4293 J-セプテーニHD 2020-04-28 15:00:00
2020年9月期 第2四半期決算短信〔IFRS〕(連結) [pdf]
2020年9月期 第2四半期決算短信〔IFRS〕(連結)
2020年4月28日
上場会社名 株式会社 セプテーニ・ホールディングス 上場取引所 東
コード番号 4293 URL https://www.septeni-holdings.co.jp
代表者 (役職名) 代表取締役 グループ社長執行役員 (氏名)佐藤 光紀
問合せ先責任者 (役職名) 経営企画部 次長 (氏名)呉 鼎 TEL 03-6857-7258
四半期報告書提出予定日 2020年5月8日
四半期決算補足説明資料作成の有無:有
四半期決算説明会開催の有無 :有 (機関投資家・アナリスト・報道関係者向け)
(百万円未満四捨五入)
1.2020年9月期第2四半期の連結業績(2019年10月1日~2020年3月31日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社の
収益 営業利益 Non-GAAP営業利益 税引前利益 四半期利益 所有者に帰属する
四半期利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年9月期第2四半期 8,805 5.2 1,040 7.1 1,168 14.3 1,122 85.1 700 94.6 696 95.2
2019年9月期第2四半期 8,366 4.9 971 △3.8 1,022 0.4 606 △50.3 360 △52.2 357 △52.7
(注)Non-GAAP営業利益は、IFRSに基づく営業利益から、株式報酬費用、減損損失、固定資産の売却損益等の一時的要因を調整した恒常的な事
業の業績を測る利益指標であります。
基本的1株当たり 希薄化後1株当たり
四半期利益 四半期利益
円 銭 円 銭
2020年9月期第2四半期 5.50 5.48
2019年9月期第2四半期 2.82 2.81
(2)連結財政状態
親会社の所有者に 親会社所有者
資産合計 資本合計
帰属する持分 帰属持分比率
百万円 百万円 百万円 %
2020年9月期第2四半期 32,258 15,168 15,152 47.0
2019年9月期 30,413 14,809 14,796 48.7
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2019年9月期 - - - 2.00 2.00
2020年9月期 - -
2020年9月期(予想) - 2.00 2.00
(注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無
3.2020年9月期の連結業績予想(2019年10月1日~2020年9月30日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社の所有者に 基本的1株当たり
収益 Non-GAAP営業利益
帰属する当期利益 当期利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 17,000 1.2 1,250 △39.5 720 - 5.69
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無:有
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動):無
(2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更
① IFRSにより要求される会計方針の変更 :有
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
(3)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年9月期2Q 138,916,500株 2019年9月期 138,906,500株
② 期末自己株式数 2020年9月期2Q 12,463,440株 2019年9月期 12,463,440株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2020年9月期2Q 126,448,415株 2019年9月期2Q 126,417,030株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(1)連結業績予想に関して
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判
断する一定の前提に基づいており、業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。
業績予想の前提となる仮定等については、「1.当四半期決算に関する定性的情報(2)連結業績予想などの将来
予測情報に関する説明」をご参照ください。
(2)決算補足説明資料の入手方法
当社は、以下のとおり決算説明会を開催する予定であります。この説明会で使用する資料は、当四半期決算短信の
適時開示後、当社ウェブサイトに掲載いたします。また、決算説明会の動画等については、後日当社ウェブサイトに
掲載する予定であります。
・2020年4月28日(火)・・・・機関投資家・アナリスト・報道関係者向け決算説明会
㈱セプテーニ・ホールディングス(4293)2020年9月期第2四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 3
2.要約四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………………… 4
(1)要約四半期連結財政状態計算書 ………………………………………………………………………………… 4
(2)要約四半期連結純損益計算書 …………………………………………………………………………………… 6
(3)要約四半期連結包括利益計算書 ………………………………………………………………………………… 7
(4)要約四半期連結持分変動計算書 ………………………………………………………………………………… 8
(5)要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書 …………………………………………………………………… 9
(6)要約四半期連結財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………………… 10
①継続企業の前提に関する注記 ………………………………………………………………………………… 10
②会計方針の変更 ………………………………………………………………………………………………… 10
③セグメント情報 ………………………………………………………………………………………………… 11
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㈱セプテーニ・ホールディングス(4293)2020年9月期第2四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第2四半期連結累計期間(以下「当四半期」)において、主力のデジタルマーケティング事業では、国内ブラン
ド広告の取扱高の増加や電通グループとの協業の進展により収益が堅調に増加いたしました。一方で、新型コロナウ
イルス感染拡大の影響が一部発生いたしました。メディアプラットフォーム事業では、マンガアプリ「GANMA!」を含
む各事業の成長により大幅な増収となり、赤字幅が縮小いたしました。
これらの結果、収益は8,805百万円(前年同四半期比5.2%増)、営業利益は1,040百万円(前年同四半期比7.1%
増)、Non-GAAP営業利益は1,168百万円(前年同四半期比14.3%増)、親会社の所有者に帰属する四半期利益は696百
万円(前年同四半期比95.2%増)となりました。
当社グループは、経営者が意思決定する際に使用する社内指標(以下、Non-GAAP指標)及びIFRSに基づく指標の双
方によって、連結経営成績を開示しております。Non-GAAP営業利益は、IFRSに基づく営業利益から、一時的要因を調
整した恒常的な事業の業績を測る利益指標であります。経営者は、Non-GAAP指標を開示することで、ステークホルダ
ーにとって同業他社比較や過年度比較が容易になり、当社グループの恒常的な経営成績や将来の見通しを理解する上
で有益な情報を提供できると判断しております。なお、一時的要因とは、将来見通し作成の観点から一定のルールに
基づき除外すべきと当社グループが判断する株式報酬費用、減損損失、固定資産の売却損益等の一過性の利益や損失
のことであります。さらに、財務諸表利用者にとって有用であると考えていることから、IFRSに準拠した開示ではあ
りませんが、全ての取引について総額により表示した収益を「売上高」として任意開示しております。
営業利益からNon-GAAP営業利益への調整及び売上高は次のとおりであります。
(単位:百万円)
前年同四半期 当四半期
増減額 増減率
(前第2四半期連結累計期間) (当第2四半期連結累計期間)
営業利益 971 1,040 69 7.1%
調整額 51 128 77
Non-GAAP営業利益 1,022 1,168 146 14.3%
売上高 39,073 38,180 △893 △2.3%
報告セグメント別の業績は、次のとおりであります。なお、当四半期より、従来ネットマーケティング事業、メデ
ィアコンテンツ事業としていた報告セグメントの名称をデジタルマーケティング事業、メディアプラットフォーム事
業に変更しております。当該変更は名称変更のみであり、セグメント情報に与える影響はありません。また、前第2
四半期連結累計期間のセグメント情報についても変更後の名称で記載しております。
①デジタルマーケティング事業
デジタルマーケティングを中心として、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)の総合的な支援を行う事
業セグメントによって構成されております。
当四半期においては、国内市場におけるブランド広告の取扱高及び電通グループ協業の顧客数が堅調に増加いたし
ました。一方で、海外市場ではアジア圏を中心に低調な推移となりました。また、新型コロナウイルス感染拡大を起
因とした社会全体の消費行動抑制等により、一部顧客の広告出稿が減少いたしました。
これらの結果、収益は7,760百万円(前年同四半期比1.1%増)、Non-GAAP営業利益は2,558百万円(前年同四半期
比2.9%増)となりました。
②メディアプラットフォーム事業
マンガコンテンツ事業「GANMA!」、採用プラットフォーム事業「ViViViT」、社会貢献プラットフォーム事業
「gooddo」、医療プラットフォーム事業「Pharmarket」、育児プラットフォーム事業「ベビフル」等の事業セグメン
トから構成されております。
当四半期においては、マンガアプリ「GANMA!」の累計ダウンロード数は2020年3月末時点で約1,396万件となり、
サブスクリプション課金の増加や大手広告主からのブランド広告案件の獲得が収益拡大に貢献いたしました。また、
その他の各事業の成長により、赤字幅が縮小いたしました。
これらの結果、収益は1,214百万円(前年同四半期比43.9%増)、Non-GAAP営業損失は464百万円(前年同四半期は
514百万円のNon-GAAP営業損失)となりました。
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(2)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
2020年9月期連結業績予想につきましては、当第2四半期連結累計期間の業績および2020年4月の業績の状況を踏
まえ、2019年10月29日に公表しました業績予想を変更しております。詳細につきましては、2020年4月28日公表の
「2020年9月期通期連結業績予想の修正に関するお知らせ」をご覧ください。
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2.要約四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)要約四半期連結財政状態計算書
(単位:千円)
当第2四半期
前連結会計年度
連結会計期間
(2019年9月30日)
(2020年3月31日)
資産
流動資産
現金及び現金同等物 14,488,431 13,235,324
営業債権 10,032,303 11,368,307
棚卸資産 19,870 35,764
その他の金融資産 102,853 59,604
その他の流動資産 489,319 286,122
流動資産合計 25,132,776 24,985,121
非流動資産
有形固定資産 382,685 326,877
使用権資産 - 1,363,351
無形資産 112,545 97,281
持分法で会計処理されている投資 887,521 959,899
その他の金融資産 2,990,742 3,579,837
その他の非流動資産 12,725 7,796
繰延税金資産 893,582 938,290
非流動資産合計 5,279,800 7,273,331
資産合計 30,412,576 32,258,452
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(単位:千円)
当第2四半期
前連結会計年度
連結会計期間
(2019年9月30日)
(2020年3月31日)
負債及び資本
負債
流動負債
営業債務 8,799,475 9,243,051
その他の金融負債 1,536,893 2,284,664
未払法人所得税 229,836 243,125
その他の流動負債 1,162,809 1,312,831
流動負債合計 11,729,013 13,083,671
非流動負債
その他の金融負債 3,765,250 3,859,530
引当金 109,359 146,582
その他の非流動負債 - 668
非流動負債合計 3,874,609 4,006,780
負債合計 15,603,622 17,090,451
資本
親会社の所有者に帰属する持分
資本金 2,125,314 2,125,384
資本剰余金 3,664,788 3,664,788
自己株式 △1,691,842 △1,691,842
利益剰余金 10,750,768 11,202,837
その他の資本の構成要素 △52,914 △148,750
親会社の所有者に帰属する
14,796,114 15,152,417
持分合計
非支配持分 12,840 15,584
資本合計 14,808,954 15,168,001
負債及び資本合計 30,412,576 32,258,452
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(2)要約四半期連結純損益計算書
(単位:千円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2018年10月1日 (自 2019年10月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
収益 8,365,707 8,804,614
売上原価 1,413,265 1,662,449
売上総利益 6,952,442 7,142,165
販売費及び一般管理費 5,948,836 5,976,446
その他の収益 31,615 3,643
その他の費用 64,623 129,851
営業利益 970,598 1,039,511
金融収益 42,939 54,929
金融費用 36,374 44,428
持分法による投資利益(△は損失) △370,697 72,378
税引前四半期利益 606,466 1,122,390
法人所得税費用 246,748 422,375
四半期利益 359,718 700,015
四半期利益の帰属
親会社の所有者 356,596 696,093
非支配持分 3,122 3,922
合計 359,718 700,015
1株当たり四半期利益
基本的1株当たり四半期利益(円) 2.82 5.50
希薄化後1株当たり四半期利益(円) 2.81 5.48
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(3)要約四半期連結包括利益計算書
(単位:千円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2018年10月1日 (自 2019年10月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
四半期利益 359,718 700,015
その他の包括利益
純損益に組替調整されない項目
その他の包括利益を通じて測定する
15,054 △83,620
金融資産の公正価値の純変動
純損益に組替調整される可能性がある項目
在外営業活動体の換算差額 △76,388 △1,135
キャッシュ・フロー・ヘッジ △5,918 10,816
持分法適用会社に対する持分相当額 △1,717 -
その他の包括利益合計(税引後) △68,969 △73,939
四半期包括利益合計 290,749 626,076
四半期包括利益の帰属
親会社の所有者 287,627 622,154
非支配持分 3,122 3,922
四半期包括利益 290,749 626,076
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(4)要約四半期連結持分変動計算書
(単位:千円)
親会社の所有者に帰属する持分
非支配
その他の 資本合計
持分
資本金 資本剰余金 自己株式 利益剰余金 資本の 合計
構成要素
2018年10月1日時点の残高 2,120,484 3,663,023 △1,691,819 11,493,305 87,244 15,672,237 57,797 15,730,034
四半期利益 - - - 356,596 - 356,596 3,122 359,718
その他の包括利益 - - - - △68,969 △68,969 - △68,969
四半期包括利益合計 - - - 356,596 △68,969 287,627 3,122 290,749
新株発行 4,830 1,765 - - △6,245 350 - 350
剰余金の配当 - - - △256,265 - △256,265 - △256,265
自己株式の取得及び処分 - - △23 - - △23 - △23
支配喪失を伴う子会社に対する
- - - - - - △50,363 △50,363
所有者持分の変動
その他 - - - - 1 1 △1 -
所有者との取引額等合計 4,830 1,765 △23 △256,265 △6,244 △255,937 △50,364 △306,301
2019年3月31日時点の残高 2,125,314 3,664,788 △1,691,842 11,593,636 12,031 15,703,927 10,555 15,714,482
(単位:千円)
親会社の所有者に帰属する持分
非支配
その他の 資本合計
持分
資本金 資本剰余金 自己株式 利益剰余金 資本の 合計
構成要素
2019年10月1日時点の残高 2,125,314 3,664,788 △1,691,842 10,750,768 △52,914 14,796,114 12,840 14,808,954
会計方針の変更に伴う累積的影響額 - - - △13,035 - △13,035 - △13,035
会計方針の変更を反映した当期首残高 2,125,314 3,664,788 △1,691,842 10,737,733 △52,914 14,783,079 12,840 14,795,919
四半期利益 - - - 696,093 - 696,093 3,922 700,015
その他の包括利益 - - - - △73,939 △73,939 - △73,939
四半期包括利益合計 - - - 696,093 △73,939 622,154 3,922 626,076
新株発行 70 - - - - 70 - 70
剰余金の配当 - - - △252,886 - △252,886 - △252,886
自己株式の取得及び処分 - - - - - - - -
支配喪失を伴う子会社に対する
- - - - - - - -
所有者持分の変動
その他 - - - 21,897 △21,897 - △1,178 △1,178
所有者との取引額等合計 70 - - △230,989 △21,897 △252,816 △1,178 △253,994
2020年3月31日時点の残高 2,125,384 3,664,788 △1,691,842 11,202,837 △148,750 15,152,417 15,584 15,168,001
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㈱セプテーニ・ホールディングス(4293)2020年9月期第2四半期決算短信
(5)要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:千円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2018年10月1日 (自 2019年10月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税引前四半期利益 606,466 1,122,390
調整項目:
減価償却費及び償却費 105,346 488,732
受取利息及び受取配当金 △1,614 △2,023
支払利息 18,647 17,078
持分法による投資損益(△は益) 370,697 △72,378
その他 △46,682 13,082
運転資本の増減:
営業債権の増減額(△は増加) △1,061,370 △1,336,003
棚卸資産の増減額(△は増加) △3,631 △15,894
営業債務の増減額(△は減少) 638,003 443,576
その他 672,945 131,871
小計 1,298,807 790,431
利息及び配当金の受取額 1,614 2,023
利息の支払額 △18,447 △13,904
法人所得税の還付額 456,369 115,340
法人所得税の支払額 △450,023 △426,122
営業活動によるキャッシュ・フロー 1,288,320 467,768
投資活動によるキャッシュ・フロー
有価証券の売却による収入 - 51,649
有価証券の取得による支出 △175,840 △755,559
有形固定資産の取得による支出 △28,276 △18,512
無形資産の取得による支出 △25,850 △6,858
その他 3,182 102,889
投資活動によるキャッシュ・フロー △226,784 △626,391
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の返済による支出 △308,435 -
長期借入金の返済による支出 △404,170 △425,004
リース負債の返済による支出 - △414,352
配当金の支払額 △256,265 △252,886
自己株式の取得による支出 △23 -
その他 350 △1,107
財務活動によるキャッシュ・フロー △968,543 △1,093,349
現金及び現金同等物に係る換算差額 △34,787 △1,135
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 58,206 △1,253,107
現金及び現金同等物の期首残高 14,922,272 14,488,431
現金及び現金同等物の四半期末残高 14,980,478 13,235,324
- 9 -
㈱セプテーニ・ホールディングス(4293)2020年9月期第2四半期決算短信
(6)要約四半期連結財務諸表に関する注記事項
①継続企業の前提に関する注記
該当事項はありません。
②会計方針の変更
当社グループは、当第2四半期連結累計期間からIFRS第16号「リース」(以下、「IFRS第16号」)を適用しており
ます。当社グループは、IFRS第16号の経過措置に従い、当該基準を遡及的に適用し、新基準の当初適用の累積的影響
を2019年10月1日現在で認識しております。そのため、当社グループは比較情報を修正再表示しておりません。
IFRS第16号は、リースの借手及び貸手におけるリース契約の認識、測定、表示及び開示の原則を定めております。
IFRS第16号において、リースの借手は、従前の基準であるIAS第17号「リース」(以下、「IAS第17号」)において求
められていたファイナンス・リースとオペレーティング・リースの区分をせず、単一の会計モデルを使用することと
なります。借手はリースの開始日において、リース料に係る支払債務(リース負債)と、対応するリース期間に原資
産を使用する権利を表す使用権資産を認識することとなります。その後、借手はリース負債から生じる利息費用と、
使用権資産から生じる減価償却費を個別に認識しております。使用権資産は、リース期間にわたり定額法で減価償却
をしております。
当社グループは、IFRS第16号の適用により、過去にIAS第17号に従い分類されたオペレーティング・リースについ
て、リース負債を認識しております。当該リース負債は、残りのリース料を2019年10月1日現在の借手の追加借入利
子率を用いて割り引いた現在価値で測定しております。
当社グループは、従来IAS第17号のもとでオペレーティング・リースに分類していたリースにIFRS第16号を適用す
る際に、以下の実務上の便法を適用しました。
・特性が類似したリースのポートフォリオに単一の割引率を適用する
・残存リース期間が12ヶ月以内のリースに、使用権資産とリース負債を認識しない免除規定を適用する
・適用開始日の使用権資産の測定から当初直接コストを除外する
・延長又は解約オプションが含まれている契約のリース期間を算定する際に、事後的判断を使用する
IFRS第16号への移行にあたり、当社グループは、2019年10月1日現在で1,725,653千円の使用権資産、1,708,507千
円のリース負債を追加的に認識し、13,035千円の期首利益剰余金(税効果会計等考慮後)の減少を認識しておりま
す。使用権資産は「使用権資産」として表示しており、リース負債は「その他の金融負債(流動)」及び「その他の
金融負債(非流動)」に含まれております。
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㈱セプテーニ・ホールディングス(4293)2020年9月期第2四半期決算短信
③セグメント情報
イ.報告セグメントの概要
当社グループは、当社を持株会社とし、当社の子会社(又はそのグループ)を事業単位とする持株会社体制を
採用しております。収益獲得に関する直接的な活動は、専ら当社の子会社(又はそのグループ)から構成される
事業単位によって行われます。
当社グループの報告セグメントは、事業単位の中から、分離された財務情報が入手可能であり、最高経営意思
決定者が経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっている事業セグメン
トを基礎に、各事業セグメントの経済的特徴の類似性及び量的重要性等を考慮し、当社グループの事業活動及び
事業を行う経済環境の性質や財務的な影響を財務諸表利用者が適切に評価できるよう、「デジタルマーケティン
グ事業」及び「メディアプラットフォーム事業」の2つの報告セグメントに集約・区分して開示しております。
ⅰ.デジタルマーケティング事業
デジタル広告の販売と運用をはじめ、データ、AIを活用したソリューションの提供、電通グループとの提携
によるオンライン・オフライン統合によるマーケティング支援等、デジタルマーケティングを中心として、企
業のデジタルトランスフォーメーション(DX)の総合的な支援を行う事業セグメントによって構成されており
ます。
ⅱ.メディアプラットフォーム事業
マンガコンテンツ事業「GANMA!」、採用プラットフォーム事業「ViViViT」、社会貢献プラットフォーム事
業「gooddo」、医療プラットフォーム事業「Pharmarket」、育児プラットフォーム事業「ベビフル」等の事業
セグメントから構成されております。メディアプラットフォーム事業には、将来の収益獲得に向けた投資が先
行しているため、収益獲得に至っていない創業直後の事業単位を含んでおり、このような事業単位について
は、最高経営意思決定者は、将来の収益を通じて投資コストを回収できるというリスク及び経済価値を前提
に、経営資源の配分の決定及び業績の評価を行っております。
ロ.報告セグメントの損益の測定に関する事項
セグメント利益は、IFRSに基づく営業利益から、株式報酬費用、減損損失、固定資産の売却損益等の一時的要
因を調整したNon-GAAP営業利益を使用しております。
なお、当社グループは、全ての取引について総額により表示した収益を「売上高」として任意開示しておりま
す。売上高は、IFRSに準拠した開示ではありませんが、経営者は当該情報が財務諸表利用者にとって有用である
と考えていることから、経営成績に関する説明及びセグメント情報に参考情報として任意で開示しております。
報告セグメント間の取引における価格は、外部顧客との取引価格に準じて決定しております
(報告セグメントの名称変更に関する事項)
当第2四半期連結累計期間より、従来ネットマーケティング事業、メディアコンテンツ事業としていた報告セ
グメントの名称をデジタルマーケティング事業、メディアプラットフォーム事業に変更しております。当該変更
は名称変更のみであり、セグメント情報に与える影響はありません。なお、前第2四半期連結累計期間のセグメ
ント情報についても変更後の名称で記載しております。
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㈱セプテーニ・ホールディングス(4293)2020年9月期第2四半期決算短信
ハ.報告セグメントの損益に関する情報
前第2四半期連結累計期間(自 2018年10月1日 至 2019年3月31日)
(単位:千円)
デジタル メディア 調整額
合計 連結
マーケティング プラットフォーム (注)2
セグメント収益 7,677,523 843,060 8,520,583 △154,876 8,365,707
セグメント利益又は損失
2,486,251 △513,732 1,972,519 △950,338 1,022,181
(△は損失)(注)1
セグメント売上高 38,659,685 843,060 39,502,745 △429,583 39,073,162
(注)1 セグメント利益は、Non-GAAP営業利益を使用しております。
2 調整額には、報告セグメント間の損益取引消去及び持株会社運営に係る費用が含まれております。
当第2四半期連結累計期間(自 2019年10月1日 至 2020年3月31日)
(単位:千円)
デジタル メディア 調整額
合計 連結
マーケティング プラットフォーム (注)2
セグメント収益 7,759,735 1,213,500 8,973,235 △168,621 8,804,614
セグメント利益又は損失
2,558,227 △463,721 2,094,506 △926,135 1,168,371
(△は損失)(注)1
セグメント売上高 37,293,949 1,213,500 38,507,449 △327,150 38,180,299
(注)1 セグメント利益は、Non-GAAP営業利益を使用しております。
2 調整額には、報告セグメント間の損益取引消去及び持株会社運営に係る費用が含まれております。
セグメント損益から税引前四半期利益への調整表
(単位:千円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2018年10月1日 (自 2019年10月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
セグメント利益 1,022,181 1,168,371
その他の損益(純額) △51,582 △128,860
金融損益(純額) 6,564 10,501
持分法による投資利益(△は損失) △370,697 72,378
税引前四半期利益 606,466 1,122,390
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