２０２０年３月期
（２０１９年度：第２３期）
第１四半期決算説明会
２０１９年８月１日
※当資料に記載されている業績予想につきましては、現時点で入
手可能な情報に基づき、当社で判断したものであります。予想
には様々な不確定要素が内在しており、実際の業績はこれら
の予想数値と異なる場合がありますので、この業績予想に全
面的に依拠して投資などの判断を行うことは差し控えて下さい。
２０１９年度 連結第１四半期実績ハイライト
7,000 450 （単位：百万円）
6,000 400
350
5,000 ２０１９
300
年度
4,000 250
予想
3,000 200
実績 150
2,000
100
1,000 50
0 0
親会社株式に帰属する
△ 50 営業利益 経常利益 純利益
売上高 当期／四半期 純利益／純損失
２０１９年度
実績 通期予想 達成率 前期実績 対前期増減
売上高 1,599 7,200 22.2% 1,533 +4.3%
営業利益 4 400 1.2% 2 +65.2%
経常利益 14 400 3.7% 1 -
親会社株主に帰属する当期／
四半期 純利益／純損失 △10 250 - △3 -
2
四半期決算 連結損益計算書
（単位：千円）
２０１８年度１Ｑ （構成比） 増減率 ２０１９年度１Ｑ （構成比）
売上高 1,533,365 100% 4.3% 1,599,088 100%
売上原価 988,259 64.5% 6.5% 1,052,587 65.8%
売上総利益 545,106 35.5% 0.3% 546,501 34.2%
販売費及び一般管理費
542,210 35.4% △0.1% 541,716 33.9%
営業利益 2,896 0.2% 65.2% 4,785 0.3%
経常利益 1,264 0.1% － 14,776 0.9%
親会社株主に帰属する
四半期純利益／純損失 △3,609 △0.2% － △10,484 △0.7%
受注動向 損益分析
医薬系：ライブ案件復調し引き続き売上牽引 ＷＥＢ・映像制作系子会社
メディア系大口顧客からの受注：運用関連、 売上減に伴い連結営業利益減
オンデマンド配信ともに拡大 外注額多い案件増により原価増
ＷＥＢ・映像制作系子会社がスタジオ利用 経常利益：持分法利益に伴い増
不振、リソース不足から売上減 当期損失：税額増に伴い増加
3
連結バランスシート （単位：千円）
２０１８年度末 主な変動要因 ２０１９／６月末
資
流動資産 3,391,357 現預金 +158M 3,480,940
固定資産 1,649,080 売掛金 △189M
+83M
1,615,656
産 商品
有形固定資産 389,040 367,214
の 無形固定資産 833,117 829,621
部 投資その他の資産 426,922 418,820
資 産 合 計 5,040,438 5,096,597
負債の部
流動負債 855,540 1,011,248
固定負債 157,217 買掛金 +66M
未払費用 +116M
146,543
純 資本金 2,182,379 （賞与等）
前受金 +88M
2,182,379
資 株主
資本剰余金 626,241 （4月期首開始の 626,241
保守分前受金が多い）
産 資本
利益剰余金 1,426,560 1,356,746
の 自己株式 △459,221 △459,221
部 評価・換算差額等 57 93
非支配株主持分 251,662 232,565
純資産合計 4,027,680 3,938,805
負債・純資産合計 5,040,438 5,096,597
１Ｑにおいて大きな変動はなかった
4
売上原価（連結）主要項目
1,200 （単位：百万円）
仕入高 メディア系配信運用関連の
1,000
各種償却費 大口受注継続に伴い外注
800 通信費 費が大幅増
600 労務費 制作関連は前年並み
400 広告系は増加
200 外注費等 イノコス社の仕入れ分は
0 2018-1Q
２０１８年度１Ｑ ２０１９年度１Ｑ 前年１Ｑ時点のような
2019-1Q
２０１８年度１Ｑ 構成比 増減率 ２０１９年度１Ｑ 構成比 大口案件は
外注費等 380 38.5% 22.5% 466 44.3% なかったため
労務費 390 39.6% 3.4% 404 38.4% 例年並み水準
各種償却費 66 6.8% 10.2% 73 7.0% に減少
通信費 64 6.5% △2.9% 62 6.0%
その他振替等 △26 △2.6% △58.0% △10 △1.0%
仕入高 111 11.3% △49.1% 56 5.4%
売上原価合計 988 6.5% 1,052
販売費及び一般管理費（連結）主要項目
600 （単位：百万円） （単位：百万円）
その他 業務プロセス効率化のため
400 業務委託手数料 の業務委託手数料出費は
販売支援費 継続
販促イベントの出展減に
200
人件費 伴い販促費減少
全体に経費の増加は抑制
できた
２０１８年度１Ｑ ２０１９年度１Ｑ
２０１８年度１Ｑ 構成比
増減率 ２０１９年度１Ｑ 構成比
人件費 291 53.8% 6.1% 309 57.1%
販売支援費 58 10.8% 5.3% 61 11.4%
業務委託手数料 31 5.8% △2.4% 30 5.6%
その他 160 29.6% △12.9% 139 25.8%
販管費合計 542 △0.1% 541
四半期別売上、利益推移 （連結） （単位：百万円）
売上高 営業利益 １Ｑは直前期末４Ｑ対比
1,800 160
の減少を抑え、順調な
1,600 140
滑り出しとできた
1,400 120
1,200 100 前年同期にイノコス社の
1,000
80 大口案件があった
800 ことは減少要因となった
60
600
400 40 映像制作、ＷＥＢ制作系
200 20 子会社が不振
0 30.1Q 30.2Q 30.3Q 30.4Q 2018.1Q 2018.2Q 2018.3Q 2018.4Q 2019.1Q
0 30.1Q 30.2Q 30.3Q 30.4Q 30.4Q 2018.2Q 2018.3Q 2018.4Q 2019.1Q
2017年度 2018年度 2019年度 2017年度 2018年度 2019年度
2017年度 2018年度 2019
売上高 1,352 1,418 1,483 1,847 1,533 1,799 1,620 1,827 1,599
営業利益 52 84 61 158 2 88 80 141 4
純利益 127 66 16 78 △3 56 47 94 △10
売上高 2,770 3,330 3,333 3,447
営業利益 137 220 91 222
純利益 194 94 53 142
7
セグメント売上・営業利益状況：配信事業 （単位：百万円、%）
1,000 売上 営業利益／率
350 40%
医療系ＷＥＢ講演会の
300 35%
800 受注は復調
250 30%
メディア系の大型運用
600 25%
200 案件、配信受注は継続
20%
400 150 １Ｑ配信売上は４Ｑと
15%
100 10% 同水準まで伸ばせた
200
50 5% トップライン確保により
0 30. 1Q 30. 2Q 30. 3Q 201 7.4Q 201 8.1Q 201 8.2Q 201 8.3Q 201 8.4Q 201 9.1Q
0 30. 1Q 30. 2Q 30. 3Q 201 7.4Q 201 8.1Q 201 8.2Q 201 8.3Q 201 8.4Q 201 9.1Q
0% 営業利益は前年
2017年度 2018年度 2019年度 2017年度 2018年度 2019年度
同期比12%増加
2017年度 2018年度 2019年度
売上 859 827 851 917 816 858 901 949 947
営利 292 262 255 282 202 229 232 260 228
利益率 34.0 31.7 30.0 30.8 24.8 26.7 25.8 27.4 24.1
半期 1,687 1,768 1,674 1,850
通期 3,455 3,524 8
セグメント売上・営業利益状況：制作・システム開発事業
800 売上 100 営業利益／率 12%
（単位：百万円、%）
80 10% システム系で大口案件の
600 8% 受注があったが、その他
60
6% ＷＥＢ、映像制作が件数、
40 4%
400
額ともに低調
20 2%
0%
スタジオ稼働率低下から
0 映像制作子会社業績
200
30.1Q 30.2Q 30.3Q 2017.4Q 2018.1Q 2018.2Q 2018.3Q 2018.4Q 2019.1Q
-2%
-20 -4%
悪化 経営陣刷新し対応
0 30.1Q 30.2Q 30.3Q 2017.4Q 2018.1Q 2018.2Q 2018.3Q 2018.4Q 2019.1Q
-40 -6% WEB制作子会社も人員
2017年度 2018年度 2019年度 2017年度 2018年度 2019年度
リソース不足し売上減
2017年度 2018年度 2019年度
売上 457 559 567 713 539 647 564 763 519
営利 △25 21 12 68 0 37 28 84 △28
利益率 △5.5 3.8 2.1 9.6 0.2 5.8 5.1 11.1 △5.5
半期 1,016 1,280 1,187 1,327
通期 2,297 2,515 9
業種別売上比率（個別）
（単位：百万円、%）
1,500
1,325
その他
他の事業サービス
その他
1,164 1,205 16.2%
専門サービス
他の事業サービス
出版・印刷業
専門サービス
19.5% 2.5% 教育・学習塾
20.9% 0.8% 3.6% 出版・印刷業
1,000 0.9% 2.7% 3.6% 教育・学習塾
広告、情報サービス
2.5% 3.0% 5.9% 広告、情報サービス
3.1% 2.2% 6.0%
2.3% 6.2% 金融・保険業
金融・保険業
5.4% 8.3%
11.1% 放送
10.1% 放送
医薬医療製造・卸
500 14.6% 21.3% 23.0% 医薬医療製造・卸
医薬系は昨年の水準を上回った。
40.1% 33.3% 30.9% キー局中心に放送系が+18％と
引続き伸長。金融は案件数増加
0 したが、大口案件少なく比率低
下。教育系拡大は、大口案件が
2017-1Q 2018-1Q 2019-1Q
寄与。
第２３期投資計画
投資総額556百万円（前年計画比△5%）
サービス開発、競争力向上、業務効率化を重視
当期PLには50百万円程度の影響を見込む （単位：百万円）
ハードウェア 231 社内設備
サーバー、ストレージ 増強 社内システム
ライブ関連機材 等 ソフトウェア
ソフトウェア 258 （業務効率化・
ＩＴ統制強化）
Equipmedia、CDNext、ライブ 57
サービス、OTT関連 機能拡張等 広告関連 10
サービス強化
その他：
配信関連：489 百万円
67
第23期計画：556百万円
前期（第22期）実績 511百万円
投資実施状況
（単位：百万円）
投資項目 年間予定額
配信事業関連ソフトウェア 35
EQエンハンス他配信関連
サイマル配信関連基盤
CDNext、ライブ等
２０１９ 事業関連ハードウェア 8 66
年度 ネットワーク機器、ライブエンコーダ等 （556）
その他 22
広告関連ＳＷ 2
ビジネスプロセス管理システム・
社内システム系 20
※切捨等の処理により合計額は一致しません
12
２０１９年度経営方針
事業戦略基本方針
２０１９年度 事業戦略基本方針
エンタープライズ、メディア顧客に対し、
EVCとOTTとを軸としたサービス展開を推進する
14
２０１９年度 事業戦略
EVC領域
Enterprise Video Communications
企業によるビデオコミュニケーション
働き方改革に伴い、窓口業務、教育、更には
行政視察等の業務への動画導入が促進される
「ビデオコミュニケーション市場」の深耕
比重の大きい医薬業界、金融業界に対しては
特別な体制でアプローチ
15
EVC： 医薬市場における展開
医薬市場におけるWEB講演会の深耕継続及び
デジタルマーケティング領域への展開
医師が活用
製薬会社売上上位２０社の７割 する医療
製薬企業の
情報の
とは取引有り。これを軸にアップ 収集時間 営業コスト
その他
セルを達成 約 （学会、研究会、
7% 医学雑誌等）
約1,000億円
44%
顧客利便性の改善、CRM・MA 約
91%
と連携した効果測定提供による ＭＲ関連費用
約1兆5,000億円
競合との差別化を推進 17%
製薬メーカー以外の学会、医療 39% インターネット
約
機器等、新たな業種等における 2%
約400億円
WEB講演会ニーズ開拓 エムスリー株式会社 会社説明資料（2019年４月）より
EVC： 金融市場における展開
金融市場における新ソリューション展開と
新提案活動
動画による社内情報共有といった
「働き方改革ソリューション」の展開
SIerとの代理店協力を推進
運用・広告などの新提案を実施しつつ
業界のセキュリティ強化の需要に応える
Incapsulaなど配信
新商材を提案していく
17
EVC関連の市場分類
インタラクティブな要素を伴う動画配信
（Video with Interactive Functions） Business Video Apps市場
ビジネスライブ
ライブ配信基盤市場 Web会議市場 ソリューション市場
（寡占状態）
参戦しない ・Webinar切り口
参戦しない
（この領域は、Vidyoやagora.ioなど から参入
のライブPF事業者が寡占。
配 国内では、NTTコムがSkyWayの ・動画とChat等、 業
WebRTC CPaaSを提供。）
信 インタラクティブ 務
機 性の強化を推進 課
能 題
の の
提 OVP市場 ビジネス動画ソリューション市場 解
供 決
継続展開 ・用途特化型機能の拡張
・内製支援機能とライブ機能の ・コンサルテーション等の上流
強化を行い、差別化と のサービスと組み合わせた
ユーザーの利便性向上を図る 用途特化型動画
ソリューションの投入
単純な動画配信（One-Way Video Delivery）
２０１９年度事業戦略
OTT領域
（Over-the-Top） における事業展開
既存顧客を中心に、システム開発と運用案件の
獲得を推進
放送・配信設備等のHW/SWの販売・保守等、
グループ全体でメディア顧客に対する
トータルサポートをアピール
顧客のサイマル放送、OTTサービスを担う
プラットフォームサービスを順次整備 19
サイマル配信サービスのサービス展開
ターゲット顧客毎に最適化したサービスを用意
準キー局・独立局・地方局・メディア企業向けサービス
放送同時配信、ファイル サ 上
イ 位
編成配信、Live To File、 マ メ
災害時向けライブといった ル ニ
メ ュ
サイマル配信用機能をEQ ニ ー
既存Equipmedia ュ と
とシームレスに連携し、EQ ー
サービスメニュー し
の上位サービスメニューとし 追 て
て展開。極力カスタマイズ 加
が発生しない形で
ターゲット顧客へ提供
20
サイマル配信サービスのサービス展開
キー局・準キー局・ 大手メディア企業向けサービス＋インテグレーション
サイマル配信に必要となる
各種機能を提供
管理機能をクラウドサービスと
して提供し、バックエンドは
個別インテグレーションで提供
バックエンドについては、
より精度が高い設定が可能な
ものを提供
最近のトピックス
EquipmediaがAI・高性能チャットボット「スグレス」とシステム連携
株式会社ALBERTが提供するAI・高性能チャットボット
「スグレス」とのシステム連携を開始
よくある質問と回答を登録しておくことで、チャットボット
がユーザーからの質問にテキストや画像で自動回答する
サービス
Equipmediaとの連携で動画での回答が可能に
従業員や顧客に文章では伝わりにくい情報まで
伝えることができ、情報を取得したいユーザーの
自己解決率の向上が図れる
カスタマーサポートの効率化
顧客満足度の向上
株式会社ビッグエムズワイを子会社化
設立 ：平成６年
所在地 ：東京都文京区
映像制作、Web制作、インターネットライブ配信、収録スタジオ
提供、各種システム開発等を行う
医師に医薬情報をインターネットを活用して提供する
ｅディテーリングの黎明期から、関連するデジタルコンテンツの
制作を多く実施。医薬業界で広く利用され、
今後も成長が見込まれる
業界特化型のCRMである
Veevaにおけるコンテンツ制作・
運用を数多く手がけており
大きなシェアを持つ。
株式会社ビッグエムズワイを子会社化
（単位：百万円）
2016年 2017年 2018年
顧客層、サービス内容について 9月期 9月期 9月期
協業を通じＪストリームと補完 純資産 37 127 210
しあい、より幅広い顧客への 総資産 247 465 516
売上高 785 1,077 1,320
アプローチが実現できる。 営業利益 60 131 121
経常利益 56 129 118
決算期９月 当期純利益 40 90 82
出資比率
39% → 100%
完全子会社化予定（８月）
業績予想修正について
業績予想修正について （単位：百万円）
親会社株主に 一株当たり
売上高 営業利益 経常利益 帰属する当期純利益 当期純利益（円）
当初予想値 7,200 400 400 250 21.49
修正後予想値 8,160 420 430 210 18.05
増減額 +960 +20 +30 △40 －
増減率％ +13.3 +5.0 +7.5 △16.0 －
前期実績 6,781 313 319 195 16.81
対前期増減率％ +20.3 +34.1 +34.8 +7.4 －
株式会社ビッグエムズワイの完全子会社化に伴い、同社の連結決算
組入により当社連結の売上高、営業利益、経常利益が増加見込
営業利益：同社株式取得によるのれんの費用や取得にかかる費用の計上に
加え、業績不振の子会社影響分を勘案し当初計画に比し20百万円の増加
当期純利益：同社株式の取得にかかるデューデリジェンスやアドバイザリー費用
の一括計上等を今期に行う（特別損失）ことから、当初予想から40百万円減
業績予想値
（単位：百万円）
２０１９年度
１Ｑ実績 通期予想 修正予想 進捗率
売上高 1,599 7,200 8,160 19.6%
営業利益 4 400 420 1.1%
経常利益 14 400 430 3.4%
△10 250 210
親会社株主に帰属する
当期／四半期
純利益／純損失
－
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説明内容についてのお問合せ先
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