4337 ぴあ 2021-11-11 13:00:00
2021年度 第2四半期決算 補足説明資料 [pdf]
2021年度(2022年3月期)
第2四半期決算 補足説明資料
2021年11月11日
東京証券取引所市場 第一部
証券コード:4337
2021年度第2四半期決算
補足説明資料
[1]2021年度第2四半期 決算について
1)ライブ・エンタテインメント市場の推移
2)決算のポイントと通期業績の想定
3)営業キャッシュフローの推移
4)営業利益の推移
[2]財務状況について
[3]主な取り組み
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[1]2021年度第2四半期 決算について
1)ライブ・エンタテインメント市場の推移
ぴあ総研の調査によれば、ライブ・エンタテインメント市場規模は、コロナ禍により壊滅的な影響を余儀な
くされました。個人事業主の多い業界でもあり、奪われた体力を回復するためには、引き続き政府による支
援の継続は必須ですが、2022年3月までにイベント開催制限が完全解除された場合は、抑制されていた市場
も再び活況に転じるものと思われます。翌2023年には「リアル」への渇望による“リベンジ消費”によって、
コロナ前を上回る水準にまで復活すると予測されます。加えて、全国的に新たなアリーナや劇場がオープン
しており、2023年以降も年平均成長率2.4%程度で伸長していくものと推計されます。
データ出典:ぴあ総研推計 *オンライン配信市場は推計に含まない。
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[1] 2021年度第2四半期 決算について
2)決算のポイントと通期業績の想定
◆当社が事業基盤とするレジャー・エンタテインメント市場においては、引き続き厳しい経営環境が続いて
います。徐々に持ち直しの動きはぴあアリーナMMでの稼働率の上昇等で見られたものの、緊急事態宣言
の延長に伴い、政府・自治体による集客イベントの開催制限(開催自体の自粛、収容人数の制限、開催時間
の短縮等)も継続され、回復基調も足踏みを余儀なくされました。
◆但し、この間のキャッシュフロー(現預金残高)は安定的に推移し、9月末の現預金は176億円、3月末比
で約25億円の増加となりました。上半期累計での営業キャッシュフローも+48億円の黒字に転じまし
た。旧基準での売上高も506億19百万円となり、対前年同四半期比で288億58百万円増加(対前年同期比
232.6%)しています。第2四半期単独では、すでに償却前営業利益も黒字化されています。
◆今後、集客イベントの開催制限が緩和・解除されるに従い、売上・利益も順調に増加していくものと思わ
れ、第3四半期には旧基準で400億円(コロナ禍前の2019年の第3四半期水準レベル)に迫る売上高へ
の回復も見込めると想定しています。
(単位:百万円)
◆一方、2022年3月期の業績予想につきましては、
・集客イベントの開催制限について、政府から未
だその全面解除の見通しが明確に示されていな
いこと
・コロナ感染症への不安による顧客心理や、エン
タメ行動の回復が不透明なこと
等により、現時点で合理的に算定することが困難
であると判断し、未定といたします。今後開示が
FY20 FY21
可能となった段階で速やかに公表いたします。
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[1] 2021年度第2四半期 決算について
3)営業キャッシュフローの推移
◆市場全体の回復傾向によるチケット売上の持ち直しに伴い、営業キャッシュフローは利益
に先行して大幅に改善しました。上半期累計での営業キャッシュフローは+48億円の黒字
化を実現、特に第2四半期単独では+54億円(対前年同期比+143億円)となりました。
(単位:百万円)
営業キャッシュフローの推移
FY21.2Qは対前年143億円改善
FY21.1Qは対前年152億円改善
FY20 FY21
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[1] 2021年度第2四半期 決算について
4)営業利益の推移
◆第2四半期単独での償却前営業利益は黒字化しました。これは、緊急事態宣言発出前の2020年度
以来、3四半期ぶりのことです。
◆営業利益についても、第3四半期には、現在の集客イベントへの開催制限が継続された場合でも、
2019年度第4四半期以来、1年半ぶりに相応の黒字を確保できる見通しです。全社的な改善施策
が奏功し、粗利率も第1四半期の6.4%から、第2四半期には7.3%と改善されました。
(単位:百万円)
※1
FY20 ※2 FY21
※1:償却前営業利益は、2Q時点で+13百万円と黒字化済み
※2:FY21の1Qより新会計基準によるが、FY20までの旧会計基準との差額は軽微 5
[2]財務状況について
◆チケット売上の回復傾向により、キャッシュ残高は引き続き問題ない水準にて推移中です。
◆有利子負債約25億円を返済したものの、現金及び預金は前期末より25億円増加しています。
当期
単位:百万円 前期末 備考
第2四半期末
現金及び預金
15,135 17,601 チケット売上の持ち直しにより、前期末より25億円の増加
有利子負債
28,105 25,447 キャッシュフローの良化により、短期借入金25億円を返済(7月末)
純資産
1,910 2,144 三菱地所への第三者割当増資約20億円を実施(6月)
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[3]主な取り組み
~「東京2020オリンピック・パラリンピック」が終了~
◆当社が、チケッティングシステム&サービスオペレーション業務を受託した、東京五輪が
閉幕。観戦チケットは、オリンピックで約450万枚、パラリンピックで約100万枚を販売
しました。無観客開催の決定後は、再抽選、払い戻し作業への対応も引き続き受託してい
ます。
◆長野五輪(1998年)、FIFAワールドカップ日韓大会(2002年)などの会場運営のノウハウ
を活かし、期間中の全会場におけるチケッティング、ゲーティング業務も一括して受託し
ました。ぴあ従業員を中心に約250人体制でスクランブル対応し、有観客、無観客会場で
の一連の業務を無事に終了しています。
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[3]主な取り組み
~当社主催イベントにも復調の兆し~
◆コロナ下でありながらも、開催制限に準拠し、万全の感染防止対策を講じた上で、主催イベントの
開催も徐々に再開しています。
◆特に「ぴあアリーナMM」では大規模な音楽フェスの開催を実現、多くのアーティスト、観客から
高い評価を得ました。その稼働率も約7割まで回復し、来年末まで予約もほぼ埋まっています。
◆当社ならではのバリューチェーンを活かし、今後も主催イベントを拡大していく予定です。
パンのフェス2021初夏 PIA MUSIC COMPLEX MTV LIVE MATCH
(@横浜赤レンガ倉庫イベント広場) -ぴあフェス- (@ぴあアリーナMM) (@ぴあアリーナMM)
6/18~20開催 10/2・3開催
©METROCK 2019 All Rights Reserved 10/5・6 開催
Photo by 上山陽介
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[3]主な取り組み
~業務・資本提携による連携の強化~
◆「ぴあアリーナMM」において連携をスタートし、2021年5月に業務・資本提携を行った
三菱地所とは、各種プロジェクトが進行中です。
・当社主催の「ぴあフェス」(@ぴあアリーナMM)にて、三菱地所保有施設(ランドマークタワー
他)との連携を図る“街×イベント”のトライアルを実施。フェスの来場者に商業施設利用のイン
センティヴを付与し、その回遊波及効果を促進。
・みなとみらい、大丸有(大手町・丸の内・有楽町)、日本橋周辺において、街の活性化、収益モデ
ルの確立に向けた各種企画、イベントをプランニング中(12月には、東京トーチパークにて、
金メダリスト・高橋尚子さんのランニングイベントも開催予定)。
・両社が保有する施設での稼働率のアップ、活用方法の多様化を目的に定例会議を継続中。これ
らの有機的な実現に向け、合弁会社の設立も準備中(2021年度中を予定)。
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