4251 恵和 2021-02-12 16:00:00
2020年12月期 決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2020年12月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
2021年2月12日
上 場 会 社 名 恵和株式会社 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 4251 URL https://www.keiwa.co.jp/
代 表 者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 長村惠弌
問合せ先責任者 (役職名) 取締役副社長管理本部本部長 (氏名) 石田憲次 (TEL) 03(5643)3783
定時株主総会開催予定日 2021年3月25日 配当支払開始予定日 2021年3月26日
有価証券報告書提出予定日 2021年3月26日
決算補足説明資料作成の有無 : 有
決算説明会開催の有無 : 有 (機関投資家・アナリスト向け )
(百万円未満切捨て)
1.2020年12月期の連結業績(2020年1月1日~2020年12月31日)
(1)連結経営成績 (%表示は対前期増減率)
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年12月期 14,735 △6.9 1,102 18.0 996 5.4 740 7.0
2019年12月期 15,823 0.4 934 24.0 945 27.4 692 53.3
(注) 包括利益 2020年12月期 726百万円( 8.8%) 2019年12月期 667百万円( 126.3%)
潜在株式調整後
1株当たり 自己資本 総資産 売上高
1株当たり
当期純利益 当期純利益率 経常利益率 営業利益率
当期純利益
円 銭 円 銭 % % %
2020年12月期 93.41 91.38 12.1 6.1 7.5
2019年12月期 109.55 108.31 17.2 6.5 5.9
(参考) 持分法投資損益 2020年12月期 -百万円 2019年12月期 -百万円
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
2020年12月期 17,655 7,213 40.9 819.72
2019年12月期 15,260 4,999 32.8 647.77
(参考) 自己資本 2020年12月期 7,213百万円 2019年12月期 4,999百万円
(3)連結キャッシュ・フローの状況
営業活動による 投資活動による 財務活動による 現金及び現金同等物
キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー 期末残高
百万円 百万円 百万円 百万円
2020年12月期 1,224 △1,679 1,593 3,832
2019年12月期 1,733 △1,046 278 2,646
2.配当の状況
年間配当金 純資産
配当金総額 配当性向
配当率
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計 (合計) (連結)
(連結)
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 百万円 % %
2019年12月期 - 0.00 - 13.00 13.00 100 11.9 2.2
2020年12月期 - 0.00 - 13.50 13.50 118 14.5 1.8
2021年12月期(予想) - 0.00 - 10.00 10.00 8.8
(注) 2020年12月期期末配当金の内訳 記念配当 3円50銭 特別配当
3.2021年12月期の連結業績予想(2021年1月1日~2021年12月31日)
(%表示は、通期は対前期、四半期は対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
第2四半期(累計) 7,006 △1.8 673 25.1 650 24.8 485 7.1 55.16
通 期 14,874 0.9 1,344 22.0 1,298 30.3 994 34.3 113.05
※ 注記事項
(1)期中における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
新規 -社 (社名) 、 除外 -社 (社名)
(2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(3)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年12月期 8,800,500株 2019年12月期 7,717,400株
② 期末自己株式数 2020年12月期 243株 2019年12月期 -株
③ 期中平均株式数 2020年12月期 7,930,475株 2019年12月期 6,319,783株
※ 決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
当該資料のうち、将来の見通し及び計画に基づく予測には、不確実な要素が含まれており、変動する可能性を有
しております。従って、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績は現時点で
の当社の判断に対して大きく異なる可能性もあります。
恵和株式会社(4251) 2020年12月期 決算短信
○添付資料の目次
1.経営成績等の概況 ……………………………………………………………………………………2
(1)当期の経営成績の概況 …………………………………………………………………………2
(2)当期の財政状態の概況 …………………………………………………………………………2
(3)当期のキャッシュ・フローの概況 ……………………………………………………………3
(4)今後の見通し ……………………………………………………………………………………3
(5)利益配分に関する基本方針、次期の配当 ……………………………………………………4
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方 …………………………………………………………4
3.連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………5
(1)連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………5
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書 ……………………………………………………7
(3)連結株主資本等変動計算書 ……………………………………………………………………9
(4)連結キャッシュ・フロー計算書 ………………………………………………………………11
(5)連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………12
(継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………12
(表示方法の変更) …………………………………………………………………………………12
(セグメント情報) …………………………………………………………………………………12
(1株当たり情報) …………………………………………………………………………………13
(重要な後発事象) …………………………………………………………………………………14
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恵和株式会社(4251) 2020年12月期 決算短信
1.経営成績等の概況
(1)当期の経営成績の概況
当連結会計年度におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症が世界規模で拡大しており、日本国内にお
いても、経済・社会活動が制限され、景気後退及び先行きの不透明な状況が続いております。
このような経済状況におきまして、当社グループは、積極的な高付加価値製品の販売促進活動を実施するとと
もに、生産性の向上にも努めました。既存事業につきましては、機能製品事業が取引先の生産量減少の影響を受
け需要が減少した一方、光学シート事業はリモートワーク・リモートラーニングの促進による影響で需要が増加
しました。また、開発事例として、自動車部品用特殊フィルムの販売開始や、医療用工程フィルムの市場開拓に
取り組んでおります。
なお、市場環境の変化に対応するため、機能製品分野の再構築に取り組んで参りましたが、このたびSAFC
K-Site(旧九州工場)での生産品目を滋賀AFセンターに移管することになりました。本件に伴う費用として、固
定資産の減損損失を当期の特別損失として計上しております。
この結果、当社グループの当連結会計年度の売上高は14,735百万円(前期比6.9%減)、営業利益は1,102百万
円(前期比18.0%増)、経常利益996百万円(前期比5.4%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は740百万円
(前期比7.0%増)となりました。
なお、セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。
[光学シート事業]
新型コロナウイルス感染症の影響により第1四半期に一時需要減少がありましたが、3月以降回復しその後も
堅調に推移しました。スマートフォンに代表される小型液晶ディスプレイは、個人消費の低迷により需要が減少
しましたが、当社のターゲットである高級セグメントは、安定的に推移いたしました。タブレットやノートPC等
中型ディスプレイは、リモートワーク・リモートラーニングの世界的普及促進により需要が増加しております。
この結果、売上高9,770百万円(前期比1.0%減)、セグメント利益2,839百万円(前期比17.0%増)となりまし
た。
[機能製品事業]
機能製品分野では、新型コロナウイルス感染症の影響により、いずれの分野も受注減となりました。利益の少
ない販売品目の整理や生産体制の計画的集約などに取り組んでおります。なお、生産要員は光学シート事業への
異動を開始しております。
この結果、売上高4,965百万円(前期比16.7%減)、セグメント利益55百万円(前期比2,050.4%増)となりま
した。
(2)当期の財政状態の概況
(資産)
当連結会計年度末における総資産は17,655百万円となり、前連結会計年度末に比べ2,394百万円増加いたしま
した。これは主に、現金及び預金が1,184百万円、有形固定資産が1,035百万円、それぞれ増加したことによる
ものであります。
(負債)
当連結会計年度末における負債は10,441百万円となり、前連結会計年度末に比べ179百万円増加いたしまし
た。これは主に、営業外電子記録債務が907百万円増加したものの支払手形及び買掛金が387百万円、未払金が
249百万円それぞれ減少したこと等によるものであります。
(純資産)
当連結会計年度末における純資産は7,213百万円となり、前連結会計年度末に比べ2,214百万円増加いたしま
した。これは主に、資本金が794百万円、資本剰余金が794百万円、利益剰余金が640百万円、それぞれ増加した
こと等によるものであります。
この結果、自己資本比率は40.9%(前連結会計年度末32.8%)となりました。
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恵和株式会社(4251) 2020年12月期 決算短信
(3)当期のキャッシュ・フローの概況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末より1,186百万円増加し、3,832百万円
となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における営業活動によるキャッシュ・フローは、1,224百万円の収入(前期は1,733百万円の
収入)となりました。主な要因としては、税金等調整前当期純利益926百万円、減価償却費1,092百万円による
収入があった一方で、仕入債務の減少額396百万円などの支出があったことによります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における投資活動によるキャッシュ・フローは、1,679百万円の支出(前期は1,046百万円の
支出)となりました。主な要因としては、有形固定資産の取得による支出1,641百万円などの支出があったこと
によります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における財務活動によるキャッシュ・フローは、1,593百万円の収入(前期は278百万円の収
入)となりました。主な要因としては、株式の発行による収入1,588百万円、長期借入れによる収入1,500百万
円があった一方で、長期借入金の返済による支出1,354百万円などの支出があったことによります。
(4)今後の見通し
当社は高品質、高性能製品の販売を強化することで、利益志向の経営を行ってまいります。「グローバル・ニ
ッチ」市場に注力し、強みを生かせる領域に集中しつつ、新たな事業の創出を目指します。新規事業を推進する
一方、プレシジョンマーケティングとプレシジョン生産を戦略の骨子として、急激な為替変動リスクに対応しつ
つ確実な利益の確保に努めます。同時に、コーポレート・ガバナンス、コンプライアンスを経営の重要課題と位
置づけ、CSV及び経営基盤(安全、品質、セキュリティ、情報インフラ)の強化を図ります。さらに、イノベーシ
ョンを追求するAll KEIWA Innovation(AKI)活動の継続とモチベーションと生産性を高める人事戦略の実行を継
続いたします。
なお、事業別には以下のとおり対応してまいります。
[光学シート事業]
光拡散フィルム分野では、中・小型拡散フィルムへの選択的集中マーケティングを継続します。特に技術進歩
が進展中の高価格セグメントのシェアアップを目指します。生産部門では、高性能・高品質な製品を高精度で製
造し、世界シェアNo.1の高級セグメントの地位をより高めることで、収益性向上を実現いたします。また複合拡
散板など「高機能性フィルム」の市場投入を推進し、新製品開発を進捗いたします。
[機能製品事業]
機能製品分野では、当社の安定基盤事業として精密技術を中心に機能フィルムの供給等による差別化を図ると
ともに、販売品目の整理や生産体制の計画的集約を推進します。従来からの防錆紙、工程紙等の製品の安定事業
に加え、自動車、建材分野への特殊フィルムの供給などを進め、高付加価値製品の比率を高め、将来にわたる成
長を目指してまいります。
以上の結果、2021年12月期の連結業績予想につきましては、売上高14,874百万円(前期比0.9%増)、営業利益
1,344百万円(前期比22.0%増)、経常利益1,298百万円(前期比30.3%増)、親会社株主に帰属する当期純利益
994百万円(前期比34.3%増)を見込んでおります。
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恵和株式会社(4251) 2020年12月期 決算短信
(5)利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当
当社は、企業価値を継続的に拡大し、株主への利益還元を行うことを重要な経営課題と認識しており、必要な
内部留保を確保しつつ、経営成績及び財務状態を勘案した上で、利益配当を実施していくことを基本方針として
おります。
上記方針に基づき、当期の期末配当につきましては、1株につき13.5円(うち、普通配当10円、東証一部指定
記念配当3.5円)とさせていただく予定であります。また、次期の期末配当につきましては、1株当たり10円の期
末配当を見込んでおります。
なお、内部留保金の使途につきましては、将来の企業価値向上のための生産設備や研究開発投資や財務基盤の
強化等、有効に活用する予定であります。
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方
当社グループは、連結財務諸表の期間比較可能性及び企業間の比較可能性を考慮し、当面は、日本基準で連結
財務諸表を作成する方針であります。
なお、IFRSの適用につきましては、国内外の諸情勢を考慮の上、適切に対応していく方針であります。
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恵和株式会社(4251) 2020年12月期 決算短信
3.連結財務諸表及び主な注記
(1)連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2019年12月31日) (2020年12月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 2,809,627 3,993,627
受取手形及び売掛金 3,248,036 3,322,890
商品及び製品 1,043,928 1,163,840
原材料及び貯蔵品 436,672 390,988
その他 550,889 607,761
貸倒引当金 △414 △414
流動資産合計 8,088,739 9,478,693
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 3,553,651 3,647,194
機械装置及び運搬具(純額) 2,070,080 2,002,272
土地 539,179 539,179
建設仮勘定 57,797 911,637
その他(純額) 267,625 423,122
有形固定資産合計 6,488,333 7,523,406
無形固定資産
ソフトウエア 57,404 62,221
無形固定資産合計 57,404 62,221
投資その他の資産
投資有価証券 397,822 375,466
繰延税金資産 162,997 147,854
その他 119,393 125,021
貸倒引当金 △53,699 △57,589
投資その他の資産合計 626,513 590,753
固定資産合計 7,172,251 8,176,380
資産合計 15,260,991 17,655,074
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(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2019年12月31日) (2020年12月31日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 3,301,630 2,913,879
1年内返済予定の長期借入金 1,248,218 1,292,975
未払金 764,006 514,371
未払法人税等 98,192 89,585
製品保証引当金 57,140 48,145
営業外電子記録債務 - 907,414
その他 612,968 399,838
流動負債合計 6,082,156 6,166,210
固定負債
長期借入金 3,801,167 3,901,534
退職給付に係る負債 264,925 274,351
資産除去債務 81,601 83,863
その他 32,011 15,338
固定負債合計 4,179,705 4,275,087
負債合計 10,261,862 10,441,297
純資産の部
株主資本
資本金 906,499 1,700,880
資本剰余金 675,099 1,469,480
利益剰余金 3,232,843 3,873,336
自己株式 - △379
株主資本合計 4,814,441 7,043,317
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 79,277 55,672
繰延ヘッジ損益 - △1,186
為替換算調整勘定 115,139 125,194
退職給付に係る調整累計額 △9,729 △9,221
その他の包括利益累計額合計 184,687 170,459
純資産合計 4,999,129 7,213,776
負債純資産合計 15,260,991 17,655,074
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(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書
連結損益計算書
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年1月1日 (自 2020年1月1日
至 2019年12月31日) 至 2020年12月31日)
売上高 15,823,348 14,735,937
売上原価 11,866,779 10,502,731
売上総利益 3,956,568 4,233,205
販売費及び一般管理費 3,021,938 3,130,645
営業利益 934,630 1,102,560
営業外収益
受取保険金 57,428 24,748
助成金収入 14,586 10,845
売電収入 23,878 23,224
受取配当金 11,890 9,180
為替差益 27,179 -
その他 13,335 18,175
営業外収益合計 148,299 86,173
営業外費用
支払利息 53,177 48,687
売電費用 16,220 14,207
手形売却損 29,485 10,354
支払補償費 35,429 38,486
為替差損 - 80,056
その他 3,466 534
営業外費用合計 137,778 192,327
経常利益 945,151 996,406
特別利益
固定資産売却益 1,035 253
投資有価証券売却益 38,412 9
補償金収入 - 50,000
特別利益合計 39,448 50,263
特別損失
固定資産除却損 3,757 12,906
投資有価証券評価損 5,825 605
減損損失 28,980 105,709
その他 167 628
特別損失合計 38,730 119,850
税金等調整前当期純利益 945,868 926,819
法人税、住民税及び事業税 206,232 158,666
法人税等調整額 47,297 27,334
法人税等合計 253,530 186,000
当期純利益 692,338 740,819
非支配株主に帰属する当期純利益 - -
親会社株主に帰属する当期純利益 692,338 740,819
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連結包括利益計算書
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年1月1日 (自 2020年1月1日
至 2019年12月31日) 至 2020年12月31日)
当期純利益 692,338 740,819
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 7,903 △23,605
繰延ヘッジ損益 - △1,186
為替換算調整勘定 △22,858 10,054
退職給付に係る調整額 △9,729 508
その他の包括利益合計 △24,684 △14,228
包括利益 667,653 726,590
(内訳)
親会社株主に係る包括利益 667,653 726,590
非支配株主に係る包括利益 - -
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(3)連結株主資本等変動計算書
前連結会計年度(自 2019年1月1日 至 2019年12月31日)
(単位:千円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 266,400 35,000 2,547,110 - 2,848,510
会計方針の変更による累
△686 △686
積的影響額
会計方針の変更を反映した
266,400 35,000 2,546,424 - 2,847,824
当期首残高
当期変動額
新株の発行(新株予約権
-
の行使)
新株の発行 640,099 640,099 1,280,198
剰余金の配当 △5,920 △5,920
親会社株主に帰属する当
692,338 692,338
期純利益
自己株式の取得 -
株主資本以外の項目の当
-
期変動額(純額)
当期変動額合計 640,099 640,099 686,418 - 1,966,616
当期末残高 906,499 675,099 3,232,843 - 4,814,441
その他の包括利益累計額
その他 その他の 純資産合計
退職給付に係る
有価証券 繰延ヘッジ損益 為替換算調整勘定 包括利益
調整累計額
評価差額金 累計額合計
当期首残高 71,374 - 137,998 - 209,372 3,057,883
会計方針の変更による累
- △686
積的影響額
会計方針の変更を反映した
71,374 - 137,998 - 209,372 3,057,197
当期首残高
当期変動額
新株の発行(新株予約権
- -
の行使)
新株の発行 - 1,280,198
剰余金の配当 - △5,920
親会社株主に帰属する当
- 692,338
期純利益
自己株式の取得 - -
株主資本以外の項目の当
7,903 - △22,858 △9,729 △24,684 △24,684
期変動額(純額)
当期変動額合計 7,903 - △22,858 △9,729 △24,684 1,941,931
当期末残高 79,277 - 115,139 △9,729 184,687 4,999,129
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恵和株式会社(4251) 2020年12月期 決算短信
当連結会計年度(自 2020年1月1日 至 2020年12月31日)
(単位:千円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 906,499 675,099 3,232,843 - 4,814,441
会計方針の変更による累
-
積的影響額
会計方針の変更を反映した
906,499 675,099 3,232,843 - 4,814,441
当期首残高
当期変動額
新株の発行(新株予約権
7,522 7,522 15,045
の行使)
新株の発行 786,858 786,858 1,573,717
剰余金の配当 △100,326 △100,326
親会社株主に帰属する当
740,819 740,819
期純利益
自己株式の取得 △379 △379
株主資本以外の項目の当
-
期変動額(純額)
当期変動額合計 794,381 794,381 640,493 △379 2,228,876
当期末残高 1,700,880 1,469,480 3,873,336 △379 7,043,317
その他の包括利益累計額
その他 その他の 純資産合計
退職給付に係る
有価証券 繰延ヘッジ損益 為替換算調整勘定 包括利益
調整累計額
評価差額金 累計額合計
当期首残高 79,277 - 115,139 △9,729 184,687 4,999,129
会計方針の変更による累
- -
積的影響額
会計方針の変更を反映した
79,277 - 115,139 △9,729 184,687 4,999,129
当期首残高
当期変動額
新株の発行(新株予約権
- 15,045
の行使)
新株の発行 - 1,573,717
剰余金の配当 - △100,326
親会社株主に帰属する当
- 740,819
期純利益
自己株式の取得 - △379
株主資本以外の項目の当
△23,605 △1,186 10,054 508 △14,228 △14,228
期変動額(純額)
当期変動額合計 △23,605 △1,186 10,054 508 △14,228 2,214,647
当期末残高 55,672 △1,186 125,194 △9,221 170,459 7,213,776
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恵和株式会社(4251) 2020年12月期 決算短信
(4)連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年1月1日 (自 2020年1月1日
至 2019年12月31日) 至 2020年12月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前当期純利益 945,868 926,819
減価償却費 929,624 1,092,970
貸倒引当金の増減額(△は減少) △13,643 3,154
賞与引当金の増減額(△は減少) 272 -
製品保証引当金の増減額(△は減少) △37,507 △8,995
退職給付に係る負債の増減額(△は減少) 12,488 12,117
受取保険金 △57,428 △24,748
受取補償金 - △50,000
減損損失 28,980 105,709
為替差損益(△は益) △48,330 △36,555
受取利息及び受取配当金 △13,736 △13,802
支払利息 53,177 48,687
売上債権の増減額(△は増加) 476,463 △71,764
たな卸資産の増減額(△は増加) △114,005 △72,039
仕入債務の増減額(△は減少) △195,315 △396,432
未払金の増減額(△は減少) 70,821 △23,440
その他 △32,764 △188,796
小計 2,004,963 1,302,884
利息及び配当金の受取額 13,733 13,788
利息の支払額 △53,727 △48,593
保険金の受取額 57,428 24,748
法人税等の支払額 △289,384 △117,858
補償金の受取額 - 50,000
営業活動によるキャッシュ・フロー 1,733,014 1,224,969
投資活動によるキャッシュ・フロー
定期預金の預入による支出 △162,063 1,117
投資有価証券の取得による支出 △12,754 △12,909
投資有価証券の売却による収入 114,288 -
無形固定資産の取得による支出 △24,928 △29,346
有形固定資産の売却による収入 7,889 3,330
有形固定資産の取得による支出 △969,270 △1,641,392
投資活動によるキャッシュ・フロー △1,046,838 △1,679,202
財務活動によるキャッシュ・フロー
長期借入れによる収入 900,000 1,500,000
長期借入金の返済による支出 △1,857,422 △1,354,876
株式の発行による収入 1,280,198 1,588,762
自己株式の取得による支出 - △379
リース債務の返済による支出 △38,464 △40,336
配当金の支払額 △5,920 △100,123
財務活動によるキャッシュ・フロー 278,391 1,593,047
現金及び現金同等物に係る換算差額 31,115 47,354
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 995,682 1,186,168
現金及び現金同等物の期首残高 1,650,955 2,646,637
現金及び現金同等物の期末残高 2,646,637 3,832,806
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恵和株式会社(4251) 2020年12月期 決算短信
(5)連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(表示方法の変更)
前連結会計年度において、独立掲記しておりました「営業外収益」の「受取補償金」は、金額的重要性が乏し
くなったため、当連結会計年度より「その他」に含めて表示しております。また、前連結会計年度において、
「営業外収益」の「その他」に含めていた「受取配当金」は、金額的重要性が増したため、当連結会計年度より
独立掲記することとしております。
(セグメント情報)
1 報告セグメントの概要
当社グループの報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、
経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっております。
当社グループは事業部を基礎とした製品・サービス別セグメントから構成されており、「光学シート事業」、
及び「機能製品事業」の2つを報告セグメントとしております。
「光学シート事業」は、主にFPD(フラット・パネル・ディスプレイ)向けの光拡散フィルムの製造、販売及び
加工を行っており、「機能製品事業」は、産業用包装資材、産業用工程紙、クリーンエネルギー材料の他、建築
資材用の部材や農業用資材等の多岐に渡る製品の製造、販売及び加工を行っております。
2 報告セグメントごとの売上高、利益、資産その他の項目の金額の算定方法
報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」と
同一であります。
報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値であります。
3 報告セグメントごとの売上高、利益、資産その他の項目の金額に関する情報
前連結会計年度(自 2019年1月1日 至 2019年12月31日)
(単位:千円)
報告セグメント 連結財務諸表
調整額
計上額
光学シート事業 機能製品事業 計 (注1)
(注2)
売上高
外部顧客への売上高 9,864,351 5,958,996 15,823,348 - 15,823,348
セグメント間の内部
- - - - -
売上高又は振替高
計 9,864,351 5,958,996 15,823,348 - 15,823,348
セグメント利益 2,427,428 2,576 2,430,004 △1,495,373 934,630
セグメント資産 8,457,167 2,955,692 11,412,860 3,848,130 15,260,991
その他の項目
減価償却費 674,184 111,768 785,952 143,671 929,624
有形固定資産及び
957,625 96,486 1,054,112 336,017 1,390,130
無形固定資産の増加額
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恵和株式会社(4251) 2020年12月期 決算短信
当連結会計年度(自 2020年1月1日 至 2020年12月31日)
(単位:千円)
報告セグメント 連結財務諸表
調整額
計上額
光学シート事業 機能製品事業 計 (注1)
(注2)
売上高
外部顧客への売上高 9,770,402 4,965,534 14,735,937 - 14,735,937
セグメント間の内部
- - - - -
売上高又は振替高
計 9,770,402 4,965,534 14,735,937 - 14,735,937
セグメント利益 2,839,186 55,394 2,894,580 △1,792,020 1,102,560
セグメント資産 9,966,865 2,463,484 12,430,350 5,224,724 17,655,074
その他の項目
減価償却費 773,618 119,006 892,625 200,345 1,092,970
有形固定資産及び
1,654,691 129,189 1,783,880 462,621 2,246,502
無形固定資産の増加額
(注)1.調整額は以下のとおりであります。
(1) セグメント利益の調整額は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費及び研究開発費が含まれていま
す。
(2) セグメント資産の調整額は、主に報告セグメントに割り振れない余資運用資金(現金及び預金)長期投資
資金(投資有価証券)、繰延税金資産及び研究開発に係る資産等であります。
(3) 減価償却費の調整額は、主に報告セグメントに帰属しない研究開発に係る資産等の減価償却費でありま
す。
(4) 有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額は、主に報告セグメントに帰属しない研究開発に係る資
産等であります。
2.セグメント利益は、連結損益計算書の営業利益と一致しています。
(1株当たり情報)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年1月1日 (自 2020年1月1日
至 2019年12月31日) 至 2020年12月31日)
1株当たり純資産額 647円77銭 819円72銭
1株当たり当期純利益 109円55銭 93円41銭
潜在株式調整後1株当たり当期純利益 108.31銭 91円38銭
(注) 1株当たり当期純利益及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
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恵和株式会社(4251) 2020年12月期 決算短信
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年1月1日 (自 2020年1月1日
至 2019年12月31日) 至 2020年12月31日)
1株当たり当期純利益
親会社株主に帰属する当期純利益(千円) 692,338 740,819
普通株主に帰属しない金額(千円) - -
普通株式に係る親会社株主に帰属する当期純利益
692,338 740,819
(千円)
普通株式の期中平均株式数(株) 6,319,783 7,930,475
潜在株式調整後1株当たり当期純利益
親会社株主に帰属する当期純利益調整額(千円) - -
普通株式増加数(株) 72,361 176,179
(うちストック・オプション(株)) (72,361) (176,179)
希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後1株当たり
- -
当期純利益の算定に含まれなかった潜在株式の概要
(重要な後発事象)
当社は、2021年2月12日開催の取締役会において、下記のとおり生産集約に伴う工場移転統合を決定いたしまし
た。
1.工場移転統合の理由
当社は、市場環境の変化に対応するため、機能製品分野の再構築に取り組んで参りましたが、このたびSAFC
K-Site(旧九州工場)での生産品目を滋賀AFセンターに移管することになりました。
移管目的は、第1に研究開発拠点と近接している滋賀AFセンターに機能性フィルムの生産を集中し技術開発力を
高めることにより、新規開発型生産体制へシフトすること。第2に、ロジスティクスの改善を行い、JIT対応によっ
て顧客満足を得ること。第3に、集中生産体制をとることにより省力化を行い、将来の労働力不足に備えることで
す。
2.実施時期
2021年10月末(予定)
3.業績に与える影響
本件に伴う費用については、減損損失として31百万円を計上しております。また 2021年12月期の連結業績見通し
にも織り込み済みです。
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