4250 Q-フロンティア 2021-09-28 15:30:00
2021年11月期の業績予想について [pdf]

                                                                                         2021 年9月 28 日


各    位
                                                        会 社 名             株式会社フロンティア
                                                        (コード:4250             TOKYO    PRO    Market)
                                                        代表者名              代表取締役社長                 山田   紀之
                                                        問合せ先              執行役員管理部長                柳野   敦
                                                        T    E        L   092-791-8688
                                                        U    R        L   https://all-frontier.com/




                                2021 年 11 月期の業績予想について


    株式会社フロンティア(以下「当社」
                    )は、本日 2021 年9月 28 日に福岡証券取引所 Q-Board への新
規上場の承認をされております。(詳細につきましては、福岡証券取引所ウェブサイトで公表されてお
ります開示資料をご参照ください。
               )


2021 年 11 月期(2020 年 12 月1日から 2021 年 11 月 30 日)における当社グループの連結業績予想は、
次のとおりであります。


【連結】                                                                               (単位:百万円・%)
                               2021 年 11 月期             2021 年 11 月期                  2020 年 11 月期
                                    (予想)                中間期累計期間                          (実績)
                      決算期
                                                            (実績)
                                     対売上        対前期                       対売上                     対売上
項     目                              高比率        増減率                       高比率                     高比率

売             上         高   1,688     100.0     114.0         612          100.0       1,480      100.0


営         業       利     益    104        6.2     136.9            41          6.8             76    5.2

経         常       利     益    103        6.1     134.4            42          7.0             77    5.2

親会社株主に帰属する
                              79        4.7     129.5            29          4.9             61    4.1
当期(中間)純利益
1 株 当 た り 当 期
(中間)純利益金額                       125 円 19 銭                  47 円 21 銭                    97 円 30 銭

1株当たり配当金                            20 円 00 銭                    -                            -

    (注)1.2020 年 11 月期(実績)及び 2021 年 11 月期中間期累計期間(実績)の1株当たり当期(中間)純利益
         は、期中平均発行済株式数により算出しております。
       2.2021 年 11 月期(予想)の1株当たり当期純利益は、公募予定株式数(50,000 株)を含めた期中平均発
         行株式数   (予定)  により算出し、 オーバーアロットメントによる売出しに関連する第三者割当増資分    (最
         大 15,000 株)は考慮しておりません。
       3.2021 年 11 月期の1株当たり配当金(予定)には上場記念配当金5円 00 銭が含まれております。

    ご注意:この文章は一般に公表するための記者発表文であり、投資勧誘を目的に作成されたものではありません。投資を行うに
       際しては、必ず当社が作成する「新株式発行並びに株式売出届出目論見書(並びに訂正事項分) をご覧いただいた上で、
                                                  」
       投資家ご自身の判断で行うようお願いいたします。
                                                   1
【 2021 年 11 月期連結業績予想の前提条件 】
(1)当社グループの見通し
 当連結会計年度におけるわが国経済は、国内外での新型コロナウイルス感染症拡大の影響により内閣府発表の
2020 年通年の実質 GDP が前年比 4.6%減となる等、11 年ぶりのマイナス成長となりました。また、年初には再び 11
都府県に緊急事態宣言が発出され、大変厳しい状況ではありますが、2021 年2月よりワクチンの接種が開始される
等、今後の沈静化への期待感を背景に徐々に経済が回復していくことが予測されます。自動車業界においては、新
車販売台数が、2020 年 12 月から 2021 年5月までの累計で前年比 112.4%(2021 年6月1日発表の一般社団法人
「日本自動車販売協会連合会」統計資料より)と新型コロナウイルス感染症拡大の影響や半導体不足の影響もあり
ながらも前年を上回る状況となっております。
 このような状況の中で、当社グループ(当社、連結子会社)の主力事業であります PB 販売事業では、徐々に新型
コロナウイルス感染症拡大前の営業活動の再開を目指し新型コロナウイルス感染症の感染状況に充分留意しながら
営業活動を行っております。OEM/ODM 事業では、今年のクリスマスシーズンに向けた大口受注を獲得し、量産体制
に入っております。
 以上により、2021 年 11 月期の連結業績予想は、売上高 1,688 百万円(前期比 14.0%増)、営業利益 104 百万円(前
期比 36.9%増)、経常利益 103 百万円(前期比 34.4%増)、親会社株主に帰属する当期純利益 79 百万円(前期比
29.5%増)を見込んでおります。
 なお、2021 年7月 12 日に 2021 年 11 月期業績予想を修正しております。業積予想の修正の主な概要は、2021 年
5月までの実績に、当該実績を踏まえて修正した6月以降の見通しを加味した上で策定しております。


(2)業績予想の前提条件
①売上高
 当社グループの事業は、PB 販売事業と OEM/ODM 事業の2つのセグメントから構成されております。


(PB 販売事業)
 当事業は、当社が、主に自動車アフターパーツの製造・販売を行っているものです。自動車アフターパーツとは
自動車工場から出荷された自動車に後付けされるカーナビや、カーエアコン等の自動車部品・用品を言います。そ
の市場は自動車メーカー指定の純正品と、それ以外の業者が販売する社外品とに区分されており、当社は自動車ア
フターパーツを「当社⇒連結子会社(新域國際香港有限公司)⇒中国提携工場」による生産工程を有し、企画開発
から製造、販売までを一貫して行う製販一体の体制となっております。このような体制で社外品サイドバイザーの
製造販売を開始し、現在ではフロアマット、ナンバーフレーム枠といった製品も製造販売しており、更に新しい商
材の開発に取り組んでおります。
 当連結会計年度においては、新型コロナウイルス感染症対策に留意しながら、都道府県単位で自動車販売会社を
1社ずつ訪問する従来からの営業活動を再開し、最も営業効果のあがる Face to Face の訪問営業で新規顧客獲得を
図ると同時に、既存取引先には提案型営業で深耕を進めることで、営業基盤の拡大を進めてまいります。
 以上により、PB 販売事業の売上高は、1,076 百万円(前期比 17.1%増)を見込んでおります。


(OEM/ODM 事業)
 当事業は、当社連結子会社である新域國際香港有限公司の主たる事業で、顧客の要望する商品の製造を受託し当
社が選定した工場にて製品化し、顧客に納品しており、現在は、主に国内玩具メーカー向けの電子玩具(児童向け
パソコン型玩具、タブレット型玩具等)を中国提携工場で完成品まで製造し日本国内へ出荷しております。
 当連結会計年度においては、巣ごもり需要効果もあり、人気キャラクター製品の引き合い、商談も引き続き堅調
で、既にクリスマスシーズンに向けた大口受注も獲得し、量産体制に入っております。
 以上により、OEM/ODM 事業の売上高は、612 百万円(前期比 9.0%増)を見込んでおります。


 以上により、連結売上高は、1,688 百万円(前期比 14.0%増)を見込んでおります。
 ご注意:この文章は一般に公表するための記者発表文であり、投資勧誘を目的に作成されたものではありません。投資を行うに
    際しては、必ず当社が作成する「新株式発行並びに株式売出届出目論見書(並びに訂正事項分) をご覧いただいた上で、
                                               」
    投資家ご自身の判断で行うようお願いいたします。

                                 2
②売上原価、売上総利益
(PB 販売事業)
 売上原価は、海外輸入仕入が主で、製品代金、輸入諸掛、貿易仲介業者の乙仲費用、港湾荷揚作業料等のデバン
ニング費用で構成されており、前連結会計年度まで及び当中間期連結累計期間の原価率実績を参考にして想定した
原価率を、見込売上高に乗じて算出しております。
 以上により、PB 販売事業の売上原価は 554 百万円(前期比 20.0%増)
                                       、売上総利益は 522 百万円(前期比 14.3%
増)を見込んでおります。


(OEM/ODM 事業)
 主に国内玩具メーカー向けの電子玩具の製品仕入代金で、案件ごとに積み上げて算出しております。
 以上により、OEM/ODM 事業の売上原価は 552 百万円(前期比 9.3%増)
                                         、売上総利益は 59 百万円(前期比 6.3%増)
を見込んでおります。
 以上により、連結売上原価は 1,106 百万円(前期比 14.4%増)、連結売上総利益は 582 百万円(前期比 13.4%増)
を見込んでおります。


③販売費及び一般管理費、営業利益
 販売費及び一般管理費は、人件費、出荷関連費用(外注費、荷造運賃、保管料)
                                    、営業関係費用、総務関係費用等
で構成され、前連結会計年度実績をベースとして積み上げて予想値を算出し、2021 年 5 月までの実績を踏まえた上
で、6月以降の予想値を見直し策定しております。
 以上により、販売費及び一般管理費は 477 百万円(前期比 9.3%増)
                                    、営業利益は 104 百万円(前期比 36.9%)を見
込んでおります。


④営業外損益、経常利益
 営業外収益は、主に事務所の一部を他社に賃貸している受取家賃と 2021 年 1 月に発生した訴訟関連債務戻入益で
6百万円、営業外費用は、主に金融機関からの借入金に対する支払利息で7百万円を見込んでおります。また、営
業外損益に含まれる為替差損益については、US ドル建て仕入れ代金に関して発生する可能性がございますが、これ
による為替差損益は 92 千円と見込んでおります。
 以上により、経常利益は 103 百万円(前期比 34.4%増)を見込んでおります。


⑤特別損益、親会社株主に帰属する当期純利益
 特別利益は、固定資産売却益 1 百万円を見込んでおります。
 法人税等は税金等調整前当期純利益見込額に法定税額計算を試算し 27 百万円、法人税等調整額は繰延税金資産の
追加計上により△1百万円を見込んでおります。
 以上により、2021 年 11 月期の親会社株主に帰属する当期純利益は 79 百万円(前期比 29.5%増)を見込んでおり
ます。


⑥為替による影響
 2021 年 11 月期の為替レートを 1US ドル 107.00 円と想定しておりますが、現時点において為替変動による当期の
業績へ与える影響は軽微であります。


【業績予想に関するご留意事項】
 本資料に記載されている当社グループの業績予想は、現時点において入手している情報及び合理的であると判断す
る一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により予想数値と異なる可能性があります。


                                                               以上
 ご注意:この文章は一般に公表するための記者発表文であり、投資勧誘を目的に作成されたものではありません。投資を行うに
    際しては、必ず当社が作成する「新株式発行並びに株式売出届出目論見書(並びに訂正事項分) をご覧いただいた上で、
                                               」
    投資家ご自身の判断で行うようお願いいたします。

                                3