4326 インテージHD 2021-08-06 16:00:00
2021年6月期決算説明資料 [pdf]

  機関投資家・アナリスト様向け決算説明会



2021年6月期       決算説明資料
  株式会社インテージホールディングス
       証券コード:4326

        2021年8月6日
 連結損益計算書サマリー                                                                                   2




コロナ禍においても増収増益、2回実施の上方修正後の予想にはわずかに届かず
連結損益計算書                                                                               (百万円)


               20/6期実績※      21/6期実績        前年比(%)      21/5時点予想      21/2時点予想     当初予想


売上高               55,551        57,558          +3.6        58,000        57,500    56,000

営業利益                3,658         4,421        +20.8         4,550         3,660     2,600

経常利益                3,670         5,081        +38.4         5,250         4,100     2,900

親会社
株主利益
                    1,645         3,372      +104.9          3,800         2,800     2,200

EPS(円)              41.16         84.40            -         95.08         70.08     55.09

ROE(%)                6.0          11.6         +5.6             -                        -
※2020年6月期は決算期変更に伴う15か月の変則決算のため、2019年7月1日から2020年6月30日までの12か月間を「前年同一期間」として算出した参考数値
                                                                                          ©INTAGE GROUP
営業利益変動要因                                                          3




コロナによる生活者・市場構造の変化を捉えるための、パネル調査・CR-Web等
の活性化による収益構造の強化




               収益構造の変化要因
               ・変動費の低いパネル調査の増販効果
               ・CR-webの増販効果
               ・定性系リサーチのオンライン化効果
               ・アウトバウンドリサーチのオンライン化効果
               ・ヘルスケアのプロモーション・教育事業のオンライン転換効果
               ・行動抑制に伴う旅費交通費の大幅減




  20/6期 営業利益                                   21/6期 営業利益   (百万円)

                                                             ©INTAGE GROUP
         業績比較                                                                                                                4




     1Qはコロナ禍の影響が大きかったが、コロナ禍発生前以上の水準まで業績回復
                                                                                                                    (百万円)


                                                                                             19/3期      21/6期      差異
70,000
                  コロナ禍前                      現在             9,000
                                                                           連結                  53,986     57,558   +3,572
                                                                           マーケティング支援
                                                            8,000
                                                                           (消費財・サービス)
                                                                                               33,815     34,519    +704
                                          57,558
60,000
                                                                     売上
                                                                           マーケティング支援
                 53,986                                     7,000          (ヘルスケア)
                                                                                               13,086     13,506    +420
                                                                           ビジネス
50,000
                                                                           インテリジェンス
                                                                                                7,084      7,524    +440
                                                            6,000
         売上高                                                        営業利益   連結                   4,268      4,421    +153
40,000
                                                            5,000

                          4,268                    4,421

30,000
                                                            4,000                                        21/6期
                                                                                                        1Q前年差
                                                            3,000                       連結                △1,105
20,000
                                  営業利益                                                  マーケティング支援
                                                            2,000                       (消費財・サービス)
                                                                                                           △825
                                                                                 売上
                                                                                        マーケティング支援
10,000
                                                                                        (ヘルスケア)
                                                                                                           △101
                                                            1,000
                                                                                        ビジネス
                                                                                        インテリジェンス
                                                                                                           △179
    0                                                       0

                                          21/6                                  営業利益    連結                 △803
(百万円)           19/6期 ※
                  19/3期                    21/6期           (百万円)
                                                                                                           (百万円)
         ※ 決算期変更前につき2018/4~2019/3の数字を記載                                                                                 ©INTAGE GROUP
     コア事業の展望                                                                   5




    マーケティング支援系のコア事業は、2~3年は大きなネガ要因なし
    ビジネス機会:After CoronaからNew Normalに向けて非連続で発生する
           生活者・市場構造変化
           強み           :お客様に寄り添う力
                        :多様なパネル調査とCR-Webによる生活者理解力
                        :各種オフライン系業務のオンラインシフトによる速報性


                                         10,210
               8,676     +18%


               16,557     +5%            17,401



                                                                               (百万円)
               20/6期                     21/6期
                                                               20/6期   21/6期
                        パネル調査   CR-Web                         営業利益    営業利益

                                                                         ©INTAGE GROUP
*パネル調査およびCR-Webの数値は、マーケティング支援(消費財・サービス)とマーケティング支援(ヘルスケア)の合算値
連結貸借対照表およびキャッシュ・フロー計算書サマリー                                                                6



  連結貸借対照表要旨         20/6期         21/6期         増減                    摘要
 流動資産                  24,315       27,195      +2,879   主に現金及び預金、売掛金の増加による増加

 固定資産                  17,173       18,247      +1,073   投資有価証券の売却による減少、のれん発生による増加

資産合計                   41,489       45,443      +3,953
 流動負債                  10,785       12,696      +1,910   主に未払法人税等、未払消費税等の増加による増加

 固定負債                     2,367      2,528       +160    主に長期借入金の増加による増加

負債合計                   13,153       15,224      +2,071
株主資本合計                 28,335       30,218      +1,882
純資産合計                  41,489       45,443      +3,953

       連結キャッシュ・フロー計算書要旨           21/6期         営業活動によるキャッシュ・フロー
                                                当期の税金の中間納付が少なかったこと等により、税金等調整前当期純利益
営業キャッシュ・フロー                          4,845      並みの4,845百万円の純収入
投資キャッシュ・フロー                         △1,241      投資活動によるキャッシュ・フロー
財務キャッシュ・フロー                         △1,354      投資有価証券の売却による収入を、投資有価証券の取得による支出・無形固定
                                                資産の取得による支出・連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による
現金及び現金同等物に係る換算差額                          103   支出・有形固定資産の取得による支出が上回り1,241百万円の純支出
現金及び現金同等物の増減額                        2,352      財務活動によるキャッシュ・フロー
                                                主に配当金の支払いにより1,354百万円の純支出
現金及び現金同等物の期首残高                      11,779
現金及び現金同等物の期末残高                      14,132
                                                                                     ©INTAGE GROUP
セグメント別業績                                 マーケティング支援(消費財・サービス)                                          7



                        商品別売上                       増収増益                                        (百万円)


その他            3,273     +18%         3,865                     20/6期     21/6期     前年同期比    営業利益率
               3,766                  3,991
海外
                                      2,671
                                                        売上高      34,519   35,572    +3.0%
Co             3,213      ▲17%
                                      3,730
CR-Web以外       4,439      ▲16%
                                                        営業利益      1,496     1,910   +27.7%     5.4%
                         +18%         7,571
CR-Web         6,372
                                                    <決算のポイント>
                                                    •   パネル調査は好調に推移
                                                    •   CRはWEB調査などが好調に推移し前年を上回る水準に回復
パネル調査          13,454                 13,741        •   Co分野は3Q以降は復調傾向
                                                    •   官公庁案件も好調を維持
                                                    •   海外はインド、香港が特にコロナ影響を受けたが全体としては4Qに回復傾向へ
     (百万円)                                          •   ㈱データスプリングは好調に推移
                                                    •   利益は投資が増加したものの㈱インテージリサーチや㈱データスプリングの売上
                20/6                  21/6
                                                        増加により増益
      その他:官公庁案件、コンサルティングなど
                                                    <コロナ前との比較>
      海外:海外子会社の売上(ヘルスケア除く)
      Co:コミュニケーション分野(i-SSP、Media Gauge、di-PiNKなど)   •   コロナ禍により激変した生活者の価値観/行動を探索し、事業戦略に活かす動き
                                                    •   雑貨・日用品、通信、ゲームの業界が好調
      CR-Web 以外:Web調査以外の手法によるカスタムリサーチ
                (定性調査、オフライン調査、アウトバウンドなど)
                                                    •   飲料・アルコール、化粧品、広告代理店、モビリティは苦戦
      CR-Web:カスタムリサーチのWeb調査                         •   お客様とオンラインによる顧客接点の機会が増加の一方、新規開拓営業ハードル
      パネル調査:SRI+、SCIなど                              •   お客様企業におけるDX部門新設。データ活用やCX(顧客体験)文脈での相談
                                                    •   リサーチのオンライン化は一気に進む(定性、海外調査含め)       ©INTAGE GROUP
 セグメント別業績                                マーケティング支援(ヘルスケア)                                            8



                       商品別売上                    増収増益                                       (百万円)

                                     418                  20/6期     21/6期     前年同期比    営業利益率
その他             318                 2,389
                         ▲13%
プロモーション        2,752                             売上高       13,506    14,714    +8.9%
                                    3,575
CRO            3,159
                                                営業利益        1,619     2,264   +39.8%     15.4%
                                     964
CR-GR           879                 1,067       <決算のポイント>
CR-Web以外        989
                                    2,639       • リサーチについてはパネル調査、医療用医薬品に係るCR、レセプトデータ
CR-Web         2,304    +15%                      分析のいずれについても好調を維持
                                                • CRO(医薬品開発業務受託機関)は収益性の改善の取り組みが続く
パネル調査                               3,660
                                                • プロモーション事業は苦戦が続くが、デジタル化・オンライン化の取り組み
               3,103    +18%                      により収益が改善しつつある
      (百万円)                                     • 利益はCRやパネル調査の売上の増加により増益
                20/6                21/6
                                                <コロナ前との比較>
       その他:海外子会社のヘルスケア売上など
                                                • ヘルスケアセグメントではコロナによる事業構造の変化は軽微
       プロモーション:(株)協和企画におけるプロモーション関連事業の売上
                                                • リサーチ事業およびデータサイエンス事業(医療経済・アウトカムリサーチ・
       CRO(医薬品開発業務受託機関):製造販売後調査など
                                                  RWE※など)は継続的に成長
       CR-GR:国内会社でのグローバル関連売上(カスタムリサーチ)          • CROの製造販売後調査はプロジェクトの小型化や不採算案件の
       CR-Web以外:Web調査以外の手法(定性調査など)によるカスタムリサーチ     発生に伴い収益性が低下しており抜本的改善に取り組んでいる
       CR-Web:カスタムリサーチのWeb調査                    • プロモーション事業はデジタルシフトにより利益構造が変化
       パネル調査:SRI+、Impact Track、処方箋DBなど          ※RWE(リアルワールドエビデンス)は、電子カルテやレセプトデータなどの実診療行為に基づく
                                                データ、またはそのデータベースを使用して研究・調査による解析のこと。              ©INTAGE GROUP
   セグメント別業績                           ビジネスインテリジェンス                                                      9



                        分野別売上                減収減益                                                (百万円)


                                                            20/6期        21/6期       前年同期比     営業利益率

   ヘルスケア        2,149    +7%      2,307         売上高            7,524       7,271       △3.4%

                                              営業利益               542          245     △54.7%     3.4%

                                             <決算のポイント>
   国内CG&S                                    • ㈱インテージテクノスフィアではコロナ影響が大きい旅行業界を中心に既存
                5,374    ▲7%
                                  4,964        業界向けのソリューションの売上が減少
                                             • ㈱ビルドシステムはDXの流れを捉えローコード開発案件の獲得に伴い大幅に伸長
                                               AIソリューションは、自動車・公共分野等の重点顧客への深耕を図り、次年度の
                                               案件獲得を進めている
       (百万円)                                 • 利益はコロナ影響による売上減少の影響を受けている

                20/6              21/6
                                             <コロナ前との比較>
        ヘルスケア:医薬、健康情報サービス、データセンターなど          • 旅行業界においてはコロナ禍により、顧客内製化による案件消滅、減額、投資
        国内CG&S:旅行、教育、流通、生保など                   抑制が続く
                                             • 特に旅行のBPOは国内旅行の大幅な減少に伴い計数のマイナスインパクトに直結
株式会社インテージテクノスフィアの事業内容                          2022年6月期も厳しい状況が続く見通し
グループのシステムソリューションを担う。システム構築及び運用、データセンター運用など   • ローコード開発(アプリケーションの高速開発アプローチ)が好調
ソリューション例:旅行代理店向け精算システム、 健康管理支援サービス、
製薬企業の 営業情報システム、出版POSシステム、商圏分析、AIソリューションなど
                                             ※CG&SはConsumer goods and serviceの略で、消費財&サービスのこと
                                                                                                   ©INTAGE GROUP
  2021年6月期 総括                                                                                                 10




                                                                                   リモートワークで加速する
                 度重なる緊急事態宣言の発令                         巣ごもり消費の継続
                                                                                 業務のオンライン化/デジタルシフト

想定する             リモートワークを前提とした                    ワクチン接種一巡による                       コロナ禍で加速する
市場環境              ワークスタイルへのシフト                    巣ごもりからのリバウンド                  全産業のバーチャル化/スマートシフト

                                                                                      国内における
                  巣ごもり消費へのシフト                   リバウンドの終息とnew Normalへ
                                                                                   少子高齢化・成熟化社会形成




               2020   -   1   -   2021          2021   -   2   -   2023          2023   -   3   -   2025

             With Coronaの対応力                 After Coronaにおける成長                New Normalに向けて

解決すべき                                            生活者・市場構造の                       超デジタル社会における
対応事項             コロナ禍への対応
                                                非連続的変化への対応                        お客様課題への対応


        •   在宅勤務シフト                      •   巣ごもり消費を含めた生活者変化を捉えるビジ        •   デジタル課題    ×   お客様課題の解決
             在宅勤務率は約70%で推移                   ネス基盤の構築
        •   オフライン系業務のオンラインシフト                                             •   デジタル課題:デジタル/スマートシフト
        •   定性業務がリアルからオンラインにシフト          •   不確実な市場環境でも成長投資を継続するため        •   お客様課題:少子高齢化/成熟化社会
                                             に財務の健全性・安全性、一定水準の確保          •   お客様課題:国内からグローバルへ重点シフト




総括および                                          いかなる市場変化にも
            コロナ禍のインパクトに関する                                                      中長期的な成長に向けて
課題事項                                          対応できる事業基盤の構築
            不確実性を減じることができた                                                    本質的な課題に対応する事業拡張
                                             /コア事業の収支構造の強化
                                                                                                           ©INTAGE GROUP
  2021年6月期 総括を受けた軌道修正                                                                                         11




               2020   -   1   -   2021          2021   -   2   -   2023          2023   -   3   -   2025

             With Coronaの対応力                 After Coronaにおける成長                New Normalに向けて

解決すべき                                            生活者・市場構造の                       超デジタル社会における
対応事項             コロナ禍への対応
                                                非連続的変化への対応                        お客様課題への対応


        •   在宅勤務シフト                      •   巣ごもり消費を含めた生活者変化を捉える          •   デジタル課題    ×   お客様課題の解決
             在宅勤務率は約70%で推移                   ビジネス基盤の構築
        •   オフライン系業務のオンラインシフト                                             •   デジタル課題:デジタル/スマートシフト
        •   定性業務がリアルからオンラインにシフト          •   不確実な市場環境でも成長投資を継続するため        •   お客様課題:少子高齢化/成熟化社会
                                             に財務の健全性・安全性、一定水準の確保          •   お客様課題:国内からグローバルへ重点シフト




総括および                                          いかなる市場変化にも
            コロナ禍のインパクトに関する                                                      中長期的な成長に向けて
課題事項                                          対応できる事業基盤の構築
            不確実性を減じることができた                                                    本質的な課題に対応する事業拡張
                                              コア事業の収支構造の強化



                                             • 積極投資による成長戦略の早期実現
戦略の
見直し                                          • 中計の磨きなおし
                                             • 資本政策の見直し
                                                                                                           ©INTAGE GROUP
第13次中期経営計画 基本方針を加速                                      12




    ビジネスの                     第13次中期経営計画 基本方針




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            企業風土の構築を目指す
                                                     ©INTAGE GROUP
中期計画の見直しのポイント                                         13



      13次中計開始時点での戦略               今年度以降の戦略


稼ぐ                       変える

      アセットやサービスの再定義による         コロナ禍をふまえ、不確実性の中でも
          収益力のアップ                成長できる事業基盤の構築




                                 資本政策の見直しによる
          投資余力の創出                 成長投資枠の最大化


変える                      稼ぐ

        グループ間連携による
                                  成長戦略の早期実現
        対応領域の創造と拡張



        利益成長を優先          中長期視点の成長戦略実現を重視
                                                   ©INTAGE GROUP
After corona / New Normal でも変わらない事業環境の変化      14




超デジタル社会により加速度的に生活者データが増加し、加速度的にデータ活用用途が拡大し、
全産業においてデータへの対応が多様に求められてくる



                1                 2

                               データ活用
                                の拡大




              生活者データ
                の拡大




                                           ©INTAGE GROUP
インテージグループの強み                                                                            15




データを収集し、加工・分析し、データに価値を与え、仕組みとして提供する
 -このインテージグループの強みをデジタルの力を用いて拡張する

                                                              消費財・耐久消費財   旅行・製薬などの
                                                               サービス・官公庁    システム部門



                         小売り

                          DA                                          お客様
                          TA
                       販売データ                                              製薬企業・医療
                                                                          機器メーカー

              購買データ
              意識データ
             消費行動データ
             メディア接触データ
                 DA
                 TA


    消費者・患者                     院外調剤処方箋データ
                                            DA
                               健康保険処方箋データ TA


                                                   医療機関・
                                                 医療従事者・ドクター
                                                                                     ©INTAGE GROUP
ビジネスのデザインを変える                                                     16




インテージグループの強みを、デジタルの力そしてパートナー連携によって拡張・加速
顧客ビジネス戦略実行パートナーとして、超デジタル社会でも価値提供を続け、
ビジネスのデザインを変える

   扱うデータの拡張          1                            2

 保有データと外部データをつなぐ                               データ活用
     データ連携の力                                    の拡大

   管理データの質を高める
    データハンドリング力
                                                       データ活用の仕組み化

                                                        データ活用と
                   生活者データ                         お客様のアウトカム(成果)をつなぐ
                     の拡大                               ビジネス化の力
                               データの価値化
M&A、パートナー連携                  収集したデータと活用をつなぐ
   による加速化                   仮設検証(データサイエンス)の力

                            データ活用を仕組み化するための
                             設計(データエンジニア)の力
                                                               ©INTAGE GROUP
     成長イメージ                                                           17




     コア事業のアセットを活用し、
     「扱うデータの拡張 × データの価値化 × データ活用の仕組み化」をもってお客様課題に対応
     データ量・データ活用の増加と共にインテージグループの成長を実現する
成長

                           少子高齢化・成熟社会への対応課題の解決を支援


         デジタル化への対応課題の解決を支援


     成熟市場(国内)・成長市場(海外)
       における生活者理解の支援                                 事業拡張による成長


                  コア事業の
                 オンライン強化
                                                     コア事業の底堅い成長

             With Corona           After Corona       New Normal       時間
                                                                   ©INTAGE GROUP
成長戦略      マーケティング支援(消費財・サービス)                                18




(国内)生活者の多様化・市場飽和によるマス・マーケティング効果の逓減
(海外)国内市場縮小を受けたお客様のグローバルシフトの加速
 を踏まえ、協業、M&A、R&Dを実施しながらコア事業をベースとした事業拡張を行っていく

                    コア事業                    事業拡張

                             アプリサービスデータ/
                               顧客データの活用
           【海外】モバイルを軸とした
 生活者データ
            アジアNo1のデータ収集力
  の拡大                                        CXマーケティング
                                            プラットフォームの確立


                            アウトカムアプローチによる
                              コアビジネスの拡張

          【海外】アジアの生活者における                   小売・メーカーにおける
           リアルタイムダッシュボード                     ビジネス変革の推進
 データ活用
  の拡大
                                協業による
                            メディアプランニング支援

                                                          ©INTAGE GROUP
   成長戦略                マーケティング支援(ヘルスケア)                                                         19



  医療消費者に関するデータやサービスの重要性の高まりを成長への好機と捉え、
  ㈱Welbyなどのパートナーによるデータ収集の強化や生活者(消費+健康)の領域拡大も図る
  また、データを価値化する力の強化に向けてデータサイエンス系人材育成(投資)を加速化

                                       コア事業                                    事業拡張

                                                                          ペイシェント・セントリック
                                    グループ連携による                            (患者中心)をキーワードとした
                                健康・消費の両面を捉えるデータ拡大                           取り扱いデータの拡張
    生活者データ
     の拡大



                                                                               エデュケーション領域の
                                                                                 デジタルシフト
                          製造販売後事業の主軸を
                           データ活用にシフト
     データ活用
                                                                             データに基づいた
      の拡大
                                                                            ターゲティング支援
                             レセプトデータのブランド統合に伴う
                              新DB提供によるRWD※事業の拡大


※RWD(リアルワールドデータ)は、電子カルテやレセプトデータなどの実診療行為に基づくデータを二次利用可能な形で電子的に収集したデータのこと                       ©INTAGE GROUP
成長戦略     ビジネスインテリジェンス                                                  20




デジタルシフト/スマートシフトへの環境変化を捉え、グループ全体の顧客に対する仕組み化の
支援とともに、グループ内においてもIT面で支援していく


                 コア事業                              事業拡張



                                   行動をデジタル化する
生活者データ                            動画解析プラットフォーム
 の拡大      グループビジネスを支える
         各種データ基盤の構築・維持管理


                               DXニーズに応える
                            総合的に提案ができる営業組織、
                              DX共創センターの設立


                                              ITG顧客に対するデータ統合活用による
 データ活用                                          マーケティングPDCA実現の仕組化
  の拡大      総合的な健康データを提供する
            健康情報プラットフォーム
                                              AIを始めとしたIT活用による
                                                  お客様のDX支援

                                                                    ©INTAGE GROUP
INTAGE Open Innovation Fundについて                                                                    21




当社グループの既存及び新規事業領域におけるアライアンスを加速
                                                目的
投資実績一覧           *2021年7月現在23社に24.8億を出資          先進的なテクノロジー及びサービスとインテージグループとの接点を創出する

マーケティング                   ビッグデータ                概要
                           EverySense,Inc.       SBIインベストメント㈱と共同設立。規模は50億※、運用期間は2027年3月まで
㈱リサーチ・アンド・イノベーション
㈱Payke                     ㈱Data Sign
                                                運用の特徴
㈱サイカ                       Tamer Inc.            SBIインベストメント㈱のファンド機能(ソーシング・事業評価・モニタリングなど)
㈱BitStar                                         を軸に運営。ソーシングから一貫して当社グループ社員が積極参加することで、
                          AI
                                                 事業評価の知見習得やベンチャー企業とのネットワーキング、そして情報の収集チャネル
                           ㈱クロスコンパス              として効果を発揮。これによりアライアンス活動の実効性が向上
ヘルスケア
                           connectome.design㈱
Dr.JOY㈱
                           ㈱オルツ                 直近アライアンス実績
㈱QDレーザ
                           AI CROSS㈱            2017年11月 ㈱リサーチ・アンド・イノベーション(以下、RnI)にCVCより出資、
Ubie㈱                                           2021年5月に㈱インテージが子会社化。RnIのサービスにインテージの事業資産
㈱メンタルヘルステクノロジーズ           生活                    (商品マスタや分析ノウハウ)を組み入れることで、次世代リサーチ実現を目指す
                          ㈱エブリー
㈱FiNC Technologies
                          meuron㈱               IPO実績
㈱CureApp
                                                        AI CROSS株式会社(2019年10月東証マザーズ上場)
画像・映像技術                                                 事業内容:SMS、ビジネスチャット、AI Analyticsサービスの開発・提供
MasterVisions㈱
                          ※その他2社は非公開
                                                     ・株式会社QDレーザ(2021年2月東証マザーズ上場)
㈱ウェブレッジ
                                                        事業内容:半導体レーザ、網膜投影デバイス等の開発販売
                                                                                               ©INTAGE GROUP
      今後の業績予想と目標値                                                                                                              22




    確実な売上成長とオーガニックベースでの営業利益の成長を目指す
                               売上高                                                営業利益/オーガニック成長

(百万円)                                                          (百万円)
                                                                          • 成長戦略による投資
 68,000                                                        7,000
                                                                          • コア事業による投資
                                                     66,000               • M&Aによる事業投資
 66,000
                                                               6,000

 64,000
                                           63,000
                                                               5,000
 62,000
                                 60,500
 60,000                                                        4,000


 58,000              57,558
                                                               3,000
                                                                                                                   5,600
 56,000    55,551
                                                                                   4,421                 4,500
                                                               2,000
          (12か月換算)                                                      3,658                  3,400
 54,000
                                                                       (12か月換算)
                                                               1,000
 52,000


 50,000                                                           0
          2020/6期    2021/6期     2022/6期   2023/6期   2024/6期           2020/6期    2021/6期     2022/6期   2023/6期   2024/6期
            実績        実績          予想        予想        目標                 実績        実績          予想        予想        目標


                               第13次中計期間                                                     第13次中計期間
                                                                                                                            ©INTAGE GROUP
2022年6月期の業績予想                                                                      23




今後の成長に向けた投資により今期は増収減益を予定                            (百万円)

                    21/6期実績   22/6期予想   前年差      対前期比

             売上高     57,558    60,500   +2,941    +5.1%
             営業利益     4,421     3,400   △1,021   △23.1%
    連結       経常利益     5,081     4,000   △1,081   △21.3%
             親会社
             株主利益
                      3,372     2,800    △572    △17.0%
                                                             22/6期営業利益の主な変動項目


マーケティング支援
             売上高     35,572    38,000   +2,428    +6.8%     ・RnI関連:約6.5億円
(消費財・サービス)
             営業利益     1,910     1,200    △710    △37.2%     ・投資増:約1憶円


マーケティング支援
             売上高     14,714    15,000    +286     +1.9%     ・成長投資:約2.5億円
  (ヘルスケア)                                                    (※データ活用領域へのシフト)
             営業利益     2,264     1,900    △364    △16.1%
   ビジネス
             売上高      7,271     7,500    +229     +3.1%
 インテリジェンス
             営業利益       245       300     +55    +22.4%
業績予想につきましては、現時点で入手可能な情報に基づき作成したものであり、予想につきましては様々な不確定要素が内在しておりますので、
実際の業績はこれらの予想数値と異なる場合があります。                                                      ©INTAGE GROUP
資本政策について                                                                     24




資本効率を重視し、最終利益を全額「成長投資」と「株主還元」に振り向ける

                 前提条件:健全なBS(自己資本比率60%台以上の維持)

                               営業利益
                                                                      事
                                                                      業
                                                           減価償却費相当    の
                               純利益
                                                       •
                                                       •   借入(必要な時)   拡
                                                                      大
                                                                      /
                                                                      市
                                                                      場
       株主還元           配当金                 成長   •   費用性投資
                                                                      期
   ①                                 ②
                  •
                                                   (事業投資、R&Dなど)       待
       40%以上      •   自己株式取得             投資枠   •   資産性投資              値
                                                   (有形・無形資産、M&Aなど)    の
                                                                      拡
                                                                      大


    2023年6月期            長期的な企業価値向上
  ROE 12%程度を実現
                                                                          ©INTAGE GROUP
配当方針                                                                           25




2021年6月期は予定通りの配当を実施、2021年8月4日には自社株買いの実施を決定
                   EPS(1株当たり        1株当たり            配当性向        DOE(自己資本
                  当期純利益)(円)        期末配当金(円)        (連結)(%)       配当率)(%)

  2019年3月期           69.47           22.00           31.7           3.1
  2020年6月期
                     41.99           30.00           71.4           4.3
   (15か月分)                        (12か月換算:24.00)

  2021年6月期           84.40           35.00           41.5           4.8
  2022年6月期
    (予想)
                     70.06           35.00           50.0            ー

自己株式取得の概要
取得株式総数:100万株(上限)、取得価額の総額:12億円(上限)、取得期間:2021/8/5~2022/6/30、取得方法:取引一任契約に基づく市場買付


利益配分に関する基本方針
当社は、グループ経営の成果であります連結業績をベースに、配当と成長投資のバランスを考慮した利益配分を行うことを基本的な考え方としており、
配当は連結配当性向40%、DOE(自己資本配当率)4.5%以上を目標にしております。また、自己株式の取得につきましても、機動的に対応し、資本
効率の向上を図ってまいります。

                                                                            ©INTAGE GROUP
新市場区分「プライム市場」について                                                    26




     2022年4月に実施予定の東京証券取引所の新市場区分見直しについて、
「新市場区分における上場維持基準への適合状況に関する一次判定結果について」を受領

       「プライム市場」の上場維持基準への適合を確認


        プライム市場申請に係る所定の手続き等を進め、
       併せて更なるコーポレートガバナンス向上を目指す

コーポレートガバナンスについて
当社は基本的な考え方として多数のステークホルダーより成り立っている企業として、業績の向上にとどまらず、経営の健全性、公正性、
透明性等の確保が重要な責務であると認識しております。2013年に持株会社制へ移行したことを機に、業績連動型株式報酬制度の導入や
取締役会の実効性評価に係る外部評価の実施など、事業及び経営環境に合わせた最適なコーポレートガバナンスの醸成を図るように努めて
おります。日本企業に対して求められるコーポレートガバナンス改革の要請に対し、引き続き真摯に取り組んで参ります。

                                                                  ©INTAGE GROUP
         Purpose(志)と非財務価値                                                                             27



                                社会の公器への共感、信頼、働きがい・誇り、期待
                                                            社会              マイティモニター:472万人(2021年7月現在)
                                より良い製品                                      SCI:52,500人/SRI+:6,000店
                                                           生活者              Dr.パネル:53,000人(2020年12月現在)
                                 ・サービス                      患者              CODE会員:220万人(2021年5月現在)
                                  顧客体験                                      社会参加
                                                                共感
                  CS調査
                                                             Our
                                                           Purpose
                                お客様           期待                                調査協力者
                                                   豊かで可能性の広がる社会の創造              データ提供者
                                (企業)                                             (社)
                                                            社会の
                                                                       信頼
                                                             公器

                               市場反映
                                                          誇り・   働きがい            ethical
                               insight
                                                                                compliance
                               intelligence                            SDGs宣言
                                                            従業員
IMR調査:IMR(Internal Marketing Researchの略)は
                                                           パートナー       インテージグループは、データ活用環境の保全に努め、
       インテージグループ内で毎年実施している社員調査
                                                                       お客様の視点と生活者の視点をつなぐデータ活用価値の不断の
CS:Customer satisfactionの略で“顧客満足”を意味          IMR調査(ES)                向上によって、健やかで持続可能な社会の実現に貢献します。
ES:Employee Satisfactionの略で従業員満足を意味



             長期的な企業価値向上に向け、この循環を持続可能にする透明性の高い経営、
             そして、投資家の皆さまとの建設的な対話に努めていきます。                                                          ©INTAGE GROUP
マーケティング支援(消費財・サービス)の成長戦略
 成長戦略                                                                                                       29




                コア事業(リサーチ)                                          事業拡張(脱リサーチ・販促事業等)
  インテージのコアであるリサーチ基盤を盤石化へ                                     インテージの基幹商品であるSCIを刷新
  顧客のビジネスやマーケティングに伴走し、リサーチを通じて顧客の                            強みを活かしながら積極的に提携・協業を進めることでニュービジネス
   抱える問題の解決に貢献することでさらなる成長を図る                                   の確立を目指す


   流通・小売              メーカ・サービス            メディア・PF               流通・小売              メーカ・サービス    メディア・PF


                ①アウトカムアプローチによる                                              ②RnIシナジー発揮による
                  コアビジネスの成長                                             CXマーケティングプラットフォームの確立
                                                       +
                               ③協業による                              ④小売・メーカーにおける
                          メディアプランニング支援の実現                           ビジネス変革の推進




                                              ⑤全社プロセス改革の加速


※略称について   PF:プラットフォーマー、 RnI:株式会社リサーチ・アンド・イノベーション(以下、本資料において同じ)、 CX:カスタマーエクスペリエンス                         ©INTAGE GROUP
 成長戦略                                                                                              30




              コア事業(リサーチ)                                          事業拡張(脱リサーチ・販促事業等)

   1.アウトカムアプローチによるコアビジネスの成長                                    2.RnIシナジー発揮による、CXマーケティング
     リサーチを通じて顧客のマーケティングに伴走し、                                      プラットフォームの確立
     課題解決、ビジネス成果(アウトカム)に継続的
     に貢献                                                             P37ご参照

           パネル調査             カスタムリサーチ



                                                     +
   3.協業によるメディアプランニング支援の実現                                      4.小売・メーカーにおけるビジネス変革の推進
     ROI※ニーズの高まりを背景に、テレビ・デジタル                                     小売業-消費財メーカー間の、データの共有・
     双方の広告効果測定プロダクトを強化し、広告主に                                      活用・価値化、販促等アクションの領域における
     おけるメディアプラニングの最適化に貢献                                          DXの商機会を捉え、ビジネス成立を狙う




                                                                                    ※『定番長』はβ版



※ROI:Return On Investmentの略称で、投資収益率や投資利益率とも呼ばれ、その投資でどれだけ利益を上げたのかを知ることのできる指標のこと                  ©INTAGE GROUP
  2021年5月21日の開示                                                      31




  1.株式取得及び第三者割当増資引受の理由

   当社の連結子会社である株式会社インテージ(以下、「インテージ」という。)は、マーケティングリサーチ業界トップで
  あるとともに、全国5万人の購買行動を捕捉するSCIⓇを業界標準マーケティングデータとしてメーカー、流通業に提供して
  います。また、SCIに付随して、バーコード単位で、ブランド情報・属性情報を整備した商品マスタを消費財120万バーコード
  分、精緻に構築・運用しています。
   一方、株式会社リサーチ・アンド・イノベーション(以下、「RnI」という。)は、CODE(買い物情報や商品評価情報が
  登録できるスマホアプリ)を運営しています。CODEの購買データは、レシートとバーコード単位で捉えられ、買い物登録
  MAU31万人、月間3,400万件のお買い物情報や累計5,000万件の商品評価情報を随時取得しています。契約企業には、自然
  購入者(アプリ会員)に直接アンケートを実施できる「秒速リサーチ」や、前日までの購買データを画面で閲覧・分析可能な
  「CODE for Business」などのサービスを提供しています。また、複数の購買認証に関する特許を保有し、参入障壁を築いて
  おります。
   この度、インテージがRnIを子会社化することにより、RnIサービスにインテージの事業資産(商品マスタや分析ノウハウ)
  を組み入れることで、次世代リサーチを実現し、マネタイズを加速化させます。このことによって、企業のマーケティングの
  アジャイル化を推進します。
   今後、両社の購買データを一括活用することで、全国数十万人規模の購買データサービスをつくるだけでなく、各社が生活
  者と直接コミュニケーションがとれるCXマーケティングプラットフォームにすることで、消費財ブランドメーカーや小売業の
  購買起点のDXを促進し、ビジネスプロセスの刷新を進めてまいります。


2021年5月21日公表『当社連結子会社による株式取得および第三者割当増資引受(連結子会社化)に 関するお知らせ』より一部抜粋

                                                                  ©INTAGE GROUP
  リサーチ・アンド・イノベーション(RnI)の”CODE”                                                              32




レシート&バーコードのお買いもの情報(SCIと同等)
MAU※は31万人、月間3,400万件の購買データ、商品評価情報5,000万件                                        ※2021年5月現在




                                                                  商品登録数は
                登録ユーザー数
                                                                  月間   3,400
                220万人                                             万件

                                                                                        ©INTAGE GROUP
※MAU:Monthly Active Usersの略で、ソーシャルメディアやアプリなどの月あたりのアクティブユーザー数を指す
 シナジーの発揮                                                                        33




     データ活用力・信頼                                               革新・特許
                  リサーチNo.1                                 リサーチから販促・広告

               SCIモニター5万人                                  CODE会員 MAU31万人

                  設計力・分析力                                      生活者接点

                   商品マスター                                   UX(生活者へ経験価値提供)
                                                              実現スピード
                      顧客基盤

                                                       ×
※UX:User eXperienceの略で、ユーザーがひとつの製品・サービスを通じて得られる体験を指す                         ©INTAGE GROUP
STEP1 RnIプロダクトにインテージ事業資産を組み込み、マネタイズ加速            34




マーケティングのアジャイル化を推進する次世代リサーチの充実と拡販


                      ×
   商品購入者への「秒速リサーチ!」       データと口コミの超速報データ!

      CODEの超高速アンケート          データと口コミが翌日見られる




                                              ©INTAGE GROUP
お客様における事業環境の変化                                                        35




               生活者の多様化・市場飽和により、
               マス・マーケティング効果が逓減


           消費財メーカーにおいても、ブランドユーザーとの関係性を強固にするために
           個客とコミュニケーションでき、CXの向上が可能なマーケティングへの変革が
           DX推進上、中心的な経営課題に



               自社会員組織を持たない企業でも、マーケティングをアジャイルに試行錯誤しながら、
               ブランドユーザーとの関係性を深める、会員基盤のニーズが顕在化


                         相互補完性のあるリサーチ・アンド・イノベーション(RnI)とのM&Aにより
                         インテージの基幹商品であるSCI※の刷新へ
                         お客様のマーケティングに革新をもたらし、リサーチを超え、販促・広告市場へ


※SCI(全国消費者パネル調査)インテージが提供する消費者の購買行動を詳細に捉えた高品質なデータを基にした日本最大の消費者パネル   ©INTAGE GROUP
購買接点データ&サービスSCIの革新 取り組みステップ                              36




STEP1 RnIプロダクトにインテージ事業資産を組み込み、マネタイズ加速
      =マーケティングのアジャイル化を推進する次世代リサーチの充実と拡販


                     STEP2 RnI特許活用したSCIのリニューアル
                  =コストイノベーションによる、大規模化、データ範囲拡張(生鮮・惣菜など)




  STEP3 SCIーCODE一体活用による、CXマーケティングプラットフォームの確立

                                                     ©INTAGE GROUP
SCI-CODE一体活用で、CXマーケティングプラットフォーム                    37




 リサーチ、テストマーケ、販促・広告が一気通貫で実行できるプラットフォーム
 小売業、メディア企業との会員連携・データ連携を進め、各プレイヤーのマーケティングの革新に寄与


CXマーケティングプラットフォーム




                                               ©INTAGE GROUP
成長イメージ                                                             38




                       コアビジネスの成長に加え、新規
                        事業や投資事業の成長により、
                        増益基調へ


  当面の成長の柱はコアビジネス
  RnIとの連結や投資局面につき、                                 事業拡張
   営業利益は一時的に対前年減益に                        利益最大化 (脱リサーチ・販促事業等)
                                          フェーズへ

                       新規事業・
                       投資事業の
                        成長                         コア事業
     コアビジネスの
       成長                                          (リサーチ)




      2021年             2022年             2023年~
                                                                ©INTAGE GROUP
           39




appendix
       四半期ごとの商品別売上高
                                                                                                                                                   (百万円)

                  前期     当期            前期    当期           前期    当期           前期    当期            前期    当期          前期    当期             前期    当期
                     1Q         前年差 2Q(累計) 前年差 2Q(単体) 前年差 3Q(累計) 前年差 3Q(単体) 前年差 4Q(累計) 前年差 4Q(単体) 前年差

       パネル        3,365 3,244   -121 6,697 6,693     -4 3,332 3,449   117 10,154 10,262   108 3,457 3,569    112 13,454 13,741   287 3,300 3,479       179
CG&S




       CR-WEB     1,554 1,516    -38 3,068 3,554   486 1,514 2,038    524 5,119 5,947     828 2,051 2,393    342 6,372 7,571 1,199 1,253 1,624         371

       CR-WEB以外 1,287     909   -378 2,422 1,907   -515 1,135   998   -137 4,015 3,167    -848 1,593 1,260   -333 4,439 3,730    -709   424   563      139

       Co          874    570   -304 1,650 1,266   -384   776   696    -80 2,625 1,999    -626   975   733   -242 3,213 2,671    -542   588   672        84
       海外          898    887    -11 1,891 1,844    -47   993   957    -36 3,190 2,983    -207 1,299 1,139   -160 3,766 3,991    225    576 1,008      432
       その他         535    563     28   940 1,014    74    405   451    46 2,877 3,405     528 1,937 2,391    454 3,273 3,865     592    396   460        64



       パネル         733    870    137 1,568 1,855   287    835   985   150 2,323 2,808     485    755   953   198 3,103 3,660     557    780   852        72
       CR-WEB      561    631     70 1,311 1,567   256    750   936   186 1,847 2,100     253    536   533     -3 2,304 2,639    335    457   539        82
HC




       CR-WEB以外    181    156    -25   484   469    -15   303   313    10    862   954     92    378   485   107   989 1,067      78    127   113       -14

       CR-GR       274    248    -26   458   510    52    184   262    78    726   827    101    268   317    49   879    964     85    153   137       -16
       CRO         823    749    -74 1,678 1,563   -115   855   814    -41 2,486 2,691    205    808 1,128   320 3,159 3,575     416    673   884      211
       プロモーショ
                   743    525   -218 1,407 1,189   -218   664   664     0 2,333 1,875     -458   926   686   -240 2,752 2,389    -363   419   514        95
       ン
       その他          70    105     35   169   201    32     99    96     -3   262   338     76     93   137    44   318    418    100     56    80        24



       CG&S       1,394 1,222   -172 2,787 2,550   -237 1,393 1,328    -65 4,331 3,890    -441 1,544 1,340   -204 5,374 4,964    -410 1,043 1,074        31
BI




       HC          519    513     -6 1,049 1,140    91    530   627    97 1,720 1,870     150    671   730    59 2,149 2,307     158    429   437          8

                                                                                                                                                    ©INTAGE GROUP
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