4369 トリケミカル 2019-03-15 15:00:00
中期経営計画策定に関するお知らせ [pdf]

                                                                  2019 年3月 15 日
各   位
                                  上 場 会 社 名 株式会社トリケミカル研究所
                                   (コード番号:4369 東証第一部)
                                  本 社 所 在 地 山梨県上野原市上野原 8154 番地 217
                                  代 表 者 代表取締役社長 太附 聖
                                  問 合 せ 先 専務取締役         菅原 久勝
                                  電 話 番 号 0554-63-6600(代表)
                                  U R L http://www.trichemical.com




                  中期経営計画策定に関するお知らせ

 当社は、この度、2020 年1月期を初年度とする中期経営計画(2019 年2月~2022 年1月)を策定い
たしましたので、その概要に関し、下記のとおりお知らせいたします。

                                 記

1   中期経営計画の基本方針
     当社は、毎年3カ年の中期経営計画を策定し、業績の拡大と企業価値の向上に努めております
    が、前期につきましては、主に当社グループの主要な販売先である半導体業界におきまして、最
    先端の半導体に向けた新規材料の需要が引き続き好調に推移したこと等に伴い、        売上高、   利益の
    両面において4期連続で過去最高を更新することができました。
     特に経常利益及び当期純利益につきましては、韓国関係会社 SK Tri Chem Co., Ltd.の業績が
    当初の想定以上に好調に推移したことによる持分法投資利益の計上もあり、      昨年策定した中期計
    画最終年度の計画数値を、前期をもちまして上回る結果となりました。
     このような状況下、今後の当社業績に想定される影響につき社内で検証を行うとともに、           外部
    環境の変化への対応や更なる成長路線を継続するための方策を検討し、下記のとおり 2020 年1
    月期を初年度とする中期経営計画を策定いたしました。

2   経営数値目標(連結)
                                                                  (単位:百万円)
                   (ご参考)
                 2019 年1月期      2020 年 1 月期      2021 年 1 月期        2022 年 1 月期
                   (実績)           (予想)             (計画)               (計画)
   売上高                  7,792            8,830            9,950             10,840
   営業利益                 2,153            2,290            2,550              2,880
   経常利益                 2,931            3,260            3,520              3,850
親会社株主に帰属する
                        2,267            2,470            2,580              2,840
  当期純利益
 年間配当金(円)                45.0             48.0       未定                 未定
<ご参考>過去 5 期の推移と中期経営計画グラフ(単位:百万円)
12,000                                                                        3,500
                                                                     10,840
                                                             9,950            3,000
10,000
                                                     8,830

                                             7,792                            2,500
    8,000
                                     6,445                                    2,000
                                                                     2,880
    6,000                    5,469                           2,550
                     4,956                           2,290
                                             2,153                            1,500
             4,103            976    1,598
    4,000             721
                                                                              1,000

    2,000     351
                                                                              500

       0                                                                      0
    売上高     15.1実績 16.1実績 17.1実績 18.1実績 19.1実績 20.1予想 21.1計画 22.1計画 営業利益

※19 年 1 月期より連結財務諸表を作成しており、それ以前との比較はあくまでご参考となります。



3    具体的な取組み
      本計画の実行に際しては、以下の方策をもってあたることとしております。

       ・社内連携の強化
        開発・製造部門は販売部門、品質管理部門との連携をより深め、業務改革を推進し、コスト
        パフォーマンスの改善を図るとともに、半導体の進化につれて化学材料に対しても厳しさを
        増し続ける顧客の要望に的確に応えてまいります。また、台湾子会社・韓国関連会社を中心
        とした、関係会社間の連携を強化し、一層のアジア市場での業績拡大を図ってまいります。

       ・財務体質の強靭化
        本計画におきましては売上高営業利益率で 25%程度の水準を維持しながら成長を持続する
        ことを主眼においてまいります。   その中で計画最終年度の目標売上高では 100 億円を突破し
        108.4 億円としながら、営業利益は 28.8 億円を目標といたします。

       ・生産・販売体制の強化
        台湾子会社における新工場建設と立ち上げをグループのグローバル戦略の中核と位置付け、
        早期の事業化を図ってまいります。積極的な投資を継続し、新製品の投入に向けた開発・
        生産体制の強化、既存製品の大量化と効率化によるスループット向上を図る一方で、安全、
        品質管理体制の更なる強化も継続して図ってまいります。

      なお、中期経営計画の詳細につきましては、当社ホームページ等において、3月下旬頃を目安
     に公表する 2019 年1月期決算説明資料に記載する予定であります。

                                                                              以     上



 本資料記載の将来の業績見通しに関する事項については、本資料発表日現在において入手可能な情
報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後様々な要因によって予想数値と異なる場合があり
ます。