4282 EPS 2020-04-07 15:00:00
大阪大学とアンジェス株式会社が手掛ける新型コロナウィルス向けDNAワクチン共同開発に医薬品開発支援機関としてEPSグループ参画のお知らせ [pdf]

                                                           2020 年4月7日


各 位
                                          会 社 名   EPS ホールディングス株式会社
                                          代表者名    代表取締役      厳   浩
                                                  (コード番号:4282 東証第一部)



                  大阪大学とアンジェス株式会社が手掛ける
            新型コロナウィルス(COVID-19)向けDNAワクチン共同開発に
               医薬品開発支援機関としてEPSグループ参画のお知らせ



 国立大学法人大阪大学(大阪府吹田市、総長:西尾章治郎、以下「大阪大学」
                                   )とアンジェス株式会社(大
阪府茨木市、代表取締役社長:山田英、以下「アンジェス」
                          )が 2020 年3月5日に発表した「プラスミドDN
A製造技術を用いた新型コロナウイルス向け予防用DNAワクチンの共同開発」において、臨床開発を促進す
るため、医薬品開発支援機関としてEPSグループが参画することが決定いたしました。
 EPSグループは、非臨床試験後の人への投与を行う臨床試験について、運営と管理を行い、臨床開発をス
ムーズに実施するための支援を行います。



【プラスミドDNA製造技術を用いた新型コロナウイルス向け予防用DNAワクチンの開発および製造プロ
ジェクト概要】~3月5日および3月 13 日に配信されたアンジェスのニュースリリースからの参考情報~
(アンジェス社ホームページ:https://www.anges.co.jp/)


    大阪大学(臨床遺伝子治療学・健康発達医学)およびアンジェスおよびが有するプラスミド DNA 製品の
     開発実績を生かし、コロナウイルスの予防用DNAワクチンを共同開発
    DNA ワクチンの製造は、不活化ウイルスをワクチンとする方法(弱毒化ワクチン)や遺伝子組換えウイル
     スタンパク質をワクチンとする方法に比べて、短期間で製造プロセスを確立することが可能
    製造はプラスミドDNAの製造技術と製造設備を有するタカラバイオ株式会社(滋賀県草津市、代表取
     締役社長:仲尾功一)が担当
    株式会社ダイセル(大阪府大阪市、代表取締役社長:小河義美)は、本新規投与デバイスによる皮内へ
     の遺伝子導入法を開発し、その臨床応用を目指した研究を大阪大学(先進デバイス分子治療学、健康発
     達医学)が推進
    本新規投与デバイスを使用することにより、皮内での遺伝子発現効率および抗体産生力を高めることが
     期待されるため、より有効性の高いDNAワクチン開発が可能



【DNAワクチンとは】
 DNAワクチンは、危険な病原体を一切使用せず、安全かつ短期間で製造できる特徴があります。対象とす
る病原体のたんぱく質をコードする環状DNA(プラスミド)を接種することで、病原体たんぱく質を体内で生
産し、病原体に対する免疫を付与します。弱毒化ワクチンとは異なり、病原性を全く持たないため、安全で
す。
【EPSホールディングス株式会社】
1991 年に医薬品開発受託機関(CRO)のパイオニアとして創業以来、開発から育薬、販売、マーケティ
グ、コンサルテーション等のソリューションに加え、ビッグデータ&AI、再生医療などへの取り組みで製
薬、医療機器関連企業、病院・クリニック、アカデミアヘ新しい価値を提供するヘルスケア・ソリューショ
ン・プロバイダーです。
                                                以 上




【本件に関するお問い合わせ先】
 EPSホールディングス株式会社
 広報部
 E-mail:pr@eps.co.jp
 TEL:03-5684-7065