回新型コロナウイルス感染症影響下における生活意識行動の変化に関する調査」(2020年12月)                                   © Safie Inc.|   63
          序.
          1. 事業環境
          2. 当社事業の特徴
               2-1. サービス概要
               2-2. Safieクラウドを
                    活用した事例
               2-3. 当社の強み
d. 財務情報   3. 収益モデル・経営指標
          4. 成長イメージ
          Appendix.
               a.   当社カメラの特徴
               b.   事例紹介
               c.   事業環境
               d.   財務状況

                                 64
 貸借対照表(単体)
(単位:千円)             2019年12期     2020年12月期    (単位:千円)           2019年12期     2020年12月期
(資産の部)                                        (負債の部)
 流動資産                                          流動負債
  現金及び預金             2,090,332    1,540,096     買掛金               296,884        394,010
  売掛金                  328,322      813,786     1年内返済予定の長期借入金      64,408        130,700
  商品                   336,596      404,042     未払金                52,131        151,985
  貯蔵品                    5,008        5,130     未払費用               71,854         98,246
  前渡金                   59,200          222     未払法人税等              2,290          2,290
  前払費用                  64,367       84,687     前受金                34,828         42,024
  その他                   24,086       16,593     預り金                11,775         13,221
  貸倒引当金                   △49       △1,623      賞与引当金                   -         30,250
  流動資産合計             2,907,863    2,862,936     流動負債合計            534,172        862,727
 固定資産                                          固定負債
  有形固定資産                                        長期借入金             245,705        135,005
   建物                   3,742        3,742      固定負債合計            245,705        135,005
    減価償却累計額              △29        △1,304     負債合計               779,877        997,732
    建物(純額)              3,712        2,437    (純資産の部)
   工具、器具及び備品            7,132       11,769     株主資本
    減価償却累計額             △874        △4,558      資本金               100,000        100,000
    工具、器具及び備品(純額)       6,257        7,210      資本剰余金
   有形固定資産合計             9,969        9,648       資本準備金           1,658,250     1,658,250
  投資その他の資産                                       その他資本剰余金          927,132       927,132
   長期前払費用               24,364       10,100      資本剰余金合計         2,585,382     2,585,382
   その他                  32,802      210,675     利益剰余金
   投資その他の資産合計           57,166      220,775      その他利益剰余金
  固定資産合計                67,136      230,424       繰越利益剰余金        △495,587      △595,081
 資産合計                2,975,000    3,093,360      利益剰余金合計         △495,587      △595,081
                                                株主資本合計           2,189,795     2,090,300
                                               新株予約権                 5,328         5,328
                                               純資産合計             2,195,123     2,095,628
                                              負債純資産合計            2,975,000     3,093,360
                                                                         © Safie Inc.|   65
 損益計算書(単体)
(単位:千円)         2019年12期     2020年12月期
 売上高             1,957,541     5,047,642
 売上原価            1,347,295     3,270,012
 売上総利益             610,245     1,777,629
 販売費及び一般管理費      1,096,458     1,897,203
 営業損益            △486,213      △119,573
 営業外収益               1,761        25,567
 営業外費用              10,767         3,198
 経常損益            △495,219       △97,204
 特別利益                1,923             -
 税引前当期純損益        △493,296        △97,204
 法人税、住民税及び事業税        2,290         2,290
 当期純損益           △495,587       △99,494




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 尚、次回の更新は2022年2月の決算発表後を予定しております。




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