4326 インテージHD 2020-05-11 15:30:00
2020年6月期第4四半期決算の補足資料 [pdf]

2020年6月期
第4四半期決算の補足資料
2020年5月11日




               証券コード:4326
     今後の新型コロナウイルス感染症の影響について

次期以降もマーケティング支援(消費財・サービス)事業にとどまらず、すべてのセグメン
トにおいて新型コロナウイルス感染症の影響による厳しい状況が続くと見込まれ、先行きは
不透明な状況となっております。主な影響および対応策は以下の通りです。

・感染症の影響が継続することにより、オフライン調査が実施できないことや、外出自粛
    にともなう景気の冷え込み、お客様の業績悪化による予算の削減などによる業務の中止
    や縮小が当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性がある。海外事業についても
    同様に、各国の外出禁止令等が影響を及ぼす可能性がある。
・感染症の影響を最小限にとどめるべく、オンライン調査へ手法を変更するなど業務の
    見直しに加え、従業員のリモートワークの促進による業務の生産性を担保する取り組み
    など各種の対応策を講じ、あわせて感染症の影響によるお客様の事業状況の変化を踏ま
    えた各種の対応策を講じていく。

連結業績見通しは、新型コロナウイルス感染症の影響が懸念されますが、現時点において
影響額を算定することが困難であることから、通期の連結業績予想の変更はいたしません。
今後、公表すべき事実が生じた場合には、速やかにお知らせいたします。

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当連結会計年度は、3月末から6月末への決算期変更に伴い、
決算期変更の経過期間として2019年4月1日から2020年6月30日
までの15ヶ月決算となっております。
以下資料は参考として12か月分(2019年4月1日から2020年3月31日)
の前年比較数値を公表するものです。




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     連結損益計算書サマリー

増収増益を達成。売上はインテージならびにM&Aにより加入した協和企
画およびエヌ・エス・ケイ等の貢献により増収。営業利益はヘルスケア
およびインテージテクノスフィアの影響等により増益となった。
                                                                                   (百万円)

                                   19/3実績              20/3実績    対前年比     予想       対予想比

  売上高                                  53,986           56,204    +4.1%   59,000    △4.7%

  営業利益                                    4,268          4,554    +6.7%    4,550    +0.9%
  経常利益                                    4,215          4,600    +9.1%    4,500    +2.2%
  親会社株主
  利益
                                          2,859          3,130    +9.5%    3,000    +4.3%
  EPS(円)                                  69.47          78.00      -          -        -
  ROA(%)                                         6.6       6.8      -          -        -

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     セグメント別の状況 マーケティング支援(消費財・サービス)

                        主な業界                           増収減益
            消費財・耐久消費財・                                 パネル調査は堅調、カスタムリサーチもWEB調査を中心に前年を
               サービス・官公庁                                上回る好調な水準で推移した。その他、テレビ視聴計測データ
                                                       (Media Gauge Dynamic Panel)の販売が伸長した他、海外事業
                                                       も好調であった。
                  商品別売上                                利益はSRI+のリニューアルや新たなサービスの開発及び、海外
                                                       事業(タイ等)の利益率低下などの影響を受けた。
                                         3,543                                                        (百万円)
      3,581
                                         4,180                         19/3        20/3       前年同期比
      3,793
      2,696                              2,882
                                                         売上高           33,815       34,898       +3.2%
      4,348                              4,643
                                                        営業利益            2,211        2,086        △5.7%
      5,917                              6,152
                                                        その他:官公庁案件、コンサルティングなど
                                                        海外:海外子会社の売上(ヘルスケア除く)
                                                        Co:コミュニケーション分野(i-SSP、Media Gauge、di-PiNKなど)
     13,478                             13,496          CR-Web 以外:Web調査以外の手法によるカスタムリサーチ
                                                                 (定性調査、オフライン調査、アウトバウンドなど)
                                                        CR-Web:カスタムリサーチのWeb調査
        19/3                               20/3         パネル調査:SRI、SCIなど
(百万円)

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         セグメント別の状況 マーケティング支援(ヘルスケア)

                            主な業界                           増収増益
                         製薬企業・                             医療用医薬品・医療機器に係るカスタムリサーチや、一般用医薬品
                   医療機器メーカー                                に係るパネル調査は堅調に推移。プロジェクトの小型化などが影響
                                                           しCRO(医薬品開発業務受託機関)の製造販売後調査の売上は減少。株
                                                           式会社協和企画におけるプロモーション事業は、縮小する広告市況
                      商品別売上                                の影響をうけ厳しい結果に。
                                                           利益は、CRO事業およびプロモーション事業の影響は受けたもの
                                              312
           408                                             の、カスタムリサーチなどの売上増加により増益。
          1,851                             2,598                                                  (百万円)


                                                                        19/3        20/3         前年同期比

          3,985                             3,305
                                                            売上高          13,086      13,725       +4.9%
                                             860
            552
            930                             1,006          営業利益           1,604       1,710       +6.6%
リ
サ         2,145                             2,308           その他:海外子会社のヘルスケア売上など
ー
チ                                                           プロモーション:(株)協和企画におけるプロモーション関連事業の売上
                                                            CRO(医薬品開発業務受託機関):製造販売後調査など
          3,212                             3,333
                                                            CR-GR:国内会社でのグローバル関連売上(カスタムリサーチ)
                                                            CR-Web以外:Web調査以外の手法(定性調査など)によるカスタムリサーチ
            19/3                               20/3         CR-Web:カスタムリサーチのWeb調査
    (百万円)                                                   パネル調査:SDI、SRI、Impact Track、処方箋DBなど

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     セグメント別の状況 ビジネスインテリジェンス

                   主な業界・分野                             増収増益
                     旅行・製薬                             株式会社インテージテクノスフィアにおいて、既存業界向けソ
            健康情報サービスなど                                 リューションが堅調であったことや、昨年度に子会社化したエ
                                                       ヌ・エス・ケイ株式会社が貢献し売上が伸長した。利益面も、
                                                       これら2社の売上増加に伴い増益。
                  分野別売上                                                                                (百万円)


                                                                     19/3           20/3         前年同期比


                                        2,158           売上高             7,084          7,581         +7.0%
        2,116
                                                        営業利益                452            758     +67.6%
                                                        ヘルスケア:医薬、健康情報サービス、データセンターなど
                                                        国内CG&S:旅行、教育、流通、生保など


        4,967                           5,422
                                                       株式会社インテージテクノスフィアの事業内容
                                                       インテージグループのシステムソリューションを担う。システム 構築および運用、
                                                       データセンター運用に加え、ビッグデータ高速処理基盤の構築にも取組む。
                                                       ソリューション例:旅行代理店向け精算システム、 健康管理支援サービス、
                                                       製薬企業の 営業情報システム、出版POSシステム、商圏分析、AIソリューションなど
        19/3                               20/3
(百万円)                                                          ※CG&S…Consumer goods and serviceの略で、消費財&サービスのこと

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