4282 EPS 2020-05-21 16:00:00
2020年9月期 第2四半期決算説明会資料 [pdf]

                        2020年5月21日
2020年9月期 (第30期)
                  EPSホールディングス株式会社
第2四半期             取締役副社長    関谷 和樹
決算説明会
目次



    1        事業領域及びマネジメント体制について


    2        2020年9月期 第2四半期 決算概要


    3        2020年9月期 通期業績予想


    4        株主還元




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 1         事業領域及びマネジメント体制について




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2020年9月期 EPSグループの事業領域

            CRO                イーピーエス                     EPメディエイト

 国
 内         SMO                 EP綜合
 事
 業                                                        EPフォース
            CSO                EPファーマライン                  ESリンク
                                                          EP山梨
           NRO                 EPクルーズ、EPテクノ               中国データサービス会社3社

 海       Global                                           中国CRO事業会社
 外                             EPSインターナショナル               他海外事業会社
 事      Research
 業                                                        上海華新
            益新                 EPS益新、益新中国                 益通(蘇州)
                                                          EPトレーディング
                                                          他中国事業会社
            その他                イーピービズ(シェアードサービス)           TTC
                                            (注1)ACメディカルはイーピーエス(CRO事業を承継)、EPフォース(CSO事業を承継)へ
                                            (注2)EPメディエイトは4月イーピーエスより分社
Copyright © 2020 EPS All rights reserved.   (注3)TTCは1月子会社化                             4
  2020年9月期 マネジメント体制 【タテ】

     (4月1日より)
                                              EPS ホールディングス

         基盤事業推進本部(第1CBO)管理・支援・企画推進




                                                              Global
             CRO                  SMO            CSO   NRO   Research
                                                                        益新

(セグメント長)      佐々                    山本           西塚    山田      田中        厳
(副セグメント長)                                        後藤     宋      早川       田代



  ・セグメントにおいて次世代若手人財をセグメント長に登用し若返り化
  ・適正なサイズの事業体に分割し日々のオペレーションに専念し事業体をコントロール
  ・基盤事業推進本部(第1CBO)が5セグメントの本社的機能と位置づけ


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  2020年9月期 マネジメント体制 【ヨコ】


                                                       取締役会                     監査役会




                                               グループ経営執行全般(CEO)
                                                       厳 会長
                                                                              監査室

    田中社長管掌                              田代副会長管掌                         関谷副社長管掌



 基盤事業            品質           探索事業                             人事     広報部      総務部      財務      経営
                                              ファシリティ
 推進本部           推進部           推進本部                     渉外部    戦略本部                     会計部     支援部
                                               管理部
(第1CBO)        (CQO)         (第2CBO)                          (CHO)   (CCO)    (CAO)   (CFO)   (CPO)

  長岡              阿部            大社            折橋       島田     関谷      廣崎        関谷      小山     地家




     ・HDはOneEPSの司令塔として、グループ全体の企画・調整・推進機能を強化
     ・セグメントから次世代人材を積極的に兼任

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 2         2020年9月期 第2四半期 決算概要




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2020年9月期 第2四半期連結業績
                                                                          (単位:百万円)

                  2019/9期             2020/9期    2020/9期
                                                                  計画比     前年同期比増
                  第2四半期               第2四半期      第2四半期     計画比
                                                                  増減率       減率
                    実績                 期初計画        実績


 売上高              33,501 33,830 33,663                     △167   △0.5%    0.5%


営業利益               3,179               2,153     2,684     531    24.7%   △15.6%
(利益率)               (9.5%)              (6.4%)   (8.0%)

経常利益               3,275               2,074     2,823
                                                           749    36.1%   △13.8%
(利益率)               (9.8%)              (6.1%)   (8.4%)
親会社株主に
 帰属する              2,065               1,254     1,917
当期純利益                                                      663    52.9%   △7.2%

(利益率)               (6.2%)              (3.7%)   (5.7%)

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    2020年9月期 第2四半期 セグメント別業績
                                                                                              (単位:百万円)

                                   2020/9期                 2020/9期
                                                                                    期初計画比 前年同期比
                                   第2四半期                   第2四半期            期初計画比
                                                                                     増減率   増減率
                                    期初計画                     実績
                 売上高          13,877                     13,903                26     0.2%       3.1%
      CRO
              営業利益(率)            2,233 (16.1%)            2,312   (16.6%)      79     3.5%     △6.8%

国                売上高             7,100                    6,917              △183   △2.6%      △2.9%
内    SMO
事
              営業利益(率)               741 (10.5%)            911    (13.2%)     170    22.9%      11.7%
業                売上高             5,359                    5,663               304     5.7%      39.2%
      CSO
              営業利益(率)               306         (5.7%)     399     (7.0%)      93    30.4%     136.7%
                 売上高             2,954                    2,904               △50   △1.7%       △4.1%
     NRO
              営業利益(率)                 71        (2.4%)     122     (4.2%)      51    71.8% △65.6%

海                売上高             2,250                    1,889              △361 △16.0% △20.9%
外      GR
事
              営業利益(率)              △35             (ー)      99     (5.2%)     134        -     425.0%
業                売上高             4,785                    4,084              △701 △14.6% △29.4%
      益新
              営業利益(率)            △156             (-)     △257       (-)     △101        -          -
                                                            (注1)決算短信上のCROセグメントは、NROセグメントを含む
                                                            (注2)各セグメントの営業利益は
    Copyright © 2020 EPS All rights reserved.                    ①HDへの経営指導料を含まない                    9
                                                                 ②のれん償却費・シェアードサービスへの委託費を含む
                                                            (注3)EPSアソシエイトの前期実績組替後
2020年9月期 第2四半期決算概要

連結業績概要
  売上高                    • 対期初計画ではCSOが好調であったものの、GRにお
                           ける大型案件終了及び益新事業における製造ライン
                           一時停止と新型コロナによる販売への影響等で
                           0.5%未達
                         • 対前期ではGRと益新が大幅な減収であったものの、
                           CSOが伸長し増収
  営業利益                   • 対期初計画では海外事業が苦戦したものの、国内の
                           セグメントが計画通りに推移し24.7%超過
                         • 対前期で、SMO、CSOが大幅な増益であったが
                           CRO、益新の営業利益減少分を補いきれず減益


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2020年9月期 第2四半期決算概要(セグメント)

   CRO              売上・営業利益で計画達成
  ・ モニタリングは、前期受注低下した影響が期初にあったが、引合は復調傾向
  ・ モニタリング以外の部門においては計画通りに進捗
  ・ 安全性情報(PV)は低収益案件の改善


  SMO               売上未達、営業利益計画超過

  ・ 前期受注好調の反動で受注苦戦したが、既存試験への注力で売上カバー
  ・ 新型コロナによる医療機関への訪問規制や新規組入れの中止・延期
  ・ CRCの適正配置や原価、販管費抑制強化により営業利益を確保


   CSO              売上・営業利益で計画超過

  ・ コールセンターは 緊急製品回収対応等により伸長
  ・ 製薬業界のMR削減が一巡し、CMRは業績維持
  ・ 「販売情報提供活動ガイドライン」の完全適用等により学術資材作成支援が
   順調
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2020年9月期 第2四半期決算概要(セグメント)

  NRO               売上未達・営業利益超過
  ・ 臨床研究事業では予定案件の契約・進捗遅延の影響
  ・ 医薬系ITはe-Catch等のEDC(臨床試験情報収集システム)受注減
  ・ データサイエンスビジネスは既存案件中止・新型コロナの影響で進捗遅延し
   売上未達

      GR            売上未達・営業利益超過
  ・   大型案件が前期終了したことにより減収
  ・   日本:グローバルCROとの競争激化により受注苦戦、大型案件の中止
  ・   中国:引合好調、新型コロナ前に主要業務が終了
  ・   アジア(除く中国):日本からの既存案件が寄与、原価・販管費をコントロール

   益新               売上・営業利益で計画未達
  ・ 医薬品事業は製造ラインを一時ストップした影響で供給不足
  ・ 中国国内は、新型コロナの影響により営業活動・需要・物流が停滞
  ・ 研究資材販売は市場開拓が進み主力製品の売上伸長
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2020年9月期 トピックス

・機能性食品向けCRO(TTC)の子会社化
  機能性食品等の未開拓臨床試験市場等への参入
  食品関連企業への営業活動を通じた新規顧客(市場)の開拓と関係強化

・新型コロナウィルス向けDNAワクチン共同開発に参画
  大阪大学とアンジェス㈱が手掛ける新型コロナウイルス向けDNAワクチンの共同開発
  に医薬品開発支援機関として参画




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 3         2020年9月期 通期業績予想




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通期業績予想の前提について


 ・新型コロナウイルス感染拡大に伴い、医療機関への訪問自粛、患者の来院減少な
 どによる試験の遅延、新規臨床試験の延期が発生

 ・中国で医薬品の製造販売事業の製造ラインを一時的に停止させたこと及び新
 型コロナウイルスの影響




    【レンジの上限】緊急事態宣言が2020年5月中に解除され、以降、特に大都市圏の
            医療機関への訪問規制緩和と院内での実施体制が整い始めた場合
    【レンジの下限】新型コロナウイルスの感染拡大が終息せず、6月以降も特に大都市圏
            の医療機関への訪問規制が継続、院内での実施が困難な場合



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2020年9月期 連結業績予想
                                                                        (単位:百万円)


                           2019/9           2020/9    修正計画     計画比
                                                                        前期比率
                            実績              期初計画      (レンジ)    増減額


                                                      65,000   △7,500     △5.8%
   売上高                  69,009              72,500
                                                     ~62,000 ~△10,500   ~△10.2%

 営業利益                     6,279             6,170      2,000   △4,170    △68.2%

 (利益率)                    (9.1%)            (8.5%)    ~1,000 ~△5,170    ~△84.1%

 経常利益                     6,271             6,320      2,200   △4,120    △64.9%

 (利益率)                    (9.1%)            (8.7%)    ~1,200 ~△5,120    ~△80.9%
親会社株主に帰属
 する当期純利益                  3,633             3,540      1,500   △2,040    △58.7%

 (利益率)                    (5.3%)            (4.9%)     ~900 ~△2,640     ~△75.2%



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    2020年9月期 セグメント別売上予想
                                                                                    (単位:百万円)


                                     2019/9        2020/9          修正計画            計画差異
                                      実績           期初計画            (レンジ)           (レンジ)


                                                                    26,000           △2,600
         CRO         売上高                 27,719      28,600
                                                                   ~25,000         ~△3,600
国                                                                   13,000           △2,000
内        SMO         売上高                 14,339      15,000
事                                                                  ~12,000         ~△3,000
業                                                                   10,800                    0
         CSO         売上高                   9,399     10,800
                                                                   ~10,400           ~△400
                                                                      5,800            △700
         NRO         売上高                   5,829      6,500
                                                                    ~5,400         ~△1,100
海                                                                     3,500          △1,600
外         GR         売上高                   4,848      5,100
事                                                                   ~3,400         ~△1,700
業                                                                     9,000          △3,000
         益新          売上高                 11,543      12,000
                                                                    ~8,500         ~△3,500
                                                            (注1)決算短信上のCROセグメントは、NROセグメントを含む
                                                            (注2)EPSアソシエイトの前期実績組替後
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2020年9月期 通期業績予想概要

連結業績予想概要

  売上高                  ・ 医療機関への訪問自粛、被験者の来院減少、新規
                         試験の開発延期等の影響により売上減
                       ・ 中国の製造販売事業の製造ライン一時停止による供
                         給不足及び需要回復の遅れにより売上減
                       ・ 海外顧客はグローバルCROとの競争激化により受注
                         苦戦
                       ・ 国内4事業における引合い順調

  営業利益 ・ 固定費を抑制するものの売上高減少分を補えず営
         業利益減


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2020年9月期 セグメント業績予想の概要

   CRO
  ・ モニタリングは、訪問規制、既存案件の進捗遅延、新規案件開始遅延
  ・ モニタリング以外の業務は、既存案件のデータ回収遅延による影響、新規案件
   開始遅延


  SMO
  ・ 来院患者の減少による既存試験の遅延
  ・ 新規案件の開始遅延
  ・ モニター訪問規制に対応したCRCの業務範囲拡大による売上寄与

   CSO
  ・ CMRの医療機関への訪問規制による縮小
  ・ コールセンターは、CMR訪問規制に対してeディテーリングを拡大
  ・ 学術資材作成支援は研究会の減少が影響

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2020年9月期 セグメント業績予想の概要

  NRO
  ・ 臨床研究は、新型コロナの影響により進捗遅延
  ・ 医薬系ITは、EDC(臨床試験情報システム)・物販が苦戦
  ・ 新型コロナの臨床研究を積極的に受託


    GR
  ・ 日本:受注苦戦の影響で売上高減少
  ・ 中国:日本からの引合いが好調のため人材確保に注力
  ・ アジア(除く中国):日本からの新規案件が、新型コロナの影響で開始遅延


   益新
  ・ 中国国内は、新型コロナの影響
  ・ 研究資材販売は顧客の研究停滞による販売縮小の可能性

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グループにおける主要な取組み

   事業活性化プロジェクト① ~商品の革新~
         国内事業の革新
          ・既存商品の維持・発展
          ・アカデミア連携・デジタル化の推進
         新規ビジネスモデルの構築・実装・発展
   事業活性化プロジェクト② ~事業構造の革新~
         内部再編・外部連携等を行い事業構造を革新
         次世代人材の育成を実施

   組織活性化プロジェクト
         人事制度やその運用、各種コスト等の見直しを行い、新型コロナウイルスへ
         の対応とも連動させながら組織活性化と構造改革を推進



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事業における主要な取組み

   売上・利益減少を最小限に抑える対策
 ・顧客との情報共有を密に行い、開始遅延していた試験の積極的な獲得
 ・感染対策の徹底による業務稼働体制の維持継続
 ・コスト構造改革による費用抑制
 ・新型コロナウイルス治療薬、ワクチン臨床試験の支援
・“コロナ鬱”に対するメンタルヘルスケアビジネス

   アフターコロナへの対応
 ・オンライン診療、バーチャル治験の協業ベンダーとの新たなサービスの検討
 ・治験業務のリモート化の推進による新たなサービス開発




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新型コロナ対策

   3つの視点
     ・感染予防、拡大防止
     ・社員の雇用と生計維持・向上
     ・顧客のニーズ優先とビジネス維持・発展
   対応施策
        1. 社員・職場関連対応の強化

        2. 特別勤務体制の実施
             (1) 出社者への配慮
             (2) 在宅勤務/休業による出勤率低減
             (3) 完全フレックス制導入
        3. 経営職等の報酬の一部削減
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社会貢献

             社会への取り組み

  ・大阪大学とアンジェスが手掛ける新型コロナウイルスDNAワクチンの共同開発

  ・政府「マスクチーム」、アカデミア、地域医療機関等への医療物資の寄付

  ・グループ医療人財(看護師、検査技師等)の専門資格を活用した社会貢献活動




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 4         株主還元




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  配当金について
    基本的な配当方針
    将来の事業展開と収益力向上に向けて、企業体質強化のために必要な内部留保を確保
    継続的な株主の皆様への利益還元の充実
   配当予想の修正
    新型コロナウイルスの感染拡大が今後の業績に大きな影響を及ぼす可能性があり、また業
    績予想の仮定に不確実性があるため、中間配当は10円とし、期末配当については未定
   ¥50

                                                             期末配当      中間配当
   ¥40
(連結配当性向)        27.1%                 29.7%         30.3%     34.6%      ―

                                      30.0          29.0
   ¥30                      特別                 特別             28.0
                  25.0      配当                 配当
      特別                    8円                 4円
   ¥20配当                                            17.0      15.0
      5円                               20.0
                  15.0                                                 (期末未定)

   ¥10 記念
          配当                                        12.0      13.0      10.0
          2円      10.0                 10.0
     ¥0
                 2016/9               2017/9        2018/9    2019/9   2020/9
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                          ありがとうございました
                     お問い合わせは、EPSホールディングス㈱
                     財務会計部 IR担当までお願い致します
                TEL:03-5684-7873 / E-Mail:ir@eps.co.jp




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