4324 電通グループ 2021-02-15 15:30:00
減損損失の計上および2020年12月期通期業績予想と実績の差異に関するお知らせ [pdf]
株式会社 電通グループ
グループコーポレートコミュニケーションオフィス
〒105-7050 東京都港区東新橋 1-8-1
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2021 年 2 ⽉ 15 ⽇
株式会社 電通グループ
代表取締役社⻑執⾏役員 ⼭本 敏博
(東証第 1 部 証券コード:4324)
減損損失の計上および
2020 年 12 ⽉期通期業績予想と実績の差異に関するお知らせ
株式会社 電通グループ(本社:東京都港区、代表取締役社⻑執⾏役員:⼭本 敏博、資本⾦:746 億
981 万円)は、本⽇、減損の計上を⾏うとともに、2020 年 12 ⽉ 7 ⽇に公表した 2020 年度通期(2020
年 1 ⽉ 1 ⽇〜12 ⽉ 31 ⽇)の業績予想と本⽇公表の実績値に差異が⽣じましたので、下記のとおりお
知らせします。
1. 減損損失の計上および内容について
2020 年 12 ⽉ 7 ⽇に公表した通期業績予想には含まれない減損損失 1,421 億円を認識し、2020
年度第 4 四半期に計上しました。
当社グループでは、海外事業におけるのれんに関して、毎年第4四半期会計期間に年次の減損テ
ストを実施しています。しかしながら、2020 年度においては、新型コロナウイルス感染症の拡⼤
による経済状況の悪化を鑑み、のれんが減損している可能性を⽰す兆候が存在しているものとして、
毎四半期末に減損テストを実施してきました。
第3四半期までは海外事業においてのれんの減損損失の認識はありませんでしたが、コロナ禍の
⻑期化によりさらに⾼まる事業環境の不透明感を考慮し、直近の実績を踏まえた最新の事業計画を
もとに海外事業に係るのれんの年次の減損テストを⾏った結果、1,403 億円ののれんの減損損失を
認識しました。また、国内事業においても⼀部ののれんの減損損失等を計上し、2020 年 12 ⽉ 7 ⽇
に公表した通期業績予想には含まれない減損損失として、1,421 億円を認識しました。
2. 2020 年度の通期業績予想と実績値との差異について(IFRS 基準、2020 年 1 ⽉ 1 ⽇〜12 ⽉ 31 ⽇)
(ご参考)
2020 年度 業績予想 増減額 増減率
前期実績
実績 (B) (A−B) (%)
(2019 年度)
収益 (百万円) 939,243 928,700 +10,543 +1.1 1,047,881
売上総利益 (百万円) 835,042 830,900 +4,142 +0.5 939,385
※1
調整後営業利益
(百万円)
123,979 111,300 +12,679 +11.4 140,751
オペレーティング・
マージン※2
14.8% 13.4% +150 bps - 15.0%
親会社の所有者に帰属
する調整後当期利益※3 69,890 63,100 +6,790 +10.8 76,120
(百万円)
基本的 1 株当たり
調整後当期利益 (円)
250.14 226.36 270.94
営業損失 (百万円) △140,625 △11,400 △129,225 - △3,358
親会社の所有者に帰属する
当期損失 (百万円)
△159,596 △23,700 △135,896 - △80,893
基本的 1 株当たり
当期損失 (円)
△571.19 △85.02 △287.92
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※1.「調整後営業利益」は、営業利益から、買収⾏為に関連する損益および⼀時的要因を排除した、恒常的な事業の業績を測る
利益指標。
『買収⾏為に関連する損益』
:買収に伴う無形資産の償却費、M&A に伴う費⽤、被買収会社に帰属する株式報酬費⽤、完全
⼦会社化に伴い発⾏した株式報酬費⽤。
『⼀時的要因』
:事業構造改⾰費⽤、減損、固定資産の売却損益など。
※2.「オペレーティング・マージン」は、
「調整後営業利益÷売上総利益」で計算しています。
※3.「親会社の所有者に帰属する調整後当期利益」は、当期利益(親会社所有者帰属分)から、営業利益に係る調整項⽬、事業
構造改⾰費⽤、関連会社株式売却損益、アーンアウト債務・買収関連プットオプション再評価損益、これらに係る税⾦相当・
⾮⽀配持分損益相当などを排除した、親会社所有者に帰属する恒常的な損益を測る指標です。
2020 年 12 ⽉ 7 ⽇発表の通期連結業績予想と⽐較し、調整後営業利益は、季節性により収益規
模の⼤きい 12 ⽉において、国内事業における売上総利益の増に加え、さらなるコストコントロー
ル効果を享受できたことから、11.4%の増加となりました。調整後当期利益は調整後営業利益の増
益により増益となりました。制度会計上の営業損失および当期損失は減損損失 1,421 億円の計上に
より拡⼤しました。
3. 個別決算における関係会社株式評価損の計上について
⼦会社である Dentsu International Limited の株式について評価を⾏った結果、帳簿価額に対し
実質価額が著しく低下したと認められました。当該事象により、2020 年 12 ⽉期の個別決算(⽇本
基準)において、関係会社株式評価損 410,755 百万円を損益計算書の特別損失「関係会社株式評
価損」に含めて計上することといたしました。なお、当該損失は連結決算においては消去されるた
め、連結決算への影響はありません。
※2020 年度連結決算の詳細については同⽇公開の「2020 年度連結決算概況」をご参照ください。
(株)電通グループ IR サイト:https://www.group.dentsu.com/jp/ir/
(参考)為替換算レート
2020 年度実績 業績予想 (ご参考)
前期実績
(2020 年 1-12 ⽉平均) (2020 年 1-10 ⽉平均) (2019 年 1-12 ⽉平均)
円/USD 106.8 円 107.4 円 109.1 円
円/GBP 137.1 円 136.8 円 139.3 円
以 上
【リリースに関する問い合わせ先】
株式会社電通グループ グループコーポレートコミュニケーションオフィス
TEL:03-6217-6601 Email:group-cc@dentsu-group.com
当社では、新型コロナウイルス感染症対策の⼀環として、現在リモートワークを実施しております。
同期間のお問い合わせは、E メールにてお願いいたします。
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