4326 インテージHD 2021-05-11 15:30:00
2021年6月期第3四半期決算の補足資料 [pdf]

2021年6月期
第3四半期決算の補足資料
2021年5月11日




               証券コード:4326
        連結損益計算書サマリー

  第3四半期連結会計期間においてパネル調査およびカスタムリサーチのWEB調査
  が好調に推移し売上高および営業利益は前年並みの着地となりました。経常利益
  および親会社株主利益については、株式売却益等の影響により増益となりました。

  累計期間(9か月)の数値                                                        (百万円)   会計期間(3か月)の数値          (百万円)

                                                                               20/1~3    21/1~3
                              20/3実績※                     21/3実績    前年比       (3か月)     (3か月)
                                                                                                   前年比


 売上高                              44,875                   45,122    +0.5%    17,288 17,792       +2.9%

 営業利益                                 4,433                 4,444    +0.3%     2,187     2,559    +17.0%

 経常利益                                 4,532                 5,169   +14.1%
 親会社株主
 利益
                                      3,092                 3,771   +22.0%
 EPS(円)                               77.36                 94.41      -
 ROA(%)                                     6.9               8.5      -
※前第4四半期連結累計期間から前第1四半期連結累計期間を差し引いて算出した前年同期(2019年7月1日~2020年3月31日)の数値を記載しております。


   Copyright© INTAGE HOLDINGS Inc. All Rights Reserved.                                               1
     2021年6月期の業績予想の修正

2021年2月9日に修正しました年間の業績予想数値につきまして、新たに2021年5月11日に年度
の予想値を修正いたしました。第3四半期会計期間における新型コロナウイルス感染症の影響が
想定より軽微であり、前年同一期間を上回る売上高を計上いたしました。また、3月期決算のお
客様を中心にパネルデータの需要が高まったことや、コロナ禍でのリモートワーク主体の働き方
による効率化などによる利益率の向上により、各段階利益についても前年同一期間を上回る結果
となったことから、当該業績を考慮したものです。
                                                                                      (百万円)


                                                       21/6予想      21/6予想            前年同期
                                                                             増減額
                                                       (2/9公表)    (今回公表)              間比 ※

                        売上高                              57,500     58,000    +500 +2,448
                        営業利益                              3,660      4,550    +890   +891
    連結
                        経常利益                              4,100      5,250   +1,150 +1,579
                        親会社株主利益                           2,800      3,800   +1,000 +2,154
※前第4四半期連結累計期間から前第1四半期連結累計期間を差し引いて算出した前年同期(2019年7月1日~2020年3月31日)の数値からの
  増減額を記載しております。


業績予想につきましては、現時点で入手可能な情報に基づき作成したものであり、予想につきましては新型コロナウイル
ス感染症の影響など様々な不確定要素が内在しておりますので、実際の業績はこれらの予想数値と異なる場合があります。

Copyright© INTAGE HOLDINGS Inc. All Rights Reserved.                                      2
      配当方針の変更について

 近年の財務体質の改善や連結業績の推移を勘案し、株主の皆様への利益還元を強化すべく利益配分
 に関する基本方針を変更いたします。

       Point
    利益に対する還元にコミットする指標
                 連結配当性向                                 目標値の引上げ   35.0%   40.0%
    長期的なBSマネジメントを実施することにコミットする指標
         DOE(自己資本配当率)                                   KPIとして採択し目標値を設定   4.5%以上
(利益配分に関する基本方針)

当社は、グループ経営の成果であります連結業績をベースに、配当と内部留保のバランスを考慮し
た利益配分を行うことを基本的な考え方としております。
当社は、株主の皆様に対する利益還元を経営上の最重要課題のひとつとして位置づけており、配当
につきましては、連結配当性向40%、DOE(自己資本配当率)4.5%以上を目標にしております。
また、自己株式の取得につきましても、機動的に対応し、資本効率の向上を図ってまいります。内
部留保資金につきましては、当社グループの成長性と収益性を継続して高めていくための投資等に
活用し、今後の業績向上に努めることで、株主の皆様に還元させていただく所存であります。

 Copyright© INTAGE HOLDINGS Inc. All Rights Reserved.                              3
     配当予想の修正(増配)について

前ページまでの説明の通り、2021年6月期通期連結業績予想の修正ならびに配当方針
の変更を踏まえ、2021年6月期末の1株当たりの期末配当金を24円の予想から11円
増額し35円に修正することといたしました。


                                          EPS(1株当たり当       1株当たり           連結配当性向   DOE(自己資本配当率)
                                           期純利益)(円)       期末配当金(円)           (%)      (%)


    2018年3月期                                      76.08      20.00          26.3       3.2
    2019年3月期                                      69.47      22.00          31.7       3.1
    2020年6月期
          (15か月分)                                 41.99      30.00          71.4       4.3
                                                          (12か月換算:24.00)

   2021年6月期※
     (変更後)                                        95.08      35.00          36.8       4.8
※いずれも現状での予想値となります。




Copyright© INTAGE HOLDINGS Inc. All Rights Reserved.                                               4
     セグメント別の状況 マーケティング支援(消費財・サービス)

                        主な業界                           減収減益
            消費財・耐久消費財・                                 コロナの影響が顕著であった第1四半期を除けば、第2四半期に引き続
                                                       き当第3四半期連結会計期間においても増収増益基調へ。パネル調査は
               サービス・官公庁
                                                       好調に推移。CRはWEB調査などが好調に推移し前年並みの水準に回復、
                                                       加えて㈱インテージリサーチにおける官公庁案件および㈱データスプリ
                  商品別売上                                ングが好調。コミュニケーション分野および海外事業は引き続きコロナ
                                                       の影響を受けている。利益面については、コロナ影響による売上減少及
                                                       び、投資の影響を受けている。              (百万円)
        2,877                            3,405
        3,190                                                          20/3        21/3       前年同期比
                                         2,983
        2,625                            1,999           売上高           27,982       27,766       △0.8%
        4,015                            3,167
                                                        営業利益            2,187        1,932      △11.6%
        5,119                            5,947
                                                        その他:官公庁案件、コンサルティングなど
                                                        海外:海外子会社の売上(ヘルスケア除く)
                                                        Co:コミュニケーション分野(i-SSP、Media Gauge、di-PiNKなど)
       10,154                           10,262          CR-Web 以外:Web調査以外の手法によるカスタムリサーチ
                                                                 (定性調査、オフライン調査、アウトバウンドなど)
                                                        CR-Web:カスタムリサーチのWeb調査
        20/3                               21/3         パネル調査:SRI+、SCIなど
(百万円)

Copyright© INTAGE HOLDINGS Inc. All Rights Reserved.                                                     5
         セグメント別の状況 マーケティング支援(ヘルスケア)

                            主な業界                           増収増益
                         製薬企業・                             リサーチ事業は一般用医薬品に係るパネル調査が堅調に推移し、医
                   医療機器メーカー                                療用医薬品に係るカスタムリサーチも、医師に対するWEBアン
                                                           ケートなどが好調であり前年を上回る水準で推移。㈱医療情報総合
                                                           研究所が手掛けるレセプトデータ分析も前期からの好調を維持。一
                      商品別売上                                方、CRO(医薬品開発業務受託機関)の製造販売後調査およびプ
                                                           ロモーション事業は厳しい状況が続く。
                                               338         利益面はリサーチ事業の売上増加により増益。
            262
                                              1,875                                                 (百万円)

           2,333                                                        20/3        21/3         前年同期比
                                              2,691
           2,486                                            売上高          10,841      11,595       +7.0%
                                               827
            726                                954         営業利益           1,642       2,141       +30.4%
            862
リ
サ                                             2,100         その他:海外子会社のヘルスケア売上など
ー          1,847                                            プロモーション:(株)協和企画におけるプロモーション関連事業の売上
チ
                                                            CRO(医薬品開発業務受託機関):製造販売後調査など
           2,323                              2,808         CR-GR:国内会社でのグローバル関連売上(カスタムリサーチ)
                                                            CR-Web以外:Web調査以外の手法(定性調査など)によるカスタムリサーチ
            20/3                               21/3         CR-Web:カスタムリサーチのWeb調査
    (百万円)                                                   パネル調査:SDI、SRI、Impact Track、処方箋DBなど

    Copyright© INTAGE HOLDINGS Inc. All Rights Reserved.                                                   6
     セグメント別の状況 ビジネスインテリジェンス

                   主な業界・分野                             減収減益
                     旅行・製薬                             ㈱インテージテクノスフィアにおいてコロナの影響が大きい旅
            健康情報サービスなど                                 行業界を中心に既存業界向けのソリューションの売上が減少。
                                                       ㈱ビルドシステムはローコード開発案件の獲得に伴い伸長。
                                                       利益面はコロナによる売上減少の影響を受けている。
                  分野別売上                                                                                (百万円)


                                                                      20/3          21/3         前年同期比


                                                         売上高            6,051          5,760         △4.8%
        1,720
                                         1,870          営業利益                 603           369      △38.7%

                                                        ヘルスケア:医薬、健康情報サービス、データセンターなど
                                                        国内CG&S:旅行、教育、流通、生保など


        4,331                                          株式会社インテージテクノスフィアの事業内容
                                         3,890
                                                       インテージグループのシステムソリューションを担う。システム 構築および運用、
                                                       データセンター運用など。
                                                       ソリューション例:旅行代理店向け精算システム、 健康管理支援サービス、
                                                       製薬企業の 営業情報システム、出版POSシステム、商圏分析、AIソリューションなど
        20/3                               21/3
(百万円)                                                          ※CG&S…Consumer goods and serviceの略で、消費財&サービスのこと

Copyright© INTAGE HOLDINGS Inc. All Rights Reserved.                                                         7