4293 J-セプテーニHD 2019-12-18 18:00:00
財務報告に係る内部統制の開示すべき重要な不備に関するお知らせ [pdf]

                                                     2019 年 12 月 18 日
各     位


                              会 社 名   株式会社セプテーニ・ホールディングス
                              代表者名    代表取締役 グループ社長執行役員   佐 藤   光 紀
                                        (JASDAQ   コード番号    4293)



          財務報告に係る内部統制の開示すべき重要な不備に関するお知らせ

    当社は、金融商品取引法第 24 条の4の4第1項に基づき、本日、関東財務局に提出いたしました 2019
年9月期の内部統制報告書において、開示すべき重要な不備があり、財務報告に係る内部統制は有効で
はない旨の記載をしておりますので、下記の通りお知らせいたします。


                             記


1.開示すべき重要な不備の内容
     2019 年9月期の決算監査の過程において、過去4期分(2015 年9月期から 2018 年9月期)の連結
    納税制度を適用している当社個別財務諸表の繰延税金資産の回収可能性を検討する際に、子会社株式
    の評価損に係る将来減算一時差異の影響を考慮せず、繰延税金資産の回収可能性に関する適用指針(企
    業会計基準適用指針第 26 号)(2016 年9月期以前においては、繰延税金資産の回収可能性の判断に関
    する監査上の取扱い(監査委員会報告第 66 号))における会社分類の判定等を実施している事実が発
    見されました。
     上記の会計上の誤謬が発生した原因は、連結納税適用時以降、税効果会計に係る専門知識が不足し
    ていたことに起因する決算・財務報告プロセスに関する内部統制の不備であります。
     財務報告に係る内部統制の不備は、財務報告に重要な影響を及ぼすことになり、開示すべき重要な
    不備に該当すると判断いたしました。したがって、当事業年度末日時点において、当社の財務報告に
    係る内部統制は有効でないと判断いたしました。


2.事業年度末に訂正できなかった理由
     上記事実は、当事業年度末日後に判明したため、当該開示すべき重要な不備を当事業年度末日まで
    に是正することができませんでした。


3.開示すべき重要な不備の是正方針
     当社は、財務報告に係る内部統制の整備及び運用の重要性を認識しており、早急に適切な内部統制
    を整備し運用していく方針であります。


    再発防止方針
                             1
 ・経理・決算業務に関する専門知識を有した人材の補充
 ・経理・決算業務に従事する人員に対する研修の充実
 ・経理部門の専門知識の強化及び外部専門家の活用強化


4.連結財務諸表等に与える影響
  上記の開示すべき重要な不備に起因する必要な修正は、2019 年9月期有価証券報告書に適正に反映
 しており、当該連結財務諸表に与える重要な影響はありません。


5.連結財務諸表の報告における監査意見
  無限定適正意見であります。




                                             以   上


■本件に関するお問合せ先
経営企画部   IR課    TEL:03-6857-7258




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