4249 森六 2019-10-15 17:10:00
2020年3月期 業績予想修正 補足資料 [pdf]

2020年3月期 業績予想修正

     補足資料




     2019年10月15日
 森六ホールディングス株式会社
経常利益 増減要因
                                                                (億円)
100
      経常利益   経常利益
      88      89

80
                                                              経常利益
                                   8
                                            0                  69
                          13                              0
                                                     △3
60
                                 【改善施策】
                                 ・生産体質向上
                    △38           付加価値生産性向上(良品率・原材料費・労務費)
                                 ・新機種の生産ロス最小化
40                                立ち上げ時の早期工程確立
                                 ・販管費削減
                                  物流の見直しによる配送・保管費削減
                                 ・内製化拡大
20
                               ・経常利益:△20億円(△22.5%)
                               ・営業利益:△20億円(△22.2%)
      営業利益   営業利益                                             営業利益
       86     90                                               70
 0




                                                                     1/5
所在地別・セグメント別 売上 増減要因                                                           (億円)
1,900

                                      ・US$:110円→107円       ※為替影響(計△33)
                                      ・中国元:16.40円→15.60円    ・北米(樹脂):△17
                                                            ・中国アジア(樹脂):△10
                 △17                                        ・中国アジア(ケミ):△6

                       △22
1,800

                             △33      △3
                【日本】                                     20
                ・顧客生産台数は増加したが、軽自動車が中心。 △27
        1,860   ・ケミカルは輸出、新規案件に遅れ。                   0
                【北米】                         △28
                ・顧客生産台数の減少に加え、高付加価値車種が伸びず。
1,700           ・モデルチェンジの減少に伴い金型売上も減少。
                ・米国工場の生産、出荷は正常化するものの収益正常化はまだ道半ば。
                【中国・アジア】                                                1,750
                ・中国:生産台数は好調なものの、顧客の複数社購買・現地メーカーとの競合により単価は減少。
                ・アジアは自動車販売伸び悩み。


                                   ・売上:△110億円(△5.9%)
1,600




                                                                                     2/5
所在地別・セグメント別 営業利益 増減要因                                                 (億円)



90                                                  ※為替影響(計△3)
                0                                    ・中国アジア(樹脂):△2
          △2                                         ・その他:△1
                              0
80                    △6
                                    △5              0
                                               △1
70   90                                                   △6
               ※下期は上期対比20億円増益
                ・北米:10億円増益(工場正常化)
                ・中国・アジア:10億円増益(中国 季節要因)

60                                                               70

                         ・営業利益:△20億円(△22.2%)

50




                                                                         3/5
第3四半期以降の業績改善のための取り組み

<樹脂加工製品事業>
・原価低減、品質向上による競争力強化

・塗装・成形の良品率引上げにより、材料費・労務費(時間外・休日出勤)・光熱費等を
 削減(特に北米)

・生産変動に応じて適正人員に調整、生産の自動化・効率化、内製化率を上げ付加価値
 生産性を高める(北米、中国はじめ全社)

・昨年秋に発生した米国工場の生産混乱は収束し、生産・出荷共に現在は正常化
 収益面の改善と再発防止のため、日本人によるマネジメントを強化

・既存顧客以外の販路拡大により1台当たり売上減少(製品構成)へ対応

<ケミカル事業>
・中国・アジアへ新たな経営資源投入し拡販(中国内陸部・インド・タイ)

・メディカル・ヘルスケア事業戦略の一環として、高機能多層フィルム新工場建設


                                           4/5
2020年3月期上期の取り組み
 タイ工場 建屋を拡⼤、⽣産能⼒1.3倍へ              競争⼒強化に向けた⾃動化・省⼈化

・2019年以降の更なる受注拡⼤に対応する            ・成型・塗装・組⽴の各工程を細分化し、それぞれの
 ため、2度目の工場拡張を実施                   工程で⾃動化ノウハウを蓄積
                                 ・軽・⼩型⾞用の部品でも収益を確保できるよう、
                                  多台持ち、多工程持ちを拡⼤
                                 【導入事例の⼀部】

                                                  成 形
                                                ゲートカット機
                                                (端末処理)
                                                 導入効果
                                                ・工数削減▲7秒
                                                ・台持ち拡⼤による
 建    坪    20,000㎡から28,800㎡に拡張                   作業工数抑制
                                  組 ⽴
 ⽣ 産 能 ⼒   1.3倍に拡⼤(予定)
                                 多軸汎用CLIP
 設備投資額     約4億円                  挿入・ビス締め機
           2019年 7月 契約
 日    程                          導入効果
           2020年 3月 完成(予定)
           ・出荷エリアを拡張し、顧客へ直接納     ・省⼈化▲1名
 特    徴     品することで、外部倉庫費用を削減     ・品質の安定
           ・⾃動化拡⼤によるコスト競争⼒up     ・サイクル短縮

                                                            5/5