2021年５月19日
2021年9月期 (第31期) EPSホールディングス株式会社
第2四半期決算説明会 取締役
社長執行役員 長岡 達磨
目次
1 事業領域及びマネジメント体制について
2 2021年9月期 第2四半期決算概要
3 2021年9月期 通期業績計画
4 2021年９月期 重点取組み
５ 株主還元
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1 事業領域及びマネジメント体制について
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2021年9月期 EPSグループの事業領域
EPクルーズ(臨床系ITを取り込み）
EPメディエイト
CRO イーピーエス (医療機器+保健機能食品）
国 EP山梨
内
事
業 SMO EP綜合
EPフォース(医薬品情報提供)
CSO EPファーマライン ESリンク
海 Global 中国CRO事業会社
外 Research EPSインターナショナル 他海外事業会社
事
業 上海華新
益通(蘇州)
益新 EPS益新、益新中国 EPトレーディング
他中国事業会社
EPSデジタルシェア(IT・シェアード化推進)
その他
イーピービズ（周辺事業の創出）
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2021年9月期 マネジメント体制 【タテ】
EPS ホールディングス
事業統括本部(CBO)管理・支援・企画推進
Global
CRO SMO CSO Research
益新
(セグメント長) 佐々 山本 小笠原 ※ 早川 ※ 厳
(副セグメント長) 佐久間 ※ 鷲尾 ※ 池田 ※ 田代
島田 ※ 後藤
地家 ※10月より新任
・セグメントにおいて次世代若手人財(女性を含む)をトップマネジメント層に登用
・事業統括本部(CBO)を４セグメントの本社的機能と位置づけ
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2021年9月期 マネジメント体制 【ヨコ】
取締役会 監査役会
グループ経営執行全般(CEO)
厳(会長)
監査室
事業統括本部 管理統括本部
（ＣＢＯ） （ＣＭＯ）
長岡（社長） 関谷（副社長）
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地家 長岡 大社 宋 安藤 早川 山本 小笠原 山田 永妻 小山 林 田代 地家
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2 2021年９月期 第２四半期決算概要
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2021年9月期 連結業績
2020/9期 2021/9期 2021/9期
期初 計画比 前年同期比
（単位：百万円） 第2四半期 第2四半期 第2四半期
計画比 増減率 増減率
実績 期初計画 実績
売上高 33,663 33,506 35,390 1,884 5.6% 5.1%
営業利益 2,684 1,848 3,807 1,959 106.0% 41.9%
（利益率） (8.0%) (5.5%) (10.8%)
経常利益 2,823 1,960 4,326 2,366 120.7% 53.2%
（利益率） (8.4%) (5.8%) (12.2%)
親会社株主に
帰属する 1,917 1,029 2,617 1,588 154.3% 36.5%
当期純利益
（利益率） (5.7%) (3.1%) (7.4%)
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2021年9月期 セグメント別業績
2020/9期 2021/9期 2021/9期
期初 期初計画比 前年同期比
（単位：百万円） 第2四半期 第2四半期 第2四半期
計画比 増減率 増減率
実績 期初計画 実績
売上高 15,595 15,466 16,717 1,251 8.1% 7.2%
CRO
営業利益 2,438 2,220 3,566 1,346 60.6% 46.3%
（率） （15.6％） （14.4％） （21.3％）
国
内 売上高 6,917 6,800 6,700 △100 △1.5% △3.1%
事 SMO
業 営業利益 911 646 940 294 45.5% 3.2%
（率） （13.2％） （9.5％） （14.0％）
売上高 5,663 5,780 6,336 556 9.6% 11.9%
CSO
営業利益 399 361 807 446 123.5% 102.1%
（率） （7.0％） （6.3％） （12.7％）
売上高 1,889 1,402 1,583 181 12.9% △16.2%
海 GR
外 営業利益 99 △109 17 126 ― △82.2％
（率）
事 （5.2％） （―） （1.1％）
業 売上高 4,084 3,988 4,331 343 8.6% 6.1%
益新
営業利益 △257 △159 △181 △22 ― ―
（率） （―） （―） （―）
（注）各セグメントの営業利益には
①HDへの経営指導料を含まない
②のれん償却費・シェアードサービスへの委託費を含む
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2021年9月期 第2四半期連結決算概要
新型コロナウィルスの影響については、前期第４四半期の状況が継続する前提で計画
対 売上高対計画比：5.6％
期 ・国内は、SMOに新型コロナの影響があるものの、新規顧客拡大などにより受注が拡
初 大し順調に推移
計 ・海外顧客向け臨床試験は受託が進まず未達、中国国内の製造販売は計画超過
画 営業利益対計画比：106.0％
・国内(CRO・CSO)の売上超過の効果、コスト構造改革による管理費用の抑制
売上高対前年比：5.1％
・国内は、CROのモニタリングが高稼働率であること、CSOの各業務が順調に伸長し
対 ていることにより、SMOの新型コロナによる影響をカバー
前 ・海外顧客向け臨床試験は稼働案件の減少により売上減
年 ・益新事業は前期製造ライン一時停止の影響等の反動で増加
営業利益対前年比：41.9％
・売上増加の効果、コスト構造改革による管理費用の抑制
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2021年9月期 第2四半期概要（セグメント）
CRO
・ モニタリングは、新規アライアンスの効果による受注増、高稼働率を継続
・ データサイエンスは、業務進捗が良好、低採算案件を改善
・ モニタリング以外の事業も、概ね計画を超過
SMO
・ 新型コロナによる被験者減少、特に地方の医療機関が苦戦
・ CRCの適正配置や原価、販管費抑制強化により営業利益増
・ 引合が好調で、受注残は過去最高
CSO
・ コールセンターは新規取引先開拓、新型コロナ関連業務の受託等により伸長
・ CMRは、新規プロジェクトへの人員配置が進み稼働率向上
・ WEBセミナーの開催増加等により売上増加
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2021年9月期 第2四半期概要（セグメント）
GR
・ 日本:グローバルCROとの競争激化により新規受注苦戦
売上計画超過は下期前倒し
・ 中国:市場拡大に伴い引合好調だが、一部試験が遅延
・ アジア(中国除く):原価・販管費をコントロール
益新
・ 医薬品製造販売は、供給再開により前期比売上増
・ 製品輸入販売(中国向け)は、順調に販売増
・ 研究資材販売(日本向け)は、前期あった大口顧客への売上が今期はなく減少
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2021年9月期 トピックス
1.CACクロア※を買収
PV業務を強みとする㈱CACクロアを買収、同社の優れた情報技術と豊富な実績に
基づく業務ノウハウを活用する予定
※2021年6月買収完了予定
2.香港メインボード上場のSpeed Apparel※を買収
Speed Apparel Holding Limited（EPS創健）を日中間のプロダクトビジネスの
中核とし、「創薬」など多角展開を推進
※2021年４月買収完了、EPS創健科技集團有限公司（EPS Creative Health Technology
Group Ltd.）に社名変更予定
3.土浦市と包括協定締結
同市の災害対応（人材派遣）、健康増進（がん検診率の向上への助言、
ワクチン接種体制構築）等、協力体制の構築
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3 2021年9月期 通期業績計画
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2021年9月期 連結計画
（単位：百万円）
2020/9期 2021/9期 2021/9期 期初 期初計画 前期比率
実績 期初計画 修正計画 計画比 比率 (修正計画)
売上高 66,689 69,800 75,000 5,200 7.4% 12.5%
営業利益 4,553 4,800 5,500 700 14.6％ 20.8％
（利益率） (6.8%) (6.9%) （7.3％）
経常利益 4,978 5,000 5,900 900 18.0％ 18.5％
（利益率） (7.5%) (7.2%) （7.9％）
親会社株主に帰属 1,995 2,600 3,300 700 26.9％ 65.4％
する当期純利益
（利益率） (3.0%) (3.7%) （4.4％）
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2021年9月期 セグメント別計画
2020/9期 2021/9期 2021/9期 前年比率
（単位：百万円） 期初計画比
実績 期初計画 修正計画 （修正計画）
売上高 30,504 31,400 33,100 1,700 8.5%
CRO
営業利益 4,360 4,760 5,500 740 26.1%
（率） （14.3％） （15.2％） （16.6％）
国
内 売上高 13,220 13,900 13,500 △400 2.1%
事 SMO
業 営業利益 1,541 1,300 1,600 300 3.8%
（率） （11.7％） （9.4％） （11.9％）
売上高 11,424 11,600 12,300 700 7.7%
CSO
営業利益 849 740 1,370 630 61.4%
（率） （7.4％） （6.4％） （11.1％）
売上高 3,540 2,900 2,930 30 △17.2%
海 GR
外 営業利益 41 20 △60 △80 ―
事 （率） （1.2％） （0.7％） （―）
業 売上高 8,613 8,800 8,600 △200 △0.2%
益新
営業利益 △210 △200 △370 △170 ―
（率） （―） （―） （―）
（注）各セグメントの営業利益には
①HDへの経営指導料を含まない
②のれん償却費・シェアードサービスへの委託費を含む
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2021年9月期 通期業績計画概要
売上高
・ CROは高稼働率が継続、CSOも伸長するが、SMOは新型コロナの感染拡大
による被験者来院減少の影響を受ける
・ GRはグローバルCROとの競争激化により新規受注苦戦
・ 中国は製造ラインが再開するも、需要の回復が遅れる
・ 買収２社の効果により増収
営業利益
・ 管理費用抑制の効果により営業利益増加
・ 想定を上回る受注に対して人材確保費用の発生
・ インフラ・システムなどのIT基盤整備の先行投資を実施
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2021年9月期 セグメント業績計画の概要
CRO
・ モニタリングは、想定を上回る受注に対応するために、人材確保費用が発生
・ データサイエンス、臨床研究は期初計画を上回る見込み
・ 臨床系ITは売上・利益が若干の未達の見込み
SMO
・ 新型コロナによる影響により期初計画は未達だが、増収増益を計画
・ SDMなどの活用によりCRCの生産性を向上
・ リモート業務推進を前提とした活動経費の大幅な見直し
CSO
・ コールセンターは 新型コロナ関連業務などの受託により伸長
・ CMRは、大型案件の終了による案件の狭間
・ WEBセミナーの開催増加
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2021年9月期 セグメント業績計画の概要
GR
・ 日本:売上が上期前倒し、受注強化のためマーケティング・提案力強化
・ 中国:上期一部試験が遅延したが進展、ローカル案件の受注拡大
・ アジア(中国除く):赤字拠点の縮小・整理など原価・販管費をコントロール
益新
・ 医薬品事業は、製造ラインの新基準への認可が遅れるとともに、当局審査用
サンプル供給のため、販売用製品の生産量が減少
・ 国際貿易は、研究用資材の販売拡大と販売アイテム数の増加
・ 創薬に向けた投資、再編を推進
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2021年9月期 セグメント受注
2020/9期 2021/9期 2021/9期
（単位：百万円） 上期 上期
前年同期 期首比
受注 期首受注残高 受注 受注残高
増減率 増減率
国 CRO 11,307 44,365 24,307 +115.0％ 52,196 +17.7％
内
事 SMO 6,844 21,831 8,204 +19.9％ 23,346 +6.9％
業
CSO 6,085 10,538 6,013 △1.2％ 10,226 △3.0％
海
外 GR △834 5,811 978 ― 5,366 △7.6％
事
業
益新 3,703 158 4,385 +18.4％ 224 +41.8％
その他 295 30 147 △50.2％ 23 △23.3％
合計 27,401 82,737 44,037 +60.7％ 91,384 +10.5％
（注）1.前期GRセグメントの受注のマイナスは、プロジェクト中止による受注の取り消し
2.期首残高は、セグメント組替後
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治験における被験者来院の動向
同意取得数・本登録数推移
被験者数の回復
第3波により再減少
3月比52％減少
注：同意取得数・・治験に参加することを同意した被験者数
本登録数・・実際に治験に参加した被験者数
EP綜合の実績値
新型コロナの陽性者推移：厚生労働省資料を月別集計
2020年 2021年
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月
陽性者数 同意取得数 本登録数
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４ 2021年9月期 重点取組み
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グループの主要な取組み(1)
事業の活性化 ~商品の革新~
1.既存商品を柔軟に組み合わせた新商品開発(例.ハイブリッドCRC/CRAなど)
2.開発戦略企画力の強化
3.バーチャル治験の推進やAI・ビックデータの活用
4.ワンストップサービスの推進(開発から販売まで専門性の高いフルラインサービス)
5.デバイス・保健機能食品など新たな領域へ拡大
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グループの主要な取組み(2)
事業の活性化 ~事業構造の革新~
1.ニーズが低下している業務と低収益業務の再構築
2.欧米市場における提携先との関係強化
3.中国・アジアのCRO事業の再編
4.アカデミアや創薬ベンチャー向けに新たなビジネスモデルの探索
(例.成功報酬型フィーモデルなど）
5.益新事業の新たなステージへの転換
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グループの主要な取組み(3)
組織の活性化
1.新たな働き方への試みを含む人事制度改革
・多様な働き方に対応した勤務体制の構築
・人財の流動化、適材適所の人事の仕組作り
・事業・組織改革の加速化を支援する人事制度改革の推進
2.デジタル化・シェアード化の推進
・ITの活用による業務効率化
・グループ管理系業務の集約化の推進(シェアードサービスの効率化)
3.オフィスの効率的・有効活用の推進
4.グループマネジメントの“型”創りの推進
・マトリクス経営の定着
・思考と実践の反復によるマネジメントの型創り
・研修制度の活用による浸透、定着化
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グループの主要な取組み(4)
創業３０周年プロジェクト
1.30周年記念式典・記念シンポジウム(顧客・社員とのコミュニケーション)
2.CI・社史(アイデンティティの再構築)
3.EPSWAYの増補・改訂(マネジメントの浸透・定着)
新たな事業計画の策定に向けて
筑土プロジェクト
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バーチャル化への新たな取組み
モニターが施設へ訪問しなくてもよい 被験者が施設に来院しなくてもよい
バーチャル バーチャル
モニタリングの効率化や負荷軽減 被験者の利便性や満足度の向上
電子カルテ
検体回収
EHR
（Electronic Health Records）
訪問看護
DDC
電子ワークシート等
（Direct Data Capture） 治験薬配送
eCOA
（eClinRO、ePRO）
デバイス調達
ウェアラブル
版権管理 eConsent
（電子同意）
オンライン診療
医療機関 被験者
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5 株主還元
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配当金について
基本的な配当方針
・ 将来の事業展開と収益力向上に向けて、企業体質強化のために必要な内
部留保を確保
・ 継続的な株主の皆様への利益還元の充実
¥50中間配当で創業30周年記念配当2.5円を実施
・
・ 期末配当については業績の動向を踏まえ決定
期末配当 中間配当
¥40
（連結配当性向） 29.7％ 30.3％ 34.6％ 45.1％ 21.1％
30.0 29.0 28.0
¥30特別 特別
配当 配当 22.5
8円 4円 20.0 （予定）
¥20 20.0 17.0 15.0
10.0
10.0
記念
¥10
配当
10.0 12.0 13.0 10.0 2.5円 12.5
¥0
2017/9 2018/9 2019/9 2020/9 2021/9
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ありがとうございました
お問い合わせは、EPSホールディングス㈱
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