4323 日本システム技術 2020-08-05 16:00:00
2021年3月期 第1四半期決算短信[日本基準](連結) [pdf]
2021年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年8月5日
上場会社名 日本システム技術株式会社 上場取引所 東
コード番号 4323 URL https://www.jast.jp
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名)平林 武昭
問合せ先責任者 (役職名) 常務取締役執行役員 (氏名)大門 紀章 TEL 06-4560-1000
四半期報告書提出予定日 2020年8月6日 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無: 無
四半期決算説明会開催の有無 : 無
(百万円未満切捨て)
1.2021年3月期第1四半期の連結業績(2020年4月1日~2020年6月30日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益
四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年3月期第1四半期 3,746 △0.6 △201 - △183 - △140 -
2020年3月期第1四半期 3,770 △8.2 △308 - △299 - △223 -
(注)包括利益 2021年3月期第1四半期 △165百万円 (-%) 2020年3月期第1四半期 △165百万円 (-%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2021年3月期第1四半期 △26.28 -
2020年3月期第1四半期 △42.14 -
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
2021年3月期第1四半期 13,230 5,901 44.4 1,094.77
2020年3月期 12,988 6,218 47.7 1,154.07
(参考)自己資本 2021年3月期第1四半期 5,870百万円 2020年3月期 6,189百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2020年3月期 - 0.00 - 28.00 28.00
2021年3月期 -
2021年3月期(予想) 0.00 - 28.00 28.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無: 無
3.2021年3月期の連結業績予想(2020年4月1日~2021年3月31日)
2021年3月期の連結業績予想につきましては、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大による影響を精査中であり、現
時点において当社グループに与える影響を合理的に把握することが困難であるため未定としております。今後、連結業績
予想の開示が可能となった時点で、速やかに公表いたします。
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無: 無
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動): 無
新規 -社 (社名)-、除外 -社 (社名)-
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用: 無
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年3月期1Q 5,612,230株 2020年3月期 5,612,230株
② 期末自己株式数 2021年3月期1Q 249,984株 2020年3月期 248,984株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2021年3月期1Q 5,362,514株 2020年3月期1Q 5,307,501株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が入手している情報及び合理的であると判断す
る一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は
様々な要因により大きく異なる可能性があり、特に業績予想につきましては新型コロナウイルス感染症による影響を
現時点において合理的に算定することが困難であると判断し未定としております。詳細につきましては、添付資料
P.3「1.当四半期決算に関する定性的情報(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明」をご覧くださ
い。
日本システム技術㈱(4323)2021年3月期 第1四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… 4
(1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………… 6
四半期連結損益計算書
第1四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 6
四半期連結包括利益計算書
第1四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 7
(3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書 ………………………………………………………………………… 8
(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… 9
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 9
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 9
(追加情報) ………………………………………………………………………………………………………… 9
(セグメント情報等) ……………………………………………………………………………………………… 10
(企業結合関係等) ………………………………………………………………………………………………… 11
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日本システム技術㈱(4323)2021年3月期 第1四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第1四半期連結累計期間における我が国経済は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、個人消費の冷
え込みや企業活動の抑制など様々な分野の経済活動に波及し、それに伴い雇用・所得環境が悪化し景気に大きな影
響を与えました。また、5月下旬の緊急事態宣言解除以降も収束の見通しが立たず、依然として厳しい状況が続い
ております。
国内IT産業につきましては、直近の統計(経済産業省、特定サービス産業動態統計5月確報)において、2019
年の売上高前年比が4.0%増(2018年の売上高前年比は1.5%増)とプラス傾向を継続しておりましたが、足元にお
ける新型コロナウイルス感染症の影響拡大もあり2020年5月は前年同月比で4.1%減とマイナスに転じており、先
行きが極めて不透明な状況にあると認識しております。
このような環境下、当社グループ(当社及び連結子会社)におきましては、新型コロナウイルス感染症拡大によ
る事業活動への影響を受けながらも、営業・販売活動のオンライン化等による受注案件の安定的確保や従業員のテ
レワーク実施による稼働率の維持等により、結果、売上高37億46百万円(前年同期比0.6%減)、営業損失2億1百
万円(前年同期は営業損失3億8百万円)、経常損失1億83百万円(前年同期は経常損失2億99百万円)、親会社株主
に帰属する四半期純損失1億40百万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失2億23百万円)と、当第1四
半期における業績に与える影響は軽微なものとなりました。なお、セグメント別の内訳は以下のとおりとなってお
ります。
まず、ソフトウェア事業(受注ソフトウェアの個別受託開発)につきましては、金融・保険・証券業向け案件が
前年を上回ったものの、製造業、通信業及びサービス・流通業向け案件等がそれぞれ減収となり、売上高はほぼ横
ばいに推移いたしましたが、外注加工費等のコスト減の結果、売上高27億16百万円(前年同期比1.8%減)、営業
損失1億48百万円(前年同期は営業損失1億83百万円)となりました。
次に、GAKUEN事業(学校業務改革パッケージの開発・販売及び関連サービス)につきましては、EUC
(関連システムの個別受託開発)が前年を下回ったものの、仕入販売、大学向けPP(プログラム・プロダクト)
販売及び導入支援等がそれぞれ増収となり、売上高5億53百万円(前年同期比21.3%増)、営業損失11百万円(前
年同期は営業損失42百万円)となりました。
次に、システム販売事業(IT機器の販売及び情報通信インフラの構築)につきましては、主力の大学及び公共
系案件が前年を下回ったものの、高収益案件の好調及び販売費等のコスト減により、売上高2億36百万円(前年同
期比33.2%減)、営業利益6百万円(前年同期は営業損失29百万円)となりました。
最後に、医療ビッグデータ事業(医療情報データの点検、分析及び関連サービス)につきましては、保険者向け
の支援サービス等が前年を上回り、売上高は堅調に推移いたしましたが、研究開発費等のコスト増により、売上高
2億40百万円(前年同期比23.3%増)、営業損失54百万円(前年同期は営業損失53百万円)となりました。
(当社グループの四半期業績の特性)
当社グループの事業の特性といたしましては、主として顧客の検収時期が多くの企業の会計期末にあたる3月に
大きく集中し、次いで第2四半期末に当たる9月に集中する傾向があります。したがって、例年当社グループの第
1、第3四半期連結会計期間の収益は、第2、第4四半期連結会計期間と比較して相当に少額となる特色がありま
す。
(2)財政状態に関する説明
①資産、負債及び純資産の状況
まず、流動資産の残高は97億50百万円(前連結会計年度末比1億47百万円増)となりました。これは主として売
掛金の回収及び前受金による現金及び預金の増加並びに仕掛品の増加によるものであります。また、固定資産の残
高は34億79百万円(同94百万円増)となりました。
流動負債の残高は57億34百万円(同5億65百万円増)となりました。これは主としてその他に含まれる未払費用及
び前受金の増加並びに賞与引当金、買掛金及び未払法人税等の減少の結果であります。また、固定負債の残高は15
億94百万円(同7百万円減)となりました。
最後に、純資産の残高は59億1百万円(同3億16百万円減)となりました。これは主として利益配当金の支払及び
当第1四半期連結累計期間における親会社株主に帰属する四半期純損失によるものであります。
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②キャッシュ・フローの状況
当第1四半期連結累計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」といいます。)の状況は、期首の資金
残高39億8百万円より16億89百万円増加し、55億97百万円となりました。
なお、各キャッシュ・フローの状況は以下のとおりであります。
まず、営業活動によるキャッシュ・フローは、19億24百万円の収入(前第1四半期連結累計期間は9億11百万円
の収入)となりました。前年同四半期連結累計期間に比べキャッシュ・フローが10億13百万円増加した要因は、未
払金を主としたその他債務の支払額の減少並びに前受金にかかる収入及び売上債権の回収に係る収入がそれぞれ増
加したことによるものであります。
次に、投資活動によるキャッシュ・フローは、45百万円の支出(同4億21百万円の支出)となりました。前年同
四半期連結累計期間に比べキャッシュ・フローが3億76百万円増加した要因は、主として子会社株式の取得による
支出が減少したことによるものであります。
最後に、財務活動によるキャッシュ・フローは、1億51百万円の支出(同2億92百万円の収入)となりました。前
年同四半期連結累計期間に比べキャッシュ・フローが4億44百万円減少した要因は、主として短期借入の実行額の
減少によるものであります。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
2021年3月期の連結業績予想につきましては、新型コロナウイルス感染拡大による当社グループの事業活動への
影響を現時点において合理的に算定することが困難であることから、未定とさせていただきます。業績予想につき
ましては、今後開示が可能となった時点で速やかに開示いたします。
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2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年6月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 3,909,343 5,598,656
受取手形及び売掛金 4,502,676 2,785,869
有価証券 200,644 200,401
商品及び製品 71,634 89,548
仕掛品 698,017 907,125
原材料及び貯蔵品 1,516 1,895
その他 238,579 179,455
貸倒引当金 △19,471 △12,740
流動資産合計 9,602,941 9,750,211
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物 763,597 763,372
減価償却累計額 △462,594 △470,494
建物及び構築物(純額) 301,002 292,877
土地 142,361 142,361
その他 487,040 496,952
減価償却累計額 △358,559 △359,307
その他(純額) 128,480 137,645
有形固定資産合計 571,845 572,883
無形固定資産
のれん 437,343 399,050
顧客関連資産 181,063 164,584
商標権 37,348 34,234
技術関連資産 66,303 60,775
ソフトウエア 64,545 64,344
その他 7,626 7,626
無形固定資産合計 794,230 730,615
投資その他の資産
投資有価証券 558,208 623,577
退職給付に係る資産 465,943 466,139
繰延税金資産 436,814 535,879
差入保証金 443,489 442,037
その他 162,906 155,782
貸倒引当金 △48,036 △47,023
投資その他の資産合計 2,019,325 2,176,393
固定資産合計 3,385,400 3,479,892
資産合計 12,988,341 13,230,104
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(単位:千円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年6月30日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 990,491 751,706
短期借入金 1,500,000 1,503,815
1年内返済予定の長期借入金 8,400 8,400
未払法人税等 307,068 75,069
前受金 823,126 1,495,058
賞与引当金 774,631 350,367
役員賞与引当金 30,676 8,138
工事損失引当金 - 10,622
その他 733,742 1,530,865
流動負債合計 5,168,137 5,734,044
固定負債
長期借入金 2,800 700
役員株式給付引当金 47,643 55,521
役員退職慰労引当金 1,845 2,460
退職給付に係る負債 992,271 996,954
繰延税金負債 61,062 53,766
その他 496,364 484,977
固定負債合計 1,601,987 1,594,379
負債合計 6,770,124 7,328,424
純資産の部
株主資本
資本金 1,076,669 1,076,669
資本剰余金 1,113,912 1,113,912
利益剰余金 4,178,503 3,886,066
自己株式 △233,240 △233,240
株主資本合計 6,135,844 5,843,407
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 113,396 145,704
為替換算調整勘定 △30,713 △91,200
退職給付に係る調整累計額 △28,978 △27,486
その他の包括利益累計額合計 53,704 27,018
非支配株主持分 28,668 31,254
純資産合計 6,218,217 5,901,679
負債純資産合計 12,988,341 13,230,104
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(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第1四半期連結累計期間)
(単位:千円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年6月30日) 至 2020年6月30日)
売上高 3,770,217 3,746,215
売上原価 3,154,602 3,017,984
売上総利益 615,614 728,230
販売費及び一般管理費 924,077 929,725
営業損失(△) △308,463 △201,495
営業外収益
受取利息 3,152 5,718
受取配当金 2,838 3,469
受取賃貸料 1,578 803
為替差益 - 2,599
助成金収入 11,596 3,139
その他 943 3,428
営業外収益合計 20,109 19,158
営業外費用
支払利息 765 722
為替差損 9,870 -
賃貸費用 128 127
その他 282 206
営業外費用合計 11,047 1,056
経常損失(△) △299,400 △183,393
税金等調整前四半期純損失(△) △299,400 △183,393
法人税等 △70,361 △46,862
四半期純損失(△) △229,039 △136,531
非支配株主に帰属する四半期純利益又は非支配株主
△5,363 4,396
に帰属する四半期純損失(△)
親会社株主に帰属する四半期純損失(△) △223,676 △140,928
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(四半期連結包括利益計算書)
(第1四半期連結累計期間)
(単位:千円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年6月30日) 至 2020年6月30日)
四半期純損失(△) △229,039 △136,531
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 8,316 32,308
為替換算調整勘定 59,205 △62,289
退職給付に係る調整額 △3,564 1,492
その他の包括利益合計 63,956 △28,488
四半期包括利益 △165,082 △165,020
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 △160,513 △167,614
非支配株主に係る四半期包括利益 △4,569 2,594
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(3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:千円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年6月30日) 至 2020年6月30日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前四半期純損失(△) △299,400 △183,393
減価償却費 14,144 16,124
ソフトウエア償却費 6,714 3,969
のれん償却額 22,009 14,274
顧客関連資産償却額 15,966 6,634
商標権償却額 - 925
技術関連資産償却額 - 1,642
賞与引当金の増減額(△は減少) △386,757 △424,142
退職給付に係る負債の増減額(△は減少) 2,058 7,089
退職給付に係る資産の増減額(△は増加) △5,173 △195
受取利息及び受取配当金 △5,990 △9,188
支払利息 765 722
売上債権の増減額(△は増加) 1,588,636 1,694,552
前受金の増減額(△は減少) 389,430 672,828
たな卸資産の増減額(△は増加) △225,196 △227,887
仕入債務の増減額(△は減少) △273,864 △235,938
その他 238,098 853,300
小計 1,081,439 2,191,318
利息及び配当金の受取額 6,233 8,980
利息の支払額 △577 △739
法人税等の支払額 △175,586 △274,813
営業活動によるキャッシュ・フロー 911,508 1,924,746
投資活動によるキャッシュ・フロー
定期預金の増減額(△は増加) 17,450 -
有形固定資産の取得による支出 △16,041 △16,995
ソフトウエアの取得による支出 △2,633 △10,530
投資有価証券の取得による支出 △450 △18,360
連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による
△416,822 -
支出
差入保証金の回収による収入 186 1,908
差入保証金の差入による支出 △2,194 △1,027
その他 △807 △237
投資活動によるキャッシュ・フロー △421,314 △45,241
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の純増減額(△は減少) 455,779 3,815
リース債務の返済による支出 △11,131 △2,188
長期借入金の返済による支出 △2,100 △2,100
自己株式の取得による支出 △80 -
配当金の支払額 △149,982 △151,509
財務活動によるキャッシュ・フロー 292,485 △151,982
現金及び現金同等物に係る換算差額 12,303 △38,122
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 794,983 1,689,399
現金及び現金同等物の期首残高 4,204,722 3,908,254
現金及び現金同等物の四半期末残高 4,999,706 5,597,654
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(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(追加情報)
(新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響に関する会計上の見積り)
前連結会計年度の有価証券報告書「第5 1.(1)連結財務諸表 注記事項(追加情報)」に記載した新型コ
ロナウイルス感染症の今後の拡大及び収束時期等を含む仮定について重要な変更はありません。
(株式給付信託(BBT))
当社は、2018年6月26日開催の第46回定時株主総会決議に基づき、役員退職慰労金制度を廃止し、取締役の報
酬と当社の株式価値との連動性をより明確にし、取締役が株価上昇によるメリット並びに株価下落のリスクを共
に株主の皆様と共有することで、中長期的な業績の向上と企業価値増大に貢献する意識を高めることを目的とし
て、「株式給付信託(BBT)(=Board Benefit Trust)」(以下、「本制度」といいます。)を導入しておりま
す。
(1)取引の概要
本制度は、当社が拠出する金銭を原資として当社株式が信託(以下、本制度に基づき設定される信託を
「本信託」といいます。)を通じて取得され、当社取締役(社外取締役を除きます。以下断りがない限り、
同じとします。)に対して、当社が定める役員株式給付規程に従って、当社株式及び当社株式を時価で換
算した金額相当の金銭(以下、「当社株式等」といいます。)が本信託を通じて給付される株式報酬制度
です。なお、取締役が当社株式等の給付を受ける時期は、原則として取締役の退任時となります。
(2)信託に残存する自社の株式
信託に残存する当社株式を、信託における帳簿価額(付随費用の金額を除く。)により、純資産の部に
自己株式として計上しております。当第1四半期連結会計期間末の当該自己株式の帳簿価額は87,713千
円、株式数は47,800株であります。
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日本システム技術㈱(4323)2021年3月期 第1四半期決算短信
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第1四半期連結累計期間(自2019年4月1日 至2019年6月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
四半期連結
ソフトウェア GAKUEN システム 医療ビッグ 調整額 損益計算書
合計
事業 事業 販売事業 データ事業 (注)1 計上額
(注)2
売上高
1.外部顧客への売上高 2,765,431 456,157 353,670 194,957 3,770,217 - 3,770,217
2.セグメント間の内部
14,453 2,049 7,254 - 23,757 △23,757 -
売上高又は振替高
計 2,779,885 458,207 360,925 194,957 3,793,974 △23,757 3,770,217
セグメント利益
△183,731 △42,932 △29,397 △53,623 △309,684 1,221 △308,463
又は損失(△)
(注)1.調整額のセグメント利益又は損失は、セグメント間取引消去であります。
2.セグメント利益又は損失は四半期連結損益計算書の営業損失と一致しております。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
(のれんの金額の重要な変動)
前第1四半期連結会計期間に実施したAG NET PTE. LTD.を株式取得したことによる企業結合について、取得
原価の配分が完了していなかったため、ソフトウェア事業におけるのれんの金額は暫定的に算出された金額で
はありましたが、前連結会計年度末に取得原価の配分が完了し、暫定的な会計処理が確定したため、のれんの
金額を修正しております。修正後の当該事象によるのれんの発生額は303,284千円であります。詳細につきま
しては「注記事項(企業結合等関係)」をご参照ください。
Ⅱ 当第1四半期連結累計期間(自2020年4月1日 至2020年6月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
四半期連結
ソフトウェア GAKUEN システム 医療ビッグ 調整額 損益計算書
合計
事業 事業 販売事業 データ事業 (注)1 計上額
(注)2
売上高
1.外部顧客への売上高 2,716,187 553,450 236,135 240,441 3,746,215 - 3,746,215
2.セグメント間の内部
14,683 495 1,727 - 16,906 △16,906 -
売上高又は振替高
計 2,730,871 553,945 237,863 240,441 3,763,121 △16,906 3,746,215
セグメント利益
△148,012 △11,478 6,621 △54,265 △207,134 5,639 △201,495
又は損失(△)
(注)1.調整額のセグメント利益又は損失は、セグメント間取引消去であります。
2.セグメント利益又は損失は四半期連結損益計算書の営業損失と一致しております。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
該当事項はありません。
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日本システム技術㈱(4323)2021年3月期 第1四半期決算短信
(企業結合関係等)
(比較情報における取得原価の当初配分額の重要な見直し)
2019年5月31日に行われたAG NET PTE. LTD.との企業結合について、前第1四半期連結会計期間において暫定
的な会計処理を行っておりましたが、前連結会計年度末に確定しております。
この暫定的な会計処理の確定に伴い、当第1四半期連結累計期間の四半期連結財務諸表に含まれる比較情報に
おいて取得原価の当初配分額の重要な見直しが反映されており、取得時点(みなし取得日 2019年6月30日)に
おいて、顧客関連資産に73,537千円、商標権に39,716千円、技術関連資産に70,507千円、繰延税金負債に31,239
千円が配分された結果、暫定的に算定されたのれんの金額は455,805千円から152,521千円減少し、303,284千円
となっております。
なお、同社株式のみなし取得日を2019年6月30日としているため、前第1四半期連結累計期間の四半期連結損
益計算書に与える影響はありません。
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