4282 EPS 2020-08-04 16:00:00
2020年9月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2020年9月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年8月4日
上場会社名 EPSホールディングス株式会社 上場取引所 東
コード番号 4282 URL https://www.eps-holdings.co.jp
代表者 (役職名) 代表取締役 (氏名) 厳 浩
問合せ先責任者 (役職名) 取締役 副社長執行役員 (氏名) 関谷 和樹 TEL 03-5684-7873
四半期報告書提出予定日 2020年8月13日
配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 無
四半期決算説明会開催の有無 : 無
(百万円未満切捨て)
1. 2020年9月期第3四半期の連結業績(2019年10月1日∼2020年6月30日)
(1) 連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する四
売上高 営業利益 経常利益
半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年9月期第3四半期 48,481 △3.3 3,174 △17.2 3,279 △15.8 2,077 1.2
2019年9月期第3四半期 50,155 3.5 3,836 △30.1 3,896 △31.3 2,053 △40.5
(注)包括利益 2020年9月期第3四半期 1,372百万円 (△40.9%) 2019年9月期第3四半期 2,322百万円 (△35.7%)
潜在株式調整後1株当たり四半期
1株当たり四半期純利益
純利益
円銭 円銭
2020年9月期第3四半期 45.98 ―
2019年9月期第3四半期 45.61 ―
(2) 連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2020年9月期第3四半期 66,149 47,533 67.5
2019年9月期 66,566 46,337 65.1
(参考)自己資本 2020年9月期第3四半期 44,663百万円 2019年9月期 43,301百万円
2. 配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭
2019年9月期 ― 13.00 ― 15.00 28.00
2020年9月期 ― 10.00 ―
2020年9月期(予想) ― ―
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
期末配当予想については未定としています。
3. 2020年 9月期の連結業績予想(2019年10月 1日∼2020年 9月30日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属する 1株当たり当期
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益 純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円銭
62,000 △10.2 2,500 △60.2 2,500 △60.1 1,000 △72.5 22.29
通期
∼65,000 ∼△5.8 ∼3,500 ∼△44.3 ∼3,500 ∼△44.2 ∼1,500 ∼△58.7 ∼33.44
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 有
連結業績予想につきましては、本日(2020年8月4日)に公表しました「業績予想の修正に関するお知らせ」をご参照ください。
※ 注記事項
(1) 当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
新規 ― 社 (社名) 、 除外 ― 社 (社名)
(2) 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 無
(3) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(4) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年9月期3Q 46,311,389 株 2019年9月期 46,311,389 株
② 期末自己株式数 2020年9月期3Q 1,450,153 株 2019年9月期 1,971,195 株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2020年9月期3Q 45,188,533 株 2019年9月期3Q 45,011,032 株
(注)期末自己株式数には、EPS益新株式会社が所有する当社株式93,090株が含まれています。
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の
業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。
EPSホールディングス㈱(4282) 2020年9月期 第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………2
(1)経営成績に関する説明 ………………………………………………………………2
(2)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 …………………………………4
(3)新型コロナウイルスに関するリスク情報 …………………………………………4
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………6
(1)四半期連結貸借対照表 ………………………………………………………………6
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 …………………………8
四半期連結損益計算書
第3四半期連結累計期間 ………………………………………………………8
四半期連結包括利益計算書
第3四半期連結累計期間 ………………………………………………………9
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………10
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) …………………………10
(セグメント情報等) ………………………………………………………………10
―1―
EPSホールディングス㈱(4282) 2020年9月期 第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第3四半期連結累計期間における業績全般の概況
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間 増減
金額 構成比 金額 構成比 金額 増減率
(百万円) (%) (百万円) (%) (百万円) (%)
売上高 50,155 100.0 48,481 100.0 △1,674 △3.3
営業利益 3,836 7.6 3,174 6.5 △661 △17.2
経常利益 3,896 7.8 3,279 6.8 △616 △15.8
親会社株主に帰属する
四半期純利益
2,053 4.1 2,077 4.3 24 1.2
文中の将来に関する事項は、当第3四半期連結会計期間の末日現在において判断したものです。
当第3四半期連結累計期間における当社グループ全体の連結売上高は、新型コロナウイルスの感染拡大により、
CRO事業、SMO事業を中心に新規案件開始遅延や、被験者来院減少の影響を受けたことや、益新事業において
中国における薬品管理法改正が影響し、製造ラインを一時的に停止したことによる出荷への影響、Global Research
事業において大型案件が前期終了した影響などがあり、対前年同期比3.3%減の48,481百万円となりました。また、
営業利益は、益新事業の製造ライン停止により供給が減少したことや、CRO事業において前期、好採算なモニタ
リング案件及び大型臨床研究が終了した影響、及び新型コロナウイルスの影響により試験の進捗に遅れが生じたこ
とにより、対前年同期比17.2%減の3,174百万円となりました。
一方で、2020年5月8日に公表した修正予算に対しては、国内の緊急事態宣言下においても、新型コロナウイル
スの感染対策を講じながら、受注済み臨床試験等を継続することができたことや、医療機関への訪問自粛等による
マイナスの影響が想定より少なかったことから、連結売上高は超過しました。また、連結営業利益は、連結売上高
が予算を超過したことに加えて、一層の原価抑制を行ったことにより大幅に上回りました。
セグメント別の業績は次の通りです。
セグメントの状況
当社グループは主として以下の5セグメント(国内3、海外2)にて事業を展開しています。
前第3四半期 当第3四半期
増減
連結累計期間 連結累計期間
百万円 百万円 百万円
売上高 22,188 21,756 △431
CRO
営業利益 3,390 2,767 △622
売上高 10,616 9,961 △655
国内事業 SMO
営業利益 1,062 1,234 171
売上高 6,696 8,632 1,936
CSO
営業利益 285 720 435
売上高 3,496 2,665 △831
Global
Research 営業利益又は
△1 124 125
営業損失(△)
海外事業
売上高 8,986 6,046 △2,940
益新 営業利益又は
319 △251 △571
営業損失(△)
CRO事業にあった㈱EPSアソシエイトは2019年10月1日付でGlobal Research 事業のEPSインターナショ
ナル㈱と合併しています。上記の前年同四半期比較については、前第3四半期連結累計期間の数値を変更後のセグ
メント区分に組み替えた数値で比較しています。
―2―
EPSホールディングス㈱(4282) 2020年9月期 第3四半期決算短信
① CRO事業
CRO事業は主に以下の体制にて展開しています。
(ア) 治験・PMS(製造販売後調査)等業務受託:イーピーエス㈱、㈱EPメディエイト
(イ) 臨床研究業務:EPクルーズ㈱
(ウ) 医薬・医療系IT関連業務:EPテクノ㈱
CRO事業を業務別でみると、治験・PMS等受託業務は、取引先とのアライアンス契約が順調に進捗してお
り、引合いも活発であることから、モニターの稼働率が回復傾向にあります。同事業を前年同期と比較すると、
新型コロナウイルスの影響により試験の進捗に遅れが生じたことに加え、モニタリングにおいては高収益案件が
前期終了したこと、前下半期に引合いが低調であったことが当期間に影響し減収減益となりました。
臨床研究業務は、前期に大規模臨床研究が終了したことから、前年同期と比較して売上高が減少していますが、
国立がんセンターとの共同研究を開始するなど臨床研究の引合いは衰えてはおらず、医師主導治験を積極的に受
注することにより稼働率を維持し、また原価削減の効果もあり営業利益は増加しています。
医薬・医療系IT関連業務につきましては、CRO事業におけるデジタル化の推進を行っています。治験・P
MS等受託業務向けの製品販売は、案件の獲得に苦戦しているものの、アカデミアとのアライアンスは進み、引
合いは増加してきています。
この結果、売上高は前年同期と比較して431百万円減の21,756百万円(1.9%減)、営業利益は622百万円減の
2,767百万円(18.4%減)となりました。
② SMO事業
SMO事業は、㈱EP綜合にて展開しています。
同事業では、試験依頼者への提案型営業の全面展開やアライアンス契約による受注の確保、症例集積性のよい
優良施設に対するリソースの集中等を積極的に行っています。
同時に、社内体制の整備と地域性を考慮したCRC(治験コーディネーター)やSMA(治験事務局支援担当
者)の適正配置、IRB(治験審査委員会)の遠隔審査体制を推進などにより、収益性・効率性の向上を押し進め
ながら、がんや精神疾患、皮膚科領域をはじめとした専門性に特化した教育を強化しています。前年同期と比較
すると、新型コロナウイルスの影響で治験の進捗に遅れがみられ、売上高が減少していますが、原価抑制と生産
性の向上により利益は超過しました。
また、前期よりCRO事業及びGlobal Research 事業との協業プロジェクトを開始し、迅速な症例集積と治験
コストの低減を図るための新しいビジネスモデルの展開に取り組んでいます。具体的にはCROで教育を受けた
CRCを、SDM(Site Data Manager)として医療機関に配置し、試験データの精査やシステムへの入力等を専
属で担当することで、CRCを被験者・医療スタッフとの対応や症例集積に集中することが可能となり、業務の
効率化を一層加速させています。
この結果、売上高は前年同期と比較して655百万円減の9,961百万円(6.2%減)となりました。営業利益は上記
取り組みの効果が表れてきており、前年同期と比較して171百万円増の1,234百万円(16.2%増)となりました。
③ CSO事業
CSO事業は㈱EPファーマライン、㈱EPフォース及び㈱ESリンクにて展開しています。
コントラクトMR(契約MR医薬情報担当者)事業は、顧客ニーズに迅速に応え、効率的で機動的な事業運営
を図ることを目的として、2020年6月に㈱EPファーマラインのコントラクトMR部門を㈱EPフォースへ集約
しました。同事業では近年続いた製薬業界のMR削減に起因するコントラクトMRへの需要低減が一巡し、引合
いも回復傾向にあるとともにコントラクトMRが増員できたことから、概ね計画通りとなりました。
医療機関向けのコールセンターを行うメディカルコンタクトセンター事業は、上期に高収益なスポット案件の
受託があったことや、新型コロナウイルスの影響下においてコンタクトセンターの業務の一部を、在宅に切り替
えるなど稼働を維持したことから計画を超過しました。学術資材作成業務は従量制から月額契約への変更が進み、
収益が安定するとともに計画を超過しました。また、BPO事業においては概ね計画通りとなりました。
この結果、売上高は前年同期と比較して1,936百万円増の8,632百万円(28.9%増)、営業利益は前年同期と比
較して435百万円増の720百万円(152.8%増)となりました。
―3―
EPSホールディングス㈱(4282) 2020年9月期 第3四半期決算短信
④ Global Research 事業
Global Research 事業は、EPSインターナショナル㈱とその海外グループ会社で構成されており、中国国内
のCRO事業を含めアジア・パシフィック地域を中心に事業を展開しています。
アジア・パシフィック地域においては引き続き事業基盤を整備しており、各国でのローカル案件の受託に注力
しています。また、中国国内のCRO事業につきましては中国市場の拡大に伴い引合いが増加しており、オペレ
ーションの強化を図ったため、採算性が改善してきています。
海外から受託する国内試験については前期に大型案件が終了したこと及び既存案件の中止と新規受託が低調で
あったことにより減収となりました。その結果全体としては、売上高は前年同期と比較して831百万円減の2,665
百万円(23.8%減)となりました。営業利益は事業基盤整備の効果が表れはじめ、前年同期と比較して125百万円
増の124百万円(前年同期間1百万円の損失)となりました。
⑤ 益新事業
益新事業は、EPS益新㈱と益新(中国)有限公司の2つの統括会社と中国のグループ会社で展開していま
す。
同事業は、㈱スズケンとの緊密な資本業務提携のもと、医薬品や医療機器を中心とした製品関連事業、国際貿
易事業及び周辺サポート関連事業を展開し、「日中をつなぐヘルスケア産業の専門商社」として一層の収益拡大
を図っています。
製品関連事業においては、医薬品の製造販売を収益の柱としていますが、中国で2019年8月に薬品管理法の改
正が公布されたことに伴って、既存製造業者への一斉点検・検査が実施され、中国のグループ会社においても製
造ラインを一時的に停止したことが影響し、売上・利益ともに減少しました。当該製造ラインについては、2019
年12月中に稼働は再開しましたが、物流面、営業面で新型コロナウイルスの影響を受けました。また医療機関へ
の来院患者が引き続き減少している影響から、需要低下の影響を受けています。
医療機器販売等は新規開拓が順調に推移し、収益を伸ばしています。
また、国際貿易事業においては、製品の販売が順調に推移しています。
その結果、売上高は前年同期と比較して2,940百万円減の6,046百万円(32.7%減)、営業損失は251百万円(前
年同期間319百万円の利益)となりました。
(2)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
最近の動向を踏まえ、2020年5月8日に公表しました「業績予想の修正及び配当予想の修正に関するお知らせ」
で公表しました業績予想値を修正しています。本日(2020年8月4日)に公表しました「業績予想の修正に関する
お知らせ」をご参照ください。
(3)新型コロナウイルスに関するリスク情報
当社グループは製薬会社を主とした医薬品開発等を支援しており、新薬開発に当たっては医療機関において臨床
試験を実施しています。臨床試験においては被験者(患者)の参加が必要です。
当社グループは、基本原則として、従業員をはじめとし、被験者、医療機関の関係者、依頼者の安全性の確保を
第一に考えて事業に取り組んでいます。一方、今般の新型コロナウイルスにより、当社グループの財政状態及び経
営成績等に影響を及ぼす以下のようなリスクがあると考えています。
当社グループは、リスクの発生を認識した上で、発生の回避及び発生した場合の対応に努める方針ですが、今後
起こり得るさまざまな要因により、大きな影響を受ける可能性があります。
なお、文中における将来に関する事項は、当第3四半期連結会計期間の末日現在において判断したものです。
① 従業員が新型コロナウイルスに感染するリスク
当社グループの事業は医療機関で直接業務を行うことも多いため、従業員に対しては新型コロナウイルス感染予
防に対して細心の注意を図り感染対策を講じていますが、当社グループの従業員が感染し、代替の従業員を用意で
きない等により、業務の継続が長期間にわたり困難になった場合、当社グループの財政状態及び経営成績等に影響
を及ぼす可能性があります。
―4―
EPSホールディングス㈱(4282) 2020年9月期 第3四半期決算短信
② 依頼者が新型コロナウイルスの影響により開発を中断・延期するリスク
依頼者において、新型コロナウイルス感染拡大防止等の観点から、実施中もしくは予定している臨床試験等の業
務の延期または中止となる状況が長期化した場合、当社グループの財政状態及び経営成績等に影響を及ぼす可能性
があります。
③ 医療機関が新型コロナウイルスの影響により臨床試験等の実施が不可能となるリスク
医療機関において、新型コロナウイルスの感染状況等により、臨床試験等の継続が長期間にわたり不可能となっ
た場合、当社グループの財政状態及び経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。
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EPSホールディングス㈱(4282) 2020年9月期 第3四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2019年9月30日) (2020年6月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 17,283 19,818
受取手形及び売掛金 16,125 13,907
有価証券 1,858 1,241
商品及び製品 992 962
仕掛品 1,464 2,347
その他 3,248 3,665
貸倒引当金 △137 △200
流動資産合計 40,834 41,742
固定資産
有形固定資産 5,658 6,561
無形固定資産
のれん 6,762 6,728
その他 991 1,339
無形固定資産合計 7,754 8,067
投資その他の資産
投資有価証券 4,786 4,152
敷金及び保証金 2,067 2,058
その他 5,492 3,594
貸倒引当金 △27 △26
投資その他の資産合計 12,319 9,778
固定資産合計 25,732 24,407
資産合計 66,566 66,149
負債の部
流動負債
買掛金 648 664
短期借入金 1,265 2,665
1年内返済予定の長期借入金 449 224
未払法人税等 1,302 440
賞与引当金 3,051 1,486
受注損失引当金 242 332
その他 9,030 9,098
流動負債合計 15,991 14,911
固定負債
長期借入金 424 256
役員退職慰労引当金 395 105
退職給付に係る負債 2,146 2,091
資産除去債務 614 586
その他 656 663
固定負債合計 4,238 3,704
負債合計 20,229 18,615
―6―
EPSホールディングス㈱(4282) 2020年9月期 第3四半期決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2019年9月30日) (2020年6月30日)
純資産の部
株主資本
資本金 3,888 3,888
資本剰余金 13,669 12,876
利益剰余金 28,628 29,583
自己株式 △3,765 △2,037
株主資本合計 42,420 44,310
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 808 192
為替換算調整勘定 544 528
退職給付に係る調整累計額 △470 △367
その他の包括利益累計額合計 881 353
非支配株主持分 3,035 2,870
純資産合計 46,337 47,533
負債純資産合計 66,566 66,149
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EPSホールディングス㈱(4282) 2020年9月期 第3四半期決算短信
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
四半期連結損益計算書
第3四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2018年10月1日 (自 2019年10月1日
至 2019年6月30日) 至 2020年6月30日)
売上高 50,155 48,481
売上原価 32,559 33,536
売上総利益 17,596 14,944
販売費及び一般管理費 13,759 11,770
営業利益 3,836 3,174
営業外収益
受取利息 74 83
受取配当金 55 59
保険解約益 82 56
助成金収入 34 98
その他 29 84
営業外収益合計 276 381
営業外費用
支払利息 11 11
為替差損 169 19
新型コロナウイルス感染症による損失 - 195
その他 35 50
営業外費用合計 216 276
経常利益 3,896 3,279
特別利益
投資有価証券売却益 274 -
段階取得に係る差益 198 -
保険解約返戻金 - 668
特別利益合計 472 668
特別損失
退職給付制度移行損失 84 -
事業再編損 - 274
特別損失合計 84 274
税金等調整前四半期純利益 4,283 3,673
法人税、住民税及び事業税 1,150 1,053
法人税等調整額 739 715
法人税等合計 1,889 1,769
四半期純利益 2,394 1,904
非支配株主に帰属する四半期純利益又は非支配株主
341 △172
に帰属する四半期純損失(△)
親会社株主に帰属する四半期純利益 2,053 2,077
―8―
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四半期連結包括利益計算書
第3四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2018年10月1日 (自 2019年10月1日
至 2019年6月30日) 至 2020年6月30日)
四半期純利益 2,394 1,904
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 306 △615
為替換算調整勘定 △382 △21
退職給付に係る調整額 0 103
持分法適用会社に対する持分相当額 2 1
その他の包括利益合計 △72 △532
四半期包括利益 2,322 1,372
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 2,143 1,549
非支配株主に係る四半期包括利益 178 △177
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(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
当社は、2019年10月29日開催の取締役会決議に基づき、2019年12月12日付で、香港泰格醫藥科技有限公司を処分
先とする第三者割当による自己株式1,400,000株の処分を行っています。
また、2019年12月20日開催の取締役会決議に基づき、2020年1月17日付で、譲渡制限付株式報酬として自己株式
35,463株の処分を行いました。
さらに、当社は2019年2月1日開催の取締役会及び、2020年3月18日開催の取締役会決議に基づき、自己株式
913,900株の取得を行いました。
これらにより、当第3四半期連結累計期間において、自己株式が1,727百万円減少し、当第3四半期連結会計期間
末の自己株式は2,037百万円となっています。
(セグメント情報等)
Ⅰ 前第3四半期連結累計期間(自 2018年10月1日 至 2019年6月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント
四半期連結
Global 調整額(注) 損益計算書
CRO事業 SMO事業 CSO事業 Research 益新事業 その他 計 計上額
事業
売上高
外部顧客への売上高 20,576 10,577 6,609 3,256 8,957 179 50,155 ― 50,155
セグメント間の内部
1,612 39 86 240 29 1,386 3,393 (3,393) ―
売上高又は振替高
計 22,188 10,616 6,696 3,496 8,986 1,565 53,549 (3,393) 50,155
セグメント利益 3,390 1,062 285 (1) 319 51 5,108 (1,272) 3,836
(注) セグメント利益の調整額 (1,272)百万円には、セグメント間取引消去等の 18百万円、各報告セグメントに配分
していない全社費用 (1,290)百万円が含まれています。全社費用の主なものは、当社(持株会社)に係る費用
です。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
第1四半期連結会計期間に、当社を株式交換完全親会社、往来技術株式会社を株式交換完全子会社とする株
式交換を実施したことにより、「CRO事業」セグメントにおいて、のれんの金額が1,164百万円増加していま
す。なお、2019年4月1日付で、イートライアル株式会社は往来技術株式会社を吸収合併し、EPテクノ株式
会社へ社名変更しています。
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EPSホールディングス㈱(4282) 2020年9月期 第3四半期決算短信
Ⅱ 当第3四半期連結累計期間(自 2019年10月1日 至 2020年6月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント
四半期連結
Global 調整額(注1) 損益計算書
CRO事業 SMO事業 CSO事業 Research 益新事業 その他 計 計上額
事業
売上高
外部顧客への売上高 20,697 9,938 8,569 2,528 6,032 714 48,481 ― 48,481
セグメント間の内部
1,059 22 62 137 13 1,350 2,646 (2,646) ―
売上高又は振替高
計 21,756 9,961 8,632 2,665 6,046 2,065 51,127 (2,646) 48,481
セグメント利益 2,767 1,234 720 124 (251) 47 4,643 (1,468) 3,174
(注) 1 セグメント利益の調整額 (1,468)百万円には、セグメント間取引消去等の 9百万円、各報告セグメントに
配分していない全社費用 (1,477)百万円が含まれています。全社費用の主なものは、当社(持株会社)に
係る費用です。
2 株式会社EPSアソシエイトはEPSインターナショナル株式会社を2019年10月1日付で吸収合併し、商
号をEPSインターナショナル株式会社へ変更しています。それに伴い、セグメントを「CRO事業」か
ら「Global Research事業」に変更しました。なお、前第3四半期連結累計期間のセグメント情報は、当第
3四半期連結累計期間の報告セグメントに基づき作成したものを開示しています。
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