4326 インテージHD 2019-11-14 15:30:00
2020年6月期第2四半期決算説明資料 [pdf]

機関投資家・アナリスト様向け決算説明会


2020年6月期
第2四半期決算説明資料
2019年11月14日




                      証券コード:4326
     資料構成


■           2020年6月期                                   第2四半期決算の状況

■           第12次中期経営計画【2019年度】経営計数目標

            および戦略ポイント

■           各セグメントにおけるトピックス

■           グループ全体トピックス




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                                                       2020年6月期
                                            第2四半期決算の状況




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     連結損益計算書サマリー

売上高はM&A効果もあり全セグメントでも増収となり、前年比プラスで
着地。営業利益は前年比では若干のマイナス。マーケティング支援(消
費財&サービスおよびヘルスケア)の減益の影響を受けた。
                                                                                      (百万円)

                                   18/9実績              19/9実績    対前年比        予想       対予想比

  売上高                                  23,082           25,148       +9.0%   27,000    △  6.9%

  営業利益                                    1,211          1,190    △   1.8%    1,350   △11.9%
  経常利益                                    1,216          1,101    △   9.5%    1,300   △15.3%
  親会社株主
  利益
                                               809        713    △11.8%        850    △16.1%
  EPS(円)                                  19.66          17.68         -          -        -
  ROA(%)                                         2.0       1.6         -          -        -

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     連結貸借対照表およびキャッシュ・フロー計算書サマリー
                                                                                                          (百万円)

            連結貸借対照表要旨                                  19/3      19/9      増減                      摘要

     流動資産                                              27,822     23,788   △4,034    主に現金及び預金、受取手形および売掛金の減少

     固定資産                                              17,701     18,042      341    主に投資有価証券の増加

  資産合計                                                 45,524     41,831   △3,693

     流動負債                                              13,962     12,094   △,1,867   主に買掛金、未払法人税等の減少

     固定負債                                               2,574      2,198     △375    主に退職給付に係る負債が減少

  負債合計                                                 16,536     14,293   △2,243

  株主資本合計                                               28,067     26,766   △1,301    配当及び自己株式の消却

  純資産合計                                                28,987     27,538   △1,449



  連結キャッシュ・フロー計算書要旨                                     18/9      19/9      増減                      摘要

  営業キャッシュ・フロー                                            2,462    1,293    △1,169    新規連結会社の影響や法人税等の支払額の増加など

  投資キャッシュ・フロー                                          △3,610     △987       2,622   子会社株式の取得による支出の減少

  財務キャッシュ・フロー                                          △1,285    △2,294    △1,008    自己株式の取得による支出など

  現金及び現金同等物に係る換算差額                                        △19      △32        △12

  現金及び現金同等物の増減額                                        △2,452    △2,020       431
  現金及び現金同等物の期首残高                                        11,622   11,720         98
  現金及び現金同等物の期末残高                                         9,169    9,699       530


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     セグメント別の状況 マーケティング支援(消費財・サービス)

                        主な業界                           増収減益
            消費財・耐久消費財・                                 パネル調査は堅調に推移。カスタムリサーチは、ビジネスのデジタ
               サービス・官公庁                                ル化などにより顧客のマーケティング課題が変化しており業界や顧
                                                       客 に よ っ て 濃 淡 あ り 。 新 た な テ レ ビ 視 聴 計 測 デ ー タ ( Media
                                                       Gauge Dynamic Panel)の販売が伸長。利益はSRI+のリニュー
                                                       アルや新たなサービスの開発及び、海外事業(タイ・香港等)の利
                  商品別売上
                                                       益率低下などの影響を受けた。
                                                                                                       (百万円)
                                        1,008
          1,093                                                         18/9         19/9       前年同期比
          1,628                         1,888
          1,226                         1,345             売上高           14,918        15,432       +3.4%
          1,917                         1,916
                                                         営業利益               505          369      △26.9%
          2,436                         2,589
                                                         その他:官公庁案件、コンサルティングなど
                                                         海外:海外子会社の売上(ヘルスケア除く)
                                                         Co:コミュニケーション分野(i-SSP、Media Gauge、di-PiNKなど)
          6,615                         6,683           CR-Web 以外:Web調査以外の手法によるカスタムリサーチ
                                                                 (定性調査、オフライン調査、アウトバウンドなど)
                                                        CR-Web:カスタムリサーチのWeb調査

           18/9                            19/9          パネル調査:SRI、SCIなど
(百万円)

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     セグメント別の状況 マーケティング支援(ヘルスケア)

                        主な業界                           増収減益
                     製薬企業・                             医療用医薬品・医療機器に係るカスタムリサーチおよび一般用医薬
               医療機器メーカー                                品に係るパネル調査は堅調に推移する一方で、CROの製造販売後調
                                                       査は売上が減少傾向。株式会社協和企画におけるプロモーション事
                                                       業も厳しい状況が続いた。
                  商品別売上                                CRO(医薬品開発業務受託機関)について
                                                       CRO事業の製造販売後調査は想定以上にプロジェクト当たりの単価が下落。
                                           111         下期も厳しい見通しが続く。収益改善に関しては継続的に実施する。
         0
                                                                                                 (百万円)
                                         1,209
             203                                                    18/9         19/9         前年同期比


             1,974                       1,642          売上高           5,157        6,272       +21.6%

                                                       営業利益                554          451    △18.6%
                                           409
             220                           319
             343
リ
サ                                        1,029          その他:海外子会社のヘルスケア売上など
             952
ー                                                       プロモーション:(株)協和企画におけるプロモーション関連事業の売上
チ
                                                        CRO(医薬品開発業務受託機関):製造販売後調査など
             1,461                       1,551          CR-GR:国内会社でのグローバル関連売上(カスタムリサーチ)
                                                        CR-Web以外:Web調査以外の手法(定性調査など)によるカスタムリサーチ

             18/9                         19/9          CR-Web:カスタムリサーチのWeb調査
    (百万円)                                               パネル調査:SDI、SRI、Impact Track、処方箋DBなど

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     セグメント別の状況 ビジネスインテリジェンス

                   主な業界・分野                             増収増益
                     旅行・製薬                             株式会社インテージテクノスフィアにおいて、既存業界向けソ
            健康情報サービスなど                                 リューションが堅調なことや、昨年10月に子会社化したエ
                                                       ヌ・エス・ケイ株式会社が貢献し、売上および利益が伸長。

                                                                                                       (百万円)

                  分野別売上                                              18/9           19/9         前年同期比


                                                        売上高             3,006          3,443       +14.5%
                                          957

           1,050                                        営業利益                151            369    +144.0%
                                                        ヘルスケア:医薬、健康情報サービス、データセンターなど
                                                        国内CG&S:旅行、教育、流通、生保など

                                        2,485          株式会社インテージテクノスフィアの事業内容
           1,956                                       インテージグループのシステムソリューションを担う。システム 構築および運用、
                                                       データセンター運用に加え、ビッグデータ高速処理基盤の構築にも取組む。
                                                       ソリューション例:旅行代理店向け精算システム、 健康管理支援サービス、
                                                       製薬企業の 営業情報システム、出版POSシステム、商圏分析、AIソリューションなど
            18/9                         19/9
(百万円)                                                          ※CG&S…Consumer goods and serviceの略で、消費財&サービスのこと

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                  第12次中期経営計画【2019年度】

                      経営計数目標および戦略ポイント

                                                       *5月15日の公表から変更なし




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     第12次中期経営計画【2019年度】経営計数目標および戦略ポイント



2019年度も、2017年度策定の第12次中期経営計画をベースとした
各種施策を確実に実施・展開していくステージ

【経営計数目標(2019年度)】
   連結営業利益率8%水準および売上高R&D経費比率2%水準の継続(※)
   ※投資は引き続きR&DおよびSRIリニューアル関連を中心に実施予定


【戦略ポイント(2019年度)】
     1.成長ドライバー創出に向けた研究開発の多産継続と事業への展開
     2.データ価値向上を果たすビジネスアクションの確実な遂行と見極め
     3.真の働き方改革へ向けた意識改革




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                                             各セグメントにおける
                                                       トピックス




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【2019年度】
   マーケティング支援(消費財・サービス)の成長戦略



                  カスタムリサーチの成長と収益力の強化
         国        広告主のためのコミュニケーション支援事業の育成
         内
                  SRI+の確実なローンチ、Phase2(※)の事例創出と
                  流通領域事業の展望

             海    旧来型カスタムリサーチに依拠しない事業領域の開拓
             外    国境を越えたリージョナル営業体制の稼働
                  各現地法人開拓の営業強化


  ※Phase2:まずPhase1で、SRIの市場反映性およびデータ精度の向上による価値向上を目指し、その先の Phase2では、様々な
  ビッグデータとの統合による新サービスの開発等を予定。




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     SRI+の確実なローンチ、Phase2の事例創出と 流通領域事業の展望

     SRI+について
       SRI+の可能性
  ・市場反映性、データ精度の向上により、既存顧客の市場監査領域を盤石にする
  ・SRI+のPhase2※においてデータ統合活用に貢献、課題解決型のソリューションを展開
  ・小売業への貢献及び、メーカーと小売・流通をつなぐ共通言語としての役割を担う

       SRI+の特徴
  ・サンプリングだけでなく一部チェーンの全店データを含むビッグデータであり量が膨大
  ・複数の手法を組み合わせたユニークな推計ロジックを、最先端の技術を用いて実現
  ・現行SRIは月次、週次、日次別のデータベースだが、SRI+では日次のデータベースに
      一本化し、データの整合性と速報性を実現

       スケジュールについて
  ・メーカーのデファクトスタンダートである現行SRIのクオリティをSRI+でも維持する
      ことを最優先し、本リリースを2021年1月に決定
  ・ECデータは、従前からの品目を拡大し、2020年1月に本リリース
       ヘアケア(シャンプー、ヘアートリートメントなど)、ランドリー(洗濯用洗剤、柔軟剤など)、
       紙製品(ぬれティッシュ、紙おむつなど)、ペットフード(ドッグフード、キャットフード)、OTC医薬品

 ※Phase2:まずPhase1で、SRIの市場反映性およびデータ精度の向上による価値向上を目指し、その先の Phase2では、様々な
 ビッグデータとの統合による新サービスの開発等を予定。

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       SRI+およびECサービスのスケジュール決定
                                20年                                                     21年
                                1~3月                     4~6月       7~9月    10~12月      1~3月       4~6月
現行SRI

                                                                                      SRI+へ       6月度データで
                                                            6月                        順次切り替え      更新終了
                                                            現行SRIとSRI+の
                                                            並行提供
                               19年1月~                                                   1月
                               テストデータ(Excel)                    ・本リリースと同一システムでの提供
                               提供・開発など                          ・お客様の要望対応など             本リリース


                                1月                                                     1月
 ECデータ                          本リリース                                                  SRI+と統合
                                                                                       ※2
                                5カテゴリ※1


                                    2020年6月期(15か月)                               2021年6月期(12か月)
   売上貢献
                                                                     8月 13次中計発表 ※3          SRI+ 1月~
                                                                         ECデータ


  ※1 ペットフード・医薬品・紙製品・ヘアケア・ランドリー      ※2 システム上でSRI+リアル店データとの合算集計が可能に
  ※3 13次中計においては、SRI+およびECサービスに係る2021年6月期以降の売上寄与および費用などを考慮する予定

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     広告主のためのコミュニケーション支援事業の育成

    Media Gauge Dynamic Panel(メディアゲージダイナミックパネル)
  機器ログデータを人ベースに推計分解する技術“ダイナミックパネル技術”を開発
  第一弾としてスマートテレビ視聴ログに適用

                                                                            許諾を得た各種情報
                                                  TV                         を活用したDMP
     スマートテレビ機器ログ
    *マーケティング利用許諾済
                                                                  DMP情報
                                                                               詳細な属性情報

               機器ログ                                    Dynamic                 ・属性情報
                                                                               ・趣味・嗜好
                                                       Panel 技術                ・推定在宅情報 など

                                                        特許出願中


             詳細な属性別の視聴分析


                                                           統計処理   人単位に推計       行動履歴
                                                                  された視聴統計      ・サイト閲覧
                                                                   データベース      ・Web広告接触など




  *Media Gauge Dynamic Panelの提供物は、匿名化・統計化されたレポートとなります。
   この提供物によって、個人の特定につながることはありません。

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    Media Gauge Dynamic Panel
    (メディアゲージダイナミックパネル)

 Media Gauge Dynamic Panel が出来ること
  ・機器ベースの視聴ログを人ベースの視聴ログに分解できる
  ・サンプルサイズは約50万人と実数分析に使えるレベル


                                                       ターゲット×エリア

          でテレビデータをモニタリングし、広告主が施策をコントロールできる
                                   広告主におけるブランド・事業目標達成に向け、
                                    各部門が連動してPDCAをまわすことが可能に
  活用シーン
 視聴と行動変容
 テレビCMを見た人の行動(サイトへの流入・コンバージョン※・態度変容など)
 がわかり、広告主ごとのKPIに使用できる
 テレビCMの効果を図る
 出稿枠の高度化、CMや動画などクリエイティブの差し替え判断に利用できる

 ※コンバージョン:Webサイトに来訪したユーザーが資料請求、会員登録、購入など利益につながるアクションをすること

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     旧来型カスタムリサーチに依拠しない事業領域の開拓

    アジアにおけるモバイル関連ビジネスの拡大
                 アジアのリサーチ環境                                            ビジネス機会
              ・オンライン調査ニーズが増加                                          ・データを早く大量に集める
                                                                   ・モバイルをベースとした柔軟に運用で
                  ・パネル不足                                               きるパネルの必要性が増加
                                                       10/21リリース
                アジアモバイルパネル構想の推進に向け、M&Aを実施
                インテージグループは2016年頃よりアジアモバイルパネル構想を進めており、
                パネル数の増加やアプリ開発を進めてきた


     パートナーとして事業を進めてきた株式会社マーケティングアプリケーションズに
     おける国際事業“dataSpring事業を切り出し新会社を設立し子会社化※


インテージグループのグローバルビジネスを                                                                    パネル数

 プラットフォーム、新規開発の両面から
        ドライブ
                                                                                   約   170万人
                                                                                    PCを含めると
                                                                                    約490万人規模
     アジアのビジネス拡大を目指す


※子会社化は2020年2月を予定。

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【2019年度】
              マーケティング支援(ヘルスケア)の成長戦略


   ヘルスケア業界の4つの環境変化に対応したアセット・サービスの統合

                                      変わる薬の価値
     生活者に関するアセットおよび医療経済分析融合によるインサイト

                   製薬企業のプロモーション規制
     市場調査、臨床開発、エデュケーション事業のシナジー発揮

             製造販売後調査のビッグデータ活用
     リアルワールドデータの活用や解析による生産性の向上

                   セルフメディケーションの流れ
     医療用・OTC医薬品、処方箋データや調査によるインサイト




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     株式会社協和企画の事業環境と打つべき手について

       プロモーション関連の売上は
       ここ数年ダウントレンド基調
                                                                     ①市場シェアを上げる
          が続いている                                                        競合から扱いを奪取する


                                                                        ②市場を創造する
                                                                       エデュケーション事業への
                       広告予算の減少                                            シフトを加速
                  マスコミ四媒体別広告費※
               29,393                                  単位:億円            ③市場を再生する
                          28,699 28,596
                                               27,938                   メディア市場DTC市場※の
                                                         27,026          役割と価値を見える化

                                                                       ④市場を開拓する
              2014年 2015年 2016年 2017年 2018年
                                                                         非製薬企業を開拓する
    出典:株式会社電通 2019年2月28日リリース
    「2018年 日本の広告費」媒体別広告費から当社が数字を抜粋。
    四媒体は新聞・雑誌・ラジオ・テレビメディア                                         ※ DTC(Direct to Consumer)市場:消費者向け市場

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                                                                                                        18
     ヘルスケア業界の4つの環境変化に対応したアセット・サービスの統合

   市場シェアを上げる=競合から扱いを奪取する~REEモデルの実現~

  協和企画が提供する全てのサービスプロセスとリサーチ(データ)を連動
  させ、協和企画は基幹事業のビジネスチャンス拡大を目指し、
  インテージヘルスケアはより提案型のリサーチビジネスを拡大
             協和企画+インテージヘルスケアの包括的サポート



1                                              2               3           4
                                                       アクション        最適化
           リサーチ                                         プラン                    検証
                                                                   アクション
                                                       策定・実施


◆インテージヘル
 スケアのリサーチ                                      ◆施策を実施し、        ◆収集したログから   ◆仮説の検証実施
 結果を共有                                          ログなどの定量         次へのアクション   ◆次サイクルへの
◆リサーチ結果を                                        数値を収集・解析        など、次ステップ    活用
 もとに仮説・施策立案                                                     の最適化


       REE(Research×Execution×Effectiveness)モデルの実現
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                                                                                      19
【2019年度】
                               ビジネスインテリジェンスの成長戦略




    AIワンストップソリューションをコアにした新規領域の拡張

    トータル対応力(AI/SI/BPO/データハンドリング)を強みとした
    既存事業ビジネスの拡張

    アセット強化に向けたM&A継続




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                                                       20
     AIワンストップソリューションをコアにした新規領域の拡張

    データ活用を切り口に新たなニーズへ対応

  インテージテクノスフィアにおける
  AI・データビジネスの上期売上は前年比1.7倍
     環境
     変化             お客様のニーズが変化

  ・自社でもつ多種多様なデータの統合基盤化
  ・当該データの可視化=ダッシュボード化
  ・AIを組み込んだデータ活用支援システム化


 選ばれる
  理由                インテージテクノスフィアの強みが評価

 ・データの統合やハンドリング、システム構築などを
  お客様と一緒に考えて提案ができる
 ・コンサルだけでなくシステム実装もできる総合力
 ・SI※だけでなくAIもできる(通常の会社はどちらかに特化)

※SI(System Integrator):システムインテグレータとは、企業や行政の情報システムの構築、運用などの業務を一括して請け負う事業者のこと
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     AI・データビジネスにおける今後の戦略
    SI×AIの拡大、更にインテージグループアセットの組合せ
             により、領域拡大を図る

     ターゲット
                                      グループ顧客
                                                              自動車系        公共インフラ系
                                    (消費財&サービス)


        主力                       ・アノテーション※(画像・動画)                ・外観検査・異常検知
       サービス
                                 ・AI-OCR×RPA推進                ・インテージグループのアセット融合


                                   AIワンストップソリューション
           基盤
 ソリューション                           AIコンサルティング〔課題整理・難易度判断・方針検討・設計〕
                                    学習用データ作成           統計解析    アルゴリズム開発    システム実装



                                 ・データハンドリング               データサイエンティスト・AI&ITエンジニア集団
      製造基盤
                                 ・モデリング                   外部パートナーとのアライアンス・業務提携

                                                                                    次頁
※アノテーション:データに正しくタグ付けをすること、そのプロセスのこと。ビッグデータ関連のサービスやAI関連業務で
使用される用語。                                                                            参照
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     AI活用について
  10/31 リリース
  インテージテクノスフィアとシーシーエスが業務提携
  ~製造業向け外観検査へのAIの活用を、より容易に~



    シーシーエス株式会社
    画像処理検査用LED照明のリーディングカンパニー
    で、照明・カメラ・レンズなどを豊富に取り揃えた設
    備の「AIラボ」を保有し、顧客の検査対象物や検査
    環境に最適化した画像検査ソリューションを提供

                                                       業務提携


    株式会社インテージテクノスフィア
    インテージグループのBI事業の中核を担い、マーケティングリサーチを支えるデータハンドリング技術に加え、
    ディープラーニング(深層学習)などのAI情報処理技術を保有



 「AIラボ」を活用し高品質な画像データを収集できるようになり、コンサルティングから
 アルゴリズム開発・実装まで、ワンストップで顧客のAI活用を全面的にサポート

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                            グループ全体トピックス
                ・INTAGE Open Innovation Fund




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                                                       32
     INTAGE Open Innovation Fundの投資状況                                       グループ全体


              2019年10月時点で21社の企業に対し約23.6億円を投資
                                                            投資先
     マーケティング                                           AI           ヘルスケア




                                                              画像
                                                       生活    映像技術    ビッグデータ




  CVCファンド概要:2016年10月14日にSBIインベストメント株式会社と共同設立。運用期間5年、ファンド規模は50億円。
  インテージグループの既存及び新規事業領域におけるアライアンス、先端技術分野における共同R&Dを目的に、国内外の有望な
  ベンチャー企業を対象としている。投資先のうち、AI CROSS株式会社は2019年10月8日東京証券取引所マザーズ市場に新規上
  場しました。

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appendix
     2020年6月期見通し(連結/セグメント別)

※決算期変更に伴い今期は15か月決算(2019年4月1日~2020年6月30日)                                                  (百万円)

                                                                 20/3(12か月分)     20/6(15か月分)
                                                                 2019年5月10日公表分   2019年8月9日公表分

                                                        売上高            59,000           71,000
                                                        営業利益             4,550           4,840
                           連結
                                                        経常利益             4,500           4,750
                                                       親会社株主利益           3,000           3,150

                 マーケティング支援
                                                        売上高            35,800           43,100
                  (消費財・サービス)
                                                        営業利益             2,250           2,260

                 マーケティング支援
                                                        売上高            15,500           18,600
                       (ヘルスケア)
                                                        営業利益             1,750           1,900

                     ビジネス
                                                        売上高              7,700           9,300
                   インテリジェンス
                                                        営業利益              550              680
業績予想につきましては、現時点で入手可能な情報に基づき作成したものであり、予想につきましては様々な不確定要素が内在しておりますので、実際の業績は
これらの予想数値と異なる場合があります。


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     利益配分について

当社は、株主の皆様に対する利益還元を経営上の最重要課題のひとつと
して位置づけており、連結業績をベースに、配当と内部留保のバランス
を考慮した利益配分を行うことを基本的な考え方としております。
また、連結の配当性向は35%を目標にしております。
                                                       1株当たり    配当性向   純資産配当率
                                                       期末配当金    (連結)    (連結)
                                                        (円)     (%)     (%)

       2019年3月期                                        22.00    31.7    3.1
       2020年6月期
          予想                                           30.00※    ―       ―
      (ご参考)
    年間(12か月分)配当                                        24.00
※決算期変更に伴い、当期は2019年4月1日~2020年6月30日の15か月決算となります。
 当該配当金は、15か月分の金額となります。

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     各セグメントのグループ会社構成
                                                                                               2019年4月1日現在
マーケティング支援(消費財・サービス)
                    ㈱インテージ
             ㈱インテージリサーチ                                   ㈱アクセス・ジェーピー                          ㈱IXT
          INTAGE USA Inc.                              英徳知市場諮詢(上海)有限公司                INTAGE(Thailand)Co., Ltd.

          INTAGE VIETNAM LIMITED
             LIABILITY COMPANY
                                                       INTAGE INDIA Private Limited   INTAGE SINGAPORE PTE. LTD.

              CONSUMER SEARCH
              HONG KONG LIMITED
                                                          PT. INTAGE INDONESIA


マーケティング支援(ヘルスケア)
           ㈱インテージヘルスケア

                    ㈱協和企画                                ㈱医療情報総合研究所                          ㈱プラメド

      Plamed Korea Co,.Ltd.

ビジネスインテリジェンス

        ㈱インテージテクノスフィア

                  ㈱データエイジ                                    ㈱ビルドシステム                     エヌ・エス・ケイ㈱

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     各セグメントの主な事業内容

                                                          マーケティング支援             338億
                                                          (消費財・サービス)     63%   15百万円

                                                       パネル調査(SRI、SCIなど)/
                                                       カスタムリサーチ(オンライン、オフラインなど)/
                                                       コミュニケーション領域/海外子会社(アジアおよび米国)/
                                                       官公庁案件/コンサルティング




                                                          マーケティング支援             130億
                                                          (ヘルスケア)        24%   86百万円

                                                       一般用医薬品調査・医療用医薬品・医療機器調査/
                                                       CRO(医薬品開発業務受託機関)/パネル調査(SDI)/
                                                       処方情報分析/医療経済/広告代理店(医療分野)




                                                          ビジネス                  70億
            2019年3月 連結売上高                                 インテリジェンス       13%   84百万円

                                                       ITソリューション/システム開発/IT基盤構築/研究開発
  539億86百万円                                            (特に旅行、医薬、健康情報、AI分野)



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     2018年9月にグループ入りした                                  マーケティング支援(ヘルスケア)
     株式会社協和企画について
会社概要
  会社名                         株式会社協和企画
  設立                          1959年3月1日
  グループ入り                      2018年9月28日
  株主                          株式会社インテージヘルスケア 100%
                              医薬品・医療機器メーカーおよび関係団
  主要取引先                       体、日本医師会などの医療関係者、官公
                              庁など

                              プロモーション事業
                              医薬品販促関連コンテンツ制作、コンベ
                              ンション、広告・メディア(医師会・学
                              会・研究会等の企画運営など)
                              エデュケーション事業
  主な事業内容                      製薬企業および医療関係者への教育コン
                              テンツの制作、サービス提供、企業向け
                              教育コンテンツの制作
                              データソリューション事業
                              院外処方箋データベース、保険者レセプ
                              トデータベースなど


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Memo
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