4324 電通グループ 2020-11-11 15:30:00
2020年12月期第3四半期決算短信〔IFRS〕(連結) [pdf]
2020年12月期 第3四半期決算短信〔IFRS〕(連結)
2020年11月11日
上場会社名 株式会社 電通グループ 上場取引所 東
コード番号 4324 URL https://www.group.dentsu.com/jp/
代表者 (役職名) 代表取締役社長執行役員 (氏名) 山本 敏博
グループコーポレートコミュニケーションオフィス
問合せ先責任者 (役職名) (氏名) 河南 周作 TEL 03-6217-6601
エグゼクティブ・ディレクター
四半期報告書提出予定日 2020年11月11日
配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 有
四半期決算説明会開催の有無 : 有 (機関投資家・アナリスト向け)
(百万円未満切捨て)
1. 2020年12月期第3四半期の連結業績(2020年1月1日∼2020年9月30日)
(1) 連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社の所有者に帰 四半期包括利益合計
収益 営業利益 税引前利益 四半期利益
属する四半期利益 額
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年12月期第3四半期 676,362 △9.4 18,503 △50.1 25,067 55.7 15,533 67.7 10,286 116.9 △53,850 ―
2019年12月期第3四半期 746,610 3.0 37,050 △36.1 16,096 △83.7 9,265 △85.2 4,742 △91.9 3,026 △96.4
基本的1株当たり四半期利益 希薄化後1株当たり四半期利益
円銭 円銭
2020年12月期第3四半期 36.90 36.87
2019年12月期第3四半期 16.83 16.82
売上総利益・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2020年12月期第3四半期 601,927百万円(△10.7%)、2019年12月期第3四半期 674,205百万円(0.9%)
調整後営業利益・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2020年12月期第3四半期 75,823百万円(0.3%)、2019年12月期第3四半期 75,578百万円(△15.6%)
オペレーティング・マージン・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2020年12月期第3四半期 12.6%、2019年12月期第3四半期 11.2%
親会社の所有者に帰属する調整後四半期利益・・・2020年12月期第3四半期 39,369百万円(△0.2%)、2019年12月期第3四半期 39,432百万円(△17.9%)
基本的1株当たり調整後四半期利益・・・・・・・・・・・・2020年12月期第3四半期 141.23円、2019年12月期第3四半期 139.93円
「調整後営業利益」および「親会社の所有者に帰属する調整後四半期利益」の定義については、添付資料2ページ「経営成績に関する定性的情報」をご参照ください。
「オペレーティング・マージン」=調整後営業利益÷売上総利益
(2) 連結財政状態
親会社の所有者に帰属す 親会社所有者帰属持 1株当たり親会社所有者帰
資産合計 資本合計
る持分 分比率 属持分
百万円 百万円 百万円 % 円銭
2020年12月期第3四半期 3,331,244 968,900 912,370 27.4 3,243.09
2019年12月期 3,795,729 1,052,533 974,977 25.7 3,523.11
2. 配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭
2019年12月期 ― 47.50 ― 47.50 95.00
2020年12月期 ― 47.50 ―
2020年12月期(予想) 23.75 71.25
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 有
3. 2020年12月期の連結業績予想(2020年 1月 1日∼2020年12月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社の所有者に帰属する 基本的1株当たり
収益 営業利益 当期利益
当期利益 当期利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円銭
通期 ― ― ― ― ― ― ― ― ―
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
2020年度通期連結業績予想につきましては、現時点で通期の業績予想を一定の合理性をもって算出できる状況にないと判断し、「未定」といたします。
その背景、および関連する一部のガイダンス(2020年12月期通期の連結ベースの「オーガニック成長率」と「オペレーティング・マージン」)につきましては、添付資料3ページ「(2)業績予想に
関する定性的情報」ご覧ください。
※ 注記事項
(1) 当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
(2) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更
① IFRSにより要求される会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
(3) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年12月期3Q 288,410,000 株 2019年12月期 288,410,000 株
② 期末自己株式数 2020年12月期3Q 7,082,458 株 2019年12月期 11,672,056 株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2020年12月期3Q 278,763,859 株 2019年12月期3Q 281,807,975 株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
2020年度通期連結業績予想については、「未定」といたします。
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現時点で合理的であると判断する一定の条件に基づき作成しておりますが、実際の業績は、様々な要因によって大
きく異なる可能性があります。
業績予想に関する事項につきましては、添付資料3ページ「(2)業績予想に関する定性的情報」をご覧ください。
㈱電通グループ(4324) 2020年12月期 第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………2
(1)経営成績に関する定性的情報 ………………………………………………………………………2
(2)業績予想に関する定性的情報 ………………………………………………………………………3
2.サマリー情報(注記事項)に関する事項 ………………………………………………………………4
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動 ……………………………………………4
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 ……………………………………………4
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示 …………………………………………4
3.要約四半期連結財務諸表及び主な注記 ………………………………………………………………5
(1)要約四半期連結財政状態計算書 ……………………………………………………………………5
(2)要約四半期連結損益計算書 …………………………………………………………………………7
(3)要約四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………………………9
(4)要約四半期連結持分変動計算書 ……………………………………………………………………10
(5)要約四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………12
(継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………12
(セグメント情報等) ………………………………………………………………………………12
(重要な後発事象) …………………………………………………………………………………13
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㈱電通グループ(4324) 2020年12月期 第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する定性的情報
当第3四半期連結累計期間においては、新型コロナウイルス感染症の拡大により、世界的に景気が急速に悪化し
ました。特に、2020年3月以降、当社グループの国内外の事業にも影響を及ぼし始めました。
こうした環境下、当第3四半期連結累計期間における当社グループの業績は、収益は6,763億62百万円(前年同期
比9.4%減)、売上総利益は6,019億27百万円(同10.7%減)、売上総利益のオーガニック成長率(為替やM&Aの影響
を除いた内部成長率)は△10.9%となりました。なお、第3四半期連結会計期間(2020年7月1日~9月30日)のオ
ーガニック成長率は△14.8%と、第2四半期連結会計期間の△17.3%から改善しました。景気の悪化に対応したコ
ストコントロールに努めたことなどにより、調整後営業利益は758億23百万円(同0.3%増)、オペレーティング・
マージン(調整後営業利益÷売上総利益)は12.6%(前年同期は11.2%)、親会社の所有者に帰属する調整後四半
期利益は393億69百万円(同0.2%減)となりました。事業構造改革費用の計上などにより営業利益は185億3百万円
(同50.1%減)となりましたが、条件付対価に係る公正価値変動額の増加などにより、親会社の所有者に帰属する
四半期利益は102億86百万円(同116.9%増)と前年同期を上回りました。
調整後営業利益は、営業利益から、買収行為に関連する損益および一時的要因を排除した、恒常的な事業の業績
を測る利益指標であります。
買収行為に関連する損益:買収に伴う無形資産の償却費、M&Aに伴う費用、被買収会社に帰属する株式報酬費
用、完全子会社化に伴い発行した株式報酬費用
一時的要因の例示:事業構造改革費用、減損、固定資産の売却損益など
親会社の所有者に帰属する調整後四半期利益は、四半期利益から、営業利益に係る調整項目、条件付対価に係る
公正価値変動額(アーンアウト債務再評価損益)・株式買取債務に係る再測定額(買収関連プットオプション再評
価損益)、これらに係る税金相当・非支配持分損益相当などを排除した、親会社所有者に帰属する恒常的な損益を
測る指標であります。
当第3四半期連結累計期間における報告セグメントの業績は、次のとおりです。
① 国内事業
国内事業の業務区分別売上高では、マーケティング/プロモーション(前年同期比21.5%増)は前年同期を上回
りましたが、テレビ(同14.6%減)、インターネット(同4.1%減)、クリエーティブ(同17.0%減)などは減少
しました。特に2020年4月以降、新型コロナウイルス感染症の拡大による悪影響が顕著となりました。この結果、
国内事業の売上総利益は2,551億円(同7.7%減)、売上総利益のオーガニック成長率は△7.9%となりました。景
気の悪化に対応したコストコントロールに努めたものの、調整後営業利益は437億63百万円(同13.3%減)、オペ
レーティング・マージンは17.2%(前年同期は18.3%)と前年同期を下回りました。
② 海外事業
海 外 事 業 の 売 上 総 利 益 の オ ー ガ ニ ッ ク 成 長 率 は、 地 域 別 で は、 ヨ ー ロ ッ パ、 中 東 お よ び ア フ リ カ ( 以 下
「EMEA」)が△11.5%、米州(以下「Americas」)が△10.7%、アジア太平洋(日本を除く。以下「APAC」)が△
20.8%となり、全体では△12.9%となりました。主要国別にみると、ロシアは堅調でしたが、フランス、オラン
ダ、カナダ、ブラジル、中国、オーストラリア、インドなどは厳しい状況となっています。特に2020年3月以降は
数多くの市場で、新型コロナウイルス感染症の拡大による悪影響を受けています。
海外事業の売上総利益は、3,471億44百万円(前年同期比12.8%減)となりましたが、リストラによるコスト削
減や、景気の悪化に対応したコストコントロールに努めたことなどにより、調整後営業利益は358億86百万円(同
43.1%増)、オペレーティング・マージンは10.3%(前年同期は6.3%)と前年同期を上回りました。
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㈱電通グループ(4324) 2020年12月期 第3四半期決算短信
(2)業績予想に関する定性的情報
2020年12月期通期連結業績予想については、第3四半期連結会計期間に多くの新規顧客獲得はあったものの、第
4四半期連結会計期間においても、コロナ禍が引き続き業界全体の需要減退を引き起こしており、回復のタイミン
グやレベルが市場によって異なることから第4四半期連結会計期間の業績をより慎重に見ていること、また、検討
している追加施策の費用計上額およびコスト削減効果を精査中であることから、現時点では業績予想の開示を控え
させていただきます。ただ、重要な2つのKPIである連結ベースの「オーガニック成長率」と「オペレーティング・
マージン」の2020年12月期通期のガイダンスは、それぞれ「△12.5%~△12.0%」と「13.0%~13.5%」といたし
ます。2020年12月期通期連結業績予想は2020年12月末までに開示する予定です。
2020年12月期期末配当予想については、第2四半期連結累計期間の決算発表(2020年8月13日)においてお知ら
せしましたとおり、8月から着手している「包括的な事業オペレーションと資本効率に関する見直し」が事業面だ
けでなく資金の有効活用、配当政策を含むB/Sマネジメントも対象としていることを理由に、期末配当予想について
期初予想の1株当たり47.5円をいったん「未定」と変更いたしました。当見直しについては継続する一方で、2020
年12月期の配当に関しては、コロナ禍による通期連結業績への影響を鑑み、未定としていた1株当たり期末配当予
想を23.75円といたしました。中間配当と合わせた年間配当予想は、1株当たり71.25円となります。なお、長期的
な配当方針については、2020年12月期決算発表のタイミングで、当見直しの結果と合わせて公表する予定です。
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㈱電通グループ(4324) 2020年12月期 第3四半期決算短信
2.サマリー情報(注記事項)に関する事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動
該当事項はありません。
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用
該当事項はありません。
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
該当事項はありません。
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㈱電通グループ(4324) 2020年12月期 第3四半期決算短信
3.要約四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)要約四半期連結財政状態計算書
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2019年12月31日) (2020年9月30日)
資産
流動資産
現金及び現金同等物 414,055 288,465
営業債権及びその他の債権 1,424,127 1,149,481
棚卸資産 21,007 25,574
その他の金融資産 15,859 12,355
その他の流動資産 57,976 74,789
小計 1,933,025 1,550,666
売却目的で保有する非流動資産 665 2
流動資産合計 1,933,691 1,550,669
非流動資産
有形固定資産 315,116 286,907
のれん 754,796 730,605
無形資産 245,517 216,745
投資不動産 36,835 36,513
持分法で会計処理されている投資 47,662 46,445
その他の金融資産 423,410 405,278
その他の非流動資産 15,052 14,229
繰延税金資産 23,645 43,848
非流動資産合計 1,862,037 1,780,575
資産合計 3,795,729 3,331,244
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㈱電通グループ(4324) 2020年12月期 第3四半期決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2019年12月31日) (2020年9月30日)
負債及び資本
負債
流動負債
営業債務及びその他の債務 1,390,778 1,014,420
借入金 184,816 141,342
その他の金融負債 72,863 157,616
未払法人所得税等 17,689 13,171
引当金 8,554 19,662
その他の流動負債 184,326 171,988
小計 1,859,029 1,518,201
売却目的で保有する非流動資産に
195 -
直接関連する負債
流動負債合計 1,859,224 1,518,201
非流動負債
社債及び借入金 439,110 517,081
その他の金融負債 283,711 148,085
退職給付に係る負債 24,254 33,391
引当金 4,389 18,385
その他の非流動負債 27,717 10,931
繰延税金負債 104,787 116,265
非流動負債合計 883,970 844,142
負債合計 2,743,195 2,362,344
資本
資本金 74,609 74,609
資本剰余金 100,102 75,032
自己株式 △60,202 △34,592
その他の資本の構成要素 206,649 156,540
利益剰余金 653,818 640,780
親会社の所有者に帰属する持分合計 974,977 912,370
非支配持分 77,556 56,529
資本合計 1,052,533 968,900
負債及び資本合計 3,795,729 3,331,244
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(2)要約四半期連結損益計算書
第3四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2019年1月1日 (自 2020年1月1日
至 2019年9月30日) 至 2020年9月30日)
(売上高(注)1) 3,665,096 3,146,255
収益 746,610 676,362
原価 72,405 74,435
売上総利益 674,205 601,927
販売費及び一般管理費 631,890 551,075
事業構造改革費用 - 25,174
その他の収益 6,174 4,644
その他の費用 11,439 11,818
営業利益 37,050 18,503
持分法による投資利益 409 334
持分法で会計処理されている投資に係る
- 436
減損損失
関連会社株式売却益 - 55
段階取得に係る再測定による利益 2,239 44
金融損益及び税金控除前四半期利益 39,698 18,501
金融収益 6,504 22,331
金融費用 30,107 15,766
税引前四半期利益 16,096 25,067
法人所得税費用 6,831 9,533
四半期利益 9,265 15,533
四半期利益の帰属
親会社の所有者 4,742 10,286
非支配持分 4,522 5,246
1株当たり四半期利益
基本的1株当たり四半期利益(円) 16.83 36.90
希薄化後1株当たり四半期利益(円) 16.82 36.87
営業利益から調整後営業利益への調整表
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2019年1月1日 (自 2020年1月1日
至 2019年9月30日) 至 2020年9月30日)
営業利益 37,050 18,503
買収により生じた無形資産の償却 26,789 23,333
販売費及び一般管理費 4,771 1,608
事業構造改革費用 - 25,174
その他の収益 △29 △30
その他の費用 6,996 7,233
調整後営業利益(注)2 75,578 75,823
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㈱電通グループ(4324) 2020年12月期 第3四半期決算短信
(注) 1 売上高は当社グループが顧客に対して行った請求額および顧客に対する請求可能額の総額(割引および消費
税等の関連する税金を除く)であります。
経営者は売上高の情報は財務諸表利用者にとって有用であると考えていることから、IFRSに準拠した開示で
はないものの、要約四半期連結損益計算書に自主的に開示しております。
2 調整後営業利益は、営業利益から、買収行為に関連する損益および一時的要因を排除した、恒常的な事業の
業績を測る利益指標であります。
買収行為に関連する損益:買収に伴う無形資産の償却費、M&Aに伴う費用、被買収会社に帰属する株式報
酬費用、完全子会社化に伴い発行した株式報酬費用
一時的要因の例示:事業構造改革費用、減損、固定資産の売却損益など
調整後営業利益はIFRSで定義されている指標ではありませんが、経営者は当該情報が財務諸表利用者にとっ
て有用であると考えていることから、要約四半期連結損益計算書に自主的に開示しております。
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㈱電通グループ(4324) 2020年12月期 第3四半期決算短信
(3)要約四半期連結包括利益計算書
第3四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2019年1月1日 (自 2020年1月1日
至 2019年9月30日) 至 2020年9月30日)
四半期利益 9,265 15,533
その他の包括利益
純損益に振替えられることのない項目
その他の包括利益を通じて測定する
24,125 △27,396
金融資産の公正価値の純変動
確定給付型退職給付制度の再測定額 39 △9,808
持分法適用会社におけるその他の
△46 △187
包括利益に対する持分
純損益に振替えられる可能性がある項目
在外営業活動体の換算差額 △24,506 △24,421
キャッシュ・フロー・ヘッジの
△5,683 △7,572
公正価値の変動額の有効部分
持分法適用会社におけるその他の
△166 2
包括利益に対する持分
税引後その他の包括利益 △6,238 △69,383
四半期包括利益 3,026 △53,850
四半期包括利益の帰属
親会社の所有者 △800 △53,167
非支配持分 3,827 △682
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(4)要約四半期連結持分変動計算書
前第3四半期連結累計期間(自2019年1月1日 至2019年9月30日)
(単位:百万円)
親会社の所有者に帰属する持分
その他の資本の構成要素
キャッシュ・
資本金 資本剰余金 自己株式 在外営業活動 フロー・ヘッジの
体の換算差額 公正価値の変動額の
有効部分
2019年1月1日残高 74,609 99,751 △40,194 23,888 6,364
会計方針の変更による
累積的影響額
会計方針の変更を反映し
74,609 99,751 △40,194 23,888 6,364
た2019年1月1日残高
四半期利益
その他の包括利益 △24,299 △5,683
四半期包括利益 - - - △24,299 △5,683
自己株式の取得 △4,379
自己株式の処分 △0 1
配当金
非支配持分株主
との取引
その他の資本の
構成要素から利益
剰余金への振替
その他の増減 262
所有者との
- 262 △4,378 - -
取引額等合計
2019年9月30日残高 74,609 100,013 △44,572 △411 681
(単位:百万円)
親会社の所有者に帰属する持分
その他の資本の構成要素
その他の
包括利益を 非支配
確定給付型 利益 資本合計
通じて測定 合計 持分
退職給付制度 合計 剰余金
する金融資産
の再測定額
の公正価値の
純変動
2019年1月1日残高 130,482 - 160,735 752,717 1,047,619 63,129 1,110,749
会計方針の変更による
△8,417 △8,417 △557 △8,975
累積的影響額
会計方針の変更を反映し
130,482 - 160,735 744,299 1,039,202 62,572 1,101,774
た2019年1月1日残高
四半期利益 - 4,742 4,742 4,522 9,265
その他の包括利益 24,400 39 △5,543 △5,543 △694 △6,238
四半期包括利益 24,400 39 △5,543 4,742 △800 3,827 3,026
自己株式の取得 - △4,379 △4,379
自己株式の処分 - 0 0
配当金 - △26,075 △26,075 △1,938 △28,013
非支配持分株主
- △3,581 △3,581 9,617 6,036
との取引
その他の資本の
構成要素から利益 △14,782 △39 △14,822 14,822 - -
剰余金への振替
その他の増減 - 62 324 324
所有者との
△14,782 △39 △14,822 △14,772 △33,710 7,678 △26,031
取引額等合計
2019年9月30日残高 140,099 - 140,370 734,270 1,004,690 74,079 1,078,770
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㈱電通グループ(4324) 2020年12月期 第3四半期決算短信
当第3四半期連結累計期間(自2020年1月1日 至2020年9月30日)
(単位:百万円)
親会社の所有者に帰属する持分
その他の資本の構成要素
キャッシュ・
資本金 資本剰余金 自己株式 在外営業活動 フロー・ヘッジの
体の換算差額 公正価値の変動額の
有効部分
2020年1月1日残高 74,609 100,102 △60,202 26,559 2,952
四半期利益
その他の包括利益 △22,942 △7,571
四半期包括利益 - - - △22,942 △7,571
自己株式の取得 △10,002
自己株式の処分 △26,196 35,613
配当金
非支配持分株主
との取引
その他の資本の
構成要素から利益
剰余金への振替
その他の増減 1,127
所有者との
- △25,069 25,610 - -
取引額等合計
2020年9月30日残高 74,609 75,032 △34,592 3,616 △4,619
(単位:百万円)
親会社の所有者に帰属する持分
その他の資本の構成要素
その他の
包括利益を 非支配
確定給付型 利益 資本合計
通じて測定 合計 持分
退職給付制度 合計 剰余金
する金融資産
の再測定額
の公正価値の
純変動
2020年1月1日残高 177,137 - 206,649 653,818 974,977 77,556 1,052,533
四半期利益 - 10,286 10,286 5,246 15,533
その他の包括利益 △23,131 △9,809 △63,454 △63,454 △5,929 △69,383
四半期包括利益 △23,131 △9,809 △63,454 10,286 △53,167 △682 △53,850
自己株式の取得 - △10,002 △10,002
自己株式の処分 - 9,416 9,416
配当金 - △26,508 △26,508 △2,495 △29,004
非支配持分株主
- 16,496 16,496 △18,426 △1,929
との取引
その他の資本の
構成要素から利益 3,536 9,809 13,345 △13,345 - -
剰余金への振替
その他の増減 - 32 1,159 577 1,736
所有者との
3,536 9,809 13,345 △23,324 △9,438 △20,344 △29,783
取引額等合計
2020年9月30日残高 157,542 - 156,540 640,780 912,370 56,529 968,900
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㈱電通グループ(4324) 2020年12月期 第3四半期決算短信
(5)要約四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(セグメント情報等)
1.報告セグメントの概要
当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締
役会が、経営資源の配分の決定および業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものでありま
す。
当社グループは、主として広告を中心にコミュニケーションに関連するサービスを提供する事業を行っており、
国内事業と海外事業に区分して管理をしております。
したがって、当社グループは「国内事業」、「海外事業」の2つを報告セグメントとしております。
2.報告セグメントに関する情報
報告セグメントの利益は、営業利益から「買収により生じた無形資産の償却」などの(調整項目)を調整した利
益をベースとしております。
セグメント間収益は市場実勢価格に基づいております。
前第3四半期連結累計期間(自 2019年1月1日 至 2019年9月30日) (単位:百万円)
国内事業 海外事業 計 消去 連結
売上高(注)1 1,393,087 2,278,971 3,672,059 △6,962 3,665,096
収益(注)2 325,441 428,131 753,573 △6,962 746,610
売上総利益(注)3 276,444 398,141 674,585 △380 674,205
セグメント利益(調整後営業利益)(注)4 50,502 25,079 75,582 △3 75,578
(調整項目)
買収により生じた無形資産の償却 - - - - △26,789
販売費及び一般管理費 - - - - △4,771
その他の収益 - - - - 29
その他の費用 - - - - △6,996
営業利益 - - - - 37,050
持分法による投資利益 - - - - 409
段階取得に係る再測定による利益 - - - - 2,239
金融収益 - - - - 6,504
金融費用 - - - - 30,107
税引前四半期利益 - - - - 16,096
セグメント資産(注)5 1,449,844 2,207,570 3,657,415 △129,812 3,527,602
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㈱電通グループ(4324) 2020年12月期 第3四半期決算短信
当第3四半期連結累計期間(自 2020年1月1日 至 2020年9月30日) (単位:百万円)
消去/全社
国内事業 海外事業 計 連結
(注)6
売上高(注)1 1,272,374 1,877,340 3,149,714 △3,459 3,146,255
収益(注)2 311,067 368,753 679,821 △3,459 676,362
売上総利益(注)3 255,100 347,144 602,245 △317 601,927
セグメント利益(調整後営業利益)(注)4 43,763 35,886 79,650 △3,827 75,823
(調整項目)
買収により生じた無形資産の償却 - - - - △23,333
販売費及び一般管理費 - - - - △1,608
事業構造改革費用 - - - - △25,174
その他の収益 - - - - 30
その他の費用 - - - - △7,233
営業利益 - - - - 18,503
持分法による投資利益 - - - - 334
持分法で会計処理されている投資に係る
- - - - 436
減損損失
関連会社株式売却益 - - - - 55
段階取得に係る再測定による利益 - - - - 44
金融収益 - - - - 22,331
金融費用 - - - - 15,766
税引前四半期利益 - - - - 25,067
セグメント資産(注)5 1,385,491 1,946,899 3,332,391 △1,146 3,331,244
(注) 1 売上高は当社グループが顧客に対して行った請求額および顧客に対する請求可能額の総額(割引および消費
税等の関連する税金を除く)であります。
経営者は売上高の情報は財務諸表利用者にとって有用であると考えていることから、IFRSに準拠した開示で
はないものの、自主的に開示しております。
2 前第3四半期連結累計期間の収益の「消去」および当第3四半期連結累計期間の収益の「消去/全社」は、
セグメント間取引(売上高と同額)の消去によるものであります。
3 前第3四半期連結累計期間の売上総利益の「消去」および当第3四半期連結累計期間「消去/全社」は、セ
グメント間取引の消去によるものであります。
4 前第3四半期連結累計期間のセグメント利益(調整後営業利益)の「消去」は、セグメント間取引の消去に
よるものであります。当第3四半期連結累計期間のセグメント利益(調整後営業利益)の「消去/全社」は、
持株会社に帰属する全社費用およびセグメント間取引の消去によるものであります。なお、持株会社に帰属
する全社費用は、持株会社の人件費等であります。
5 前第3四半期連結累計期間のセグメント資産の「消去」は、セグメント間取引の消去によるものでありま
す。当第3四半期連結累計期間のセグメント資産の「消去/全社」は、持株会社に帰属する全社資産および
セグメント間取引の消去によるものであります。なお、持株会社に帰属する全社資産は、持株会社の資金
(現金及び預金)およびグループ内向け貸付金等であります。
6 当社は2020年1月1日付で「株式会社電通グループ」に商号変更し、当社グループは持株会社体制へ移行い
たしました。当第3四半期連結累計期間において、セグメント利益(調整後営業利益)の「消去/全社」は、
持株会社に帰属する全社費用により3,560百万円減少し、セグメント資産の「消去/全社」は、持株会社に帰
属する全社資産により197,101百万円増加しております。
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
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