4361 川口化 2021-12-01 13:00:00
新市場区分の上場維持基準の適合に向けた計画書 [pdf]

                                              2021 年 12 月1日
各 位
                                 会 社 名 川口化学工業株式会社
                              代表者名 代表取締役社長 山 田 秀 行
                                (コード番号 4361 東証第 2 部)
                                問合せ先 常務取締役 荻 野 幹 雄
                                          (TEL 048-222-5171)




          新市場区分の上場維持基準の適合に向けた計画書


 当社は、2022 年4月に予定される株式会社東京証券取引所の市場区分の見直しに関して、
スタンダード市場を選択する申請書を提出いたしました。当社は、移行基準日時点(2021
年6月 30 日)において、当該市場の上場維持基準を充たしていないことから、下記のとお
り、新市場区分の 上場維持基準の適合に向けた計画書を作成しましたので、お知らせいた
します。


                       記


1.当社の上場維持基準の適合状況及び計画期間
  当社の移行基準日時点におけるスタンダード市場の上場維持基準への適合状況は、以下
のとおりとなっており、流通株式時価総額については基準を充たしておりません。当社は、
流通株式時価総額に関して、2026 年 11 月までに上場維持基準を充たすために各種取組を
進めてまいります。


             株主数     流通株式数     流通株式時価総額          流通株式比率
             (人)     (単位)         (億円)              (%)
  当社の状況
             1,494    7,698        9.76             63.1
(移行基準日時点)

上場維持基準       400      2,000        10               25.0


計画書に記載の項目                          〇

※当社の適合状況は、東証が基準日時点で把握している当社の株券等の分布状況等をもと
に算出を行ったものです。
2.上場維持基準の適合に向けた取り組みの基本方針、課題及び取組内容
(1)基本方針
 当社は、『有益な化学品を製造・販売する事業を通じて、持続可能な社会の実現に貢献
 するとともに、自らの持続的な成⾧・発展を実現すること』を経営理念としています。
  将来にわたって持続的な成⾧を遂げ、スタンダード上場維持基準を充たしていくため、
  さらなる業績向上と株主還元の充実に努め、企業価値向上の実現を行うことが重要と
  考えております。こうした観点から、本日、2022 年 11 月期から今後5か年の経営の
  方向性や目標を示す『新中期経営計画 ACCEL2026』を策定・公表し、新たな成⾧戦略
  を実践していく所存であります。


 (2)課題及び取組内容
 当社は基準以上の株主数や流通株式数を確保しながらも「流通株式時価総額」が基準に
 達していない結果を踏まえ、企業価値向上に向けた施策を着実に進めていくことが肝
 要であると判断しております。
  上記『新中期経営計画 ACCEL2026』(https://www.kawachem.co.jp/ir/)の主要な
 取組については、①新製品開発の推進 ②市場拡大への挑戦 ③設備投資による環境
 負荷低減 ④経営資源活用の最大化 ⑤システムの効率利用の推進 となります。
  また、新市場区分における流通株式時価総額基準(株価×流通株式数)を満たすべ
  く、IR 強化による市場認知度を高めるとともに、流通株式数の増加のため、政策保
  有目的株式の流動化をはじめとした施策に取り組んでまいります。




  *本資料に記載されている業績の見通し等の将来に関する記述は、本資料の発表日現
  在において 入手可能な情報及び将来の業績に影響を与える不確実な要因に係る本資
  料発表日現在における仮定を前提としており、実際の業績は、今後様々な要因によっ
  て異なる可能性があります。


                                                         以上