4293 J-セプテーニHD 2020-04-28 15:00:00
2020年9月期通期連結業績予想の修正に関するお知らせ [pdf]
2020年4月28日
各 位
会 社 名 株式会社セプテーニ・ホールディングス
代表者名 代表取締役 グループ社長執行役員 佐 藤 光 紀
(JASDAQ コード番号 4293)
2020年9月期通期連結業績予想の修正に関するお知らせ
当社は、最近の業績動向等を踏まえ、2019年9月期通期決算発表時に開示しました2020年9月
期通期(2019年10月1日~2020年9月30日)の連結業績予想を修正することとしましたので、下
記の通りお知らせいたします。
記
1.2020年9月期通期連結業績予想(2019年10月1日~2020年9月30日)
Non-GAAP 親会社の所有者に 基本的1株当たり
収益
営業利益 帰属する当期利益 当期利益
百万 円 百万 円 百万 円 円 銭
前回発表予想(A)
19,000 2,500 1,400 11.07
今回発表予想(B) 17,000 1,250 720 5.69
増減額(B-A) △2,000 △1,250 △680 -
増減率(%) △10.5 △50.0 △48.6 -
前期実績
16,796 2,065 △547 -
(2019年9月期通期)
(注) Non-GAAP営業利益は、IFRSに基づく営業利益から、株式報酬費用、減損損失、固定資産の売却損益等
の一時的要因を調整した恒常的な事業の業績を測る利益指標であります。
2.修正の理由
新型コロナウイルス(以下「COVID-19」)の世界的な感染拡大により経済への影響が懸念さ
れる中、当社グループでは感染拡大防止と従業員ならびに関係者の皆様の安全確保を目的とし
て、従業員の在宅勤務やオンライン採用等を実施しており、現時点で事業運営に大きな問題は
生じておりません。
しかしながら、COVID-19感染拡大に伴い、社会全体で外出自粛による消費行動抑制が続いて
いることから、当社において3月に入った段階で広告需要に減少傾向が見られ、4月の緊急事
態宣言以降、減速が本格化しております。終息時期の見通しが立たない状況を踏まえると、 当
期業績への大幅な影響が見込まれるため、現状の具体的な判断材料をもとに、現在想定し得る
中で最も悲観的なシナリオにて、2019年10月29日公表の通期業績予想を修正いたしました。
具体的には、4月の状況を踏まえ、下期における経営環境について、 COVID-19の影響が当期
末(2020年9月末)まで続くことを前提に、以下の想定で業績予想を保守的に見直しておりま
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す。
・下期6ヶ月間における影響幅を、現時点では売上高ベースで計画比マイナス20%程度と
想定、売上の減少に伴い収益、Non-GAAP営業利益及び当期利益への影響も見込む。
(影響額:売上△98億円、収益△20億円、Non-GAAP営業利益△14億円、当期利益△8億円)
なお、2020年9月以前の段階でCOVID-19に伴う外部環境の回復が明らかな場合には、相応の収
益増加が見込まれます。その際は、状況が判明し次第、速やかに開示いたします。
3.今後の経営方針
今回の環境変化による各事業セグメントの影響は以下の通りと認識しております。
デジタルマーケティング事業 メディアプラットフォーム事業
広告需要の減少(オフライン業態広告主の活 メディア事業における広告収益の減少
動低下、大手広告主の広告費削減)
デジタル・トランスフォーメーション(DX) ニュース、エンタメ系を中心としたトラフィ
の加速による需要拡大 ックの増加
巣ごもり需要の拡大、EC市場の成長加速 サブスクリプション、ECなどコンシューマ向
けの課金収益は堅調
上記の影響を受けつつも、短期的にはマイナス影響の抑制、新たな収益機会の追求、厳格な コ
スト管理により、経営のパフォーマンス改善に努めてまいります。中期的には顧客のDX支援を
中心として、Post COVID-19の社会に適合した経営モデルをいち早く構築、イノベーションの好
機とすることで業績回復を図ってまいります。
(ご注意)
上記に記載した予想数値は、現時点で入手可能な情報に基づき判断した見通しであり、多分に
不確定な要素を含んでおります。実際の業績は、様々な要因により上記予想数値と異なる場合
があります。
以 上
■本件に関するお問合せ先
経営企画部 IR課 E-mail: ir@septeni-holdings.co.jp TEL:03-6857-7258(※)
※2020年4月28日現在、COVID-19感染拡大の影響を受け、在宅勤務体制を実施中のため、 電話
でのお問い合わせは受け付けておりません。上記のEメールアドレスまでご連絡をお願いいた
します。
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